情報部:オペレーター 2024-06-01 17:25:03 |
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>サミュエルさん
一時的な症状なので問題ありません。戻って書類の山を見たらまた動悸が激しくなりそうですけどね。( 普段と変わらない柔和な笑みに安心感を胸を撫で下ろし、次々と増えていく仕事量を思い出しては項垂れ / 敢えて場を和ませてくれたことを理解しておきながら同じ部内故か、それとも淡白な反応しか返せなかった負目か胸の引っ掛かりを見過ごせず / やがて彼の黒色の瞳を見据え何処か弱々しい声で先ほどの出来事に触れて )それでもなるべく夜更かししないでくださいね。サミュエル先生、人気なんですから。──……あの、嫌だったら無理に話さなくて良いんですけど、この記憶って今でも頻繁に思い出すんですか?
>オレガノちゃん
今じゃ逆かなぁ。大人のオレガノちゃんに私が構って貰ってる、の方が正しいかも。( 行動だけを見れば真逆だが、前回の件を思い出しても彼女に支えられていることは決して間違いでは無く口角をきゅっと上げて嬉しさを噛み締め / 不快感を示すだろうと勝手に想像していた彼女の好奇心は予想外に折れず、説き伏せる方が難しいと悟ると困惑の表情を向け / 大人なら取り上げて然るべきと理解しつつ、そうした所で遅かれ早かれ彼女はオルゴールに触れるだろうと判断し )苦しい思いをするのはオレガノちゃんなのに勇敢というか、何というか。……じゃあ、準備が整ったら回してごらんよ。
>トーマさん
そこまで気負わなくても良いような気がしますけどねぇ。( 今回は観客側として、冷淡な彼とは結び付かない丸っこいデザインの動物が繰り広げる行進に驚きこそすれど暫く眺め / 「 っ、ごめんなさい、なんだか和んじゃって 」と、口元に手を添え言葉通り微笑ましい気持ちを堪えきれなくなったのだが、気を悪くしたら申し訳ないと先に詫びて )いえ全く、被害者の意図を汲んだつもりでいる者と既に終わった事件として沈黙を貫く者達の話です。…もしかして、ホラーは苦手ですか?( 右手を左右に振り、簡単な粗筋を伝える間も些細な反応を見過ごせず / よろよろと手を下ろしなるべく彼を刺激しないよう幾らか声量を抑えると機嫌を窺うようにおずおずと )
>ノヴァさん
あ、そうです!衛生部より参りました、エミリーと──( 安堵したのも束の間優雅な振る舞いでするりと眼鏡が奪われる感触に理解が追いつかず、しばらく呆然としたあと己の目元に触れ / 今すぐ返せとは騒がないが流石に困惑を隠しきれず / 釈然としない答えで満足して貰えるだろうかと不鮮明な視界で彼の瞳にあたるであろう黒色を見据え苦笑を )い、いえ、確かに生者と死者の会話ですが滑稽とは思いませんし、明るいかどうかまでは。あの、これはノヴァさんなりの挨拶ですか?それとも話す前のテストか何かで……?
>オレガノ
ええっとね、……懐かしい音ではあったかなあ。( 膝を曲げて目線をなるべく近くすれば悪気のない素直な問いをはぐらかすように躱して
/ 嘘を吐くのは慣れているようで淡々と目を見つめながらそう言い )謝ることじゃないよ、いいんだ。キミは何も悪くない。( 彼女の体調やそもそもの現状を作り出したのは、紛れもなく自らを含めた組織という事実に対して罪悪感を覚えるように眉を下げ )
>トーマ
そうだね、大切な一つ一つの命を俺らは尊ばなければならないね。殉職していった仲間や、言葉を交わすジョン・ドゥの分も、キミだってそうだよ。トーマちゃんが今日もこの部屋にきてくれて嬉しい。( 彼の軍人としての清らかな所作に思わず柔らかく頬を緩めれば自身も背筋を伸ばして / 革手袋を外した右手を握手を求めるように手を差し出し )……まだまだ訓練の道のりは長そうだねえ。まあ、ジョークでも自死なんて選ばないで頂戴ね。( 彼は優秀な軍人であり相応の能力も備わっているが、微かに乱れる空気感に違和感を覚えて / 昨日まで元気だった同僚が二度と帰らなくなることがザラな環境故に一抹の不安を抱き )
>ノヴァ
どうやら技量の見合ってない軍人ごときがノヴァを好き放題しているらしいねえ。( 作られた飛行機の節々に見えるその紙の内容に笑顔を作ることも忘れて眉を顰め )ハハ、綺麗に磨かれた剣のように鋭いねえ。そうさ、昔から俺は上層部に躾られてる。( 彼の皮肉を言うような鋭利な角度からの言動に心底楽しそうに口角を上げ / ジョークを言うような巫山戯た声音で言えば、片手で自身の首に沿うように覆い首輪のようにして見せ )もちろん行こうとしてたさ、ただ許してくれないんだよ。軍の中での信用度があまりにも低くてね。( 自業自得と自嘲すれば満面の笑みに釣られるように笑い )
>エミリー
ああ、それは禁断症状だね。今すぐ上司に訴えるべきだよ。サミュエルが仕事しない皺寄せが私にきてます!ってねえ。( 自身のせいで少しばかり重くなってしまった空気感を無意識に取り戻すように振る舞い )さあ、どうでしょう。────……ちょっと意地悪過ぎたね、可愛い後輩の質問には答えてあげないといけない。( どうするべきか考えている時間なのか、それとも彼女を揶揄うための時間なのか、数秒気不味くなるほどの間を態と設け / 吹き出すように愉快に笑えば片手では革手袋を取り、もう片方では季節問わず着ているタートルネックを少し下に下げて )少なくともこのキズを見る度に思い出すよ。( あくまで重くならないようにふわりと笑顔を浮かべながら自身の二箇所に残っている一生物の傷痕を見せ )
>トーマ
平気。……自分では制御出来ないから、あのままトーマと話してたらいずれ見せることになってたと思う。だから謝らないで。私みたいな生体兵器に頭なんて下げないで。( 重ねられた視線をしっかりと見つめ返しながらゆるりと被りを振り、たかが生体兵器の自分に何故そうまでして真摯に向き合ってくれるのかが不思議で堪らずそこはかとなく悲しげな声で / この無機質な部屋には似つかわしくない笑みは相手の制止の声によって陰りを落とし )トーマ…………?……ご、ごめ、ごめん、なさい。……大、丈夫。どこか、痛い、の。( 生前の嫌な記憶が蘇る中、此方も平静さを失って視線をあちこち彷徨わせながらも酷く動揺している相手を消え入りそうな声で気にかけて )
>ノヴァ
……ノヴァは、軍人と──墓守と上手くやれてるの。バディのこととか、何か考えてたりするの。( 相手が軍人に反抗するのは何か訳があるのか、その疑問を素直にぶつけて / 紙に書かれた文字を見ようと背伸びをしてみたものの、その紙は綺麗な蝶々に作り替えられてゆき / 腑に落ちないところではあるものの、相手とはこうして適度な距離を保つ方が互いに好都合だろうとそれ以上追求はせず / 一見簡素な髪飾りではあるが、閉鎖された空間では妙に映えて見えるそれは少女にとって素直に嬉しい物で )……ふうん、そうなの。──……すごい。ありがとう、ノヴァ。……どこでこんな折り方を覚えたの。
>エミリー
そんなことない。子供だと思ってもらえて本当は嬉しいの。……人間だと思ってもらえてるみたいだから。( ふ、と小さく笑って見せながら胸の内の思いを素直に吐露 / 相手との確かな信頼関係を築きたいと思っているからこそ、自身の過去をその耳で聞いてもらうべきだとオルゴールのゼンマイを回すも、その指は僅かに震えており )……オレガノの記憶、エミリーにも知ってほしい。( 間もなく出力された音声は、オレガノを忌み嫌い異端視するような辛辣な言葉の数々 )…………私は、物心が付いた時から予知夢のようなものを視ることができた。だけどそれは、明日先生が死ぬとか友達が大怪我するとか。人の生死に関わるものばかりで、〝良い〟予知夢なんてひとつも見られなかった。( それからプツリと途切れ、次は大勢の人間──主に子供が阿鼻叫喚し断末魔を上げる声や、轟々と燃える炎の生々しい音 )……孤児院が、燃えたとき。( もう一度音声が途切れると、風が吹き荒ぶ音に混じって〝オレガノは疫病神〟〝お前がみんなを殺した〟などという怨嗟悔恨の声 / その声は徐々に薄れていき、やがて誰の声も聞こえなくなった後に独り咽び泣いていた少女の声もそこで途絶え )……孤児院が燃えることも、みんなが死んで、自分も死ぬことも分かってた。だけど、オレガノは狼少年──狼少女、だったから、誰も信じてくれなかったんだ。
今日も長居ができなくて申し訳無い限りだねえ。また此処で、元気な状態で会えることを願っているよ。体調が優れない時、負傷した時は是非衛生部サミュエルまで。( 椅子から立ち上がれば各方向に手をひらひらと振り退室 )
>トーマ
好調か?…好調でも不調でもさして変わらないですよ。( 実験を施されたとて変わりない事を淡々と告げ )そうですか。まぁ今回は俺の話といきましょう。気が向きましたらトーマ殿のお話をいつでも。……良いでしょう、トーマ殿なら。想像もし易いでしょうし。──簡潔に言うとあの施設じゃあペット扱いさ。いつの間にか知らないうちに施設メイトが少なくなっている事がありましたね。……俺の居た施設と此の施設、如何やら繋がりが有りそうなんですよね。此れについても気になりますし、中々教えて貰えないんだろうけど。其れに商品化で広告塔として育て上げられました。ゆくゆくの軍資金でしょうね。あ、此れは違う。まぁ、違くもないんですけれど。( こんな変な物を持ち出すなんて、と漸くモニターへ視線を向け、また新たな実験を確認すれば彼へ移し / 口を開き話される内容は、全容は話さずとも前回よりは核心付けるであろう / 他者になら比較的綺麗な記憶を見せるのだろうが、子供同士で遊ばさせられる姿、取り押さえ付けられレーザーで刻印されたり痛ましい実験を受ける姿、倫理観が無い施設の癖にお陀仏した子供に向け追悼するシーンが映し出されていき / 少なくなって居ない=人体実験による多大なる犠牲 / 他が死.ぬのは構いやしなかったが / 所有物である存在を意味する刻印に親指でトントン、と触れ示し / 俺の記憶にあるだけじゃどうしようもならなさそうだ、死.んで解放されるかと思えば明るい職業だったが為に丁重に弔われ墓の下に居て良いもののこんな仕打ちを受ける羽目を納得いかない、と思いながら / 最後には仲睦まじく遊んでいた女の子同士で映っていた片割れがステージ上で容赦なく頭を撃ち抜かれ命をエンタメに消費されるのをカチ、とスイッチを切り )
>サミュエルさん
それが華麗に突っぱねられたんですよ、ブーブー文句言うなって大量の資料と一緒に!あ、サミュエルさんとは全然関係無い件なんですけどね。( 上司との一幕を振り返り、与えられた少ない時間を圧迫する悩みの種に変わりはないのだが、訴えるさまは何処かるんるんと楽しげで / 内臓を締め上げられるような沈黙につい癖で白衣を掴もうとするも未着用の為に叶わず、代わりに手首を机の下で抑えるように握り / 軽快な笑みに瞳をぱちくりと瞬いて、口を挟む間も無く隠された痛々しい傷痕が脳内に焼き付き、彼の配慮を理解した上でこの点だけはきちんと告げなければと深々と頭を下げ非礼を詫び / おもむろに両頬にぱちんと手を押し付けて深呼吸をすると何時も通り柔和な彼に倣って、ジョークと共ににかっと笑って )──すみません、愚問でした。……それから、さっきの態度もお詫びします。……、──もし魘されて眠れないことがあれば言ってくださいね。太陽が昇る頃までは幾らでもお話に付き合いますから!
>オレガノちゃん
そっか、そっかぁ~!私達、ちょっとは仲良くなれてるかな?( 思いもよらない一言に瞳を輝かせ、今にも抱きしめそうな勢いで喜びを露わにし、顔を覗き込んで / オルゴールが奏でた音は凄惨で、まるで当時彼女が生きていた頃、燃え盛る孤児院の前に居合わせているような錯覚 / 生き死にに近い場所に身を置きながら神の掌の上で運良く生かされているに過ぎず、真に覚悟が足りなかったのは他ならない己だと否応無しに自覚させられ / 彼女の身に集約された怨嗟の声を受け止めるのにやっとで金色の瞳は濁り、錯覚から抜け出すと必要以上に感情を押さえ込み抑揚を削った淡白な言葉を紡ぎ、前回彼女がしたように小さな小指をそっと握ろうと )痛くないの。──オレガノちゃんの心は、今痛くないの。
>all
すみません、そろそろ寝ないと明日に響くので今日はお暇させて頂きますね。返すのも大変でしょうからお返事はそのままで。お付き合いくださった皆さん、楽しい時間をありがとうございました。( 重たくなった瞼で時間を確認すると周囲に向けて謝意を述べ笑顔で一礼し / 退室 )
>エミリー
……一体どういう原理でもって四足動物が二足で……あぁ、いえ。お気になさらず。稚拙であるのは重々承知しておりますので。( 画面を眺める内に現実的な側面へ無粋にも疑念の刃を入れ始めては、徐々に視聴する眼差しが真剣味を帯びて / 相手の口許の弛緩が己の不出来によるものと誤認するも、特に気分を害した素振りは見せずに )成程、それならば……、……ホラーといえど、心霊の関与しない単純なスプラッター物であれば問題は無いかと。――……いえ、まぁ……少し。( 表情筋にさした変化こそないものの、正しく図星を突かれたとばかりに僅かな口腔の無為な開閉を数度繰り返した後、ようやく音を成したそれは問いに対しやや的を外した物 / 何処と無く気まずけな視線を机上に落とすと、観念するような吐息を挟み一部を認めてから席を立ち / 常通りの敬礼を行うも、タイミングがタイミングだけに些か渋い表情で )……申し訳ありませんが、そろそろ時間のようで。昨日に引き続き、本日も誠にありがとうございました。……別段、敵前逃亡を図ろうというつもりではありませんので、どうか誤解なく。
>サミュエル
……、私は、ここで墓守として初めて言葉を交わした相手がサミュエル殿で良かったと思います。あの時、一口に信頼関係といえど様々な形があると、惑う私に道を示していただき、改めてありがとうございました。( いつもは自身にとって不可解な言動の多い相手の真摯な言葉に感じ入る物を覚えては、懐にしまい込んでいた謝意の念を真っ直ぐに口にして / 迷いなく左の手を伸ばすと握手に応じ )……流石ですね、分かりますか。なかなか……私の、瞼を下ろして呼吸に集中するという手法では、どうしても数秒を要するもので。( 流石は医療従事者と言うべきか、平生との絶妙な差異を見抜く的確な指摘に対し感服の念を抱くと共に素直に肯定を / 時間の訪れを察知して席を立つと、自身の身を案じる柔い彼の言の葉へ姿勢正しく敬礼を示し )えぇ、また機会があればこの部屋で。本日も誠にありがとうございました……余程の事がない限りは国に捧げたこの身を無為に放るつもりはありませんので、どうかご安心いただければ。
>オレガノ
……、生体兵器と言えど、守るべき一線はあるでしょう。貴方があれ程忌避していた苦痛を、幾度も口頭では否定しておきながら……。それは紛うことなき私の不出来です。( ようやく頭を持ち上げるも、相手の言には些か沈痛な面持ちで首を振り / せめて能力の代償として苦痛を伴う可能性について考慮しておくべきだったろうと眉を顰め )……いえ、大丈夫です。度々申し訳ありません、……こちらの未熟に、貴方を巻き込んでしまって。( 項垂れるように覆っていた手を離せば思考は平静を取り戻すものの、自らの失態振りにはほとほと嘆息が漏れる他なく / 曇る少女の表情を晴らすべく、あの日伸ばせなかった隻手を相手の肩へと柔く置いて安堵を誘えば、丁重な一礼の後に腰を上げて )……、今日はご負担しかお掛けしていないような気もしますが、本日はこれにて。一応、絵本についてはご要望には沿ったつもりではありますので、多少なり楽しんでいただければ幸いです。…本日もありがとうございました。
>all
……全てに返しきれず誠に申し訳ない限りではありますが、もう時間のようでして。任務が控えておりますので、私はこの辺りで失礼いたします。本日も長時間ありがとうございました。ノヴァ殿はまた次回、宜しければ詳しいお話を聞かせてください。( 扉へと向かえば、去り際に踵を揃え一礼を。返答をし損ねてしまった相手へは深い謝辞の籠る眼差しと共に再度頭を垂れて / 退室 )
>all
お返事返せていないけれど、そろそろ次の実験が始まるから。…………またみんなに会いたい。言いたいことはそれだけ。……さようなら。( 紙袋を重たそうに持ち上げては扉の方へ向かい、その中身を上機嫌そうに見やってから振り向きざまに言葉を残して退出 )
>エミリー
滑稽とは思わない、ねぇ。其れだけ聞ければ十分です。─テスト?そんな気構えなくて良いんだよ、眼鏡を奪ってみたかっただけさ。( 考える素振りをしては、きょとんとした顔になりなんとも悪戯っ子のような動機を明かし )また会えたらもっと話そうね。
>サミュエル
?─此れは生前の書類だよ。記憶の時系列を整理する為にもくすねてきたんです。施設に居たのは知ってますよね。まぁ酷い目に遭ってるのは間違いないんですけれど。そんな顔やめて褒めてよ。( 改変の一部である瞳孔だけでも計17回の実験が見えるか、紙飛行機を広げてはヒラ、とさせ / 刻まれる皺に解かすよう冷え切った指先でなぞり )頑張れ?俺だって抗おうとしてるんだからさ。( 生前に思い入れのある言葉を紡ぎ、無茶を押し付け / 知人の首輪を取り外す権限は有してたのになぁ…と首輪のようにしてみせる仕草にパーソナルスペースガン無視で後ろから肩に顎を置き頭を埋め、片側から見えない首輪を取り外したそうに首筋を撫で上げ手を離し )許してくれなかったか。うん、知ってた。軍人方の事だもんね。─また会えるよね?( 相手の信用度は正確に測り知れないが、軍人側の事もあるだろうと / くるりと彼の目前に戻っては、瞳孔が開き赤い瞳で視線を交差させるようにし、沁み沁みと願い )元気で居れたらね。
>オレガノ
さぁ、上手くやれてるのでしょうか。俺の謎を明かせるまではバディ探しに集中出来ませんね。…人間同士でさえ受け入れて貰い難いのに生者と死者じゃもっと無理だと思ってましたよ。でも多分違った。( 疑問をぶつけられ、謎を明かせたところでだが実情を打ち明け / 但し経験上本心だった事と其の気持ちのままじゃ駄目だ、上手くいかないとの思いを返答に吐露し )正規ルートで墓守に依頼でもすれば良いですよ。そしたらまた幾らでも折ります。一度預かっておきますね、バレたら責任取れませんから。( 盗った自身の情報書類ではなく、彩りある紙ならもっと華やかになるだろうと / 自身の情報であるとバレては危うくなるだろうと慮り、飾り付けておいた蝶々を髪に引っ掛からないよう預かり )
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一つ一つ丁重に返したいんだけれど、毎回時間掛かり過ぎてごめん!時間掛かってる割には拙い会話が露呈してる事は否めない。こんな俺でも宜しければまたお相手願う。( 自省タイム / 遠い目をし )
>トーマ
折角の機会だったのに時間掛かり過ぎたからお詫びさせて下さい。其れとは別で…
話せた体で絡みを進めさせて貰えはしない?別の言葉で…ってなると口下手と云うか思考回路が制限されてるみたいだからまた時間が掛かり過ぎて迷惑になりそうって云うのが懸念なんだよね。言い残し的に次回もリトライした方が良さげかな。また対話出来たら別途で教えてよ。( また上手く伝えられるか分からないと申し訳なさそうに眉下げ )
>All
( 気さく気にひらり、片手を振り皆を見送った後、部屋を後にして行き / 自我が芽生えてきたのか軍人の間で生意気になってきているのを報告される事だろう / 悪意たっぷりに会話を交わし )──…あぁ、気付かない程オマヌケさんでしたらどうしようかと思いましたよ。其れよりもさぁ…今更何れだけ増やされても体調面は変わらないですし、服用摂取量増やしても良いからおま…貴方程度じゃ話になんないから上層部に掛け合ってくれない?
