柊 2014-06-16 01:29:42 |
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>柊
……何を言ってるんだ。俺は、そのつもりで言ったんだが。
そう、聞こえなかったか?
(我が儘だと言う相手に己の気持ちは伝わらなかったのだろうかと若干残念に思いつつ、言葉というのはやはり難しいとしみじみした気持ちでもいて
…人と昼寝するなんて子供みたいだな。……子猫、母親はいないようだし此処で一緒に暮らすか。責任は取らないとな。名前はあったほうがいいよな…。あんたが付けるといいよ
(寝室に行き敷き布団だけ敷き直しながら先程の重たい空気を払拭するかのように穏やかな声色で話し、相手の腕の中にいる猫を見ては華奢な身体を纏う白い着物に目を移し
……あんたって本当に白が似合うよな
(恐ろしいほどに、と言葉を飲み込むとゆっくりと相手に近付き敷き布団の上に引きずり込むようにして座らせると先刻の儚く切ない感情が溢れそうになるが表情には出さず、猫に触れる手を軽く持ち上げ握り込んで
柊、…俺は、…
(俯いたまま言いかけてやめると相手を休ませようと身体を支えながら横たわらせてやって
>物乃芽
――ふふ、本当に。言葉は口にしないと伝わりません、ちゃんと伝えたつもりだとしても。自惚れてはいけないと自制してしまって、私は物乃芽さんと寝たい寝たいと欲を晒してはそれが叶ったことをとても嬉しく思って仕方ないのです。
(支えられながら横になると、何かを言いかけてやめた物乃芽を探るわけでもなく、ただ先程のことを思い出してそう言葉を紡ぐ。握られた手にそっと力を入れると、その隙間を子猫がチロチロと舐めて。くすぐったそうに微笑みながら)
――…この子の名前は何がいいでしょうか。折角ですから冬と春に因んだ名前が良いのですが、私はどうも知識に疎いもので、この子の一生を考えると悩んでしまいますね。
>柊
……一生、か。そうだな。…こいつは雌だからな。……春と冬か
もうあれだよ。タマでいいんじゃないか…無難だろ。猫はタマかミケだと本に、書いてあった……
(命名を振られると握り合う手はそのままに相手と向き合う形で横になり、ざらつく舌で手を舐める猫を眺めては考え込むように一度目を閉じて。春と冬といえば椿や牡丹、梅などの花がすぐに思い浮かんだが、なにかしっくりこず眠気もあって面倒なわけではないがどこか投げやりなふうに言って。
柊…もう、無茶はするなよ。…寿命が、…縮む。……あんたとは少しでも…永く、こうしていたいんだ……あんたのことが、好き…だから—---
(相手の方が疲れているだろうに、柊が目の前にいる安心感と緊張がとけたせいか一気に睡魔が襲ってくれば声量は語尾に行くほど小さくなっていき、最後は殆ど消え入りそうな声で無意識に言えば静かに寝息を立て始め。それでも柊の手を握る力はほとんど変わりなく
>物乃芽
タマかミケですか?
そうですねぇ――…ではシラタマにしましょう。色は白く、それからタマというお名前を貰って。
お前の名前はこれからシラタマですよ、よろしくお願いしますね。
(眠そうな物乃芽の手をそっと一度離して子猫を両手で撫でると、シラタマは名前を気に入ったようなそうでないような、しかしミャーとだけ小さく鳴くとそのまま眠りについて。それに微笑むと、片手はシラタマにもう片方の手は物乃芽に。そんな二人の姿を見ていると柊も次第に瞬きが増え始める)
――…私も、物乃芽さんが大好きですよ。けれどきっと、それは違うのでしょう。本当に言葉は難しいです、同じ言葉なのにこんなにも意味が違うのですから。
(寝息が聞こえてくると、物乃芽の頭を優しく撫でて。いつも撫でられて寝る側の自分とは違う立場にやはり優しく微笑むと、しかし上記を述べて悲しそうに。それから「おやすみなさい」と述べると柊も眠りについて)
>柊
(相手の綺麗な声が遠くで心地よく響いてくる感覚に髪を撫でる優しい感触が加わり、ゆるやかな暖かい微睡みにいざなわれるが、どこか儚げに聞こえるのは気のせいだろうか…
(じめっとした空気の中、ふわりと涼しい風が小窓からさし吹き前髪を撫でられれば目を覚まして。ふと小窓を見てみると赤色や黄色、紫といった複雑な色が折り重なった何とも美しい空が広がっていて、ぼんやりとした意識が浮上すれば小さく瞬いて。
……柊、きれ、い…ってまだ寝てるか。…それにしてもシラタマって…。上手そうな名前だよな。
お前、気に入ってるのか?…シラタマ。…俺が居ないときお前が此奴の傍にいてやれよ
(相手にもこの景色を見せたいと思わず話しかけるが、美しくもあどけない寝顔を見れば声を小さくして相手が起きている時には見せない優しい微笑みを零して。そして、シラタマを自分の顔の前に持ってくると、やはり普段見せない声色と表情で話しかけ小さく笑っては相手の腹の上辺りに置き、夕食の準備のために布団を畳むとその場を後にして
…ここに来てから色々あったよな、ほんと。
あいつ…本当は俺のことどう思ってるんだ…なんでいつもあんな悲しそうに笑うんだよ
(ここに来て数日、色々なことがあり過ぎて正直身体も心も追いついていない。また相手を理解するごとに見えてしまう、あの優美な微笑みの裏にある哀しみを感じ取ってしまい心がキシリと痛んで
…というか、今日の夜は眠れそうにないな。…星でも見にいくかな
(勝手場で煮物に添える小ネギを切りながら独り言を呟いて
>物乃芽
―――…ん、――シラ、タマ?…ふふ、くすぐったい。
(すっかり夜が更けてしまった頃、鼻腔をくすぐる良い匂いと木々の揺れる音に目が覚め起き上がり。日中のじめりとした空気はすっかり冷え、思わず空を見上げるとそこには光輝く星が見える。星座の知識などまるでない柊だが、その瞳に写る星たちに思わず感嘆の声をあげていると、いつの間にか柊の膝へと座っていたシラタマがチロチロと柊の手を舐める)
さてさて、シラタマ。
今日のお夕飯は何だと思います?良い匂いがしてしまって、シラタマもそう思うでしょう?
物乃芽さんの作ってくださるご飯は美味しいですから、きっとシラタマも気に入ります。
さぁおいで、
(言いながらシラタマを抱き上げると、しかし布団を畳んでいないことに気が付いて。一度降ろそうとするも、随分と器用に柊の肩へと乗っかるシラタマに驚きながら布団を畳み勝手場へと足を進める。シラタマを肩に乗せたまま、途中聞こえる鳥の鳴き声に耳を澄ませながら)
―――物乃芽さん、いらっしゃいますか?
(間もなくして勝手場へ足を踏み入れると、遠慮がちに声を掛けながら)
>柊
まだ起きないか…
(一通り夕飯の準備を終えたがまだ相手が起きそうになかったため一人でする食事ほどつまらないものはないと思い、とりあえず一人分だけ盛りつけその椀を盆の上に乗せて机の上に置くと竹籠をかぶせてその場を離れ
…渡りの時期か。…聞いたことのない鳴き声だな
(縁側に腰掛け、涼しい風を感じながら煌めく夜空を見上げているとどこからか鳥の鳴き声が聞こえてきて。本の知識でしかないが、春と夏の変わり目、夏鳥が異国から繁殖の為に渡ってくると聞いたことがあり何の鳥だろうかと知識欲が湧いており
…あいつ、大丈夫かな
(ふと思い浮かぶのは相手の淑やかな表情と、あの白く華奢な身体についた傷。あまり気にしすぎては互いの為にならないと分かっているが、今のこの状況ですら気持ちがすれ違っているように思え悲観的になってしまい。
…あーあ、ちっさいな。ほんと、何考えてるんだ
(相手のことになるとどうにも嫌な己ばかり出てくる気がする。----本当に嫌なのだろうか。
結局、頭の中は柊のことでいっぱいで其れが己だけかと思うとやりきれなくなればばたりと後ろに倒れて悪態を吐くとぼんやりと天井を仰いで
>物乃芽
――…いない、
(勝手場に赴くも、物乃芽がいないことを確かめると静かに息を吐いて。それから机上に置かれた夕御飯に目を向け竹籠を取ると「美味しそう」と一言呟く。シラタマは肩から降りて夕御飯を手でちょいちょいとつついているが、「ごめんね、また後で」と申し訳なさそうに言葉にすると、シラタマを今度は抱き抱えて物乃芽を探しに行こうとする。ふと空を仰ぐと、輝く星に鳥の鳴き声が聞こえて。それに合わせてシラタマも鳴くものだから、それが面白くて思わず微笑む)
――――あらあら、そんなとこに居ては風邪を引いてしまいますよ。ねぇシラタマ。
(それからしばらく、何処にいるだろうかと思うが、何故か思い当たる場所は一つしか無くて。ふと縁側に立ち寄ると、やはりそこには探していた相手が倒れるような形で天井を仰いでいる。そこにひょっこりと顔を覗くように見て上記を述べると、柊は物乃芽を笑いながら見下ろしていた。そしてその場に膝をつき正座になると、シラタマは徐に物乃芽のお腹へぽすりと飛び込んで)
悲しそうな顔をしていたから、というのは言い訳にならないですかね。
(ポンポンと自身の膝を叩くと、柊はニコニコと笑って。膝枕の意を示しているが、それが物乃芽に伝わっているだろうか、そのようなことを考えるのでもなく。ただおいでおいでと、誘うように物乃芽の髪を撫でて耳にかけながら)
>柊
(相手が此方に近付いて来るのが分かったが身動きはせず、あの綺麗な微笑みで覗き込まれるとほんの少し心が温かくなる気がして)
悲しそう、俺が…?…まさか。俺はあんたと入れて幸せだよ。……というかまるで俺を猫のように見てないか?
(表情に出したつもりはなかったが相手には伝わってしまったのだろうかと笑顔を見上げながら訝しげに言えば瞼を一度閉じて「幸せだ」と言い。膝を叩いたことの意図を理解するのに少し時間を要したが膝枕だと分かると腹の上に乗るシラタマを撫でながら肘を突き僅かに上半身を起こして照れを隠したような小さな笑みを浮かべ冗談交じりに言って
あんた、足怪我してるのに正座なんてしたら痛むだろう。ほら、少し崩せって
(シラタマを支えながら体勢を横にすると相手の足を軽く撫で崩させると怪我をしている脹ら脛への負担を軽減しようとして。相手のことになるとどうも心配性になると内心苦笑しながら。
飯は…食べたのか?
(時間的に食べていないのを分かった上で聞きながら、ついさっき相手の膝枕を拒否したような態度を取ったにもかかわらず今度はごく自然な動作で相手に身を寄せ崩した足の上に頭を乗せ寝そべると必然的に見上げる形で見詰めて
……星が綺麗だな。春とはまた違う気がする。…俺たちの知らない季節か
>物乃芽
ふふ、確かにシラタマも物乃芽さんをあまり変わらないかもしれません。
もちろん悪い意味ではないんですよ、それだけ愛らしいということです。
一人でなんでも頑張ってしまうところとか、今も。こうやっている時間が私は好きですよ。
シラタマも物乃芽さんも、大好きで、そして今幸せです。
(猫のように見ているという物乃芽に対し、思えばそうかもしれないと少し思案する。放っておけないところも一人で頑張ろうとするところ、そして今も猫のように、聞こえは悪いかもしれないがゴロンと横になって。けれどそれは決して悪いわけではなく、むしろ気の抜けたような物乃芽の姿を見れるのは柊にとっても嬉しいことであり)
怪我をしているといってもそれほど痛くはないんですよ。
それに、そのお話をしてしまうとシラタマが悲しそうな顔をしちゃいますから。
ここではしー、ですよ。
ねぇシラタマ、ご飯は物乃芽さんも一緒にって、我慢したんですよね。
(上記を述べながら人差し指を口元に寄せると、優しそうに微笑んで。物乃芽のお腹の上ですっかり気が抜けたように転がるシラタマを撫でながら、しかし言葉に甘えて足を崩す。それからご飯のことについてシラタマに問いかけると、「我慢したぞ!」とでもいうようにニャーニャーと鳴いて)
――知らない季節とは、時に怖いものだとも思いました。
けれど、知らない季節だからこそ広がる世界もあると、そう思うととてもワクワクしちゃって。
きっとこの星たちも、明日とは違う輝きを見せるのでしょう。
同じ日は二度とやってこないと、今あるこの時を思う存分に感じないと駄目ですね。
(物乃芽につられるように空を仰ぐと、そこには春や冬とは違った星の並びが広がって。それに高揚すると、下を向いて物乃芽の両頬を両手で覆うと、額をくっつけるようにして顔を近づけて上記を述べる)
>柊
(己とシラタマを好きだと、共に居て幸せだという相手の言葉は心にすとんと落ちて来て心地よい。それなのにほんの少しだけ細い棘が刺さるような感覚はなんだろう。
風に揺れる白い髪に見惚れつつぼんやりと目の前の相手のことを想って
あんたは、俺よりもシラタマの気持ちを分かってるみたいだ
…飯、ここで食べてもいいかも知れないな。あー…でもシラタマにはまだはやいか
(生物と関わることを恐れ気持ちを通わすことを避けていた相手を思い出せば、成長が見えた気がして嬉しいと同時に少し寂しくなる。本で読んだ保護者の気持ちという奴だろうか。そんなことを考えながらニャーニャーを鳴く子猫に「お前はまだ牛乳か?」と問いかけつつ、でも牛乳は良くないんだっけと本の中の知識を巡らせて)
俺も…そう思う。…多分。いや、きっと、あんたが…柊がいるからそう思えるんだ
さっき綺麗な夕焼けが見えた時もあんたを真っ先に想った。
あんたと共に見る景色はすべてが暖かい
(両頬を包まれ顔が近付くとそのひんやりとした、それでも至極優しいぬくもりに心が満たされていき相手をもっと感じたいと願うと床に片手をつき状態を僅かに起こせば首筋に口付けるように顔を埋め静かに囁くように言って
柊にとってシラタマへの好きと、俺への好きは…同じか?
(首筋から顔を離し柊の綺麗な瞳を真っ直ぐに見詰めると、唐突に心に引っ掛かっていたことをどこか切なげな瞳と声色で問えば、再び相手に身を委ね片手を空に伸ばすと月明かりで美しく煌めく白い髪をそっと撫でて
>物乃芽
そうですねぇ、シラタマには何かお魚をよくほぐしたものなど、でもまだ子猫ですからどうなんでしょうか。牛乳はもう少し大きくなってからの方が良いかもしれませんね、シラタマは何が食べたいですか?
(ふふ、と微笑みながら。物乃芽とシラタマのやり取りを見て嬉しそうに笑みを浮かべる。まるで親子のようだと、その光景を温かく感じていると、上記を述べながらシラタマの背中をスリスリと撫でて。「シラタマの気持ちが分かる」という物乃芽の言葉に、「物乃芽さんとシラタマは似ていますから」と小さく嬉しそうに呟く)
(首筋に微かにあたる物乃芽の吐く息や、それから彼が喋る度に震える空気の振動。それらは柊の頬を朱く染めるには十分で、今まで見たことのない彼の姿に思わず顔を逸らそうとするが、しかし反面そんな彼の姿を見たいと伏せ目がちにも睫毛を震わせながら。それから離れる物乃芽の顔と、代わりに紡げられた言葉に一瞬だけ目を見開いて)
――――…どうなので、しょうか。
シラタマも物乃芽さんも、とてもとても大切です。
そしてこの上ない程に、好きという言葉で表せれない程、この思いは止めどないもので。
けれど―――…いいえ、これはきっと言い訳になってしまうのでしょう。
私はずっと春に焦がれていたのです。どれほど温かい存在なのだろうかと。
そして貴方に出会った。
貴方は私の想像していたよりもずっとずっと大人で、そして温かくて。
叶うならば、貴方とずっと共に居たい。隣に居てくれるだけで、それ以上の幸せはないでしょう。
これでは、伝わらないでしょうか。
>柊
(相手の逸らされた顔は赤く色付いていてそれが己の言動が起こしたことだと思うと気分が高揚する。一つ一つの仕草に目が行きどんな意味なのだろう、嬉しいのだろうか、恥ずかしいのだろうか、それとも怯えているのだろうかと様々な思考が駆けめぐって
…少し意地悪な質問だったな、どっちがなど優劣をつけることなど出来ないからな
でもあんたの中で俺が大切な存在なら其程嬉しいことはない
俺もシラタマは好きだ。同じ気持ちで同じくらい好きなシラタマをあんたと共に愛でることができるのならそれは幸せなことだ
シラタマは…あんたのほうが好きみたいだが
(喉で小さく笑うと相手の髪から頬に手を滑らせ目を合わせようと見詰めて
俺はきっとあんたよりずっと恵まれた環境にいた…。
緑に囲まれて…生き物と心を通わすこともふと当たり前と思ってしまうほどにな
それは冬があるおかげなのだと、柊が居なければ叶わぬことなのだと…
あんたは思い出させてくれたんだ。
でも…いや、本当は“でも”などと言いたくはないんだが…
あんたが思っているほど俺は大人じゃないんだ……
(傍にいるだけじゃ物足りない。ずっと触れていたい。他の誰でもない自分だけが…。そんな子供じみた我が儘と安い大人の貪欲な気持ちすら、何かに怯え口に出すことも出来ない弱い人間なのだ。
長い沈黙の後、ゆっくりと上半身を起こすとシラタマが腹の上から退きトタトタと二人の傍を離れていく。それを横目に相手と向き合う形で身を返して座るとその瞳を見詰めながらそっと柊の身体に腕を回し己の方に引き寄せて優しく確かめるように抱き締めて
“柊、俺の気持ちは伝わってるだろうか”とやはり口に出すことはなく相手の瞳を見詰めたまま唇が触れあう寸でのところまで顔を僅かに傾け近付けて
(/一日時間が空いてしまって申し訳ないです(・・;)!!!)
