柊 2014-06-16 01:29:42 |
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>物乃芽
っ、そんな!
そんな意味で言ったのではありません。
私はただ真実を聞くのが恐ろしいだけなのです。物乃芽さんが、物乃芽さんの方が、それが後に偽りとなってしまうのではないかと。だから私は敢えて、自分が恐れずにこれからも物乃芽さんと接することができるようにと、……私は、私の方が臆病なのです。
(近づけられた顔に、今度は顔を逸らすことはなく。そのまま吸い込まれてしまいそうな程に美しい物乃芽の瞳をジと見つめながら)
嗚呼、駄目ですね。
私は物乃芽さんのことを知る度に欲張りになってしまいます。
(撫でられる頬はそのままに、空いている手で物乃芽の着物の袖を握りながら、しかし今度は顔を伏せて)
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