【FF15】旅仲間とホテルの中で【BL】

【FF15】旅仲間とホテルの中で【BL】

ノクティス  2017-01-28 19:21:40 
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FF15のトピックが全くなかったので作らせていただきました、しかもBLです。
ノクティス王子とその仲間達の誰かでいつも宿泊するホテルの中から始まる設定。両片思いや一方的~告白いちゃいちゃまでできれば嬉しいです、なるべく気持ちキャラ寄りで、ロルは長かったり短かったりと細かく使っていただければと。一応攻めでも受けでもどちらでも受け付けます
おひとり様お待ちしております。

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  • No.81 by ノクティス  2017-03-26 00:08:09 

(海辺のさざ波に似合うくらいの程よい静穏さ。陽気な彼とのコミュニケーションは度々振り回されてばかりだが、時折、自他ともに認めるといった献身的な心遣いでお互いをきちんと見定め合うことができる。普段の戦闘においても人としても、出会ってからの積み重ねが垣間見えるように呼吸が不慣れなくと空気に馴染めさせられて。彼の上機嫌な鼻歌を耳にしながら歩を進めていく。足元の砂を軽く踏み込みながら悠長にと、自身は沈黙を貫いて。苦でもない無言の続き。言いたいことがあれば何かしら口を開くだろうが、特にこれといってする会話も無く、二人してのうのうとする。 この身を通り過ぎてゆく風を浴びながらに着いた目先の桟橋を前に、はたと歩みを止めてみて。その場で佇めばご覧の通りといえる、奥深い夜空の景色を澄み渡るように自身の瞳に刻み込み)
…夜、なあ……
(…夜ってやっぱ、侘しいな。幾度もそう思う。幼い頃の夜なんてのは、常に1人だった記憶。ーー幼くして母を亡くし、男手一つで育て上げられた、父親のたくさんの愛情を注がれた日々の暮らしは極めて幸福なもので。勿論、王都生活には不満もありいい事ばかりでは無かったのだが、思い出なるもの今となっては全て、かけがえのない名誉となっていて。…でも、やっぱり何かが足りない。寂寞な一室で眠りにつく頃は、いつも1人きり。そのほんの隅にある僅かな記憶だけが、寂しくて。自身の中では良くも悪くも儚く印象に残っていた。単純だが、夜というのはなんとも切なく、侘しいものだ。……つい目の前の光景に五感を研ぎ澄ましていたおかげで、茫漠と立ち尽くしていたまで。隣で切ったシャッターの音は淑やかにと溶けていき、彼と居ることを実感させられるまでに少し時間がかかって。薄らと浮遊していた身の置きどころを取り戻し、やがて視界を隣へと移して思う。…嗚呼、彼の明朗とした瞭然な振る舞いがこの気を晴らしてくれるのだろう。比較的己と正反対な様を眺める心地はなんというか、自然と惹かれるような、彼特有の個性に憧れを抱く。…人の温もりというやつを、求めてもいいだろうか。そんな瞳で見ては我ながら恥だと唇を噛み締めて、再び目線を海辺に移せば駄目元でふと口を開いてみて)
…なあプロンプト、今夜さ。俺と一緒に寝てくれたりー…とかしねえかな。添い寝つーか……添い寝、みたいな。 …ははっ、何言ってんだ俺…。

  • No.82 by プロンプト  2017-03-27 23:31:19 

(自身が紡いだ小さな呟きを受けて、彼は何かを考え込んでしまったらしい。その場で静かに立ち尽くす相手をちらりと見れば、彼のその目が何処か遠くを見ていることが確認出来て。シャッターを切りつつも何となく彼の寂しげな様子を察してしまえば、その体躯がいつもよりも小さく思えた。腹の前で握り締めたカメラをただただ見詰める。自分は何かいけないことを言ってしまっただろうか、そんな不安がふと頭を過ぎったためだ。しかし、一通り思い返してみたところでそんな失敗は一切見当たらない、と思う。ならば何故――と思考を巡らせた時だ。聞きようによっては縋るような声色の言葉が耳に入り、思わず目を瞬かせる。一緒に寝る?添い寝? 無論嬉しいお誘いであることに変わりはないのだが、何故その頼み事に行き着いたのかがわからず、真意を探るべく隣へと視線を向ける。彼は海辺を見ていた。その揺れる瞳に、何となく、放っておくのは駄目だと感じた。言葉には出さないまま全身で寂しさを訴える彼を少しでも温められたら。そんな感情のままに相手を真正面から抱き締めては)
態々許可なんか取らなくてもいいの、ノクトのしたいようにしてよ。オレ、ノクトのお願いなら何だって聞くよ?――…なんて言ってると、王子を甘やかし過ぎだーってイグニスやグラディオに怒られそうだけど。
(ただ安心してほしくて、背中を片手でとんとんとあやす様に撫でる。ノクトのお願いなら何だって叶えたい。その思いは嘘じゃない。緩り目線を上げれば、星を鏤めた夜の空が視界いっぱいに広がる。ノクトの色だ。綺麗で優しい、ノクトの色。今彼を包んでいるのは己だと言うのに、己が彼に包まれているような錯覚をしてしまう。背を撫でる手を止めぬままに口を開けば「…ね、大丈夫だよ、ノクト」と。どうしたって彼の心の内はわからないけれど、せめて寄り添うことで彼を支えることが出来たなら。その一心で、またぽつり)
傍に居るから大丈夫。…今日は一緒に寝ようね、ノクト。

