不死の少女(戦闘アリ/異能/途中参加・初心者歓迎)

不死の少女(戦闘アリ/異能/途中参加・初心者歓迎)

着ぐるみパンダさん  2020-08-02 17:23:34 
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とある呪いによって死ぬことを許されない
肉体となった可憐な少女、マチルダ。
そんな彼女を巡り、二つの国は争いを
引き起こした。

ーこれは、「不死」の少女を巡る「殺し」合いー

Please wait…

>1 設定およびマチルダ達のpf

>2 進行上での諸注意


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  • No.256 by tenma  2020-08-13 22:23:19 ID:6aed18bc1

中(纏めていただきありがとうございます!)

  • No.257 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-13 22:29:09 

>254

(/お疲れ様です。)

  • No.258 by tenma  2020-08-13 22:58:13 ID:6aed18bc1

>252
>253

(戦闘の結果は痛み分けだったものの、要塞の方は防御力を大幅に失って帝国の優位性が高まる。くらいが丁度良さそうですね!)

  • No.259 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-13 23:24:06 

>258

(/そうですね、こちらもそれが良いと思います。)

  • No.260 by 名無しの大福  2020-08-14 09:00:46 ID:a6a796058

(/ちなみにステラのとこへ駈け込んで来たウルフさんの所の兵隊さんは、ステラがいつも受けている様な戦況報告をする為に入って来た感じで良いですかね?ゼクシアさんは不在でも大丈夫だと思いますので、取り合えずそこだけはっきりさせていただければ、お返しロールで〆ということにしますが!)

  • No.261 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-14 13:31:27 

>260
【分かりました!ありがとございます(>ω<*)♪】

  • No.262 by 名無しの大福  2020-08-14 16:44:19 ID:a6a796058

>236 >241

また会おうゼクシア、必ず。

【書面で見れば、それらは取るに足らない「一」の集合体だ】
【しかしどうしても考えてしまう、きっとその「一」のそれぞれに、自分やゼクシアの様に意志があり、命があるのだということを】
【――親に倣って軍人の道など歩まず、もしも作家としての道を選んでいたのならば、こんなことに悩まされ続けることも無かったのだろうか】
【参謀室という出世街道の最中、エリートの集まりの中に居ながら、しかし戦争に対してどうにも積極的になりきれず「給料泥棒」などと上司や同僚達から揶揄される様なことも無かったのだろうか】

……あぁ、お疲れ様、報告書類は受け取るよ。

【ゼクシアと擦れ違う様に部屋へ訪れた見慣れない兵隊に、しかしいつもの通り事務的に声をかけて】
【書類を受け取り目を通す、これもまた、いつも通りの無表情】
【もたらされた情報を脳へ刻む、今日も「一」が増えては減っていく】

【痛みを忘れていた頬の痣が再びヒリつきだす様な感覚に、眉を顰め、それを悟られぬよう静かに眼鏡を押し上げた】

(/ではこれにて一連のロールは締めということで……楽しかったです!ありがとうございました!)

  • No.263 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-15 01:20:31 

>262

「ルイ…………ゼクシア様、天狼(あるじ)が仰っておりました、『人の一生は短いために命は大事にすべきだが、たまには粗末に使え』と……。天狼の目的のうちの一つ、それはあなたも同じなはず…………では…………!」

(彼なりに彼女の無表情の中にある姿を理解し、『天狼の一部』であって信頼を置かれている彼が、強く悲しい目で威圧して場を去る)

【この兵長もモブから名前つきになるかもです!】

  • No.264 by 名無しの大福  2020-08-15 08:56:21 ID:a6a796058

(/>263
これはステラに対して言ったのでしょうか、それともゼクシアさんが部屋を出て行く時に言ったのでしょうか。

一つ、ちょっと確認したいのですが、ウルフさんと天狼軍兵さんは、「他のキャラのこと大体理解してるし、考えてることも大体察せちゃう」系キャラなのでしょうか?)

  • No.265 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-15 09:59:42 

>262
【ええと、まず言ったセリフは軸を合わせるためにステラ→ゼクシアに変更しました!もうひとつは、彼とウルフは会うと簡単に人の感情や心情が「わかってしまう(一部例外あり)」タイプですかね?言い忘れていましたが、天狼軍は「ウルフの役目を理解し、また恩がある人格者」で構成されていますね。またややチートじみたものになっていてすみません……(ここまで考えてたならキャラ作った方が早いですね)。】

  • No.266 by 名無しの大福  2020-08-15 10:21:19 ID:a6a796058

(/隠し事があるからこそ、他人に中々心情を読み取らせないからこそ魅力を発揮出来るキャラクターも存在します。
「わかってしまうから」と無条件で相手の感情を読み取ってしまうと、回避する方法が明示されていない場合それは半強制的なものに感じられてしまうかもしれません。
今回の場合も「あれ、急に出て来た初めてやり取りするキャラに急にキャラ心理を理解されたぞ??」というモヤモヤをまず最初に感じてしまいました(ゼクシアさんに対する台詞である場合もゼクシアさんからの許可がまずは必要かと思います、彼女も恐らくですが隠し事がある、感情隠している系のキャラクターさんなので)。

相手の心を読むキャラクターというのは異能力物では定番ですし、それ自体は良いと思うのですが、条件に関しては厳しめにしておいた方が良いんじゃないかなと思いますねー。
長々と口うるさく、失礼しました!)

  • No.267 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-15 10:55:22 

>265>266

(/そうですね…こちらとしても名無しの大福さんの言葉に賛成です。265で仰っていたウルフさんや兵長さんのタイプを見る限り、AYA♪さんのキャラクターは些か異能等が強すぎる傾向にあるのかな?と思ってしまいます。いくら死ぬ予定とはいえ、あまりにも強すぎるキャラクターを出されてしまうと王国としても易々と手出しが出来なくなり、帝国が「マチルダ」を手に入れることがほぼ確定された所謂茶番になってしまうかと。
(言い方が厳しいと感じたならば申し訳ございません。こちらとしても皆さんがお話を楽しんで頂けることを最優先したいので…。))

  • No.268 by tenma  2020-08-15 11:03:14 ID:6aed18bc1

中(私はキャラクターの可否を判断する立場にありませんが、それだけ強力な能力の持ち主なら最初にプロフィールを提出して記事主様の許可を貰い、絡みたい相手にも了承を得た上で使うのがベストかな?とは思います!

ゼクシアはまだ自分の過去や感情を隠している程度ですが、反逆等の大それたことを企んでいる方が出てきた場合、顔を合わせただけで心中を読まれてしまうというのは非常にやりづらいものがあるかと。
普段のやり取りにおいても>266で名無しの大福様が仰っている通りのモヤモヤを抱く方がいてもおかしくありませんしね。

あと頂いたロールについてなのですが、>263出だしの「ルイ…………」の部分だけどうしても分からなかったので、兵隊さんの意図を教えていただけると幸いです!長々と失礼しました!)

  • No.269 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-15 11:44:46 

【了解しました!なので心情を読む能力などについてこれから気をつけていきますね!「ルイ……」のところはさすがにそこまで知っているのは無理がありますので省略してください(名前まで知っているということにしたかったが、脇役の人間がそこまで知っていると変なので)、申し訳ございません……。ちなみに、このキャラがモブだった天狼軍兵長です。】

《name?カニス・ルー・リュコス/Canis・Ioup・Lykos(偽名)
レイモンド・ウェアガルー・ラデウス/Raymond・weregarou・ladeus(本名)
《personality》
仕えている(一時的にでも)「主人」や一部の人の本心や感情を無意識に理解出来るが、ウルフ以外の人間の感情を理解できても人に話すことはない。争いごとは好まないが、それがウルフの中にある目的のひとつであるならば暗躍する。「戦いの際は敵を生かさず、あえて殺さない」ことを信条としており、恨まれる存在もほとんどいない。

表向きの性格になると明るく無邪気さが残る青年であって、自身の正体を探られそうになると話をはぐらかす。
《appearance》表向きの状態ではメガネ(のように見えるサングラス)をかけており、ケモ耳をつけていて青いパーカーを着ているためとても二十歳の青年には見えないが、天狼軍として活躍する際は別人のように変わり、城内ではメイド服、外では鎧を着た姿になる。
《gender》男性
《age》20歳
《height》153.7
《body weight》65.5
《She likes…》ウルフ、忠義を尽くすこと、女装
《She doesn't likes…》戦争、裏切り
《Incompetence》『幻影豹剣』……飛ばす用の長剣を生成して豹のようなスピードを出しながら鋭利な傷を負わせる。射程は最大10kmまで飛ばせることができる。簡単に暗殺することも出来るが、余程の悪人でなければ仮死状態にするまでに留めておくことで死なせないようにしている。盾として作ることも可能だが、1発1発の威力は低く、間合いに立たれると攻撃に隙ができる。水中から攻撃するとスピードと威力が上昇する。
《remarks》
天狼軍兵長であり、ウルフの副官を務めている青年。幼い頃に親を戦争で失い、様々な場所に売られ、最終的には処刑されそうになったところでウルフに救われ、忠誠を誓う。そのような経験から人の顔、目の動き、言動だけで人の性格が簡単にわかるようになってしまい、そのせいで友人がいない。しかし、リーダーとしての才能があり、ウルフがいない際は兵を動かすことを直々に任されている。何らかの影響でウルフが死亡した場合、殉職するべきかウルフの役目を引き継いで新しい「天狼」になるべきかを現在では悩んでいる。

  • No.270 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-15 11:48:06 

【表向きの状態がこちら(https://picrew.me/share?cd=N33BktMq18)、裏の姿はこちら(https://picrew.me/share?cd=3F8bWtaMpn)になります!】

  • No.271 by 名無しの大福  2020-08-15 12:12:30 ID:a6a796058

(/すいません、ちょっと厳しい言い方になりますが「心を読めてもそれを誰かに話すことが無ければそれで良い」という訳では無いですよ、問題視しているのは「無条件(或いは限りなく回避が困難な条件)でキャラ心理を読まれる」ことです。
これは例えるなら、兵長さんが隠している「兵長さん自身の正体」等を無条件で知られるのとほぼ同義です。
殆ど絡んだこともないキャラクターに、「回避する暇も無く」「こちらが明かしたわけでも無い」のにいきなり正体や心理を看破され、誰かに話されなかったとしても相手がそれを知っている前提で話が進んでいくというのは、少なくとも私としては楽しんでロールは出来ません。

厳しめの条件を設けるなどして、「心を読まれること自体」を回避出来る術を用意していただければ幸いです)

  • No.272 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-15 12:21:57 

【分かりました、「心の中に大きな穴(闇)を抱えていた経験がある」こともしくは「記憶を失っている状態」、「敵対している勢力」という条件でお願いします!】

  • No.273 by tenma  2020-08-15 12:27:10 ID:6aed18bc1

中(なるほど、ゼクシアの本名の”ルイス”部分でしたか……今回は取り下げていただけましたが、その様に軽率に本名や過去を把握される・口に出されると私が予定しているゼクシアの身の振り方にも影響してしまうので、今後とも御注意いただけると幸いです。
身も蓋も無い言い方になってしまいますが、わざわざ偽名を名乗っている意味がなくなってしまいますからね。プロフィールにも「彼女を拾った人物しか知り得ない」と明記してあるので……

兵長のカニスさんも同じように偽名を使い、正体を探られることを忌避していらっしゃる設定ですし、私が感じていることは分かっていただけると思います)

  • No.274 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-15 12:48:49 

>272

(/すみません、心を読むことについて「敵対している勢力である」ことが条件になりますと…今ウルフさんが味方している帝国の「敵対している勢力である」王国側のアーサー達は皆ほぼ無条件に等しい状態で心を読まれることになりませんでしょうか?
…とても厳しい言い方になりますが、このままですと皆様に楽しんでいただけないのでAYA♪さんのウルフさんや兵長さんという魅力的なキャラクター自体を削除していただかなくてはいけません、というようなこちらとしては非常に避けたい最悪の事態を招くことになってしまうかと。
折角改善してくださっているところに
色々と後出しで文句を言っているようで、
主として誠に申し訳ございません…。)

  • No.275 by 名無しの大福  2020-08-15 12:53:56 ID:a6a796058

(/「条件」は、「キャラクターの行動」で設定するのが望ましいと思います。
心を読むには「長時間言葉を交わす必要がある」や「視線を合わせ続けなければいけない」等、相手のキャラクターが行動次第で回避出来るのが良いですよ。)

  • No.276 by 名無しの大福  2020-08-15 12:57:27 ID:a6a796058

(/難しいですよねぇこういう能力は、条件とかで悩んじゃうのも仕方ないです)

  • No.277 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-15 20:30:46 

【「行動」ですか……。「真剣に話を行う」or「目を合わせる」ことをしなければ回避できるようにしますね!パワーバランスの崩壊を防ぐために努めます(この能力を彼自身はよく思ってないので、一長一短でもありますが)!】

  • No.278 by 名無しの大福  2020-08-15 21:46:50 ID:a6a796058

(/私としてはAYAさんと一緒にロールはしていきたいと思っていることを先に表明しておきます、「時代」という大きな視点で物事を見ているウルフさんと、あくまで一般的常識と一個人としての視点で物事を見ているステラとで、「こういう会話させてみたいなー」とかそういうことを考え続けている今日この頃です。

その上で、厳しい物言いが続くことをご容赦ください。
AYAさんが>277で出した条件は、プレイヤー視点ではどうにか出来たとしても、「キャラの視点」で初見で見破ることはかなり厳しいですね?
「真剣な話」は戦闘中などで冗談交えている暇が無かったりすれば容易にしてしまいますし、「目を合わせる」は猶更難しいですよね。
兵長さんと戦うキャラクターの視点で物を見るならば、「兵長さんに何か言われようとも言葉を返さず」「兵長さんの目を見ることもせず」戦わなければいけない、という条件を「初見で見破って実行しなければならない」訳です。
それでお互いに楽しめるロールが、本当に出来るのでしょうか?

率直に申し上げますと、なりきりに於いて洗脳やサイコメトリー等に代表されるメンタル系能力は「相手側に効果を受けるかどうかの選択肢が絶対的に与えられている」くらいのバランスがベストです(厳密には場所によって差異は出てくるとも思いますが)。
回避の条件も、キャラ視点で考えて「初見である程度条件を見破れて、回避も容易」くらいの条件にするのが良いと思います。)

  • No.279 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-15 23:51:28 

【そうですね……貴重なご意見ありがとうございます。目標は「設定を上手く活用してかつ進行のしやすい」っていうところですよね……。】

  • No.280 by 名無しの大福  2020-08-16 09:05:48 ID:a6a796058

(/そのことを踏まえた上で、もう一度条件を考えてみては如何でしょうか。
戦闘用の能力で既に異能力はお持ちなのですし、心情を読む能力は「相手が協力してくれない限りは基本決まらない」くらいの難易度で考えておいた方が良いですよ)

  • No.281 by 名無しの大福  2020-08-16 10:16:34 ID:a6a796058

(/ロール止める形になってしまっていて申し訳ないです……!)

  • No.282 by tenma  2020-08-16 10:36:06 ID:6aed18bc1

中(心情を読む能力で具体的にキャラに何をさせたいか、展開にどう影響を与えたいかも重要だと思います。ただでさえ扱いが難しく問題の原因になってしまっているわけですし、厳しい言い方にはなりますが、明確なビジョンがないのならその能力をオミットしてしまうのも一つの手ではないでしょうか。

自身の経験則から相手の動向を探るのが得意な洞察力に優れたキャラである、という設定に落とし込むことも出来るわけですし、必ずしも心情をそのまま見透かせるという極端な形にする必要はないと思います)

  • No.283 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-16 16:21:43 

【オミットする感じですか……。分かりました、でもウルフの感情は完全に理解できるように変更します。】

  • No.284 by tenma  2020-08-16 18:04:03 ID:6aed18bc1

>283

(そのような選択肢もあるというだけで決して強制する訳ではないです!厳しい物言いが続いて申し訳なく思います)

>皆様

(次の展開に向けてゼクシアの準備というか待機ロールのようなものを投稿してしまっても大丈夫でしょうか?)

