柊 2014-06-16 01:29:42 |
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>柊
(確かめるように寄り掛かってくる背中がふれ合うだけで胸が温かくなり自然と微笑みが零れる。そして細い指が絡んでくれば離さぬよう優しく握り込んで)
……生を与えるか。あんたの口からその言葉が聞けるなんてな。嬉しいよ
…俺はずっと俺以外の四季がどんなものか見てみたかった。生物が織りなす物を…、本当に生死は次へと連なっていくのかをこの目で確かめたかったんだ。それがこうして今叶っている。…今は早く柊の見てきた世界を見てみたい。この肌で感じてあんた共にありたい
(手を軽く握り直し一度離すとちゃぷんと水音を立てゆっくりと振り返る。そして相手の項に口付け背後か腕を回すとぎゅっと抱き締めて「柊、俺も冬に…あんたに焦がれてる」耳朶を甘噛みし囁くと「先に上がってる。のぼせるなよ」と言い残し濡れた白い髪に口付けて相手の返答を待つことなく風呂場を後にしようとして
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