◇ 墓守身分証明証
シシィ / ♀ / 24 / 指導部
キッチリとお団子にしたホワイトブロンド/ 降ろすと緩くウェーブしており長さは胸元あたりまで / 瞳はサファイアブルー / 少々目付きが鋭いのを気にしている / 身長167cm / 女性用軍服着用を着崩すことなく着用 / 凹凸のある女性らしい体型 /良くも悪くも生真面目で冷静 / 対人能力は低めだが指導能力が高い / 両親が軍人の為なるがままに己もその道を志した / 軍学校はトップでの卒業
─── …誰もいない。 ( 実験具を何も持たないまま入室すれば、誰も居ないがらんとした室内を見て小さく言葉を零し / 演習、座学、指導と度重なる所属部の仕事たちに辟易しているのか1人っきりの室内を良いことにふらりと椅子に座ればそのまま机に頬杖をついて少し姿勢悪く寛ぎ )
◇ ジョン・ドゥ身分証明証
ガブリエル / ♂ / 30
184cm / 癖のある紫のロングヘアを一つ結びに / 冷たい切れ長の紫眼 / 青白い肌 / 引き締まった男性的な体つき / 細身のスーツに肩掛けジャケット / 踵の高い革靴 / 黒ネイル / 何様俺様オネエ様 / 皮肉屋なお喋り好き / 案外情は深い / 体液を含む水を操る / 元は自殺者
──厄日かしらね、全く。( 気晴らしに実験場のドアをくぐるもがらりとした室内に不満げな溜息を零し / 入口近くの椅子へと腰を下ろせば、手首へ乱雑に巻かれた包帯を結び直すことで退屈を凌ぎ )
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 現在は着用していない / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
( 二種の実験器具を手に室内へ足を踏み入れ / 煌びやかな先客に緊張を滲ませながらも穏やかな表情で会釈し、で椅子の近くに移ると包帯に注目して )こんばんは、お久しぶりです。ガブリエルさん。──えっと……手首、大丈夫ですか。
>エミリー
お気遣いありがとう、レディ・エミリー。古傷が開いただけ──ついでに言えば、不器用なアンタの同僚に迷惑を被っただけよ。( タイミング良く現れた衛生部の彼女を見遣れば、実験具には目もくれず見せつけるようにテーブルへ片腕を置き / 緩んだ包帯の間から覗く、不格好に縫われた傷を忌々しげに見下ろしつつ、棘のある声音で苛立ちへの同調を求め )どう?同じ衛生部の人間として、この恥晒しを殺してやりたいと思わない?
>ガブリエルさん
な、なるほど。それは何というか、お疲れ様でした。でも、そう仰る割にガブリエルさんが楽しそうに見えるのは私の気のせいですかね。( 肩を竦め、距離を保ちながらも覗き込む姿勢で口角を上げると、椅子に掛けて / 実験器具二つをテーブルの端に / 姿を垣間見せる縫い目に思わず右側の眉を顰め、彼の切れ味の良い言葉には及ばない曖昧な言い回しで頷く動作とセットで肯定 / ふむ、と失礼を承知でまじまじ見つめ )いやあ、衛生部の人間からすると迂闊にハイとは言いづらいですけど、私の方が上手く縫えるなとか、先輩なら文句の付けようもないくらい綺麗に治せるなとは思いますかね……。
>エミリー
……本気で楽しげに見えるってんなら、アンタに会えたお陰でしょうね。衛生部に受けた恩をお返しするチャンスだもの。( 瞳には冷え冷えとした不機嫌を滲ませつつ、それを受け止める相手の存在を快く思う事実は否定せず / 後半には真顔で不穏な一言を付け足し、彼女が未だに纏う緊張感をさらりと煽るのを忘れずに )──それじゃ、お仲間の責任を取ってアンタが縫い直すってのはどうかしら、ドクター。この酷い継ぎ接ぎよりかはマシになるんでしょう?( 相手が傷を眺める間に歪んだ片眉をまじまじと見つめ、遠回しな同意も含めて上々の反応だと頷き / 次いでその言い分から派生した思いつきを何ら躊躇なく口にしては、骨張った手首を反らし、今にも開きかねない傷口を不快極まりない表情で観察し )
>ガブリエルさん
ス、スミマセン気のせいです、ちょっとお喋りが過ぎましたっ。恩返しは是非またの機会に……。( 紫色の瞳が更に冷たさを増すと一旦かぶりを振り後頭部に手を当て発言を撤回し / 手探りで距離感模索しているが故に軽薄な苦笑いを浮かべるものの、そこに演技じみた怯えやおどける仕草は存在せず )ご要望にお応えしたい気持ちは有るのですが、生憎その道具が……ってああダメですダメ。( しなる彼の手首にあたふたと見慣れているであろう衛生部らしからぬ動揺を見せ、掴みはしないがやめるよう手を伸ばして / 応急処置の道具は白衣のポケットの中であり、忌々しげに目を細めると彼の要望の半分も満たせはしない提案を持ち出し、目線は包帯に注ぎながら指示を待つ犬のように選択を委ねて )代わりにガブリエルさんの視界に暫く傷口を映らないようにすることなら。──勿論無理にとは言いませんが……!
>ガブリエルさん
解けにくい包帯の巻き方を最後までお教えしたかったんですけど、そろそろ時間みたいです。夜も更けてきましたし、お返事はどうぞお気遣いなく。今回も稚拙な部分ばかりでしたが、楽しい時間をありがとうございました!また機会があれば宜しくお願いします。( 実験器具を抱え立ち上がって一礼し、外へ踏み出す直前に再び振り向けばひらひらと片手を振って/ 退室 )
>エミリー
あら残念、私もアンタに道具一式持ってくるよう約束させたかったのに。……ま、愚痴を言えただけ楽しかったわ、また会えたらたっぷりお礼をしてあげる。何を強請るか考えておく事ね。( 最後まで自分本位の願望を並べつつ、幾らか上向いた気分を和らいだ声音と表情へ正直に表し / 提案にも似た軽口は実験具の使用を条件にするでもなく、ただ無償の善意を寄こした彼女への謝意めいたもので / 立ち去る背中へひらりと手を揺らし、シャツの袖口を留め、緩んだ包帯ごと傷を隠せば己も部屋を後にして / 退室 )
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
……一番乗り。( ペタペタと通路に足音を響かせながら部屋の前に仁王立ちすると伽藍堂が広がっていて / 独り言を呟くようにぽつりと零し )気長に待つとするかねえ。( 端にある椅子に腰掛ければ足を組み、小脇に抱えていた医学に関係する分厚い書籍を広げ )
◇ 墓守身分証明証
トーマ / ♂ / 27 / 軍事情報部
175cm / 直毛の黒髪 / 生真面目そうなグレーの瞳 / 襟元まで締めた隙のない軍服 / 細身だが筋肉質な身体 / 国に忠誠を誓う模範的な軍人 / 終始淡々とした丁寧な口調 / 対人能力は低めで何かと不器用な人柄 / 元は前線部隊だったが、怪我を負い後方勤務へ / 足へ日常生活に大きな支障はない程度の後遺症あり
……やはり、こちらの方が鮮明だな。他の用途に回すには量産面に難があるのかどうなのか……。( 二種の実験具を片手に入室 / 無人の椅子へ腰を下ろすと、手慰みに懐中電灯を白壁へ向け稚拙な創作物の幾つかを投影していたが、一転してかつての銃撃戦の記憶を想起すればそれはさながら極めて精巧な一人称視点のシューティングゲームのようで )
◇ 墓守身分証明証
シシィ / ♀ / 24 / 指導部
キッチリとお団子にしたホワイトブロンド/ 降ろすと緩くウェーブしており長さは胸元あたりまで / 瞳はサファイアブルー / 少々目付きが鋭いのを気にしている / 身長167cm / 女性用軍服着用を着崩すことなく着用 / 凹凸のある女性らしい体型 /良くも悪くも生真面目で冷静 / 対人能力は低めだが指導能力が高い / 両親が軍人の為なるがままに己もその道を志した / 軍学校はトップでの卒業
─── あら。( ここ数日無人の室内を見ることが多かったせいか、眉間を揉みつつ少々気の抜いた様子で入室すれば室内にした彼にぱち。と瞳を丸くして / 直ぐに姿勢を正してにこりと微笑みながらお手本のような敬礼を ) お久しぶりです、トーマ殿。
>シシィ
――…シシィ殿。お久しぶりです。( 相も変わらず手指の先まで意思の通る完璧な挨拶に対し、自らも懐中電灯のスイッチを切り席を立てば同様の敬礼でもって応じ / 額にまで上げた隻手を下ろしつつ、仏頂面ながら相手へ留め置く眼差しはその心身の両面を慮るもので )……ご体調の方は、あれから如何ですか?
>トーマ
はい、頬の傷もすっかり治りましたし最近は少し眠れておりますので。( 彼からの問いに覚えていてくれたのかと瞳を丸くしながらも傷跡のないつるりとした白磁の頬をとん、と指先で叩いて / こちらを見つめる生真面目なグレーに心配が滲んでいることが伝わればそわそわと擽ったいような不思議な感覚を覚え ) ご心配おかけしてしまいすみません。ありがとうございます。
>シシィ
……いえ、私はここで話を聞く程度しかしておりませんので。ただ、今後もし何か助力が必要となれば……――俺に手を伸ばせ。必ず応じる。( 気丈に体裁を保つ相手の真相を看破する術こそ有さないものの、一先ずの応答には安堵が心中を広がって / 相手の正中を射抜くように、静かに眼前のサファイアを捉え低く紡がれたそれは、同僚という境目を僅かに跨ぐものだろうか )宜しければ席に。……先刻まで、此方の用途について軽く模索していたのですが。さながら映画館のように実験室を一変させる使用者もいる一方、私では軍事訓練のシミュレーション程度が精々のようで。……シシィ殿は如何ですか?( 瞬きと共に通常運転へと戻れば、常の淡白さをもって相手へと椅子を勧め / 自らの貧困な教養と想像力では記憶の回想が精一杯と白状しつつ、話題の転換代わりに彼女へ懐中電灯の取手を差し出してみて )
>トーマ
、……ふふ、はい。いちばんにトーマ殿に手を伸ばします。( 真っ直ぐにこちらを見据え低く紡がれた言葉はいつもの柔和で穏やかな彼とはまた違う、初めて見る姿。少し驚いたようにサファイアを丸めたもののすぐにそれがほろほろと崩れていけば花が綻ぶように笑い / 彼に促されたまま隣に腰を下ろせば約束、と子どもがするように小指を立ててそれを彼に差し出しては彼が同じように指切りをしてくれるのを待って ) いえ、残念ながら私も軍事シュミレーションへの活用を第一に思い浮かべた性分でして…こういったことは衛生部のお2人が得意そうです。( 彼の言葉に困ったように眉を下げて笑っては自分も彼とほぼ同じ用途を一番最初─── とはいえ活用相手は新人たちの訓練として、だが ── に思い浮かべたと返し / だがしかしいつも穏やかで人当たりの良い人物たちを複数人思い浮かべればそちらの2人の方が向いているだろうと静かに首をかしげ )
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
お、今日はいる。( ひょこりと顔を外から覗かせれば見えた顔馴染みに驚いたように目を丸くさせて )どうだい、元気してたかい?( 何時もより幾分か弾んだ足取りで室内へと歩みを進め / 小脇に抱えた分厚い医学本から長時間待つことを覚悟していた様子が伺えて )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
久しく暴力を振るわれましたね。失礼する。( 呟いては脱げ掛けだった上着を身形整えつつ入室 / 喰い下がる口を利いた為、いつもは錠剤タイプではあるも、衣服の下に隠された腕には注射針の鬱血痕其の儘に、頬にはたかれた跡を付け、けろっとした顔付きで実験直後にも拘らず憔悴した様子はなく / 恭しいお辞儀をした後、上げた顔には変わらず微笑を乗せ )
>サミュエル
サミュエル殿。こんばんは、今日は賑やかで良いですね。( 聞き慣れた声に振り返れば久方ぶりに顔を合わせる人物にふわりと微笑んで / 自分もここ数日は閑散とした室内ばかりを見ていたので彼の言葉に静かに頷き ) はい、体調も問題なく健康です。サミュエル殿はいかがですか?
>ノヴァ
!ノヴァ殿、お久しぶりです。……すみません、少し聞こえてしまったのですが…暴力、というのは?( いつもと何ら変わりのない彼の笑顔からさらりと零れた言葉に少し聞づらそうに眉を下げながらそっと問いかけ / とは言いつつも彼らジョン・ドゥに暴力をふるえるのは紛れもなく軍人だけなので涼やかなサファイアの下には怒りがふつふつと沸いており )
>シシィ
あぁ…シシィ殿、聞こえてしまわれましたか。少し、出過ぎた口を利いてしまいまして、貴方達と違って許容はしてくれないようです。けど、反省はしてますが後悔はしてません。( 少し控え目ながらも問い掛けられ、彼女の耳に入れるべきではなかったな、と暫しの間片手で口元を覆うも、直ぐに退ければ素直に伝え / 彼女とは反し、いつも微笑みを浮かべている割には何処か冷めた眼差しをしているものの、瞳が凛としており意思を言い放ち )…貴方は、以前お見掛けした時より元気そうで良かったです。
>シシィ
これは……――分かりました。では、私も。求められたその時には、必ず貴方の力になりましょう。( 甘やかな微笑と共にそっと立てられた小指へ、虚を突かれたように当惑を宿した双眸を一度瞬いて / 元の席へ腰を下ろし、ややぎこちない所作で自らも同様に小指を立て、相手のそれと絡ませては確かな約束を / しかしながら、口上を終え次第すぐに指を解き「……、シシィ殿は、存外に茶目っ気がありますね」と表情こそ変わらないものの、児戯のようなやり取りへ些か照れたように視線を顔ごと逸らしてしまい )それは確かに。ただ……シシィ殿も、あまり娯楽の類は嗜まれないので?( 相手の見解には即座に短な首肯を返すも、切り返しの言の葉には疑問を添えて / 見目麗しく年若い女性であれば娯楽への誘惑も多そうなものだという偏見を下敷きに )……申し訳ありませんが、話の続きはまたお会いした時にでも。本日もありがとうございました。……祖国の為、大義の為、明日も共に励みましょう。( 時間の到来に席を立てば敬礼といつもの事務的な挨拶を / 去り際に前回の彼女の励ましが頭を過ぎり足を止めては、いたく堅物な物言いでたどたどしく拳を軽く固めてみせて )……あぁ、ご負担であれば、こちらへの返信は省いて頂いて構いません。それでは、失礼いたします。
>all
申し訳ありませんが、任務が控えておりますので本日はこの辺りで。生憎とすれ違いとなった方は、また後日お話をさせていただければ幸いに思います。……それでは、失礼いたします。( 相も変わらずな硬質な声音で流れるように退室を告げると共に丁重な一礼を / 実験具を片手に退室 )
>ノヴァ
──…ノヴァ。( 聞き捨てのならない言葉がよく見知った声音で発されたことを理解すれば、そちらの方向に視線を向け / 上から下まで彼の状況を把握するように見ると、彼の元に駆け寄り )誰だい。キミをこんなふうにしたのは。( 眉を顰め、怒りと哀しみが混じったような表情を浮かべつつ何処か冷たさを含んだ瞳で彼をじっと見つめ / 頬にある痛々しい跡に片手でそっと添えるように触れて )……ああ、違う。俺らだね、紛れもなく俺が所属する軍の組織の人間だ。立派に怒れる立場に俺は居ない。
>シシィ
ああ、久し振りだねシシィ。( 軍の組織には珍しいふわりと微笑むその表情に自然と自身も釣られ / 声のする方に視線を向ければ手を降りつつ歩み寄り )それは良かった。この世界じゃあいつキミの顔を見れなくなるか分からないからねえ。( 彼女の顔色を伺うように腰を屈めた後に空いている椅子へと手招きをしながら歩き始め )俺はいつでも元気だよ。不健康ではあるけどね。
>トーマ
あぁ、またね。一瞬でも顔を拝めて良かったよ。( 気さく気に手を振った後、一礼を返し見送って )
>サミュエル
サミュエル。…誰か、と言ったら上層部が原因なんだけどね。俺には、何故サミーがそんな綯い交ぜなカオで怒ってるのか解らないな。説明願えますか?( きょとんと瞳を丸くさせたかと思えば、興味深い者を見るような目で見詰め返し )其れは違うよ、サミュエル。無碍に扱う奴等とは違うって此処で過ごした時間で俺は知ってる。区別しなきゃ。って俺は思うよ。( 紡ぎながらも添えられる手に、自身の手を重ね )
>ノヴァ
…貴殿らは、いつもこんな不当な扱いを受けているのですか。他の軍人たちはそんなくだらない事をするような下衆たちなのでしょうか。( 軽蔑と怒りを混ぜたようなサファイアに彼を映さないようにふ、と視線を逸らしてはできるだけ平坦を装った声で静かに問いかけ / 以前のジョン・ドゥと関わることの無い指導部の自分であれば口出しは出来ないが、今は彼らの協力が無ければ成立しない任務を任されている身。何とでも介入することはできると被害を受けた本人よりも静かに怒りを燃やしており ) ええ、ここ数日は眠りも深く目立った問題もありませんので体調に関しては問題ありません。( だがしかし自分の体調について言及されれば、いつもの静かで涼やかな瞳に戻り淡く微笑んで )
>トーマ
あら、ふふ。そうですか?若しそう見えるのであれば、トーマ殿とお話するのが楽しくて浮かれているのでしょう。( 表情こそ変わらないけれど、ふいと少し照れたように視線を逸らした彼に思わずくすくすと笑ってしまえば恥ずかしげもなくさらりと言葉を返し / そうして問いかけられた彼からの娯楽に対しての質問にフム、と首を傾げて過去の引き出しを探るもあまり良いものが出てくることはなく ) あまり、……そうですね。勉強ばかりでしたから…娯楽といえるものには触れてこなかったかもしれません。( 友人もいませんでしたし、と言うのはなにだか物悲しくそこには言及こそしないものの勉学に励んでばかりだった学生時代を思い出しつつも答えていき / 席から立ち上がった彼に倣うように自身も立ち上がれば、美しいお手本のような敬礼に此方も同じように敬礼を返したあとに両手の拳をぐ、と握っては穏やかに笑って ) はい。明日も、その先も、互いに頑張りましょう。本日もありがとうございました。
>サミュエル
不健康なのは宜しくありませんね。……と、言っても衛生部の方でしたら私に言われるまでもないと思いますが。( 彼の手招きに釣られるように歩を進めつつ、困ったように眉を下げて微笑んでは恐らく馬の耳に念仏といったような言葉を吐いては己でそれを否定して / だがしかし心配であることには違いないため、心配そうな色の混ざったサファイアで彼の様子を伺って ) あまり根を詰めすぎないでくださいね、お話が出来なくなったら寂しいですから。
>シシィ
えぇと、他の同胞が如何かは知らないです。俺が今回制裁を加えられたのは立場を弁えてなかったからでしょうね。普段は上手く遣り合ってるのですが。( 受け答えをしつつ、事が重大ではなさそうにしくったなぁ…と片手の指先で跡が付いてない方の頬を掻き )問題がないならば、其れで良いのですよ。( 自身の事は余所に儚げに笑い、撫でるでもしようかと片手を伸ばし )
>ノヴァ
……後程、そういった巫山戯た真似をした者の名前と所属をお教えください。言いにくければペンと紙をお渡ししますのでそちらに書いていただければ。( なぜだか傷ついていないはずのシシィが痛むように眉をきゅ、と顰めれば彼の事なきとした表情をちらりと見やって / 立場弱者(とは言いつつも実力は彼らの方が強い)へ己の勝手な感情をぶつけるという軍人失格と呼ぶに相応しい者にはそれ相応の対処が必要だと暗に込めた言葉を投げかけて ) ええ、何事もないのがいちば、……。?( 彼の言葉にウンウンと深く頷けば、此方に伸びてくる手に気が付いて / 頭でも撫でるのだろうか、と警戒心もなくそっと瞳を閉じては彼が撫でやすいように少し首を頷かせて )
