世界の敵〆

(/すみませんコピペミスで本体文が途中のものになっておりました…次の展開はニュート国王のところにデイジーを届ける場面で良いですかね？)

（／長期的にやりたいのでそれはもう少し後にしましょう(笑)折角なのでデイジーを起こそうかなあと…二人で彼女を動かすのは難しいかも知れませんがやってみてもいいでしょうか？）

（／補足です、届ける展開であっても構いません、幾つか考えていることはありますがまだおおまかなものなので…明日は夜中まで覗けないので次は明後日になると思います、おやすみなさい）

朝/→客室前

(ダーツ勝負から一夜明けた朝、まだ頭がガンガンとなるような感覚に見舞われ、二日酔いが憎たらしいと思う気持ちと相まって眉間にはシワが寄り。昨夜のことは途中から覚えておらず、しかし倒れたということは負けたということだろうとまた不満げにため息をはいて。とりあえず食堂に行こうと歩を進めていくと、ひとつの客室の前を通りがかり。ここには先日マグナリア家から奪ったデイジーが眠っていることを思いだし、その容姿を頭に描けばゆっくりと周囲を見回して誰もいないことを確認し。一人抜け駆けしようとデイジーの部屋へ入ろうとして)

(/それでは大陸到着はもう少し後にしましょう！デイジーとちゃんと接触しないままなのはもったいないですしね。マグナリア家当主も二人で動かしましたし、大丈夫かと。デイジーの性格だけ決めておけばよいかな、と思うのですがどのような性格が都合が良い等ありますでしょうか？
そして次レスが明後日の件了解しました。ご連絡ありがとうございます！ゆっくりとお待ちしておりますね)

朝/客室

…お前か
（客室のドアノブが回された音を室内から耳に入れると不躾に空間を侵す存在があった事に眉間に皺を刻み足先を返すが相手がロイだとわかると幾分表情を和らげ）

王女様がお目覚めになられた
（ 朝の日課として様子を窺いに行くとデイジーは今しがた目覚めた所で、ハーシュはロイに状況を端的に伝え。「…貴方が助けてくれたのですか」と掠れた声でデイジーがぼんやりと目を開けて。何度か目覚めて再び眠りにつきを繰り返していたが人を見掛けたのは初めてだという旨を彼女が話し）

お眠りの間、侍女にお世話をさせていただいておりました…退屈な船の中ですがガザンジナ大陸に到着するまで御辛抱下さい


（／ありがとうございます。私の中でのデイジーは純新無垢で王の隠し子ながらも最も王女たるカリスマ性というか素質を持った娘でしょうか、光る原石のような。ロイ様はいかがでしょうか？）

客室前→客室

ハーシュ兄さん？……抜け駆けなんてズルいんじゃない？
(こっそりと部屋に入ったはずが、中から聞こえてきたのは聞きなれた兄の声で扉を開けると同時に声を上ずらせ不可解そうに片眉をあげて。どうやら朝の日課としてこの部屋に寄っていたらしく自分のことを棚にあげ、抜け駆けを非難するが、内心ではハーシュとデイジーが何度も同じ空間にいたことを不満に思っており。だがデイジーに話しかけられれば条件反射で顔から不満の色はなくなりベッドの横で立て膝をつき胸に手をあてて)

初めましてデイジー。僕はロイ・ヴォルクマン、この仏頂面のハーシュ兄さんの弟で君を助けた騎士。兄さんはこの船を退屈って言ってるけど、僕が君を楽しませてあげるから安心してね
(貴族としての礼節をわきまえるハーシュとは異なり、ロイはいつもの調子で話しかけ最後にはにこりと優しげで上品な笑みを浮かべて。その変わり身の速さからか、兄弟であまりにも異なる態度をとることからか、デイジーはクスクスと口に手をあて上品に笑い、その姿さえ絵になる美しさで)

(/こちらとしましては妾の子であることを気にしない天真爛漫な子か妾の子であることを気にして何事にも消極的な子かの二択だと思っておりましたので、純粋無垢な子で問題ありません！妾の子でありながら王の資質を持つというのもいいですね！今後ストーリーに応用できそうですし……)

元気そうだな？昨日は俺の腕に掴まってフラフラしていた癖に
（すっかり普段通りな様子のロイに意地悪く口端を持ち上げて軽口を叩き、弟が立て膝をついて上品に微笑む様を隣で眺め）

