ノクティス 2017-01-28 19:21:40 |
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…っ! …おま、…。
(背筋をなぞられた煽動にぴくり、ホントに良いのかよ…と確かめるように目を見開いては、彼の始める行動にどんぴしゃと目を呉れて。指先だけにじわじわと熱が蔓延り、柔らかな舌が己と空気を一気に変貌とさせる。見ているだけで、自身の中で何かがざわめき始めて。優しく慰撫された次いでは、歯を揃えて噛まれ。噛み合わさる度に身体に電気が走り、ぞっと耳から顔が熱くなってゆく。見ているだけでは何だか抑えが効かないと、彼の口元を見ながら「…マジで、止まらなくなんぞ…」と訝しげに告げては、隙を見て、細くない親指を口の中へ押し込み、少し強めに舌へぐにゅり、と押し付ける。紅く色付いたもどかしい舌を、彼の呼吸の邪魔をしたくて堪らない。同じ視線でありながらも、上から下を見るように目尻を下げながら「ほら…咥えとけ」と、完全に雄の低い声音でさらりと柔く。ゆるゆると押し込んでは、引き抜きを繰り返させて。暫くすれば、口内でぐるん、と指の腹を上に向け、執拗に上顎を撫で擦ってみる。こうすればどんな反応をして見せるのか、悪戯半分でそこを擦り続けては)
…声、抑えてな。今夜はちゃんと、独り占めしてぇから…
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