  • No.83 by ノクティス  2017-03-29 17:43:02 

(心の中の切なくも空虚な気持ちが薄ら薄らと溶けてゆく。視界の目の前が背丈の差の無い彼だけに定着すればその刹那、瞬く間もなく腕の中へと抱かれ包み込まれるとふと重心がよろけて、立ったままに完全に身を捧げる状態になっていて。はっと、彼の振る舞いと柔らかな声音に耳を傾け続ける。…言葉が出なかった。からかわれると予想していたが、不覚にも自身の求めていた温もりをすぐ様共有してくれて。単なる願望を意味深げにぽつりと言い零したのを察せられれば、ただただ恥ずかしさが残ると同時に嬉しさが湧き上がってきた。背中を撫でる腕が過去の自分にも慰め、温めてもらえてる感覚。大丈夫だよ、と囁かれる程に気持ちが高揚していき、堪らずぎゅう、と深く抱き締め返す。…寂しかった、ずっとこの温もりを感じていたかった。月明かりが照らす夜の水面を目前にすれば、幼い頃の記憶が辿り輝きに満ちたそれを肩越しに視界に映すことで、彼の体温と共に心が浄化されていき。抱きつく腕には隙間が無いくらいにしがみ付いて、顔を擦り寄せる。この幸せを噛み締めて、小さく息を吸い細く震わせた声で「…っ…サンキュ…」と、ただ一言。)
ーー……はぁ、悪い。ありがとな、プロンプト。 なんつーかな…夜だからか。急に寂しくなっちまってさ、不思議だよな
(ゆっくりと腕を緩めては隙間をつくり、手を離せば目線を下げつつ僅かに口角を上げてみせる。察せられているのならば何を隠そうと、素直に思ったまでのことを述べて。「…夜ってやっぱ、俺そっくりだわ」友人が先ほど言っていたように、己の色だと指摘された夜空を見遣ればこの目に焼き付け、自らも口にする。彼にそう思われているのなら悪くない気がした。毎夜訪れる1人きりの夜は嫌いであったが、今なら仲間がいて、更にはこの気を晴らす、朝焼けのような彼が傍にいるのだから。へっちゃらだ。そう心をすり替えればさほど大したことではなかった。だいぶ落ち着きを取り戻してほっと一息をつく。暗さ的にもそろそろシガイが現れ出始める頃だろうと、身の安全を守るべくホテルの方角へと1歩足を踏み込んで)
すげー暗ぇ…あいつら心配させてっかもな、帰ろうぜ。

  • No.84 by プロンプト  2017-03-30 20:25:03 

うん。…へへっ、どういたしまして!
(抱きしめ返されて、更には感謝まで述べられれば、それだけで胸いっぱいの嬉しさが込み上げてくる。抱き締めるという選択肢はどうやら間違っていなかったらしい。ゆっくりと離れゆく身体。満面の笑みで以て相手の言葉に返事をしては、素直に本音を吐露してくれた彼に少しばかりの安堵を抱く。相手はその立場上、自身の気持ちに蓋をしがちだ。溜め込んで、抑え込んで。そんな様を見ていると、いつか壊れてしまわないかと不安にもなるわけで。だからこそ、こうして気持ちを言葉にしてくれるだけで安心する。願わくは、自身が彼の心の拠り所に。それが駄目ならあの二人が彼の心を支えて欲しい。眼前の親友の崩れ落つ姿だけは絶対に見たくないのだ。それはきっと、あの二人も同じで。――帰路への一歩を踏み出す相手。その背を見詰め、密かに気持ちを引き締める。どんな形であれ、オレはいつも通りのオレでノクトを支えよう。それが、オレに出来る唯一のことなのだから。決意を固め拳を握り、けれども表情は柔らかく。ステップを踏むように足を踏み出せば、いつもの定位置、相手の隣へと軽やかに駆け寄って)
そだね〜、これ以上遅くなると迎えに来るかもしんないし。……あー、今日は疲れたけど楽しかったぁ! ノークト、また遊びに来ようねっ。
(相手の顔を覗き込むと、口角を上げてにんまりと笑ってみせる。重さで沈む砂に足を取られないように気を付けながら歩みを進めれば、やっぱり100mなんて短いもので。浜辺から駐車場への段差を上がれば、爪先軽くとんとんと地面を蹴るようにして靴底の砂を落としたりしつつ)
うわっ、やば。全身砂まみれ〜……流石に怒られるかなぁ、これ。

  • No.85 by ノクティス  2017-04-03 23:12:35 

(此方の隣へと尚且つ当たり前のように、歩く先の視界に映り込んだ友人の微笑みかけに目をやれば「おう」と小さく頷いて。何事にも、最後の最後は決まって絶えず笑顔、と振る舞う彼の気立ての良さには心底感謝していたりもする。そんな心の状態である程度の距離を踏み進み、海岸から建物の地へと上がり。ずりっと足裏を全面的に引きずるようにして砂を落とせば、衣服に付着した砂の汚れも同時に振り払い)
俺もやべーわ…つーかちょっと濡れてるし、ここ…
(自身のジャケットに手をかけて見れば、裾やあちこちの箇所に潮水が浸透していて。衣服が黒もののおかげでいいことにあまり目立たずに済み、濡れてしまったのも自業自得だと思ってしまえばぐずることなくふう、と肩を落として)
流石に門前払い~…は、ねえな。髪キシキシだし、早く風呂入りてえー。
(一方の隣の友人を見据えては、背中に付着した砂を苦笑いつつ片手で軽く振り落としてあげて。不覚にも、仲間に汚した原因をこれ如きで聞き出されては何という理由づけで答えてやるかと考えながらにある程度落としてやれば、来た道を再びゆっくりと引き返し始めて)