…申し遅れました、私はこの船の船長を務めますハーシュ・ヴォルクマンと申します。愚弟ですがこいつを従者と思い何なりとお申し付けを。
（ロイとは対照的に個を出さない静けさで立ったまま胸に手を当て頭を下げるだけの挨拶に留め。上品に微笑むデイジーの身に纏う空気感は第一印象で王女の器足り得ると感じ内心では表面とは反対の親切心に程遠い笑みを浮かべ）


（／はい、今後の展開に応用しちゃいましょう(笑)）

は……？ちょっと、そういう誤解を招くような冗談は止めてよね
(身に覚えのない出来事に思わず間の抜けた声をあげしばしハーシュの顔を見るも、ぼんやりとした記憶の中でだんだんと人の暖かさに触れていた記憶があることを思いだし。その正体を知れば情けなさから苦い顔をするも直ぐそれを相手の冗談であることにしておき)

ん……？ちょっと待ってよ兄さん！そういうのは使用人の仕事でしょ？なんで僕が……
(ハーシュが自己紹介する間に立ち上がり身なりを整えているところ、兄の口からでたのは自分を従者とする旨で、デートならまだしも従者の役回りはごめんだと反論しようとして。しかしロイが全てを言い終わる前にデイジーが口を開き)

『それではひとつお願いがあるのですが……甲板に案内していただけませんか？船に乗るのは初めてですので、そこからの景色を見てみたくて』

(デイジーの願いは至極単純なもので、意外な願いのためかロイは一瞬呆気にとられ、だが無茶な願いでなくてよかったと思い直し)

(/ということは今後の展開に繋がりそうですね(笑)ではそこらへんを意識しつつロル回します)

客室→甲板

使用人に任せて粗相があったらどうする
（直接の恩を売っておくことは必要な事だと目で訴え、デイジーに向き直ると願いを快く引き受け）

では甲板に御案内致します…危機回避のため使用人以外は皆海賊に扮して居ますが御安心を
（デイジーとロイを連れて甲板へと移動し、甲板に居た船員達がデイジーを見ると一様に顔を輝かせ、あっという間に人集りが出来、それを円の外から遠巻きに眺め普段通りの酷薄な表情で小さく鼻を鳴らして）

あれが悪人共の集まりだと知ったらどう思うんだろうな

（／はい、そのへんは大陸に着いてからのお楽しみで(笑)）

客室→甲板

……はぁ、分かったよ。それじゃ僕が兄さんには絶対できないような最高のおもてなしをデイジーにしてあげることにする
(ハーシュの目から言わんとすることを読み取るもそれを実行するのは自分なのかとため息を吐くが、それならば女性の扱いに自信があるこの腕を存分に振るおうと思い)

ちょっと離れなよ。作業した服で近づいたらデイジーの服が汚れちゃうでしょ？
(船員達の格好を危機回避のためだと説明するハーシュに、機転の効かせ方はさすがだと思いつつ甲板にでると群がる船員たちを手で払い、デイジーが汚れると聞けばしぶしぶ船員達は道をあけ。ロイはデイジーの手を恭しくとると甲板の縁まで連れていき、その様子を船員達は恨めしげにながめ)

『わぁ……私の想像よりずっと青くて広いですね。潮の香りもこんなに強くて。やはり、ずっと部屋に籠っていれば分からないことがたくさんできてしまう』

まぁ確かにそうかも。いろんなことを知るといろんな事が楽しめるようになるから僕はオススメ。……君ってニュート国では部屋に籠らなきゃいけない生活してたの？
(子供っぽく声をあげるもののその口から語られるのは先をみている者の口ぶりで内心感心し。甲板の縁に肩肘をつきつつ海を眺めるも、デイジーの口ぶりに違和感を覚えデイジーの方に目を向けて)

(/またも本体会話が抜けておりました……やはりなにか企みが(笑)ストーリー展開上デイジーにしゃべらせたいことなどありましたらまたご連絡ください！)

（ロイとデイジーが甲板の縁に向かうためこちらにやって来るが、ハーシュは二人には声を掛けずにチラと視線を遣っただけで）

『…私は、正式な血筋ではないので…母は民間の出で側室になるのを嫌がり、数年前正室方の刺客に殺されました…有難い事にまだ城からの援助(金銭)は出ておりますが、それだけです…母を失い何の後ろ盾もない私は、国王様にお会いするどころか、城に近付く事さえ出来ません。王女とは名ばかりなんです、ごめんなさい…』
（母は死に国王である父親には会えないまま今までろくに屋敷の外にも出られず街の一角で暮らしていたとデイジーはロイに話し、自分を助けたとしても王からの施しは期待出来ないという事を暗に伝え謝って）

