柊 2014-06-16 01:29:42 |
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>柊
(何やらシラタマとこそこそ話す相手は真剣に諭してくれているようにも見えるが、あきらかに笑っていることから己の反応を楽しんでいるのだろうと思って。そう思うと若干羞恥が湧きすっと顔を逸らし「笑うなよ。二人してずるい」とボソリと低く呟くがこんな和やかな一時も悪くないと密かに小さく笑んで)
シラタマと柊は仲がいいな。…友人というよりは兄弟みたいだ。
さっきのシラタマの怒り方と言い…
(大切な弟を守る姉のようだと。額を合わせる二人を穏やかな気持ちで見守って)
……雷、か。……柊?
(空気を切るように落ちる稲妻と鳴り響く轟音にピクリと肩を揺らすがその正体がすぐに何であるか分かると見慣れない雷に好奇心が湧いて。しかし雷はもう少し先の季節だと聞いていたが—-やはり此処は何処か普通とは違うらしいと一人呑気に考え。ふと相手の身体が縮こまったことに気が付き慌てて其方に近付き屈むとその小さく震える肩を抱き、顔を覗き込んで
……大丈夫だ。俺もシラタマもついてる。ただ降ってくるかもしれないから雨をしのげる場所に行った方がいいかもな。……立てそうか?
(怯えている。すぐに其れが分かったがどうしてやればいいのだろうと思いただ安心させようと落ち着いた声色で言葉をかけ背中をさすってやり。そして近付いてくる黒い雨雲と稲光に眉を顰めれば場所を移動した方が良いかと「…木の傍は危ないんだよな…。シラタマ、お前は何処か良い場所を知ってるか?」相手の後ろに隠れるシラタマに問うてみるとひょっこり髪の間から顔を出しミャーと鳴いてはしっぽを右方向に揺らして。「柊、行こう」と相手の手を取ったのと同時に再び稲光と共に轟音が鳴り響き
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