柊 2014-06-16 01:29:42 |
通報 |
(ご心配本当にありがとうございます(。・ω・。)!!東北住みなので台風秋風大丈夫ですよ!!
物乃芽さんの方も体調に気をつけて過ごしてくださいね(*´ω`*)
これからもまったりゆったり、楽しいお時間一緒に過ごしてくださると嬉しいです!!
こちらこそよろしくお願いします(*´`)ゞ
>物乃芽
そ、それとこれとは別です。あのときはっ――…っ、
(引き止められた腕に、柊は分かりやすくビクリと反応した。見ないようにと両目を隠していた手は、物乃芽によっていとも容易く退けられてしまう。彼の言葉に頬を染めながら、そして慌てるように言葉を紡ぐが、反響するのは彼の言った「共に風呂に入った仲」という言葉。その出来事を一瞬で思い出した柊はまたもや分かりやすい程頬を染め、そして口を寄せようとする彼に背くこともなく目を伏せて)
(しかし、そんなことを思う暇もなく聞こえてきたのは彼の小さなくしゃみ。ハッとして目を開ければ、ようやくその状況に顔を青ざめる。秋とはいえ、もうすっかり肌寒い程。吐く息はうっすら白く、容易にその寒さを伝えていた。冬に生きる柊は寒さをあまり感じもしないが、目の前にいる彼は全くもって逆の立場にいる。こんな薄手では今度は物乃芽が床に伏せてしまうかもしれない)
毛布と足袋をお持ちしました、お着替えになって今日は中で過ごしませんか?秋は逃げませんし、もっと温かく日の出ている日のほうが物乃芽さんも過ごしやすいと思うのです。
それに――…たまには物乃芽さんと居間でゆっくりと時間を過ごしてみたいと思っていたのです。物乃芽さんのことをもっと知り、今の幸せを感じたいのです。―――いけませんか?
(そっと、小さく。ぽろぽろと溢れるように紡いだ言葉の数々は、どれも柊の本心だった。もちろん物乃芽の体を気遣ったのもあるだろうが、それでも後者の思いも強い。知らずのうちに物乃芽の手を握ると、そこには力が入る。秋だからだろうか、それとも春夏に比べ寒さが滲むからだろうか。
秋に入り、随分と気が滅入る時間が増えたように思う。拭えぬ不安が心にモヤモヤととり憑いては離れない。表情は柊でも分からぬ内に暗いものへと変わり、その目線は彼と繋ぐ手ではなく、無機質な冷たい畳の上だった)
トピック検索 |