匿名 2017-06-17 03:18:11 |
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昼/甲板→食堂
(頬をつつかれると視線を動かし感情のわからない瞳で見据えるが小さく口端を上げ「そうだな」と答え)
あぁ、そろそろ支度が出来ている頃だな…乾杯か、悪くない
(笑みを浮かべ同意すると甲板を降り食堂へと向かって。昼時の食堂は船員達で溢れていて、カウンターを挟んだ奥の厨房では使用人たちが慌ただしそうに料理を作ったり皿を洗ったりしていて。ハーシュとロイが食堂に足を踏み入れても船員達は座ったまま挨拶をして来るくらいで昼間から酒を飲んでいるものもおり、それを気にすることなくテーブルに着くと使用人が献立通りの食事を運んできて)
昼/甲板→食堂
(頬をつつかれハーシュは不機嫌になるかと思いきやその口はあがっていて意外そうに少し目を見開き。少々調子が崩されたと思いつつもハーシュの後ろをついて食堂に移動し、相手の向かいの席に座りつつ使用人にワインを持ってくるよう伝えて。使用人は即座にグラスを用意するとそこにワインを注いで)
それじゃマグナリア家の財獲得とニュート王との繋がり確保、それと僕のゲームの勝利を祝って乾杯!
(グラスを持って仰々しいものいいで言葉を並べ立て最後の言葉に関しては録な説明もせずににこりと笑みを浮かべるとハーシュの方へグラスを差し出して)
乾杯。
(差し出されたグラスが自分のグラスにぶつかり小さな音を立て、酒に口をつけてから首を傾げ)
…お前のゲームの勝利とはなんだ?
(運ばれてきた食事は船員とは異なる兄弟専用のもので上質な肉や新鮮な野菜、果物、スープやパンなどがバランス良く並び、自分の皿に置かれた肉にフォークを添えるとナイフで切り、フォークを口に運んで)
あれ?兄さん忘れたの?
(ワインを一口飲んでから兄弟専用の料理に口を綻ばせつつ、くるりとナイフを手に取り回し肉をきりつつ問い返し)
ほら、商船を襲う前に約束したでしょ?先に特上品を見つけた方が勝ちって。で、先に見つけたのは僕
(ナイフで自分を指しながら同意を得ずに始めた勝負に買ったと主張し肉をひとかけ口に入れてはその味を堪能して)
あぁ、あれか
(相手と勝負をしていた感覚がなくロイの言葉を聞いて思い出したように顔を上げ、肉や野菜を口に運びながら)
すっかり忘れていた。あの状況で勝負を持ち掛けてくるお前もお前だが…一番乗りの功績は讃えよう。褒美は何が欲しいんだ?
(切迫する戦闘も、ロイやスタズにとっては日常を彩る一つの刺激に過ぎないのだと思うと若かりし頃の自分と重なり苦笑を浮かべ、酒で喉を潤してから紙ナプキンで口元を拭い尋ねて)
海戦だって毎回同じじゃつまらないでしょ?楽しめる要素を盛り込まなくちゃ。そうだなぁ、仮にも僕はハーシュ兄さんに勝ったわけだし……
(忘れていたという相手に不満げな目を向けるも誉めの言葉を受ければ得意気な顔を浮かべ。しかし褒美は何か考えていなかったらしく、しばらく考えながら食事を続けたあと、ふいに手にもっていたナイフとフォークを置いて)
それじゃ勝者の僕にこのご飯を食べさせてよ、ハーシュ兄さんが
(両手を膝の上に置いて料理から完全に手を離すとハーシュの動きを待ち、しかしその口元は笑いを必死に噛み殺していて)
…ほう、それだけでいいのか?欲のない奴だ
(待っている様子のフィルが笑みを噛み殺しているのを見るとぴくりと眉が動いたのは一瞬だけで、澄ました表情で食事を続け)
食べさせてやるくらいどうという事はない、肉か?パンか?此処に跪いて口を開けろ
(船員達の集まる雑然とした空間、周囲は騒がしいが静かでも不思議とよく通る声質で伝え、自分の足元の床をちらと視線で指して)
あれ?もっと過激なお願いでも聞いてくれたの?惜しいなぁもっと兄さんが嫌がりそうなやつにすれば良かった
(欲がないと言われまた意外だと目を大きくしニヤリと笑いながら心の伴わない後悔の言葉を口にするが直後その意図を理解して眉をひそめ)
ちょっと、それじゃあ動物の餌付けでしょ。兄さんが僕の側にきて僕の食べやすいように肉を切ってフォークでそれを運んだり、あとはワインをついだりするんだよ
(自分が望む褒美ではないと頭をふると薄く笑みを浮かべ人差し指をくいくい、と動かしこちらに来るよう相手を促して)
(/いえいえ、もともとあちらありきで始まったトピですし性格もほぼそのままですし、お気になさらないで下さい!)
俺の嫌がる事をしたいのか?それは聞き捨てならないな
(怒っている風でもなく食事を続けながら、料理を運ぶ使用人を呼んで酒をグラスに注がせると、促してくる相手をちらと見遣り)
俺に召使いのような真似をさせるな。俺はこの食べさせ方しかやり方を知らないから、それなら褒美は無しだな
(平然と弟の頼みを却下すると、ロイにも注いでやれと使用人を顎で使い)
(/ありがとうございます!)
