___行く末に(非募集)

___行く末に(非募集)

隊長  2018-10-24 21:35:56 
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創作BL

隊長×凶悪犯罪者

募集板でお声掛けさせて頂いたかた待ちです。
非募集になります

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  • No.161 by 白樫 謙也  2018-12-10 19:24:00 


(時刻は丁度昼時だ、カフェの奥まった席で1人本を広げて静かに読書を進めていた。が、ページはそれほど進んでいない。読んでいる本は昨夜相手に渡された本だ。愛する者を殺したあとに自害をする男の話…相手はこの本の主人公を自分と重ねていたのだろうか。もしそうならば、相手は大方正しいと言える。この男の行動や思想はあまりにも自分のものと酷似している。自分が目を背けてきたものを改めてつきつけられるようだ。本を一度閉じると軽く息を吐いてから飲みかけのぬるい珈琲を口にした。相手は何を思ってこの本を渡したのだろうか。こちらのことを理解するためか、自分を見つめ直せという意味か、それとも自ら命を断つことを薦められているのか…昨夜の別れ際に触れられた頬に自分の手を置く。「お前の元に帰ってくるから」という言葉が脳内で再生された。やはり相手のことは分からない、この前までは全てお見通しだなんて思っていたのに。この本の意味さえ分からなかった。そうやって相手のことを考えた時には自分のGPS情報を相手にメッセージなしに送り付けていた。)

─────

あぁ、分かった。そうすることにする。
お言葉に甘えてかなり短くなった、すまない。とりあえず接触する機会は作っておく。

  • No.162 by 芹崎 航  2018-12-10 22:29:55 


(街をバイクで巡回中、いつもなら交通違反の一つや二つざらにあるのだが今日は驚くほど平穏だった。このまま緊急の呼び出しもなく終わってくれれば部屋の片付けができるだろうかと考えているとスマホの通知音がなり。早速別の隊務が入ったかと、一度路肩に停まりスマホの画面を見てみれば、見知らぬ発信元からのGPS情報。何故か瞬時に誰か分かり無意識に口元をほんの微かに緩めては、時計を見て昼休みの時間を確認すると地図に表示された場所へ車体を走らせる。行くか否かに迷いはなかった。
到着したカフェ、店内入りすぐ店員が来ては人と待ち合わせていると告げて中を見回し、奥の席に相手を見つけるも、自分の知る女が相手に話しかけているのが目にとまって。女、その人物は自分が学生で訓練生だったときに付き合っていた女だった。正確には付き合わされていた、だが。お偉い政府のご令嬢とかで“人を殺す仕事”に興味を持ち警察に親伝いで接触してきて、それに長官は国とのコネを作るためにあっさり自分を差し出した。お互い気持ちもなかったし半年もせず向こうから飽きたと去っていった、冷めた関係。噂によれば彼女の家は賄賂が明るみになったことで破産して、人脈も金も無くし身を隠すように生活しているとか。今の彼女の夜を匂わせる格好がそれを示唆していた。何を話しているかは分からないが、客引きか、もしくは所謂逆ナンをしているのだろう。『__一目惚れしちゃった__1人なんでしょ?』と会話が途切れ途切れに聞こえ、さして興味もないだろうに自分が相手に預けた本を勝手にペラペラ捲り色目を使って相手を見ていて。なぜだか無性に腹の虫の居所が悪くなる。無表情にそちらへ向かえば女に近づき、唐突にその手から本を取り上げて。

悪いけど、こいつとは俺が先約取ってあるから
(自分の思っている以上に冷たい声が出れば、さっさと離れてくれと意志を込めて女を見る。女は始めきょとんとしていたが自分が誰か分かると薄く笑みを浮かべて。
『なんだ、航じゃないの。久しぶりね。今日はもう殺ったの?…ねえ___この人と遊びたいからお金くれない?いっぱい殺して稼いでるんでしょ?』と。きつい香水を纏わせた身を密着されれば後述を相手に聞こないように囁かれる。前々から一曲ある性格は健在の様子。とにかく今は煙たいだけ。金を渡すつもりはなくもう一度この場を離れるよう告げようとするがその前に女が抜かりなく相手の手前の席に座り。
『あなたって航の友達?あ、でも航って友達もいないから仕事関係の人?だったら殺ったことあるのかしら』
(テーブルに両肘を付くと手を絡めその上に顎を乗せて上目遣いで含み笑いをする。どうやら席を離れるつもりはないらしい。)