>シシィ
──…貴方は、とても可憐で強かな軍人なのですね。自由に出歩けない故、其の者への対処が施されるのならば其の場を拝見出来ないのは惜しいです。ですが、万が一貴方に反感を買うような事が有れば頂けないですね。( 投げ掛けてくれる言葉を噛み砕き飲み干すように、此方から言葉を紡ぐのが時間を要し / 仮に見た目を抜きにしても賞賛に値する、としていつもは忠義芯は何処へやら形だけのフリをしているも、其の場へ彼女に向け長身を屈め跪き / 静かに立ち上がれば柔んわりと申し出を相手の身を案じ拒否し )俺の事まで気に掛けてくれようとしてくれて有難う御座います。俺は大丈夫ですからね。( 俺の事まで良いのに、や不快に思わないのだろうかと思いながらも、往復して撫でる行為に此れといった他意はなく )
>All
──…あぁ、悪いね。もう次の実験だって言うからさ、行かなきゃ。( 掛けられる声に出入り口を指差しながら名残惜しそうに眉下げ / 詫びれば出入り口へ向かい退室 )
>ノヴァ
!……貴方は、こんな時でも私の心配をしてくださるのですか。( ただの軍人…もっと言ってしまえば彼らの尊厳を踏み躙った人間たちと同じ立場のものでありながらもそんな自分に敬意を払うように跪いた彼に驚いたように目を丸くしながらも素直な気持ちをこぼして / 普段見上げる程の長身の彼の頭が自分よりも低い位置にあることが何だか擽ったくて、だがしかし彼のやんわりとした拒否は此方を思ってのことだろうからそれを尊重しないわけにはいかないと素直に受け入れて。 ) 大丈夫なら、良いのです。……ですが本当に、無理だけはなさらないでください。絶対に。( 頭を撫でる手は冷たく、生きてはいないことを痛感させるには十分な証拠で静かにシシィは瞳を閉じて / ぎゅ、と手が白むほどに強く拳を握れば自分が何も出来ないことに対しての不甲斐なさに眉をひそめて )
>ALL
失礼、こんなに遅い時間まで滞在してしまいました。……楽しい時間はあっという間にすぎてしまうものですね。( 自身の腕時計に目線を落とせば時が進むスピードに困ったように微笑んで / 重たい軍靴の音を響かせながら出口まで向かえば、くるりと室内へ振り返りお手本のような敬礼をひとつ ) 本日もありがとうございました。また皆様に会えるのを楽しみにしております、おやすみなさい。
>ノヴァ
説明……、説明ねえ。難しい。( 心の動揺を隠せなかった自身に対して普段と変わらない様子で接してくる彼を見て、ふと我に返り )まあ、腹が立っただけさ。もちろん世の中の何人たりともそうではあるけれども、キミや此処にくる者達には俺はは特に傷付いてほしくないんだ。( 目線を少し逸らし、自身にも上層部にも呆れるように溜息を零し )……はは、ありがとう。そうだね、一緒には出来ればして欲しくない。けれども此処に来ているのも元は実験なんだよ、ノヴァ。( 一瞬驚いたように目を丸くさせた後、眉を下げて哀しそうにぽつりと言い )兎にも角にも、キミにまた会えることを祈っているよ。それじゃあね。
>シシィ
残念ながら、自分の健康の管理はあまり得意じゃあないんだ。( 自身の発言により相手の心配を招いてしまったことに自身も眉を下げつつ )そうだねえ、それは俺も思っていることだよ。俺もなるべく気を付けるからさ、シシィちゃんも何かあったら衛生部まで。( 腰を少し曲げて目線を彼女と同じ高さにすれば柔らかく口角を上げて微笑み )毎回少ししか話せなくて申し訳ないねえ、それじゃあ、また会える日まで。
>all
……人間として、恥じない行動をね。お国の為の実験も限度を弁えた方がいい。( 誰も居なくなった無機質な部屋で、ジジッと機械的に動き続ける監視カメラに独り冷たい視線を向け / その向こう側にいる誰かに対してぽつりと言い放ち退室 )
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 現在は着用していない / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
( ドアの前で深呼吸し片手にオルゴールを持って入室 / 無人の空間を目にしながら普段の癖で周囲を見渡すと、椅子にもたれて天を仰ぎ照明をぼんやりと見つめ )──……だれか、来ないかな。
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
やあ、エミリー。( 室内を覗き込めば見つけた顔馴染みに片手をあげつつひらりと振って / 口角をキュッと上げ微笑みながら入室 )オルゴール持ってどうしたの。使いたい?( 椅子にもたれる彼女の元へと歩み寄れば目の前で屈んで、無機質なオルゴールをじっと見つめ / 首を傾げれば優しい声音で問うて )
>サミュエルさん
──サミュエルさん!( 電池を入れ直したロボットのように脱力状態から明るい表情で復帰し、手をぶんぶんと振って / 隣の席をぽんぽんと叩き、腑抜けた表情でつらつらと事情を説明し )そんなとこです。正直使う気無かったんですけど、持ち込んじゃったってことは多少影響を受けたんでしょうねぇ。まぁ絶賛二の足踏んでるわけですが……。
>エミリー
相も変わらず元気だねえ、いいことだよ。( 彼女の様子が自身を認識した途端に変わったことに一瞬目を丸くさせ / 誘導されるまま隣の椅子に腰かければ部下の話を聞くべく足を組み、顔をそちらへ向けて )使ってみればいい。キミならそんなことない気はするけれど、万が一聞き難い音が出ても俺は構わないよ。( 彼女の秘めた好奇心を無駄にするまいと目を見つめながらそう言い )
>サミュエルさん
先生の癒し効果のおかげですね。それに私、元気で陽気が取り柄ですから!( 両手で握り拳を作ると、悪戯げに口角上げ / 真摯な対応に眉を下げ瞳で感謝を伝えて / 患者になったつもりで背筋を伸ばし、まだゼンマイは回さずに予想を立て )サミー先生メンタルケアまで完璧なんですか?憧れちゃいますねえ。──ただ聞かれるのも恥ずかしいので、昔話でもしますか。多分、今から流れるのはトリアージに関する記憶かなーって。優先順位をつけるために傷病者に黒いタグを付けた時の記憶。
>エミリー
衛生部を含めたこの軍組織にはキミのような人が重宝されるべきだと思うよ、強さ云々でなくてね。( 自身の身体に染み込んでしまった、何処か湿っていて息苦しいこの部屋の外の雰囲気を思い出せば苦い顔をして )──…ああ、トリアージ。( 彼女がぽつりと話した過去の経験を思わせる単語に、自身の経験も重ねて噛み締めるように瞼をそっと閉じ / 何か言及する素振りを見せずにただ聞き入るようにして )いいよ、続けて。
>サミュエルさん
先輩、もしかしてちょっと疲れてます……?( アピールの為に作った拳を膝に置き、朗らかな彼からは想像も出来ない苦しげな様子に顔を覗き込んで )もうじき助けると言って他の対応に当たりました。全部終わった後に、亡くなった人の前で手を合わせていたんですよ。そしたら、タグを付けた人の小指が微かに動いたんですよ。( 口角を不自然に持ち上げると漸くゼンマイを回し / オルゴールから出力されたのは走り回る人々の足音と脈打つ己の心臓の音であり、息を吸い込む音声で再生が終わり / 眼鏡を机に置くと不明瞭な視界で再び天を仰ぎ )まだ生きていたのか、私が判断を誤ったのか、生き返った幻覚かは分かりませんけどね。──…私のトラウマは、こんなところです。
>サミュエルさん
あ、ごめんなさい!手を合わせるだとちょっと合わないですね。手を組むポーズに変換宜しくお願いします。( ぺこ )
>エミリー
ああ、ごめんごめん。…いや、うーん、まあちょっと疲れてるかも。( 彼女の言葉にふと我に帰ればへらりと笑い )トラウマね。まあ、亡くなった後少しは本人の意思があるなんて噂もある。キミがそこまで背負う必要はないさ。( オルゴールから聴こえてくる何処か懐かしさすら覚えるその音に眉を下げて / 何時もとは違う様子の彼女を気遣うように微笑みかけて )まだやらなければならないことを残しているんだ、今日はこの辺でお暇するよ。またいつでも聴かせてね、エミリー。( 彼女の肩にポンと片手を置けばドアへと歩みを進めて退室 )
>サミュエルさん
じゃ、今日の私と同じです。オルゴールを使おうなんて血迷うくらい私も疲れていたようなので。( ふ、と目を伏せつつ苦笑し、やれやれとオルゴールを持って )ありがとうございます。さすが、サミュエル先生の言うことは違いますね。( 照明や彼や机と視線を彷徨わせるも肩に乗せられた重みに穏やかに笑み / 眼鏡を掛け直すと再び手をぶんぶんと振って見送り )今日もありがとうございました!お日様が昇る前に寝てくださいねー!
>退室
多分、欲しいのはジョン・ドゥのデータだと思うけど、私にも必要な道具だったみたい。どう転ぶか分かんないものだね。( 不意にモニターとオルゴールを交互に眺め / これまでと正反対の感想を呟き、開発部の人々へ思いを巡らせて / 退室 )
◇ 墓守身分証明証
トーマ / ♂ / 27 / 軍事情報部
175cm / 直毛の黒髪 / 生真面目そうなグレーの瞳 / 襟元まで締めた隙のない軍服 / 細身だが筋肉質な身体 / 国に忠誠を誓う模範的な軍人 / 終始淡々とした丁寧な口調 / 対人能力は低めで何かと不器用な人柄 / 元は前線部隊だったが、怪我を負い後方勤務へ / 足へ日常生活に大きな支障はない程度の後遺症あり
……少し、( 形ばかりといった様相を若干呈しつつはあるものの、一応は二種の実験具を片手に入室を / 空席に身を落ち着かせると、両肩へ募る疲労感に暫し腕を組み、静かに瞼のみを下ろして )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
──…なんか、あっという間の気がしますね。( 入室しては残り期日僅かな実験内容のモニター見遣り独白落とし / 相互理解には持ってこいの筈だが、墓守が忌避してきているように感じつつ / 投影機の自身ならばの娯楽的用途とオルゴールへの関する一つの疑念を抱え、佇んだまま考え始め )
>ノヴァ
……こんばんは、ノヴァ殿。……、実験具の期日が気になりますか?( 室内の静寂を破る入室の音にゆるりと双眸を開き / 相手の姿を認めると、常通り起立しての敬礼を行った後に自らもモニターへ淡白な視線をやって )あぁ、そういえば。貴方が生前に身を置いていたという施設ですが……あの後、直ちに上層部へ報告させて頂きましたので、お伝えいただいた通りの犯罪組織であるならば順次警察機構の方が動くかと思われます。ノヴァ殿には近々他の者から詳細な聞き取り依頼がある可能性もありますが、その際にはまたご協力いただければと。( いつものように椅子を勧める前に、一度相手と視線を交わしては努めて淡々と感情を排した事務的な報告を / あまりにも人道を外れた所業に加え、多大なリスクを覆す程のメリットも伺えない彼の所属していた施設が到底国家機関に紐づく施設とは思えずに )
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
──……。( 静かにドアを開ければ半開き状態となってそれに寄り掛かり、何かを発することもなくただ室内を見つめ / 無表情のままの彼は珍しく白衣を着用しており )やあ。( 数秒経ち発した一言は普段と変わりない間延びした声で / 白衣のポケットに両手を入れながら依然としてドアに寄り掛かった状態は保たれ、口角をキュッと上げれば三白眼を細めて微笑み )
>トーマ
おや、トーマ殿。…えぇまぁ、墓守同士ではもう殆どの方がお試しになられたので?ジョン・ドゥへ使うにはかなり慎重になっているような気がします。投影機は兎も角、オルゴールはそんなにも酷い音だったのですか?( 彼に気付けば会釈をし、此処へ訪れた際あまり持参している姿を見掛けないなと素直に思う事を述べ / オルゴールに関して、音というよりもっと言えば別の事が気になっており )!…覚えて頂けてたのですか。トーマ殿には其の権限がお有りなのですね?上層部もあまり信用なりませんが。俺もなにも"直接"には関わりないと思ってます。関わりが有ったのも一部だけかと。協力は構いませんよ。( 歩み寄っていたのも、其の足は為される報告にピタリと止まっては目を瞠り / 絶命した後、此処に送り込まれたのが俺だけなら良いのだが )
>サミュエル
サミュエル──?どうしたの、俺の気の所為じゃなければ何かあった?( 比較的過ごしてきた時間があると思う彼へ、観察するようにじーっと見詰め )……ベッド使う?( 入り口付近に居た自身の足は、寄り掛かったままの不自然な体勢である彼の元へ歩み寄り、お構いなく支えようとし )
>サミュエル
……サミュエル殿、こんばんは。今日は、……?――如何されましたか、少々ご様子が……。( もはや神経質さを帯びるまでに洗練された敬礼を行い、相手へと数歩歩み寄り / 不自然な入室直後の様子、茫洋とした無の面差し、見慣れぬ白衣から生じる違和は到底形ばかりの挨拶のみで打ち消せるものではなく / 如何な朴念仁といえど少々当惑するような間を置いて再度口を開き )
>ノヴァ
……そうですね、私の把握する限りでは大方の墓守が。……えぇ、まぁ。数回聞く機会はありましたが、快い物は一つも。ただ、ノヴァ殿がそういった事を気になされないなら、無論ご使用いただいても構いません。( 投げ掛けられた問いに、僅かに陰る瞳を逸らし淡々と応答を / さして相手が実験具に付き纏う負の側面を気に留めず、好奇心が勝るのであればと机上のオルゴールを手の平で指し示して )……、えぇ、正式に墓守としての任務を負っておりますから。ある程度の報告や要請は可能です。( 暫し黙すると、都合の良い所のみを掻い摘んで返答し / 相手の屍体がこうして軍事利用されている以上、ごく一部間の関わりについては可能性として拭えない物があるものの、軍属の人間としてそういった余計なノイズは恣意的に思考の外へ追いやり )
>ノヴァ
僕独り置いて、キミら全員戦場の第一線に赴いてしまう夢を見た。酷い悪夢に魘されたよ。( 彼が自分を見詰め、そして発される言葉に深い安堵を覚えるように微笑み / うんざりとでも言いたげに眉を下げれば存在を確かめるように左手を彼へと伸ばして )…そうだねえ、ありがとうノヴァ。少し疲労が溜まっているみたいだ。( 良い歳をした自分が彼の手を借りるのは申し訳ないと遠慮の意を込めて素早く体勢を戻せば、無機質なベッドへと歩みを進めて )
>トーマ
久しいねえ、トーマちゃん。元気?会わない間は何をしていたんだい?( 全軍人の手本と言っても過言ではないような彼の敬礼を目にすれば、最後に言葉を交わした時と変わらぬ様子に強ばっていた身体も解れ )……なあに、ただまたキミと会えたのが嬉しいだけさ。( 多くは語らないものの、口から零れたその言葉は紛れもなく本心で / 体勢をゆっくりと戻せば手招きをしながら椅子へと向かい )
>all
……毎度なかなか遅くまでお付き合い出来ず誠に申し訳ありませんが、そろそろ時間のようです。短い間ではありましたが、本日も有意義な一時をありがとうございました。( ぴしりと背筋を正し、せめてもの謝意を込めた一礼を / 実験具を手に退室 )
>トーマ
矢張り軍人という立場からしても、あまり快い物ではなかったのですね。音質も鮮明だったと?…人間の記憶というのは聴覚、音声から一番最初に忘れるといわれていますが、亡くなった我々でも最も強い記憶に関わるというからには関係なしに流れていくものなんでしょうか?──今お聴かせするには恐らくお疲れでしょうし、時間的にお別れする頃ではないかな。( 使用経験のある者としてへの問いを投げ / どうせ死.ぬ間際の音声なんだろうな、其れか幼少期に切り捨てられた気になったあの出来事かと思いながらゼンマイには手を掛けず / 最初彼を見遣った時に僅かな違和感で暗に気遣い )素晴らしい事ですね。( なんだかはぐらかされた気がするな、とは隠し見透かすように見詰め / ふふ、と含み笑いを零し )
>サミュエル
あは、其れは酷い夢だね。でも例え第一線じゃなくとも、貴方はかなり腕が良いんだろう、重荷にはなるかもしれないが後に救われる軍人が大勢いるさ、意味あるものなのではないのかな。( 態と重く捉えないよう笑い掛け / 伸ばされる左手に、魂はないが俺は此処に居るよ、と意を込め鼓動のない心臓の上である胸元へ宛てがい )大丈夫なのか?…変なの、俺に言ってくれたように無理に明るくいろとは言わないけど普段との差からか、サミーが元気ないのは調子狂うな。( 生前の染み付いた感覚から彼を追うように着いて回り / さしていつもと様子は変わらないも、自身でもよく解っていないながらに呟き )
>ノヴァ
全くだよ、これだから嫌なんだ。あまり眠りたくない。……そうだね、夢如きに此処まで悩むのはムダなことだ。やめよう。( 彼なりの慰め方にへらりと笑えば何処かでスイッチが押されたかのように気持ちを入れ替えて / 鼓動のしない彼の左胸で存在を確認すると「よかった。」と独り言のように呟き )元気の無い時に人に会わないだけさ、だから気にしないでいいんだよノヴァ。すぐに戻る。( 彼なりに自分の中にある何かを捉えようとする言葉に少し目を見開いて驚き / いつものような調子でニィと口角を上げて笑って )ああ、でもそうだ。俺は少しばかり仕事を置いてきているから片付けてこなきゃねえ。また、近いうちに会おう。( ふと何かを思い出したように苦い顔を浮かべれば彼に大きくひらひらと手を振り退室 )
>サミュエル
生前のあまり眠れなかった俺と一緒だよ。安心して眠れないのならちゃんと体温のある人間に添い寝してもらいな、…此れは少し平和的過ぎるか。( 共通の接点を捉え変わらず軽薄な笑みを返し / 虚しく手離された経験からか、彼が満足するまではと暫し彼の手を掴んだままで / ついでに冗句を零し )其れもそうだ、そういう人もいるよね。なのに会おうとしに来てくれたんだ?( 確り腑に落ち / 恐らく他人を思って人と会おうとしない筈の彼が、今こうして面を合わせている事に都合良く解釈し / 嬉しさ滲ませる其の言葉とは裏腹に、名のないクソデカ感情を今の自身が一人間に固執したって仕方ないのに、と蓋を閉じようと )えぇ、この時間からまだ残ってる仕事やるの。とはいえ、俺もこの後実験だ。キリの良いところで寝るんだよ、寝不足でポックリ逝くとか笑えないからさ。近いうちに?ふふ、またね。( 触れはしなかったが最初一人称が変わっているのは相当参っていたのではないかと思いつつ、もう今の様子に大丈夫そうかと安堵 / 毎度の如く会う事の約束を取り付けられてる気になって微笑み、小さく手を振り / いつまで会える事を願ってくれるのだろうか )──ごめんね、サミー。いつまで掌の上で踊らされてれば良いんだろうな、俺は。嘘のない兵器人生にしたいのに。( 多くを救う側にいる立場の彼と、其れを無下にしてしまいそうな自身の構図、本来故か度重なる実験故か本質の性である俺を知れば、彼はどう思うのだろうか騙している気になって謝罪を零し / 求められる命令を為すがまま、息をするように嘘を吐くのが平気で得意になっている事に、自身でもうんざりし人に顔向け出来ない真顔で / 今のところ本心が殆どだが / 鈍い筈の心がキリキリし押さえつつ退室 )
