世界の敵〆

『貴方がたがそうだなどとは申しませんが、お金目当てで近付いてくる方達は今までにもいっぱいいましたから…そう言ってくれて、嬉しいです』
（デイジーはロイの言葉にふわりと微笑んで。ハーシュはロイに視線で意見を求められると口を開くがあくまで対面を崩さず）

王女様が、王女様である事に変わりはありません…それに私は、見返りなど元より、望んでおりません
（嘘偽りなどまるでないかのような表情で、デイジーには謙虚に微笑む様を見せ）

…このままデイジー様を帰さなければ、俺達は彼女を攫ったあの男と大差なくなる。それどころかニュート国から誘拐の疑いをかけられ大罪で追われるかもしれない。帰る必要がないから帰らせないとか、そんな簡単な問題ではない
（彼女が聞いている目の前で、ロイに今まで通りに王女を帰す意思を伝え、｢お食事の用意が御座いますので｣と使用人にデイジーを食堂まで案内するように命じ彼女をこの場から下がらせ）


（／了解です。伏線は作ったので、後はのんびりやろうかなと。私的には、ロイ様がこの事を忘れてマンネリした頃に展開動かしたいですね…）