>物乃芽
――――、物、乃芽さ、
(髪からそっと離れた手が、今度は頬に触れて。ゆっくりと目の合うその瞬間に、まるで世界が止まったような、そんな気さえしてくる。しばらくするとシラタマはトタトタと軽やかに縁側から離れ、残った二人の空間にどこか気まずさか、それとも何かもどかしさを覚えながら。瞬間、そっと回った物乃芽の腕に、寄せられた顔。目を見開きながら、柊は驚いたように口を小さく開け上記を述べる)
――…確かに、物乃芽さんは命が育まれる季節に存在するお方ですから。死が近い冬の私とは違って恵まれた環境に育ったかもしれません。私は貴方が羨ましくて仕方がありませんでしたが、物乃芽さんがおっしゃるように、私もまた貴方にこうやってお会いしなければ己を憎んでばかりでした。
(唇が触れ合う寸でのところ、そこから僅かにだが顔を離すと、まるでシラタマのように物乃芽の頬に己の頬をスリスリと擦り寄せて。それから物乃芽の首筋に顔を埋めると、深く息を吸い込む)
物乃芽さん、どうか私を叱ってくださいな。
私は貴方に触れたくて仕方がありません、抱きしめてもらいたくて心が疼くのです。
手を繋ぎたくて、抱きしめてもらいたくて。
なんて浅はかで邪な考えをもっているのかと、私自身己を叱咤せずにはいられない程。
私は、――――私は、貴方に愛されたくて仕方が無いのです。
(「嗚呼、もう駄目だ」と心内で思いながら、溢れてしまう感情はどうにもできないもので。聞かれた以前の質問に、シラタマと物乃芽どちらが大切かなど。知っていたのに、知らない振りをしようとして。同じ大切でも、明らかに違うものがあるのに。けれどそれは言葉に出来ないと、そう思っていた筈が、彼に触れることによってどんどん膨らんで。最後には声をすぼめながら、小さく小さく呟くように。そして思い切って自身を叱って欲しいと、そう懇願するように困った表情で笑いなら)
>柊
(/いえいえ!!そんな!…いつも遅レスすみません;;
(頬が触れ合い、首筋に感じる柊の息遣いに胸がどくんと高鳴り相手の身体に回す腕が微かに震える。そして次ぎに耳元で紡がれる言葉の数々にその高鳴りは速度を増し、伝わってしまうのではないかというほど五月蠅く、騒がしく鼓動して。
……ああ、本当にあんたはずるいよ。どうしてこんなにもおれを困らせる…。
…全て……全て俺が望むことを先に云ってしまう。
想ってしまうんだ。どうしようもなく、この手であんたを繋ぎ止めておきたいと。
抱きしめて、あんたを感じていたいと。そして俺だけを見ていて欲しいと。
……あんたの仕草の一つ一つ、表情や言の葉の全てが俺の頭の中から離れない。それなのにもっと、もっとと俺の知らないあんたを恐ろしいほどに求めてしまう。
こんな独占したいだなんて貪欲さでまっすぐなあんたの気持ちを汚してしまうようで恐いんだ。
(相手の言葉は己の心を温かく高揚させるのには充分なのに其れと比例してぐっと胸を締め付け切なくさせる。こんなにも気持ちを伝えるのは難しいものなのかと己の声はちゃんと相手に届いているのかと不安になるほど心が震え鼓動が騒がしく木霊し、複雑に微笑む相手の頬に手を添えながら、切なげに小さく微笑み腰に回す腕をさらに引き寄せ身体を密着させる。近付く柊の息遣いやぬくもり、表情全てが美しく綺麗で本当に己が触れていていいのかと躊躇う気持ちが己のまつげや指先、吐く息を小さく震えさせる。その震えを抑え頬に触れたまま再び顔を近付けると耳元に口付けるように唇を当て小さく囁くようにそれでもはっきりと穏やかな声色で口を開いて
でも……そんな風に云われたら止められなくなる。…あんたがいけないんだと叱って良いわけしたくなってしまう。
------------柊、俺はあんたを愛してる。愛させて欲しい
(/全然大丈夫ですよ(゚∀゚)!!あと、あげの量多くても全然気になさらないでくださいね!埋まってると探すの大変なのであげあげ書いてましたが(笑)これ終わりをどうしようか今結構悩んでましたwでも物乃芽さんとのゆったりとした、でもちょっとシリアスなこの空気堪らなく大好きです(*´ω`*)!!終わりを迎える日までどうぞ長く付き合ってやってくださいヾ(*´×`*)ノ)
>物乃芽
―――っ、嗚呼本当に。
貴方は私を喜ばせるのが得意なお方だ。
(「愛している、愛させて欲しい」という言葉に唇を寄せられた耳は一瞬で紅に染まる。それと共に一度目を見開くが、それから震える手で物乃芽の背に腕を回し弱々しくも抱きしめる。思いが通じ合うなど思ってもいなかった、まるで夢のようだと。消えてしまわないだろうか、柊が愛するものは全て命を無くしてきたのだから。不安になりながらも、愛するのが恐ろしいと思いながらも、それはとめどなく溢れて仕方が無い)
私の方が、きっと物乃芽さんが思っているよりもずっと醜い存在なのです。
貴方を自分のものにしたいと、触れるものが私だけならいいのにと。
貴方を作り出した春という存在にさえ、その温かさにさえ私は嫉妬を覚えてしまいそうで。
もう、本当にっ――――、この喜びをどのようにしたら貴方にもっと伝わるでしょうかっ、
こんなにも、こんなにも嬉しいっ、
(それから口を恐る恐る開け上記を述べると、それと共に涙は頬を伝って。回していた手を離し、今度は物乃芽の着物を両手でグッと握り締める。それから顔を伏せ涙は彼の着物に小さく黒い染みを作って、濡れてしまうと慌てて手の甲で拭い取るがそれも無意味に等しかった)
(/いつもすみません!上げの顔文字を見るたびにキュンキュンしておりました(ノω〃)
終わりというのは場面と区切りと解釈していいのでしょうか。読解力なくてすみません^^; そういうことでしたらばっさりと…!ばっさりといかせて頂きました!何か回したいイベントなどありましたら絡ませて頂けると嬉しいです!可愛い柊くんをずっと愛でていたいです(*´ω`*).そして、こんな本体も伽羅もへなちょこな奴ですが懲りずに付き合って下さると幸いです、嬉しくて踊っちゃいます←
あ、あと前半部分はカットしてOKですw
>柊
自分でも何故こんなにも気持ちが溢れ言葉が紡がれるのか分からない。
ただ、柊が俺の心を温めてくれるから…、あんたの喜んだ顔がみたいから…止まらなくなってしまうんだ。こんなことあんた以外の他の誰にも言えない。あんただから言えるんだ。
(着物を握り締める手の片方に己の手をそっと重ねるとその力を抜かせるよう優しく撫で、もう片方で涙ぐむ目元をそっと指でなぞる。潤んだ瞳は煌めいていて、その瞳に今己が映っていると思うと胸に熱いものが込み上げゆっくりと顔を近付ければ閉じられる瞼に口付けて。
…柊は醜くなんかない。でも可笑しいんだ。あんたが自分を醜いと思うほどに想ってくれているのだと思うと嬉しくて堪らなくなる。だからあんたは自分を責めないでくれ。俺はあんたのその気持ちも全てが愛おしい。
(充分過ぎるくらい、それでもまだ足りないくらいに伝わってくる相手の喜びや嬉しさが胸に染み渡り心の栓を外すと己でも驚くほど言葉が止めどなく溢れて。相手を離したくないとまだ泣きやまない柊の髪を優しく撫でながらそっと己の肩に頭を預けさせて
(柊が落ち着いた後、縁側にて2人と1匹で遅い夕食を取り昼間寝ていたことから朝方まで他愛のない話しをしていて
眠たい……暑い。……柊、暑い
(朝、昼夜逆転のせいか環境のせいか酷い睡魔に襲われる上に経験したことのない湿気と猛暑に苛まれれば冷気を帯びているだろう柊の身体を求めてぎゅっと抱きしめて
(/回したいイベント!!いやいや、てかむしろまだ付き合ってくださるんですかなにそれ幸せです(゚∀゚)物乃芽さんイケメン過ぎてそろそろ実体化しないかなって夢見てますよwイベント、イベント―――…何かやりたいのありますか(*´ω`*)?逆質問というwプラスしてバッサリ切ってくれて感謝です!!w終わりというのは今回のもだったんですけれど、このお話?自体をどういう結末にするのかなっと思ったので聞いてみました!!ちゃんとした場所でのオリチャが初めてなので、そもそもオリチャ自体に終わりがあるのかどうかも明確じゃないのですが(´ω`;))
>物乃芽
(自分はこんなにも幸せでいいのだろうかと、そう思うほどに心は「幸せ」の二文字で溢れていて。流れるように自身の頭を物乃芽の肩に預けると、聞こえてくる彼の心音や春のあの眠くなりそうな、陽だまりのような温かさに目を閉じる。
それから物乃芽と、シラタマと。二人と一匹の空間を、空を見上げると輝く月が照らして月影が綺麗にくっきりと縁側に写って見える。話は尽きることがなく、それは朝方まで続き。ようやく眠りについた頃には日がそろそろ上がろうとしていた頃)
――――…物、乃芽さん?シラタマも……嗚呼、今日は少し日照りが強いですからね。
(障子で遮られているが、それでも外の陽の明かりがその暑さを物語っていた。抱きしめられる感覚にうっすらと目を開けて、それから小さく微笑むも、額に汗の滲む物乃芽の顔を着物の裾で拭いながら。シラタマも眠る柊の背にくっついているようで、自身の冷たさが役立つならとその白い毛並みを優しく撫でる)
けれど、―――そうですね、この季節は私とはあまり相性が良いというわけではなさそうですから。お散歩出来そうにないのが少し残念かもしれません。
(/実体化!柊くんの実体化居たら襲いますw此方こそこんなへなちょこで良ければお姑様(主様)共にお嫁にください←
私も掲示板ではオリチャしたことがあるのですが専用サイトで回すのは初めてなのです。セイチャでも日が浅いのですが、こちらの前に回させて頂いていたスレでは終着点は特になく雑談(?)のような形で回してました。他のスレ様を覗く限り恐らく物語形式事態が少なくその場で楽しむ形が多いみたいですね。説明下手ですみません<(_ _)>
でも結末あった方がめりはりつくよなーとは思ってました←
どうしましょう。しばらくリア充してそれぞれの季節に戻って七夕式遠距離恋愛の結末とか(笑)日が空いても第二期再会とかもいいかなと期待したり(*´ェ`*)低脳なので此が限界です、すみませんorz
>柊
…きもち、…
(暫くひんやりとした身体に甘えていたが本当は相手とくっつきたいだけと言うのもあり、暑さを和らげる為と託けて柊を更に引き寄せるとどさくさに紛れて額に口付けて
……柊は暑くないのか?
(寝そべり抱き寄せながら相手と戯れていたがフと己ばかり涼しくても柊は暑いかも知れないと思い少しだけ身を離し見詰めながら問い
そうか…。散歩か…、そうだな少し心配だ
そう言えばあんたは自由に氷を扱えるのか?
(言われて見れば春でも相手が溶けて無くってしまうのではと心配していたのにこの暑さでは本当に溶けてしまうかもとやや不安になるも氷が出せれば何とかなるのではと思い以前相手が情緒不安定になった時の事を思いだし控えめに問うて
(/いやいや!めっちゃ分かりやすい説明逆に感謝ですよ(゚∀゚)!!結末、あったほうが私もメリハリが着くといいますか、一度バシッと終わった方が次の段階に進みやすいのではないかなぁと思っておりました。暫くリア充からの、第二期再会とか無難に素敵ですね(*´ω`*)そんでその年に七夕の何かーっていうのも面白そうだなぁと思いました!!素敵意見感謝です(*´`)ゞ)
>物乃芽
――…ん。ふふ、物乃芽さん寝惚けていらっしゃるんですか。
(額への口づけに気が付くと、柔らかい笑みを浮かべて目を細める。身をよじるように、けれど物乃芽に擦り寄るように身体を寄せれば、くたりと頭を彼の胸へと預けてすっかり安心したように気を休める)
(暑くないのか、という質問に首を静かに横に振って。「例え暑かったとしても、物乃芽さんが身を離してしまうのならば、私はそれを胸の内に隠すでしょうね」と面白がるように口にしてはクスクスと微笑む。それからその隙間を埋めるように静かに身を寄せては、深く息を吸って)
自由に、とまではいきませんが。
―――…そうですねぇ、想いを込めれば話は別物というものでして。
何も思わずに、例えばあの時のように気持ちが揺れてしまうときは、上手に自分の力を制御できなくなってしまうのです。しかし安定して、落ち着いて使うことはもちろんできます。
(/七夕の何か、いいですね。何がいいかな…。モブキャラ使った過去とかシリアス展開好みなので設定盛り込んでいってもいいのかなと思いました。かなりあやふやですが(゚ー゚;A
一区切りとしてほのぼので別れるかすれ違いみたくシリアスで別れるか何か希望ありますか?('ω'*) お別れするとしてどう二人を引き離そうか悩み所…w
>柊
寝ぼけて……
(ないと否定しようとして寝ぼけているなら多少何をしても許されるだろうかと思えば最後まで言わずに胸に頭を預ける相手の髪に口付けて。そして安心したように身を寄せ続けられる言葉の意味を考えた後、悪戯心が湧けば相手の両頬を両手で包み込むと少しだけ離して其れこそ寝ぼけたようにぼんやりと見詰めて。そして不意を付くようにその柔らかな唇に触れるだけの口付けをすると反応を窺うように再び目を合わせ
……それなら其れを使って氷袋を作れば散歩も少しは出来るんじゃないか?
(つい先刻の出来事など無かったように現実的な解決策の提案をすれば、一定の距離を保ったままやはり相手をじっと見て。
(/過去有りやシリアス展開私も大好きです(*´ω`*)!!終わりとしては、シリアスに終わった方が後でくっつけるのに筋道が上手にいきそうといいますか、すんなりいくのかなぁっと一人で妄想してました(笑)でもおっしゃるように、どうやって引き離すかが悩み所ですよねwあと少ししたら冬の季節が回ってくるので、そのときに何かイベント起こすのも面白いかもしれませんね(゚∀゚)!!)
>物乃芽
――――っ、……意地悪なお方。
(触れるだけの口付けは、やはりそれでも柊の頬を染めるには十分で。途端に頬が赤らむが、しかしそれさえも目の前の彼は覚えていないのかもしれない。寝惚けている彼にむくれるように上記を述べると、まるで仕返しとでもいうようにそっと自身から相手の唇に触れる口付けをして。それこそ見つめられていた目を合わせ、面白がるように相手の反応を伺いながら)
なるほど、どうやら氷袋を手放す時間が無さそうですね。
この暑さですから、夜のお散歩の方が私は嬉しいかもしれません。
昼間は涼しい風が通る時間帯に致しましょう、そうでないと私は物乃芽さんにご迷惑をおかけしてしまいますから。
(夏の太陽が照りつけるなか、もし柊が外に出てしまえばたちまち自身が倒れることなど容易く想像がついてしまう。折角一緒の時間を過ごすことができるのならば、自分の体調のことなど気にもしないで、何もない時間が自由なときに一緒にいたいと。それで迷惑をかけることなど、柊にとっては嫌だった)
っ、そうだ物乃芽さん。
私、夏夜に光る生き物を見てみたいのです。
それは大層美しく、見るものが息を呑むほどだと。
物乃芽さんは知っておりますか?
(それから思い出しかのようにパッと顔をあげると、まるで小さな子供のように嬉しそうに語りかけて。夏夜に舞う小さな生き物たちの存在を、柊は冬の風の噂でしか聞いたことがなく。楽しそうに話す木々に憧れさえもつほど。その存在を目にしてみたかった)
(/引き離し方悩みますね。後ろ髪引かれる思いか喧嘩終わりか…妄想止まりませんw
物乃芽が彷徨人設定なので勝手に知り合いか家族作ってお呼ばれしましたでどろんでいいかなとも思いましたがいい加減過ぎだよなぁと思ったり(゚ー゚;A
まだお別れまで時間があるのでなにか案がありましたら是非お願いします<(_ _)>
>柊
(相手の反応を窺い見詰めていると不意を付かれるように口付けられ予想外のことに小さく瞬くがすぐに意地悪い笑みを微かに浮かばせ人差し指で相手の唇に触れて「柊のここは温かいんだな。それに、ここも」囁くようにいうと口元を指でそっとなぞり顔を近付けると朱に染まる頬に口付けて
(相手のことなら迷惑など微塵も感じないのだが体調を崩して辛い思いをさせるのは嫌なため相手の提案に髪を撫でてやりながら静かに頷き、続く言葉には思考を巡らせ
……夏夜に光る生き物。……あー…。俺も見たことはないな。
多分、草木の多い水辺に行けば見られるだろう。今夜にでも行ってみるか
(言葉を復唱し思い当たる生き物が一つ浮かぶと勿体ぶるように其れが何かとは言わずに。
また相手と何か共にする時間が増え喜ぶように微笑めば再び相手を引き寄せぬくもりを感じて
(宵の口、やや薄手の浴衣風の着物に袖を通し少し長くなった髪を黒紐で短く縛るとシラタマを肩に乗せる柊の手を引いて水辺に向かって
本でしか読んだことがないからな。多分、この辺りで見られると思うんだが…
…柊、暑くないか?……しかし此処も随分と雰囲気が変わるんだな
(春には聞かない虫の音が奏でられる中、表情には出さないが四季には興味があるため内心好奇心に溢れあたりを見回していて無意識に柊と繋ぐ手にほんの僅かに力が入って
(/喧嘩終わりだとなんだか悲しくなってしまいそうなので、できれば後ろ髪引かれる思いでの終わり方が嬉しいなぁって思います^^世界観が少しあやふやなところもあるので判断しにくい箇所があるとは思うのですが、一応四季がそれぞれ巡る世界ということで大丈夫でしたでしょうかwそこに冬と春の擬人化である彼らが訪れて、共に過ごす中でお互いに惹かれ合い…。そんで終わりですよねw春⇒夏ときているので、次に秋がきて冬がきて、その節目に冬が眠りにつくといいますか、春へのバトンタッチといいますか。二人がいた世界とは違う、元の自分たちの役目を果たさなければいけない、みたいな。もう自分でも何言ってるのか分からない状態なのですが(´ω`)ww
もしくは設定を大まかに変更しちゃうことになりますが…。
柊たちのいる世界ではない、元の今までの世界?といいますか、人間側の世界では今の季節が冬だとして。そして柊はその人間たちが住んでいる世界で、あまりにも春に焦がれ過ぎてしまい、春に出会いたい、別の世界を望んでしまったとして。そんであの二人が今いる架空上の世界を作り上げてしまった!というか、願いを叶えてしまったといいますか。なんかそんな感じもアリかもしれないなぁとか色々考えてました(゚∀゚)wこれ全て妄想ですww
意見出し合って、なんかもう、私自分で作っといてなんなのですが、四季彩々大好きですw
なので物乃芽さんも意見是非是非くださいヾ(*´×`*)ノ遠慮なく言ってくださいね!!
こんな長くなってしまい申し訳ないです;;)
>物乃芽
っ、物乃芽さん、寝惚けてなんていないじゃないですか。
こんな、―――…こんなにお恥ずかしい姿をっ、
(意地悪い笑みを浮かべる物乃芽に、一瞬で頬を染めて。まるでからかって遊んでいるようだと、少し唇を突き出していじけたように上記を述べる。頬に感じる口付けと共にかかる彼の吐息に思わず目を伏せて。それから気恥ずかしそうに、けれども大胆に、なぞる彼の手を唇で甘く噛むと、仕返しのようにその行為を繰り返して)
(それから言葉を交わし、引き寄せられる感覚に身を委ねて任せれば、すっかりそこは柊にとって安息の地となっていた。夏夜に光るその生き物を、きっと彼は知っているのだろうけれど。それでもその名を口にしない彼に「意地悪なお方」とやや嬉しそうに小さく呟いて。今夜見れるかもしれないその光景を想像しては、内面では子供のようにはしゃいでいて)
暑くないですよ、むしろ今日は日中が暑かったせいか涼しく思えます。
シラタマも気持ち良さそうですし、きっと過ごしやすい天気なのかもしれません。
―――しかし、本当に季節によって木々や草花は姿を変えては私たちの目を鮮やかに染めてくれます。どんなに疎いと思っていても、個々に見れる景色が違うと思うと――――っ、シラタマ?
(相手の手に力が込められるのを感じながら、その手を優しく繋ぎ止めて。踏みしめる度に変わる足音や、見える景色の違いに目を輝かせる。それからまた一歩歩き出そうとしたとき、聞こえたニャーと鳴く声と、同時に草むらへと駆けていくシラタマ。何かに反応し鳴いたようにも見え、柊は思わずそちらへと駆け出して行く)
(/素敵設定有難う御座います!!そうですね、今の舞台背景で行くと冬が来たらもう帰らなきゃ…またいつかって言うのが自然な感じですよね。冬が近付いてくるごとに二人とも心の何処かで別れを察していたけど段々実感湧いていくとかだとシリアスムードに持ち込めますでしょうか^^; その場合シラタマの行方が気になりますが…二人でじゃんけんで決めようって(冗談ですがw)
柊クンの架空世界も捨てがたいですね!七夕とも絡めやすそうですし…。何より物乃芽が泣いて喜ぶと思います笑 前方かなりあやふやですが今の設定のまま進めて互いに平屋に来た意味を知り其れを果たしたから一旦帰りましょうみたいなものも考えたり。物乃芽の場合いろんな季節を知りたかったのと冬に教えたいことがあったとか。まあ結局柊の美しさに惹かれただけです(ノω〃)
帰るきっかけとしては天からのお告げか同じ夢を見るみたいな…。
…なんかもうすみません。こんな素敵なトピを汚してないか心配です(;-_-;)
なかなかこのようなロルを回せるトピがないので四季彩々と素敵主様に出会えて幸せです^^*
>柊
始めから寝ぼけてなんかない。柊のこの姿を見て寝ぼけてなど居られない
……知ってるだろ、俺は我が儘で意地悪いんだ……っ、柊?!