まだ『嫌がること』の具体的な内容は言ってないでしょ?兄さんに1日手枷して僕の部屋に繋いでおくとか、兄さんが女の子みたいに僕にキスするとか
(具体例がなければ自分に悪意はなく無罪だと主張し両手を広げるも直後口からはその具体例が出ていて。ワインを注がれると一口それを口にし、ふぅとため息をわざとらしく吐きながら立ち上がり)
僕のご褒美なのに僕が折れるっておかしい気もするけど…ほら兄さん来てあげたよ?そうだなぁ…まずは肉からかな
(ハーシュが座る椅子の横まで移動すると腰をおって顔を近づけ、しかし決してその場に膝まづこうとはせず、口に料理を運ぶように促して)
…
(ロイの口から具体例を聞くと眉間に皺を寄せこめかみに指をあてがい)
誰かを玩具にしたいなら使用人か奴隷の中から見繕えばいい。だいいちこれが褒美になるのか?そもそも俺は、お前の言う勝負とやらに乗った記憶も無いぞ…もっと頭を下げろ
(妥協案に出た様子の弟がやってくると嫌々見つめ、しつこく文句を言いながら観念したように溜め息をつくと自分のフォークで肉を刺し、腰を折った相手の口へと持っていき)
あ、しまった言っちゃった。まぁ次に僕が勝負に勝った時は楽しみにしててよ
(ハーシュの表情を見ればうっかりだと口許に手を当てるがその仕草は大袈裟でわざとらしく)
酷いなぁ僕は兄さんで遊んでるわけじゃないよ。ただ僕は、こんなことを兄さんにさせられるのは僕だけだなって思うととっても幸せなだけ。勝負をちゃんと却下しなかった兄さんが悪いんだよ。それじゃ、いただきまーす
(嫌がる相手の顔など気にする様子もなくついにこちらに肉を差し出したのを見れば機嫌が良さそうに笑みをみせ、少し膝をまげて屈んだあと差し出された肉を口のなかにいれて頬張り)
もうお前の口から勝負と出たら負けられんな
(パンをちぎって相手の口に押し込み、空いた皿を使用人に片付けさせ)
大陸はまだ先、暇を持て余しているのはわかるが…付き合わされるこちらの身にもなれ。
(グラスに口をつけ喉を潤すと使用人が再び酒を注ぎアルコールも適度に入り始め苦笑まじりながらも穏やかな笑みを見せて)
ふふ、勝負から逃げずに勝つ気でいるとこが兄さんらしいよね。ハーシュ兄さんのそういうとこも好…むっ…
(あくまでも正面から受けてたつ気でいる相手に楽しそうに笑みを漏らし次の勝負は何にしようか考えながら話していれば口にパンを押し込まれ、もぐもぐとそれを咀嚼し)
いいでしょ?大陸につくまではずーっと海が広がってるばっかりなんだからさ、より楽しく時間を過ごさないと……だからさ、ゲームしようか
(いつも硬い表情が僅かに綻び始めたのを見逃さず、チャンスだと口許を緩ませるがすぐにそれを引っ込め、早速勝負をもちかけて)
(あらかた自分側の皿を片付けさせると、パンを咀嚼する姿を眺め)
ゲーム…なんだ?カードかダーツか、それともまた宝探しでもするつもりか?
(船内でする事と言えば限られていて弟の持ち掛けそうな勝負事を挙げていきながら、椅子ごと相手の方へと身体を向けると足を組み首を傾けて)
ふぅ、ご馳走さま。ハーシュ兄さんありがと、食べさせてくれて
(パンを飲み込むと最後にグラスに残ったワインを飲み干し心地良さそうに息を吐いて)
察しがいいね兄さん。僕と一緒にダーツしようよ。ただし普通のダーツじゃないよ?お互い一投ずつ投げて中心からより遠い方がウィスキーをショットで飲む。で、それを何回も繰り返して先に三発的から外した方が負け。どう?面白そうだと思わない?
(ロイが提案したのは一投ごとにどちらかがウィスキーを飲むダーツの腕と酒の強さが試されるゲームで、酔いによって手元を狂わせ的を三回外した方が負けというルールで。ロイはダーツの矢を投げる仕草をしながらハーシュの返答を待ち)
食堂→娯楽室
お前の無茶振りは権利者の戯れを思い出すな。何年も前の話だが…俺がまだ商人を始めたばかりの頃、ある邸宅に呼ばれて同じ様な遊びをした
(ロイの考えたゲームの内容を聞くと若かりし時分の苦い記憶が思い出され小さく鼻を鳴らし。食事を終わらせ早々に立ち上がり)
夕方からは航海士と詰めた話をしたい、それまでなら付き合ってやる
(娯楽室に向かうべく食堂を出て先を歩き始め)
食堂→娯楽室
へぇ、兄さん同じようなことしたことあるんだ。で、結果はどうだったの?相手を潰してやった?
(ハーシュの言い振りからしてあまり良い思い出ではないらしく、顔は晴れやかとは言えず。それを見てあえて『ハーシュが勝ったか?』と問うてみて)
夕方までならたっぷり時間はあるね。航海士と会う頃ちゃんと立ってられたらいいけど
(相手に遅れて食堂をあとにすると横に並ぶようにして歩き、クスリと含み笑いをし)
娯楽室
俺は負けて、その時一緒に居た恩師が犠牲になった。そいつは屋敷で鮫を飼っていて、俺の目の前で餌にした
(その時の光景は脳裏に焼き付いていて簡単にあらましを話すが既に表情には変化は無くただ過去の事実を伝えただけといった風で)
そうだな?俺が立っていられない程になったらお前のせいだ、ロイに代わりに海図室に行ってもらうか。
(挑発めいた相手の笑みに同じ様な種類の笑みを返すと娯楽室に入り、室内にはカードに興じる4人の船員が居り、その中にスタズも混じっていて。船員達が立ち上がって一礼する中で、こちらに目を止めたスタズは席は立たないが挨拶代わりに手をひらつかせ)
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