____ 

長さは気にしなくていいから。むしろこっちが長すぎて悪いと思ってる…。
女はてきとうに扱ってくれな。こっちは蹴って構わない。

  • No.163 by 白樫 謙也  2018-12-11 19:35:32 


(相手の到着を待つ間しばらくぼんやりと珈琲を口にしていると突然見知らぬ女性に声をかけられた。カフェに漂う優雅な珈琲の香りを踏みにじるようなキツイ香水が鼻をついた。仕草は上品だが格好は夜の仕事、生まれはいいが金はないらしい。こちらの興味を引くためか読みかけの本を手にするとパラパラとめくっている。すすんで読みたい本ではなかったがこれは相手から借り受けた本、それを無遠慮に触られるのが妙に気に触った。まるで相手と自分との間に無理やり割いられた気分だ。その嫌悪感は顔に出さぬままいつも通りの甘い笑顔を浮かべつつ「困った子だな」などと返事をしておく。こういう奴から金を掠めとるのは容易い。その気にさせてこちらに貢がせようかなどと考えていたところで相手が到着して女から本を取り上げる。妙に冷たい声に女を威嚇するような目線、そこに嫉妬の感情がみえて、またどうしようもなく胸が高鳴る。この堅物は自分を取られそうだと嫉妬しているのだ、そうと分かればそこを擽りたくなるのは自分の悪いところ。第一女は相手と知り合いのようで体を密着させて何か耳打ちをしている。その様子にはこちらも僅かに胸が傷んでいるのにも気がついていて、自分も同じように嫉妬の感情が滲んでいるのが分かった。こんなものを見せられたのだから少しくらい相手に仕返ししてもいいだろう)

まぁ仕事関係ってのが一番近いな。残念ながら俺は人を殺したことはないけど、ベッドの上で気持ちよすぎて死にそうになってる子なら何度も見た事ある
(とっととこの女に退場してもらいたい気持ちがある反面相手を煽ってやりたい気分があるのも事実。適当な嘘を並べながら上目遣いの相手に片肘をつきすました顔を浮かべて夜の匂いを漂わす言葉を返して)

  • No.164 by 芹崎 航  2018-12-12 06:41:24 


(相手なら席に座った女の言葉を上手く躱してさっさと退場させてくるかと期待したが、まるで女の気を惹かせる物言いに、別に相手の過去の関係を詮索したり口を出したりする気はないが何故なのか、酷く気に触り冷たく相手を見る。反して女は上機嫌で『あら、素敵ね。是非、あなたと一緒にベッドの上で溺れ死んでみたいわ』と増々相手を気に入り白い手を相手の手に艶かしく重ねて。その様子に、仕事なら女の反応まで予想し計算された単なる自分に対する相手の煽りだと気づけたが何分“こっちの分野”は疎い、まんまと仕返しにはめられれば冷たい表情に僅かに不機嫌さが加わって。

「これから仕事の話しするから、悪いけど席を外してくれないか?」
(どんなに面倒くさくても流石に一応一般人の女相手にあからさまに冷たくはせずやや下手に回るも彼女は相当相手をお気に召したらしい。中々退散してくれず四回ほど会話が交わされたところでようやく女が席を立って『航ってあっちもイマイチだったけどほんと詰まらない男ね』といちいち相手の前では言われたくない一言を残してちゃっかり相手の前に店の名刺を置いて『待ってるから。来てよね』と妖しく笑って去っていき。
ようやく邪魔が居なくなったと短く息を吐き出し、先程まで女が座っていた席に着くと未だに残る香水の匂いに眉を潜める。しかし機嫌を損ねさせる原因は言うまでもなく他にあって。