  • No.285 by OSORA  2020-08-16 18:04:31 

>アントワヌさん

そうだ、俺は戦場に行きたいんだ…案内を頼めるか青年?

(貴方と数分話していれば当初の目的を思い出し、また迷子になって遅れる訳にもいかないので案内をお願いし)

>オズワルドさん

了解しました、俺も後から向かいます

(先に貴方が戦場に行く事を知れば敬礼をしながら見送り、見送った後は城中で準備をし)

>カデルアさん

木刀が折れた…それほど強い攻撃だったんだな。なるほど、攻撃を攻撃で防ぎカウンターか…理解した

(貴方の木刀が折れたのを見れば驚くも構えは解かず、教えられた事を理解したのか理解していないのかは分からないが傷を負わせられ)

  • No.286 by シザーgirl  2020-08-16 19:01:09 

中(OKっす!)
アントワヌ(戦場…?戦争が始まったのか?そうか!さっきの大きな音はそれだったのか!)(戦場と聞いた途端にそうか!と言うと共に手をポンと叩き納得して)
アントワヌ(いいぞ!でも何処で起こってるんだろうか…少し待っててくれ。)
(待っててくれ。と言うと共に噴水の方へ顔を向け(エリシア!)と叫ぶと噴水の水がアントワヌの前に集まり始め段々と人、それも女性の姿を作り始めた。スリットの入った黒のベリーダンス服に身を包み顔をフェイスベールで覆いセルリアンブルーの髪色と牡丹色の瞳が特徴的な女性で姿が出来たと同時にアントワヌと貴方に向かって一例した。)
アントワヌ(エリシアよ、一つ頼みたいことがある。戦争が始まったらしいんだが…何処で起きたか見に行ってくれないか?)
エリシア(勿論ですわアントワヌ様…。)
(そう返事すると彼女の体は段々と鳥のようになって行き最後には大きなカラスの姿になり空へと飛んでいった)

  • No.287 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-16 19:23:54 

>285

…ご武運、お祈りしていますよ。
(去り際、静かな声で呟くように漏らす。
その彼の後ろ姿には白髪の青年が重なって見え)

  • No.288 by 名無しの大福  2020-08-16 19:34:31 ID:a6a796058

>284
(/良いと思いますよー)

  • No.289 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-16 20:07:30 

>284
(/了解しました。)

  • No.290 by tenma  2020-08-16 20:48:08 ID:6aed18bc1

(こんな形でメイクに触れることになるなんてね……)

作戦決行を前にして、自室で準備を整えるゼクシア。鏡台に乱雑に放置されたメイク道具を見て、思わず溜め息を零す。年相応の少女である彼女にとって、初めて施すメイクが戦傷を偽装するためのものというのは、何とも言えない気分であった。
結論から言えばこの策は取り止めになってしまった。まるで化粧っ気のない少女が一朝一夕でそのような技術を身に付けられるはずもない。鏡に向かえば忌まわしい傷跡と対面せざるを得ないし、その手の職人に頼むのは情報漏洩の危険がある。
結果、自らの顔面をキャンバスにした粗末なお絵かきは諦め、血糊を大量に付けることでメイクの代用とした。衣類は下着に至るまで王国製で揃え、念には念を入れて包帯も用意する。血糊を染ませた上で顔に巻きつければ、より負傷兵らしさを醸し出せる上に目まで隠すことが出来るからだ。
ここまで来れば、残る問題は髪型ぐらいなのだが……

(どうしても切る気にはなれないのよね……そんな我儘を言っている場合じゃないのに)

悩み抜いた末にポニーテールにするだけで済ませた髪にそっと触れ、6年前の凄惨な光景を思い返す。
自分が異能に目覚めたきっかけ――貴族の邸宅にて、苦境を共にした少年の死。彼は優しかった。顔を醜く傷つけられて心を閉ざしたゼクシアに、自らも苦痛に耐えながら温かい言葉をかけてくれた。
中でも一番嬉しかったのが髪を褒められたことだ。雑用の邪魔になる上に手入れも面倒だからと男子同然に短く揃えていたが、その言葉を受けてからというもの、今日に至るまで一度も切っていない。
鏡の中でふわふわと揺れ動く銀糸の束に、"天魔"ゼクシア・ファルベとはかけ離れた本来の自分を見出し、思わず苦笑してしまう。

――人の一生は短いために命は大事にすべきだが、たまには粗末に使え

(本当に短いから困るわ。異能が無ければ10歳で死んでたわけだし……)

ステラの自室から去る直前、部屋を訪れた兵士から告げられた言葉を頭の中で反芻する。命は大切にすべきだが、守りに入ってばかりではいけないというのだから難しい。時に渦中へ飛び込み、理想の未来を手繰り寄せる努力をしなければ、その短い人生は死んだも同然の無味乾燥なものとなってしまう。
だからこそ、たまには粗末に使う。その見極めが得意な者が貴重な経験を積み上げ、実力を付けてのし上がっていくのだろう。

――また会おうゼクシア、必ず。

(あんなことを言われたのは久しぶりね)

思えばここへ来てからの自分は、人と深く関わることを故意に避けていた。会話と言えば業務に必要な最低限のものだけで、人間関係の構築そのものを嫌っていた。ステラのような目上の軍人と関わることもあったが、その大半がゼクシア本人には無関心で、ただ任務を与えるだけの鉄砲玉と見なされていたに過ぎない。

「帰ってくるわ。必ず」

自らに言い聞かせるように呟く。今まで自分の心に沈んでいたのは、もうこの世にいない優しい少年だけだった。だが、もう違う。ステラ・カンパニュラという存在――心の拠り所とするにはまだ早いが、生きて彼女の下へ帰りたい、無事な顔を見せたいと思える相手が出来たことが、16歳の少女にとっては何よりも心強かった。

  • No.291 by tenma  2020-08-16 20:54:55 ID:6aed18bc1

中(待機中のロールを投稿させていただきました。戦闘が始まり次第、要塞の方へ向かわせようと思います)

  • No.292 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-16 21:09:43 

>291
(/了解しました。)

  • No.293 by 名無しの大福  2020-08-16 22:34:22 ID:a6a796058

(/「中の人表記方式だとごちゃついてて一覧見難いな……というかキャラ名だけあってもどういうキャラか分からないじゃん……」と気付いたのでリンク方式にして表作り直してみましたー。
ウルフさんちの兵長さんも、キャラシ改定が終わり次第追加しようと思っていますー。
そしてこの表作りの過程で見返していて気付いたのですが、ウルフさんのキャラシも実は改訂版はまだ投下されていない(その後の相談で、口頭ではキャラスペックの改定が行われていた(筈))感じだったので、こちらも出来れば改訂版投下して頂けたらなと……!)

【メルノリア王国】

『王族』
キャサリン・ヴァレンタイン(>90):第二十三代女王
マチルダ・ヴァレンタイン(>1):第一王女

『王族周辺人物』
カデルア(>5):マチルダの従者
ラヴィ・ロックハート(>143):不明
ジラルド・マルローネ(>142):政治家、軍事務官

『守護騎士隊』
アーサー・ヴォルド(>1):大将、守護騎士隊長
ルイ・シュヴァルツ(>62):大佐、守護騎士隊副隊長、王国書記長

『王国軍』
オズワルド・ハニーフィールド(>90):元帥、全軍指揮官
オーガスタス・オローク(>132):中将、第十師団長
エメリア・ヴォルド(>82):中佐、第一部隊隊長
ノーマン・フロフィリア(>13):大尉、騎士
エドワード・ルイス(>162):中尉、騎士

『その他』
カデルラ(>68):不明、帝国に捕縛中
ハーグリーブス(>183):商人

【クドレウス帝国】

『皇族』
不在

『皇族周辺人物』
不在

『帝国軍』
ジェレマイア・フォーテスキュー(>3):中佐、白聖騎士団団長
アントワヌ・ヴンサン(>98):少佐、第二師団長
ステラ・カンパニュラ(>60):少尉、参謀室所属参謀官
ゼクシア・ファルベ(>150):階級無し(傭兵)、戦士
ティルフィング(>17):(階級不明)、騎士

『その他』
ヴァシーリー・ダヴィートヴィチ・チャイコフスキー(>11):暗殺者、吟遊詩人

【中立】
『ウルフ周辺』
ウルフ・ティエラン(現存キャラシが未改定時の物である為リンク保留):不明

  • No.294 by シザーgirl  2020-08-16 22:38:24 

中(ありがとうございますっす&お疲れ様です…!!!めっちゃ助かります…!!)

  • No.295 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-16 22:47:33 

>293

(/お疲れ様です。)

  • No.296 by tenma  2020-08-16 22:48:13 ID:6aed18bc1

>293

中(ありがとうございます……!お疲れ様です)

  • No.297 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-16 23:20:15 

>290

【少しロルの形式を変えます!】
ーカニス/レイサイドー

(あの人の冷徹さは偽りの仮面……心を開かせることは出来なくても、主に代わって僕が……。)

一人の兵士であるが、今度は戦争についてではなく、一人の人間として、第2の天狼「カニス・ルー・リュコス」ではなく「レイモンド・ウェアガルー・ラデウス」として心を開きたいー。

そう思う彼の目には、ウルフと同じものを宿していた。だがその後サングラスをかけ、少年のような目に戻り、どうしようかと考えた結果、お互いの犠牲を減らすために軍の一部を動かすことを決意する。

「兵の皆様、天狼に代わって副官の『カニス・ルー・リュコス』が指揮します!主は、時代を見極め無駄な犠牲を省くために、単身で城へ乗り込みました……帝国側に此度の戦争では就きますが、時代のため両国の犠牲者を出さぬよう心がけて戴きたい!」

ーウルフサイドー

「…………ここが例の女の城か……。」

代わって城内に潜入したウルフであるが、いつバレるかは分からない。彼の目的はマチルダに会うことであるが、バレてしまって戦闘になるのなら見極めのために受けるだろう。

(まだ魔狼になる必要はない……。)

そう思う彼の中には、かつての戦争で時代を動かした少女が映っていた。彼女の名前は忘れてしまったが、一時的ではあるが平和を齎し、彼の手によって殺されることを選んだ優しき存在であることは覚えている。

「フ…………兵は動いたが………………何者だ?」

  • No.298 by 名無しの大福  2020-08-16 23:24:21 ID:a6a796058

(/どういう展開でしょうかこれ)

  • No.299 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-16 23:43:12 

【改訂版のキャラシを出します!色々と分かりづらくてすみません……!】
《name》ウルフ・ティエラン/Wolf・Tielan
《personality》時代のためにならどんな非道なことをしても気にしないが、時代を支える巨木を見つけると忠誠を誓う(変わる場合もあるが、直接裏切ったりはせず、自治が乱れた地域の一部人間を殺害し、自分の領地にする程度)。
《appearance》銀髪で目は水色、常に冷気に似た闘気をまとっている。服装はボロを装うためにマントを羽織っていて、中身は黒と青をメインとした鎧を着ている。https://picrew.me/share?cd=TgfkebLKFZ
《gender》男性
《age》不明
《height》185.7
《body weight》65.5
《She likes…》弓、時代、時代を支える巨木
《She doesn't likes…》意志を持たない者、腐った小枝
《Incompetence》『餓天狼の千牙』……火、氷、光、闇などの属性を自由自在に操り、基本は拳一本で戦う(弓も使う)。ただし、属性に関してはかなり特殊であり、「炎なのにとても冷たく感じながら焼け死ぬ」ことや、「氷なのに焼けるような苦しみに襲われる」など、普通ではありえないような効果が発生する。普通の「天災」と呼べるようなことも可能。攻撃する際に闘気が0.01秒ほど乱れる時があり、その部分が弱点でもある。さらに、2属性以上同時に使うと体力を大幅に消費し、その状態で一定時間使うと威力が大幅に低下する。
《remarks》
時代のために生きる謎の存在。彼自身はカデルア・カデルラ兄弟が少年だった頃からいたらしく、兄弟から簡単に勝利し、カデルラの声を奪った元凶である。故に過去を知っている数少ない「敵」であるが、「時代を見極める役目」があることを知っているため兄弟はなかなか行動に移すことができない。

自らの居城をクドレウス帝国領に置いており、権力者に対しても「時代を支える巨木から無駄な小枝を手折るため」に監視を行っている。

かつての戦争で、一時的に平和を齎すこととなったメルノリア王国のとある少女に出会い、『時代を治める巨木』は武力だけではないことに気付き、彼なりの優しさを身につけていく。しばらくの間彼女と行動を共にしていたが、戦争を止められないことに絶望した彼女は彼に殺されることを選び、自らの宿命を越えて手にかけた。

《name》カニス・ルー・リュコス/Canis・Ioup・Lykos(偽名)
レイモンド・ウェアガルー・ラデウス/Raymond・weregarou・ladeus(本名)
《personality》
「主人」や一部の人の本心や感情を会話などを通すことで無意識に理解出来るが、人の感情を理解できても他人(ウルフ以外)に話すことはない。争いごとは好まないが、それがウルフの中にある目的のひとつであるならば暗躍する。「戦いの際は敵を生かさず、あえて殺さない」ことを信条としており、恨まれる存在もほとんどいない。

表向きの性格になると明るく無邪気さが残る青年であって、自身の正体を探られそうになると話をはぐらかす。
《appearance》表向きの状態ではメガネ(のように見えるサングラス)をかけており、ケモ耳をつけていて青いパーカーを着ているためとても二十歳の青年には見えないが、天狼軍として活躍する際は別人のように変わり、城内ではメイド服、外では鎧を着た姿になる。
《gender》男性
《age》20歳
《height》153.7
《body weight》65.5
《She likes…》ウルフ、忠義を尽くすこと、女装
《She doesn't likes…》戦争、裏切り
《Incompetence》『幻影豹剣』……飛ばす用の長剣を生成して豹のようなスピードを出しながら鋭利な傷を負わせる。射程は最大10kmまで飛ばせることができる。簡単に暗殺することも出来るが、余程の悪人でなければ仮死状態にするまでに留めておくことで死なせないようにしている。盾として作ることも可能だが、1発1発の威力は低く、間合いに立たれると攻撃に隙ができる。水中から攻撃するとスピードと威力が上昇する。
《remarks》
天狼軍兵長であり、ウルフの副官を務めている青年。幼い頃に親を戦争で失い、様々な場所に売られ、最終的には処刑されそうになったところでウルフに救われ、忠誠を誓う。そのような経験から人の顔、目の動き、言動だけで人の性格が簡単にわかるようになってしまい、そのせいで友人がいない。しかし、リーダーとしての才能があり、ウルフがいない際は兵を動かすことを直々に任されている。何らかの影響でウルフが死亡した場合、殉職するべきかウルフの役目を引き継いで新しい「天狼」になるべきかを現在では悩んでいる。本名(表向き)の時は「レイちゃん」と呼ばれている。

>297なのですが、少し前に「another」と戦闘しているので、その後に潜入した感じです。あとは、カニスが戦争に向けて兵の一部を動かすことを決意し、少し後に兵を集めた感じです。一応待機中のつもりとして投稿したのですが……。】