(/やべープロンプト。堪らず出てきちまった、俺な(片手ひらり)レス遅くなっちまったわ、毎日の楽しみにしてんのに全然返せる時間なくってよー…(首裏掻きつつ)まあ、亀レスとかお前気にしねえって言ってたし謝る必要もねえかな、とは思ったんだけど。ただ遅れると話にムラができっから、行動凝れなかったり台詞に困ったりとかでそこんとこ申し訳ないっつー俺のプライドがある…。んでよ、ひょっこり出てきたからには色々謝りてえ事も山ほどあって……すげー俺ばっか先に先にってロル動かしてたことな、毎回返信する度に頭抱えてたわ。(笑)上手くやりてえことをできるようにってプロンプト追いかけ回しちまった挙句、長文返してもらう羽目になっちまってさ…俺、ほんと不器用なー。これからは返しやすい為にも短めでいかねえとな、つーことでマジで気をつけるわ。……あー、やべえ、まだ話すことあっけど本題に戻すぜ。(笑)んっと、今続けてるレスの事な?この先って、風呂入って寝るで終わると思っけど、どーするよ。俺の頼んだ添い寝はしてもらったことにして次のルートに進んでもいいし、もう少し続けるってんなら風呂とかなんかしら飛ばして続けてもいいし俺はどっちでも構わねえんだけど…お前はなんかやり残してることとかあるか?)

  • No.86 by プロンプト  2017-04-04 23:42:50 

だねー、オレも早くさっぱりしてベッドに寝転びたーい。服も早いうちに洗濯しておかないとね。生地が塩で傷みそうだもん。
(風呂へ入りたいと曰う彼にくすくすと無邪気な笑いを零しては、一つ頷いて同意を示した後に服の心配を。生地自体かなり丈夫であるし滅多なことでない限りそんな心配は杞憂だろうとも思うのだが。背についたままの砂を払ってくれたことに「ありがと」と小さく感謝露わにしては、上機嫌に再び鼻歌を歌いつつ海上に作られた木の道を相手と共に歩み始めて)

(/あっ、オレも本題に入る前に少しだけ言わせてよ(にひ、) ごめん…正直に言えばちょっと強引かも、とか思っちゃってたんだ。だけどね、オレってば話進めるの苦手だから、ノクトの方から引っ張ってってくれたのはすっげー助かったよ。それに、オレじゃ考えつかないような展開を入れてくれたりしてさ、ホントに楽しかったし超ドキドキしたぁ〜…!!(自身の赤い頬押さえ) それに、オレは元々長文書く癖があってさ。遣り取りをするうちに思わず手が止まらなくなってたりするから、寧ろオレの方が毎回長くなって申し訳ないなーって思ってたんだよね〜…。だからどうか謝らないでほしいんだ、お互い様ってことでこの話は終了!ってことで。…これ、オレからのお願いね?(ふふ、) あとね、出来ることならこれからも話を引っ張っていってくれると嬉しいなあ…って。あ、無理をしない程度に軽くで良いんだよ!?(あわわ、) もちろん受け身ばっかりになるつもりは無いから大丈夫、安心して!……オレだってノクトをドキドキさせたいし!(もごもご、/照)
……っと。やば、また喋り過ぎたね。オレってばホントバカでしょ?(笑) そだね、やり残しは特に無いけど、オレとしては添い寝イベントは是非とも楽しみたいかなーって。…だってまだノクトを甘やかしたりないんだもん(けら、) だから上のレスは一旦切って飛ばしてさ、二人共風呂から上がって寛いでるーみたいなところから始めてくれると嬉しいな。――…へへ、オレみたいなのの相手してくれてありがとね、ノクト。我が儘聞いてくれたり、色々と気にかけてくれてありがとう(微笑、))

  • No.87 by ノクティス  2017-04-06 19:29:10 

(/…っと、描写の前に、先こっち持ってくるぜ。 俺の行動に合わせたロルばっかでつまんねぇ思いさせちまってんだろうなーって思ったりさ……まあ、ご都合展開?はその…俺も楽しかったわ、色々…(頬掻き、/照) ただやっぱ、引っ張り過ぎたことはちゃんと反省してえし、今回のを踏まえてよく理解したわってことで俺で終いにさせてくれよな、プロンプト(頭ぽんぽん、)…うし、これで満足。な?(クス、)…なんつーかな、俺ぶっちゃけ 移動しながらの会話っつーのが得意じゃねーみたいなんだわ……文末区切んのも下手だし、ついつい行動先読みしちまいがちだし。その点お前は、過去の経験とかを拘り遡りながら忠実に回してくれっから、思い出補正ってな感じでわりと助かってたりしてな、俺。…あぁ、あとお前の回想とかすっげ笑ったわ、微笑ましいっつー意味で(笑)悪いな、感想とか言うもんじゃねーけどあれはちと、キュンときた。あれとかこれとか、海辺でしたことも全部ー……、と…ははっ、えーっと…話、戻すわ…!(どきどき、) あー…まあ迷惑にならねぇ程度に話は引っ張るつもりな?んで…お前からの策ってのも、期待してるぜ(にやにや、)
……ふー、ちょっと口開くと言いたい放題だからな俺も…あんま深く考えんなよ?(笑) ん、りょーかい。じゃ割愛なしでお言葉に甘えさせてもらうわ(枕手に持ち)いや…お礼を言いてえのはこっちも一緒な、こんなやつと付き合ってくれてさ。その、ありがとな(クス、)…んじゃ下、内容緩くなっちまったけど、頼んだぜ。)

