柊 2014-06-16 01:29:42 |
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>物乃芽
―――…ん、――シラ、タマ?…ふふ、くすぐったい。
(すっかり夜が更けてしまった頃、鼻腔をくすぐる良い匂いと木々の揺れる音に目が覚め起き上がり。日中のじめりとした空気はすっかり冷え、思わず空を見上げるとそこには光輝く星が見える。星座の知識などまるでない柊だが、その瞳に写る星たちに思わず感嘆の声をあげていると、いつの間にか柊の膝へと座っていたシラタマがチロチロと柊の手を舐める)
さてさて、シラタマ。
今日のお夕飯は何だと思います?良い匂いがしてしまって、シラタマもそう思うでしょう?
物乃芽さんの作ってくださるご飯は美味しいですから、きっとシラタマも気に入ります。
さぁおいで、
(言いながらシラタマを抱き上げると、しかし布団を畳んでいないことに気が付いて。一度降ろそうとするも、随分と器用に柊の肩へと乗っかるシラタマに驚きながら布団を畳み勝手場へと足を進める。シラタマを肩に乗せたまま、途中聞こえる鳥の鳴き声に耳を澄ませながら)
―――物乃芽さん、いらっしゃいますか?
(間もなくして勝手場へ足を踏み入れると、遠慮がちに声を掛けながら)
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