『私がこんな身の上で、幻滅しましたか…？』
（デイジーは、自分達が王の褒美や繋がりを期待して助けた事を見抜いていて）


（／本体会話の方はお気になさらずに…はい、勝手に喋らせちゃってます(笑)）

あれ？僕らの作戦バレちゃってた？まぁニュート国王にお近づきになれないのは残念だけど……もっと良いことあったよ？君に会えた
(肩肘をついたままデイジーの話を聞いてみればその生活は華やかさなどとは程遠く、親もいない同然で窮屈で不自由な生活を強いられている状態は王女という身分には全く合わない暮らしで。自分達の思惑を見抜いていたことにはおどけて返事をし、軽い口調のまま重苦しい雰囲気を払拭しようとデイジーの手をとってにこりと微笑み)

でも君の母さんが殺されてるなら君がいつ命を狙われるかも知れないし、国に帰っても町の片隅に押し込められて暮らさなきゃいけないなら戻らない方がいいんじゃない？
(こちらとしてもニュート国王の謁見を期待できないのであればガザンジナ大陸へ向かう意味はこれ以上ないと考えハーシュの考えを伺うようにちらりと視線をむけて)

まぁニュート国王によっぽど可愛がられてるとか、なにか帰る理由があるなら別だけどさ

(/どんどんデイジーに喋らせてもらって構いませんので！しばらくストーリー引っ張っていただく形になりますが、なるべくストーリー展開できるロル回すよう努めます)

『貴方がたがそうだなどとは申しませんが、お金目当てで近付いてくる方達は今までにもいっぱいいましたから…そう言ってくれて、嬉しいです』
（デイジーはロイの言葉にふわりと微笑んで。ハーシュはロイに視線で意見を求められると口を開くがあくまで対面を崩さず）

王女様が、王女様である事に変わりはありません…それに私は、見返りなど元より、望んでおりません
（嘘偽りなどまるでないかのような表情で、デイジーには謙虚に微笑む様を見せ）

…このままデイジー様を帰さなければ、俺達は彼女を攫ったあの男と大差なくなる。それどころかニュート国から誘拐の疑いをかけられ大罪で追われるかもしれない。帰る必要がないから帰らせないとか、そんな簡単な問題ではない
（彼女が聞いている目の前で、ロイに今まで通りに王女を帰す意思を伝え、｢お食事の用意が御座いますので｣と使用人にデイジーを食堂まで案内するように命じ彼女をこの場から下がらせ）


（／了解です。伏線は作ったので、後はのんびりやろうかなと。私的には、ロイ様がこの事を忘れてマンネリした頃に展開動かしたいですね…）

(上辺の言葉だとしても感謝の言葉と共に柔らかな笑みを向けられれば、自然とこちらも笑みを浮かべ心も浮わついて。食堂へと案内されるデイジーを手を降って見送ったあと、勢いをつけて体を浮かせ縁に腰かける形になるとハーシュの方をみてニヤリと悪童の笑みを浮かべて)

見返りなど元より、望んでおりません……って、兄さんも嘘つきだね
(先ほどの謙虚な長男の様を口真似してクツクツ笑うと、その後は大きなため息を吐いて)

にしてもとんだ外れくじだね。彼女を届けても見返りなし、兄さんの言うとおり今さらどこかに連れていくわけにも行かないし……利点と言えばガザンジナ大陸につくまでの間ちょっと船が華やかになるくらいかな
(ハーシュの言ったことはもっともで下手にデイジーを逃がせば不利を被ることは予想の範疇で、デイジーを逃がす選択肢は諦めて。利益のない仕事に憂鬱な気分になるが、それならば少しくらい手を出してもいいのではないかと内心思って)

(/分かりました！それではしばらくはロイでハーシュ様やデイジーにちょっかいかけて、ロイに今のやり取りを忘れさせますね(笑))

似てないな
（縁に腰掛けたロイを多少見上げる形になると、自分の物真似をする弟をすました顔で評価し、気安い格好で背を凭れ片腕を縁に掛けて）

本当だな。見返りがないなら期待外れのお荷物もいいところだ…いや、待てよ
（先程の上辺とは打って変わってロイに同調しながらもふと考え付いた発想に眉を寄せると顎に指を当てて瞳は宙を見、暫く思案し）

母親を正室方の刺客に殺されたと言っていたな…街でひっそりと暮らしている者をわざわざ殺したという事は 邪魔だ、その存在が気に入らない、又は脅威になるという事…事次第では金や人脈にも化けるかもしれんぞ
（ロイの不穏な考えまで気付かないものの今まで通りに彼女を懐柔し大陸に運ぶことが利益になる可能性も示唆して）