システムC:全体通知
カテゴリ:《開発部の実験》
カテゴリ:《情報部の対応》
◆ お集まりの皆様
全体通知。部屋内のモニターにご注目ください。
開発部より通知です。かねてより《墓守》の皆様に貸し出ししておりました実験具は、本日の日付更新時を境に全回収予定です。期間を過ぎてもお手持ちの場合は速やかに開発部担当者へご返却ください。ご協力ありがとうございます。
◆ お集まりの皆様
継続通知。部屋内のモニターにご注目ください。
質問箱を設置しております。ご質問やご相談がある場合、下記からご投稿ください。
また、今回より実験内容を下記の質問箱に掲示いたします。過去の実験・現行の実験をアーカイブしておりますので、資料確認の際にご活用下さい。
https://m.saychat.jp/bbs/thread/697554/
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 現在は着用していない / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
私に何ができるか、なんて答えは案外簡単だったなぁ。──うん、待ってみよっと。( 貸出が始まる数日前、実験場で呟いた悩みを振り返り / 二種の道具を携えてテーブルへ置くと、両手を組みのんきに伸びをしてモニターを眺め )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
こんばんは、エミリーさん。( 本日分の投薬をきっちり終えた後、微かに靴音を立てさせながら部屋前に到着すれば、ひょこりと顔を覗かせ微笑を湛え / 室内に足を進めると、机上にある実験具を見遣り )二つとも持って来ていらしたんですね。
>ノヴァさん
ノヴァさん!こんばんは、この間はどうもお世話になりました。( 待ち望んだ来客に瞳を瞬き、一際高い彼にひらひらと右手を揺らすと、にっとはにかんで / 伸ばした手を後ろに組みながら軽い足取りで早速近寄り )色々文句言ってましたけど今日が最終日ですから。それにこの子達のお陰でいい体験もできましたしね、連れて来ちゃいました。
>エミリー
お世話…?悪戯に遭わされた、の間違いでは。( ひらひらと片手を振り返し、悪戯げに笑って )ですねぇ、いよいよ最終日か。へぇ…、いい体験?他の方の見解も得られた、とかでしょうか。ささ、一先ずお掛けになりませんか。( 不思議そうに考える素振りをすれば、一足先に椅子に腰掛け彼女にも勧め )
>ノヴァさん
ま、まぁ厳密に言うとそうなんですけど。細かいことはいいんです!楽しかったので!ほら眼鏡も無事ですし。( 気まずそうに目線を下に彷徨わせたものの、眼鏡を両手で顔から離れたレンズ越しに彼を見て )え、凄い。ノヴァさん超能力者──ってまぁ想像つきますよね。あとホントに超能力者ですし。あっ、どうもありがとうございます。見解というか、ただ聞いて貰うことに意味があったみたいで。( 目を月のように丸くし / ぺこぺこと頭を下げて隣へ掛け、飄々とした様子ながら何処か真面目に、明るい様子で先日の話を )
>エミリー
楽しかったんだ?貴方、あの時滑稽とは思わないって言ってくれましたよね。あは、其れは良かった。こんな処じゃ弁償する術もありませんから。( 面白い、悪戯を仕掛ける良い相手が見付かったかも、と意地悪げにチェシャ猫の如くニィと笑ったのも束の間、この間の返答を持ち出し双眸を緩ませ )墓守同士では殆どがお試しになられたと聞いたので。其れで貴方がそう言うなら多少なりとも良い結果が得られたのかと。えぇそうですね、非常に高度な技術で付属されてますよ。聞いて知って貰う事自体に意味があったと。( 超能力に関しては皮肉に零し / 話される先日の話をふむ、と傾聴 )こっちは一度試したんですよねぇ、オルゴールは未だに手を出した事がないんですが。──まぁ、エミリーさんは天体はお好きですか?此れでプラネタリウムが出来ますよ。( つんつん、と両方の実験具を突き / オルゴールは粗方死.ぬ間際だろうし、別に忌避する事もないのだが聴いた後に何を口走るものか分かったものではなく、どうせなら彼女には楽しんで貰おうと投影機をチョイス / カチッ、とスイッチを入れれば幻想的な星を映し出し )
◇ ジョン・ドゥ身分証明証
オレガノ / ♀ / 見目は10代
150cm / 銀色のおさげ髪 / 片目が隠れるようにサイドに流した前髪 / 燃えるような深緋のタレ目 / 青白い痩躯 / 笑うと覗く犬歯 / 薄汚れた白のワンピース / 裸足 / 抑揚のない声 / 感情の起伏が比較的穏やか / 実験には協力的だが痛みを伴うものには極度の拒否反応を見せる / 時折稚拙な言動 / 予知能力持ち / 生前は孤児で焼死
( 少し久々に足を踏み入れる室内を前にやや緊張した素振りで身分証を提示し、音を立てずにそっと扉を開き / 今日が期日だという二種の実験具を手にして歓談中の二人を邪魔せぬようにとやや抑えた、しかし相変わらず抑揚のない声色で声をかけて )……エミリー、ノヴァ。また会えた。
>オレガノ
あ、オレガノ。久し振り、お変わりなくご無事のようで良かったです。エミリーさんが持参して来てくれてるので、良ければオレガノも楽しみませんか。( 振り返り笑みを見せれば、言葉を選ばずになら実験でくたばってなくて、と言うところが少女相手には抑え / 実験具を手にしたまま、映し出されている星を示唆し手招き )
>ノヴァ
ノヴァも。ちゃんと生きてて良かった。……生きてるって表現が正しいのかは知らないけれど。( 死と隣り合わせの世界で再会できた事実に多少喜んでいるのか、微かに雰囲気を和らげ / 相手の方へ近寄りながら真っ白い壁に映し出されている物に首を傾げ / すぐに認識できないのは空も太陽も星も記憶から薄れていたからで、星という単語すら言葉にするのも久しく、深緋を僅かに輝かせながら壁を見つめて )……なに、これ。……ほ、し……?
>ノヴァさん
ちょっと、いやかなりビックリしたけど楽しかったですよ。──ようやくノヴァさんとお話できましたし。あ、でも今のはダメかな。不穏な笑顔なので見過ごせません。( レンズ越しに黒に見える双眸を捉えると、言葉に反して己もにやりと口角上げ / 悪戯心を擽られ、数秒の間童心に返り )なるほどそれで。……すみません、失礼でしたね。望んだ力じゃ無いのに。──怖い物見たさだと思っていたら、浅ましくも私の好奇心は他人がどう反応するのかに向いていたようです。( 口元を指先で抑え、能力に関する発言を詫び / ぺこと頭下げ / 瞳を伏せつつ、穏やかな笑みを湛え )道具が回収されても、ノヴァさんがお話したいと思えばその時に付き合いますよ。──そのための墓守ですから。まぁ私で良ければですけどね。えへへ。( 手を当てえへんと胸を張り / 「 人並みに 」と控えめに頷き、空間いっぱいに広がる満天の星に目を奪われ / 暫く無言で眺めたあと、無意識に言葉が零れ )──こういう時間を求めてるんだな、私。…って、任務を息抜きにするなーって上官に怒られますねぇ。
>オレガノちゃん
久しぶり、オレガノちゃん!会いたかったよ。( 何かできること、そう考えるようになったきっかけは思えば彼女だったなと振り返れば、無意識に金眼が穏やかに細め / 喜色が滲んだ声と共に手招きをしながらも椅子から離れ彼女の元へ足を運び )実験らしい実験は全然出来てないけど、最終日に会えたのも何かの縁だし、私に付き合ってくれないかな?
>オレガノ
一度死.んでますものね。( 双眸を細め、緩く頷き同意し / 近寄ってくる彼女の足取りを目で追い、瞳を軽く覗き込めば可愛がるように頭を撫で / 懐かしむように言葉を紡ぎ )そうです。生前に眺めるのが好きだったんですよ、俺。
>ノヴァさん、オレガノちゃん
ごめんなさい、そろそろ時間みたいです。返事はいつも通りそのままで大丈夫です。オペレーターさんの指示通り私が返却したという事にして頂ければと。それじゃ──ノヴァさん、オレガノちゃん、楽しい時間をありがとうございました!また今度ゆっくりお話しましょうね。( 名残惜しそうに立ち上がり / 直前に再び振り返るといつものように手を振って / 退室 )
>エミリー
俺とお話出来て、と思って貰えて嬉しいものですね。あまり会話が上手くない方だと思ってますが。所望して貰えば、いつでも"コレ"で向けますよ。( デフォルトの微笑を取り繕ってみせ )…別に良いんですよ。貴方達のような軍人の何かの役に立つなら。其の為に俺らのような兵器が居るのですから、どうぞ扱き使って下さい?あぁ、俺こそ意地が悪過ぎましたね、すみません。…墓守を護る為なら肉壁になりますよ。──あぁ、其れは俺も気になるかも。( 本心と少し毒のある言葉半分、らしくもない事を言っているのも自覚しつつ )有難う御座います、心強いですね。貴方が息抜きになってるのなら、今回此方を選んで良かったです。……あ、マズいかも。( 映像が切り替わり、嘗て眺め強く記憶に残ってる流星群と火球群が流れ出し / 途端に投影機を持つ腕がピクリと反射で動き、トラウマでもあったのか泣いたみたいに笑って、強いストレスを覚え / 目頭が熱くなり、勝手に口角が持ち上がる。此れが強いストレスを和らげる為の反応だとは分からず )──すみません、もう時間ですし返却して貰っても良いですか。
>All
すみません、俺もお暇させて頂きますね。有意義な時間を有難う御座いました。( 丁重に一礼した後、出入り口へ向かい退室 )
>エミリー
エミリー。……うん。また会えて……う、嬉しい、よ。( 以前ならば突っぱねていたであろう照れくさい言葉をすんなりと受け入れつつも、人間相手にはもう二度と使う事はないと思っていた言葉──〝嬉しい〟を送り / ソワソワと毛先を弄びつつ未だ白を纏っていない相手を見上げ )私でいいなら。……でももう、あの音声は聞きたくないでしょ。……そのとうえいきも、私が使ったところで大したものは映らない。( 一番耳にしたくないのは自分自身である事を包み隠すようにすっと目を逸らし / ジョン・ドゥである自分に実験具を使いたいのだろうとばかり考えているようで )
>ノヴァ
……ノヴァは、生体兵器に〝死〟ってあると思う。( 死んでいるのに生きている、そんな非現実的な自分たちの肉体に感じたふとした疑問をぽそりと投げかけ / 覗き込む漆黒の瞳に深緋を瞬かせつつも、大人しく撫でられることにして / 相手の生きていた証の一端に触れた気がしながら目尻を僅かに緩め )ふうん。ノヴァはろまんちすと、だったんだ。……その星空は、ノヴァ一人で眺めてたの。
>all
来たばかりだけど、扉の外がうるさいから今日は戻る。ノヴァもエミリーも、また会えたらオレガノとたくさんお話して。それじゃあ、……さようなら。( ドンドンと実験場の扉を叩く音と自身の名、そして次の実験が始まる旨を告げられると心底不快そうに眉を顰め / 唇をむっと尖らせながら不貞腐れながらも二人に向けての挨拶は忘れずに / 退出 )
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
あら、( ペタペタと廊下に幼稚な足音を響かせながら部屋の中を覗けば、静まり返った無機質なソレが広がっていて / つまらないとでも言いたげに頬を少しばかり膨らませると無機質なベッドに身を任せ )キミらは、俺に何をして欲しいんだい。( 機械的にジジッと動き続ける監視カメラの向こうにいるであろう人へと問い掛けるものの、当たり前のように返ってこない答えと胸の中のモヤに溜息をつき )
◇ 墓守身分証明証
シシィ / ♀ / 24 / 指導部
キッチリとお団子にしたホワイトブロンド/ 降ろすと緩くウェーブしており長さは胸元あたりまで / 瞳はサファイアブルー / 少々目付きが鋭いのを気にしている / 身長167cm / 女性用軍服着用を着崩すことなく着用 / 凹凸のある女性らしい体型 /良くも悪くも生真面目で冷静 / 対人能力は低めだが指導能力が高い / 両親が軍人の為なるがままに己もその道を志した / 軍学校はトップでの卒業
─── ふぁ、( うとうとと完全に油断した状態で欠伸を噛み殺しつつ入室 / 彼の存在に気がつけばびく!と肩を跳ねさせた後に慌てて敬礼を ) し、失礼致しました。……こんばんは、サミュエル殿。
>シシィ
やあ、シシィ。元気にしてた?( 初めて見る彼女の油断している姿にクツクツと喉を鳴らしながら笑って / 起き上がれば釣られるように自身も腑抜けた敬礼を返し )眠いようならちょうどいい場所が此処にあるけど、俺の後じゃあねえ。( ポンポンと腰掛けた無機質なベッドを叩けば彼女の体調を心配するように首を傾げ )
>>サミュエル
…………、はい、依然変わりなく。( 気恥しそうに白い頬に朱を散らせば眉をキュ、と下げながらゆっくり敬礼を解き / ベッドに1番近い椅子に静かに腰を下ろせば彼の言葉にまた頬の赤みが増して ) い、いえ。勤務中ですので。…………わ、忘れてください。( いくら気心を許しているとはいえ完全にオフの表情を見られていたことに両手で顔を隠すように覆っては静かに忘却を頼み )
すみません、明日の任務も早いのであまりお話できませんでしたがこれにて失礼いたします。( 音も立てずに立ち上がれば敬礼をひとつ / にこり、と慣れたように微笑みを浮かべればそのまま振り返ることなく出入口へ / 退出 )
◆ お集まりの皆様
全体通知。部屋内のモニターにご注目ください。
情報部より通知です。《墓守》《ジョン・ドゥ》双方に向けたアンケートをご用意致しました。なお、提出は任意となります。提出していただける場合は下記フォーマットに記入し、質問箱へご投函ください。こちらの期限については《~7/30》までとします。※こちらはPL・PC双方への意図を含みます。ご回答はどちらの視点でも構いません。
《墓守用フォーマット》
所属:
名前:
◇ 親交のある《墓守》《ジョン・ドゥ》について、特徴を教えてください。
◇ 今後の《実験》について、見解や提案があればお聞かせください。
◇ 今後の《部屋設備》について、見解や提案があればお聞かせください。
◇ その他、ご質問などがあればお聞かせください。ただし、誹謗中傷・脅迫等のご発言は追放対象となります。
《ジョン・ドゥ用フォーマット》
名前:
特殊能力:
◇ 親交のある《墓守》《ジョン・ドゥ》について、特徴を教えてください。
◇ 今後の《実験》について、見解や提案があれば教えてください。
◇ 今後の《部屋設備》について、見解があればお聞かせください。
◇ その他、ご質問などがあればお聞かせください。ただし、誹謗中傷・脅迫等のご発言は追放対象となります。
◆ お集まりの皆様
継続通知。部屋内のモニターにご注目ください。
質問箱を設置しております。ご質問やご相談がある場合、下記からご投稿ください。
また、実験内容を下記の質問箱に掲示しております。過去の実験・現行の実験をアーカイブしておりますので、資料確認の際にご活用下さい。
https://m.saychat.jp/bbs/thread/697554/
>情報部:オペレーター
◇ 墓守身分証明証
トーマ / ♂ / 27 / 軍事情報部
175cm / 直毛の黒髪 / 生真面目そうなグレーの瞳 / 襟元まで締めた隙のない軍服 / 細身だが筋肉質な身体 / 国に忠誠を誓う模範的な軍人 / 終始淡々とした丁寧な口調 / 対人能力は低めで何かと不器用な人柄 / 元は前線部隊だったが、怪我を負い後方勤務へ / 足へ日常生活に大きな支障はない程度の後遺症あり
アンケート……、日頃の報告書のようなものか。( 寂寞とした室内に足を踏み入れると、煌々と輝くモニターには新たな通知文が現れており / 表示された電子テキストに一通り目を通しては、暫しの思案の後に懐からメモを取り出すと、詳細な内容を書き記していき )
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
────…。( 白衣のポケットに手を入れながら静かに室内を覗き込むと、そこはシンと静寂が広がっていて / 最近は賑やかな様子をあまり見ていないなと心に虚ろな穴が空いている感覚を覚え )楽しみにしている俺がいるなんて、不思議なモンだねえ。( 静かに光るモニターを見ればポツリと1人呟いて )
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 現在は着用していない / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
こんば、──……!( スイーツの入った紙袋を抱え、入室 / 珍しく白衣を纏う後ろ背に忍足で近づくと、斜め後ろから顔をのぞかせ再度挨拶し、手元の紙袋を強調して )こんばんは、サミュエルさん。今日も先越されちゃいましたねぇ。
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
おや、失礼。( 強いのでも増やすでも好きなようにすれば良いさ、と一旦躱し憂鬱そうな顔付きで出入り口を軽く蹴り開き / 誰かが来るのを待機する事になるだろうかと思っていたが、先にあった二つの姿に失態を省みると気を取り直し直ぐ様恭しいお辞儀をした後、憂鬱さを取っ払って微笑みを浮かべ )
>エミリー
…!こんばんは。( 完全に油断していた様子で彼女の姿に目を丸くすればにこりと微笑んで / 彼女の手元にある紙袋が視界に入ると興味深そうに腰を曲げて覗いて )んん?なんだい、それは。
>ノヴァ
どうしたんだい。物騒だねえ、ノヴァ。( 扉が少し乱雑に開かれた物音が聴こえ、そちらに目を向ければ居たのはよく見知った顔で / すぐさま態度を立て直す彼の器用さにへらりと笑えば彼の元に近寄り )
>サミュエル
あは、すみません物騒な物音を。少ししつこかったもので…。( 苦笑いを浮かべつつ、首裏を掻き鬱陶しく思うのを其の儘所作に出ていた事を明かし )サミュエル。あの後はちゃんと眠れたかい?生きてる人間はきちんと睡眠を摂った方が身の為だよ。( 調子を窺うように見遣っては、彼の目元に触れようと )
>サミュエルさん
よくぞ聞いてくれました。──じゃーん、甘くて元気が出る、頬もとろけるストロベリータルトです。( 期待通りの問いかけに、満足げにくしゃっとはにかみ / 先にテーブルへ紙袋を置くと、また彼の元へ戻って背中をぽんぽんと押し )軍人にだって糖分は必要ですからねっ、たまには良いでしょう。ささ、お早くお早く。
>ノヴァさん
わっ……!?( 穏やかではない入室に思わず肩を跳ね、数秒フリーズし / 硬直が解ければメガネのツルを持ち上げ紙袋を所持したまま近寄り、左右の人差し指を重ね合わせバッテンを作り )もう、ノヴァさん!ダメですよ、扉に罪はありません、無罪ですから。…今日はそんなに大変だったんですか?