  • No.300 by 名無しの大福  2020-08-17 09:38:13 ID:a6a796058

(/いくつか質問させていただきますねー。

1、兵長さんのキャラシートを見ました、人の本心や感情を読めるという点がしっかりはっきりと残っているのですが、改定なさらないのでしょうか?
2、これは念の為の確認ですが、兵長さんが動かそうとしている兵隊さんは、帝国軍ではなくウルフさんちの兵隊さんということですよね?
3、これに関しては私の一存だけで「やめろ」ということも出来ないので、他の方からの指摘が何も無い場合は「ごちゃごちゃうるせぇ、お前の価値観だけで文句つけるんじゃねぇ」と思って頂いても結構なのですが。
「天災」と呼べるようなことが可能、という一文だけで他と一線を画すパワーを持っている様に思えるのですが、やはりウルフさんのパワーは高すぎではありませんか?極端な話、洪水や落雷を起こし続けていれば大体の規模の軍隊は蹴散らせますよね。

正直今かなりモヤモヤしております、なんだかAYAさんが、ウルフさんやウルフさんちの勢力を「その気にならないだけで、その気になれば他を圧倒出来るような力を持っているキャラクター、勢力」であるかのように描写しようとしている様に思えるのです。
他のキャラクターを強さの引き立て役であるかのように扱おうとしていませんか?
心置きなく一緒にロールをしていく為にお答えお願いします)

  • No.301 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-17 10:22:23 

【1つづつ答えていきます。一応文の改訂は行いました。しかし、自分の語彙力では「能力」という言葉でしか片付けることができず、>282の「優れた洞察力を持っている」と言った方が良いかもしれません……。2については天狼軍の話です。3については、現文のまま書いたのですが、「人間に似た何か」をイメージしていた(というか9割9分人間)ため、「ごくわずかな範囲なら天災クラスの攻撃」を起こせるのであって、1回の攻撃で全滅させられるような力はもちろんありません。一般的に呼ばれる「天災」のような威力はありませんし(もしできても自身も巻き込まれる)、「その気になれば圧倒できる」というものもありません。】

  • No.302 by 名無しの大福  2020-08-17 16:28:15 ID:a6a796058

(/「優れた洞察力を持っていると言った方が良い」のであれば、そう書くべきだと思います、人が使った言葉をそのまま使ってはいけない等という決まりはありません。
現状のキャラクターシートの内容だと、変わらずにノーリスク無条件の読心術を持っているままだと思えてしまいます。
ウルフさんのキャラクターシートについても同様です、「普通の「天災」と呼べるようなことも可能」という一文からでは、少なくとも私は洪水や落雷を引き起こせるように思えてしまいました。
範囲が限られている、一般的な天災程の威力が無いと言うのであれば、そう記載することをお勧めします。
こうして口頭でいちいち説明する手間や、誤解が起きることを防ぐためにあるのがキャラクターシートです、お手数おかけしますがもう一度改訂版を投下してはいただけないでしょうか。

また、これは展開に対する質問なのですが、一応は外部勢力の人間であるウルフさんが単身であっさりと王国の本丸と呼べるような場所に忍び込めたのはどのような手段を用いたのでしょうか)

  • No.303 by tenma  2020-08-18 11:04:03 ID:6aed18bc1

中(確かに外部の人間が自由に最重要拠点を出入りできてしまうのは如何なものかと。平時でさえランク7、やろうと思えば多くのキャラの最大値の倍以上であるランク15を記録できてしまうウルフさんなら尚の事です。状況こそ限られてはいますが、別にそれ以外の時に絶対発揮できないと言うわけではなさそうですしね。

以上の要素は「単身で楽々要衝に忍び込めてしまうなら、作戦を練ったり門番と戦ったりする必要ないじゃん」「やろうと思えば皆の倍以上強くなれるウルフさんが加勢した方の勝ちじゃない?」という2つの茶番感を生み出してしまうと思われます。ぶっ飛んだキャラが単体でぶっ飛んだことをしていては、皆で展開を考えたり周りのキャラと足並みを揃えたりする努力が水泡に帰してしまうわけです。
他を圧倒する気は無いと申されましても、現にキャラシートからはそう読み取れてしまいますしね。

かなり辛辣な物言いになりますが、キャラクター性能の調整以前にモラルの問題ではないのでしょうか。上記の様な行為に及んだり、多くの指摘やアドバイスを受けたにもかかわらずキャラシートの改定を怠ったりと、許可なくゼクシアの設定に触れられたことを抜きにしてもモヤモヤを感じずにはいられないのが正直な心情です)

  • No.304 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-18 13:04:43 

(/確かに外部勢力の方が簡単に城に侵入できてしまうというのはこちらとしてもあまり良い気分ではありません。
ここからは個人的な意見です。
聞き流していただいても結構です。
キャラクター自体としてはAYA♪さんの中立キャラはとても魅力的なキャラクターだと思います。ですが皆様の仰る通り、ウルフさん本人の強さや異能の強さが他の方々と比べて少し圧倒的すぎるように感じます。このままでは皆様が楽しくロールをすることが難しくなってしまうかと。実際、>303のtenmaさんのようにあまり楽しいとは思えていない方がいらっしゃるのも事実ですので。)

  • No.305 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-18 18:52:38 

【ぶっちゃけると、侵入について後先を考えていなかったので、ただ「another」との戦闘後の時間軸を合わせるために置いたわけであり、別の選択があったと思っています……。モラルに反する行為があったならばその点も申し訳ございません。今度から他人の設定などには易々と触れないことにします……。そして、一般兵士の強さを考慮して数値をつけたのですが、今確認した時の「7」はさすがにオーバーだったので、カデルアを「5」にしてウルフについては「7→6」にし、属性を増やしても総合能力の変化をさせないように変更します。キャラシなどについてはこの後変更します。】

  • No.306 by tenma  2020-08-18 23:17:41 ID:6aed18bc1

中(万一私の指摘とAYA様の認識に齟齬が生じているといけないので補足しますが、設定の件に関して私が嫌だったのは、あくまで“限られた人間しか知らない“ “キャラ本人も隠している“とキャラシートに明記した設定を能力によって容易に見透かされ、許可なくセリフの上で触れられたことです。名無しの大福様も再三仰っていたように、事前に確認していただけていれば問題にはなりませんでした。

そうでないオープンな設定に関しては、むしろ触れてあげた方が「ちゃんとキャラシートを読んでくれてるんだな」と相手方にも伝わって円滑なやり取りが出来ると思いますよ。

これで私からは以上になります。長々とお目汚しを失礼しました)

  • No.307 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-19 18:35:14 

(/ではエメリア・ルイ視点の戦闘開始ロルを置いておきます。)
>all

エメリア
「…私が先陣を切る…貴様ら、後に続け。」
(彼女は静かな声でそう宣言したかと思えば白馬に跨り、馬に鞭を入れる。嘶きと共に駆け出した馬に乗る彼女の表情は相変わらずの鉄面皮であったが、その瞳は微かに憂いを宿して揺らいでいた。「…ああ、私は何故…戦うのだろうか。マチルダ様は…あの方は、戦争など望んでいないというのに…。」エメリアの口からはふと呟きが漏れる。それは、部下達からは「氷の女王」と恐れられる彼女には似つかわしくない、弱々しい声であった。後ろからは部下達の声が聞こえる…彼女はその考えを振り落とし、真っ直ぐに前方の帝国兵達を見据え、走る馬の影に沈み込んだのだった。)

ルイ
「…今回ばかりは、書記長の仕事が…なんて言っていられませんね。」
(ルイは困ったように微笑み、ひとつ深呼吸をしてブーツで地面をこつこつと叩いたかと思えば…そこには、赤髪で長身の青年ではなく勇ましい唸り声を上げる一匹の赤毛の虎がそこにいた。虎は先陣を切ったエメリアの後を追うように駆け出し、帝国兵の一団の中へと飛び込んだ。)

  • No.308 by 綾音  2020-08-19 18:45:24 ID:54a23f7bd

参加よろしいですかね

  • No.309 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-19 19:33:56 

>308

(/pfをお願いします。)

  • No.310 by 名無しの大福  2020-08-20 10:02:55 ID:a6a796058

(/生存報告です、本格的に戦闘始まったらステラで後方保護者面でもしてようかしら()
新規さんもどもですー)

  • No.311 by tenma  2020-08-20 11:57:02 ID:6aed18bc1

(/こちらも本格的に戦闘が始まったらゼクシアを向かわせようと思います。新規の方よろしくお願いします!)

  • No.312 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-20 13:02:09 

(/一応エメリア視点の戦闘ロルです。どうぞお納めください)

>all

「…背後だ。」
(エメリアの部下の一人と交戦していた帝国兵の背後から静かな低い声が響き、エメリアが影から軍服にマントの姿を現し。そして間髪入れずサーベルを抜き放つと背後からその帝国兵を突き刺した。帝国兵が倒れると彼女はまたその影に沈み、別の帝国兵の影へと移動していく。)

  • No.313 by tenma  2020-08-21 00:56:05 ID:6aed18bc1

中(ふと思ったのですが、王国側のキャラクターに対して帝国側は半分程の人数しかいないみたいですね……帝国側で追加のキャラクターを作った方がよろしいでしょうか?)

  • No.314 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-21 07:24:37 

>313

(/そうですね。こちらで数人ほど作成いたしましょうか?)

  • No.315 by tenma  2020-08-21 10:24:34 ID:6aed18bc1

>314

中(記事主様の負担のない範囲で出来ればお願いします!私も1人程作らせていただくかもしれません)

  • No.316 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-21 11:14:15 

>315

(/了解いたしました。作成出来次第投稿します。)

  • No.317 by 名無しの大福  2020-08-21 11:41:15 ID:a6a796058

(/帝国側の王様(皇帝)がまだいないみたいなので、そういう最重要ポジションだけは主様が担当された方が、色々と都合が良いんじゃないかと思いますねー)

  • No.318 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-21 13:23:09 

(/二人+皇帝の作成が完了いたしました。)

一人目
《name》東 桜華/Azuma ouka
《personality》普段はよく喋り、よく笑う。だが、いざとなれば感情や倫理を押し潰して冷淡に振る舞える強靭な精神力と忠誠心の持ち主。物腰は柔らかく、口調は誰に対しても友人のように砕けている。
《appearance》軽く肩にかかるくらいの艶やかな黒髪をしており、黒々とした大きな瞳は眼光鋭くくっきりとした二重瞼。顔立ちはいかにも女性が好みそうな甘ったるい美貌をしている。肌は色白で、手足はすらりと長く伸びている。体格は細身だが無駄な肉は一切なく、引き締まったしなやかな体つきをしている。服装は黒の粋な着流しに前面に市松模様、背面には菊と焔が刺繍された白の羽織を羽織り、首には白いチョーカーを付けている。足元は高下駄。
《age》26
《gender》男
《height》180
《body weight》81.0
《He likes…》煙草、甘味
《He doesn't likes…》酒(洋酒、日本酒全般)、自尊心の高い人間
《Incomepetence》戦術策《防》
自身の半径8mに薄いシールドのようなものを展開する異能。強度自体はそこそこあるようだが、攻撃を喰らいすぎると崩壊し、再展開には少々時間が掛かる。
《remarks》クドレウス帝国第一師団長を務める少将。1日に一箱~空けるレベルのヘビースモーカーだが、一杯飲んだだけで酔うほどお酒には弱い。考え事をする時、髪を指に巻き付ける癖がある。
東→https://picrew.me/share?cd=MtAknE7ivM

二人目
《name》アレックス・シルヴェスター
/Alex・sylvester
《personality》口数は極めて少ないものの、仲間想い。感情と呼ばれるものがあまり分からないらしく、笑顔が苦手。物腰は穏やかで、口調は誰に対しても礼儀正しく生真面目。
《appearance》肩の上辺りで切り揃えられたあまり艶のない銀髪をしており、薄いグレーの瞳は切れ長で二重瞼。顔立ちは口の左端が奇妙に縫い付けられてはいるものの美貌であり、肌は病的なまでに色白。手足はすらりと長く伸びている。体格は細身の長身だが、筋肉はある。服装はグレーのシャツに無地で黒のミリタリージャケットを羽織かけたようなファッションに足元は磨き上げられた黒の革靴。
《age》25
《gender》男
《height》187
《body weight》85.4
《He likes…》静寂、孤独、死者
《He doesn't likes…》騒音
《Incomepetence》保有していない
《remarks》クドレウス帝国第二連隊長を務める大佐であり、群を抜く射撃の名手。銃弾の表面には幻覚作用を及ぼす毒が塗ってある。普段は死者に死化粧を施す仕事をしており、他人と会話することはあまり得意ではないようだ。
アレックス→https://picrew.me/share?cd=R1ACLnH93H

皇帝
《name》アルバート・ヴァレンタイン
/Albert・Valentine
《personality》冷酷非道で、人を人とも思わず切り捨てる血の通わない悪魔のような人物。超合理主義であり、効率を重視する。
《appearance》肩の上辺りで切り揃えられたプラチナブロンドに眼光鋭く切れ長のグレーの瞳をした、全身から冷気を放っているような絶対零度の凍れる美貌。肌は雪のように白く、手足はすらりと長く伸びている。服装は軍服を模したような赤の上下に、足元は磨き上げられたロングブーツを履いている。
《gender》男
《age》32
《remarks》この名字が示す通り、メルノリア王国二十三代目女王キャサリンの腹違いの弟。穏和な姉とは正反対の冷酷な性格を持ち、他人を《国を動かすための一部品》としか見ていない節がある。

  • No.319 by tenma  2020-08-21 18:55:14 ID:6aed18bc1

中(もうゼクシアの派遣ロルを書いてしまおうと思います。まだ潜入までいっていない体ですが、潜入しちゃった方が都合が良い等々ありましたら追加で書かせてもらいます!)