(ガーディナinホテル、一室の脱衣場にて。海渡り共に遊び呆けた彼に続き入浴を済ました後、潮水や砂で汚したものとは別の予備の衣服を身に付ける。以前着たものを洗濯機に放り込み洗浄を開始させては、水蒸気で充満したこの場をすっきりさせるべく換気扇を回し、濡れた髪はドライヤーで簡易に乾かし、終えれば歯を磨いて、と一人てきぱきやる事を片付けていき。シャツを掴んでぱたぱたと、服の間に風を起こしながらに友人のいるルームへと足を運んで)
やべー…マジで疲れたわ。
(さすが外とは異なり、潮風が窓に擦り当たることなく静穏にと温和なこの空間は、副交感神経が鮮明に働き出すというもので。床を見つつにのそのそと、今日1日分の疲労を述べながらベッドに足を掛ければ、滑るように真っ直ぐ身体を倒し、うつ伏せになって枕に顔を埋め、その元柔らかさを堪能しようと顔をぐしぐし、押し付けて)
……プロンプト、どこだー…。
(枕元でもごもごと潜漏らせた声で、友人の名を呼び。尚、彼の居場所は自身の直ぐ横のベッドであることは承知の上であれど、ふざけ半分で此方に気を向けさせようと己の片手をゆっくり相手へ伸ばしていって。昨日の今日とで縮まった心の距離、顔を伏せていれば何の取り留めもなく自身の手は彼に近づき、何処に触れるのかを内心わくわくさせながら相手の存在を確認しようと手振り動かして)

  • No.88 by プロンプト  2017-04-08 23:57:22 

(/ん…ノクトの手って気持ちいいよね。ノクトに撫でられんの、オレ結構好きかも(ふへ、) 回想?…ああ、あれ……、っ恥ずかしいから忘れて!!(うう、/照れ隠し)…いやでも、キュンとしてくれたのなら良かった、かな。時々悪ノリしてああいう回想入れたくなったりするからさ、もしかしたらまた何か挟んじゃうかも! もう…策って言えるようなものでもないし、あんまり期待しないでね?(ふにゃり笑い、)
はいはーいっ、頼まれました! あんまり長くなるとあれだし、こっちは全然端折ってくれて構わないからね〜(にま、))

 
(ノクトよりも先に入浴を済ませてしまえば、続けて脱衣場に向かった彼が出て来る前にと早々髪を乾かしたり明日の準備を整える。窓から一望出来る海からは穏やかな様相を見ることができ、自然、張っていた気は和やかに緩み。やがて身体は引き込まれるようにベッドへダイブ。お高い部屋なだけあって、布団はやはり言うまでもなくふかふかだ。「あー……」と無意味な感嘆をぽろり口から零せば、床に放ったままの荷物に手を伸ばし、今日は殆ど弄れなかった端末を手に取ってキングスナイトを起動。のんびりプレイを始めて10分もかからないうちに相手は部屋へと戻ってきて。眠気故か、若しくはゲームに集中しているためか。目線は相手に遣らないままで「だよねー…今日もお疲れ様」と声をかける。しかしどこだーとの声が続けて聞こえれば、漸くその声の主の方向へ顔を向け。と、そこで伸びてきた手にはたと気が付く。アプリを終了させて端末を安全な所へ置けば、自身の空いた両手はそのまま相手の手を包み込むような形へ)
ノークト、オレは此処だよー?
(そう返答する口には柔い笑み。風呂上がりということもあってか相手の手はいつもより熱くて、それがまた何とも心地好い。優しく手中に収めた彼の手に顔を近付ければ、愛おしさ表すように一度ばかり頬擦りしてみせ。直後、ふと思い立って手の甲へと口付けを落とせば瞳煌めかせながら「ね、一緒に寝るからそっちのベッドへ行ってもいい?」と許しを請い)

  • No.89 by ノクティス  2017-04-13 19:52:59 

(言うまでもなく、自身の声がけにやんわりとした返答が心地よく耳を通る。伸ばした手元に感じる仄かな温かみは相手の両手の平の温もり。視覚を枕元にやってるおかげで彼を認知とできるのは、感触と聴覚くらいで。瞳を閉じて仕舞えば、すべすべとしたその手触りが今1度明晰にと自体を感ずることができる。続けてさらりとした地肌を捉えれば、指先がふと髪に触れたと分かってはこれは頬か、なんて謎を解き明かす感覚で。昨日とは一味違ったもどかしさ。彼のひとつひとつの動作がゆっくりと確実に感じられ、なんだか夢心地のようなものだとも言える。相手は今、どんな表情で此方を見据えているのか。気になって友人の方へと顔を倒すと同時に、甲への口付けを狙ったかのように目にしてしまえば眠気でぼやけてた視界もはっきり、じわりと顔の熱さが増してって。愛される、という感覚が一時にして得られてはかなり安堵とされるものだと逸らさず見つめて)
…ん、来いよ。ほら。
(己の性格に気を遣ってか、お願いを申すどころか反対にお願いをされれば否定するまでもなくと誘導してやる様、彼の輪郭を愛おしげにそっとなぞれば頬を綻ばせ、場所の当たりを付けながら後方へと間隔を詰めてやり。速やかに此方のベッドに移動できるよう手前を優先すれば、自身の体温で僅か温まったそのシーツの上をぽんぽん、と軽く叩き合図して)

