匿名 2017-06-17 03:18:11 |
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客室前→客室
ハーシュ兄さん?……抜け駆けなんてズルいんじゃない?
(こっそりと部屋に入ったはずが、中から聞こえてきたのは聞きなれた兄の声で扉を開けると同時に声を上ずらせ不可解そうに片眉をあげて。どうやら朝の日課としてこの部屋に寄っていたらしく自分のことを棚にあげ、抜け駆けを非難するが、内心ではハーシュとデイジーが何度も同じ空間にいたことを不満に思っており。だがデイジーに話しかけられれば条件反射で顔から不満の色はなくなりベッドの横で立て膝をつき胸に手をあてて)
初めましてデイジー。僕はロイ・ヴォルクマン、この仏頂面のハーシュ兄さんの弟で君を助けた騎士。兄さんはこの船を退屈って言ってるけど、僕が君を楽しませてあげるから安心してね
(貴族としての礼節をわきまえるハーシュとは異なり、ロイはいつもの調子で話しかけ最後にはにこりと優しげで上品な笑みを浮かべて。その変わり身の速さからか、兄弟であまりにも異なる態度をとることからか、デイジーはクスクスと口に手をあて上品に笑い、その姿さえ絵になる美しさで)
(/こちらとしましては妾の子であることを気にしない天真爛漫な子か妾の子であることを気にして何事にも消極的な子かの二択だと思っておりましたので、純粋無垢な子で問題ありません!妾の子でありながら王の資質を持つというのもいいですね!今後ストーリーに応用できそうですし……)
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