モテる男は大変だな
(平静を装うも嫌味っぽくなるのは無自覚。様子を伺っていた店員がオーダーを取りに来たためコーヒーを頼むと相手の前に置かれた名刺に視線をやって、相手は普段からそういった夜の店に行くのかと。ここで行くなとも言える性格でもなく、視線を手元の本へと移しては「読んだのか?」と言いたいことは別のことを問うて。)

  • No.165 by 白樫 謙也  2018-12-12 13:35:16 


お前こそあんな癖のある女と付き合ってたのか?でも良い話も聞けた、お前がベッドの上じゃイマイチって──冗談だ、怒るなよ。ちょっとからかっただけだ
(女と会話をしたのは数回のやり取りだったがそれでも十分にこの人間の性格は把握できた。プライドが高く身の丈にあった選択をできずに虚勢を張る…実に魅力的だ、詐欺のターゲットとしてという意味だが。手を重ねられたくらいでなびくこともなければ、そもそもあんな女に心惹かれることもない。だが目の前に座った相手は分かりにくいが不機嫌なのは確かで、その様子に先程までの貼り付けた笑みとは違う笑顔を零す。手渡された名刺をチラリと見やってクズゴミの上に『ゴミ』として置くと改めて相手と視線を合わせる。互いの嫉妬を募らせたくてここに相手を呼んだわけじゃない。)

全然、今やっと3分の1ってとこだな。なんせ…まるで自分のことがそのまま書かれてるようで──読む気になれない。……なんでこの本を俺に渡した?
(件の本を手に取るも女が捲ったせいで今自分がどこを読んでいたかは分からなくなってしまっていてため息をついて机に本を置く。本題はこっちだ、相手もある程度はこれを読んだはず。主人公の思考は自分と酷似しているが結末は愛する人を殺し自害するもの、結末だけが自分と違っているのだ。先程女をあしらっていたときとは違い真っ直ぐと相手を見据えていて)

  • No.166 by 芹崎 航  2018-12-12 19:22:08 


ただの政略だ。薄汚い駆け引きに乗っただけ。……まあどうせ俺は童貞だしな。
__次からは断るよ。
(相手の『ちょっとからかっただけ』というのは表情から本当だと分かったしその笑顔見て不機嫌だった感情が薄らいでいった。それでもあの女と本気で付き合っていたと思われたままなのは頂けないため、女と関係に至った経緯を簡単に述べる。“乗らされた”と言わないのは自分の意志でないにしても結局その時自分が断らなかったことに変わりないからだ。ゴミ扱いされる名刺を目で追いながら、以前ホテルの一室で相手にからかわれた言葉を使って拗ねたわけでもなくむしろどこか楽しげに冗談を流せば、ゆっくりと相手に視線を移し幾分優しい声色で零す。まあもしそんな仕事が回ってきて断るとしたらあの煩い兄と傲慢の父を説得しなければならないが、既に犯罪の一つや二つに手を染めてしまっているため恐れるに足らないことだ。相手のためなら、とはやはり口には出来なかった。

___主人公は愛する妻を殺したあと、後悔も罪の意識もなかった。至極満たされていたが、そいつは焦ったんだ。このまま生き続けていては、妻を愛する気持ちが薄れてしまうことに。自分の愛が最高のまま、美しいまま終わらせたかった。
(本を渡した理由はすぐに話さずに主人公が自害するに至った心理を大まかに語り、運ばれてきたコーヒーを少しすする。まだ湯気の立ち上るカップを受け皿に音を最小限にして置くと真剣な瞳と視線を交えて。

深い意味はない。ただそれを渡して置けば、返してほしいと会う口実にできるだろ?それだけだ。
(どこかはぐらかすように答えを避けると、本音の一つを晒すことでもっともらしく述べ視線を離れた席に座るカップルへと何気なく移してはすぐに相手に戻して「今日は暇なんだ。お前の料理がまた食べたい」と出来るなら相手の家も見てみないなと完全に話をすり替えて。)