>エミリー
扉に罪はな…、ふふ、そうですね。( 彼女の言動に呆気に取られ、律儀に扉へ向かって腰を曲げぺこぺこと頭を下げ )大変だったというかこの後の方が大変かも。──ところで、其れはなんです?( くるりと振り返れば、持参して来ている何かが気になり彼女の手元を注目し )
>ノヴァ
いいんだよ、物騒な音なんて日常茶飯事さ。それよりノヴァに何も無いかが気掛かりだね。( ふっと柔らかく笑えば申し訳なさそうにする彼に、何かあれば言えとでも言いたげに首を少し傾げて )分かっているさ、大丈夫だよノヴァ。睡眠には前向きになれない性分なんだ。( 自らへと伸ばされた手を拒否するまでもなく受け入れれば、眉を下げて彼の忠告を「聞く」だけに留めるように言葉を返し )
>エミリー
気が利くねえ、俺は大の甘党なんだ。( うきうきとしている彼女に期待の眼差しを向ければ出てきたのは期待通りのもので、自らもキラキラと瞳を輝かせ / 「まあまあ、そう慌てるな。ケーキはどこにも逃げないよ。」と言いつつも少し早足でテーブルの元ヘ向かい腰掛けて )どうしたんだい?こんなもの用意して。疲れでも溜まってる?
>サミュエル
ん?気に掛けてくれるの。…俺の言葉に意味なんてないよ、其れに正常に朝が来るかはお互い分からないもの。( こくりと同意し、緩く首を傾げてみせれば兵器の言葉など聴くものでもないだろうと思いながら )俺もそうだったさ、口煩くは言えないね。( 拒否はされず耳を貸しはするも、何処か届かないのかなと思えば面白くなさげに )
>ノヴァさん
ご、ご理解頂けたのなら……!( おろおろ狼狽えるものの、すぐに紙袋へ興味が向けば袋の口を開け、ちらりと中を見せ / テーブルを手で示し誘おうとしたのも束の間、ふと口元に手を添えて考え込むと監視モニターの方を見て )少し小さめのタルトです。危険物以外は持ち込み可ですから、もし良ければノヴァさんも──…あ、でも、いいのかな。
>サミュエルさん
そうなんですか?初耳です。──って、味の好みとか、そういう話あんまりしたことないですもんね。( 子供のように急かして席へと向かわせれば、一仕事終えたとばかりに隣へ座り / つやめく苺のミニタルト数個に、付属のお手拭きやフォークを相手の元へ差し出せば、にっこりと頬杖を付いて )不意に食べたくなっちゃったんです。まぁ否定はしませんけどね、前から差し入れするつもりだったんですけど、何だかんだ先延ばしにしてたのでこの機会にと思いまして。
>オペレーターさん
交流中失礼致します。『 ジョン・ドゥ 』の食事について、注意事項等があれば教えて頂けると幸いです。一応持ち込む物についても危険物以外で常識の範囲内なら可能と認識していますが、同様に注意や追記事項等があればご指摘お願いします。
>2 / システム A:墓守
カテゴリ:質問
◆ エミリー 様
ご質問ありがとうございます。《ジョン・ドゥ》の食事について、以下の通り回答申し上げます。
個体差もありますが、《ジョン・ドゥ》に関する食事の基本スタンスとしては「必要はないが、摂取は出来る」という風に考えていただければ幸いです。また個体差の範囲については、例えば「食事の必要はないはずだが擬似的な空腹状態になるタイプ」「通常と同じ食事を要求するタイプ」「一切の栄養素を必要としないタイプ」等の可能性が挙げられます。
いずれにせよ各《ジョン・ドゥ》によって状態が異なると考えられますので、交流の最中当該ジョン・ドゥに確かめていただければ幸いです。
またご不明点があればお気軽にご連絡ください。
>情報部:オペレーター
>ノヴァ
悲しいなあ、何故そんなに一方的なんだ。意味の有無は受け取る側が決めたっていいだろうにねえ。( 墓守とジョン・ドゥの間にある見えない確かな隔たりに寄り添うように眉を下げつつも口角は柔く上げて / 仕方の無いものだと判りつつも潜在的に埋め込まれている「兵器」の自覚にどうしようもない感情が自らの中で狼狽えて )……瞼を落とす時、ノヴァがいれば少しは心地いい夢が見れるかね。( 子どものように表情を変える彼を見てクスクスと笑えば、目を伏せて自らの長髪をくるくると指で弄び )
>エミリー
エミリーは俺のことに興味が無いんだろう。違うかい?( 悪戯心が芽生えて揶揄うような声音で言いながらも、フォークを手に取り「いただきます」とミニタルトを口へと運んで )美味しいねえ、心が安らぐ。この組織はお堅い雰囲気でいつも気を張りつめているからねえ、たまには小休憩が必要さ。ありがとうエミリー。( 遠慮をする様子もなくパクパクと良いテンポでそれを頬張り続けつつも、同じように頬杖をついて彼女の食べる様子も伺い )
>エミリー
タルト、ですか。俺も甘いもの大好きだったんですよ。けど、甘味は軍人さんの方が必要なのでは。( ちらりと中を見せてくれる中身に覗き込めば、暫く口にしていない甘味を味覚は有りはするも此処で食べられないなら俺にお構いなく食べて貰う事を勧め、見掛けによらず甘いもの好き故のエピソードでも話そうかと考えながら、そうは言いつつもうずうずと紙袋とモニターを交互に見遣って )──あ、墓守が与える事自体はオッケーなんですね。
>サミュエル
一方的にもなるよ、俺は特にだろうね。俺の言葉にも意味を有するって分かり切ってるなら、何れだけ楽だろうか。( 悲しいって気持ちも俺には解らないな、まるで寄り添うでもしてくれているかのような心意気に、そっと下がっている彼の眉を指先で触れ )は…俺ぇ?…寝首を掻かれるかもよ。……今の環境下が、嘘みたいに全て夢だったらって、思う事がある。…心地いい夢、俺にそう出来る術があるなら尽力したいね。( 間の抜けた声を出し、動揺したように目線を彷徨わせれば殺意なしに近付き、彼の首筋をトントン触れては囁く / 束の間、正面に戻って来ると稚拙に頭を擦り寄らせ )
>オペレーターさん
承知致しました。お忙しい中、早々にご返信頂きありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。
>サミュエルさん
えぇ!?違いますよ、逆です逆。興味しかないですもん。他に好きな物は何か~とか。( ほくほくと温まる心地で眺める最中、予想外の言葉に目を丸くし / まもなく揶揄いと理解するも両腕を組んで指摘し )えへへ、どういたしまして!そうそう、偶にはうんと甘やかさないといざって時倒れちゃいますからね。──先生、ちょっと元気になりましたね。( 気持ちの良い食べっぷりに持ってきた甲斐があったと眦を下げれば漸くタルトは手をつけ / ちら、と上目で見れば『 貴方の表情が良くなった 』と己の頬を指差し )
>ノヴァさん
やっぱり甘い物は皆の人気者ですね。軍人も屍人も関係無いですよ、確かに必須では無いですけど──ノヴァさんがちょっとウキウキしてるの初めて見ました。あぁいや、うずうずですかね。( 先刻得た情報により問題はないと判明し、何より珍しい感情の発露に独占する選択肢は消滅し / ひらひらとモニターに片手を振り、先にテーブルの方へと歩き出しては既に用意に取り掛かり、彼の昔話にも興味を示し )それにノヴァさんの昔の話も聞きたいですからね。一緒に食べましょ!
>ノヴァ
うざったくなる程、俺が執拗く言い続けていればいい?意味の無い言葉は何処にもないよ。( 彼のことを此処での一部しか知り得ないものの、自らの行き場のない感情も受け止めて欲しいというエゴを押し付けるようにじっと瞳を捉えて )それは間抜けな俺の責任だねえ、別に構わないよ。何処まで夢であればいいと願っているんだい、俺はキミと会えたことは夢ではいけないと思っている。( 彼に触れられた首筋を片手で覆うようにして触れれば変に納得したように小さく頷き / 大人びた言動とは裏腹な彼の行動に一瞬目を丸くするものの「…ハハ、そばに居てくれるだけでいいよ」と笑いながら受け入れるようにその黒髪を撫で )すまないねえ、ノヴァ。時間は有限らしい、次会うその日までどうかお互い生き永らえていようね。( そのままポンポンと頭を優しく撫で続けると、惜しそうに眉間に皺を寄せて別れの挨拶を告げ )
>エミリー
それはまた今度だね、情報は小出しにしていこう。( 自らの揶揄いに慌てるようにする彼女の忙しさを見て柔く目元を緩ませて / 企むようにニヤリと口角を上げ )……エミリーに気を遣われるようじゃあ俺もダメだねえ。ああ、キミのお陰でまた命を救える。( 指さされたのは自らの頬で、驚きと戸惑いに目を丸くさせれば数秒で理解して / 他人の表情や様子をつい見て気遣ってしまうのは衛生部の職業病といったところか、自らに呆れるように溜息をつき感謝の言葉を告げて )また会おう、食べ逃げになってしまわぬように次は何か土産でも持ってくるよ。( 室内の時計を見遣れば立ち上がり、扉へと足を進めながらも彼女に手を振りつつ退室して )
>エミリー
今の体は必須じゃないですが、口は欲しちゃいますからねぇ。( 目の当たりにされた事へ、恥じらうように笑ってみせれば、気分は欲するもの、と応答し )俺の昔話にも興味あるの。…其れではご一緒させて貰いましょうか。生前の話なんですけど、カフェとか訪れた際はオーダー取った人と運んでくる人が違うと毎っ回、珈琲頼んだ友人と甘いものを頼む俺で交換してましたね。エミリーさんにも、メニュー間違われた事ってありますか?( 彼女の後を足取り軽く追っては、何か手伝いますか、と声を掛けつつ / 運ばれてきた目の前に置かれるものが絶対違うから交換が多発していたと語り )
>サミュエルさん
あっ、お預けなんですね……サミュエル先生やり手だ……。( てっきり聞けるものかと思われていた情報が次回に持ち越され / 威勢よく組んでいた両腕を下ろし、渋い顔で承諾 )もう、どういう意味ですか、それ。……先生、救命は一流だけど休むことは苦手みたいですから、そんな日はいつでも。( 同じ所属と言えど、とりわけ優れた技術と深い慈愛を持つ彼の悩みを己如きが理解出来る筈も無いが、手を伸ばさずにはいられず / 眼鏡の奥の金色をゆっくりと穏やかに伏せ )わ、本当ですか?言質取りましたからね、楽しみにしてます。( 本音で言えば気にする必要など皆無だが、気を遣われっぱなしでも逆に心地が悪いだろうと乗っかり / 歯を見せてはにかめば見送り )──楽しい時間をありがとうございました。ゆっくり休んでくださいね。
>ノヴァさん
やっぱりそういう感覚あるんですね…!食感とか食べた時の記憶を脳が覚えてるのも関係あるのかなぁ。( うんうん、と同じ甘党の意見として沁み沁み共感し、稚拙な考察を呟くとまじまじ見つめて )勿論です。皆さんの話が楽しみで来てますから!えっと、学生の頃に行ったカフェで新人バイトさんに当たったとき…しか無いかな、その日は混んでたからそのまま頂きました。──…頻繁に取り違いが起きてると、最早意図的かと勘繰っちゃいませんか?( 「 お気になさらず、ささ、お掛けください 」と気持ちだけ受け取ることにして並べ終え / 若き日の思い出を振り返りながら、彼の話に登場するカフェにむむ、と訝しげな眼差しを )
終わりが来るのは早いですね。そろそろお暇の時間みたいです。楽しい時間をありがとうございました、ノヴァさんもどうかお気をつけて。…あっ、タルト召し上がってからお帰りくださいね!それと、次会ったら昔話の続きも聞かせてください。( 「 それじゃあまた今度 」と、にっと歯を見せて笑顔で手を振り / 退室 )
>サミュエル
言い聞かせてくれるの。……ありがとう。( 耳を塞ぐ事も選択肢としては出来るが、然しながら見詰め返し、へにゃりと笑って )別に構わ…っ、卑怯だからね、意識がある時に殺.すよ。…けど、貴方の命が絶たれれば、其の先の大勢が亡くなる事と同義だ。要注意兵器になっちゃうね。……お、俺、もサミュエルと会えた事は夢であっちゃいけないと思えるようにしたい。( 自分から言った事だが此方側が目を瞠り / 生前の殺.してやりたいと願ったあの日がフラッシュバックし、結局は断念した事を思えば双眸細め / きっと慈悲深い彼に反し、其の他大勢の命は正直どうでも良いと思えてしまうのと、恨まれるのも厭わないが / お互いの所為で今があるのに、綯い交ぜで言葉を濁らせつつ、なんで俺なの体温のある人間の方が良いだろうにというのは拭えないも「…若し機会があるなら、身を寄せ合って貴方が眠れるまでずっと見守るよ」と生前まで相手に意識がない時にしか出来なかった行動が受け入れられたようで安堵を覚えつつ、彼に対してはどうも子供っぽくなってしまうのを許して欲しい )ん、若しかしたらメンテが入るから暫く会えないかもしれないけど、元気で戻って来れる事を願っていて。──…お前を失いたくない。厄介だねぇ。( 兵器としての性能維持が終えたならば、と撫でる手に身を委ね応答し彼の姿を見送った後、呟き )
>エミリー
関係あるとは思いますよ。人は忘れる順番を聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚といわれています。言葉より体験が記憶に残りやすいですもんね。俺には別の感覚が無い代わりに味覚があるから食事を楽しめるってだけで、極端に失われている他のジョン・ドゥもいるでしょうし、一概には言えませんけど。個体差がバラバラだろうから管理するのも大変でしょうねぇ、兵器が食事を希望するのか否かなんて重要では無いんでしょうが。( 考察に肯定しつつ、諸説伝聞付きで / つらつらと其の儘思う事を付け加えて述べ )俺も、皆さんの話は興味を持てますね。へぇ、一回切りですか。──まぁ、クレームは入れたりする暇があっても無駄なのでしませんよ。( お言葉に甘え、椅子に腰掛ける事にし / カフェに対する訝しげな眼鏡のレンズ越しの眼差しに気付けば、交換すれば済む話だし無駄ですからと他人に期待しない事を窺え )──また良ければ持って来てよ、俺喜ぶから。エミリーさんの話も聞かせて下さいね。( 癒された顔でひらひら手を振り返し )
>オペレーター
いつもご苦労様です。俺からもお礼を言わせて下さい。お早い対応を有難うございます、お陰さまで楽しいひと時を過ごせました。
>All
はいはい、了解でーす。うんうん、そういう約束だったもんね。糖分摂取したから今の俺は気分が良いよ、良い成果も得られるだろうね。貴方も甘味を俺の為に、もっと言えばお上への性能向上報告の為に用意してくれても良いんですよ。( タルトを頂き完食した後、二人への印象を更新し頭の中で考え / 呼ぶ声に向かえば退室 )
◇ ジョン・ドゥ身分証明証
ガブリエル / ♂ / 30
184cm / 癖のある紫のロングヘアを一つ結びに / 冷たい切れ長の紫眼 / 青白い肌 / 引き締まった男性的な体つき / 細身のスーツに肩掛けジャケット / 踵の高い革靴 / 黒ネイル / 何様俺様オネエ様 / 皮肉屋なお喋り好き / 案外情は深い / 体液を含む水を操る / 元は自殺者
──暇潰しったって、玩具も遊び相手も無しじゃあねえ。( 実験担当者の不備により唐突な空き時間が生じれば、幸いとばかりに馴染みの部屋での待機を決めて / 時間帯故にさほど期待の無い緩慢な足取りで入室し、モニター内の情報を横目に 入口近くの椅子へと腰掛け )
>all
あら、案外早かったじゃない。実験ならハイティーを済ませてからにしましょう、どうせ夜中まで長引くんだから。誰かさんの所為でね。( 想定より早く響いたノックの音に閉じていた瞼を開き、背凭れに掛けたジャケットを回収して立ち上がり / 踵を鳴らしてドアを潜り、室内に残る甘い香りにつられた注文を担当者へずけずけと押しつける、さながら此方が上官のような横暴ぶりを監視カメラに残して / 退室 )
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
────誰もいないねえ。( ここ最近は忙しく実験に顔を出す機会もなかった為か心を躍らせながら室内を覗き / シンと静まり返る無機質なそこに自らの声のみが響いて )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
あは、は…此れで、良いんだよ。( 唯でさえ人間味は薄れているのだが、どんどん失くなっている事には目を逸らし、部屋に向かう道中不自然な笑みが漏れ / 能力性能テストでぐるぐるとした気分の不快さが渦まき、眩暈も抜けず / 能力向上に軍人側にとっては良い事だとメンテも終われば訪れようと思っていた部屋を覗けば、先にある姿に驚きつつ心底安心したような微笑みを浮かべ、彼の元へ足を進めれば至近距離でぺたぺたと顔触れようとし )あ。良かった、ちゃんと生きてる。