(気持ちが通じ合った今、己の中で抑制していたものが消えたのか以前には見せなかった悪戯な笑みを浮かべるがこれまた予想外な相手の行動に目を見開いて。その仕草は何とも妖艶で胸が脈打つのが分かり、出会った当初の相手からは想像もできない姿に侮れない、と密かに妬くような嬉しいような複雑な気持ちを抱いて。これからが末恐ろしいなんて。
-------
そうか、それならよかっ…たって、暗いからあんまり走ると転ぶぞ
(相手の言葉に頷こうとして、シラタマを追うように駆け出す柊に注意を促してはその後を追って
(シラタマが追いかける先にあったのは一筋のぼんやりとした光。それはふわふわと線を描きながらゆっくりと水辺の草に止まり、シラタマが興味深げに鼻を近付けた時だった。一瞬強風が吹き草木がざわめいたと思うと波紋を広げる水面に映る月から光の雫が跳ねるように舞い上がって。それをかわきりに薄暗い景色が柔らかな優しい光に包み込まれ辺りを淡く彩るとその何とも神秘的な光景に心奪われ言葉を失えば息を呑むのも忘れて
(光の正体。蛍の綾なす光は二人とシラタマを優しく迎え入れてくれるようで心まで灯されるような気になればそっと隣に立つ柊を引き寄せ己の肩に頭を預けさせて。そして柊の髪に留まる光る飾りを見ては小さく微笑み反対側の髪に口付けて「柊…綺麗だ」とそこで初めて優しく囁く様に相手ともこの情景にとも取れる口調で言葉を発して。それにしても相手はこの光景を見て何を思うのだろうと未だに光の正体は明かさずに様子を伺って
(/前半カットokです!
(/汚してなんかいませんよ!!むしろどんどん素敵になっていくので毎日が本当に楽しみで仕方無いです(*´ω`*)!!
確かに前者だとシラタマの行方が気になってしまいますよね…。一匹でお留守番だと可哀想ですし、また戻ってくるからねというのもなんだか確証が無いですよね(´-ω-`)でもお話的にはすんなりいけそうといいますか、まとまるのは此方なのかなっていうのも思いました!!
後者ですと、考えてくださった天からのお告げ的なもので同じ夢を見るっていう設定がなんだかとても好きだなぁって思いましたwしっくりくると言いますか、読んだとき「おお!!それいいっ!!」って普通に口にしてましたwお互いが此処に来た意味をしったり、お話的にもとてもスムーズに行くのではないかなぁって思いました(゚∀゚)
なので、架空世界でした設定にプラスして、お互いが来た意味をなんとなーっく察し始めて。それからもう時間だよ!!的な、それに気付いてしまうと柊や物乃芽の願いが叶ったとして、その架空世界は消えてしまうといいますか。それを天からのお告げ的なもので離れ離れ、というなんともごっちゃ混ぜなことを考えておりましたが( ´ω` )
もっとスマートにまとめれたら良いのですが、私の頭ではこれが限界でした('、з _ヽ )_)
>物乃芽
(テトテトと歩みを進めるシラタマに、「何処に行くんですか」と声をかけながらも、足は止めずそのまま早歩きで後を追いかける。後ろか聞こえる物乃芽の足音に安堵しながらも、ふと止まったシラタマの歩みに目を伏せ安堵して。それから開いた視線の先、一筋の細い光に思わず手を伸ばそうとするも、それは手をすり抜けて宙へと舞っていく)
(瞬間、吹いた風に思わず目を瞑って髪を耳にかけると、さわさわと聞こえる水音に目を開く。そしてそこに写った光景に目を見開いては、水面に映る月と数多くの光の粒の光景に、ただ無心にジとそれらを見つめて)
――――…物乃芽さん、可笑しいのです。
こんなにも美しい光を見ているのに、こんなにも涙が止まりません。
けれど悲しいわけではないのです、あまりにも素敵で、けれどこの光たちはあまりにも儚く見えて。
本当に、なんて綺麗なのでしょうか。
(自然と頭を物乃芽に預けると、目から溢れる涙はただただツーっと柊の頬を濡らして。しかし柊はそれを拭おうとはせず、ただただ流すその涙は地面に落ちて静かに染みをつくる)
――…おいで。
(それから物乃芽の元を静かに離れ歩き出すと、名も知らないその生き物にゆっくりと手を伸ばして。それにつられるように、光たちは柊の周りをゆったりと舞い始める。手に乗った光にくすぐったそうに微笑むと、それから浴衣につく光たちにも微笑みかけて。そこで始めて、物乃芽の方に目を向け「名は何と言うのですか?物乃芽さんのことですからお分かりなのでしょう」と少し拗ねるように呟く)
(/そう言って頂けると嬉しいです!ですが最近やたら私用が多く一日一ロルしか回せなくて本当に申し訳ないです。妄想の中ではたくさん回してます(〃ω〃)
いえいえ!お互いの意見を綺麗に纏めて頂き感謝です!!
一つ確認なのですが架空世界というのは二人の強い願いで出来た世界と捉えてよろしいでしょうか?自分はアバウトな性格なので矛盾が生まれてしまうかもしれませんがその時は軽く受け流してください笑 シラタマに関しても実は二人を引き合わす仲人的存在で見守るよう天から送られてきましたみたいな恥ずかしい妄想をする程いい加減な奴です(〃 ̄)
最近スランプでロルも物乃芽も荒れていますが、生暖かい目で見て下さると嬉しいです。ほんとお痛ましいや(/_-;)
>柊
(光彩に囲まれ涙を流す柊の姿は美しくそして儚く見え、その心の純粋さと繊細さ故に光から感じる何かを感じて取ってしまったのだろうと目を伏せる。己の手からすり抜けるように離れる柊に一瞬心がひやりとし、光の中微笑む柊がどこか遠くに行ってしまうような感覚に陥れば大きく一歩踏み出しふわりとその身体を抱き寄せて。二人の周りを光が舞い上がる中、柊の手をそっと取るとその甲に留まる灯を見ては静かに口を開いて
……蛍。昆虫の類だ。丁度今の時期、水辺に集まりこうして光を放つんだ。…ただその光はほんの数日で失われてしまう。この光景も明日には見られないかもしれない。…儚く見えるのはそのせいかもしれないな。
(ゆっくりと本で読んだ知識を述べる中、蛍の寿命が酷く短く死期が近いことを直接口に出すことを躊躇えば言葉を言い換えて。恐らく同じ四季である相手は言わずとも感じているだろう。-----美しい相手を纏う淡く儚い光を見ては、どうか共に舞い連れていくなと握る手に力を入れる。それでもこれ以上己の不安が伝わってしまわぬよう小さく微笑んではその頬に唇を寄せて
美しいものにも終わりがある。でも終わりがあるから次ぎは尚輝きに溢れる
……桜の長老がそう言っていたが本当にそうだと今改めて思ったよ
あんたが此処に来たいと言ってくれなかったらこの景色は見られなかった。
あんたとこうして同じものを見て美しいと思うこともなかっただろう
また、次ぎも柊と共にありたい。それを待つ間でさえも胸が熱くなって輝いて感じる…。
……でも今があるのにもう次のことを考えてしまうなんておかしな話しだが
(水辺を揺らめく蛍に目を向けながら穏やかな声色で続け、ふと光に反射して煌めく柊の瞳を見詰めてはいつまでも傍にと、微かに首を傾け不意を付いては口付けて
---やはりあんたと居るとどうしても欲張りになる。でも…今ならそれも悪くないと……。
こんな気持ちにさせてくれるのはあんただけだ。……ありがとう、柊
(/いやいや、十分ですよ(゚∀゚)!!気になさらないでくださいね、ゆったりとしたペースで大丈夫ですので、それでも長く続けれたらいいなぁってそう思っておりました!!!妄想の中でじゃんじゃん回しちゃってください(。-∀-)
シラタマ格好いい!!!wそれ頂きです(・∀・)b
シラタマは年は取らずその世界に留まって二人を待っている、というのもいいですね^^
ちなみに架空世界は物乃芽さんがおっしゃっていた通りです!矛盾生まれちゃっても大丈夫ですよbb
▽柊の春への焦がれと物乃芽の季節を巡りたい気持ちなどから架空世界が誕生。
▽その架空世界でお互いがお互いの存在を知りそれぞれ惹かれ合っていき…。
▽しかし夢やシラタマの行動から、願いが叶ったとして元の世界に戻らないといけないこと(離れ離れになる、会えなくなること)をお互いに悟り始める。
▽それから架空世界での季節はとうとう冬になり、そこで離れ離れになっていく。
と、なんとなーーっくまとめてみましたが、修正箇所や「ここはこうしたい!」というのがありましたら是非教えてくださいヾ(*´×`*)ノ
スランプ上等、ばっちこいやぁ!!ですっ!!w
荒れてなんかいませんよ、むしろこれで少しは楽になれるなら全然構いません!)
>物乃芽
(目に映る光の数々に尚も優しく微笑み、ついと手を動かしたとき。後ろから与えられた温もりと抱きしめられた感覚で乗っていた光は一度離れ、しかしまた柊の手の甲に留まると、その手ごと抱きしめてきた彼は手を取って。「物乃芽さん?」と思わず呼ぶが、次いで口を開き言葉を紡ぐことを察するとそれを途中で止めて)
――――蛍、そうでしたか。貴方たちは蛍というのですね。
きっとその光を失うまでの数日間を、この子たちは一生懸命生きるのでしょう。
そして運命の相手に出会って、後世へとその命を繋げて。
そんな素晴らしい姿を見ることができて、―――…ありがとう、蛍さん。
(短命であると、それはなんとなく物乃芽の言葉から察して。しかしそれほどまでに悲しいと思わないのは、きっとそれ以上に今の命溢れる光景があまりにも美しいからだろう。命を紡ぐ瞬間を目に焼きつけながら、握られた手の力に返すよう、柊もまた物乃芽を握る手に力を込めて。寄せられた頬への吐息にクスクスと微笑みながら)
お礼を言われるようなことは何もしていませんよ。
私は私が赴くまま、思った言葉を口にして行動に移して。身体と心があまりにも正直ですから。
しかし物乃芽さんのことになると、どうやらそうもいかないのです。
恥ずかしがってばかり、正直にはどうもなれなくて。
――――次も、きっと次も同じ景色を見ましょう。
そうして今を思い出して、少し振り返ってみて。思い出話に花を咲かせれるくらいに。
物乃芽さんと過ごす一日一日に、私は焦がれてしまって仕方が無いのです。
(不意をつかれた口付けに瞬時に頬を染めて顔を伏せるが、しかし、しばらくするとふと顔を上げてジと物乃芽と視線を合わせる。瞳の中に映る蛍たちの光に、なんて綺麗なのだろうと吸い込まれる感覚を覚えながら。それでも上記を述べると、それからそっと物乃芽の首筋に口付けをして)
>柊
…蛍も、この世も似ているのかもしれないな。
時間の長さが違うだけで全ては繋がっている。
……俺にとっての運命の相手はきっと柊だ。俺たちは切っても切り離せない。
それと柊。蛍に感謝するのも勿論だが、蛍が産まれ生きられるのは四季があるからだ。
きっと蛍はあんたにも感謝してるよ。……まあ一番あんたに感謝してるのは俺だけどな
(握り返される手の温もりに相手の存在を確かに感じながら、雰囲気のせいか相手に気持ちを知って欲しいからか口からは己自身も羞恥の湧くような言葉が出て来て、頬に寄せる口元を少しだけ離し
…思い出話に花か。…きっとあんたと咲かせる花は綺麗なんだろうな。それに枯れなさそうだ。
そうだな。俺もまた柊と共にこの景色を見たい。…約束、また一つ増えたな。
…そんな風に言ってくれるのは嬉しいが、あんまり焦がれすぎて溶けるなよ?……っ、おい柊、またあんたは!
(頬を染める相手を見ると小さく笑いを零し茶化しを入れるが首筋に感じる柔らかい感触に目を見開きたじろげば思わず半歩退いてしまい、やはり侮れないと思って。しかし此処で引き下がる性分でもなく首筋に埋まる相手の顔をそっと上げさせ見詰めると仕返しとばかりに同じように首筋に唇を寄せて「…俺の事に成ると身体と心は正直ではなくなると言うが、俺にはそう思えない」吐息を掛けるように囁いた後そっと柊の腰に手を廻し、顔を上げ見つめ直すとゆっくりと顔を近付け唇を奪って。
しかい何やら視線を感じ薄く目を開くとゆらゆらとしっぽを揺らめかせながら此方の様子を見るシラタマが。猫…だがあまりの熱い視線に気まずくなれば「……見られてる」とボソリ呟き、顔が火照るのはきっと蛍の光のせいだと。
(/まさかのシラタマ設定公認ありがとうございます笑
シラタマという名前もすごく可愛くて愛着湧いてます(〃∇〃)
うちの子にしたいです←
おおお!!分かりやすく美しいまとめ感謝です!
此処まで世界観を考えたのは初めてなのでテンション上がっております!
今の季節どこも夏祭りやっているので二人で人間界行けたら楽しんでるんだろうなぁって思いましたw
これからも二人と一匹の世界を温かく見守っていきたいです^^*
>物乃芽
(今まで見てきた物乃芽の姿とは少し違う、聞きなれないような言動の数々に何故か柊の方が頬を染めながらも参ってしまって。言葉が真っ直ぐな故に、その思いも直接柊の心へと深く深く入り込むようだった。顔を伏せながらも、しかし気を紛らわすように目に映る蛍の灯へと視線を逸らすが、それでもやはり頭の中は物乃芽の言葉を反芻してばかりで)
―――っ。では、訂正致します。
私は物乃芽さんのこととなると普段の自分なら恥じるような行動でさえ、貪欲にも貴方を求めようと必死になってしまうのです。貴方の一つ一つの行動が、まるで宝のようだと。そう思えて仕方がありま―――っ、シラタマっ
(廻された手に素直に従い、そして口付けをするとくすぐったそうに微笑んで。それから目を伏せてしばし物乃芽の胸に頭を預けているが、彼の口にした言葉にハッとして体を離す。
ゆらゆらと揺れる白い尾と、三白眼がこちらを見つめている。それに恥ずかしそうにしながらシラタマを抱きしめると、柊はその毛並みに顔をうずめて「……どうか忘れてくださいな」と頬を朱くしながら小さく呟く。しかし肝心のシラタマというと、忘れないとでもいうようにニャーと鳴くとそのまま柊の肩へ乗り、まるで威嚇するかのように物乃芽に対して攻撃的に鳴こうとする)
(/うはー!!人間界へ行くのいいですね!楽しそうなので是非やってみたいです!!
このお話が終わりましたー!のときに番外編というか別話ということでやるのもいいかもしれませんね(*´ω`*)というかやりましょう←
シラタマという名前はなんとなく降ってきたのでつけちゃいましたw
正直「あれ、これ大丈夫かな。ネーミングセンス無いとか絶対思われてるよね、あれ」とか散々書いた後に悩みましたが、気に入って頂けてたようで嬉しいです( ˘ω˘)ww
世界観を考えに考えたオリチャ、実は私も始めてなのでドキドキしてますw
ロル回しのことなど何も気にせず、ただ楽しむためだけにやっちゃいましょうヾ(*´×`*)ノ!!ww
素敵なアイディアありがとうございました!)
>柊
(相手から恥じらうように紡がれる言葉に己の言動一つ一つが相手にこんなにも影響を及ぼしているのだと思うと嬉しく思う。と同時にやはり言霊とは恐ろしいものだと思って。
そしてそれを彷彿させるかのようなシラタマの行動に更に心が取り乱れるのが分かって
………猫に、初めて威嚇された。
(心に打撃を受けたような感覚に唖然とした物言いになる。春という季節、生き物に好かれることが多く拒絶されることは殆どなかったが、今のこの光景はなんだろう。
もしかしたら柊をからかいすぎたから怒ってるのだろうか。…だとしたら柊の今の心境を一番に分かっているのはシラタマということ。それは少し…大分頂けない。いや、それよりも猫に威嚇……と無表情ながら内心は惑乱していて。
シラタマ…悪かった。…やりすぎは控えるから、そう怒るな。
(柊の肩に乗るシラタマの目線より下になるよう膝を曲げると平静を装い謝る。しかし若干心の乱れが声色に現れ震えるのが己でも分かり小さく咳払いしては柊を見て「…忘れたいくらい嫌だったのか?」落ち着いた様子のシラタマに安堵しつつも、先刻相手がシラタマにした発言を思いだし照れ隠しかと思ったのは己の誤解だったかと恐る恐る聞いてみて
(と不意に蛍がざわざわと騒ぎ始め、動きが速くなったかと思えばその光を消して。一瞬にして辺りが暗くなると共にシラタマが明らかにさっきとは違う威嚇の仕草をする。何かに怯えるように毛を逆立てると柊の後ろ髪に隠れてしまい。何事かと思った瞬間、遠くのほうで青白い光が光ったかと思うと地鳴りするような大きな音が轟いて
(/番外編!学パロとか妄想してしまします。あ…でも年齢的に無理がありますねw
でも現代話はとても魅力的ですb 是非是非ご一緒させてください!!
いえいえ!シラタマってこの世界観にしっくり来るというか、ぴったり!と思いました(*^^*)
そして調子乗ってギャク路線に迷走してみました←
物乃芽はシラタマには頭上がらないと思います(・ω・)
>物乃芽
シラタマだってほら、…あ、あまり怒りすぎては駄目ですよシラタマ。
(まるで作戦会議をする子供のように、シラタマにこそこそと喋りながら物乃芽には聞こえぬように。しかしそれも聞こえているのかもしれない、反面焦ったように虚を突かれた様な表情をする相手の姿になんだか可笑しくなってしまい少々笑みをこぼしながら)
冗談ですよ、あまりにも恥ずかしかったものですからそう言ってしまったのです。忘れたいなど思いもしません、シラタマ、先程のは冗談ですからね。貴方だけが私たちが居たことを知っている証人なのですから。覚えておくのですよ、
(物乃芽が動揺している姿を見ると、さすがに遊び過ぎてしまったと少し反省して。それからシラタマを自身の目線まで抱き抱え持ち上げるど、額を合わせて語るように上記を述べて)
(一件落着とでもいうように、それからシラタマを元の肩の場所へと移動させるが、瞬間後ろへ隠れたシラタマに首を傾げる。その時、突如として光った遠くの空と聞こえてきた轟音に思わず耳を手で覆うようにしてしゃがみ込むと、その体は少し震えているようにも見える)
>柊
(何やらシラタマとこそこそ話す相手は真剣に諭してくれているようにも見えるが、あきらかに笑っていることから己の反応を楽しんでいるのだろうと思って。そう思うと若干羞恥が湧きすっと顔を逸らし「笑うなよ。二人してずるい」とボソリと低く呟くがこんな和やかな一時も悪くないと密かに小さく笑んで)
シラタマと柊は仲がいいな。…友人というよりは兄弟みたいだ。
さっきのシラタマの怒り方と言い…
(大切な弟を守る姉のようだと。額を合わせる二人を穏やかな気持ちで見守って)
……雷、か。……柊?
(空気を切るように落ちる稲妻と鳴り響く轟音にピクリと肩を揺らすがその正体がすぐに何であるか分かると見慣れない雷に好奇心が湧いて。しかし雷はもう少し先の季節だと聞いていたが—-やはり此処は何処か普通とは違うらしいと一人呑気に考え。ふと相手の身体が縮こまったことに気が付き慌てて其方に近付き屈むとその小さく震える肩を抱き、顔を覗き込んで
……大丈夫だ。俺もシラタマもついてる。ただ降ってくるかもしれないから雨をしのげる場所に行った方がいいかもな。……立てそうか?