  • No.90 by プロンプト  2017-04-14 06:43:49 

(輪郭なぞる指先の繊細さを好ましく感じて薄ら目を瞑ると、尻尾があれば全力で振っているであろう嬉しさ全開の様相見せつつ彼のその手を堪能する。次いで、相手の指示に従って場所移動を開始。「お邪魔しまーす」と一言声を掛けた後指定の場所へとぽすり身を横たえれば、確りとスプリングの効いたベッドは揺れながらもきちんと我が身を受け止めてくれた。ほんのりと熱を持ったシーツはまるで自身を出迎えてくれるようで、不思議と優しさに包まれているような感覚が得られる。そんな些細なことが嬉しくて、そしてその嬉しさを目の前の愛しい人に伝えたくて。にんまりと茶目っ気たっぷりに笑えば半ば飛びかかるようにして相手に抱き着き。スキンシップとばかりに相手の胸元へ額ぐりぐり擦り付けては)
えっへへ。今のノクトは湯たんぽみたいだね〜、あったかくて気持ちいいし。あと、風呂上がりだからかなぁ……良い匂いもする。
(すん、と鼻を鳴らして空気を吸う。相手の身体からは石鹸の清潔な香り、衣服からは柔軟剤の甘やかな香り、とそれぞれの匂いを鼻先に感じ取れれば思わずといった様子で言葉を漏らし。――無論、昨日のことがあるので声量は抑え気味。手持ち無沙汰な手はそのままやんわり相手の背中へと回して、己と彼との間をゼロ距離まで縮め)
ねえノクト…、あの、さ……
(言いたいことがあるのに恥ずかしくて言えないらしく、暫く目を泳がせたり唸ったりを繰り返す。熱を持つ顔を見られると余計に言葉が詰まるのか、相手の胸元に顔を埋めるように隠しながら)
……明日も二人の時間、作ってくれる?

 
(/ちょっとごめんね! 端折って大丈夫〜、とか言っておきながら言い忘れたことがあってさ。…勝手に推測するけど、ノクトは今忙しい時期なのかな? いつもお仕事お疲れ様〜、いい子いい子(頭撫でなで、) オレも遅レスで不定期だし、返信の頻度については気にしてないからね。だから、頑張るのは良いけどどうか無理だけはしないでほしい。これ、オレとの約束ね!(にま、) ……へへ、言いたいことはそれだけ。このサイトを開いた瞬間に返事が来てたからすっげー嬉しくてさ。思わずいつもの長考癖をかなぐり捨てて返事書いちゃった。誤字脱字があれば適当に補正してくれると嬉しいな(照れ苦笑、) あっ、これも省いちゃっていいから!)

  • No.91 by ノクティス  2017-04-18 19:07:55 

(使用していた枕を頭上にずらし腕を枕替わりに頭を支えながら、相手が此方の隣へと横たえる様子に黙秘と目を呉れる。身長差はほぼ均等である友人と同じ目線の近くまで、目尻が少し吊り上がってる可憐な形相が自身へと真っ直ぐ向けられたその表情は、まるで天使そのもの。思わずぎゅっと抱きしめたくなる衝動に駆られたが途端、相手の方から抱きつき、押し当てられる額に多少のこそばゆさを感じては「ふは、擽ったいだろ~」と鼻で笑いながらもその後頭部をくしゃりと軽く自分側に寄せるよう、なでなでと可愛がり。温もり知れる彼の柔らかな声音。聞き漏れのないように耳を傾け、頭から腰近辺へと腕を持っていけば自らも確かめるように抱き締めて「だな。プロンプトもあったけぇし、良い匂い…」と胸元下の頭部に鼻を近づけ、お互いの香りを楽しみ合う。…ぬくぬくとしていて、とても気持ち良い。瞳を閉じ、瞼の裏で昔を思い浮かべてみれば、求めていたのは間違いなくこれだと確信できた。そう、幼少期の俺なら、ふかふかしていて何か温かいものに包まれたい気持ちでいっぱいだっただろう…なんて、今にして叶っているそんな幸福に浸りながら彼の温もりを感じ取っていれば、隙間なく身体を寄せ付け抱き締めて。それはもう、心臓の音が丸わかりな程にきつく抱き寄せ。ここまで至近距離だとやはり目の置き所に困るもので、相手の口許辺りをぼんやり見つめてみる。彼が必死と思いを錯綜としている様子に此方も間が持てず「……なんだよ…」と催促させるようにぽろりと呟き二の句を待てば)
…はっ、そんなこと……ったりめーだろ。今日みてえに時間取れりゃ、だけどな。なんならイグニス達に話し付けておくのもアリだけど?
(お前の柔らけえ唇も足んねーし、なんて語尾に付け足せば腰を曲げて、恥ずかしさから逃れた相手の目線まで顔を下げては「リップ…またつけてくれんだろ」とにやり、態とらしくツボをつけば人差し指でふにふにと愛らしい彼の唇を押し遊んでみて)


(/あ、の、な…そー励まされたりすっとこっちも出ねえ訳にはいかなくなんだろ…!ったく…(じと、) んなことは言われなくたってわかってるっての。無理して雑に返したくねーし、お前から返事来てても返せねぇ時は泣く泣く目瞑って翌日迎えたりしてーとかあんだからよ…って、言わせんな(ぼそ、/照) …まあ…さ、感謝するわ。黙って言葉飲み込んでりゃいいのに伝えねぇと気が済まねえって背後うるせーし。(苦笑、)お前こそ、焦り過ぎてどっかで小指ぶつけたりすんなよ(けら、)んじゃ、こいつは蹴っとけ。…と、『P.S. 描写進行遅めの中~辺りだとすぐ返せっかも。長いの使うなってわけじゃねーぜ?』)