  • No.167 by 白樫 謙也  2018-12-13 13:40:54 


あぁ、そうしてくれ。じゃなきゃ──困る
(ようやく邪魔者はいなくなり不快な香水も店の空気清浄機に吸い込まれていったようだ。珈琲の香りが戻ってきて安堵したように息を吐く。それは相手が零した言葉に返事をするのと同時で、胸に僅かに現れた凝りを消失させた。今までに相手が本気で付き合った人間はいないと分かっていても、実際に目の前にそんな人物が現れ相手に馴れ馴れしく寄り添われるのは見てて気持ちいいもではない。それに、こういう僅かな凝りはいつも悪癖へと繋がる始まりなのだ。それが押し流された今、また心は平穏を取り戻していた)

…それならそこは俺とは違う。俺は…まだ、あの人への想いは薄れてない……なんだ、お前そんな口説き文句みたいなセリフ言えるようになったのか?
(本の大まかな結末を聞くと、自分とは違うと首を振る。それが正しいか正しくないか、などは分からない。そもそも人を殺した時点で間違っているのだろうが。もともと愛されていない自覚があったからか、あの夜あの人を手に入れた充足感と虚しさは今もずっと胸の中にある。それが消えることはなく、だが愛情を求めているのは確かで、だからこそ誰かを愛しては殺すを止められなかった。相手の口から出た会う口実ができる、なんて言葉には笑みを漏らすとそこにはどこか子供っぽさが滲んでしまう。相手が何か真意を避けた回答をしているのは分かっているのに、素直にその言葉に喜んでいる自分がいた。自分の手を取ってくれる人がいる事実はいつだってこの胸を幸福で満たす)

俺の料理か?まだカルボナーラしか作ったことなかったな。何食べたい?

  • No.168 by 芹崎 航  2018-12-13 19:38:30 


(相手の表情は先程から変わらないようにも見えたが『困る』と零す雰囲気はどこか穏やかにも見えて、またそのたった一言が少し擽ったくも感じた。慣れない感情に一口コーヒーを飲むことで気持ちを落ち着かせながら、小説の結末を聞いた相手の感想を黙って聞き止める。表情は平静でいたが心情はやや重たかった。相手の愛は本物だ。そして母親を“まだ”愛していると言う。まだ__。自分とこれから関わり続けても相手の母親に対する愛は変わらないだろう。だがもし…、もし自分と関わることで殺したことを悔いるときが来たとして、相手はその時どうなるのだろうと…、想像も出来ぬ不安があった。相手の考え方がどうであれ離れてやるつもりはないし、あの夜言ったことは守るが、酷く複雑な気持ちだった。まあ自分と関わって相手の考え方が変わるなんてのはいらぬ傲りかもしれないが。

まあ、たまには…。あまり口下手すぎるとまたお前のご指導を受けそうだしな。
(相手もこちらが話をはぐらかしたのに気付いているだろうに深くは聞いてこなかった。それに甘えさせてもらい軽口で返しながら、相手のどこか幼い笑顔を見てこんな顔が見られるならもっと本心を言葉にしてみるのもいいかもしれないなと思う。ただその笑顔がみたいからと言えないあたりやはり自分はまだまだなのだとは気付かない。そして何が食べたいかの問いかけには、作ってくれそうな返答に内心期待しながら考えるようにコーヒーに視線を落として。

和食かな。焼き魚とか煮物とか…。
(返答がアバウトで料理名が出ないのはそれだけ料理をしないことを物語っている。以前食したカルボナーラのような店に出されても可笑しくない一品も捨てがたかったが、なんとなく、無意識に家庭的な味を求めて言えば腕時計をチラりと見て「わるいな…。そろそろ時間だ。夕方は空いてるから…、お前の家でいいか?」と聞いておきながら残りのコーヒーを飲むと伝票を手に取り席を立ってしまうため半ば強制で。)

  • No.169 by 白樫 謙也  2018-12-15 06:32:48 



つまり、よくある家庭的な和食ってことだな。用意しとく
(相手の口からキーワードのように紡がれる料理名。あんな高級マンションに住んで筋金入りの警察一家に生まれた相手がどんなものを望んでくるのかと思えば、なんてことはない献立だった。この男もずっと母親を忘れていない人間だ、その時の温もりでも求めたのだろうか。了解と頷きながらメニューを考えていく。店で出せそうな和食だって作ることは可能だが、相手が求めているものはそういうものではないだろう。)

