世界の敵〆

似てないな
（縁に腰掛けたロイを多少見上げる形になると、自分の物真似をする弟をすました顔で評価し、気安い格好で背を凭れ片腕を縁に掛けて）

本当だな。見返りがないなら期待外れのお荷物もいいところだ…いや、待てよ
（先程の上辺とは打って変わってロイに同調しながらもふと考え付いた発想に眉を寄せると顎に指を当てて瞳は宙を見、暫く思案し）

母親を正室方の刺客に殺されたと言っていたな…街でひっそりと暮らしている者をわざわざ殺したという事は 邪魔だ、その存在が気に入らない、又は脅威になるという事…事次第では金や人脈にも化けるかもしれんぞ
（ロイの不穏な考えまで気付かないものの今まで通りに彼女を懐柔し大陸に運ぶことが利益になる可能性も示唆して）


（／なんと器用なこと…！是非宜しくお願いします(笑)）