  • No.92 by プロンプト  2017-04-19 16:46:10 

(当たり前、の後に続けられた相手の話を要約すれば“時間が取れなければ駄目”ということに他ならない。あ、そっか…と内心残念がると、添い寝が出来ると急上昇していた気分は自然と下降線を辿る。しかし、そこへ更に言葉が続けて耳に入ればはっとしたように息を吸い、嬉々としてその声に耳を傾けて。語尾にくっついてきた言葉はどろり、甘く思考を溶かすよう。そういったことに慣れない身体は直ぐに熱を持ち、頬に朱を走らせる。思わず生唾飲み込みこくりと喉を鳴らせば、明日も期待していいのかと密かに心をときめかせ。瞳はきらり、煌めかせ。頭が正常に回らない中で「…そんなの、オレだって足んないよ」と何とか一言だけ返事をしてみせる。高さが合えば緩り絡まる視線。一度相手の瞳に捕らわれてしまえばこちらから離すことなど出来はしなくて。「…そりゃ、…折角買ったんだしつけるけど…」と答えていれば、知らぬ間に伸びてきた人差し指が己の唇に触れる。そこからじんわりと伝わる温かさと甘さとに一時は酔いしれるが、そのまま遊ばれるのも何処か気に食わないというか、面白くないというか。唇を押してくるタイミングを狙って僅かに口を開けば、はむ、と唇で甘噛みしてみせて)

  • No.93 by ノクティス  2017-04-21 22:59:47 

(言葉の受け取り方によってはどこか不貞腐れた様子。途端に、甘く食まれた指先の生温かさにはぞわりと身の毛がよだち。色白の頬を赤く染め上げる耽美とした彼の目つきに、すっかりと見蕩れてしまう。僅かに双眸を揺らしつつ、きらきらと火照り秘めた彼の表情から更なる気持ちを暴きたい一心で、のろく、指先をそのまま奥に押し込んでみて。「…なんも、つけねぇでも唆るけどな……」リップがなければ満足出来ないと解釈されてるのならそれは誤解だと解いてやる様、ぽろりと本心を述べ、指を舌の上でぬるぬると押し付け踊らせる。…やり過ぎると怒鳴りそー…なんて思い、控えめを心がけようとしてるのにも、風呂上がりの熱を持った身体の所為か自制が効かず。もう少しだけ、ときまりの悪そうな薄目で見つめ、人差し指を下の前歯に引っ掛け中指で口際を撫でながら)
なぁ、俺ちょっとやべぇわ…プロンプト。

  • No.94 by プロンプト  2017-04-22 16:34:02 

(好きな人に“唆る”なんて言われて降参しない奴が何処にいるか。傍にいた5年ですっかり聞き慣れた彼の声も、今はまるで別人のように艶っぽく聞こえる。耳から侵入したそれは甘く痺れるような響きを持って身体から力を奪っていった。押し入れられた指のせいでまともな言葉を返すことが出来ず、舌の上で蠢くそれを噛んだりしないようにするだけで精一杯。舌の裏から出て来る唾液は飲み込むことも侭ならず、重力に従って一筋、口の端から零れ落ちた。ああ、やだなぁ、シーツが汚れちゃう。そんなことに気を取られていると、指にはまた違う動きが。前歯は捕らわれたものの、少なくとも舌を開放されれば漸く喋ることは出来るようになって)
…っん。…ねえ。もっと、やばくなっていいよ…?
(発した言葉は普段のものより舌っ足らず。細まる瞳を愛おしげに眺めながら彼の背筋を指先でなぞり。さて、次はこちらの番――挑発的な視線を送り、途端に目を伏せる。そして、一瞬の躊躇さえもなく相手の指に舌を這わせ始めて。ある時は尖らせた舌先で擽るように。またある時は舌の面で柔らかく包み込むように。そうしていれば次第に楽しくなってきて、ついにはやわやわと甘噛みをし始め)

  • No.95 by ノクティス  2017-04-23 09:53:18 

…っ! …おま、…。
(背筋をなぞられた煽動にぴくり、ホントに良いのかよ…と確かめるように目を見開いては、彼の始める行動にどんぴしゃと目を呉れて。指先だけにじわじわと熱が蔓延り、柔らかな舌が己と空気を一気に変貌とさせる。見ているだけで、自身の中で何かがざわめき始めて。優しく慰撫された次いでは、歯を揃えて噛まれ。噛み合わさる度に身体に電気が走り、ぞっと耳から顔が熱くなってゆく。見ているだけでは何だか抑えが効かないと、彼の口元を見ながら「…マジで、止まらなくなんぞ…」と訝しげに告げては、隙を見て、細くない親指を口の中へ押し込み、少し強めに舌へぐにゅり、と押し付ける。紅く色付いたもどかしい舌を、彼の呼吸の邪魔をしたくて堪らない。同じ視線でありながらも、上から下を見るように目尻を下げながら「ほら…咥えとけ」と、完全に雄の低い声音でさらりと柔く。ゆるゆると押し込んでは、引き抜きを繰り返させて。暫くすれば、口内でぐるん、と指の腹を上に向け、執拗に上顎を撫で擦ってみる。こうすればどんな反応をして見せるのか、悪戯半分でそこを擦り続けては)
…声、抑えてな。今夜はちゃんと、独り占めしてぇから…