なんだよ今日は暇じゃなかったのか?まったく…あとで俺の家の住所送っとく
(すぐにでも移動するのかと思えば相手はまだ仕事が残っていたようだ。釣れない奴だと肩をすくめるも無理に引き止めるでもなく、夕方からの約束があることに既に上機嫌な様子。態とらしくヤレヤレと呆れ顔を浮かべながら立ち上がり)

  • No.170 by 芹崎 航  2018-12-15 12:58:10 


__あとでな。
(相手を勘違いさせてしまったのは此方の言い方が悪かったため軽く謝っておき、住所の知らせをもらえることを聞けば小さく頷いて。別に相手はカフェでもっとゆっくりして居てもらっても良かったが立ち上がらせてしまったため、自分は少し先を行き二人分の会計を済ますと店を出た所で相手に向き栗色の髪を軽く叩くように撫でて一言だけ残しバイクに跨がれば仕事へと戻っていき。たった一言だったがその声色には機嫌の良さと相手を一人ここに残すことへの名残惜しさが含まれていた。

(隊務を終えた時間、相手から送られてきた住所に向かおうと本部を出る。相手の家へ向かう前にご馳走になるばかりでは悪いため手土産に日本酒を買いにスーパーに立ち寄り酒を選んでいると、不意に相手と似た面影を持つ見知らぬ男に話しかけられた。
『突然、ごめんね。…君、白樫って知ってる?昼間、会ってたよね?』
(問いかけに動揺は出さなかったものの、内心この男の正体を推測するため思考をフルに回転させる。見た目は50代過ぎで相手と同じ甘い顔立ちであるが気弱そうで身なりはとてもお金に余裕があるようには見えなかった。相手の本名を知る人物は限られているはず、男から犯罪の匂いはさほどしないもののとりあえず素知らぬフリをしようと。
「…確かに昼に人と会ってはいましたが、その名前の人は知りませんね」
『そうか…君もか。いや…、すまない。ならいいんだ。ありがとね』
(肩を落として去って行く後ろ姿をじっと見る。“君も”と言う辺り他にも探りを入れているということか。レジへ向かい酒を購入すると店を出てから店内にいる男の横姿を隠し撮り、念の為周囲の気配に注意しながら相手のマンションの前までくると先程のことが気にかかりつつ何食わぬ顔でインターホンを鳴らして。)




(/背後が失礼します。以前お話した謙也くんの父親らしき人を少しだけ登場させて頂きました。謙也くんの年齢が27歳なのでだいたい50代にしましたが変えて頂いて大丈夫です。
父親視点の設定ですが、父親は謙也くんの母に異常に執着していて子供を産んだ時期はしっていてまさかと思いつつその時認知も関与もしなかった→生活に困り闇金に手を出すも、頼れる知り合いも居ないために闇金組織に加担すれば借金を減らしてもらえる話にのっかる。(すぐにでも抜け出したい)→組織の中でたまたま謙也くんの詐欺や窃盗の噂を聞き、お金の相談に乗ってもらおうと息子とは知らず接触を試みるも、その顔を遠目で見て母親の面影を感じ、年齢も重なることから会わずに去る→でもやっぱり気になり会ってみたさとあわよくばお金借りられたらな→本人に直接話しかける勇気はなく周辺の人物から探りを入れている。
無理矢理な設定ですが大まかには上記を考えています。名前ですが母親の名前を知っていると過程して名字だけわかっていることにしました。大幅な変更して頂いても全然構いません!父親は根はいい人そうですが、やってることはやや最低ですね汗 人物像も自由に訂正してくださいね。不明な点があればなんなりと。長文お付き合い頂き有難うございます。)

  • No.171 by 白樫 謙也  2018-12-15 23:38:11 


(/ごめんなさい本日ももう遅い時間ですがご連絡だけ…明日も予定がつまっており返信できない可能性が高く、次のお返事は月曜日になりそうです。その際に父親に関する部分もお返事させていただきます。お待たせして申し訳ないです;)

  • No.172 by 芹崎 航  2018-12-16 07:43:48 


(/報告ありがとうござます!いえいえ、いつもお忙しい中、お返事頂き嬉しいです。背後様には毎回無茶苦茶な設定に付き合わせて頂いているので頭上がりません;何度もしつこいようですが、無理のないよう背後さま優先なさってくださいね!ではでは!)