（／なんと器用なこと…！是非宜しくお願いします(笑)）

そりゃ、僕は兄さんみたいな仏頂面じゃないからね
(手をひらひらと動かしながら縁に片腕をかけるハーシュを目で追えば、ハーシュは自分の眼下にいて普段見ることはないハーシュのこちらを見上げる顔と兄弟以外ならば決して許さないであろうこの位置関係に優越感を覚えて口の端をあげて)

そう言われれば確かにそうだね。デイジーの母さんは側室になるのを自ら断って王の元にさえ住んでないのに、わざわざ正室方はデイジーの母さんを殺して王とデイジーとの関係を切ろうとしてた。デイジーが国王に近い位置にいると正室方は困るんだ……単純に考えるなら、デイジーの母さんを殺した理由は跡継ぎ絡みだよね。デイジーは血筋としては王族だから王位を継ぐ権利がある、正室方の子供の方が王位を継ぐ優先順位は高いだろうけど……なんらかの理由でデイジーに王位が回る可能性があったのなら、正室方がデイジーの母さんを殺したのも納得いくかも
(ハーシュが気付いた違和感に同意しながら縁の上で胡座をかき、腕を組んでデイジーの母が殺された理由について思考を巡らせてみて)

(/どこまでできるか分かりませんが頑張ります(笑)では、本体は一旦失礼させていただきます！)

俺が常に笑みを浮かべていたらどうなんだ、それはそれで怖くないか
（船員や使用人ならば許さない行為も、相手が身内である事で少なからずの緩和剤が働き、ロイの気安い口調も行儀の悪い動作も黙認されていて）

お前は見掛けによらず頭がきれる。そうだな…もし正室や他の側室に子がないなら、デイジーは女とは言え紛れもない第一後継者だ。他に子が居たとしても後継者には十分に成り得る血筋、その上あの美貌だからな…国王も、惜しくない筈はないと思うが
（ひとしきりの感想を述べた後、それも可能性の一つに過ぎない事を強調する為に他の見方も提案し）

…これが全て見当違いならば、デイジーは側室方に引き渡せばいい。いい金になるぞ
（国王にデイジーを護る意志がないのならば、暗殺したい正室側に引き渡す方法もあると、情の欠片も無い冷酷な案も相手の視野に入れさせ）

……うん、怖いね。でも僕の前ではもうちょっと笑ってくれてもいいと思うんだけどな。あー、でも兄さんの笑顔の珍しさが無くなっちゃうか……
(今見つめている顔に笑顔が常に浮かんでいたらと想像すれば、どう考えてもそれは怒っているか残忍なことを考えているかしているように見えてハーシュの言葉に同意し。しかし、常に仏頂面を向けられるのも面白くなく、かといってしょっちゅう笑顔を見せられるのも特別感がなく、悩むようにうなり声をあげながら手を伸ばして相手の口の端に指をそえ、無理やり笑顔を作ろうとし)

見掛けによらずは余計だよ、ハーシュ兄さん。ま、デイジーが思い違いしてるだけで、国王にとっては彼女は十分価値のある人間かも知れないよね、そうなると利益も期待できる
(人差し指を立てつつ、まるで相手の言葉を注意するように指をふって。今船を進めることが無駄ではない可能性が出てくればやる気も出るというもので、先ほどより張りのある声色で言って)

もーほんと、兄さん冷たいなぁ。でもほんとに国王がデイジーを必要としないならさ、それこそ使用人か奴隷として売っちゃった方がお金にならない？デイジー可愛いし
(正室方に渡せばデイジーが殺されるのは目に見えていて、苦笑いし。先ほど少し話したこととその美貌とにいくらか情が湧いたのか、少しでもデイジーと過ごす時間を伸ばしたいのか、デイジーを売る選択肢を示してみて)

やめろ
（伸びてきた相手の指をパシリと払い、そこから落とすぞとばかりの視線で睨みつけ）

その思考が色恋以外に向く事もあるんだな
（ロイの発言は的を射ているがわざと意地悪く口角を上げると、聞き様によっては嫌味にも聞こえる感想を漏らして）

民間に売るなんて勿体無い事出来るか、正室方にしろ国王側にしろ、王族に恩を売れる機会などそうそうあるまい。これが一番の使い道だ…ロイ、まさかあの一瞬で情が湧いたとか言うなよ？


（／先程の会話レス、側室方ではなくて正室方に引き渡せばいい。ですね、ミスです）