(怯えている。すぐに其れが分かったがどうしてやればいいのだろうと思いただ安心させようと落ち着いた声色で言葉をかけ背中をさすってやり。そして近付いてくる黒い雨雲と稲光に眉を顰めれば場所を移動した方が良いかと「…木の傍は危ないんだよな…。シラタマ、お前は何処か良い場所を知ってるか?」相手の後ろに隠れるシラタマに問うてみるとひょっこり髪の間から顔を出しミャーと鳴いてはしっぽを右方向に揺らして。「柊、行こう」と相手の手を取ったのと同時に再び稲光と共に轟音が鳴り響き
>物乃芽
そうですねぇ、なんて言えばいいのでしょうか。シラタマとはなんとなく波長が合うのです。鳴き方もそうなのですが、仕草や瞳など、シラタマもまるで私の言葉や気持ちを理解しているようで。
(「ねぇシラタマ?」と合わせていた額をスリスリと擦り合わせて。シラタマも嬉しそうにゴロゴロと鳴けば、柊はその様子に柔らかく微笑む)
(名も知らないその轟音に、柊はただただ体を震わせて。しかし近くにいる物乃芽や肩に乗るシラタマの温もりを感じれば幾分気持ちが和らぐ。けれど知らない恐怖ほど恐ろしいものはない、抱かれた肩に触れる物乃芽の手にすらピクリと怯えたように反応すると、それから目に映る彼の姿にホッと小さく息を吐いて)
立て、ます。
すいません、少々驚いてしまって。もう大丈――――っ、
(相手の言葉に頷きながら上記を述べると、伸ばされた手に自身の手を重ねて。そこで再び息をつくが、同時に響いた轟音に今度こそ怯えてしまう。手をぎゅっと握りしめると、倒れこむように物乃芽の胸へと身を寄せて。恥ずかしい行動をしていると分かっていても、どうも柊は大きな音が苦手で仕方ないらしい。ふるふると震える姿は、まるで川で溺れそうになっていたシラタマを思い出させる)
(/学パロですか!!それもいいですね(゚∀゚)社会人×○屋さんとかそんなのでもいいですね。喫茶店の店長とか無難にお花屋さんとかも面白いなって考えてましたwとにかく現パロ素敵ですw
ギャグ路線ナイスですwwシラタマ強しっ!!w
でも動物っていうか第三者がそういうポジなの大好きですw)
>柊
…俺も柊のことは分かっているつもりだ、…シラタマよりも
(額を寄せ合い頬やましげな光景なのに何故か妬けてしまい殆ど表情には出さないが拗ねたように言って。そして柊からシラタマをひょいと取り上げるとそのまん丸の瞳を見て「…お前は他の猫と何か違うな」いつも感じる動物の心を感じにくい。訝しげに首を傾げてはまあいいかと柊の頭の上にぽすっと乗せて
大丈夫だからな、大丈夫
(小刻みに震え身を預けてくる姿は不謹慎にも可愛いと思ってしまう。咄嗟に頼ってくれることほど嬉しいことはない。しかし怯える姿を見るのは心苦しくその心が少しでも落ち着けばと背中をさすった後、轟音を紛らわすように耳元で囁き両耳をそっと両手で塞いでやり
(未だに震える相手を支えながらシラタマの案内で何とか小屋に辿り着く。小屋と言ってもほぼ物置に近い其処は隙間風と雨が防ぎ切れていないような場所。それでも無いよりはマシかと途中強く降り出した雨のせいでびしょぬれになった柊を隅に置いてある木箱に座らせて。「…シラタマが怒るから天も怒ったんじゃないか?」と冗談を言えばミャーと怒ったように返される。苦笑しつつ柊に向き直り
寒くないか…?…すぐに遠くなると思うから、辛抱な
(己自身もびしょぬれであったが少しでも温めようと、少しでも恐くないようにと雷が遠くなるまで柊の頭を己の胸に預けさせ撫でては春の花や生き物の話しをして気を紛らわせようと。
>物乃芽
――…ふふ、そうですね。
でもシラタマにしか分からないこともあるのよって、もちろん物乃芽さんにしか分からないことも。二人も理解者が居て私は幸せ者ですよ。
(頭に乗せられたシラタマに微笑みながら、けれど空いた手で物乃芽の頭を撫でて。それから目を細めて上記を述べると、嬉しそうに笑みを浮かべる)
――…、
(愛しい人の声ほど安心するものはないだろう。大丈夫という魔法のような言葉に柊は頷きながら、心には安堵が広がっていく。両耳に触れた彼の手に擦り寄り瞳を閉じて、それから小さく深呼吸をすると幾分心が落ち着いたようにも思える)
物乃、芽さん。寒くはありませんか?私ばかり温めて頂いて、……これで少しは、おいでシラタマ
(しばらく止みそうにない雨音も、轟音も。しかし抱き寄せられた物乃芽に従い頭を寄せれば、相手の湿った衣服が頬につき。これでは風邪を引いてしまうとシラタマを間に入れながらぎゅうと抱きしめて)
>柊
…俺は大丈夫だが。シラタマが……苦しそうだ
(若干の寒気はあるが相手とくっついて居るだけで心が温まりその寒気も吹っ飛んでしまう。また小動物の体温は温かいものでシラタマと密着している部分はほかほかしていて。
ただ、シラタマは二人に挟まれ微妙な顔をしており鳴き声もやや濁っている。では、と思えばシラタマを柊の懐の中にぽすっと入れてみて。
これでシラタマも文句ないだろ。
(恐らく相手はくすぐったいだろうが其れで気が紛れるならそれで良い。と若干悪戯心を隠しつつ相手の反応を楽しみ、それでも重ねる手は離さずに。
(随分と轟音が遠くなったが未だに雨は強く降っていて風が唸り声を上げながら小屋を打ち付けガタガタと音を立て。その時、感じたのは恐いと言うよりも楽しいという子供心。柊とシラタマは心配であったがどうにも外に出たい衝動が抑えられず相手の頭を一撫ですれば「ちょっと…」と其れから先は言わずに雨風が吹く外に出て行って
…すごい、こんな雨、初めてだ。
(元々ずぶぬれなのだから関係ないと風邪の心配など全くせずに春にはない雨や風の匂いを全身で感じ、やや高ぶりを抑えた声と表情で
(/お花屋さん…素敵です!!もう妄想が膨らんで膨らんで笑
オリなりで現パロ考えちゃうくらい本当、柊さん愛してます(ノω〃)
物乃芽がだんだん子供っぽくなると思いますが気にしないでください…
大分はしゃいでます…。
ではでは、またなにかコメントしたくなったら本体失礼させて頂きますね
いつもお相手感謝です^^*
>物乃芽
っ、ふふ、シラタマ温かいですか?
(物乃芽の手がシラタマへ移動したかと思うと、抱えられたシラタマはそのまま柊の懐へすっぽりと収まり。突然のことに驚きながらも、少しのくすぐったさに笑みを浮かべて。しかし白いふわふわとした毛並みはとても温かく、すぐに馴染むとシラタマの温かさが直接柊にまで届くようだった。トクトクと伝わるシラタマの心音に、次第に何処からか眠気もやってきて)
(ガタガタと音なる小屋も、強く降り続ける雨音も。しかし柊はそれをどこか虚ろ気に聴きながら、閉じていく瞳に逆らうように寝ては駄目だと叱咤して。瞬間、「ちょっと…」と言いつつ撫でられた頭と、ゆっくりと席を離れた物乃芽に目をパッチリ開けて、一体何処へ行くのだろうと、心配になるも立とうとはせずに。座ったまま物乃芽の姿を目で追いながら、「物乃芽さん…?」と静かに問うて)
(しかし直後、小屋を出る物乃芽に驚くと思わずその場から立ち上がり後を追おうとして。胸の中で寝そうになっているシラタマを抱き抱えたまま、けれど聞こえてきたのは物乃芽のどこか嬉しそうな声色と、それから目にした彼の表情。風邪を引きますよ、という言葉は何故か自然と呑み込まれ、楽しそうな彼に少々笑みを浮かべながら。しかし当の本人である柊は、少しの寒さに小さくクシャミをすると、戸を開けたまま壁に寄りかかるようにしてその場に座り込む)
シラタマ、物乃芽さんったらあんなに楽しそうで。
でもなんとなく分かるのですよ、心が高揚する気持ちが、私もよく分かります。
きっと物乃芽さんのことですから、感じたことのない今の季節を思う存分楽しんでいると思うのです。声をかけようと、そう思ったのですが。あんな表情を見てしまっては、なんだか私も嬉しくって。
(眠りにつきそうなシラタマの毛並みを優しく撫でながら、語りかけるようにして。ニャーと小さく鳴くシラタマに微笑むと、それからもゆっくりゆっくりと撫で続ける。次第にそのリズムが柊自身にまで効いてきたようで、瞳を閉じたり開いたりと。たった数分の出来事に思えるようだが、それでもどうやら柊にとって体力を使ってしまったようで。壁に寄りかかったまま、顔を下に向けるとそのまま眠りにつきそうになり)
(/いやはや、私も物乃芽さんを勝手に学パロで教師に仕立て上げて妄想してる具合には物乃芽さんが好き過ぎて辛いです(真顔)
はしゃいじゃってくださいなヾ(*´×`*)ノ
物乃芽さんのそういう性格に惚れてますん←w
お話の結末等々、それが終わった暁には膨らんだ妄想でいろんなパロ楽しみたいです!
その時が来ましたらまた本体同士での話し合いよろしくお願い致します(*´`)ゞ
ではではそれまで、お付き合いありがとうございました!!失礼致します!!)
>柊
(雨や風にあたりながら思い浮かぶのは柊のこと。誰かと自然を慈しみ感動を共にして想いを通わせるなんて思っても見なかった。柊の見せる表情や仕草どれもが美しく愛おしい。
それは蛍の灯火や雷雨に対する好奇心など比にならぬほど己の心を高揚させる……
(ふと雨足が弱くなったとき柊のくしゃみが聞こえた気がして其方を振り向くと何とも眠たげな姿が目に入り小さく微笑む。そして其方へ歩み寄っていけばシラタマが目を閉じているのを確認してから濡れた手で白く柔らかな両頬を包み込みそっと唇に口付けて
柊…疲れたな。…もう帰ろうか。きっと月が綺麗に見える。……負ぶさるか?
(下から覗き込むようにして微かに微笑むとまだ湿っている白い髪を撫でながら開いた扉の向こうに見える雲間に隠れた月に目配せして。それからびしょぬれの為やや躊躇いはあったが相手も同じようなものだからと背を向けるとおんぶに誘ってみて
>物乃芽
―――…もう、よいの、ですか?
物乃芽さんがあまりにも楽しそうなお顔をしていたので、…――私、私。
とても嬉しくて嬉しくて。ずっと見ていたいと、そう思っていたのです。
(ふと触れた唇にゆっくりと目を開くと、そこには優しい顔で微笑む愛しい物乃芽の姿が見える。少し寝惚けているのかもしれない、彼の質問には答えず、あの時の情景を思い出してはやはり柊も優しそうに微笑む。それから自然と、けれどまるでそれが当たり前というようにゆっくりと背を向けた物乃芽に手を伸ばしては、ぽんぽんと、胸を叩きながら彼のことを抱きしめて)
物乃芽さん、私は刻が愛おしくてなりません。
貴方と過ごすこの日々が、聞こえる雨音や風音も踏みしめる地も、命を知るこの世界が愛おしくてなりません。ですから、ですから―――…、
(上記をゆっくりと述べつつ、最後の方にはまるで力尽きたように小声で呟いて聞くことができない。そのままコテンと首を物乃芽の背に預けてしまうと、挟まっていたシラタマがどこか苦しそうに鳴いては、ぷはぁ!というように間からそろそろと抜け出して来て)
(/とってもお時間頂いてしまいました!!私情によりこんなにも遅くなってしまい申し訳ないですヽ(´Д`;)ノ
>柊
…そんなに楽しそうだったか?…それをずっと見られているのは少々恥ずかしいな
俺も…あんたと居る時間が好きだ。…あんたのことが………愛おしい
(背中に感じる相手のぬくもりと重みが心地よく耳元でゆっくりと奏でられる相手の声色が己の全てを癒していくようで。囁く声が寝息に変わったとき小さく微笑んでは“愛おしい”と静かに呟く。そしてひょっこり顔を出したシラタマが首に巻き付いてくれば小さく吹いて「今日は災難だな、シラタマ。……ずっとこの時が続けばいいな」そうシラタマに話しかけたとき、そのまん丸の瞳が細められていつもより低い声でミーと鳴く。普通の猫であるなら言葉が分かるのに、やはりシラタマの言うことは分からずに
柊、起きろ。着いたぞ。…はやく風呂に入って身体温めるぞ。
(戸口に相手を座らせ壁に寄り掛からせ、シラタマの身体を手拭いで拭いてやりながら話しかけるが起きる様子がなく。寝顔も綺麗…なんて思いながら早く起こさねば本当に風邪を引いてしまうと、とりあえず己からぴっとりと身体に張り付いた着物の袖だけ脱ぐと玄関口で絞って水気を切って。それから袖はそのままに相手に近付いて「柊…好きだ」と悪戯に耳元に息を吹きかけ囁く。続けざまに「風呂入ろう」と勿論一緒に、と言う意味を込めて。
(/いえいえいえ!とんでもないです。お暇な時にまぁ回してやるかぐらいでいいので(^-^)b
返して頂けるだけで光栄です!物乃芽の悪戯度増していくと思いますが宜しくお願いします^^;
>物乃芽
(前半すっ飛ばしちゃいました(´ω`))
――――ん、
(体が揺れる感覚と、聞こえてくる水の滴る音。しかしそれら全てが、今の柊にはリズムの良い子守唄にしか聞こえなかった。意識はうっすらとあるが、けれど瞳を開けれるほどの気力も無い。もうこのまま床につき寝てしまいとたいと、そう思いながら。意識をゆっくり手放そうとしたとき)
(耳元に吹きかけられた息と、それから言葉と。それにゆっくりと意識を浮上させると、瞬間風呂に入ろうという物乃芽の言葉。微笑みながら小さく頷いて。しかし大事なのは、柊自身一緒に入ることを前提で頷いたというわけではなく、別々に入るうえでの頷きだったということ。寝てしまいたいという思いと、しかし雨でベタつく体を洗い流さなければいけないという思いと。風呂場で寝てしまったらどうしようと、そんなことも思いつつ)
(/悪戯度が増すですと(゚∀゚)!w柊さん頑張りますwwではではここらでドロンッ(-∧-)
>柊
……寝惚けてるのか?…あとで文句言うなよ
(微笑み頷く相手は明らかに微睡みの中にいて恐らく己の言葉の意味を理解していない。己の知っている柊なら赤面して戸惑うはず。しかしまあ本人が承諾したのだから良いかと「いいよな?シラタマ」と身体ブルブルと振るわせて残った水滴を払うシラタマに話しかけて。
(暫く頷いた相手を見ていたが何か考えているのか動きそうにない。このまま放って置いたら再び眠りに落ちそうな相手の頬をつんつんと突いた後、軽々とその身体を抱き上げると風呂場までつれていき、なんでもないように相手の帯を少しだけ緩め次ぎに片袖を器用に脱がすともう片方も脱がそうと手を伸ばして
>物乃芽
――――ふ、…ん、……もの、のめさ、
(頬を突かれる感覚と抱き上げられる感覚を覚えつつ、しかし身体はまだ目が覚めていないようで。だらんと物乃芽に身を寄せていると、次いで感じるのは帯が緩められていく感覚だった。それから片袖が脱がされると、柊の意識は次第にハッキリしてきて。そこで目にしたのはもう片方に手を伸ばす物乃芽の姿。一体何がどうしてこうなったのか、それが先ほど自分が頷いたことの為などと、寝惚けていた柊は知る由もなく。相手の名を呼ぼうとしたところで、それも驚きにより意識的に途切れてしまう)
――――っひゃ、
(それからまるで女のような声を思わずあげると、そのまま座り込んで背を丸くしてしまう。驚いてしまったからといって、乙女過ぎやしないかと。柊自身思いながらも突然のことで焦ったのは事実だった)
>柊
……っ、い、いきなり声出すなよ。驚くだろ
(突如いつもより幾分高い声を上げて背を丸めてしまう相手に此方も驚いてしまい焦りの色が浮かんで。次ぎに襲う感情は怖がらせてしまっただろうか、悪戯が過ぎただろうかという不安で。と、そこへ柊の悲鳴を聞きつけて駆け付けてきたシラタマが二人の間に割って入り此方に全身の毛を逆立てて威嚇してきて。其れはまるで「柊になにをした!」と相手を庇う戦士のようで。「…俺は何も--」と言いかけたところシラタマに飛びかかられ肩辺りを思いっきり引っ掻かれる。それからシラタマは素知らぬ顔で柊に近寄ると「大丈夫か?」と言うように身体をすり寄せていて
俺が悪者みたいじゃないか……、柊の了解はちゃんと得たぞ。な?