  • No.173 by 白樫 謙也  2018-12-17 18:58:06 


──ったく、子供扱いかよ
(取り立てて用事もないが相手のリクエストに答えるためには食材を調達する必要がありそうだ。いつの間にか会計は済まされていて、そこは抜かりないのかと楽しげに相手を観察していると、不意に頭を軽く撫でられる。先程から随分と甘やかされているようだ、それは所謂無償の愛と呼ばれるものに似ていて、悪態に似た言葉を口にしてしまうがどうしようもなく幸福が胸を満たし、子供っぽい反応を見せてしまう。バイクに跨り仕事へと戻る相手を見送ったあと、自宅へと足を向けた。帰りがけにスーパーに寄って必要なものを買い揃えることにしよう)

(落ち着いた乳白色の壁にフローリング、モノクロのシックなテイストの家具で揃えられた部屋、それが自宅だった。観葉植物が部屋の隅に置かれて昼間は大きめの窓から日が差し込む。一人暮らしにしては十分すぎる広さの家だ。その部屋に据え付けられたキッチンからはふわりと料理の香りが漂ってきていた。白身の焼き魚に味噌汁、里芋の煮物に定番の肉じゃが、あとは白ご飯を添えれば完璧だ。手馴れた様子で次々と料理を完成させていく。相手は長らくこんな手料理は食べていないように思う、前回のカルボナーラとは違って変な勘ぐりあいもしなくていい。ただ純粋に相手が自分の料理を食べてくれるだげだ、どんな表情でこれを食べるのか楽しみで仕方がない。そこまで考えた時に、ピタリと料理の手が止まった。今、自分の脳内は完全に芹崎航でいっぱいだった。それは本来問題ではないのかもしれない、しかしいつも料理をする度に浮かんでいたあの顔が、母親の顔が完全に頭から弾き出されていた。愛しているはずなのに、今も想っているはずなのに。無意識のうちに数歩後退し、背中が冷蔵庫にあたる。おかしい、自分はまだ母親を愛しているのに、あの夜あの人を手に入れてからずっとこの気持ちは変わらないはずなのに。手が震える、妙な汗が額に浮かんだ。深く深く呼吸してからなんとか料理を再開するが、自分が母親を一瞬でも忘れていて事実をまだ受け入れられずにいた)

(/すみません大変お待たせ致しました。
そして父親の設定も細かくありがとうございます!これは金銭的に頼りにされている・母親への執着の肩代わりをされていることに気づかずに絆されてしまう感じでしょうか。父親側に明確な悪意がないだけに謙也も少し悩みそうですね。今のところ修正などなどは大丈夫ですので、もし何か出てきましたらまたお声がけします!いつも面白い設定をありがとうございます、とても楽しませて頂いています。そして気遣っていただいてありがとうございます。返信が困難な時はきちんと連絡致しますのでこれからもお付き合いいただければ幸いです。)

  • No.174 by 芹崎 航  2018-12-17 22:40:49 


(自分がカフェで懸念していたこと、当たってはいないが自分が相手と関わることで相手の中で影響を及ぼし始めていることに気付くことはなく、今はそれよりも先程の男のことを相手に話すべきかどうか考えていた。雰囲気も顔立ちも相手とどこなく似ている、ように思う。見た目の年齢と第一印象から即座に感じた、一つの憶測。まさかなと疑義の念を抱きつつ、何にせよあの男が相手の本名を知っている以上慎重に扱わねばと。さて、インターホンを鳴らしてから2分近く経つが未だに応答がない。料理にでも集中していて手が離せないのか。あまり何度も押すのも急かしているようで憚れるが、このままずっと突っ立っているわけにもいかないため酒の入った袋を持ち直したあと、もう一度呼び鈴を鳴らしてみて。)