(狙いは合戦の僅かな間隙……敵に悟られず、味方の注目も集めずに、この身を滑り込ませる)

筋書き通りに事を進めるだけと分かっていてなお不安が募る。今この瞬間から、ゼクシアは孤立した状態で作戦を遂行しなければならないのだ。
王国の兵装を身に纏っている以上、味方である帝国軍から攻撃される危険性がある。首尾よく要塞に潜り込めたとしても、そこは完全なる敵地。改めて生還の難しさを認識させられるのだった。

(やりなさい、ゼクシア。やるのよ。貴女を信じて、使命を与えてくれた人がいるんだから)

そう自分に言い聞かせ、意を決して飛び込む。小柄かつ手負いで如何にも脅威にはなり得なさそうな風体。幼少期からの経験で培った体術。その両方を活かして戦場を切り抜け、王国軍の陣地へと歩みを進める。

「う、あ……助けて……!」

遂に要塞の目前、王国軍陣地へと辿り着いた時、ゼクシアはそう易々と正体を見抜けない程にボロボロになっていた。
事前に付けた以外にも凹みや亀裂、血糊が重なった鎧。頭部には血糊を吸わせた包帯が巻かれ、特徴的な水色の瞳を覆い隠している。手足には本物の傷を幾つか負い、まさに落ち武者さながらの風体であった。
肌を、そして血糊で塗り潰しているとはいえ醜い傷を隠さずに人前に出ているという事実に強い吐き気を覚えながらも、ゼクシアは兵士達の前に身を投げ出した。
上手くいけば要塞内に運び込んでもらえる。そうでなくとも陣地で手当てを受けられるだろうから、その間に周囲の状況を把握して潜入に繋げることが出来る。

自分を信じて送り出した女性――ステラ・カンパニュラの顔を強く思い浮かべ、ゼクシアは哀れな負傷兵を演じるのだった。

  • No.320 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-21 19:39:40 

《name》ウルフ・ティエラン/Wolf・Tielan
《personality》時代のためにならどんな非道なことをしても気にしないが、時代を支える巨木を見つけると忠誠を誓う(変わる場合もあるが、直接裏切ったりはせず、自治が乱れた地域の一部人間を殺害し、自分の領地にする程度)。
《appearance》銀髪で目は水色、常に冷気に似た闘気をまとっている。服装はボロを装うためにマントを羽織っていて、中身は黒と青をメインとした鎧を着ている。https://picrew.me/share?cd=TgfkebLKFZ
《gender》男性
《age》不明
《height》185.7
《body weight》65.5
《She likes…》弓、時代、時代を支える巨木
《She doesn't likes…》意志を持たない者、腐った小枝
《Incompetence》『餓天狼の千牙』……火、氷、光、闇などの属性を自由自在に操り、基本は拳一本で戦う(たまに弓も使う)。ただし、属性に関してはかなり特殊であり、「炎なのにとても冷たく感じながら焼け死ぬ」ことや、「氷なのに焼けるような苦しみに襲われる」など、普通ではありえないような効果が発生する。近接では威力が高いが、数メートル離れると威力は少し下がる(一部の武器に使って手順を加えることで低下する分は抑えられるが、属性値は期待出来ず、難易度は高い)。攻撃する際に闘気が0.01秒ほど乱れる時があり、その部分が弱点でもある。さらに、2属性以上同時に使うと体力を大幅に消費し、その状態で一定時間使うと威力が大幅に低下する。
《remarks》
時代のために生きる謎の存在。彼自身はカデルア・カデルラ兄弟が少年だった頃からいたらしく、兄弟から簡単に勝利し、カデルラの声を奪った元凶である。故に過去を知っている数少ない「敵」であるが、「時代を見極める役目」があることを知っているため兄弟はなかなか行動に移すことができない。

自らの居城をクドレウス帝国領に置いており、権力者に対しても「時代を支える巨木から無駄な小枝を手折るため」に監視を行っている。

かつての戦争で、一時的に平和を齎すこととなったメルノリア王国のとある少女に出会い、『時代を治める巨木』は武力だけではないことに気付き、彼なりの優しさを身につけていく。しばらくの間彼女と行動を共にしていたが、戦争を止められないことに絶望した彼女は彼に殺されることを選び、自らの宿命を越えて手にかけた。

《name》カニス・ルー・リュコス/Canis・Ioup・Lykos(偽名)
レイモンド・ウェアガルー・ラデウス/Raymond・weregarou・ladeus(本名)
《personality》
争いごとは好まないが、それがウルフの中にある目的のひとつであるならば暗躍する。「戦いの際は敵を生かさず、あえて殺さない」ことを信条としており、恨まれる存在もほとんどいない。

表向きの性格になると明るく無邪気さが残る青年であって、自身の正体を探られそうになると話をはぐらかす。
《appearance》表向きの状態ではメガネ(のように見えるサングラス)をかけており、ケモ耳をつけていて青いパーカーを着ているためとても二十歳の青年には見えないが、天狼軍として活躍する際は別人のように変わり、城内ではメイド服、外では鎧を着た姿になる。
《gender》男性
《age》20歳
《height》153.7
《body weight》65.5
《She likes…》ウルフ、忠義を尽くすこと、女装
《She doesn't likes…》戦争、裏切り
《Incompetence》『幻影豹剣』……飛ばす用の長剣を生成して豹のようなスピードを出しながら鋭利な傷を負わせる。射程は最大10kmまで飛ばせることができる。簡単に暗殺することも出来るが、余程の悪人でなければ仮死状態にするまでに留めておくことで死なせないようにしている。盾として作ることも可能だが、1発1発の威力は低く、間合いに立たれると攻撃に隙ができる。水中から攻撃するとスピードと威力が上昇する。
《remarks》
天狼軍兵長であり、ウルフの副官を務めている青年。幼い頃に親を戦争で失い、様々な場所に売られ、最終的には処刑されそうになったところでウルフに救われ、忠誠を誓う。そのような経験から人の顔、目の動き、言動だけで人の性格が簡単にわかるようになってしまい、そのせいで友人がいない。しかし、リーダーとしての才能があり、ウルフがいない際は兵を動かすことを直々に任されている。何らかの影響でウルフが死亡した場合、殉職するべきかウルフの役目を引き継いで新しい「天狼」になるべきかを現在では悩んでいる。本名(表向き)の時は「レイちゃん」と呼ばれている。
過去の影響で優れた洞察力を持ち、他人の動向や心情の一部を探ることを得意とするが、心情を探るには一定の信頼が必要。

【ウルフの潜入に関しては少し時間を戻し、結果的に同じ展開にできるように変えますね!前回は色々と自分の起こした行動でめっちゃ溜まってしまったので、少しづつまた前のように戻せるよう努力します……!】

  • No.321 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-21 20:22:02 

>319

(要塞に駐屯していた兵士達が「大丈夫か」や「もう安心だ」等心配そうな声を上げつつ、運ばれてゆく傷付いた貴女を遠くから…穏やかそうな黒髪の青年(オズワルド)に手を繋がれた桃髪の小柄な少女(ラヴィ)が「…ねえ、お姉さん…本当に王国の人?」とでも言うように訝しげにじいっと見つめている。彼女は青年に手を引かれると、時折貴女をちらちらと見ながら要塞の奥の方へと消えていった。(追加情報です。発声することが出来ないラヴィが身振り手振りで言葉を伝える「身体言語」は王国側の限られた人間(マチルダ、ルイ)にしか理解できません。)

  • No.322 by tenma  2020-08-21 20:51:15 ID:6aed18bc1

>321

中(反応ありがとうございます!次のロルで要塞に運び込まれて、破壊工作の場所探しをするような感じで大丈夫でしょうか?その最中にラヴィさんと出くわして決闘的な……)

  • No.323 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-21 21:11:13 

>321

(/その形式で大丈夫です。)

  • No.324 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-21 22:00:29 

訂正

(/>321ではなく>322でした。失礼しました)

  • No.325 by tenma  2020-08-21 22:22:24 ID:6aed18bc1

>321

(一先ず潜入は成功ね……)

横たわる身にかけられた言葉が、労いや心配を意味するものばかりであることに安堵するゼクシア。
ただし一つだけ――遠くから投げかけられた視線が、どうも懐疑的なものに思えて仕方なかった。僅かに頭の包帯をずらして気配を感じた方角を見やるが、既に視線の主の姿はない。気のせいで済ませるには少々無理があるが……追えないものについて考え込んでいる暇などない。
要塞内の救護室で応急処置を受けると、身体に幾度も触れられたことで強烈な吐き気と眩暈に苛まれながらも立ち上がり、用を足すと告げて部屋を後にした。

(さて、先ずは兵站から)

事は首尾よく運んでいる。後はこの要塞を無力化して立ち去るのみだ。
ステラからの指令を頭の中で反芻する。最初に潰すべきは食糧や武器の貯蔵庫だろう。要塞の継戦能力を一時的にでも削ぐことが出来れば、帝国軍が優勢に回れる可能性が出てくる。
無論それだけでは王都からの補給で機能を回復されてしまうため、兵站を潰し次第より大きな損害を与えてやる必要がある。それこそ、要塞の攻撃力や防御力を直接削ぐような――極めて致命的な一撃を、だ。
最早負傷兵を偽る必要はないとばかりに頭部の包帯を取り、なるべく人と遭遇しないように気を付けながら貯蔵庫を捜索する。

  • No.326 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-21 23:00:01 

>325

(「…お姉さん。なに、してるの?」背後から、ラヴィの貴女を責めるような視線が貫く。手を引いていた青年の姿は既に無く、彼女は貴女を見つめたまま視線を外そうとしない。「ここは、入っちゃいけない所だよ。怒られる前に帰りなよ。」彼女は一度さりげなく首を回転させ、右手をひらひらと揺らす。)

  • No.327 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-22 08:20:48 

>皆様

(/朝から私事なのですがご報告を。
キャラクターで質問に答える場所、個人用カテゴリに「不死の少女《マチルダの質問部屋》」というトピックを立てました。よろしければご参加ください。)

  • No.328 by シザーgirl  2020-08-22 09:49:48 

>327
中(了解であります!早速参加させてもらいますね…!)

  • No.329 by 名無しの大福  2020-08-22 09:51:13 ID:a6a796058

(/こちら最新版ですー、抜けやミスがありましたらご指摘をください)

【メルノリア王国】

『王族』
キャサリン・ヴァレンタイン(>90):第二十三代女王
マチルダ・ヴァレンタイン(>1):第一王女

『王族周辺人物』
カデルア(>5):マチルダの従者
ラヴィ・ロックハート(>143):不明
ジラルド・マルローネ(>142):政治家、軍事務官

『守護騎士隊』
アーサー・ヴォルド(>1):大将、守護騎士隊長
ルイ・シュヴァルツ(>62):大佐、守護騎士隊副隊長、王国書記長

『王国軍』
オズワルド・ハニーフィールド(>90):元帥、全軍指揮官
オーガスタス・オローク(>132):中将、第十師団長
エメリア・ヴォルド(>82):中佐、第一部隊隊長
ノーマン・フロフィリア(>13):大尉、騎士
エドワード・ルイス(>162):中尉、騎士

『その他』
カデルラ(>68):不明、帝国に捕縛中
ハーグリーブス(>183):商人

【クドレウス帝国】

『皇族』
アルバート・ヴァレンタイン(>318):帝国皇帝

『皇族周辺人物』
不在

『帝国軍』
東 桜華(>318):少将、第一師団長
アレックス・シルヴェスター(>318):大佐、第二連隊長
ジェレマイア・フォーテスキュー(>3):中佐、白聖騎士団団長
アントワヌ・ヴンサン(>98):少佐、第二師団長
ステラ・カンパニュラ(>60):少尉、参謀室所属参謀官
ゼクシア・ファルベ(>150):階級無し(傭兵)、戦士
ティルフィング(>17):(階級不明)、騎士

『その他』
ヴァシーリー・ダヴィートヴィチ・チャイコフスキー(>11):暗殺者、吟遊詩人

【中立】
『ウルフ周辺』
ウルフ・ティエラン(>320):不明
カニス・ルー・リュコス(>320):天狼軍兵長、ウルフの副官

  • No.330 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-22 11:00:58 

>329

(/お疲れ様です。)

  • No.331 by シザーgirl  2020-08-22 11:10:03 

中(お疲れさまですッス…!)

  • No.332 by tenma  2020-08-22 19:09:07 ID:6aed18bc1

>329

中(お疲れ様です!いつもありがとうございます)

  • No.333 by OSORA  2020-08-22 23:09:02 

(/遅くなってしまい申し訳ございません…)


>アントワヌさん

待つぞ…戦場に行けるのならな。あれ、どうも…あれも普通なんだな

(迷子にならない為に待つ事を決めればエリシアさんに一礼し、体が変化してカラスのような姿になっても驚きはせず何かの能力だという事を理解し)

>オズワルドさん

オズワルドさんのご武運もお祈りしています

(白髪の青年が重なって見えたような気がしたが気にせず呟き、エドワードも準備をしてから1人で戦場へと向かい)

  • No.334 by シザーgirl  2020-08-22 23:26:34 

アントワヌ(エリシア…早く帰ってこないかなぁ…まぁいいか。ねぇお前たち…?(そう言うと首もとから出てきた二匹の蛇の頭を撫でながらそう言い)ふふ、待ってくれるか…ありがとうな、しかし…先程は驚かせてしまったならすまなかった…水から女ができたかと思ったらカラスになったんだもんな…驚くのも無理はない。(驚いてないならアレだがな…と付け足しながらそう言い))

エリシア(…いったいどこで戦闘をやってるのかしらねー…(カアッと鳴きしながら空を飛びながらエリシアはそう呟いた。)ここか…?(そう呟くと近くにある木に止まり帝国兵と王国兵がぶつかり合う様子を見始めたがここが戦場だと分かるとすぐに飛び立ちまたアントワヌ達の方へ飛んでいってしまった)…早くアントワヌ様にご報告せねば…。)

  • No.335 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-23 15:10:42 

>333

オズワルド
「…「another」は…行きましたか。」
(オズワルドは誰に言うでもない、空気が唇から漏れるような呟きを漏らすと髪をふわりと掻き上げ。何事かを呟くと彼は嫌悪感を露にしたような表情で歩く速度を早め、戦場へと到着する。)

帝国side
>all


「いや~…アレックスくん。この状況、あんま良くないよね?俺の異能使っとく?」
(帝国兵達の中で一際異質に目立つ、黒の着物に派手な白の羽織を纏った青年が横に並ぶ銀髪の青年に話しかけ。話しかけられた銀髪の青年は首を縦に振ると銃を構え、「……そうですね、東少将。貴方の仰る通りだと思います。」とだけ呟いて。そう返された東は「はぁ…アレックスくんは相変わらずお堅いよねぇ。いっつも死人の相手ばっかりしてるから、いざって時に生きてる人間とコミュニケーション取りにくいんじゃないの?…んじゃ、一発使っときますか。」と軽口を叩くが反応を返さない相手に肩を竦め、唇をいびつに歪めた不思議な笑みを浮かべたまま「…戦術策《防》。護り給え、増長天。」と彼が呟くと彼の周りに薄いシールドのようなものが展開され、王国兵達の槍や銃弾、剣などでの攻撃を弾いて。)

  • No.336 by tenma  2020-08-23 17:23:37 ID:6aed18bc1

>326

「……!」

不意に感じる貫くような視線。小さな悲鳴の一つでも上げたくなるのを我慢して振り向けば、そこには幼いが美麗な容姿の少女が佇んでいた。
彼女のような人物がどうしてこんな場所に?その疑問は、逸らされることのない視線によって自ずと解消された。

(まさか、あの視線の主は――)

負傷兵を装い、兵士達に解放されている最中に唯一感じた、ゼクシアの素性を疑い暴こうとするようなあの視線。
右手を揺らし退出を促す少女の、まるで際限なく続く深海のような瞳に、あの時と全く同じ感覚を覚え身震いする。
そうなれば彼女がただの一般人でないと確定したも同然だ。恐らく異能者――それも幼くして王国の要衝に配置されるほどの実力者。
こんなあどけない少女を手にかけるというのはゼクシアのポリシーに反する。しかしこれは絶対に失敗出来ない任務であり、同時に命懸けの挑戦なのだ。故に――

「ええ、そうね……"ごめんなさい"」

謝意を伝え引き返すように見せかけ、突如として少女に襲い掛かる。
その首筋目掛けて伸ばす右手には、電流が目に見える青白い輝きとなって纏わり付いている。
この程度の出力なら殺してしまうことはない。まともに喰らっても暫くの間意識を失う程度だ。
幼い子供に暴力を振るう感覚に吐き気と眩暈を覚えながらも、ゼクシアは帝国の尖兵としてあるべき姿を演じる。

  • No.337 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-23 18:06:54 

>326

(「やめて、触らないで!」ラヴィが現実から逃げるように目をぎゅっと閉じると、完全なる球体に口を付けたような黒い塊がひとつ彼女の首筋を護り、消滅する。「…お姉さん、やっぱり王国の人じゃない。私がマチルダちゃんを守るの…皆、来て。」ラヴィは貴女を相変わらずの責めるような眼差しで見つめると何処に隠れていたのだろうか、彼女の背後から黒い球体がいくつも姿を現し。「皆、私の槍になって。」ラヴィが首を一回転させることが合図てあったかのように、黒い球体はその完全なる球体から形状を変化させ、漆黒の槍にも似た姿へと変貌した。)