>ノヴァ
あは、なんだいノヴァ。生きているよ、ちゃんと。( よく見知った彼の顔を見つけるやいなや顔に触れてくるその手を拒否することはなく / 目を細めて微笑みながらされるがまま )ノヴァはどう?無事?( 気にかけるように眉を下げて首を傾げれば同じように彼の顔に手を触れようとして )
>サミュエル
朝が来るか分からないって言ったじゃないか。其れに、サミーが生き永らえていようとか言うから、らしくもなくほんの少し不安になっただけだ。( 薄ら笑みを浮かべながら紡ぎ / 彼の調子を確認すると最後にツイ、と瞼を撫で )元気にしてたよ。変わった事と言えば、能力が向上したくらいかな。( 平然と変わり映えに嘘を吐きつつも、彼に会えた事で心做しか顔色は優れ / 触れようとする彼の手に素直に頭を下げ )
>ノヴァ
…俺は何だかんだで柄にもなく生きてしまって、取り残されるタイプさ。( 彼の発した「不安」の言葉に出会った頃の彼とは違う印象を受けて目を丸くし / 目を彼から背けるようにすれば何時ものようにへらりと笑ってみせて )うーん、こんなこと言うのもあれだけどねえ。此処にいてキミらが元気でいられるとは思わないよ。能力向上も実験の賜物だろう。( 禁忌でも犯すような実験をしているこの軍のアレコレを思い浮かべつつも頭を撫でて様子を伺うようにし / 「賜物」なんて上層部を揶揄するように皮肉を零せば嫌気がさしたとでも言いたげに眉を顰め )俺に出来ることがあるのならば、いつでも頼ってくれていい。
>サミュエル
取り残され…矢っ張り、残された方は辛いのかな。( 苦しそうにしているなら息の根を止めてやりたいという思想だが、とはいえ葛藤の末に置いて逝ってしまった事と嘗ての仲間に残された方の変わりようを見てきた事で後ろめたそうに )其れはそう。消耗品だよ。だが、サミーに会えた事で気晴らしになってるのは間違いないんだ。貴方達の顔がいつ見れなくなるか分からないけどね。( 頭を下げたは良いが、撫でられるとは思っておらず目を丸くし / 「はは、皺寄ってるよ。」とつんつん、眉間に触れ )頼り方なんて分かんないよ。俺の意思はあってないようなもので多少の施しは受けてきたが、自分の生きる術で熟してきたからさ。
>サミュエル
取り残され…矢っ張り、残された方は辛いのかな。( 苦しそうにしているなら息の根を止めてやりたいという思想だが、とはいえ葛藤の末に置いて逝ってしまった事と嘗ての仲間に残された方の変わりようを見てきた事で後ろめたそうに )其れはそう。消耗品だよ。だが、サミーに会えた事で気晴らしになってるのは間違いないんだ。貴方達の顔がいつ見れなくなるか分からないけどね。( 頭を下げたは良いが、撫でられるとは思っておらず目を丸くし / 「はは、皺寄ってるよ。」とつんつん、眉間に触れ )頼り方なんて分かんないよ。俺の意思はあってないようなもので多少の施しは受けてきたが、自分の生きる術で熟してきたからさ。
え、なんかめっちゃエラってたんだが、コレちゃんと対話出来てるか。また会話途切れたり連投になってたらごめん。( 頭下げ )
>サミュエル
取り残され…矢っ張り、残された方は辛いのかな。( 苦しそうにしているなら息の根を止めてやりたいという思想だが、とはいえ葛藤の末に置いて逝ってしまった事と嘗ての仲間に残された方の変わりようを見てきた事で後ろめたそうに )其れはそう。消耗品だよ。だが、サミーに会えた事で気晴らしになってるのは間違いないんだ。貴方達の顔がいつ見れなくなるか分からないけどね。( 頭を下げたは良いが、撫でられるとは思っておらず目を丸くし / 「はは、皺寄ってるよ。」とつんつん、眉間に触れ )頼り方なんて分かんないよ。俺の意思はあってないようなもので多少の施しは受けてきたが、自分の生きる術で熟してきたからさ。
え、なんかめっちゃエラってたんだが、コレちゃんと対話出来てるか。また会話途切れたり連投になってたらごめん。( 頭下げ )
>サミュエル
あ、呼ばれちゃった。ごめん、本当はもっと居たいんだけれど…そう遠くないうちにまたお会いしましょう。( 実験の担当者が呼ぶ声に鬱陶しげに目を伏せ / 丁重に一礼すれば退室して行き )
対話出来てて三連投になってるのに気付いた時は久しく羞恥を覚えたね。もっと居る予定だったんだけれど、本日のところは戻るよ。( やれやれ / 片手振り )
>ノヴァ
辛いさ、周りの人間が居なくなる度に心に埋まらない穴が空く感覚だね。( この場所に身を置いている代償として常に隣り合わせになる命の不安定さに苦い顔をして )この陰鬱とした場所でキミの気晴らしになれてるのなら、衛生部としてそんなに嬉しいことはないねえ。……明日見れなくなる顔を減らすために、俺は此処にいるよ。( へらりと柔く笑えば誇らしげに彼の目をじっと見つめ )そうか、そうだねえ。頼り方は俺といる内に覚えていけばいい。そろそろ俺も行かなければならないからね、近いうちにまた会おう。( 頷きつつ自らの中に落とし込んだように納得すればひらひらと手を振って彼を見送り / 室内の時計を一瞥した後、自らも思い足取りで退室し )
◇ 墓守身分証明証
シシィ / ♀ / 24 / 指導部
キッチリとお団子にしたホワイトブロンド/ 降ろすと緩くウェーブしており長さは胸元あたりまで / 瞳はサファイアブルー / 少々目付きが鋭いのを気にしている / 身長167cm / 女性用軍服着用を着崩すことなく着用 / 凹凸のある女性らしい体型 /良くも悪くも生真面目で冷静 / 対人能力は低めだが指導能力が高い / 両親が軍人の為なるがままに己もその道を志した / 軍学校はトップでの卒業
……なんだか少し久しぶりな気がする。( 他の業務に追われなかなか顔を出せなかったことを思い出しては誰もいない室内にぽつりと言葉零し / そのまま椅子には座らず、奥に静かに鎮座するベッドに腰を下ろしては日頃の疲れもあってか監視されているのにも構わずそのまま体を横に倒して )
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
…んん、難しいな。( 身分証提示を済ませ、すとんと席に着くとアンケート用紙と向き合い / 普段のポニーテールは下ろした状態で、交流のあった人々を思い浮かべどう書いたものかと思案 )
◇ 墓守身分証明証
トーマ / ♂ / 27 / 軍事情報部
175cm / 直毛の黒髪 / 生真面目そうなグレーの瞳 / 襟元まで締めた隙のない軍服 / 細身だが筋肉質な身体 / 国に忠誠を誓う模範的な軍人 / 終始淡々とした丁寧な口調 / 対人能力は低めで何かと不器用な人柄 / 元は前線部隊だったが、怪我を負い後方勤務へ / 足へ日常生活に大きな支障はない程度の後遺症あり
失礼します。……お悩みですか、エミリー殿。( 通常業務の繁忙に追われ、少々久方振りとなった戸を敬礼と共に潜り / 目新しい風貌で机に向かう相手へ歩を進めると、例の如く眉一つ動かさぬまま淡々と言葉を落とし )
>トーマさん
よしっと。…あ、トーマさん!こんばんは、お久しぶりです。30日までのアンケートなんですけど、一番最初だけ纏まらなくて。( 設備欄を書き終え、達成感に満ちた息を吐き / 敬礼の代わりに片手を振ると、普段と変わらない気楽な態度で用紙を持ち上げ何気なくひらひらとはためかせ )
>エミリー
……あぁ、アンケートですか。私も通常の業務にかまけてそちらの進捗が芳しくなく……、失礼。( 空席に腰を下ろしつつ、ひらめく用紙に視線をやった所で不意に口元へ手を / 体調管理は万全、とはいえ睡眠不足は否めず密かに欠伸を噛み殺し )一番最初、と言いますと墓守とジョン・ドゥの特徴ですか。……、各々の素養や性能を端的に綴れば良いのではと私は思いましたが。( 相手が苦心する箇所は翻って自身にとってはさして迷いのない部分 / 素朴な返答には表面化しない程度の疑問符を代わりに瞳へ添え、静かに見返して )
>トーマさん
中々手が回らないですよね、話に来る暇はあるんですけど。──……。( どうぞどうぞ、と手のひらで席を示し、肩をすくめて気恥ずかしげに笑みで矛盾を誤魔化し / 淡々とした眼差しでグレーの瞳をじっと見つめ、職業病か無意識のうちに体調に関する情報を目線で探って )あぁいえ、記入事項はそれで間違いないと思います……!これは個人的な悪癖なのですが、性能や素養より人柄を深掘りする方が好きで。もちろんアンケートにそこまで書きませんけど、進まないのはそういうワケです。( 空白と格闘する自身とは似ても似つかず、速やかに正解を導き出す彼に圧倒され / これではただの感想文だと金色の目線を下に逃して言い淀み )
>エミリー
……、熱心ですね。もう衛生部へ世話になるような失態は早々犯しませんから、どうぞこの場ではごゆるりと。( 向けられる穏和な眼差しが職務上の無機質なそれを帯びれば口元を覆う手を下げ、ひたむきな勤務態度に遠回しな賛辞を / 衛生部への過去の恩義を想起しつつ、下げた手の平を上向きに相手の休息を無愛想に促して )……成程、確かに特徴と言えば人柄を含んだとしてそう不自然ではないでしょう。このアンケートが墓守の感性を問うものであるという可能性も鑑みれば、貴方の思うがままに記入するのも宜しいかと。……別段、私の不足に対し如何様にエミリー殿が述べられたとて、大方承知している所ゆえ構いません。( 恐縮するような素振りを見せる相手へ一度短く首を振ると、同意を示す箇所もあり滔々とフォローの様なものを / 早速披露した石頭振りも重々自覚のあるもので、末には本意を示すように重い頷きで結び )
>エミリー
……申し訳ありませんが、時間のようです。エミリー殿、本日も遅くまでありがとうございました。……不肖ながら、私も同じ任に就く身です。また何かありましたら、いつでもご相談ください。( 時の経過を確認し席を立つと、踵を正し敬意を示す礼を残し / 退室 )…あぁ、返事については時間も時間ですし、省いて頂いて構いませんので。それでは失礼いたします。
……去り際に一つ。ついアンケート内容について一人一人の特徴を上げていく体で話をしてしまいましたが、既に別所で頂いている回答通り、全体的な印象としてまとめて記していただいても無論宜しいかと思います。少々エミリー殿のアンケート回答の方向を強いてしまったような節がある為、その件のみ訂正させていただければ。( ぺこり / 蹴り推奨 )
>トーマさん
す、すみませんジロジロと!顔色とかつい気になっちゃうんですよね。……前から言うべきか悩んでたんですが、トーマさんこそもう少し気楽に過ごされても良いんじゃないかと。此処は衛生部じゃありませんし。( グレーの瞳から掌へ視線を移した瞬間、自らの悪癖を自覚し含まれた賛辞に全く持って気付かずぺこぺこと弁解 / 彼の衛生部に対する恩義は所属する者として鼻が高いものの、直接関係無い自身には過ぎたもので / 貴方も同じように振る舞う権利があると述べれば、小首を傾け口元を緩ませ )……取り敢えず、囚われずに書いてみますね。えっと、ありがとう、ございます…?( 傾聴した結果も虚しく自身の脳では理路整然とした彼の発言を咀嚼し切れなかったものの悪い気はせず、控えめに頷けばちぐはぐと噛み合っていないながらも感謝を述べ / 貴方が語る不足こそが美点だと左右に首を振ることで言外に示唆し、背筋を伸ばし深々と頭を下げれば例の如く片手を振って見送り )不足があるのは私の方ですよ。…それに、口で話すには私はトーマさんについて知らないことだらけですから、この先はまた今度ということで。お疲れ様でした!ゆっくり休んでくださいね。
>退室
ん~、もうちょっと時間かかるかなぁ。…でも、向こうで考えてるよりは随分進んだし、来て良かったな。( 入室前と比べ僅かに進んだ用紙を片手に扉へ向かい、ぽつぽつ独り言を呟きながら / 退室 )
◆ 緊急通─…──!……!……
◇◇◇◆◇◇◆◆……
──スピーカーに切り替わりました。
……あー。聞こえるかね?ふぅ、ジャックするのに少々手間取ったが問題無い。こう言えば伝わりやすいだろうか──お前たちが言うところの、敵国将校だよ。顔を見たことはないだろうが、自己紹介なんて要らないだろう?
さて、お前たちが人道に悖る実験を行っていることは周知の事実だ。屍体を軍事利用するなんて考えたな。だが我が国はそちらとは考えが違い、意志ある者には人権を保障する規約がある。こちらに付く気はないか、ジョン・ドゥ?従わないのなら……ま、相応の墓を用意してやるさ。
―――臨時戦線が開放されました。
―――緊急通知。戦火に備えてください。繰り返します。戦火に備えてください。
◇ 臨時戦線開放中、部屋内では断続的に警報・敵襲音が鳴り響きます。ただし、部屋内は絶対安全ですのでご安心ください。また、戦線へ無理に参加する必要もありません。
◇ 臨時戦線は第二防衛ラインに敷かれています。施設を囲う森の中、使い捨ての兵士が送り込まれてきています。敵を三体倒した時点で戦闘終了です。施設に引き返してきてください。
◇ 臨時戦線では臨時バディを組むことができます。《墓守》同士、《ジョン・ドゥ》同士でも可能です。
◇ 臨時戦線に没入する際は、必ず二人でペアを組んでお入りください。ペアが二組以上の際、それぞれのペアへの干渉は不要です。それとなく様子を組み込む分には構いません。
◆ 臨時戦線入口
https://m.saychat.jp/bbs/thread/698148/
◇ 墓守身分証明証
トーマ / ♂ / 27 / 軍事情報部
175cm / 直毛の黒髪 / 生真面目そうなグレーの瞳 / 襟元まで締めた隙のない軍服 / 細身だが筋肉質な身体 / 国に忠誠を誓う模範的な軍人 / 終始淡々とした丁寧な口調 / 対人能力は低めで何かと不器用な人柄 / 元は前線部隊だったが、怪我を負い後方勤務へ / 足へ日常生活に大きな支障はない程度の後遺症あり
……足さえ動けば一人で、……いや。……。( 少々足早に入室し、改めてモニターへと視線を遣れば苦々しげに今更詮無い言の葉を地に落とし / いつものように席に着くと、寸暇を惜しむように持ち込んだノートパソコンを開いて )
>all
……無事に収まればいいが。( しばしば鳴り響く警報音は前線を退いた自らの無力さを煽るかのようで、さして作業は進まず / 打鍵の手を止め、机上のパソコンを片付けると速やかに撤収し / 退室 )
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
──…今日は誰に会えるかな。( 多忙により足が遠のいてしまった場所へ向かい、真っ新な室内を何気なく見渡し / モニターに一瞥を投げたのも束の間、すぐに席に向かうと本を片手にいつも通り誰かの来訪を待ち )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
付く気はないか、ねぇ…遅いんだよな。何方にせよ、数を減らそうってのか。( 漸く来れた室内に足を踏み入れ着席 / 戦況が如何であれ冷静且つ焦燥感は募られない様子で / 言葉を想起しては墓守を思い浮かべ離反する気はないのか、独白落とし腕組みをすると瞼を閉じ / 参戦するしないにせよ、誰かしら会えないかと待機 )
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
ノヴァさん、こんばんは、……って、あれ。……寝てる?( 身分証を提示し入室すると、白一色だった先日とは異なり中央に座る先客の姿に瞳を見開き / 緩慢な足取りで彼の元まで向かい膝に手を当てた姿勢で僅かに覗き込み )
>エミリー
──…こんばんは、エミリーさん。お久し振りですかね。( 微動だにしていなかったが、ふと腕を解き目を開いた顔を其方へ向け / 薄い笑みを浮かべたのも束の間、悪戯っ子のように口角を吊り上げ、此方を覗き込まれている彼女の頬を摘もうと片手を伸ばし )思ったより早く誰かと会えて嬉しいです。
>ノヴァさん
わっ……!あぁ良かった起きてた。お久しぶりですね、ご無事で何よりです。( 大きく肩を揺らしズレてしまった眼鏡のブリッジを押し上げて一呼吸置くと屈託のない笑顔を浮かべ / 再会を喜んだのも束の間、驚愕の表情に様変わりすると無抵抗のまま拙い発音で彼の意図を確かめ )の、のうぁさん、こんかいの行動は何の意味が……?