(/設定ご了承頂きありがとうございます!背後様の記してくださった通り、始めの接触は金銭目的と母親の面影の投影を考えております。自分(父親)の子供(謙也くん)だからと言うよりは母親の子供という事実が重要でそこに愛に近い執着を抱いている…という感じです。わかりにくくてすみません汗 根っからの悪人ではないので展開と背後様の希望によって謙也くんへの心情が変わっていくかもしれませんが、その際必要な時はまた参上させていただきますね。質問や付け加えたい設定も遠慮なくおっしゃってください!こちらこそ気ままにお相手できたらと思います!こちら返信蹴って頂いて構いません。)

  • No.175 by 白樫 謙也  2018-12-18 19:59:55 


(料理を作り終えテーブルの準備が整った後、家の中に静寂が訪れた。いつもはなんて事のない、ただ時間が流れるだけの空間なのに、今はその静寂が自分を責めるようにも思えた。芹崎航は自分の求めるものを満たしてくれる、だがそれによって母親への思いが押し流されてしまうようにも思う。あの日から片時も離れなかった笑顔のない顔、いつか笑顔になればと願う顔、それが先程一時にせよ頭から離れていた。これもあの本の影響だろうか、愛情を失うことを恐れる…今まさに自分はそんな状態だった。深く呼吸を繰り返していると、ようやく相手が呼び鈴を鳴らしているのに気がついて玄関へと向かう。鍵を開け扉を開くとその頃にはいつも通りの表情を浮かべていて)
よぉ、遅かったな

  • No.176 by 芹崎 航  2018-12-19 06:34:02 


待たせたな…。でも、待っててくれたんだな。
(呼び鈴を鳴らして程なくして扉が開かれれば、いつも通りの笑顔で相手が出迎えてくれる。いつも通りなのだが第一感がほんの僅かな違和感を持つが気のせいかとその時は触れずにおき、こちらも先程起きたことを悟られないようにいつも通り、それでも相手に会えた嬉しさの滲んだ幾分柔らかな声色で返す。遅かったと言う分、待っていてくれてたのかと自惚れつつ外の冷気で冷えた手で相手の頬をなぞるように軽くつまんでやれば奥へと上がらせてもらい。落ち着いた空間ながら洒落ている部屋は相手らしく居心地よく感じ、また部屋に漂う料理の優しい香りに初めて来たはずなのに安息を覚える。テーブルの上に持ってきた日本酒を置いて「…熱燗が呑みたい」と今夜は良く冷えるため身体を温めたいと図々しく願望を零してみて)

  • No.177 by 白樫 謙也  2018-12-19 19:15:38 



くくっ、言うようになったな。俺の料理が食いたいって言ったのはお前だろ?
(浮ついた言葉にやはり自然に笑みは零れて、冷たい手が頬を撫でるとひんやりとした心地に目を細める。しかしどことなく、違和感があった。お互いに何か腹の中に隠し持っている、そんな違和感。こういう関係になった以上それが拘束するだとか捕縛するだとか、そういう類のものではないのは分かっていたが、何か言いえぬものが胸に突っかかっていた。相手を室内に招き入れ、テーブルに置かれた日本酒を手にとる。相変わらずいい酒を持っているものだ、その酒の相手がこんな家庭料理で良いものかとも思うが、これだって相手のリクエストの品、きっと文句はないだろう。酒をキッチンへと持っていくと鍋を用意し水を沸騰させ、酒を入れた徳利を浸して温める。その間にお猪口をテーブルの上へと2つ用意して)
お前って意外と酒好きなのか?こんな良い酒…なかなか飲む機会ないだろ、普通

  • No.178 by 芹崎 航  2018-12-20 05:45:58 


前はちゃんと味わえなかったからな。今日はじっくり堪能できる。…期待してるよ
(相手の言葉に確かにと素直に頷く。以前相手の料理を食べたとき“おいしい”ことは間違いなかったがとても楽しむことは出来なかったし、今夜は食事をしながらもっと相手のことを知りたいと思えば少し含みのある言い方になって。違和感は気にしないようにして、自分の我儘を聞いて熱燗を用意してくれる相手を目で追いながらテーブルに並べられる料理たちへと視線を落とす。見た目から食欲をそそられるそれらにどこか懐かしさを感じつつも相手が自分のリクエストに応え作ってくれたものだと思うとそれだけで胸の辺りが擽ったく感じて。