  • No.338 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-23 18:07:30 

(/>326ではなく>336でした。
…最近多いですね、申し訳ございません。)

  • No.339 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-23 19:25:20 

>ALL
【そろそろ自分も復帰します!】

ーーカデルラサイドーー

「……………………。(また始まったか…………この状況では、出れるか?)」

クドレウス帝国内の牢獄。ここに幽閉されている彼は脱出の計画を密かに考えていた。そこで彼は気づかれないように風を操り、牢の鍵を施錠して出ようとする。弟と再開して、主のためにー。

ーカデルアサイドー
>336-337

「…………ラヴィ様!」

手合わせを終わらせたあと、敵が入り込んだ気配を察知してラヴィに加勢する。

「………………。(この目は……分からない……なぜ?)」

攻撃を仕掛けたゼクシアの方を見て違和感を感じたが、「何か」はわからなかった。だが、傭兵として戦った長年の経験から、力をセーブしていたのは理解できている。

「あなたは……帝国の者か…………目的は?」

ーウルフサイドー

ボロのようなマントを身にまとい、城前に到着する。今回は戦う気など彼にはないが、仕掛けられたら時代にふさわしいかを見極めるために戦うつもりである。

「私は…………名もなきボロでございます…………。」

ボロのような仕草をするが、彼の目は輝いている。彼が思うにはマチルダは妙な雰囲気を持っており、彼が手にかけたとある女性に似たものを感じているらしい。

(我が軍は動いた……あの女は…………この天狼が見定めるとしよう……。)

  • No.340 by tenma  2020-08-23 19:59:38 ID:6aed18bc1

>337

(やはり異能者……それにしても"触らないで"とはね)

少女を気絶させる狙いで繰り出した一撃は、突如として空間に生み出された球体によって防御された。
更に同様の球体が複数召喚され、槍を連想させる兵装へと変化し彼女を取り巻く。
年端もいかない少女を相手取るという時点で気が引けるが、その言動に自分との共通点を見出してしまったゼクシアの心は、僅かながら乱れようとしていた。

(迷ってはダメ。過去を捨てるんでしょう?あの人の期待に応えるんでしょう?やりなさい。やるのよ、ゼクシア)

帰りを待つ人の顔を思い浮かべ、両足に力を込める。次の瞬間、ゼクシアの顔から躊躇や慈悲といった迷いの色が消え失せた。

「如何にも。我は帝国の尖兵にして、"六天"を自在に操る天魔――ゼクシア・ファルベ」

情けを一切感じさせない厳しい表情と口調に切り替わり、瞬時に氷柱をそのまま切り出したかのような氷の槍を十数本展開する。
少女の極めて攻撃的な布陣を目の当たりにして、本来なら守りを整えるべき局面なのだろうが――現状、ゼクシアのその様子はない。むしろ槍に槍を突き合わせる勢いだ。
少女が兵装の召喚のみで動かなかったのを良いことに、先制攻撃と言わんばかりに氷柱の群れを差し向ける。空気を切り裂き命ある者を凍てつかせる鋭槍が、唸りを上げて少女に迫る。

  • No.341 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-23 20:10:42 

>340

(「…嫌っ!」ラヴィはそう言わんばかりに何度も首を横に振り、何本も産み出された漆黒の槍で貴女の槍を防ぐが数本はぽきりと折れてしまい、折れた槍は黒の球体に戻って消滅し。凍てつく槍の一本が彼女の頬を掠め、黒い傷口を作るがそこから鮮血は一滴たりとも流れ落ちない。ラヴィはその傷口をちらりとだけ見やると、「私は、マチルダちゃんを守らないと…いけないの!」そう告げるがごとく鋭い瞳で貴女を睨み、残った球体の一部を鎖のような形状、大半を盾のような形状に変化させて小柄な身体に似合わぬ怪力でぶんぶんと振り回す。)

  • No.342 by tenma  2020-08-23 20:56:21 ID:6aed18bc1

>>341

(血が……流れない?)

氷柱の内一本が少女の頬を掠め肉を抉るも、そこから流れ出て然るべき鮮血は一滴も顔を見せない。そもそも傷口の色からして人間のそれとはかけ離れている。
先程から展開している黒い兵装と何らかの関係があるのだろうか。そもそも血が流れていないのだとしたら、彼女は人間以前に生物と呼べるのだろうか。
流石に動揺を禁じ得ないゼクシアを、更なる予想外の一撃が襲う。

「――――ッ!」

マチルダを守る。限りなく強いであろう意志を再度口にし、今度は球体を鎖と盾に変形させて反撃に出る少女。
小さな身体でかなりの重量があるだろう武器を振り回す姿には驚愕を禁じ得ない。複数の槍を展開しながらも受けに回った先程の印象に釣られる形となり、ゼクシアは完全に意表を突かれた。
咄嗟に分厚い氷を生み出し受け止めるも、完全に防ぎきることは能わず、障壁を貫通した一撃がゼクシアの頭部に命中する。
かなり殺傷力を削いだおかげで軽い切り傷程度で済んだが、頭部ということもあってそれなりの出血が伴う。

「……何故そうまでして尽くす。お前にとってマチルダ・ヴァレンタインとは何だ」

目にかかる血を拭いながら、呟くように問いかける。やはり王国戦士の心はマチルダと共にあるらしい。
ゼクシアにとってのマチルダとは、王女であり不死の少女。ただそれだけ。本来下々の者達とは縁遠い存在であるはずの王族が、どうしてこうまで人々の心を掴むことが出来たのか。
我らが皇帝――アルバート・ヴァレンタインは、人を人と思わない悪魔のような男だ。彼と血を分けた間柄であるマチルダは、一体どうやって人々に慕われるようになったのか。

勝負とは対話だ。この一戦、少女を一蹴し先に進むことだけが全てではない。その素性と秘めたる本心、そしてマチルダという人間の輪郭を掴むことも目的の一つ。
勢いを取り戻したゼクシアは複数の火の玉を生み出し、更に視界を奪う狙いも込めて雷光を宙に走らせる。火炎と電流、二つの脅威が少女に迫った。

  • No.343 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-23 21:08:29 

>342

(「…マチルダちゃんはマチルダちゃん。私の友達だから、守るだけ。」ラヴィは貴女には理解できない身体言語でたった一言そう言い放ち、黒い球体を巨大な盾に変化させると何とか貴女の攻撃を凌いだものの、球体の過半数がその衝撃に耐えきれず消滅し。彼女を守るように取り巻く僅かな球体はその巨大な口を開き、火の玉を喰らう。)

ノーマン
「あれ、ラヴィ殿。何して…って、勿論交戦だよねぇ?…支援だけはしとくよ。」
(そこにいかにも凡庸な、目を逸らせば次の瞬間には容貌を一切合切忘れていそうなほど印象の薄い男が妙に緊張感のない口調で語りかけながら貴女とラヴィを交互に見やり。すぐに状況を理解したのかどうかは定かではないが、何かしら悟ったらしい彼が指を一度鳴らすと貴女の視界が急激に黒く染まり、全ての物体が視界から消えて)

  • No.344 by tenma  2020-08-23 22:26:59 ID:6aed18bc1

>343

少女の返答となった身体言語は、ゼクシアの理解の及ばないものだった。
敢えて言葉を使わないのか、それとも本当に使えないのか。望む答えとは違う反応に戸惑う彼女の眼前に、新たな脅威が割り込んだ。

(視界を奪われた……!?けれど、聴覚や触覚まで死んだわけではなさそうね)

男が指を鳴らすとゼクシアの視界は黒く染まり、目を瞑ったのと何ら変わりない状態に変化した。
衝撃の異能ではあるが、たったそれだけの工程で完全に失明させられるとは思えない。これはあくまで一時的な術に過ぎず、同時に他の感覚に働きかけられることは、今のところだが無いと見ていい。
ここでも昔の経験が活きてくる。暗闇で自身の感覚や勘を頼りに動いたことなど幾らでもある。
窮地こそ努めて冷静に――残る感覚を研ぎ澄ませ、最後に見た光景を基にして、足音や息遣いから敵の位置を探る。

「小癪な真似を。この六天に仇なす者は、皆等しく息絶えよ!」

視界を奪われ精密な狙いを付けられない以上、優先されるのは広範囲を一挙に叩ける攻撃だ。
二人がいると思われる方向に濁流さながらの水を流し込み、更に一面に高圧電流を流すことで感電を狙う。
続けざまに刺々しい岩石を複数生み出し、濁流に混ぜ込むことで更に破壊力を高めて差し向ける。

  • No.345 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-23 23:04:28 

>344

(「…ノーマン、危ない!」ラヴィは声無き声…その身体言語でノーマンに危機を告げるが、彼女の周りに漂い、既に何体かは再生し始めている黒い球体が水や岩石を勢いよく喰らい始めていることにラヴィ自身も驚いているようで目を見開いていて。(ラヴィの異能)暴食
何でもかんでも喰らってしまう不思議な球体を声無き声で操る異能。形状を変化させて武器や盾に出来るが、球体自体には耐久力がさほど無い。)
ノーマン
「おっと…危ない危ない。ここで死ぬのはごめんだよ。」
(ノーマンに身体言語は解せないが、普段自分を毛嫌いしているラヴィがこちらを見たということで全てを察し、軽い足取りで一応水だけはかわすと多少岩石を喰らうのは承知の上だろうか。岩石を足元に喰らいながら副隊長を呼びつける。と、濁流や岩石がぴたりと動きを止めた…まるで神様のビデオデッキの停止ボタンを押されたかのように。彼の背後にはだぼついた軍服を着た、そばかす跡の残る若々しい青年…副隊長がいた。)

  • No.346 by 名無しの大福  2020-08-23 23:11:25 ID:a6a796058

(/大丈夫ですかー……!あらかじめ決めておいた展開に持っていけそうですかー……!ゼクシアさん一人だと苦しいという場合は要塞外でジェレマイア辺りに陽動役で何かさせましょうかー……!)

  • No.347 by tenma  2020-08-24 00:17:54 ID:6aed18bc1

>346

中(非常にありがたいです!目が見えないゼクシア1人で1vs3をやって要塞にもダメージを入れるとなると、非常に難儀しそうだったので……)

  • No.348 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-24 00:33:30 

>340-347

【自分のカデルアの絡みが空気と化してます……。】

  • No.349 by tenma  2020-08-24 09:52:07 ID:6aed18bc1

>348

中(すみません、見落としておりました。着ぐるみパンダ様への返信を書いている最中に投稿されたため、すれ違う形になったと思われます。
目が見えない状態のゼクシアで1vs4は流石にいっぱいいっぱいなので(通常の1vs3でも十分辛いですが)、4人目は対応出来かねるのが正直なところです……)

  • No.350 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-24 11:38:12 

>349

(/では、こちらの副隊長とノーマンはジェレマイアさんの陽動対処という名目ですぐに退散させます。)

  • No.351 by tenma  2020-08-24 13:10:54 ID:6aed18bc1

>350

中(ご配慮いただき助かります。このままの戦力差で進めてしまうと、想定していたゼクシアの能力を遥かに超えることになってしまっていたので……)

  • No.352 by 名無しの大福  2020-08-24 16:08:32 ID:a6a796058

【戦場から遠く離れた、帝国首都の城内の、端も端の小さな部屋】
【作業机に向かうステラ・カンパニュラの細い指が、机の上に置かれた地図、そこに並べられた駒を摘んで動かす】

一の矢……ゼクシア。

【小さな駒を、ダウファール要塞の上へ】

……二の矢。

【続いて動かしたのは、帝国軍を表す黒い駒】
【盤外に……いや、盤上の端に置かれていたそれを、王国軍を表す白い駒の群れの背後へと動かした】

……特殊部隊(ホワイトナイツ)。

---ダウファール要塞からほど近い丘の上---

【その一団は、今の今までこの戦いに参戦しておらず、交戦が行われている戦場にすらいなかった】
【その一団がいたのは、ダウファール河と要塞を一望できる小高い丘の上で、身を隠して戦況を見つめていたのである】

勝算の無い戦いに、勝算を無理矢理作り出す、それが出来るのがこの私だ。
実に分かっている、分かっているじゃあないかあの参謀女め。
給料泥棒と噂を聞いていたが、この私に直接作戦計画書を提出してくる度胸も認めてやろう。

【白い鎧、白馬の群れ、その最後方でより豪奢な鎧に身を包む『ジェレマイア・フォーテスキュー』が率いる『白聖騎士団(ホワイトナイツ)』が居た】
【ゆっくりと片手を挙げたジェレマイアは、その手を鋭く前方へ突き出して叫ぶ】

突貫!!

---ダウファール要塞内---

『至急!至急!!応援求めます!!』

【ノーマンやゼクシア達が交戦する場所にすら届く程、王国兵の慌てた声が要塞内に響いていた】

『敵に増援あり!!帝国所属と思われる増援あり!!
ダウファール河下流方向より、一直線に我らの軍勢の後背目掛けて突き進んできております!!
相当に統率された、白い鎧の一団です!!このままでは、正面の帝国軍とその一団によって、既に出撃している我が軍が挟撃を受けてしまいます!!
要塞内からも援軍を!どうか、どうか!!』

  • No.353 by 名無しの大福  2020-08-24 16:09:15 ID:a6a796058

(/こんな感じでやってみました、どうでしょうかー?)

  • No.354 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-24 17:37:49 

>352

ノーマン
「うえぇ…仕方ないなぁ。俺と副隊長で対処してくるからさ、ラヴィ殿は頑張っててよ。
…行くよ、副隊長殿。」
(ノーマンはその声を聞くなり心底面倒くさそうにため息を吐いて頭を掻くが、すぐに副隊長を呼びつけてラヴィの元を去っていく。)

ラヴィ
(「…分かった。死なないでね、ノーマン。」ラヴィはどこか不満げながらも相変わらずの身体言語でノーマンの武運を祈り。ノーマンはそんな彼女の気持ちを分かっているのかいないのか、手をひらりと一度だけ振って立ち去っていった。)

  • No.355 by tenma  2020-08-24 19:31:45 ID:6aed18bc1

>345
>352

体力の消耗と引き換えに放った連続攻撃は、反応を伺う限りでは大した成果を挙げられなかったらしい。
どうしたものか……と頭を悩ませるゼクシア。敵の反撃に備えようとした所で、王国兵士の悲鳴にも似た叫びが耳に飛び込んでくる。

 ホワイトナイツ
(白聖騎士団……!)