>エミリー
ふ、はは…避けようとはしないんですねぇ。貴方は良い反応をしてくれるので愉しいです。( 意図の質問に答えずも、嬉しいと言った一致しない言動は試し行動によるもので / 摘んでいた頬を解放しては、先程の再会を喜ぶ言葉に双眸を細め紡いで )……無事で何よりなのはお互い様だね、今は特に。
>ノヴァさん
敵意がないのは分かりますから。タルトに反応する人に悪い人はいませんよ。……それはそれとして、今はぐらかしましたね。( 先日の手土産に関連する記憶を持ち出し少ない情報の中でも伺える彼の人となりに現状大きな不安は無く / 解放された頬を強調するように撫でながら、仕返しに意地の悪い顔で言及し )いやぁ、兵器開発以上に大変なことになっちゃいましたね。ノヴァさんは今後どうされるおつもりですか。……向こうに行っちゃいますか?( 床に白衣の裾が触れないよう屈み / 困惑と逃避による奇妙な冷静さが滲む眼差しでじっと見つめて )
>エミリー
此処で交流した墓守に対し、もう敵意なんて向けれませんよ。タ、ルト…なっご放念下さい。其れに些か安易な気が。…はぐらかした、になりますかね。( 動揺したように瞳を揺らし / あっさり認め )施設の外では戦地になってるんですよね。矢張り、赴かなくとも軽度の負傷なら其の場で治療出来ても瀕死となった者が運ばれてきたりして、衛生部は忙しいですか?…俺は何方でも構いませんよ、墓守や相手の意向に添います。ただ、組んだ相手によって戦い方は変わるかな。例外を除き俺のような兵器なら戦えるのに戦わなければ、其れは死と同義だと俺は考えます。負傷したって貴方達のような衛生部の技術は信頼してますし、生者には無茶な事を請け負うのも俺の役目、貴方達のようなお仲間の軍人の見れなくなる顔を減らせるなら、厭わないですよ。( 衛生部の現場の現状の質問も投げ、普段穏やかな瞳だがあまり見る事のないような静謐な眼差しと対峙して / いつもと変わらず薄い笑みでつらつらと思いを述べ )……おや、本日のところは時間のようです。其れでは、またお会いしましょう。( 屈んでいた彼女の頭を立ち上がる際にぽんぽんと撫でれば、丁重に一礼して片手ひらひらさせながら出入り口へ向かい退室 )
>ノヴァさん
それは難しいお願いですねぇ。でも、その安易な判断のおかげでノヴァさんの珍しい一面が見れましたから。──なりますね、残念ながら。ダメだなぁ、はぐらかされると気になっちゃう。( 眼鏡の奥で目敏く彼の反応を拾い上げ、安易と断じた彼に肯定の意を示しつつ、つらつら語り / 素直な姿勢に意地悪な欲求は消え失せ肩を竦めて無理に暴く意志は無いと )そうですね、衛生部の状況はご推察の通りです。ノヴァさんらしいというか、何というか。……立派ですね。( 無用な感情を駆り立てることを避け仔細は語らず / 対する答えは淡々としながらも彼らしくそして誇り高く、力が抜けた様子ではにかむと嘘偽りなく彼を讃え )お疲れ様です、楽しい時間をありがとうございました。でも、最後に一つだけ。私以外にもノヴァさんに会いたい人は沢山いますから、ご自身のこともちゃんと大事にしてくださいね。──それじゃあ、また!( 立ち上がり、別れの挨拶を済ませると彼が発した厭わないの一言が胸に引っ掛かり咄嗟に呼びかけ / 普段よりも手を大きく振って見送ると、扉へ向かい退室し )
◇ 墓守身分証明証
サミュエル / ♂ / 29y / 衛生部
181cm / 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている / 伸びた前髪は適当に横分け / 三白眼 / 黒色の瞳 / 血色悪め / 白いタートルネック / 作業時以外は黒の革手袋 / 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 / 間延びした声 / 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ / 自ら志願して衛生部へ
────…………だれか、いるのかい。( ここ最近の負傷者の数は群を抜いて多く、連日の寝不足による目の下の酷いクマを残したまま入室 / 久しぶりに作ることのできた隙間時間、生存確認でもできればと自らに暗示をかけるように呟いたものの広がる空虚な部屋に視線を落とし溜息をついて )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
……あ、サミュエルじゃん。( 墓守の一人に呼び掛けられた事柄をあれから部屋に向かう道中も思考を巡らせ / 既に居た姿を視界に入れ、思考を中断させれば歩み寄り顔を覗き / 衛生部の現場状況を聞いたばかりで、多忙による疲労を察した上で声を掛け )酷い面。初対面もこんな感じだったね、けどまだ元気そうだったかな。
>ノヴァ
ノヴァ。…まあ、俺が元気かそうじゃないかはどうだっていいんだよ。周りの元気を守るために存在しているからねえ。( 思考を停止させたまま立ち止まっていれば、聞き馴染みのある声のする方へ振り返り / 安心したようにへらりと力の抜けた微笑みを見せれば彼の元へと歩み寄って )
>サミュエル
…俺にとっては、あぁいや、恐らく他の者もどうだって良くないよ。其の守る人の元気があるからこそ成り立つ事なんじゃないのかねぇとは思うし、サミーの意思を尊重したいとも思うけどね。( 自身が言える質じゃないとは解りつつも紡ぎ / 撫でようと彼の頬へ片手を伸ばし、俺に何かしてやれる事はないかと考え )
>ノヴァ
嬉しいねえ。医者の健康も気にしてくれるのかい?冥利に尽きるよ。( 伸ばされた手を拒否することなく受け入れれば、擽ったそうに目を細めて / 少しばかり言葉を濁すように、躱すように紡ぎつつも久しぶりの実験室での会話に緊張感も解れた様子で )
>サミュエル
え。うんまぁ…医者の不養生とかって言うじゃん。─ごめん、言い過ぎた。流石に其処までじゃないか?( 矢張り避けられる事はなく自身まで安心感を覚え、一頻り撫でれば双眸を緩ませ / 諫めてみるも、後になってから衛生部に向かってなんて事をと思い直せば詫び / 取り敢えず立たせたままじゃなく休ませようと、仮眠用ベッドへ誘導し )
>サミュエル
あぁ~ごめん、もう行かなきゃみたい。顔見れただけでも良かったよ。( 次の性能維持の為に呼ばれ、片手を振りながら出入り口へ向かうと部屋を立ち去り退室 )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
グレイ / ♂ / 20代前半
174cm / 黒髪のミディアムマッシュ / 毛先不揃いで猫っ毛 / 澄んだ碧眼 / スッと通った柳眉に目鼻立ちくっきり / 睫毛の長い二重瞼に切れ長の吊り目 / しなやかな体躯 / カジュアルなゆったり黒シャツに黒いチノパン / 黒いスニーカー / 警戒心が強く反抗的 / 粗暴で無愛想な口調 / ギブアンドテイクを重視する言動あり / 本来は素直な気質 / 影渡りの能力 / 影の中を転移する / 生前は暗殺者
お~……がらんどうだな。色々あったらしいが……その影響かねェ( 久方ぶりに訪れた実験場を見回して青い目を眇め/適当な壁際に座り込んで腕や脚を折り曲げて四肢に不具合が残ってないかを確認して )……やれやれ。試運転は散々させられたが、やっぱまだ鈍ってる気ィすんだよなァ……。
ん……時間か。よいせッと( グッと立ち上がって扉に向かい/去り際に首で振り返って無人の実験場を眺めては小さく息を吐いて/退室 )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
Oh my Clematis深淵から捧げる願い<simgeoneseo pin huimang>( 入室しては仮眠用ベッドに腰掛け両手を着いて / 懐古に浸りとある歌劇の何節かを口遊み / 聴こえ方は他国言語で / 歌唱演技力はプロの其れ、だが然し解る人が聴くと本当の意味での感情は籠っておらず )──…高い漆黒の壁 そこに咲いた君 君の瞳の中の銀河 星明りがきらめく 果てしない闇 香りをたよりに君を捜して 永遠に眠り続けても 私の宇宙を離れないで<nopeun chilheugui dam jigose pieonan neo ne nun anui eunha bgeolbichi pgeolchgeojine kkeuteobsi gipeun amheug ne hgangeulo neol chaja muhaneseo jamdeuleodo nae uju tteonaji mao>
◇ 墓守身分証明証
シシィ / ♀ / 24 / 指導部
キッチリとお団子にしたホワイトブロンド/ 降ろすと緩くウェーブしており長さは胸元あたりまで / 瞳はサファイアブルー / 少々目付きが鋭いのを気にしている / 身長167cm / 女性用軍服着用を着崩すことなく着用 / 凹凸のある女性らしい体型 /良くも悪くも生真面目で冷静 / 対人能力は低めだが指導能力が高い / 両親が軍人の為なるがままに己もその道を志した / 軍学校はトップでの卒業
─── 随分と、留守にしてしまいました。( 誰もいないがらんどうの室内を見回しては鈴のような小さな声をぽろりと零し / 戦火の第一線に身を投じていたせいか頬や手に小さな傷たちはあるものの身体自体は問題なく動くのか真っ直ぐにベッドへと近寄り、そのまま腰を下ろし ) …だれも、居なくなっていないと良いのだけれど。( キッチリと結んだお団子を解き、ホワイトブロンドの髪を方に落として / そのままゆっくりと体をベッドに倒しては、まるで願うように言葉を落としながら瞳を閉じ )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
─…誰も居ないかと思っていましたが、( 閑散となっていた部屋に足音を立てず訪れては、先人に物珍しそうにぱちりと目を瞬かせ )随分と久し振りになりましたね。
>>ノヴァ
、── …。 ( 若くとも、彼らに警戒心を持っていなくとも軍人である性質上誰かが部屋に入ってきた気配を感じとっては薄らと目を開け / 入室した人物がよく見知った者だと気が付けば青の双眸を大きく開いて慌てて体を起こし ) ノヴァ殿!久方振りです。……嗚呼、良かった。また会えた。( ふわりと柔らかな金色の髪を揺らしながら彼の元に歩み寄れば安心したように頬を弛めて )
>シシィ
( 此処に訪れる分には気配を消す必要は無いものの、染み付いた習性から静かに入って来たつもりが程なくして起き上がる姿に流石軍人と云ったところか、と密かに感服し / 期待値は高くなかったが、歩み寄って来た彼女とこうして会えた事に安堵し同意を )誰かと居合わせる事が数少なくなってきてたので、シシィ殿の生存確認が出来て良かった。─痛い?( 相手の頬にある傷を視線に捉え、じーっと無遠慮に見詰め / 以前彼女がしてくれたように、心配したいと思う一方で心配と云うよりは、傷を見て"痛そう"ではなく疑問の色を滲ませ傷口を抉ろうとし / 異常行動を示すものの恐らく悪気はない、試し行動によるもの )
!……いいえ、触れているだけならば瘡蓋ですから痛くはありません。 ( 彼の美しい黒色の瞳に見つめられればその奥にある赤色の瞳孔を真っ直ぐに見つめ返し / 頬の傷を抉るようにふれる指先にな加害の意がないことを知っているため咎めることなくただ眉を下げて穏やかに微笑み ) ただ、傷口に触れ続けると瘡蓋が剥がれ出血する可能性もあります。そうしたらノヴァ殿の手が汚れてしまいますからあまり触れない方がよろしいかと。( 自分の傷口云々よりも彼の手が汚れることに対して言及をする姿はそのまま少しでも傷口に触れる手が動いたら抉れるにも関わらず特に怯えもなにもなく )
>シシィ
成る程…瘡蓋だから其れ程痛くないのか。嫌がったりしないのですか?心穏やかなんですね。( 生前で友人に出血すら指先で取って舐め思いっきり叩き落され睨み付けられたなぁ…と云う覚えがあり、異常其のもの / 生憎、常に手当てをする発想や術を持たずも、直面すれば咄嗟で何かしら行動に移せるのだろう / 傷口へ触れる指先に彼女は感情を揺らさず特段怯える事もなく其れどころか血の付着を懸念するらしい、考え込むような素振りで顎に手を添え )綺麗な髪。編み込みさせて頂いても?( ふと今更ながらに普段綺麗に結ばれているお団子が下された髪に目が着き、手を汚す事は止め頬から髪へ視線を移せば片手で触れ / 器用な手先を活かし、編み込んでも良いかと聞き椅子へ誘いつつ )
>>ノヴァ
ふふ。ノヴァ殿に私を傷つけるつもりがあるならそうするでしょうけれど、そうではないでしょう?( 不思議そうな瞳で何かを考え込む彼に思わずくすくすと笑ってしまい / 見目は立派な男性なのにどこか純粋無垢な少年のような面も併せ持つ不思議な彼がシシィにとってはなんだかツボで ) ノヴァ殿は器用ですね…。ぜひお願いします。( どうやら彼の興味は頬から髪に移ったようで、意外そうに瞳を丸くしては促されるがままに椅子に座って / 祖母以外の誰かにかみをゆってもらうのは初めてでどこかそわそわとした気持ちを抱えつつ、無防備にそのまま彼に背を向けて )
>シシィ
何か面白かったですか?えぇ、貴方のような方は傷付けてはならない人だと思っておりますので。止血しようとしたら憤怒された事が有りました。( 何故か笑われ、益々解せないと言いたげにきょとんとした目で / 止血したいと、其の気持ちや他の側面もありつつ舐めてれば治るなんて粗末にしてきた故か )手先は、ですがね。─…出来ましたよ。手鏡は有りますか?( 何でも卒なく熟すように見せているが、案外不器用で空回りする面もあり / 無防備さに忠告を添えても良さそうなものの、ノヴァは特に気にした風もなく、指通りの良い髪へ指先を通し編み込んでいきつつ終われば、彼女の両肩へ手を乗せ )
>>ノヴァ
いえ、なんだか知りたがりの幼い子のようだから可愛らしくて。ノヴァ殿の興味は色んなところに向けられるのですね。……止血を?( 瘡蓋から髪の毛、それから自分の表情まで。様々な箇所に興味を持ち其の度に反応をしてくれる彼にどこかお姉さんのような気持ちになって微笑み / だが次に告げられた彼の言葉に今度はこちらがきょとんと瞳を丸めれば止血方法でも悪かったのだろうかと首を傾げて ) はい、こちらに。── …わ、すごい。素敵です。華やか。( 胸元から小さな手鏡を取りだし彼に手渡そうとする前に瞳に入った鏡の中の自分の髪は美しく編み込まれ、その華やかで可愛らしい髪型に思わずきらきらと瞳を輝かせて / 生憎自分は彼のように手先が今日では無いためにこんな芸当はできないけれどやはり軍人とはいえ可愛らしい髪形に心躍るのか嬉しそうに碧眼を緩めて )
>シシィ
元はと言えば感受性は豊かですが感情表現に疎く、乏しいからですね。…スラム出自なので十分に手当て出来る環境になかった故、舐めてれば治ると思ってしたら気色悪がられまして。あは、は…。兵器だとは云え、痛め付けるだけでなく手当ての方法も教わらないと駄目ですね。( 幼い子、可愛らしいとは不本意ではあるが不機嫌になる気も起きる筈がなく、一人と誰かが居る場合の差は激しいも基本人前では笑顔で居るようにしており / 恥ずかしながら、と苦笑しつつ頬を掻き )お気に召して頂けたようで何よりです、良くお似合いですよ。( 嬉しそうにしてくれる姿に、自身もいつもの歯を見せない湛えた微笑みではなくして、上機嫌で無邪気な笑顔を露わにし )
>>ノヴァ
舐める、……は感染症に懸る危険性があるので確かにあまりオススメはできませんね…。…ええ。素敵な心掛けです、私も出来る限り協力致しましょう。( ぱち、と驚いたように瞬きをしては彼の言葉に困ったように苦笑して / だが続けられた手当の方法を教わならなければという言葉に柔らかな笑みを浮かべれば自身の頬の傷を撫でながら穏やかな声で答え ) ふふ、こんなに素敵な髪型にしていただいたのは軍人になって初めてです。ありがとうございます、ノヴァ殿。( にこにこと上機嫌に何度も鏡の中の自分の髪型を見返しては、くるりと彼の方を振り返ってふわりと微笑んで / いつもの万人受けする美しい笑顔とは違う、純粋で無邪気な彼の笑顔に此方も暖かい気持ちになれば更にこの髪型が誇らしいものに変わり。 )
─── っと、失礼。時間のようです。久方振りにお会いできて光栄でした。……髪も、結んでいただきありがとうございました。では、また。( ふ、と自身の持つ懐中時計で時間を確認してはもう間もなく軍議の時間。椅子から立ち上がり彼の方を向いてお手本のような敬礼をすれば真っ直ぐに扉の方へと歩いていき / 最後にくるりと振り返れば、嬉しそうに髪に手を添えてもう一度お礼を言えばそのまま扉の向こうへと歩いていき )
>シシィ
矢張り不衛生かな。え、俺の不出来に協力の手を貸してくれるのかい。ならお言葉に甘えてまたにでも手を貸して貰う事に致しましょう。( ふむ、と口元に片手を添え / 彼女自ら協力の手を申し出られ、穏やかな声に耳を傾けながら双眸を細め恭しくお辞儀し )おや、俺の手で其のように出来たのなら光栄ですね。此方こそ、アレンジさせて頂き素敵な笑顔を見せて貰え有難う御座います。( 軍人になって初めてと云うなら、此の上なく喜ばしい事で )
─はい、此の度は拙い会話にお付き合い頂き有難う御座います、とても有意義な時間を過ごせました。…えぇ髪も、ね。( 久し振りの敬礼を返し、扉の方へと歩く彼女を目で追い見送り / また、また会えるかなと思いを抱きつつ、上機嫌に清々しい気持ちで退室 )
◇ ジョン・ドゥ身分証明証
オレガノ / ♀ / 見目は10代
150cm / 銀色のおさげ髪 / 片目が隠れるようにサイドに流した前髪 / 燃えるような深緋のタレ目 / 青白い痩躯 / 笑うと覗く犬歯 / 薄汚れた白のワンピース / 裸足 / 抑揚のない声 / 感情の起伏が比較的穏やか / 実験には協力的だが痛みを伴うものには極度の拒否反応を見せる / 時折稚拙な言動 / 予知能力持ち / 生前は孤児で焼死
…………。( 久しく足を踏み入れる実験場の扉を前に緊張した面持ちでワンピースの裾掴み / 相変わらず質素な内装、閑散としている室内には安心感すら覚えていて / てくてくと中央の椅子に向かって歩いていき )…静かなのは変わってない。
◇ 墓守身分証明証
エミリー / ♀ / 26 / 衛生部
165cm / 焦げ茶色のミドルポニーテール / 丸眼鏡 / 穏やかな印象の金眼 / 袖を捲った白衣 / 白のブラウス / 黒のスラックス / 歩きやすさ重視のパンプス / 必要に応じて手袋を着用 / 陽気 / 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 / プライベートでは多少ズボラ
失礼します。( 扉の前で白衣の襟を正し手早く身分証の提示を済ませて入室 / 閑散とした室内を見渡して椅子の背もたれに手を掛けると懐かしさに瞳を細め )ちょっとだけ待ってみよう。誰かに会えると良いな。
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
久々過ぎるな。生きてたんですね。如何お過ごしでしたか?俺はしぶとく壊れずに、皆の顔が見れなくて少し拗ねていたさ。( 身分証提示 / 入室すれば敢えて生死を軽んじるような軽薄な物言いで、笑顔を貼り付け )
顔出しで、短時間か反応遅れ気味かもしれませんが顔覗けに声掛けさせて貰ったよ。
>ノヴァさん
……ノヴァさんだ…!こんにちは、お久しぶりです!はい、私も何とか元気にやってます。走り回ってヘトヘトですけどね。( 突如響いた扉の開閉音に勢い良く振り返り喜びで噛み締め / 入り口まで駆け寄りぺこりと会釈すると中へ入るよう促して )じゃあ今日のノヴァさんはちょっとだけゴキゲンなんですね、なんて。立ち話もなんですからどうぞ椅子の方へ!