  • No.96 by プロンプト  2017-04-23 17:27:42 

っん、…ふ、……っぐ、…
(押し込まれた親指が舌に押し付けられれば反射的に嘔吐き、眉根に皺を寄せて思わず呼吸を止める。内蔵が浮き上がるような独特の感覚。それが治まればけふりと咳を一つ。続けてぽろりぽろりと生理的な涙を流し、再び相手の顔を見遣った。聞き慣れぬ雄の性丸出しの低い声音にぞくりと皮膚が粟立つ。…このままノクトに食われてしまいそうだ。指を食んでいるのは己だと言うのにふとそんなことを考える。呼吸の整わぬうちから親指の出し入れが始まれば無闇に歯を立てないようにと唇を窄め、これ以上唾液で汚さぬようにと親指に軽く吸い付いてみたりもし。けれどそんな気遣いも、彼が上顎を撫で始めてからは全く機能しなくなってしまった)
っ、ふぁ……、んーっ、ん、…っ!
(――おかしい。何で気持ちいいの? 口の粘膜を嬲られるという初めての経験に言葉にならぬ声を咄嗟に上げれば、背筋をなぞっていた手は相手に縋り付くように力が入る。頭が痺れて、顔が熱い。…どうしよう、どうすればこの快感から逃れられるのだろう。考えてみれば相手の手を引き抜けば済むことなのに、混乱した頭ではそんな考えすら思い付かない。あ、あ、と吐息と共に零した喘ぎは相手の意思を尊重してか、部屋に響く程の声量ではない。気持ち良さに溺れる不安からか、或いは恥ずかしさからか。身体を一度ふるりと震わせては涙で潤む眼でじっと彼の瞳を見詰め)
こえ、たのひい…?
(上手くは喋れないが「これ、楽しい?」と聞いたつもり。ノクトが楽しいのならそれでいいのだが如何せん変な声が出るわ涎でべとべとだわで、己としては恥ずかしくて堪らない、といった感じで)

  • No.97 by ノクティス  2017-04-26 23:15:51 

(目尻に涙を溜めてやや苦しみながらに呻き、一切拒もうとしない相手の様子を伺えばより遊び心が騒ぎ出すというもので。その小さな喘ぎの合間には「えっろ…」なんてついつい小声で本音を漏らす。もっとコイツの反応を見てみてぇ…そんなふわふわとした軽い気持ちでそこをしつこいくらいに親指で撫で続けていれば、楽しいのかという喋るのにも苦労な口で此方は難無く聞き取っては「ふっ…なんかわかんねーけど、癖になりそうだぜ…」と、熱い吐息混じりにせせら笑い。本人曰くは、まだ遊び半分といった感じで漸くと親指を引き抜いてやる。そうすれば自身の空いてる口元にその指を近づけて、ぺろりと舌這わせて親指、人差し指と順番に彼の生唾を感じ。それを不意にも見せびらかすように平然と舐めて、目線は相手の口元を眺めつつ「あーあ…垂れてんな、よだれ」誰のせいでこうなったんだか、と他人事のようにやれやれと肘をつき、上体を起こして。縋り付く彼の腕をするっと手を滑らせ毛を逆立たせては、そのまま肩を倒すように押して。ぎし…と緩くスプリングを鳴らしながら、相手の上に覆い被さるようにする。本来の目的は添い寝だけのはずだったのに、夕方の海辺でこの目に映した時よりも半ば乱れた容姿を見つめていては、どうもそうはいかなくなってしまったらしく。その誘うような目つきとか、色付き潤んだ口元とか、恥を感じてる様に自身の心は恍惚と煽られて)
…もったいねぇ……
(そう言って顔を近づけた矢先は、相手の輪郭を伝って出る生唾へ。舌先を伸ばし、垂れ着いた顎周辺からぬるりと口際まで平らげる。はあ、と一度舌なめずれば今度は唇、愛おしさを表すように角度をつけてキスを施せば、自然と左手が相手の左手首を強くベッドに押し付け、支配して。それで怖がらせてしまわないように多少の気遣いで、唇は優しく食むよう愛おしげにバードキスをお見舞いしてみせる。…好きだ、好きだ、プロンプト。そう心の中で言葉を投げては、眉を潜めて。少しすれば等々止まらなくなってきたのか、気持ち抑え気味でいた唇は一旦惜しく退いて、彼を求めるような惚けた表情で)
プロンプト……舌、出して。

  • No.98 by プロンプト  2017-04-29 09:18:19 

(口腔内から引き抜かれた彼の指は唾液によっててらてらと艶めかしく光る。それがそのまま、見せ付けるかのように彼自身の口元へと運ばれて――思わず目を見開いた。「……っ、ちょ、ノクト! なんで舐めるの…!?」指を這う赤い舌がやけに目に付き、内心どきりとする。バカじゃないの、信じらんない、えろいのはどっちだよ…! 予想外の行動にぐわりと体内の血が騒いで、顔は湯気が立ちそうな程。そんな己に追い打ちをかけるが如く涎を指摘する相手の姿は、己と比べて随分余裕があるようにも見え。相手に翻弄されるばかりの歯痒さだったり悔しさだったり、そういったものが胸中に芽生える。ふと気付けば、覆い被さる彼の姿が眼前に迫っていた)
…は、…ぁ……
(肌を這う舌の感触に熱い吐息を零す。どろりと理性が溶け出して、綻んで。相手に身を任せる心地良さの度合いが、感じていた羞恥の度合いを軽々と追い抜かしてゆく。ほわりほわりと熱に浮かされるような心地で口付けを受け入れて、左手首がベッドに縫い付けられる感覚に不安の入り交じる表情を浮かべた。そんな自身を慰めるような、優しい優しいキスが降ってくる。温かな。ともすれば熱いぐらいの情を携えて降ってくる彼の口付け。どれだけ熱を貰ってもまだ足りないと思うのだから、自分は我が儘なんじゃないか、と不安にもなるわけで。…ああ、伝わって。オレだってノクトが好きだ。誰にも負けないぐらい、大好き。眉を顰める彼の顔は酷く色っぽくて、ここで相手の言葉を借りるならば、唆られる。抱いていた不安は知らぬ間に解け、今では更なる期待が胸を支配していて)
…うん。
(普段ならば敢えて王子様の仰せのままにーなんて茶化す言葉を選ぶが、今は言わない。この時間は、この時間だけは。どうか、身分を忘れてほしいと願う。王子としてのノクティスではなくただのノクティスとして、ただのプロンプトに触れていてほしい――そんな願いは、鍵をかけて心の奥底に沈め、そのまま封じ込めることにする。ノクトには、絶対に気付かせない。一度、態とらしくゆっくりと唇を舐めれば「…へへ、お手柔らかに…ね?」と何処か誘うようにほんの少し首を傾げて相手を見詰める。焦らすようにゆっくりと、殊更ゆっくりと口を開けば、相手の指示通りに舌を出して見せ)