嫌いではない、し…いつも良いものを飲んでるわけじゃない。普段は仕事もあるから控えてるし、嗜む程度にしか飲んだことがないんだ。まあ、20になって顔合わせ程度の接待もやらされたから酒の良し悪しくらいは独学したけどな。それに人と飲むときはどうせなら良いもので持て成したいだろ?…お前は酒が好きそうだったしな
(自分の中で酒は、接待のとき、交渉のとき、また食事の添え物くらいの存在で純粋に酒を楽しむことは滅多にない。ただ家柄だけに粗悪品を人に薦めるわけにもいかないため結果的に良いものを飲むことが多かっただけ。まああとは毒入りか否かの違いも学んだがそこは敢えて口にする必要はないだろう。今は純粋に相手に喜んでほしかっただけ。もう自分のことを変に隠すこともないため質問にしっかり答えながら、最後は少し照れもあり小声になって。そう言えば母は酒豪だったなと思い返しつつ「…で、座っていいか?」と熱燗を頼む図々しさがありながら細かいところで生真面目さが出れば相手をちらりと見て)

  • No.179 by 白樫 謙也  2018-12-20 20:40:28 



安心しろ、メニューは普通だけど俺が腕によりをかけて作った。この酒に見合うだけの味だって俺が保証する
(相手に料理を作るのは2度目だがあの時とは違った雰囲気だ。純粋に2人で食事を楽しむだけ、そんな些細な当たり前が酷く嬉しい。1人でいた時に過ぎった不安は自然とどこかへ流れていって、今はただこの時を楽しんでいた。和食料理店で鍛えた腕は今も健在、肥えた相手の舌も納得させることができるだろう、そこにこの熱燗が加われば立派な夕食だ)

は…?お前、なんでそこは律儀なんだよ。もうちょっと俺に遠慮しなくなったらどうだ?──ほら
(座っていいか?なんて問いには一瞬呆けた顔を浮かべその後に笑いを吹き出す。確かに他人の家で礼儀を重んじるならば座るのを促されるまでは立ったままでいるべきだろう。だがもうこの男と自分との間にそんな遠慮はいらない。前のままの関係だったなら相手は遠慮なしに座るのだろうかと考えつつ、あえて座れとは言わなかった。2人の間柄においてもうそんな言葉は必要ない。自分はさっさと椅子に座ると熱燗を手に取りお猪口を指さす。さっさと座って注がせろと言いたいようだ)

  • No.180 by 芹崎 航  2018-12-20 23:08:09 


(料理の腕前を自信持って言う様子は実に相手らしい。きっとその自信を裏切らない美味しさなのは食べる前から予想できた。今日に限らず今後も相手の料理を食べられるだろうかとまだ今晩の食事が始まってもないのに、相手とのこれからを自然に考えてしまうあたり自分の堅い思考も随分相手によって柔くされたなと。律儀だと笑われれば、家柄と育ちのせいと思うも家柄は自分にとってはウィークポイントだ。そこを口に出すのは気が進まず少々きまり悪そうに眉を潜めるだけにし、お猪口を指されればそれに促されるように座って。

俺が遠慮しないのは仕事の標的と弛んでる部下くらいで、他は割と普通に当たってるからな。…これでもお前には気を許して接してるつもりだったんだが…足りなかったか?
(恐らく相手には今まで付き合ってきた人間の中で一番素の自分で接することが出来ているし変に気を張ることもしていない。そもそも自分から人の家に行くとプライベートで言うこと事態が異例中の異例なのだ。そんな諸々を口に出して言ったほうが良いのだろうかと考えながら相手の反応を伺ってお猪口を持つと注いでくれるのを待って。

今日は突然押しかけるみたくなったのに色々用意してもらってありがとな。……どれも美味しそうだ。
(素を見せようと意識はしてないが、気を許しているのは本当のため以前の相手との関係ならば絶対に言わない礼をほんの少し声色柔らかに言えば、手間をかけさせた相手に礼を言うときに視線を外すのも失礼なためしっかりと相手の目を見て)

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