(溜息混じりに言うが若干己に落ち度があるのは自覚しているため強くは言えず。それでも相手が頷いたことには変わりないと控えめに相手に近付いていけばその顔を覗き込んで
っ、み、見ないでくださっ、
(例え愛しい相手であっても、いや、逆に愛しい相手だからこそだろうか。恥ずかしい姿を見せてしまったと。今まで散々はだけた姿を見せてきたくせに、自身が了承しているのとしていないのでは感覚が全然違うようだ。覗き込むように見てきた物乃芽から直ぐに目線を逸らすと、そのまま急いでシラタマを抱き抱え、シラタマの背に隠れるようにして顔を伏せてしまう)
―――わ、私はつい一人で入るものだと。
まさか物乃芽さんもご一緒だとは思わなかったのです。
こんなにもみすぼらしい姿を見せるなど、私は恥ずかしくてどうにかなりそうですっ、
(それから上記を述べつつ、思案するのは己の姿だった。今まで綺麗だと、そう言われてきた白い肌も髪も。しかし脱いでみればそれがよく目立つ、彼は白過ぎるのだ。其れがどうにも柊にとっては綺麗とは思えなかった、あまりにも白過ぎて気味が悪いと思うほどに。物乃芽と共に入り己を見せることへの恥ずかしさはもちろんある。しかしそれ以上に、姿を見せてどう思われるのだろうかと。柊はそれが気になって仕方が無かった)
(シラタマの背に隠れる柊だがもちろん全く隠れておらずその姿はうぶで可愛らしいと思ってしまい茶化すわけでもなく微かにだが柔らかく微笑んで。しかし続く言葉を聞いた途端その表情は一変して
……柊、あんたは阿呆なのか
(みすぼらしいなどと。微笑みを消し少しむっとした表情になればシラタマをゆっくりとした動作で除けて床に下ろす。そして相手の片頬に手を添え顎にその手を通わせればくいと上向かせ唇を奪いそのまま首筋に顔を埋めて「…次ぎにその口で自分を悪く言ってみろ。…許しはしないからな」低い声で静かに呟けば優しく優しく柊を抱き締めて背中を撫でてやり愛していると耳元で至極穏やかな声色で奏でて。
…よし、もう入るぞ。ゆっくりしすぎては本当に身体に障る
(そう言うやいなや相手の返答を待たずその華奢な身体を抱き上げると互いに中途半端に着物を脱いだまま浴室に入っては湯を掛け流し、これなら多少は気にならないだろうと
>物乃芽
―――っ、
(「阿呆なのか」と、その言葉と彼の表情に思わず首を傾げ小さく「え、」と呟くが、しかしそのまま上向きにされた顔と奪われた唇。それから小さく「許しはしない」という静かで低い声色に声を詰まらせるも、その言葉から恐怖は感じられずに。ただ柊を思っての言葉だと、柊自身も理解している。それはその後抱き寄せられた身体と、それから優しい手つきで背中を撫でる彼の手の温度からもよく分かる。耳元で呟かれた愛の言葉に頬を染めるも、「私もです」とそれに応えるように抱きしめ返して)
っわ、―――っ、これでは着物が、
(それから急に抱き上げられた身体と、向かうは柊の返答を待たずとしてズンズン進んでいく浴場。着物を着たままの入浴に困ったように上記を述べるも、しかしそれでは着物を着ないで入るという選択しか残されていないことに思わず口を閉じて。着物が肌に張り付く感覚はどうもなれず、やはりあまり気持ちの良いものではなかった)
―――後ろ、を。
お互い背中向きで入りませんか、後ろを向いて。
どうも着物を着たままでは、これでは物乃芽さんのお体も休めるものも休めません。
ですので、
(そう言いながら返答を待たずとして柊は先に浴槽に足をつけると、サッと物乃芽に背を向けるようにして身体をすっぽり湯につけて。それから残っていた片袖からゆっくりと腕を外すと、少しばかり楽になったと息を吐いて)
>柊
休まる休まないの問題じゃないんだが……
ただあんたと一緒に入ってみたかった
まあ、そこまで言うなら……
(始めは交互に入っていては後に入るどちらかが風邪を引いてしまうと思ったため一緒に入ろうと提案したが途中からはただ相手と入りたいと思っていて。別に何がしたいなどは何もなく少しでも一緒に居たいと思って。
(相手に続いて湯船に足を通すと相手の言うように背中合わせにはいり軽く柊の背にもたれて。濡れた白い髪が首筋に触れてくすぐったく感じるがそれが心地よい。今日もいろんなことがあったと思いながらちゃぷんと音立てて水面を手で弾いて
こうしていると…自分が四季ということを忘れそうになる
春や冬など関係なく始めから…この世に生を受けたのではないかと…
四季が生を受けたという言い方は少しずれている気もするが…
(背中をもたせかけながら唐突にぽつりぽつりと話し始め、再びぴしゃんと水面を指で弾いて。そして水面の波紋を見たまま手だけ後ろに持っていき相手の手を握ろうとして
>物乃芽
(物乃芽が湯に足をつける音、肩までつかる音。それら全てに反応してしまって、背中合わせで相手が寄りかかってきたときの柊は正直湯の熱さと恥ずかしさでどうにかなりそうだった。背から伝わる心音に、自身のドキドキと煩い心音が聞こえてしまわないかと、そんなことを考えてしまって。しかしそれも数分と経てば最初よりかは幾分マシになる、ちゃぷんとした音を耳で聴きながら、柊もだんだんと身体の力が抜けて物乃芽に寄りかかるようにして休める)
(それから物乃芽の言葉を静かに受け止めると、なんだかあまりにも物乃芽の姿が切なく思えてしまって。相手の手を握ろうと手を伸ばすと、瞬間触れたそれに思わず身体をビクつかせて。しかし直ぐにそれを絡め取るように握り返すと、相手の指の間に滑り込むように自身の指を置いて)
―――…私たちは、そうですね。どちらかと言われれば生を与える方ですから。
きっとこのようにして生きることに慣れていないのです。ですから、神様がきっと私たちに機会を与えてくださったのです。このようにして生きることの素晴らしさを教えようと、そう思っているのかもしれません。互いの四季の良さを知るようにと、現に私は貴方に焦がれていたのです。願いが叶ったと――…ふふ、神様に感謝しなくてはいけませんね。
>柊
(確かめるように寄り掛かってくる背中がふれ合うだけで胸が温かくなり自然と微笑みが零れる。そして細い指が絡んでくれば離さぬよう優しく握り込んで)
……生を与えるか。あんたの口からその言葉が聞けるなんてな。嬉しいよ
…俺はずっと俺以外の四季がどんなものか見てみたかった。生物が織りなす物を…、本当に生死は次へと連なっていくのかをこの目で確かめたかったんだ。それがこうして今叶っている。…今は早く柊の見てきた世界を見てみたい。この肌で感じてあんた共にありたい
(手を軽く握り直し一度離すとちゃぷんと水音を立てゆっくりと振り返る。そして相手の項に口付け背後か腕を回すとぎゅっと抱き締めて「柊、俺も冬に…あんたに焦がれてる」耳朶を甘噛みし囁くと「先に上がってる。のぼせるなよ」と言い残し濡れた白い髪に口付けて相手の返答を待つことなく風呂場を後にしようとして
>物乃芽
――――っ、もう少ししたら、私も上がります。
(何て意地悪な言い逃げなのだろうと、これでは湯の温度よりも相手の言葉でのぼせてしまいそうで。甘噛みされた耳朶は初めよりも益々朱く染まり、抱きしめられた感覚を思い出しては顔の半分まで湯につかり恥ずかしそうに顔を伏せている)
(それから後を追うように柊も湯から上がり、脱衣所で着替えているとき。ふと足元で擦り寄ってくるシラタマが目に入り、抱き上げては「物乃芽さんと、思いが一緒だったんですよ」と嬉しそうに言葉を紡ぎ。しかしどうだろうか、それに対してのシラタマの反応はいつもとは少し違うように思える。嫌そうにするのではなく、目を細めてニャーと何故かニヤリと、言葉にすればそうするように微笑んでいて。それが柊には理解できず、「……シラタマ?」と再度名を呼ぶが彼はそのままスタッと地面に着地すると何処かへ行ってしまった)
―――…物乃芽さん、シラタマが……いいえ、なんでもありません。
(タオルで髪を軽く拭きながら、居間へと訪れた柊は先ほどのシラタマの様子を少し怪訝に思って。しかしそれも杞憂なのかもしれない、さして気にすることでもないだろうと。言いかけた言葉を飲み込んで。)
>柊
……何であいつあんな可愛いんだ…男なのに
(居間の畳の上に座りのぼせたのか気恥ずかしさからなのか火照った顔を隠すように頭を抱える。相手の前では平静を装っていたが内心では鼓動が速くなるのを抑えるのに必死だった。逃げるように風呂場を後にして来たが頭の中は、相手のはだけた着物の隙間から覗く透き通るような白い肌や、色付く頬が焼き付いて離れない。…不純だと本気で思い項垂れていると背後からその張本人の声がしビクリと肩を振るわせて
柊…早かったな。…布団敷いてあるからすぐ寝られるぞ
(何でもないようにやや引きつった笑みを浮かべて言うが続けた言葉に更に不純だと思う己は相当おかしいと頭を抱えて。ふとシラタマが…と言いかけた相手のことが気になったが今は火照った頬を気付かれないようにしなければと
…そういうことだから俺は先に寝る、おやすみ
(ゆらりと立ち上がりまだ湿った相手の髪をすれ違い際にぽんぽんと撫でて寝室に向かおうとして
>物乃芽
あ、――…おやすみな、さい。
(居間へと着き物乃芽に語りかける柊だったが、しかし当の本人である彼はどこか上の空のようにも思える。火照ったような頬は朱く染まり、それを気にかけ口を開こうとするも、「おやすみ」の声に思わず呑み込んでしまう。風邪でも引いていないだろうかと、そんな心配をしながらも。それからしばらくそこに立ち、しかしやはり少し落ち着かない心。こういうときはあの場所だろうと、縁側へ赴き夜空に見える月を見据えてはその場に静かに腰をかけ。すると、ふと見えるのは月をジッと見上げるシラタマの姿、)
―――シラタマ、貴方は不思議な猫ですね。思えばあの日もきっと、何かの巡り合わせのような気がしてなりません。ふとしたとき、貴方のその瞳が少し怖く思えてしまいます、と言ってもシラタマには分からないでしょうか。………いええ、分からなくてもよいのです、シラタマはシラタマですからね。おいで、そこに居ては風邪を引いてしまいますよ。
(静かに語りかけるように、柊の言葉一つ一つに耳をピクリと動かすその様は、まるで言葉を理解しているようにも思える。金色の細いつり上がったその瞳は、ジと柊を見つめて。しかしそれからふわりと優しく、先ほどとは違う笑みを浮かべると黙って柊の元へ擦り寄ってくる。それから肩へと登ると、柊もそのまま寝室へ赴き眠りについて――…)
(/遅れてしまいましたヽ(´Д`;)ノ!!夏の行事?といいますか、蛍のお話でも十分素敵なのですが!!折角なのでオリチャ恒例!!かどうかは分かりませんが、どちらかが風邪を引いて看病するという設定をやってみたいのですが(/ω・\)チラッご検討してくださると嬉しいです^^)
(/おお!!同じこと考えていらっしゃったのですね(=´▽`=)
自分もこの流れは夏風邪ネタでは…!?と思っておりました!
風邪引きさんどちらにしましょう…ご希望あればおっしゃってください^^
(/同じことを……ですと!?
これは以心伝心(/ω・\)チラリ
夏風邪ネタいいですよね(ºωº)看病するのもされるのもニマニマものです。
ご希望…特になくてですね、普段健康そうな物乃芽さん看病するのも楽しそうですし、受け側である柊が風邪引く王道も素敵ですし\( *´ω`* )/
決められない(<●>ω<●>)カッ)
>柊
(朝日が差し込む頃何やら顔面を柔らかいものがプニプニと押してくる感触に意識が浮上するがまだ眠たいと布団を被りながら寝返りを打つ。その瞬間、その柔らかいものが突如凶器と化し鋭く尖ったものが頭に刺さって
…ッ痛!?…おい、シラタマ何するんだよ……
(己の上に乗るそのプニプニと凶器の正体、シラタマに向かって寝起きのせいか不機嫌を顕わにして髪を掻きながら睨み付ける。するとシラタマが“お前が何してるだ”とでも言うように目を細めミャーと再び鋭い爪を立てて
やめろって…何で俺ばっかりそんな態度……--柊?
(シラタマを抱えながらぶつくさ言い上体を起こすとそこではじめて隣で眠る柊の様子がおかしい事に気が付く。いつも静かに寝息を立てているはずの相手は酷く苦しそうに息をしていて、頬は蒸気したように赤く色付いている。そこで一気に目が冴え蒼白になると相手の布団に近付きその細く白い手を取って
…お、おい、柊、大丈夫か?…どうしたんだよ。…こんな熱い…っ、なあ、柊!
(いつもひんやりと冷たい手は異様に熱く本当に溶けて無くなってしまうのではないかと恐怖にかられ柄にもなく焦ってしまい“風邪”と分かっているはずなのに今はそれを考える余裕すらなく。ただただ相手の手を握ってお願いだから此方を見て声を聞かせて欲しいと
(/以心伝心(ノ゚▽゚)ノ♪
ということで自分の勝手な判断で王道まっしぐら、柊クンに風邪菌プレゼントします笑
どっち風邪にしようかすっごく悩みましたがやっぱり可愛い柊クンを愛でたかったのです、はい←
物乃芽の理性が危うくなった時はシラタマというボディーガードがいるので大丈夫です(`・ω・´)ゞ
>物乃芽
(今まで感じたことのないような熱さと、それから呼吸をする度に火傷しそうなほど痛む喉。そのどれもが柊にとっては初めてで、このままどうなってしまうのだろうかと胸には不安ばかりが募る。呼吸は早まるばかりで、ぼんやりとしたその意識を手放そうとしたとき)
――っ、もの、め、…物乃めさ、んっ
(聞こえてきた愛しい人の声と、握られた手に思わず涙を流して。上記を述べながら必死に手を伸ばすと、そのまま抱きしめて欲しいとでもいうように、甘えるように縋る。初めて柊に襲いかかったそれが、風邪だということは認識しているつもりだった。しかしこれほど苦しいものだとは知らずに、このまま消えてしまうかもしれないと、そんな恐怖に顔を歪めて)
(/愛でられます、柊くん愛でられます(ºωº)シラタマ頼みましたよー\( *´ω`* )/www
>柊
(涙を流す相手に息が詰まったように胸が苦しくなる。こんな辛い思いをさせてしまったのは己が相手に無理をさせてしまったせいだと。でもそんなことを言えば相手が気に病むだけなので心の内に秘めれば今は落ち着こうと深呼吸して。それから縋るように伸ばされた手を優しく包み込んでそっと抱き起こすと額をくっつけるようにして抱き締める
俺がいるから…、大丈夫だからな
(己自身にも言い聞かせるように消えたりしないと背中をさすってやり「頭、痛くないか?…どこが痛い?」と目元の涙を親指で拭ってやりながら普段よりも幾分も優しい声色で問いかけて。それからこのままではいけないと相手をそっと布団に寝かせると今必要な物を取って来なければと思い「すぐ戻るから」と額に張り付く前髪をどかしてやれば立ち上がり
>物乃芽
(額同士が触れると、己の身体がどれだけ熱くなっているのかよく分かってしまう。しかし触れた額からほのかに感じる冷たさに心地よいと感じながら。抱き締められる感覚に安心感を覚えて)
っ、どこ、に――…っ、
(さすられる背中に呼吸を正していくも、痛む喉の所為で物乃芽に聞かれた質問にも上手に応えられず。しかし相手が離れていくことが分かると、咄嗟に手を伸ばして彼の裾を握り締める。上記を述べるのも今の柊にとっては苦しいようで、しかし一人にしないで欲しいという思いはいつもよりとても強く。それから離れていくのならばと、自身も着いていこうと身体をゆっくり起こして)
>柊
すぐ戻る。……ほらシラタマもいるだろ
(裾を握り締め、身を起こしてしまう相手に困ったような笑みを零せば再び屈むと相手の頭を撫でて上記を述べる。当たり前のことしか言えない己を腹立たしく思いながら今は少しでも相手を楽にしたくて「…喉、痛いんだよな?水、飲んだ方がいいから」上手く話せない相手を見て予測していいながら優しく寝かしつけてやって
(後ろ髪引かれる思いで勝手場に向かえば飲み水や桶に入った冷たい水、何枚かの手ぬぐいを手に足早に相手の元へ戻る。汗をすぐに拭いてやりたかったが今は水分を取らせたほうがいいと思い何度か声を掛けて相手の上半身を片腕で支えながら起こす。そして水の入った竹筒を手拭いでくるんで相手の唇に持っていき「水、ちゃんと飲めよ。熱下がらないから」とほんの少しだけ竹筒を傾けて
>物乃芽
―――、
(物乃芽の言葉に渋々といったように頷けば、ふわふわとしたあまり思考の定まらない頭で納得しようとして。それから目に入ったシラタマへと手を伸ばすと、匂いを嗅いだり頬を摺り寄せたりと、まるで猫同士の動きとでもいうようにシラタマへ甘える仕草をして。しかしそれもシラタマにとっては嬉しいらしく、同じようにザラザラとしたその舌で柊の頬を舐めて)
っん、―――はっ、
(呼びかけに応えながら、口に当てられた竹筒に違和感を覚えながらもコクリコクリと水を飲んで。しかしそれの大半は口から溢れ顎を伝い布団へと染みを作っていく。それでも幾分喉には潤いが戻り、痛みはあるものの先ほどよりはマシになる)
(/遅くなってすみません;;最近泊まりがけのお仕事多くて;でも柊クンの萌パワーでかなり元気でます←
>柊
柊……汗掻いてるから身体拭こう。辛いだろうけどちょっと座っててな
(口元から零れてしまった水を手元の手拭いで優しく拭いてやりながら、よしよしと頭を撫でて。内心いつもと違う相手を目の前に気持ちの余裕はないが相手を少しでも楽にしてあげたくなるべく苦しくない姿勢で相手を座らせる。そして冷たい水に浸した手拭いで相手の身体を丁寧に拭いてやり。
……薬あったほうがいいよな。でも薬なんて薬草くらいしか……。
(着物を整えてやると頭に手を添えながら再び寝かしてやるが辛そうなのは変わりなく。とても食事が出来る状況でない今必要なのは薬なのだが手元にはなく自分で用意するしかない。相手の元を長時間離れるのは心苦しいが薬草を手に入れる為には己が動くしかなくて
…柊。少しの間…いやちょっと長く感じるかも知れないが待っててくれるか?
(枕元に座り相手の額に水で浸したタオルを置いてやり、その流れで頬を撫でるとなるべく不安にさせないように優しい声色で上記を述べる。しかし慣れないせいなのか己自身柊を失うかもしれない恐怖に怯えているせいなのか語尾が僅かに震えて
(/全然大丈夫ですよ(。・ω・。)!!もう本当、無理しない程度にゆっくりで構いませんからね!!