突如として戦場に馳せ参じ、圧倒的な統率力で制圧する白装の兵団。そんな切れ者の集まりは、ジェレマイア・フォーテスキュー率いる白聖騎士団を置いて他にない。
脳裏に浮かぶようだ――視界一面の黒を切り裂くが如き、白騎士達の驀進が。
敵はこの襲撃を受けて戦力を分散させたらしく、視界を奪った男とその傘下の者が去っていった。これで残るは得体の知れない少女と、彼女の援護に駆け付けた男の二名のみ。絶望的状況を脱することが出来た。

「――暗闇に光が差した」

その一言を皮切りに次なる攻勢に出る。

「敵に狙いを明かすと思うか?」

再び複数の岩石を生み出し、暴風に乗せることで弾幕として差し向ける。
更に風と合わせて行動を阻害すべく、二人が立っていると思われる箇所を狙って冷気を発生させる。先程放った水はこのための布石だ。たちどころに床が凍りつく以上、気付かずに立ち尽くしていれば動きを封じられるし、そうでなくとも転倒する可能性を考えれば闇雲には動けない。

  • No.356 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-24 19:46:45 

>355

(「……何があっても、私はマチルダちゃんを守るだけ。」ラヴィは身体言語でそう告げ、再生し始めている黒い球体に身体言語で語りかけると球体の一部が先程喰らった岩石を弾幕となった岩石の群れに吐き出し、威力を相殺して。そのとき氷に右足を取られ、動きを一瞬だけ止めたものの、ラヴィは自らの右足を手で掴むと何気なさそうに右足を引きちぎった。)

  • No.357 by tenma  2020-08-24 21:54:11 ID:6aed18bc1

中{今気付いたのですが、>355の自分の投稿で>339へのアンカーが抜けていました。すみません)

  • No.358 by tenma  2020-08-25 09:36:05 ID:6aed18bc1

中(相談なのですが次のロルでゼクシアの視力を元に戻してもよろしいでしょうか?効果時間は30分と明記されている手前申し訳ないのですが、ラヴィさんの身体言語を理解できない上に視界まで封じられているとあっては情報が少なすぎます。カデルアさんの様子や攻撃もこちらのロルに反映出来なくなってしまいますし、ゼクシアの口上と攻撃ばかりで余りに味気ない内容になってしまいます)

  • No.359 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-25 11:16:16 

>358

(/了解しました。)

  • No.360 by tenma  2020-08-25 22:00:51 ID:6aed18bc1

中(返信の順番は着ぐるみパンダ様→AYA様→私で問題なかったでしょうか?)

  • No.361 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-25 22:43:18 

>360

(/問題はございません。)

  • No.362 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-26 07:46:30 

>361

【はい!後にウルフを合流させたい(マチルダに向かわせたい)のですが、どうしましょうか?】

  • No.363 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-26 07:46:30 

>361

【はい!後にウルフを合流させたい(マチルダに向かわせたい)のですが、どうしましょうか?】

  • No.364 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-26 09:39:27 

>363

(/マチルダでしたら今アーサーやその他の騎士達が守護をしていますので難しいかと。)

  • No.365 by シザーgirl  2020-08-27 22:21:47 

中(失敬ながら支援上げです…。)

  • No.366 by tenma  2020-08-27 23:07:24 ID:6aed18bc1

(/もしかして私が止めていたのかと不安になりましたが、次の返信順はAYA様で間違い無いですよね……?)

  • No.367 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-28 00:33:50 

>366
【はい!そろそろ返信しますね!ウルフについては「気づかれないように侵入した」という形で色々載せていきます!】

ーカデルアサイドー
カデルア「ラヴィ様……その力は危険では…………?お嬢を守るためといえども……。」

ラヴィの体を心配しながらも、交戦を続ける。ゼクシアの目が殺人を好む目ではないことは気づいているが、その本質は分からない。

その時、氷の矢(ウルフの弓)が放たれ、2人の男(ウルフとジェレマイア)が侵入していることに気づいた。それはお互いに因縁を持つ以外の何者でもなかった。

ウルフ「『風の片割れ』……その女はお前の主か……?なら、女を護れるかこの我が見極めさせてもらおうぞ!」

ーウルフサイドー

遡ること数十分前、ボロを装い潜入した彼は、要塞の裏側が手薄になっていることに気付き、三角飛びを行って交戦を見ていたのだ。

「…………始まったか……今回は力を見極めるため……。」

無駄な戦闘は省きたいが、仕方ない。気づかれたのなら戦おうと決心する。

  • No.368 by tenma  2020-08-28 20:21:41 ID:6aed18bc1

>356
>367

徐々に視界が開けてくる。暫しの間絶たれていた陽光が瞳を刺し、思わず目のあたりを手で覆う。
敵は二人。ゼクシアの正体を看破した少女と、彼女の援護に駆け付けた漆黒の風を纏いし青年。数と視界の不利が解消された今、少なからず勝機はあると言っていい。あの厄介な術者が戻ってくる前に決着をつけるのみ。

「危険な力……何故そうまでして王女に仕える?あの女の何がお前達を惹き付けるのだ」

それは嘲笑でも否定でもなく、純粋な問いかけだった。少女から聞き出すのは不可能と見ていいが、青年の方には解答を期待できる。
マチルダのためなら矢面に立つことを躊躇わず、危険な力までも解き放とうとする。そればかりか戦闘の邪魔になるなら自身の身体を損傷させることすら厭わない。何故そこまでするのか。何故そこまで出来るのか。それがどうしても知りたかった。
この10年間、ゼクシアは自分を守ることで精一杯だった。他人のために命懸けで戦うなど、彼女にとっては理解不能な行為でしかなかったのだ。
目が見えない状態で攻撃を連発し消耗したゼクシアは、決着へ繋げる"奥の手"を放つために、力を蓄え息を整えながら返答を待つ。

  • No.369 by 着ぐるみパンダさん  2020-08-29 12:37:51 

>367
>368

(「…マチルダちゃんは、優しいから。だから、私もマチルダちゃんを守るの。」ラヴィは深海のような瞳で静かに見つめ、身体言語でどちらにもそう告げた後「…」何かを呟こうとするように唇を開いたが、声は一切伴わず。ほぼ完全に再生した黒い球体を掌で弾ませると球体の一部がまた漆黒の槍を形作り始め、残りの球体はラヴィを守るように周囲へと漂い。)

  • No.370 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-30 18:48:53 

>368
>369
ーカデルアサイドー
「………………。(過去を嘘で固める訳にはいかない……お嬢を守り、百数十年前の戦争で果たせなかった誓いを果たす、それ以上の理由が必要か?)」

ラヴィの無言と同じように、風で言葉を返す。攻撃によって目を隠す仮面が割れ、素顔が晒されたがカデルアの目には殺意がなく、むしろ同情するような目でゼクシアを見つめている。

「…………戦いに情けなどはない…………ですが、何かを伝えるその目が私の歩を止めるのだ……大切な人を失った者のように哀しく…………。」

  • No.371 by 名無しの大福  2020-08-30 18:58:04 ID:a6a796058

(/生存報告ですー、あとジェレマイアは侵入はしてないですね、要塞外で出撃した王国軍の背後狙う別動隊です)

  • No.372 by AYA♪(V・3・1)  2020-08-30 19:31:54 

【ジェレマイアは侵入していないんですね、了解しました!自分の解釈が間違ってたようで……。】

  • No.373 by tenma  2020-08-30 22:15:59 ID:6aed18bc1

>369
>370

(大切な人――)

少女の静寂と青年の風がゼクシアの心を突き抜ける。
ゼクシア・ファルベは己が身を守るためなら殺しも厭わない天魔だ。その顔と心は無機質な仮面に隠れ、凍てつく闇の如く命を奪い去る。
だが本来の彼女は6年前に失った小さな命を忘れられない少女だ。その仮面に隠れた素顔は人を殺めるたびに歪み、心は血の涙を流す。
以前のゼクシアならここで折れていたかもしれない。敵に触れたはずが逆に触れ返され、どんな痛みよりも自分を揺さぶる記憶を想起してしまった。しかし今となっては、それだけが彼女の全てではない。

――また会おうゼクシア、必ず。

天涯孤独の身である自分を案じ、再会の約束を交わしてくれた人がいる。やっとわかった。王国兵士達と自分との間に相違などありはしない。心根では決して争いを好まず、護るべき者、尽くすべき者のために鬼となる。
その対象が、不死身の肉体を持ち民草に慕われる一国の王女であろうと、上官に貶され同僚から後ろ指をさされるしがない軍人であろうと、優劣を付けることなど出来はしない。

(だったら尚更、負けられないじゃない)

短い逡巡の末に天魔が動き出す。今はただ、自分を待つ人のために。その期待に応えるために。

「六天撃――"破ノ章"」

火・雷・氷・土。ゼクシアが誇る六天の内の4属性がこの場に集う。
灼熱の炎に荒れ狂う稲光、凍て刺す氷柱……そして叩き付ける土砂。荒ぶる天魔の力が解き放たれ、突破口を開くべくして襲い掛かる。
少女も青年も迎撃の用意は整えている。ならばその上から叩き潰し、任務遂行のために辿り着くべき場所へ駒を進めるのみだ。

  • No.374 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-02 21:39:07 

>373
(/遅れて申し訳ございません)

(「……!」ラヴィの小さく華奢な手が伸び、槍には形状変化せずに残った黒い球体を掴んで盾のような形状に変化させると自身の前に展開したまま攻撃の前へと躍り出て。「……お姉さんは可哀想。だから、せめて…」その口元に哀れむような、慈しむような美しい微笑を浮かべたラヴィがその場で胎児のように蹲ったかと思えば、その小柄な体を守るように黒い球体がラヴィ自身を喰らい)

  • No.375 by tenma  2020-09-02 22:17:32 ID:6aed18bc1

>374

(/すみません、こちらはどのような結果になったのでしょうか……?球体がラヴィさんを喰らったことでゼクシアの攻撃を防いだという解釈で大丈夫ですかね?
あとこちらの攻撃ばかりでほとんど反撃を貰っていないのですが、どのような展開と決着をお考えでしょうか?)

  • No.376 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-03 06:41:22 

>375
(/そうですね、その解釈でお願い致します。分かりにくい表記で申し訳ございません。ラヴィの攻撃を受けて一応その場からは撤退、他の場所を破壊しに行くという形を取っていただければ…。)

  • No.377 by tenma  2020-09-03 16:34:38 ID:6aed18bc1

>376

(/わかりました!ありがとうございます。ゼクシアからの攻撃としては次に書くレスで最後にしようと思っております)

  • No.378 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-03 18:40:54 

>377

(/了解しました。こちらこそありがとうございます)

  • No.379 by OSORA  2020-09-03 18:58:37 

>アントワヌさん、エリシアさん

いや、あれも能力だろうがあんな能力は見た事がない…初めてだ…その蛇も懐いている、不思議な人だな

(戦場から戻って来るエリシアさんを待ちながら変身出来る能力に驚き、懐いている蛇、先程の女性を見て不思議な人と判断し)

>オズワルドさん

着いたぞ、ここが戦場か…でもどうやら終わりそうな予感がするな

(やっと戦場へと着けば周囲を見回して確認し、戦闘をしてみたかったが出来ず落ち込み)

  • No.380 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-06 01:04:12 

【遅れて申し訳ないです……。】
ーカデルアサイドー

「ラヴィ様…………!7本の指で止めなければ……。」

ゼクシアの攻撃を霧散させるため、左手の指を4本、右手の指を三本使って構え、峰打ちの隙を伺おうとする。だが、ゼクシアは覚悟を決めていることを理解したため、傷を負うことは理解しながら正々堂々と受けることにした。

「さあ撃て!『天魔』ゼクシア・ファルべよ、この7本の指で風と共に受けて見せよう!」

ーカニスサイドー

>ALL

天狼軍の兵を動かした彼だったが、彼自身はウルフの城辺りで四つ葉のクローバーを探していた。せめて少しの間でも、無邪気な青年の「レイモンド・ウェアガルー・ラデウス」として、楽な時間を過ごしていたかったのだ。

「…………ふぅ……優しいお姉さん、お兄さんたちに渡したいな……。」

「天狼」の役目を担いながらも、無邪気で明るい少年でいつまでもいたい……。そんな葛藤が彼にもあった。

城の警備を任されている兵のほとんどは、今の彼が「カニス・ルー・リュコス」の素の姿であることを知らない。だが、この少年が「カニス」と同一人物なのは知っているため、兵長はマイペースだな、と思いながらも笑みを浮かべる兵は多い。

  • No.381 by シザーgirl  2020-09-06 01:20:56 

>379
アントワヌ(だな…あの力には私も本当に驚いてるよ…そして尊敬している。(何処か遠くをみながらそう言い)…私が不思議な人…か、まぁこんな格好をしていたら不思議に思われても仕方はないかもね。(自分の格好や蛇達の事を見て苦笑いしながらそう呟く))

エリシア(いたわ…!アントワヌ様っ!)アントワヌ達の前に降りてきて元の姿に戻る
アントワヌ(エリシア、お疲れ様。どうだった?)
エリシア(場所がわかりました…今から案内しますわ。)
アントワヌ(わかった…エドワード君、今からエリシアに案内させようと思うんだが…大丈夫かね?)

  • No.382 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-06 17:47:57 

【あげます!】

  • No.383 by tenma  2020-09-06 20:57:54 ID:6aed18bc1

>374
>380

(どちらの覚悟が上か――答えはこの一撃が導き出す)

初めて繰り出した奥の手の属性複合技"六天撃"は、少女には防御されたものの、青年の方にはダメージを与えるという結果に終わった。
ただし青年の様子を見るに敢えて受けたらしく、真っ向から彼らの策を破って成果を挙げたとは言えない形である。
それでも一撃は一撃。少女もいつまでも持ち堪えられるはずはない。次で決める――そう固く誓い、ゼクシアは再び右腕を天に掲げた。

「引導を渡してくれる。六天撃――"破ノ章"ッ!」

再び唸りを上げる爆炎、雷霆、氷塊、土砂。技自体は先程と同じ。しかし一度放った経験から威力と精度を高め、改良を施した強烈なものとなっている。
ゼクシアにこれだけの力を発揮させたのは、他でもないステラ・カンパニュラの存在だ。彼女の喜ぶ姿を――作戦成功の報せに僅かでもほころぶ顔を思い浮かべたことで、自然と限界を超える力を引き出されたのだった。
総力を注ぎ込んだ一撃が敵対者達に降りかかる様を食い入るように見つめながら、ゼクシアは荒く息を吐いてその場に片膝をついた。

  • No.384 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-06 21:17:54 

>383

(ラヴィを護っていた黒い球体も流石に二撃目には耐えられなかったらしく、崩壊が始まり。ラヴィは球体の口から吐き出され、地面に転がると全身を酷く打ち付けていくつも傷が出来ていたが血はやはり一滴たりとも流れず身体を持ち上げて。「…マチルダちゃんには、手出しさせない。」貴女をきっと睨むと攻撃を盾に変化させた大量の黒い球体で辛うじて凌ぐが、防ぎ切れなかった攻撃によって腹部にはその華奢な身体をほぼ両断するような黒い傷口が開き、もはや彼女が戦闘を続けられないことは明白であった。)

  • No.385 by OSORA  2020-09-06 21:27:15 

>カニスさん

四つ葉のクローバーを発見すれば幸運が起こると聞くからな、俺も探してみるとするかな

(四つ葉のクローバーを探す為に旅をしていたがいつの間にかウルフの城辺りに迷い込んでいた事には気付かず、敵である相手の存在に気付かないままのんびりと四つ葉のクローバーを探し始め)

>アントワヌさん、エリシアさん

尊敬か…不思議だぞ?俺が言うのもなんだけど。
大丈夫だ、俺は騎士だぞ?戦場に行く事に武者震いなどしている場合ではないからな

(尊敬しているという言葉には不思議に思いつつ、格好、蛇が現れている事については流石のエドワードも驚きを隠せずにいれば、戦場に行く事を伝えられれば覚悟を決め)

  • No.386 by シザーgirl  2020-09-06 21:51:05 

>385
アントワヌ(不思議か…その様な見方もあるな…(相手の言葉に同意するとクスクスと笑い)ふふふ、やっぱり人とのお喋りほど楽しいことはないな…本当かい?よーし分かった…!エリシア、私達を戦場まで連れてっておくれ。(相手の覚悟を悟るとよしと言いエリシアに戦場まで連れて行けと命令する))

エリシア(分かりましたわアントワヌ様…(そう言うと今度は水で出来たペガサスに姿を変える))
アントワヌ(よーしよしよし、これで大丈夫だ…エドワード君、これに乗って戦場に行きたまえ、後は彼女が案内してくれる。)

  • No.387 by OSORA  2020-09-06 22:00:46 

>アントワヌさん、エリシアさん

エリシアさんが戦場まで連れて行ってくれるのか…それはありがたいことだ、感謝する。では行くぞ!ペガサスよ、戦場に向けていざ出発!