ノヴァさんお久しぶりです。またお会いできて嬉しいです!お気になさらないでください。お時間までのんびりと付き合って頂けたら嬉しいです。
>エミリー
ノヴァさんですよ、お忘れになられてなかったんですね。俺もちゃんとインプットされたままですよ、また一からの構築にならなくて良かった。貴方が駆け回る事で助かる命があるなら良い事なんじゃないですか。( 上手く笑顔が出来てますかねぇ…と思いながらむに、口角へ触れ / 片手を差し出し、握手を交わせたなら椅子のある中心へ足を進め )ご機嫌…かは分かり兼ねますが、貴方から見てそう見えるなら、多少はそうなんでしょうねぇ。
…これが緊張、というものかな。久し振り過ぎて柄にもなく緊張しているよ。うん、そうしてくれると助かる。時間までよろしく頼むよ。
>ノヴァさん
ノヴァさんのイタズラで鍛えられましたから。…そう言われるとやっぱり嬉しいですねぇ。前はひよっこでしたけど随分注射も上手くなったんですよ。ご安心を、100点満点の笑顔です。( 相手に倣って口角を持ち上げ再会を喜ぶ笑顔を浮かべれば親指を立て賞賛 / 握手を交わし並びながら元の位置まで行くとさっと着座して今回持参したカルテに触れ )些細な変化も見逃さないよう先輩方に口酸っぱく言われてますから。体調はどうですか?墓守の仕事も兼ねて簡単な健康診断でもしておきましょうか。
ふふ…もしかしたら私の緊張が移ったのかもしれませんね。大丈夫です、幹部の方々もいないのでリラックスして行きましょう。はーい!宜しくお願いします。( ぺこ / 蹴り可 )
>エミリー
ふ、まだ引き摺っておられますか。ご放念下さい、愚かな質問でしたから。…注射、ですか。( 賞賛されれば良かったとコクり相槌し / 散々薬物投入を射された身からしたら良い気はしなくて、痕を隠すようにしながらも座り )墓守の仕事だと言うなら協力しておきましょう、体調は何ら変わりありません。何なら触って貰っても構わない。( 気を緩めているのか、お行儀良い姿でなく頬杖を突き素を見せつつ問診には答え、触診しても良いと持ち掛け )
>ノヴァさん
引き摺ってというか今となっては忘れられない思い出ですかね、当時はかなり翻弄されてましたけど。あ…ごめんなさい、配慮が足りなかったですね。…そこは大丈夫ですか。( こんな事もありましたね、と頬を軽く摘んで/ ハッとした表情で口許を手で隠し無神経な発言を詫び隠された部位へ目を向け )ふふ、ご協力感謝いたします。ふむふむ…問題ナシ。次は…何か心境の変化はありましたか?小さな事から大きな事まで何でもどうぞ。( カルテにペンを走らせると過去に記載したメモを振り返り / 彼の特徴的なプロフィールに目を向け近況把握も兼ねて質問を )
>エミリー
うわ、あったな。えぇ…些細な事まで凄い覚えててくれてるじゃん。あぁいえ。…痛くはないので。( 根には持ってないと言う彼女にあまりない砕けた口調で返し / 悪気があって言った訳じゃない彼女の事だから、気に留めなくて良いと片手をヒラつかせ )心境の変化…ですか。何だか暴かれていくみたいで、気恥ずかしいですね。唯、皆さんが死ななければ良いな、とは思うようになっています。( 普段感情をあまり表に出さないと云うより出せないのもあり、ふむ…と顎に片手を添えては思い当たる事を述べてみて )
>ノヴァさん
だって人に頬を摘まれたのなんて初めてでしたし、数十年先でも覚えてますよ。あ、忘れたい事があればちゃんと黙ってますけどね。…なら良かった。ふふ、ノヴァさんは変わらないな。( 軍人やこの状況下らしからぬ弛んだ表情で肩をすくめると、人差し指を唇に当てるジェスチャー / ふ、と肩の力を抜いてしみじみと呟き安心感を覚え ) あっ言える範囲で結構です!…こんな事を言うと危機感が無いかもしれませんが、きっと会えますよ。皆さん強い方々ですから。こうしてノヴァさんとも会えましたし…!( あたふたと両手を振って制止しつつしかと彼の心情を書き留め、うんうんと相槌を打つと何気なく殺風景な室内を見渡し )
>エミリー
矢張り摘む人も摘まれる事もそう無いでしょうか。そんな事覚えてなくとも良いんですよ、まだ此の先も素晴らしい出来事に巡り会えるかもしれないですからね。タルト、の日の事…。いやだな変わらない、じゃなく変われないんですよ。( 甘味の差し入れや出入り口を蹴り開いた事までにも想起されては / しみじみとしている彼女に軽く訂正し )そうですね、そうなる事は無いと思いますが。でも、いざ目にしたら分からない。人の考えはそう変えられる事はありません。俺の前でもがいてたら危険ですよぉ。俺はしぶといですからね。( 強い方々、に同意し / 多少手当の術も見学したとは云え、心の奥底にある本来の思想や本心はまた別にあり / 悪戯っぽく意味有り気に、ニコリと笑みを見せ )
>ノヴァさん
…うーん、小さい子になら…。ふ、じゃあこれまでの事もこれからも両方記録しておきます。私にとっては大事な思い出なので。変われないでも前に良い意味で、が付きますから良いんです。…そうだ、あのタルトの事とか色々思い出して来たんですよ!また食べたいな~…。( 眉間にシワを作って曖昧な返答 / 訂正を受けても尚好印象は覆らないと返しつつ久しく口にしていない好物を囲んだ日々を振り返り )わ、悪い顔~…久しぶりに見たなぁ…。でも今はそれぐらいが安心できますね。絶対死なないでくださいよ?『しぶとい』ノヴァさん。まだまだ聞きたい事がいっぱいあるんですから。( 意味深なニュアンスに様々な悪戯が蘇り冷や汗混じりの苦笑を浮かべ / 彼の言葉を引用して頬杖をつくと悪戯気に口角をニッと上げて小首を傾げ )
>エミリー
あの…小さい子と一緒にはしないで下さいね?…記録までしとくんですか。貴方にとって大事な思い出になるなら良しとしますか。……なんか、其れも言った覚えがありますね。俺の為にも、また取り寄せて下さいね。( とある軍人に幼い子のよう、と言われたのを思い出し / いつの日か自身が口にした良い意味で、も頭の片隅に過り / 柄にもなく強請ってみて )もう死んでますから。また来て良いんですか?俺の本音が聴けますかね。今更ながら逃げたくなってきたなぁ~…。( 彼女の片手を取り、心音のない胸元へ宛てがわせ / 命を救う役目の人に俺の思想は間違ってるかなんて安易に聞いて良い訳がなく / すい、と目線を逸らし )
>ノヴァさん
しないですよ~!…多分!はい、しっかりと。もし忘れちゃっても思い出すきっかけになるかもしれないですし。ふ、知らない内にノヴァさんの影響を受けたのかな。──はい!また皆で食べましょうね。( 指で罰印を作った記憶に怪しげに目を泳がせるも声だけは威勢良く / 滅多にない願いに大きく頷きぽんと胸に手を置いて )そ、そうなんですけど!…言い直します、元気でいてくださいね。こんな環境じゃ無責任かもしれないけれど。駄目なんて言わないですよ、それにノヴァさんが本音を聞かせても良いと思える墓守になれるよう頑張りますから。( すっかり頭から抜け落ちた屍人の事実を否応なしに理解するも気持ちは変わらず咳払いを一つ / 無理に視線を合わせる事はせず、些か目を伏せつつも口許の穏やかな笑みは絶やさず待つ姿勢で )
…っと、残念ながら時間みたいです。こんなに長い時間お付き合い頂きありがとうございました!久しぶりにノヴァさんとお話できて本当に嬉しかったです。また機会があればお話しましょうね。ジョン・ドゥさんといえども体調にはくれぐれもお気をつけください。それじゃ、また会う日までお元気で…!ありがとうございました。( ちらりと時計を見遣り / 席を立ち深く一礼、感謝を述べ名残惜しくも扉へと向かい大きく手を振って / 退室 )
>エミリー
…多分ですか。俺の影響受けても良くないでしょう。( 甘味にはまた皆でテーブルを囲えれば良いと頷き )お互い元気で居ましょうね。!…良い墓守だからこそ、知らなくて良い事もあるんですよ。( 本音を語らえる日がくるだろうかと、取り敢えずの回答を据え置き )
…あぁ、俺も流石にもう行かないといけないですね。また会えるとは思わなかったです。本日は長いお時間有難う御座いました。墓守こそ怪我や体調、十分お気を付けを。また逢えると良いですね。( 呼び出しを暫く放っておいたらしく、いい加減にしなければと席を立ち / 恭しくお辞儀をすれば、先に彼女を見送り )俺が感情を出すなんて、気持ち悪いにも程がある。( 此れまで出してきてなくて、自身に嫌気が差し吐き捨て退室 )
◇ 墓守身分証明証
シシィ / ♀ / 24 / 指導部
キッチリとお団子にしたホワイトブロンド/ 降ろすと緩くウェーブしており長さは胸元あたりまで / 瞳はサファイアブルー / 少々目付きが鋭いのを気にしている / 身長167cm / 女性用軍服着用を着崩すことなく着用 / 凹凸のある女性らしい体型 /良くも悪くも生真面目で冷静 / 対人能力は低めだが指導能力が高い / 両親が軍人の為なるがままに己もその道を志した / 軍学校はトップでの卒業
─── 失礼致します。 ( 几帳面にまとめられた髪や鋭いサファイアブルーの瞳は以前となんら変わらぬまま入室 / 室内を見回すも誰もいないことが分かれば寂し気に息を吐いて )…何方か、いるといいのだけれど。( 誰かが入室すればすぐに分かる1番奥の席に腰掛け / 誰もいないならばいいかと少々姿勢悪く机に頬杖をつけば長いまつ毛に囲われた瞳をそっと閉じて )
◇ ジョン・ドゥ身分証明書
ノヴァ / ♂ /24
186cm / 黒の前髪を上げて7:3風に分けたノーブルな髪型 / 密度の濃い睫毛 / 黒に見えるが開くと瞳孔は赤色 / 八重歯 / 首筋にはシルバーの"NOVA"刻印 / ノーブルカジュアルなモノトーンルック / 足元は革靴 / 表向きは社交的 / 失感情症 / 関心を向ける人には客観的に見たら嫌がらせのようなものが殆ど / 敵意を向ける事は滅多にないが、悪意のある辛辣な言葉を吐く事も / 誰に対しても無頓着故のゼロ距離 / 時間停止持ち(制限付きと反動有り) / 生前も別の訳アリな施設育ち出身、actor業
──おや、奇遇ですね。俺で良ければお相手お願いしたく。いつまで居れるか定かじゃありませんが。( 薬物投入の予定が空き、気休めに部屋へ向かい / 自然にスタスタと足早に )
>>ノヴァ
、ノヴァ殿。( もうすっかり聞き慣れたと言っても過言では無いほど親しみのある貴殿の声にパッと蒼玉を開いて / パッと立ち上がりいつものようにお手本のような敬礼を示し )お久しぶりです。構いません、1人でこの部屋にいるよりは余程。
>シシィ
…また、貴方に会うのをほんの少し期待しておりました。タイミング良く会えるとは。( 戦況下なだけに、安易に期待は出来ず / 其れ故に控え目な意思表現 )貴方への返しに此れはもう慣れたものですね。( 同じく敬礼返し真面目な顔をしていたかと思えば、へらりと笑い )
>>ノヴァ
、……ふふ。ノヴァ殿は相変わらずお上手ですね。 ( 本来であれば彼らに忌み嫌われるべき立場にある筈だとは理解しつつも彼の言葉には素直に頬を緩めてしまい / 真っ直ぐに彼の瞳を見つめてはまた可笑しそうにふふ、と笑い ) 曲がりなりにも軍人ですから。…それに、私にとって貴殿らは尊敬に足りうる“人たち”ですので。( 相手に敬意を示す敬礼という行為を返されればきょとんと蒼玉を丸くし / そうしてさらりといつも彼らに敬礼を示す理由を述べては形の良い唇をにこ、と歪めて )
>シシィ
口だけは達者なので。( 自身の担当軍人にそんな評価を頂いており / 言葉同様に感情も追い付けば良いのだが / だとしても墓守には友好的を意識した仮面を使い別けられている )俺が意見を述べるのも烏滸がましいかと思いますが、貴方達墓守のような誇り高い軍人を他に知りません。貴方が曲がりなりだと言うのなら他は地底ですよ。ふむ…、ソコに俺が入るのかは不思議でなりませんね、いつまでも傀儡で良いのか思うところはありますが。( 自身の持てる最上級の敬意を示し、首傾げ / 唇に指先を持っていき、尊敬に足りうるとされるには…と考え込み )
>>ノヴァ
人を喜ばせるのが上手い、ということでもありますね。とても羨ましいです。( それが仮面にしろ方便にしろシシィは気にしていないのか、その表情は実にあっさりと / 自身が口下手…もとい人見知りなことを気にしているのかあまりにも自分とは対称的な彼のことは純粋に羨ましくあり )…あなたがたをこういった形で蘇らせたのは他でもない我々です。それのどこが誇り高いことでしょう。( 以前であれば自信を持って受け取れたこの言葉も今は素直に受け取れないのか、眉を寄せながら聞こえるか聞こえないかの小さな呟きをこぼし )
>シシィ
貴方がそう表現してくれるなら、少しは救われますね。あぁ…でも、シシィ殿に向けた言葉は何れも、本心ですよ。( 彼女の言い様を聞いて目を瞠れば、綻ぶように笑って / 誤解が無いように補足し )元はと言えばそうですね。……こうして関わってくれてるのは貴方の意思でしょう?其れとも腹の奥底では見下してますか?違いますか?上層部は知らぬが俺は貴方に弄ばれてると思った事は一度たりとも無いですがね。( 聞き逃してしまいそうな声をピクリと片眉を跳ねさせ、口を噤み言うか言わまいか悩んだように長い沈黙の後、言う選択をし / 彼女が違うと否定出来るなら其れで良いが )
>>ノヴァ
!…ふふ。やっぱりノヴァ殿は人を喜ばせることに長けていらっしゃる。( またひとつ、貴殿の言葉にブルーサファイアを瞬かせては真白の頬を淡く染めて / いつもどこか芝居的な彼の綻ぶような笑顔につられるようにこちらも表情を和らげ )まさか!……あなた方のような人たちを、どうして見下したり弄ぶようなことが出来ましょう。( ほぼ無意識に反射的に貴殿の言葉に否定の言葉を返し / だがしかしその子供じみた自分の様子に直ぐにハッと我に返れば 今までの彼らが受けてきた仕打ちを思い出しながら自身の拳を爪がくい込み白むほどに強く握り )
>シシィ
ふ、何とでも。( 柔らかな微笑を湛えたまま、長けていようが無かろうが伝えたいと思った真意は篭っており )……っはは、知らない顔だ。生きている人間は興味深いものだね。( ほら、矢張りねとでも言うように払い除ける事がないなら彼女の顎を片手の指先で掬い、開く赤い瞳孔で覗き。否定が出来るのなら其れで十分だ / 彼女まで抱える必要のないと思える罪悪感らしきものに囚われている彼女へ憐れな女性だとも綺麗な女性だとも思い / 傷んでしまうよ、とするり彼女の手を絡め取る事が出来たなら、手の甲へ口付けを落とし )
>>ノヴァ
、!( びくり、と肩が跳ねたのは彼の手の冷たさや赤の瞳孔に怯えた訳でもなく、純粋に誰かにそうされるのが初めてであったからで / 大きく開かれたブルーサファイアはただ真っ直ぐに彼の赤から逃げる訳でもなくただただそれを見つめ返すことしか出来ず / 生者の温度では無い其れに手を取られればまた肩を跳ねさせ、振り払う訳もなくなすがままにされていれば手の甲に触れた冷たい唇の感触にひゃ、と小さく言葉をこぼし )ッ、ノヴァ殿、( 陶器の頬を真っ赤に染めればその行動の真意が読めずに普段の凛々しい軍人の姿から想像できないほどに弱々しい声を零し )
>シシィ
( 彼女ともあろう方が誰かしらに敬意や敬愛を示された事はあるだろうに、自棄に初々しいな…と思いつつ / 観察するようにまるで纏わり付くかの如く視界に捉え / ひとつひとつの反応に吹き出しそうにも揶揄いたくもなり )此れは失敬。俺が怖い、ですか。女性に安易に接近するのは無礼にあたるんですっけ?( 色白な頬によく映えるな…と頭の片隅に過っていれば、弱々しい声にぱちりと驚いたように目を瞬かせ勘違いをし )
>>ノヴァ
こ、怖い訳ではなく、……その、こうして触れられることに慣れていないものですから…。( 冷たい貴殿の体温とは対称的にどんどんと熱くなる感覚に陥りつつ“怖い”の部分は直ぐに否定を / 先程まで力を入れすぎて白んでいた手はすっかり力が抜けてしまっていて )今、は…あまりは顔を見ないでいただけると…。( 自分自身でもすっかり頬が火照ってしまった自覚があるのか、貴殿から顔を背けながらも相も変わらず弱々しく懇願し )
>シシィ
そうですか。ふーん、貴方が慣れていないなんて事あるんだ。……あ、良かった。( 傍からしたら高嶺の花だったんかな、と勝手に彼女を高評価しつつ / 否、自身からは良いが触れられるに対しては人に言えた質じゃないが / 気付けばあっけらかんと掌をつんつんと微笑ましい触り方で )……嫌だね。聞けないお願いだな。ねぇ、よく見せて。若しかして誰にでもそんな顔見せるのかな。( 彼女の両手首を掴めたなら、本日は知らない顔の発見がいっぱいだ、と探究心で心がめいっぱい )
>>ノヴァ
そ、そんなものたくさんあるに決まってます、…っ。( 反論しようとするもすっかり感覚が過敏になった掌をつんつんと触られればその言葉も最後まで紡ぐことが出来ず / 貴殿はあっけらかんとした様子ではあるがシシィはそれどころではないのかいっぱいいっぱいで ) !み、…見ないでと言っているのに…。( 自分の手首など簡単に掴めてしまう冷たくて大きな手にまたびくりと反応するもそれは恐怖から来るものではなく / じわり、と蒼玉に張った涙の膜は羞恥心から来る生理的なもので / だがしかし見せてと強請られればそれを無下にすることも出来ずにそろりと視線を戻して )
>シシィ
( 余裕がなさそうな彼女をそしらずに続け / 一挙一動に意地悪したいと心を擽り )あぁ…意地悪し過ぎましたかね。俺の言葉に振り払えないんだ。其れって同情からくるのでしょうか。( 長く骨張った、しなやかな指先で目尻に滲みそうな雫を拭いつつ / 触れるなと命令も出来る筈なのに、見えれば以前は真顔だったであろうに酷く優しげな細めた双眸で見詰めていたが、ふつふつと疑問が湧き )
>>ノヴァ
っ…ノヴァ殿に悪意があれば振り払いますが、…そうじゃないでしょう…?( 此方に触れる手に温度はなくとも彼の瞳に宿る優しい色には気付いているのか、問いかけられた言葉にはこてりと首をかしげ / 更に言えば彼に振られて不快感を感じるはずもないことも含め、振り払う必要はないと答えて / だがしかし羞恥心が無くなるはずもなくまた視線だけをふいと背け )…恥ずかしさは、ありますが…。
>シシィ
…なんか、以前もそんな感じの返しをされたように思えます。悪意があるかないか基準なんだ。悪意がなければ誰でも許されるんですか?( 何処か釈然としない様子で / 感情がどうのとかではなく、体温が上がったりなど生きてるかないか基準で背けられた視線に頭を傾け覗き込み )…其れって正常な反応なのでしょう?
>>ノヴァ
そ、そういう訳では…!悪意がなく、触れられても嫌だと感じない方にだけです。( 最もらしい貴殿の指摘に慌てて否定の意を唱え / どこまでもこちらを真っ直ぐに射抜いてくる赤の瞳孔に観念したように眉を下げて / 未だに火照った頬は収まってくれそうになく )正常な反応ではありますが、…その、こういった状況に慣れていないので…。( 慣れていないどころか人生で初めてと言っても過言では無いこの状況にいつもの凛とした表情はどこへやらと言った様子で )
>シシィ
其れだと、悪意がないだけでなく俺が許されてる事になりますが。( 訂正した彼女の意を聞いて瞳をまるくし / 其れで良いのだろうかと確認を取ろうとする )生物学的には正常で、…貴方にとっては慣れないからですね。( 貴方の言葉を反芻するように紡ぎ / よく解った!と口角を上げ )
>>ノヴァ
?……はい、ノヴァ殿に触れられるのは嫌ではありませんから…。( 驚いたように目を丸くする貴殿に今度はこちらも目を丸くし / 今更何を、と言いたげに瞬きをすれば不思議そうに首を捻り )そ、そういう事です。…あの、なので、手を…。( ようやく納得してもらえたとひとまず安堵 / だが自分よりも一回りも二回りも大きな彼の手に捕まったままなのが気になるのか、ちらりと手の方に視線を降ろして / その表情には嫌悪は一切なく、ただ羞恥と困惑が滲んでおり )
>シシィ
…其の今更とでも言いたげな顔をするの、やめて頂けます?其れは過ごしてきた時間の賜物でしょうか。( 生前は嫌がる素振りを愉しんでた事もあり、面と向かって嫌ではないと言われた経験は乏しく / コホン、と咳払いし頬を染める事はないが恥じらいを誤魔化し / 当たり障りない言葉選びで )!あぁ…嫌ですね。と言いたいところですが、流石に離しておきましょうか。( 此方もつられるように誘導され、手首へと視線を移して / パッと手放し )
>>ノヴァ
…ふふ。ノヴァ殿は稀に幼子のような確認をするものですからおかしくて。私も軍人の端くれ、嫌だったらこの手を振りほどくなど造作もないことです。( 先程での様子とはまた違う何かを誤魔化すような貴殿の様子に今度はこちらがくすりと笑って / いくら力の弱い女とはいえそれなりに場数を踏んだ軍人、力ではなく掴まれた手を離させることは不可能ではないと )、…ありがとうございます。…もう、心臓が破裂するかと思いました。(ようやく自由になった手はまた赤みを帯びた両頬に添られ / シシィにしては珍しく幼子のように唇を尖らせた拗ねたような表情で )
>シシィ
その、だから俺は幼子ではなくて。そうですね、嫌でしたら容易いか。( キッパリ否定したがって / うむ、其処は同意すると確と頷き )へぇ、面白いな、脈拍測らせて貰っても?( 物珍しさに目を瞠り / 2本の指で示し、また揶揄うつもりかニィと口角上げ )
>>ノヴァ
はい、ですから決して嫌だとかそういったマイナスの感情はありませんよ。( しっかりと頷く貴殿を見れば此方の力量を認めてくれているのが嬉しくて頬が緩み / ただ慣れておらず恥ずかしいだけで嫌ではないことをキッパリと答え )っ、もうダメです。せっかく落ち着いてきたのに。( 嫌、ではなくダメだと無意識に答えては手首を隠すようにぱっと後ろ手に両手を組み / むす、と拗ねたように表情を曇らせてはふるふると首を振り )
>シシィ
ふふ、貴方のような方を人は"愛い"と表すのでしょうね。( 人を傷付けない言い方をする貴方を称え / するりと一瞬彼女の頬を撫で / 妙に古風な言い回しで解ったような口振り )そうですか、あんまり苛めては嫌われてしまいますね。この辺でやめときましょう。( 微笑を湛えたまま、少なからず嫌わないでと云う思いはあるのかそんな事を / ちゃんと辞め時は弁えているのか、あっさり引き下がり )
其れでは、退散するとしましょうか。本日はとても愉快な時間が過ごせました。また逢う日まで。( 彼女を象徴するような敬礼をしたのち、いつもの恭しいお辞儀をすれば退室 )
>>ノヴァ
っな、─── 。( サラリと告げられた褒め言葉と頬を撫でる優しくて冷たい手に漸く治まってきた頬の赤みが一瞬で後戻りし / あまりにも唐突なそれに何かを言い返されることもなくただただぱくぱくと口を動かすことしか出来ず )、…そんな事で、嫌うことはありませんけれど…。( 未だ楽しんでそうな貴殿の表情に微妙な心境になりつつも否定するべきところはしっかり否定し / だがしかし心臓の負担的に彼の選択は有難く )
……もう。此方は精一杯でした。次会うときはお手柔らかになさってください。( 此方に示された敬礼にまたお手本のような敬礼を返し / 呆れたような口調ながらその表情はいつもよりも柔らかで )
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