私も物乃芽さんの優しさと格好良さでバイト乗り切れます←)
>物乃芽
(手をあげるのも思うようにはいかず、物乃芽に始終任せきりの状態で作業は続いた。ひんやりとした手拭いは、身体の熱を全て奪っていってくれるようで。しかしそれ以上に熱を取るのは、頭に触れる物乃芽の手だろう。いつもは温かいと思うそれも、今日ばかりは冷たく感じ心地が良い)
(それらを感じつつも、再び横になると身体の辛さはまた元に戻ってしまう。自身が冬という季節の所為か、熱さには滅法弱くその姿は随分と弱々しい。とても食事を取れる気力もなく、かといってこのまま静かに安眠できるかといえばそうでもない)
―――っ、ごめ、なさ、…ごめんな、さいっ。
(すると聞こえてきた「薬草」という言葉。それは確かに有難い話なのだが、それを得るには物乃芽が遠くまで赴かなくてはいけない。道中に何があるか分からない、そしてなによりもこの状況で彼と離れなくてはいけないことは柊にとってとても悲しく。涙は見せないようにと、しかし上記を述べながらも、頬を伝う涙は枕に染みを作っていった)
お怪我を、されませんように。気をつけて、長くとも待っております。
ですから、ですから―――っ、
(しかし、これでは駄々をこねる子供のようだと自分を叱咤し。腕を一生懸命あげれば、その手で涙を拭うと笑みを浮かべる。この状況で離れるのは確かに辛いことではあるが、それも柊の為を思っての行動だと分かれば話が別である。頬を撫でられる感覚に目を細め、その手に自分の手を重ねそのまま口付けをして)
>柊
(ここ最近の柊は会った当初と違い心からよく笑うようになり自分を責めることもせず随分と前向きになってきたように思えた。しかし身体も心も無理をしていたのだろう。冬なのに慣れない春と夏という環境の中、心配させないように表情には出さず我慢するところもあったのかもしれない。それに考え方だってそう直ぐに変わるものではないから己の知らない所で夜一人涙していたこともあったのだろう。心身共に疲れていたのだ。それを心の奥底で理解して居たにも関わらず口に出す方が負担だと黙秘し見て見ぬふりをしてこの状況になったのは己の責任で……
柊。泣くのを我慢しなくても良い。今は思い切り泣いてゆっくり寝るといい
…でもありがとな。待っていてくれると言ってくれて。
大丈夫、ちゃんと無事で戻る。柊が此処で待ってくれているなら—--
(泣くのを我慢させているのは己の所為だ。今は何も強がることも余計なことも考える必要はないのだと不器用ながら優しく微笑みただその頬を優しく撫でる。そして手を重ねられ、いつもより幾分も熱い唇で口付けされればピクリと指が動いて。---愛してる。相手の耳元にそっと顔を寄せそう囁くと反対側の頬に軽く口付けて
……気休めにしかならないかも知れないけど、ちょっとごめんな
(そう小声で呟くと白く華奢な身体を軽々と横抱きし先刻まで己が寝ていた布団に相手を寝かし変えて。少しでも、離れていても己を感じて居て欲しくて……「行ってくる」震える声を抑えながら相手の額に口付けると再び冷えたタオルを額の上に乗せてやる。「シラタマ、看病頼むな。傍に居てやってくれ」低声でそう告げると枕元に飲み水と置き、後ろ髪を引かれる思いで立ち上がって
>物乃芽
(火照る身体に加え、しかし呼吸は初めの頃よりは幾分落ち着いて。頬を伝う涙の所為で、髪がペタリと喉元に張り付いてしまう。物乃芽の言葉一つ一つを呑み込むように頷けば、最後の最後で紡がれた「愛している」の言葉にとうとう目をギュッと閉じて、けれど端からは絶えず涙が溢れて仕方が無い。待っているなど言わなければ良かった、待っていたいのに、けれど心は正直だ。寂しくて寂しくて、薬草よりも彼が傍に居てくれるだけで十分だ。そう思ったとき、しかし自身が物乃芽を思っているように、彼もまた柊のことを思っている。それが分かってしまうと、彼の思いを無碍になどしたくなかった)
―ー…物乃芽さんの匂い。
(それから抱き抱えられた身体と、同時に入り込んだのは物乃芽の布団。まるで抱きしめられているようなその感覚に、もっと感じていたいと掛け布団を握り締める。それから「行ってくる」という言葉に静かに「いってらっしゃい」と口にすると、彼が行ったあと呟くように上記を述べた。深呼吸をすると、満たされるその思いに自分も単純だと苦笑しながら。近くに寄り添ってきたシラタマの頭を撫でてやると、柊はしばらくしてからゆっくりと眠りについた)
>柊
(部屋を出て襖を閉じた瞬間、胸の辺りの着物をくしゃりと掴み詰まっていた息をゆっくりと吐き出す。胸の動機が治まらない。恐らく柊はもっと辛く苦しい思いをしているがそんな柊を見ているのが耐えられなくて。---恐かった。目の前で解けて儚く散ってしまうのではないかと。そう思うと心が張り裂け叫びたくなるほど心が痛んで…。
苦痛に耐える相手を見るのは辛い。だが目を離している間にもしもの事があったらと思うと、傍を離れたくないという交差した想いが己の中で混沌として)
(一刻も早く相手の元に戻られねばと本の知識と動物達の言葉を頼りに薬草の生える丘に向かう。運動神経は悪くなく体力もある方だが昨日とは打って変わって蒸し返すような暑さに頭が何度かぼーとしかける。しかし相手のことを思えば何でもなく目的地まで着物を土や葉で汚しながらも果敢に向かって)
(---二時間。思いの外、道は険しく遠方で時間が掛かってしまったことに心は焦燥にかられ不安でいっぱいで。どうか無事で…少しでも楽に眠っていて欲しいという気持ちで平屋の敷居を潜る。疲れなど微塵も感じなく汗で額に張り付いた前髪を横に流し、薬草の入った袋を腰に下げたまま一目さんに相手の眠る部屋に向かって。相手の部屋の前まで来るとふぅと心落ち着かせるように深呼吸すると眠っているかもしれない相手を気遣い静かにゆっくりと襖を開き中の様子を窺って
>物乃芽
(眠りについてから一時間程経った頃だろうか。熱はあるものの呼吸を正して眠る柊の姿は、まるで死人のように静かだった。心配して頬を舐めるシラタマにも反応を示さず、潜り込んだことさえ気づかない。ただただ静かに、頬をいつもより朱く染めそこに眠っているのだ)
――――っ、――ぁ、
(しかしそれからものの数分後、柊はその静かな世界で夢を見ていた。深い深い、暗闇に囲まれたそこに、真っ白な着物を纏った自分はへたり込むように座っていた。何もない世界で、けれど自身の姿はしっかり見えている。そしてその先に点々と見える白い何かを引きずったような跡も。後を追わずにはいられなかった、ゆっくりとした足取りで、しかし真相を確かめるように歩みを続けて。
―――最後、たどり着いたその場所に見えたものは、消えてゆく物乃芽の姿だ。今まで追いかけていた白い跡は彼の一部だったのか、暗闇に溶けてゆくその姿に目を見開くと、そして更に見える影にまた目を見開くこととなる。リンと鈴が鳴ったか鳴らないか、しかししっかり聞こえた「ニャー」という鳴き声。尾を愉快そうにちらつかせ、弧を描いてそれは笑う。「――…シラタマ?」と最後、柊は口にするが、瞬間物乃芽の姿は塵のように消え去って)
っ、ああああああっ
(必死に手を伸ばす、柊は身をよじりながら天井に向け手を挙げていた。しかしそれに柊自身は気付かず、夢の世界で消えてゆく物乃芽に対し伸ばしている。思わず叫んだその声に、布団に潜り込んでいたシラタマは飛び起き上がり身を引いて。「っ、物乃芽さんっ、物乃芽さんっ、物乃芽さん」と何度も彼の名を呼ぶが、夢の中でその愛しい人の存在はすっかり闇に溶けていき―――…)
(/なんといいますか、小説っぽいようなそうじゃないような、ごっちゃなロルになってしまい大変申し訳ないです( ´ω` )プラスして遅れちゃってすいません!!!こんな感じの展開にしちゃったんですが大丈夫でしたでしょうか?シラタマが悪役のようになっていますが('、з _ヽ )_
そこで考えたのですが、シラタマは天からの使いなのですが、シラタマ自身の意識とは別といいますか、憑かれてる?感じにしてあげた方がシラタマが優しいままでいれるのではないかと!!
勝手に悪役っぽくしてる私が言えたことではないのですがヽ(´Д`;)ノ
○シラタマの猫としての意識と、天からの使いとしての意識が別。
○助け出したときは猫の意識⇒それからの多々ある行動等は天からの使いとしての意識。
↑上記のような感じなのですが( ´ω` )説明下手ですみません;;)
>柊
(襖を開き柊の様子を見た瞬間、全身が震撼し一瞬息が止まる。何か懸命に求め縋るように宙に伸ばされた細い腕は震えていて、全身酷い汗で濡れているように見えた。「ミャー」なくシラタマの声に我に返ると慌てて柊の元に掛けよりその震える手を両手で包み込んで
柊!!…柊、俺はここにいる。今帰ったから、なあ、柊ッ!
(脇目もふらず相手の名前を必死に呼びかけ己は今ここにいるのだと懸命に伝える。それと同時に一人にしてしまったことを酷く後悔し自責の念に囚われれば包み込む手に力が籠もって。そして己自身汗でぐっしょりとしている為あまり相手には触れないようにしようと思っていたがそんなことはもう頭になく気付けば相手を抱き起こし腕の中に閉じこめていて。
(/いえいえいえ!とんでもないです。主様の美的ロルにはいつも感銘を受けております!いや…本当自分駄ロルなので見習いたいです(*¨) そして素敵展開ごちそうさまです!
シラタマの憑かれてる設定いいと思います!あれですよねキーマンならぬキーキャットですよね←
絶対現パロでも二人を引き合わせてくれる猫さんだと思っています!!
>物乃芽
っ、物、乃芽さ、ん―――もの、のめさんっ、物乃芽さんっ
(真っ暗なそこで、柊は両手で目を覆い崩れるように地面に膝をつけると、その場で静かに泣き出した。愛しい人が消えてしまった、この気持ちをどう埋めろというのか。溢れる涙は留まることを知らず、しかしふと聞こえてきた自身の名を呼ぶ声にハッとして顔を上げる。それは聞き間違えることなどない、大好きな彼の声で。縋るように彼の名前を呼べば、瞬間パッと目を開けてようやく柊は目を覚ました。吹き出る汗に、目の端からは涙が頬を伝う。すっかりベタついて所々頬に張り付く白い髪も、しかし今の柊にはどれも関係無かった。目の前に彼がいる、消えたと思った彼がいる。今までのそれがようやく夢だということに気づくと、瞬間物乃芽を確かめるように彼の名を呼びながらギュッと抱きしめて)
消えて、しまわれたと。貴方が消えてっ、黒い影が物乃芽さんを攫ってゆくのです。
私を置いて、貴方はどんどん消えてしまわれた。私はっ、私は――――っ、ゴホッ、ッン、ハァ
(それから勢い任せに上記を述べると、物乃芽を抱きしめる手はいつの間にかカタカタと震えていた。そしていつぞやのように、柊が寝る敷布団、それから今もなお握り締めている物乃芽の着物の裾。それら全てがピシピシと凍りついていき、辺りは一瞬で冷気を纏うようになる。この時点で既に、柊は恐ろしさで正常な判断ができずにいた。自身の冷気が如何に相手にとって辛いかを、そして近くで見守っていたシラタマまでもが物乃芽の影に隠れるようにして怯えていた)
(/どーっこが美的ロルなのですが('、з _ヽ )_もう言いたいこと全部詰め合わせてごっちゃごっちゃになったロルです、みたいな( ´ω` )
物乃芽さんのロルはまとまっていて伝えたい内容がズババーンと来るのでとても回しやすく嬉しいです!!
キーキャット、いやはやこれは現パロでも期待するしかないでry
なんかこう、どちらかが既にシラタマを飼っていて、逃げ出したシラタマを探す片方とシラタマが轢かれるのを偶然助けた片方で出会う話まで考えて悶絶してました( ´ω` )
もうぶっちゃけた話すると、妄想し過ぎて二人のイラスト描いてるぐらいにはこのチャットと物乃芽さんが好きすぎて辛いです('、з _ヽ )_wwww)
>柊
…柊?大丈夫か?………ごめんな、俺が馬鹿だから…俺のせいで……ッひい、らぎ?
(目を覚ました相手にホッと安堵するがそれと同時に酷い罪悪感と自己嫌悪に襲われ身勝手にも己の気持ちを優先させ謝ってしまうがそれは間違っていた。柊の心は至極乱れ、その涙と怯えた瞳に息を飲む。その瞬間、急速に冷えていく室内と体温に身体がついていかず呼吸が苦しくなり手足が強張るがここで相手を離してはいけないと更に強く抱き締めて。それでも冷気は収まらず疲労も相まって一瞬意識が遠のきかけるが唇を噛み締め何とか気を失うことは免れ--
柊…全部夢だ。俺はここにいる。消えてなどいないし、消えもしない。何に攫われようと柊が俺を求めてくれるなら俺は必ずあんたの元に戻るから。…柊—-
(喋るたび、息を吸うたびに冷気で喉がひりつくが構わず相手の心に語りかける。そして上手く動かぬ手で相手の肩をほんの少し押して身を離させ一呼吸置くと、相手の名を愛おしげに呼びながらふわりと相手を抱き寄せその柔らかな唇を奪って。それから落ち着くまで目元の涙を指で拭ってやりながら頬に口付けたり背を撫でたりして「俺はここにいるから」と
(/いや!本当いつも参考にさせて貰ってます!柊の気持ちがひしひしと伝わってきて涙ほろりです。現パロの世界は今の二人の来世的な存在になるのかなーとかも考えてました。となるともう赤い糸で結ばれてる事に…(*ω)お互い一目見た瞬間ビビビーーンって感じなのかなとか笑 それで現パロでは女子とかいて、柊に焼き餅妬いて欲しいという妄想←
イイイイラストですって!?…それはそれは是非見てみたいです!今テンションが振り切って息が乱れ………←
>物乃芽
―――、物乃目さ、――ん
(抱き寄せられた身体、それから触れた唇。纏っていた冷気がスゥと溶けていくと同時に、柊はようやく目を覚ます。ハッとして相手を見れば、すっかり冷たくなった身体に辛そうな表情。布団を見れば直ぐに分かる、ひんやりと冷たいそこが、以前己が犯したことど同様のことしてしまったのだと。それが分かると一瞬で顔を真っ青にさせ、しかし柊はそのまま彼の名前を呼びながら、ゆっくりと意識を失ってしまう。閉じていく瞳で思うのは、またやってしまったという後悔と。それから救い出してくれた物乃芽への感謝の気持ちと。しかしそれを伝えることは出来ず、そのまま瞳を閉じて―――)
(次に目を覚ますまで、柊は再び夢を見る。しかしそれは先ほどのように辛く悲しいものではなく、対象に自身はとても明るい場所に居た。着物も白くはなく、若草色をした随分落ち着いた色合いだ。
そこに僅かにだが光が差し込み始め、同時に声が聞こえる。リンと鈴が鳴る音と、それか途切れ途切れの言葉。「―――は、―――まで」と、それは聞き取ることが難しい。しかしその言葉を聞くと同時に、光はゆっくりと遠くの方へと消えてゆく。まるで伝え終わったというように、「待って」と叫ぶど止まることはない。柊はただそれが消えていくのを見つめて――――)
(/ぬぅああああ、漢字ミス('、з _ヽ )_スイマセン
現パロが二人の来世、そりゃあもう妬きまくりですね、密かにむぅと妬いておりますよ(´ω`)
イラストだいーぶ残念なことなってるのでオススメしません←
なんたって私の妄そry)
>柊
……----柊!?
(辺りの冷気が引いていくのを感じうっすらと瞳を開くと涙で潤んだ柊の瞳と目が合う。戻ってきてくれたと安堵するのも束の間、その身体からすぅと力が抜けだらりと倒れかかってきて。何が起きたのだと、暫く状況が飲み込めず混乱するがはっとなると相手の身体を揺する。それでも目を覚ます気配のない相手に酷い喪失感に襲われると、呼吸が乱れ力の抜けた華奢な身体をここに繋ぎ止めるように抱き締めていて。
数分後、なんとか気持ちを落ち着かせると、始めの頃よりは大分良くなったがまだ苦しそうに息をする柊を布団に寝かせて。
(柊の傍を片時も離れたくなかったが、ここまで柊が苦しみ己を待ってくれていた時間を無駄にはしたくない。そう思うと急いで薬草を煎じるための道具を寝室に持ち込む。それからは柊のすぐ傍で時折髪を撫でたり手を握ってやったりしながら薬を調合して。
その間、シラタマは柊の胸の上に乗って喉をゴロゴロと鳴らし尻尾をゆらりゆらりと揺らしていて。その瞳はどことなく普通の猫とは違う意味深な光を宿しており「…シラタマ?」と呼びかけるといつもより低く「ミャー」と鳴いて。
(薬を調合し終え枕元の片隅に置くと柊の手をそっと握る。不甲斐なさと申し訳なさで胸が痛むが今は自分ではないとその感情を抑え込み、ただ相手を優しく見守って。しかしそうする間、疲労と睡魔が襲えば座ったままの体勢で眠りに落ちていて—-)
(---夢。白く淡い光の中を己は佇んでいて辺りを見回しても其処には何もない。ただ心地よい風が吹き少し涼やかなぬくもりが己を包み込む。そしてその風に乗ってリンと鳴る鈴の音と共に声が聞こえてきて「-----の願いは叶った。あとは—---」風が舞い上がる音でよく聞き取れないそれは何を意味するのか分からない。ザーとざわめく風の中「ニャー」とシラタマの鳴く声が聞こえた気がして—---)
(/無駄に長くなってしまってすみません…。楽しくて止まらなくなってしまって←
漢字ミスばっちこいです!自分も実は打ってるときに目って毎度のようにやります。
というか自分が誤字脱字が酷すぎるので申し訳ない限りです………
是非にともその妄想に混ぜてくださ・・・・笑
あ、でも本当に良かったらでいいので…(*ノω゚)
実は私もイラスト描くスペックがあれば描けたらと思っておりました…!
本当、柊クン愛です(//∇//)
>物乃芽
―――――、
(それからどれほどの時間が経ったか、夢から覚め瞳を開けた柊がまず感じたのは、調合された薬草の匂いだった。土の匂いと、それとふんわり香る外の匂い。ピクリと手を動かせば、感じたのは繋がれていた手の温もりで、其方を向き物乃芽の姿を確認すると、柊はそこでようやく一息ついた。空いている方の手で物乃芽の手をそっと握り締め、小さな声で「ありがとうございます」と呟く。それだけで幸せと思える、それだけで胸には温かな気持ちが広がって)
―――よいしょ、
(そっと、そっと物乃芽を起こさないように布団から起き上がれば、胸に寝ていたシラタマの瞳がパチリと開く。それからトタトタとまるで柊を誘うように縁側へと歩いていくのを目にすれば、握っていた物乃芽の手をゆっくり解いて。羽織を彼の背にかければ、そのまま縁側へと赴く)
シラタマ、やはり貴方は不思議な猫さんですね。
シラタマはここにちゃんと居るのに、けれど貴方は蝶のように揺れ動いているようで。
――…ふふ、それでも私はシラタマが大好きですよ。
(ゆっくりとした動作ではあるが、疲れた身体をずっと動かさないよりは幾分気持ちが晴れたような気がしていた。縁側に座ると、当然のようにその膝へシラタマはすっぽりと収まって。撫でながら上記を述べつつ、シラタマはそれに相槌でもうつように「ニャー」と鳴く。柱に寄りかかるようにして瞳を閉じれば、聞こえてくる風の音に耳をすまして――)
(/それいったら私も長くなるときめちゃくちゃ長くなっちゃいますよ('、з _ヽ )_読むの大変じゃないかなぁと思いつつ書いていましたが、これ止まらなくなっちゃうんで制御不能です( ´ω` )スミマセン。
妄想、混ざっちゃいます、か(゚∀゚)!?
いやでもイラスト見せれる程の画力じゃないんですよ本当に!!w
私だって物乃芽さん愛ですよ<(`^´)>!!ww)
>柊
(まだ夢の中なのだろうか、風が白い粉雪を巻くように舞い上がると遠くに美しく佇む柊の姿が見える。白い雪の中どこか切なげに空を仰ぐ彼は至極儚げに見えた。放っておけばそのまま消えてしまいそうな気がして手を伸ばすが一向に届かない。そのままリンと鳴る鈴の音と共に白いしろい粉雪が彼を纏い去っていき—----)
……ひい、らぎ?
(カクンと首がなると共に意識が浮上しうっすらと瞼を上げる。そして握っていた相手の手を握ろうとした瞬間そのぬくもりが無いことに気が付きはっとなる。-----柊がいない。一瞬にして背筋が凍り付き、相手を失ってしまったという錯覚に陥って。まだ夢の中であって欲しいと思うが胸の痛みと己の乱れた息遣いが現実であることを告げる。身体が小刻みに震えればそれを抑えるように柊が眠っていた布団をぐっと握る。呼吸が苦しい。崩れ落ちるように布団に肘をついた時だった、はらりと羽織が横に落ちる。それを見た瞬間、動転していた感情が徐々に治まり、空気が喉を通ればゆっくりと息を吐いて。
(ふらりと立ち上がれば自然と足は導かれるように縁側へと向かう。
果たして愛しき想い人はそこにいた。風で白い髪が揺らぎ、静かに瞳を閉じる姿はやはり美しく綺麗で。すぅと胸につかえていたものが消えていけば背後からゆっくりと歩み寄り静かに屈むとすっぽりと包み込むようにして華奢な身体を抱き寄せる。そしてその存在を確かめるように腕に力を込め、ことりと相手の肩に頭を預けて。それをかわきりに堪えていたものが一気に溢れ瞳から涙が溢れるのが分かった。喉がクッと鳴り抑えようのないそれを相手に悟られたくなく嗚咽が漏れることは何とか免れるも瞳から零れる雫は止めようがなく。
……柊、よかった、居てくれて……急に居なくなるから…心配、させるな
…………絶対、振り向くなよ。…暫くこのままで居ろ…、…
(/主様のロルならいくらでも読んでいられます!
本当に一つの物語を読んでいるようで楽しいです("▽"*)
ではでは気が向いたら是非にとも宜しくお願いします<(_ _)>
いつでも両手広げて待ってます←
物乃芽がちょっと病んでますが構ってやると喜びます笑
>物乃芽
――――物乃芽さん?