  • No.99 by ノクティス  2017-05-01 12:40:43 

(返事の後に付け足された要望と、一寸の扇情的な行動にそぞろと欲情を掻き立てられる。「(っ…煽ってんのかよ、その言い方…)」付き合う前から薄々感じてはいたが、ふとした拍子に見せる友人の仕草や視線は何時も何処か魅了される。己の意中の対象故に理性が揺さぶられる一方で、彼の発言から此方を求める口振りを聞き出す毎に、自身の言動はすぐ調子に乗ってしまうばかり。 お手柔らかに、との申し出に、本当に自分を抑制する覚悟があるのかどうか。それ以前に、口から出したその一言は''これ以上もの段階を踏んでも良い''という誘い文句であるのか。――惜しみ無く時間をかけて出てきた舌に熱い眼差しでじっとり見入れば、それに引き付けられるよう物欲しげに口を半開きにして暫く眺め。空いてる右手で軽く顎を掬い、ピンポイントに舌先が此方に向くよう角度を定めては「…舌、引っ込めんなよ…」と忠告したのち、ついにお待ちかねの据え膳へと、舌先を伸ばして。赤く尖った果実のような相手の舌に、そぞろと自身の舌をくっつけ合わせる。ペロペロキャンディを舐めるかのように上手く弧を描かせ、口から出た範囲をひたすらゆっくり、嗜んで。――しかし突如、そんな甘ったるさは忽ち変化を遂げ、一旦自身の舌を引っ込めては透かさず彼の舌先をぢゅう、と唇で吸い上げてしまう。やむを得ず、下手なりにそれにこびり付いては、甘噛みを試みようと何度か歯を立ててみたりもし。雰囲気を出すためにゆっくり、ねっとりと時間を掛けて愛撫するつもりが、しょうもない独占欲に駆られて理性が行動を慎もうとしてくれなかった。黙って口を開いてくれれば多分、こんな風にはならなかったのだろうか。手首を抑える力は次第に増し、それ加えて畳み掛けるように突っ込ませるだけ舌を押し込み口を塞いでは、逃がさぬように絡み、突っ込み、むしゃぶりついて。――そんな欲望に忠実な唾液交換も束の間、初めての体感はやはり気持ちを追い抜くことまでは不可だった。息は乱れ、みっともなく呼吸を取り戻しては互いに猶予が渡る。相手の耳の下に右手を這わせ、左手首をそっと解放してあげればその手は顔の横に肘を付き。苦しみ紛れにこつん、と額を擦り合わせては、余裕のない声で)
っ……なぁ…、ダメだ……このままだと、マジで先行っちまう…ッ…。

  • No.100 by プロンプト  2017-05-02 21:20:08 

(舌同士を触れ合わせるなんて初めての経験で、ぬるりとしていて温かい、何処か不思議な感覚に僅かながら腰が引けてしまう。けれど、ゆっくりと動かされるそれに安心したのか。ほわり蕩けた表情で少しずつ身体を弛緩させてゆき。しかし、相手の動きが突然変わればびくんと肩を揺らして驚いた様相露わに。涙がじわりと滲んだ。舌を引っ込めることも許さないような吸い上げ、甘噛み――相手を煽ったのはこちらだと言うのに、自身の欲を引き摺り出されることには酷く怯えを抱いてしまう。ああしたい、こうしたい。もっと。もっと。足りないからもっと。そんな浅ましくはしたない感情が彼に露呈するのが嫌で、けれども、欲に任せてしまえば楽なのだと思う。だって、こんなに気持ちいい。だって、ノクトは自分にありのままの欲を向けてくれる。だって…だって、こんなにも幸せなんだから。彼の背に縋っていた右手は思いを重ねる毎に少しずつ、彼を包み込むようなものへと変わる。相手の欲も想いも全部受け止め、受け入れ。そして、応えるように舌を伸ばした。最初は恐る恐る。次第に情熱的且つ扇情的な動きをみせ。先程までの及び腰など今では見る影もない。軈て離れる唇、次いで触れ合う額。互いの皮膚に当たる荒い呼気はやけに熱っぽかった。何処か苦しげな彼の顔を見詰め、改めて感じた愛おしさに柔い微笑み浮かべては)
――…じゃあ、さ。一つだけ聞かせてよ。ノクトは…ここでやめたいの?
(先へ進むのなら今まで以上の覚悟が必要で。けれど、彼が望むのなら。その一心で言葉を紡ぐ。否、違う。本当のところはそれだけではない。誰よりも先を望んでいるのは、本当は自分自身――。己はどうしたいかを伝えないまま相手に答えを求めるのは狡いことだと自分でも思う。顔には自嘲の色が滲んだ。手持ち無沙汰となっていた左手は緩やかに相手の横髪を梳く。手に取った端からするり流れ落つその艶やかな黒は、重力に逆らうことなくこちらの頬へと降りかかってきた。さらさらとしたそれは擽ったくて、気持ち良くて。くるりと人差し指に巻き付けてみたり、指の腹で優しく撫でてみたり。答えが返ってくるまでの間、内心疼く気まずさ誤魔化すように手を動かし続けて。一方の右手はゆったり、相手の背を一定のリズムで撫で続けるばかり)

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