(水で出来たペガサスに姿を変えた彼女に乗り感謝の言葉を伝え、まるで騎士の乗る馬のようにしながら高らかに叫びながら出発の合図を出し)

  • No.388 by シザーgirl  2020-09-06 22:12:14 

アントワヌ(ふふ、気を付けてね。(そう言いながら二人に手を振る))

エリシア(分かりましたわアントワヌ様…いえいえ、これもアントワヌ様のご命令ですから…(そう言うとエドワードさんの声の後にクールヘッドをし一つ鳴いてから翼を羽ばたかせ空に飛び立つ))

  • No.389 by シザーgirl  2020-09-07 21:59:47 

中(失敬ながらあげです…!)

  • No.390 by OSORA  2020-09-08 06:49:43 

>アントワヌさん、エリシアさん

君は来ないのか?…何か事情があるんだろうな。これが空の景色か、初めてだが素晴らしい景色だな

(彼が来ない事に疑問に思うが理由があると考えれば仕方なしと判断して、空の景色を見ればあまりの美しさに見惚れ)

  • No.391 by シザーgirl  2020-09-08 07:42:22 

>390
アントワヌ(うん、私は友達を待ってるからね…(少し微笑んで答える))

エリシア(ふふ…喜んで頂き光栄ですわ…(エドワードさんが美しさに見惚れていることを言うと喜んでもらってよかったと優しい声で呟く))

  • No.392 by OSORA  2020-09-08 23:37:26 

>アントワヌさん、エリシアさん

そうか、ではエリシアさんと一緒に行ってくるよアントワヌさん!このお礼はいずれ返させていただく!

(先程、お互いを名前で呼び合っていた事を聞いていた事を思い出し名前を言い、約束は守る事を宣言すればペガサスに変身した彼女に乗り続けながら空の景色を見続け)

  • No.393 by シザーgirl  2020-09-09 00:14:54 

>392
アントワヌ(ああ…!!気を付けてくれエドワード君!さらばだ!(エドワードさんを微笑みながら見つめ手を降る))

エリシア(…どうでしょうか乗り心地は…?(空を飛びながらエドワードさんに自分の乗り心地はどうかと問いかけ))

  • No.394 by OSORA  2020-09-09 01:12:35 

>アントワヌさん、エリシアさん

ありがとうございましたアントワヌさん、またお会い出来る日をお待ちしています!……乗り心地か?最高だよ、馬に乗るのは初めてなんだがこんなにも乗り心地が最高なのは初めてだよ。初対面なのに申し訳ないが…エリシアさんとアントワヌさんは同じ仲間なのか?それとも同じ騎士なのか?

(彼にお礼を言い終えれば彼女と一緒に戦場まで飛んで行ったエドワードは彼女が変身したペガサスに掴まり、乗り心地が最高な事を褒めながらも彼との関係性を尋ね)

  • No.395 by シザーgirl  2020-09-09 07:47:15 

>394
アントワヌ(ああ!私も楽しみにしてるよ!元気でね!!)(エドワードさんに手を振りながら見えなくなるまで見送り)
アントワヌ(…さあ、早くヴァシュリーシュカと合流しないとね。)

エリシア(ふふ、最高ですか…ありがとうございます…喜んでもらえて私も嬉しいですわ…(最高だと言われお礼を言い)んー…そうですね…仲間ってより主従関係ですかね、私がアントワヌ様に従ってるって感じです。…まぁ私が主従って言ってもあの人はパートナーだって言うんですけどね…あっ、パートナーって言っても人生のじゃないですからね!?(自分と相手の関係をエドワードさんに伝えパートナーと言う言葉を誤解しないように解説する))

  • No.396 by シザーgirl  2020-09-10 22:24:45 

中(失敬ながらあげです…!)

  • No.397 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-10 22:52:07 

(/生存報告です。)

  • No.398 by tenma  2020-09-11 00:35:08 ID:6aed18bc1

(/私も生存報告をさせていただきます?)

  • No.399 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-11 19:06:28 

【生存報告です!】

  • No.400 by 名無しの大福  2020-09-11 19:40:15 ID:a6a796058

(/生存報告です、要塞内ロールは今多分AYAさん待ちだと思いますよ)

  • No.401 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-11 21:36:09 

>383>384
【更新されてるのに気付かず申し訳ありません……。】

カデルア「…………では……あなたの覚悟、見させてもらいました。ラヴィ様、お嬢の元へ戻りましょう…………この気配は…………『天狼』!」

ゼクシアの攻撃を敢えて受け、膝を地につける。このまま去ろうとしたが、ウルフが紛れ込んだことに気付いた。

ウルフ「『天魔』よ、我が兵がお世話になったな。『決別』か、『受容』か…………今は去れ、無駄な戦いは我もお前も望まぬだろう……。だが、我も例の女を謁見したいのでな。」

その目には殺気がなかった。マチルダを連れ去るような真似はしないだろう、と考えてラヴィを抱える。

  • No.402 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-11 22:17:44 

>401

(「…ごめんね、カデルア。」ラヴィは微かに深海の瞳を開けると弱々しく静かに微笑み、悲しそうに首を回転させ。そんな彼女を心配でもするかのように黒い球体は彼女の周りを漂い、口を大きく開いて牙を剥き、周囲への敵意を隠す気もなく剥き出しにしている様子で。)

  • No.403 by OSORA  2020-09-12 12:13:28 

>エリシアさん

主従関係、パートナーか…それも良いかもな。俺には主従関係の人もパートナーもいない…だからアントワヌさん、エリシアさん達が羨ましいよ…

(主従関係だろうがパートナーだろうがそう呼び合える人物がいる事を羨ましく思い、エドワードには主従関係もパートナーもいない為落ち込んでしまい)

  • No.404 by シザーgirl  2020-09-12 13:57:37 

エリシア(ふふ…ですよね、そんな事ありませんよ!エドワード様にもきっとパートナーが出来ますわ!世の中は広いんですもの、きっと優しくて素敵な人が見つかりますわ。(落ち込んでしまったエドワードさんを気遣ってか優しい声でそう言い)さ、そろそろ着きますのでご準備をお願い致しますわ。)

  • No.405 by OSORA  2020-09-12 20:56:36 

>エリシアさん

ありがとうエリシアさん、そう言ってもらえるだけで嬉しいよ……そろそろか、分かった。

(本当に見つかるかどうかは分からないが励ましてくれた事には感謝とお礼を述べ、準備をしようと剣を持ち)

  • No.406 by シザーgirl  2020-09-12 21:08:19 

エリシア(ええ!エドワード様は少ししか喋ってませんがとてもいい人ですもの、すぐに見つかりますわ。(そう言い10分ほど走ると地面に降りて)さ、着きましたわよ、ここが戦場でございますエドワード様。)

  • No.407 by tenma  2020-09-12 23:21:11 ID:6aed18bc1

>>384
>>401

威力と精度を高めて放った六天撃――その二撃目は、見事敵対者達にダメージを刻み込むことに成功した。
だが完全な決着を付けるには至らない。青年は膝をついてなお味方を庇おうとする余力があり、少女に至っては本体の重傷ぶりとは裏腹に球体が強烈な敵意を見せている。
押しているように見えてゼクシアも相当に苦しい。頭部を打ち付けた以外に目立ったダメージは無いものの、少なくとも六天撃は二度と撃てない程に消耗している。決して持久力に優れないわけではないが、序盤から畳みかけたツケとでも言うべきか。
元々守りは得意としない彼女のことだ。敵地でこれ以上戦いが長引けばどうなるかは火を見るよりも明らか――その表情が僅かに曇る。

(もしかして、この男が……)

突如として戦闘に介入する、銀髪に冷たいオーラの偉丈夫。彼の名や正体はゼクシアの知る所ではないが、まるで狼の如き雰囲気と青年の叫びから、あの兵士の言葉を思い出す。天狼軍――『天狼』――帝国に与する第三勢力。
何はともあれ、戦闘の幕引きはゼクシアにとって願ってもないことだ。疲弊した身体に鞭打って足早に立ち去る。

本番はこれからだというのに……随分と消耗してしまった。体力的にも時間的にも、物資や兵器の破壊を優先するというのは非現実的だ。王都が近いだけに補給のスパンも短く、直に損害分を補填されてしまうのが目に見える。
ならばせめて防御力を削ぎ落とし、要塞としての効力を弱めてから離脱すべきだろう。

(もう六天撃は使えない。私に残された手は――)

必殺技が使えない今、防壁を破壊するにはこれしかない。
混乱に乗じて倉庫から運べるだけの火薬を盗み出し、要塞を囲む煉瓦壁の一角に積み上げる。
爆風と石片の飛散から自身を守るべく氷の防壁を作り、その背後に隠れて炎をぶつける。
耳をつんざくような轟音の後に煉瓦が吹き飛び、巨大な亀裂を生じさせた。素早くその裂け目に身体を滑り込ませ、予め馬車を待機させていた場所目掛けて全力疾走する。
背後から迫る足音や投擲される槍に冷や汗を垂らしながら駆け抜け、遂に追っ手を振り切ることに成功した。

「はあ……」

馬車の室内に飛び込み身を投げ出すと、安心するあまり間抜けな溜め息が漏れ出す。危険な任務など幼少の頃からこなしてきたが、王国という一大勢力を相手取ってここまでの大立ち回りをしたのは初めてだ。
極度の疲労でピクリとも動かない手足と対照的に頭の中は忙しく、声に出せばまくし立ててしまうような洪水が起きている。思い浮かぶことは山ほどあるが――取り敢えず城へ帰ろう。ステラ・カンパニュラが待っている。

(/これでゼクシアを撤退させていただきます!ありがとうございました)

  • No.408 by OSORA  2020-09-13 04:03:16 

>エリシアさん

そう言われれば嬉しいな。ここが戦場か、俺がいない間に終わりそうな雰囲気だな…それはそれで良いか。送ってくれてありがとうエリシアさん

(照れながらも戦場に着いた事を知れば彼女から降り、周囲を見れば終わりそうな雰囲気を感じながらお礼を述べて)

  • No.409 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-13 07:00:11 

>407

ノーマン
「うわ、マジか…」
(耳をつんざくような轟音に振り向くと、彼の視界には破壊された防壁が最初に目に飛び込む。「これジラルド殿に知らせなきゃダメじゃない?俺の仕事じゃないしね…副隊長、伝達してきてくんない?」彼は面倒くさそうに頭を掻き、欠伸をしつつ副隊長を呼びつけると王国軍の本部…マチルダの城へと向かわせる。自分は第二部隊を率いつつも相手が陽動部隊とは知らず、戦い続けていて)

  • No.410 by シザーgirl  2020-09-13 07:10:00 

エリシア(ふふ、そうですわよ…んー…それもそうですわね…(戦場を見てからそう呟き)いえいえ!ではエドワード様、お気をつけて。貴方のご武運をお祈り致しますわ。(そう言いながら元の姿に戻るとペコッと頭を下げてお辞儀をし)では私はここらで失礼致しますわ、ごきげんよう。(そう言い微笑んで再び深々とお辞儀をすると今度は白い鳩の姿になって飛んで行く))

中(絡ませていただきありがとうございました!とってもエドワードさんは魅力的なキャラで楽しかったです…!!)

  • No.411 by OSORA  2020-09-13 15:41:35 

>エリシアさん

戦争が終わるという事は良い事だからな。俺は本当は戦争はしたくないんだが…これも仕方ない。ここまで送ってくれてありがとうエリシアさん、アントワヌさんにもありがとうと伝えておいてください

(本当は戦争はしたくないがだからといって黙って見ているつもりはなく仕方がないので溜息を吐きながら剣を構え、ここまで送ってくれた彼女を見送りながら彼、彼女にお礼を述べて)

(/いえ、アントワヌさんとエリシアさんも素敵なパートナーで素晴らしかったです!また絡める時がございましたら絡ませていただきたいです)

  • No.412 by シザーgirl  2020-09-13 16:07:24 

エリシア(ええ!わかりましたわ!私もですわ、アントワヌ様もやりたくないと言ってますもの…どうか貴方にも、ここにも平和な世界が…訪れますように…(祈るような声でそう呟くとアントワヌの元へと帰って行き))

中(ありがとうございますっす…!!こちらこそまたよろしくお願い致します…!)

  • No.413 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-13 16:13:02 

>名無しの大福様

(ノーマン部隊の副隊長が王国軍の本部に向かいました。相手してやってくださいませんか?)

  • No.414 by 名無しの大福  2020-09-13 16:56:17 ID:a6a796058

(/ジラルドですかね、了解ですー)

【メルノリア王城内にある執務室で、痩せ細った男がペンを走らせていた】
【肌色は病人と見紛う程に白く、瞳は赤黒い、鋭い牙こそ無いもののその風貌はさながら吸血鬼の様】
【名はジラルド・マルローネ、王国軍の事務的活動を司っている】

……さて、この胸騒ぎの正体は何かな。

【廊下から響く足音に、ペンを握る手を止めた】

用があるならさっさと入ると良い、そして簡潔に伝えたまえ。
そう暇な仕事では無いのでな。

  • No.415 by tenma  2020-09-13 18:42:00 ID:6aed18bc1

>名無しの大福様

(/ステラさんにゼクシアのお相手をしていただきたいのですがよろしいでしょうか……?

あと間違えて要塞の壁を1箇所しか破壊していない描写にしてしまったので、打ち合わせ通りもう2?3箇所壊した体でお願いできるとありがたいです……!)

  • No.416 by 名無しの大福  2020-09-13 19:43:51 ID:a6a796058

>415
(/こんな感じで良いでしょうかー!)

【重い瞼が不意に開く】
【眼前の机に中途半端に文章が書かれた資料が置かれているが、最後の一文字が大きく崩れインクの尾を伸ばしていた】
【途中で睡魔に飲み込まれてしまったらしい、ここ数日、まともな睡眠を取っていない】
【「給料泥棒は書類仕事でもやっていろ」と押し付けられた紙の山は、まだ半分程度が残っている】

……。

【軍用品の在庫数、食料の輸送計画、各戦場で増減する兵士という名の「数字」】
【それを只管に真新しい紙へと書き写していく、ただそれだけの単純作業】

……一番効く拷問は「これ」なのかも……。

【ついて出た言葉に、乾いた笑いが肩を揺らした】
【単純作業を終わりなく繰り返す苦痛は、どんな拷問にも勝る様な気がした】
【最も、肉体的な拷問など受けたことは無いのだが】

  • No.417 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-13 21:16:01 

>414
(ありがとうございます。)

失礼します!ノーマン隊長から伝言を…。
(まだ若い副隊長は威圧感のある声にびくりと身体を震わせながらもノーマンからの伝言を告げて。「お伝えします…『ダウファール要塞の防壁が何者かの手によって何ヵ所か破壊されていた。修繕は自分の仕事ではないのでジラルド殿に頼みたい』との事で…。」怯えたような態度ではあったが、何とか言葉を喉から絞り出すようにそう言い)

  • No.418 by 名無しの大福  2020-09-13 23:13:18 ID:a6a796058

>417

【革靴の先がトンと床を叩く】

ノーマン大尉は何か勘違いをしているらしいな。
私は魔法使いでも錬金術師でも無い……直そうと思ったからすぐに直る訳では無いのだよ。
修繕に必要な資源も、金も、人手も、そして時間も限りがある……第一、修繕している暇を帝国が与えてくれるのかね。

【揺れるペンの飾り羽と、定期的に床を叩く革靴の音は、ジラルドの苛立ちを分かりやすく表現していた】
【淡々と語る低い声はそれでも平常の様子を保っている】

答えは「否」だろう……敵はようやく王国という水瓶に罅を入れることが出来たのだ、わざわざ罅が塞がるのを待つ必要が何処にある。
ダウファールに頼り続けることは出来なくなったな。

  • No.419 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-13 23:51:01 

>418

…そう、でしょうか…。
(副隊長は尚も怯えつつ、「ですが…ルイ大佐も、第一部隊も善戦しているようです。」恐怖に震える声ながらも穏やかに、静かにそう告げて。「それでは…失礼、します。ノーマン隊長に伝えてきますので…。」ぺこりと頭を下げ、ぶかぶかの軍服を揺らしながら副隊長は走り去っていって。)

  • No.420 by tenma  2020-09-14 00:55:03 ID:6aed18bc1

>>416

(/非常にありがたいです!助かります!)