(それは突然のことだった、ふわりと優しく抱きしめられる感覚がすると同時に、胸へと回り込んだ逞しい腕。ことりと自身の肩へ彼の頭が寄せられると、柊は思わず頭を撫でながら同じように頭を傾けた。次第に濡れていく着物に、そこでようやく彼が涙を流しているのだと理解する。嗚咽を含まないその泣き方は、柊に少しの違和感を与えて。もっと声を上げて泣くことができたのならと、これでは今までに泣く姿を見せた私が少し恥ずかしいではないですか、と。少々困ったように微笑みながら、それでも彼の言いつけ通り後ろを振り向くことはなく)
物乃芽さん、心配をおかけしてしまいすいません。
少々身体を動かしたくなってしまって、それでも今朝よりは随分と良くなったんですよ。
こんなに怪我を作らせてしまって、着物も着替えないといけませんね。
―――――本当に、ありがとうございます。
(それからひと呼吸おくと、上記を述べながらゆっくりと彼の頭を撫でて。そしてその手を一度離すと、パッと振り返り彼の顔を見る。声を上げずにただ涙を流す彼が、こんなにも愛おしくて堪らない。まるで隅で一人泣く子供のようだと、柊は物乃芽の頬を両手で包むと、ゆっくり唇を合わせて。それからポンポンと、膝を叩き両手を広げる。「おいで」と、それはまるでシラタマにやる仕草とすっかり同じだ。泣いてどうぞと、もっと声を上げては如何ですかと。柊は優しく微笑むと、それを見ていたシラタマは物乃芽に妬くように、しかし仕方ないといった表情でトコトコと何処かへ駆けてゆく)
(/いやもう物乃芽さんをべらぼうに甘やかしたくて仕方無いです←
サイト、とかに一応イラストあげようとか思っていたのですが。ここのルールですとそいったURLは御法度なのかなぁと思いつつ色々悩んでおりました( ´ω` )b
イラストあると想像膨らんでいいですよね(。・ω・。)!!)
>柊
(情けない。今一番辛いのは相手で支えるべきは己なのに恐ろしい夢を見てまだそれを引きずっているなんて。泣き顔など見られたくないのに相手に頭を撫でられただけで涙腺が更に緩む。怪我や着物の汚れなど何て事無いと言いたいのに声を出せば嗚咽が零れてしまいそうで唇を噛み締めて。
……っ…振り返るなって、言っただろ…ッ!?…
(礼を言われ頭から手が離れ物寂しさを感じた瞬間、振り返った相手と目が合い羞恥や惨めさから思わず声を上げてしまうがそれも優しい口付けと共に飲み込まれていって。相手からの口付けに溺れそうになる中、更なる甘い深みへと誘うように両手を広げ微笑まれれば、おずおずとそちらに引き込まれるように身を寄せる。それこそ猫のように身を丸め相手の膝に顔を埋めると酷く安心してまた感情が高ぶって。それでもやはり己には声を上げて泣くのは難しく数度小さくしゃくりを上げ微かな嗚咽を漏らしただけで後はただただ落ち着くまで相手に甘えて
……も、大、丈夫。……すまない、面倒をかけた
(身を僅かに起こすも羞恥や矜持からか相手の顔をまともに見ることが出来ず俯き前髪で目を隠しては上記を述べる。しかし気にしすぎなのか妙に視線を感じれば場の空気に耐えきれずバッと立ち上がると相手に背を向けるようにして「…いつまでも此処にいたらまた風邪が酷くなるだろ。病人は大人しく寝て、薬呑め」と厳しく優しい口調で良いながら、内心平静を装うのに必死で
(/あ、甘えさせて頂きついでにデレさせました。いやへたれです笑
自分もその辺り詳しくないのでよく分からないのですが今までにいくつかのトピックでイラストや別さいとのURLを張ってあるのは見たことあります。
多分宣伝や広報目的でなければいいのかなと思ってました(。・ω・。)
でも自分が見たいだけで何だか申し訳ないのでお気になさらずにー. (・∀・)b
>物乃芽
(膝に顔を埋めて泣く彼の姿は、後にも先にも見れるのは今しかないのかもしれない。弱みをなかなか見せない彼は、気丈に振る舞うのがとても上手な気がした。とても強がりで、けれど言葉だけで終わらないのが物乃芽の姿で。しっかり言葉を行動に移し、けれど無理をしているときもあるのだろう。柊は身を寄せてきた物乃芽に覆いかぶさるように抱きつくと、そのままポンポンと優しく背を叩く。子供をあやす様だなぁと、少々微笑みながらも。そしてその度に思うのだ、やはり物乃芽が心から愛しいと)
大丈夫ですよ、すっかり良くなりました。
自身の体調をちゃんと理解していなかった私に非があります、これからは気を付けないと駄目ですね。物乃芽さんはお体の調子は大丈夫ですか、無理はなされていませんか?
(面倒をかけたと話す相手は、前髪ですっかりその表情が見えない。しかし目をずらし耳を見てみれば、いつもより少し赤く染まったそれに思わず微笑んでしまう。それから立ち上がり厳しい口調で話す彼だが、垣間見える優しさに柊は嬉しくて堪らない。
後を追うように立ち上がる柊は、そのまま物乃芽と向かい合うように先に回り込んで、それから手を彼の額に当てると、熱を確かめるような仕草をとる。着物の袖から見える切り傷や土で汚れた箇所を見ては辛そうに表情を歪めて)
(/もっとデレていいんですよデレる物乃芽さんhsh←
なるほど(。・ω・。)!!
ならばそのうちに、もうちょっと時間に余裕ができたらデジ絵でサイト貼っつけてポーン!しますね!!
申し訳ないだなんてそんなそんな!!共有できるの嬉しいんで是非見てやってください('、з _ヽ )_)
>柊
俺は大丈夫だ。丈夫だけが取り柄のようなものだからな
それに…柊のそんな顔を見るのが一番辛い。…俺はあんたのそんな顔を見るために薬草を採りに行ったんじゃないんだ。
(僅かに顔が火照るのが己でも分かる。その顔を見られたくなくて立ったのに前に回り込まれ額に手を当てられれば顔を逸らすことも叶わずにやや驚いたように目を瞬かせる。そして体調を心配されれば穏やかな表情で大丈夫だと告げ、額に当てられる手をそっと握り込んで。その手の感触を確かめるようにもう一度握り直すとぐっと顔を近付けては、笑顔で居て欲しいと言うように頬に口付けを落とし、澄んだ双眸を見つめ
それに風邪を引いたのは柊のせいではない。俺もいけなかった。傍に居たのに気付いてやれなかったから。…だが、そうだな。あんたの言うようにこれからは互いに気を付ければいいよな。
(相手を見つめながらそっと頬に手をやれば確かに朝よりも体調は幾分か落ち着いたようだがまだほんのり温かく、微熱があるようで僅かに表情を曇らす。しかし自分を責めては相手も気落ちしてしまうだろうと直ぐに微笑んでは上記を述べ愛おしげに相手の髪に指を絡ませて。
しかし柊…。すっかり良くなったとは何だ。そんなはずがないだろう。
俺の心配をするなら今すぐ大人しく寝ていろ
(頭を優しく撫でて居たが唐突に声色を変え子供を叱るような厳しい口調に戻す。その目はすっかり明るさを取り戻し涙した事を感じさせない。そして返答待たずして柊の身体を軽々と横抱きすると有無を言わさず部屋に戻し布団に寝かす。それから手際よく箪笥から柊の着替えを出し相手の前に置くと「俺は着替えて薬飲むための水持ってくるから、あんたもそれに着替えてろ」と早口で言い残し、相手の額に軽く口付けてはさっさと部屋を後にして。勿論怒っているわけはなく、先刻の照れ隠しと相手にはやく休んで貰いたいというおもいからで。
(/自分のロル場面転換速かったらおっしゃってください…
結構ぽんぽん進めてしまっている感じなので^^;
あとばっさり自由にカットして構いませんb
おお!!是非とも共有させてください。もう土下座です!!
その日を楽しみにしています。もう既にドキドキです(*゚ェ゚*)
>物乃芽
(髪に指を絡め優しく微笑む表情から一変、厳しい口調に戻った物乃芽に「心配しすぎですよ」と小さく呟く。軽々と抱き上げられた自身の身体も、何回も繰り返し行われているうちに大分慣れたものだった。静かに横になりながらも、置かれた着替えにゆっくりと手をつける。汗でじめりとしていた着物から変わり、風通しの良い、先ほどと少々違うその生地は柊の身体によく馴染んだ。それから再び横になると、先ほど平気とみられていた身体がほんのり熱くなってくる。
「ちょっと上がってきましたか」と内心思いながらも、しかしそうそう見られる変化もない。物乃芽の作った薬を飲めば直ぐにでもよくなるだろうと、それは彼が草花に詳しい春の季節だからこそ安心できるものだった。プラスして愛しい人が思いを込めて作ったのだろう、それを柊も十分に理解しており、熱はあるものの心はすっかり元気のようで)
(そして同時に思うことが一つ。あのような夢を見たあとだから余計にだろうか、今夜一人で眠ることを考えると、どうにも安心して眠りにつくことはできないような気がしていた。それは薬云々には関わらず、どうしても夜というのは熱の上がるもの。そのような状況で、果たして自分は一人で居れるだろうかと、そう考えたときに。一緒に彼が寝てくれたらと、しかしそれでは移ってしまうかもしれない。そのようなことを考えながら、薬を待つ間にも眠気は次第にやってきて――――)
(/会話が一切無い(;゚Д゚)!ロルだけで回してしまったことに後で気付いて今滅茶苦茶驚いているといいますか申し訳ないといいますかヽ(´Д`;)ノ
場面転換全然大丈夫です!!むしろ私は進行がとても苦手でしたので、本当に助かります!!
前半ばっさり切っちゃいました←
頑張りますぞーいヾ(*´×`*)ノ)
>柊
(簡単に身体を拭いて着替えを済ますと勝手場に行き竹筒に水を入れる。相手の様子からすると朝と比べ少し体調も回復したようだし食欲はないだろうが何か食べ物を口にしておいたほうが身体のため…と思えば残っていた冷や飯を白湯で溶き、そこに大根おろしを入れては盆に乗せ、相手の元に向かい)
(襖を開けると、食事を準備して少し時間が掛かってしまったせいか再び眠りに落ちる相手の姿があって。相手の枕元に盆を置くとその傍らに胡座をかいて座り相手の前髪をそっと撫でる。朝よりも落ち着いた寝息だが、頬はほんのりと色づき熱が少しぶり返してしまったようで眉を顰めるも静かに眠ってくれていることには少し安心して
……柊、…ずっと一緒にいられるよな…?
急に消えたり、するなよ。
(相手の片手を両手で包み込み、綺麗な寝顔を見つめていると先刻の奇妙で恐ろしい夢を思いだしては再び心が沈む。ただの夢だと。そう言い聞かせるが胸にざわめきを感じ、妙に落ち着かない。予知夢なんてそんな力はないが、何か嫌な感覚が拭い去れずに。その時、リンとあの夢と同じ音が背後からしてゾワリと肩を振るわせ、振り返って見れば其処にいたのは尾を優雅に揺らすシラタマで。「……なんだ。驚かせるなよ。……お前は本当に変わってるな」片手で柊の手を握ったままシラタマの喉元を撫でてやればごろごろと喉を鳴らす。こういう所はただの猫。奇妙な猫だと思いつつ相手に視線を戻せば軽く肩を叩いて「そろそろ起きろ。…用意できた」と小さく呟くように言って。
(/お気になさらずー!むしろこういうシリアスというか、しっとり(?)した感じ好きなので楽しいです!!
また何かありましたら此方に参上させて頂きますね!
今後も駄目本体と駄ロルに付き合って頂けると幸いです(o^^o)
>物乃芽
――――…ん、物乃芽さ、ん?
(浅い眠りからの目覚めはとても早く、肩を叩かれれば柊は目をパチリと開け彼の名前を口にする。こちらを見る一匹と一人。その姿がなんだかとても可笑しく思えてしまって、知らずのうちに柊は笑みを浮かべていた。何処からか漂う食事の匂いが鼻腔を掠め、食欲はあまりないものの何かを口にしないといけないという意識はあるようで。負担をかけないようにゆっくり起き上がると、近くに置いてあった羽織を自ら背にかける)
(それから盆を目にすると、作ってくれたという喜びが急激に湧き上がる。と同時に、なにやら浮かないような表情をしている彼に、柊が気づかないはずもなく。撫でられている様子のシラタマをちょいちょいと手招きをすると、シラタマは大人しく尾を振りながら柊に近づいた。それから優しく毛並みを撫でると、ゴロゴロと鳴くシラタマにふわりと微笑んで)
何か浮かない表情をしておりますが、何かあったのですか?
(物乃芽の姿は見ずに、シラタマを撫でながらそう問いかけて)
(/上げてくださり感謝です('、з _ヽ )_
期末考査とバイトが重なりなかなか来ることができずにおりました!!
本当に申し訳ないです。
期末考査が今週からですので、勉強なんだりと再びここにくるのが遅くなってしまうかもしれません。
物乃芽さんがよろしければ、どうか気長に待ってくださると嬉しいです。
ごめんなさいm(_ _)m!!!)
>柊
あんたには叶わないな…。顔に出したつもりはなかったんだが…。
(相手は己の心が分かるのだろうか。それとも己が心開いて表情が出やすくなったのか。どちらにしても相手の洞察力に驚かされ苦笑混じりに言っては頭をかき、ふぅと息を吐いては覚悟を決めたように口を開き
……夢を、見たんだ。…何もないところに俺が居て、暫くしたらあんたが現れる。
でも手を伸ばしても届かないんだ…叫んでも駄目で、…最後には鈴の音がして風があんたを攫っていった…。
………でも夢、だからな。少し気が動転してしまっただけだ。あんたは現にここにいるし、さっき甘えさせて貰ったから問題ない。
(先刻見た恐ろしい夢の話を表情を曇らせながら説明し、相手の存在を確かめるように握って。それでも最後にはやや明るい表情で微笑んでは見せれば「怖い夢見て気が滅入るなんて小童だよな」と苦笑して。そして相手に撫でられるシラタマを見てはやっぱり普通だよなとしげしげ思い
(/バイトや考査などお忙しい中、返レス感謝です。
そんな、謝らないでください!柊本体様とロル回せること心から嬉しく思います!!
四季彩々の世界のようにゆっくりまったり進めて行きましょう( ´ ▽ ` )
物乃芽がお茶と茶菓子を用意してゆったーり寝ながら待ってます←
(/物乃芽さんお待たせしましたヾ(*´×`*)ノ!!
ロル回しよりもお先に、お約束していたイラストの方がデジ絵で完成いたしましたのでURLを貼らせて頂きますね(*´ω`*)!!!
上手なイラストではないですが、物乃芽さんへの愛は込めました<(`^´)>w
気に入ってくださると嬉しいです^^
一応PFの設定通りに、プラス私の想像を付け足したのですが、私のなかでの物乃芽さんはこんな感じでした(笑)
【https://twitter.com/lovewater_0909/status/504280459774156800/photo/1】
ありがとうございましたヾ(*´×`*)ノ)
(/------・・・(悶絶中+発狂)ってなくらいテンション上がりました笑
もう口角緩みっぱなしでニヤニヤが止まりません(*´艸`)
幸せでキュンキュンしてます←
そしてお忙しい中、素敵なイラスト本当に感謝です!物乃芽が芽吹いた気がします!
今後も素敵な柊君を愛でさせて頂けたら嬉しいです^^*
わがまま聞いていただき本当にありがとうございます(*>ω<)
>柊
…あんたのことだ、今頃がんばっているのだろうな
俺も助けてやりたいのに出来ないのが歯がゆい…
急かすわけではないが、俺はいつでもあんたのこと待ってる
力添えにはならないが、応援してしてる…。
言っておくがシラタマが言えと催促してきただけだからな…
…と、とにかく体調には気をつけろよ。
(/ということで上げついでに自分の気持ちを物乃芽が代弁してくれました笑
ご無理をせずお体に気をつけて!
また可愛い柊くんと素敵な主様と絡めるのを楽しみにしています(*^^*)
物乃芽も(何より自分が)恥ずかしがりますのでこちらは無視してやってくださいなー!
(/物乃芽さあああああんっヾ(*´×`*)ノ!!!
ようやっと期末考査終わりました('、з _ヽ )_追試覚悟ですが柊は今日も元気です。
イラスト描いた甲斐がありました!!w下手なりですが頑張って描かせて頂きました(*´`)ゞ
喜んで頂けたようでとても嬉しいです!!
これからは今までよりは落ち着くのでバンバン返信させて頂きますw
上げ等本当に感謝です(*´ω`*)
プラスして物乃芽さん代弁の本体様のお優しさにコチラが悶絶中です( ´ω` )
物乃芽さんとシラタマから萌えをもらい元気3000%です
ありがとうございましたm(_ _)m!!!)
>物乃芽
それは―――…、
(物乃芽の見た夢だというその内容に、ピクリと柊のシラタマを撫でる手が止まる。あまりにも自身が見た夢と類似しているそれに、ゾクリと何かが這い回るような感覚さえしてきてしまって、けれどこれ以上心配はかけられまいと気丈に振る舞いながら。それでも上手に隠しきれない同様を落ち着かせようと、ズルリと落ちてきた羽織をゆったりとかけ直して。ふぅと小さく息を吐くと、真っ直ぐ物乃芽を見つめ直す)
――小童とは言いませんよ。けれど、そうですね。
きっと物乃芽さんは疲れているんですよ、私ばかりこんなに看病をされては物乃芽さんの方が大変になってしまいます。私はこのあとちゃんと床に就きますから、物乃芽さんは心配などせずゆっくり身体を休めてください、ね?
ただでさえ薬草作りでお疲れなのに……、
(きっと何かの気の迷いにしか過ぎないはずだと、振り払うように考えることを止めると次いで握る物乃芽の手を握られている方の親指で優しく甲を撫でながら。そして上記を述べると、心配しないでくださいと嬉しそうに微笑んで。もう十分すぎるほど優しさを貰ったのだから、今度は物乃芽さんに休んで欲しいという思いは柊が一番強く思っていることで――)
>柊
(夢の話を聞いた相手の瞳が僅かに揺らいだ気がしたが、あの柔らかな微笑みを向けられれば気のせいかと思い触れずにおき。続く、相手らしい優しい言葉と甲を撫でる指の感触には心癒され、ふっと胸の蟠りが軽くなった気がし無意識に小さな微笑みが零れて
疲れてなどいない。…だが、そうだな。少し休むことにする。
俺が倒れて、あんたに世話になるわけにはいかないからな
(疲れてないと即答するも、相手の気持ちは無碍には出来ないため屈折した物言いながらも頷いておき。かといってすぐに休むわけでもなく、作っておいた飯を相手に少しだけ食べさせ、薬を飲むのを確認し、後片付けをする。其処で漸く己の気が済むと相手の隣に布団を敷き始めて
…辛くなったらすぐ言うんだぞ
(相手の髪を撫でながら念を押すように言うと、ゆっくりと布団の中にもぐり「…おやすみ」と小さく零して数十秒。小さく寝息を立て始めては「柊…」と何とも穏やかに寝言を零していて
(明け方、つい先日まで猛暑だった気候は打って変わって肌寒く庭の木々が赤や黄色に色づいていて。季節は秋。地面にはどんぐりや松かさも落ちていて、土の匂いも一層濃くなり…
(/おかえりなさいませ!!!どうぞどうぞ、お茶と茶菓子です!!
本当に期末考査お疲れ様です!物乃芽もよく頑張ったと言っております笑
イラスト、ついつい何度も見てその度にニヤニヤしております←
物乃芽の精一杯の言葉が届いて良かったです。もうめちゃくちゃ照れてると思います(´ー`)
そして勝手に季節を秋にしました。まだ早いよ!などありましたら戻して全然構いませんb
(/いいやあああ、もう本当にごめんなさい('、з _ヽ )_!!!
凄まじい程返信遅くなりました!!
>物乃芽
(隣で眠る彼の寝顔は、なんともあどけないものだった。寝言で口にされる自身の名前にも、柊は小さく微笑む。くすぐったそうに、けれど嬉しそうに顔をほころばせれば、不意に思い出すのは先ほどまで話していた夢についてだった。逆らうことなく消えていく相手の身体と、何度名前を呼んでも変わらない結末。伸ばした手など意味をもたず、やはり姿を消す相手の姿に崩れ落ちるのみ。それは夢の中であろうとも、体験した本人たちが一番こたえるのは当たり前のことで)
――何故、こんなにも怖いのでしょうか。
(柊は上記を述べると、静かに寝息を立てる彼の頭を優しく撫でた。同時に、這い回るような恐怖に身体を少し震えさせると、駄目だと分かっていてもその行動を止めることはせずに。起こさないように最善の注意を払いながら、柊は物乃芽の眠る布団に静かに身体を滑り込ませた。ほんのり感じる相手の体温に、何故か悲しくもないのに涙が頬を滑る)
物乃芽さん、――…貴方が好きです。
(同時に口にしたその言葉は、彼には聞こえていないのだろうけれど。柊は顔を物乃芽の胸へ埋めると、息を吸い込み安心したように眠りについて)
(/改めまして、すっかり遅くなりました('、з _ヽ )_
本当に申し訳ないです!!
学園祭やら実習で今月末から10日間か家に帰らないということを今ここで明らかにします]ω-)
お茶とお菓子美味しく頂きますよヾ(*´×`*)ノ!!!
秋了解ですw
>柊
(日がまだ昇る前、肌寒さと心落ち着くぬくもりで目を覚ます。まだぼんやりとする意識の中、昨日まで隣に居たはずの愛しい存在が己の布団の中に居ることに気がつくと、密かに微笑みその艶やかな白髪を撫でて「…どうした。さびしいのか?」口元を動かす程度の小さな声で問いかけ、その額に口付ける。その時、白い頬に微かな涙の跡を見つけるとまた一人で心を痛めているのだろうかと胸がチクリと痛み、彼の痛みを全て受けとめて上げられたらとそっと冷たい頬を撫でて
(相手を起こさぬようそっと布団から出ると肌寒さは一層強くなる。少し厚手の布団を箪笥から取り出し相手にかけてやると、深緑色の羽織をはおって縁側に出る。そして昨日とは全く違う赤や黄色に色付く庭に目を奪われ息をするのも忘れ見惚れれば、素足のまま土を踏み紅いモミジに吸い込まれるように足を進め、その木に肩を預け寄り掛かるとそっと目を閉じて
(其の頃、目を閉じる相手の元に何かを咥えたシラタマがリンと鈴を鳴らしやってくる。横になって寝る相手の顔の前あたりにちょこんと座ると前足で相手の頬をフニフニした後咥えている物、松ぼっくりをぐいっと頬に押し付け、最後は長いしっぽで相手の首筋をするりと撫で上げ、ミャアと一声鳴いて
(/遅くなってすみません…。連絡も出来ぬまま遠出しておりました(._.A)
学園祭や実習の件、承知しました!!
シラタマは柊君大好きなので、いじるのも好きだと思います←
>物乃芽
―――…痛、ぁ…シラ、タマ?
(/夢も何も見ない、ぐっすりと深い眠りについていた柊は、頬に当たる何かに訝しげに眉を寄せながら目を覚ました。首筋をスゥと撫でられる感覚に気がつくと、そこでようやくシラタマが何かを咥えていることを理解する。「これは…何ですかね?」と、初めて見るそれに興味を示しながら手に取ると、続いて空いている片方の手でシラタマを撫でながら。しかしそこでふと、昨夜まであった隣の温もりが消えていることに気がつく。慌てて起き上がりその何かを持ちながら、シラタマはどうやら後からとてとてと付いて来ているようで)
一体どこ――っ、……これ、は――。
(そしてそれから、勝手場や他の部屋などを見つつ。けれどやはり思い当たる場所は一つしかなく、その場へと足を進めると段々と見えてきたそれらに目を見張る。そこには見たことのない、紅や橙色といった温かな色が広がっていて。そしてその木の下で目を閉じる愛しい彼の姿に頬を染め。ほぉと静かに息を吐くと、声をかけてよいのかどうかと、伸ばす手を一瞬だけ引っ込めて)
(しかしそれを知ってか知らずか、シラタマはヒョイと縁側から飛び降りると、その瞬間首元の鈴は小さくリンと鳴り。それと同時にサァと風が吹くと、木を纏っていた何枚もの葉のうち、数枚が地面へと落ちていく。「あ」と、声を出すが先に葉へと手を伸ばすが、しかしそれは掴むことができなかった)
(/上げ感謝でありますヾ(*´×`*)ノ!!
いやいやいや!!連絡もなにも、なんというか私がとても言えることではないのですが、お互い様といいますか、私情でお返事が遅くなるのは仕方が無い!!といったら色々と聞こえは悪いのですが('、з _ヽ )_
本当、気になさらないでください!私も負けず劣らず返信遅くなってしまい本当に申し訳ないです!!
のんびりゆったりのやり取りになっていますが、私本当にこれ大好きです(/ω\*)いやもう、学生編といいますか、現パロに付き合ってくださるなら是非ともお願い致したいです_(:3」∠)_ズザァアアアア
シラタマは謎多き猫ですからね、そこが憎めん!!(ฅ'ω'ฅ)
>柊
(木から香る嗅いだ事のない匂い。足から感じる土の感触。頬を撫でる風。全てが新鮮で己の心を高揚させ肌寒さを忘れさせる。此れが秋なのかと思うと四季を感じられる今が至極幸せで。そして何よりそれを分かち合える愛しの存在が……。
そう思った瞬間、リンと鈴の音が響くと共に風が吹き、葉が舞うのを感じれば無意識にあの夢が脳裏に浮上しフと目をあける。目の前には切なげにみえる表情で細い腕を伸ばす相手が居て、瞬間的にその腕を取らなければ何所か遠くへ行ってしまうのではないかと焦燥にかられる。そして、ほぼ無意識に一歩大きく踏み出せばその手を指を絡めるようにして取って。ふわりと互いの距離が縮まり、繋ぐ手から感じる相手のぬくもりに安堵するも己の取った行動に自分自身戸惑ってしまい、照れ隠しも相まってすっと目を逸らし
……あ、…悪い。…おはよう。……モミジ、付いてるぞ
(朝の一声のように低く歯切れ悪く言いながら空いている手で自身の首の後ろに触れ目線を落とす。しかし相手の艶やかな白髪にとまる赤の葉に気付けばその美しさにフッと微笑みが零れ、そっと手を伸ばしモミジを手に取ると相手の顔の前に持って来て
綺麗だな。…あんたは冬だが桜も紅葉も似合う。
………柊、朝から走りでもしたのか?……まだ病み上がりだろ
(つい先刻の照れなど忘れ相手の瞳を見て穏やかな声色で言うが、相手の額に滲む僅かな汗と少し乱れた着物に眉を寄せやや厳しい口調に変えて。それでも手は相手の着物を優しく正し、己手の羽織を相手の肩にかけていて
(/寛大な御心感謝します!!
ここの世界観とキャラ大好きなのでゆっくりでもいいので続けられたらと思います!
現パロに関しては既に脳内妄想ワールドがいろいろ展開しております(´▽`*)
柊君は何やっても似合いそう…。学生でバイトでも良いし新入社員とかでも!!
これ打ってる間もニヤニヤです←
ではでは学祭の準備などお身体に気をつけて(o^ ^o)
>物乃芽
――っ、!
(伏せていた瞳を思わず開けると、伸ばした手が彼の手と繋がっていることに気が付く。遠くではシラタマが落ち葉を追いかけながら、鈴がリンリンと小さく鳴る音が聞こえていた。ほぉ、とその姿を見ていると、目に入った彼の首に手を回す仕草に「いいな」と小さく微笑みながら。しかし此方を見て笑った姿はより一層柊の心を動かせて)
熱はもう下がりました、調子も随分と良くなったんですよ。
それに――、これだけ綺麗な色を目にしてしまっては、今更床につくのも落ち着かずそわそわとしてしまいます。初めて目にしたのですが―――そうです、物乃芽さんはこれをご存知ですか?
(優しい手つきで正されていく着物に、素直にその行動を受け止めながら上記を口にして。つい先ほどまで物乃芽が羽織っていた羽織の温もりにどこかくすぐったさをを覚える。目の前に差し出された葉の色はとても綺麗で、スンスンと鼻を近づければ、今までとは違う独特の匂いに小さく目を閉じた。そしてそれから手に持っていた何かの存在を思い出せば、つい、と彼の目の前に差し出して)
シラタマが今朝咥えていたのですが、私は初めて目にするものでして。物乃芽さんは草花に詳しいですから、もしかしたら知っているかもしれないと思ったのですが――。
>柊
これは恐らく松かさだな。…向こうに植わっている松の木の実だと聞いたことある。
(体調が良くなったと言葉を紡ぐ相手の顔色は確かに随分と回復したように見え密かに安堵する。続けて差し出されたものは己も見慣れぬ物だったが、春に松の木から“秋になれば実をつける”と聞いていた為きっとそれだろうと、庭の隅にある松の木を指差しながら言い、相手の手を引きその下まで来る。その下にはまだ笠の開いていない松ぼっくりが数個落ちていてその中から一つ拾い上げ
…実際にこうして触れられるとはな。
叶わぬ願いだと思っていたが此処ではこうして自分の知らない四季を感じることが出来る。
(嬉しいと口には出さぬが無表情の瞳の奥を微かに輝かせ、穏やかな声色で言いながら松笠をくるっと指で回し弄ぶ。それから、ちらと相手を見ると手にする松笠を相手の頭のてっぺんにちょこんと器用に乗せれば「似合ってる」と悪戯に小さく喉で笑い。そんな時、不意に木枯らしが吹き抜け、微かに身を震わせては小さくくしゃみを零し「……寒い」と低く呟くと袖に腕を通し、漸く素足で立っている事に気が付いて
…一度、中に入ろう。寒くて敵わない。
(未だ相手の頭の上に留まる松笠に目をやりつつ、いつもより早口に言えば袖に腕を通したまま縁側に上がり「暖かい御茶が飲みたいな」と呟いては珍しく相手に甘え、訴えかけるような物言いをし、動きたくないとでも言うようにその場に座って。
>物乃芽
松かさ、ですか。初めて聞きました、随分と面白い姿をしています。
――…それにしても、木からこのようなものが生まれるというのはとても不思議なものですね。秋に出会わなければこれを知ることはなっかたと思うと、今がとても幸せでなりません。
(初めて耳にした植物の名前に、柊はいかにも興味津々といったような表情をする。手で拾い上げる物乃芽の真似をして同様に膝を折り松かさを数個拾い上げれば、自慢気にニコニコと微笑んでいた。
それから拾い上げられた松かさは柊の頭の上へ。むぅと小さく膨れるも、相手の言葉とそれに似合う瞳の輝きを目にすれば優しそうに笑って。転がぬようにと、両手で頭の上へ乗る松かさを押さえれば、それは思っていたよりも温かく感じられる。きっと彼が触れたからだろうと、柊はたちまち嬉しくなり表情を綻ばせた)
(数分程の時間が経ち、風がそれを教えるようにヒュウと小さく鳴り。瞬間小さくくしゃみをした彼に目を向けると、寒そうに身を寄せているのがよく分かる。気になってよく見てみれば、気付かずにいたが彼はどうやら素足のようで。彼の中へ入ろうという言葉に慌てて同意をすると、それから歩幅を合わせてゆっくり縁側へと赴く)
温かいお茶ですね、今すぐお持ち致します。
――おいで、シラタマ。私がいない間に物乃芽さんと一緒に温まっているんですよ。
(お茶が飲みたいという彼の珍しく甘えるような言葉に、柊は心から嬉しそうに微笑んで。こんなことがあるのなら、寒さも悪くないなぁと。落ち葉と遊ぶシラタマを手招きすれば、とてとてと軽い足取りで縁側へと寄って来てストンと物乃芽の股の間に収まり)
(勝手場へ行くと、沸騰したお湯と良い匂いのする茶葉は寒い時期ならではの独特の雰囲気を出していて。ついでだからと、居間へ赴き薄手の毛布と足袋を手に取るとそのまま縁側へと行く。そしてひょこっと縁側を見て――…。)
>柊
(相手が新しいものに触れた時の表情は心癒され、密かにその微笑みを見られる事を楽しみにしていて。柔らかな優しい微笑みや少し幼さが残る頬を脹らます表情など、ずっと傍で見て居たいと思うもなぜか日を追うごとに胸騒ぎや得体のしれない不安が己の中で渦巻き大きくなっていて。
(木枯らしが吹いて葉が舞い上がるのをシラタマを撫でながら見ていたが再び肌寒さを感じ縁側にいることも辛くなれば相手には悪いが部屋の中に入ることする。シラタマを抱え、すぐ後ろの襖を開き中に入ると襖を閉じシラタマを床に下ろす。それから足についた汚れでも払おうと箪笥の中から手拭いを取り出すが、ついでだから秋物の着物に着替えようと帯を緩め畳の上にストンと落とす。そして次は着物と脱ぎはじめ。勿論、下に肌着を着ているわけだが。
(/遅くなりましてすみません。上げ有難うございます!!
一言も喋ってなくて申し訳ないです。(-_-;)
上げ感謝です(。・ω・。)!!
10日間の宿泊実習も終わり、私生活も落ち着いてきたので新たに復帰でございますっ!!
本当に長くなってしまい申し訳ありません。
これからもどうぞよろしくお願い致しますヾ(*´×`*)ノ
>物乃芽
お待たせしてしまいすいませ――――…、物乃芽さん?
(少しの時間だけと、思っていたのとは裏腹に時間は随分と経っていたようで。慌てるように縁側へ赴き覗き見るも、そこに彼の姿は無かった。一体どこへ行ったのかと庭に目を向けるが、もちろんそこに彼の姿は無い。そこで一抹の不安が過る。あの夢のように、もしかしたら―――…と)
っ、物乃芽さん、どこへ、
(いないと分かっただけで、柊は不安で仕方が無かった。手に持っていたお盆や毛布に布団、それらは全て縁側へ乱雑に置かれ、反動で煎れたはずのお茶は碗から溢れてしまう。しかしそれにも目をくれず、しかし瞬間聞こえてきた物音に反応すれば、迷わず後ろの戸へと手をかけた)
物乃芽さんっ、―――っぁ、
(ザッと襖の開く音と同時に目に入った彼の姿。しかしそれは予想していたものとは大きく違う。まさか着替え中とは誰が思うだろうか。目を見開いて驚くと、途端に柊の顔は真っ赤に染まってしまう。肌着を着けているとはいえ、着替え中なことに変わりはない。急いで後ろを向き両手を目に当てるも、隠れていない耳は更に赤く色付いていた)
す、すいませんっ。まさか着替えをなされているとは思わなかったのです、今すぐ出ますので――
(/お帰りなさいませ!そしてお疲れ様です!
秋風や台風など大丈夫でしょうか?いい感じに物之芽と柊も秋を迎えていますね^^
そして、また絡めて嬉しいです!ほのぼのまったりライフ楽しめたらと思います(^^♪
>柊
ああ、柊すまない。寒くて先に入って……柊?
(相手が不安でいっぱいになっている事など知らずに、箪笥から秋物の着物を引っ張りだす所、突然襖が開かれ冷たい風と共に入ってきた相手に一瞬驚きピクリとなるが恥じることなく謝罪する。しかし、紅葉のように顔を朱に染め上げ着替えを見たことを謝り出ていこうとする相手を見ては訝しげに相手の名を呼び、肌着のまま慌てて相手の腕を取り引き止めて。
別に出て行くこともないだろう?ただの着替えだ。
(何故恥じるのかが分からないと神妙な面持ちで言うが、徐々にそんな相手の初な心が可愛らしく思え悪戯心が湧けば、相手の顔を覆う相手自身の手を掴みそっと退け腰を屈めては下から覗き込むようにして「…共に風呂に入った仲だろ?何を今更そんなに恥じる必要がある」と小さく微笑み言えば腕を引き寄せ態とゆっくり顔を近付け接吻しようと。が、寸での所でゾワリと肌寒さが襲い一歩引いては鼻元を押さえ顔を俯かせて小さくクシャミを零し。
(ご心配本当にありがとうございます(。・ω・。)!!東北住みなので台風秋風大丈夫ですよ!!
物乃芽さんの方も体調に気をつけて過ごしてくださいね(*´ω`*)
これからもまったりゆったり、楽しいお時間一緒に過ごしてくださると嬉しいです!!
こちらこそよろしくお願いします(*´`)ゞ
>物乃芽
そ、それとこれとは別です。あのときはっ――…っ、
(引き止められた腕に、柊は分かりやすくビクリと反応した。見ないようにと両目を隠していた手は、物乃芽によっていとも容易く退けられてしまう。彼の言葉に頬を染めながら、そして慌てるように言葉を紡ぐが、反響するのは彼の言った「共に風呂に入った仲」という言葉。その出来事を一瞬で思い出した柊はまたもや分かりやすい程頬を染め、そして口を寄せようとする彼に背くこともなく目を伏せて)
(しかし、そんなことを思う暇もなく聞こえてきたのは彼の小さなくしゃみ。ハッとして目を開ければ、ようやくその状況に顔を青ざめる。秋とはいえ、もうすっかり肌寒い程。吐く息はうっすら白く、容易にその寒さを伝えていた。冬に生きる柊は寒さをあまり感じもしないが、目の前にいる彼は全くもって逆の立場にいる。こんな薄手では今度は物乃芽が床に伏せてしまうかもしれない)
毛布と足袋をお持ちしました、お着替えになって今日は中で過ごしませんか?秋は逃げませんし、もっと温かく日の出ている日のほうが物乃芽さんも過ごしやすいと思うのです。
それに――…たまには物乃芽さんと居間でゆっくりと時間を過ごしてみたいと思っていたのです。物乃芽さんのことをもっと知り、今の幸せを感じたいのです。―――いけませんか?
(そっと、小さく。ぽろぽろと溢れるように紡いだ言葉の数々は、どれも柊の本心だった。もちろん物乃芽の体を気遣ったのもあるだろうが、それでも後者の思いも強い。知らずのうちに物乃芽の手を握ると、そこには力が入る。秋だからだろうか、それとも春夏に比べ寒さが滲むからだろうか。
秋に入り、随分と気が滅入る時間が増えたように思う。拭えぬ不安が心にモヤモヤととり憑いては離れない。表情は柊でも分からぬ内に暗いものへと変わり、その目線は彼と繋ぐ手ではなく、無機質な冷たい畳の上だった)
何気なくここのことを思い出し検索してみて、貴方の名前が上がっていることに驚き勝手ながらこの文章をしたためております。
その節は、何も言わずにこの場から去った失礼、本当に申し訳ありません。
実は一年前もふと此処のことを思い出して、トピックを検索して覗いていました。
言い訳にしかなりませんがこちらから黙って居なくなった手前、今更のこのこ顔を出しても迷惑にしかならないと思い、謝罪の言葉も述べられずにいました。
今、もっとはやくにお声をかければよかったと後悔しております。
柊本体さまの文章はいつも繊細で綺麗で、イラストまで描いて頂き本当に一つの物語を紡いでいるようで素敵な時間を過ごすことができました。
そして今でもふと思い返し言葉にしたいと思えること、それほど心に残るものを頂けたことに感謝しています。
最後に、季節の変わり目に体調を崩されませんよう願っています。
私の方こそ、素敵な時間を過ごさせて頂きました。
やりとりを何度か読み直していることも、ここだけの秘密にさせてください。
物乃芽さんとのやり取りも、ご本人様とのやり取りもとても楽しかったです。
幸せな時間を本当にありがとうございました。
ご本人様も体調を崩されませんよう、ご自愛くださいませ。
懐かしくて何故か忘れられなくて
ふとした時にここを思い出してしまいます
なりきりもずっとしてなかったのに不思議です
桜が開花し始めるこの季節
柊くんと物乃芽が花見酒をして過ごした時間
自分の拙い文章が恥ずかしくてちゃんと読み返せなかったけれど柊くんと主さまの温かさに癒やされました
主さまのご多幸と今後も彩り豊かな四季が訪れますよう願ってます
そして私のわがままで勝手にトピックを上げることをお許しください(_ _)
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