王城内を闊歩する魔界の使者一人。体力のほとんどを使い果たし若干ながら負傷もしている彼女だが、睡眠や食事といった休息よりも上官への報告を優先した。
唯一の息抜きといえば入浴したことだろう。流石に粗末な身なりで軍人の前には出られない。汚れや血糊を落とし、付け慣れた仮面で顔の半分を、着慣れたコートで肌を隠したゼクシアは、いつも通り隙のない天魔の姿へと立ち戻った。

「ステラ様。ゼクシア・ファルベ、帰還致しました」

ステラの私室前に来ると、疲労から間抜けな声を出してしまわないように一息ついてから呼びかける。
彼女のことだ。扉の向こうでどんな作業をしているかは想像に難くない。同時にどんな心境でそれらに取り組んでいるかも大方察しが付く。それでも自分の生還を知れば、何より戦果の程を耳に入れれば、きっとあの病める白い肌の下に歓喜の赤みがさすだろう。
惜しむらくは打ち合わせの際にステラが語った"理想的な運び"に沿いきれなかったことだろうか。とはいえ単身で危険な潜入作戦をやり遂げたのは紛れもない事実だ。
無表情の下に年相応の少女らしさを――両親や先生からの称賛を期待する子供のような期待を隠し、そっと扉をノックした。

  • No.421 by 名無しの大福  2020-09-14 16:25:58 ID:a6a796058

>419

善戦しているから……何だと言うんだ?

【鷹の眼がより鋭くなる】

一つの部隊が良く戦っていれば、資源や人手が無限に沸いて出るのかね。
敵が戦いぶりに敬意か何かを表して、わざわざ要塞を修繕する時間を与えてくれるとでも言うのかね。
そもそも、戦場にいる人間が勝つ為に必死に戦わないのであればそれはただの職務怠慢だ、「当たり前のこと」をしているだけで立派ぶるのはやめろ。
個人で楽観している分には結構だが少なくとも私の前でそんな戯言を口にするな、私が求めているのは、確かな情報と「結果」のみだ。

【半ば追い出す様に、ジラルドは片手をヒラヒラと振る】

さて、もう一度書類を見直さなければな……。

>420

【「戦死した」という報告は受けていない】
【だが同時に、無事であるという報告も受けてはいなかった】
【だから廊下から届いた声に、驚きや安堵や……様々な感情を孕んだ表情を浮かべて、扉を凝視する】

……。

【椅子を引き机に手を当てて立ち上がり、数時間同じ体勢でいたせいか固まった腰を擦る】
【バサバサと音をたてて書類の山が床へと落ちた】

……鍵はかけてないよ、入って来て……っ!?

【……そして、それが落ちた場所が悪かった】
【偶然ステラの足元へと滑り込んだ書類が一枚、それを踏みつけて、派手に足を滑らせる】
【「どんがらがっしゃん!」……文字で表すならば確かにそんな音が、扉越しにゼクシアにも聞こえることだろう】

  • No.422 by tenma  2020-09-14 19:19:14 ID:6aed18bc1

>>421

部屋の中から聞こえるステラの声。心身に積もった緊張がやっと解けるのを感じた。
同時に頭の中で渦巻いていた言葉と感情も鎮まり、真に冷静ないつも通りのゼクシアへと戻る。
食い気味にドアハンドルへ手を伸ばしたところで、予想だにしない激しい音が部屋の中から響いた。

「ステラ様!?」

蹴破らんばかりの勢いで扉を開けて踏み込むと、そこには散乱した書類の数々と――それを踏み付け転倒したのだろう、床に倒れ込んだステラの姿があった。頭や腰を打っていたら一大事だ。慌てて駆け寄り、抱き起こす。

「お怪我はありませんか?」

覗き込んだステラの顔は、以前よりも不健康な白色で占められているように思えた。
端的に言えば"やつれている"という具合だろうか――まともに休息を取っていれば絶対に有り得ない顔色だ。
そんな彼女の様子と床に散乱した書類がイコールで結ばれるのに時間はかからなかった。
大方、例の上官に無理な仕事を押し付けられ、ここへ軟禁状態になっているのだろう。

――だが、そんな理不尽と冷遇の日々ももう間もなく終わる。
一の矢として自分を、状況打開の二の矢として白聖騎士団を送り込んだ采配。それによって齎された戦果。ステラ・カンパニュラは帝国の優位性確保に大きな貢献をした。もう誰も彼女を"無能"だの"給料泥棒"だのと貶めることは出来ない。

何から報告しようか。時間が許すなら決闘の様子や王女が如何に慕われているかも語りたい。
人が倒れているところにまくし立ててはならないと、はやる気持ちを抑えてステラが立ち上がるのを待つ。

  • No.423 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-15 07:41:43 

【明日から修学旅行なのでいません!】

  • No.424 by 名無しの大福  2020-09-15 11:09:09 ID:a6a796058

>422

うーん……。

【天井を見つめていた視線はゆっくりとゼクシアへ】
【ずれた眼鏡をかけ直し、殆ど無表情に近い小さな笑顔を口元に浮かべる】

……おかえり。

【たった一言、それこそが、今一番かけるべき言葉だと考えた】
【深い「くま」が刻まれた目元で、しかし真っ直ぐに】
【先程の様な驚きはもう無い、ただ安堵のみがある】

無理をさせた、ごめん。

  • No.425 by tenma  2020-09-15 20:21:29 ID:6aed18bc1

>>425

「ただい……あっ、いえ、あ……」

それは完全に不意打ちだった。"おかえり"。そう言われた。エリート軍人と傭兵の関係で、まさかそんな温かい言葉をかけられるとは予想だにしなかった。
思えばこの10数年間、"ただいま"も"おかえり"も口にせず、誰かに言ってもらえることもなかった。貧民窟で両親の足枷として生まれ、売り飛ばされ、生きるか死ぬかの日々にそんな余裕はなかった。
力を見出され帝国に雇われてからも、人間関係そのものを遠ざけてきたせいでそういったやり取りとは縁遠かった。咄嗟にただいまと返しそうになった、天魔とは程遠い自分の真の姿に、ゼクシアの心が大きく揺らぐ。

「そっ、そのような事はございません。与えられた使命を全うするのは兵として当然の……あれ、あれ……」

再びぐちゃぐちゃになりかけた頭の中を必死で整理し、いつも通りの淡白なまでに冷静な言葉を並べて繕おうとする。だが、続くステラの言葉で完全にトドメを刺されてしまった。
許容量の限界。なみなみと液体が張られた容器へ注ぎ続ければどうなるかは明白だ。
数多の修羅場を潜り抜けた天魔といえど、その正体はたった齢16の少女。心の奥底では孤独に喘ぎ、拠り所を求めんとする自分の弱さを必死で隠し、完全無欠の戦士を演じるか弱い娘に他ならない。そんな少女が築き上げたハリボテの虚城など、優しい心と温かな言葉で包み込まれればひとたまりもない。

「ふっ、う……ううううううう……!」

噴き出さんばかりにこみ上げるものの正体はわかっている。両親に捨てられても、顔を傷つけられても、大切な仲間が殺されても必死に堪えてきたのに。今回ばかりは無理だった。
上官の前で敬語を崩しかけた上に泣くなど以ての外。わかっているのに、抑えきれない。必死に両手で顔を覆い隠し声を我慢しようとするも、指の隙間からは大粒の水滴が覗いた。

早くとめないといけない。これではまるでステラを、自分を信じ使命を与えてくれた人を責めているようではないか。そんな混乱と自己嫌悪の只中で、ゼクシアはたった一つだけ冷静に、疑う余地なく悟ることが出来た。

――あの少女も、青年も、こんな気持ちで不死の少女に仕えているのだろう。

  • No.426 by OSORA  2020-09-15 22:55:09 

>all

さてと…戦争は終盤らしいが俺が来たからにはもう安心だな!この戦争も終わらせて平和な世の中にしてみせる

(周囲を見回せば戦争が終盤になっている事を知れば剣を鞘から抜き、平和な世の中を実現する為にも何の作戦も考えず真っ直ぐに突き進み)

  • No.427 by シザーgirl  2020-09-15 23:12:37 

中(遅れながらAYAさん行ってらっしゃいませ…!お気を付けて…!!!)


>all
アントワヌ(ヴァーシーリー、ヴァシュリーシュカやーい。(大声でヴァーシーリーの名前を呼びながら森の中をさ迷っている…)何処だぁ?)←
ヴァーシーリー(!!アントワヌ~!僕はここだよー!(アルミラージに乗りながらアントワヌに近づいて行き))
アントワヌ(おおそこか!(ヴァーシーリーを見つけると手を振りながら走りだしアルミラージに飛び乗って)お久しぶり!)
ヴァーシーリー(久しぶり!さあ飛ばしてくよ!)アルミラージを操り戦場まで走って行く
アントワヌ(…大丈夫だといいなぁ…。(アルミラージに捕まりながらそう呟き))

  • No.428 by 名無しの大福  2020-09-16 14:07:05 ID:a6a796058

>425

……何も泣くことは。

【身体を起こして困ったように眉尻を下げ、何か気に障っただろうかと思いながらも、年相応の姿を見せる彼女に一人の大人として手を伸ばした】
【触れて、頭を撫でようとする】

まず深呼吸。
簡易的な戦況報告の形である程度は把握してる……詳細にはまだだけど。
……よく頑張ってくれた、そして、よく生きて帰って来てくれた。

【自分が立てた計画でもしも彼女が命を落とす様な事があれば、自分もきっと立ち直ることが出来ない傷を負っていただろう】
【淡々とした語り方が、しかしステラの繕わない本心だ】
【「よく生きて帰って来てくれた」と】

さて……落ち着いてからで良い、少し話を聞かせてもらうよ。
一応報告書の形で纏めておかないといけないから。

  • No.429 by tenma  2020-09-16 17:09:02 ID:6aed18bc1

>>428

「違うんです……これは……!」

必死で否定しようとするも、自分自身でもこれが何の涙なのか説明できない。
ただ確かなのは、ステラを責めるつもりは毛頭ないこと。そして彼女にかけられた言葉がこの上なく温かく嬉しいものだということ。
そんなことも伝えられない自己嫌悪と、ひた隠しにしてきた弱さを曝け出す心地よさの板挟みで、ゼクシアの心は激しく揺れ動く。

「申し訳……ございません。報告させていただきます」

そんな動揺の波も、ステラの手と優しい労いの言葉を受けて静かに引いていく。
涙を拭って立ち上がったゼクシアの表情は、どことなく晴れやかな印象を与えた。

「ダウファール要塞に潜入後、王国兵士4名と交戦。内2名は白聖騎士団の参戦により離脱。残る2名を負傷させた後、戦闘を中断し任務の遂行に向かいました。

当初想定した武器庫や食糧庫の襲撃は未遂に終わりましたが、要塞を囲む防壁を4箇所ほど破壊しました。いずれも大量の火薬を用いたため、一朝一夕では修復できないと思われます」

途中途中で息継ぎを挟みながら、此度の戦果を出来る限り簡潔に伝える。つい数時間前のことだけに、未だ冷めやらぬ興奮や恐怖がゼクシアの口調に熱を込める。
それから……と付け加えるのは、やはりあの正体不明の少女のことだ。規格外の存在であるだけに、正体次第では帝国の大きな脅威足り得る。なるべく早く明るみに出し、帝国兵士にとって周知の存在としておくに越したことはない。

「交戦した王国兵士の中に1人、私より若年の少女がいました。12~13歳程度の外見で、名前は……確かラヴィといったかと。彼女は人間ではない何かとしか言いようがありません。傷口からは血肉が覗かず、片足を失っても平然と立っていました」

やはり戦った中で一番の衝撃をゼクシアに与えたのは彼女なのだろう。想起すると共に微かに震える唇から、彼女の特徴や戦闘能力が次々に語られる。

「彼女は浮遊する黒い球体のような物を常に従え、強力な矛としても、堅牢な盾としても用いてきました。少なくとも異能を持たない兵士が太刀打ちできる相手ではありません」

ついまくし立ててしまったゼクシアの呼吸は、先程の嗚咽の余韻もあってか大きく乱れていた。
一気に語り終えた反動もあってか暫し無口になり、息を整えると共にステラの反応を待つ。

  • No.430 by 名無しの大福  2020-09-16 18:34:51 ID:a6a796058

>429

【机の上の白紙とペン、インク入れを取り、ゼクシアの報告を聞きながら要点を紙に書き連ねていく】

あの高慢ちき……じゃなくて、ジェレマイア中佐に別動隊を頼んだのはひとまず正解か、念の為だったけど。
いくら君でも4人を相手取るのは辛かっただろうし……それにしても、潜入を見破られるのが早いな……。

【ペンは止めずに、利き手では無い左手は前髪を弄り始める、いつもの癖】
【無表情は変わらないが、その仕草がステラが施行し続けていることを示す】
【話しかけているという訳では無いが、ブツブツと呟き続け】

……ゼクシアはそう簡単に見破られる様な変装はしない……しかしそれにすぐに気づいたということは……。
相当に勘が良いのか、或いはそういう能力か……でも、黒い球体を従えることが能力なのだとすればそれもあり得ない……。
人外……人外か……。

【ここに来てようやく眉を顰め、表情らしい表情を浮かべた】

……そういう類の生き物を味方につけたのなら、相当厄介だ……これも書いておかないと。
でもその「怪物」を相手取って要塞に打撃を与えた、中途半端な作戦計画でよくそこまで頑張ってくれたね。
あの規模の防壁を破壊したのなら、戦中に修繕しきることはまず不可能だから……ダウファール要塞の防御力は大きく削がれたことになる。

【最も、あの古い考え方に凝り固まった上官がこれで完全に満足するかは別の問題だが、少なくとも「実際に可能だったこと」のなかではこれが最高の結果だろう】
【鳴り続けていたペンを走らせる音が止まる、ひとまず重要な点は書き記した、あとはこれを正式な書類の形に纏めるだけだ】

うん、十分。
報告ありがとう……あとは、君自身に必要なことをやるだけ。
頑張った対価として何かボクにしてほしいこととか……ある?休暇届とかも、出してくれれば受理する。

  • No.431 by tenma  2020-09-17 00:57:24 ID:6aed18bc1

>>430

――それにしても、潜入を見破られるのが早いな……

その言葉にハッとした表情で顔を上げる。要塞前で一芝居打った時に感じた、ねぶるような懐疑の視線。落ち着いた今だからこそ断言できるが、あの視線の主は間違いなくラヴィだ。
仮に人の本質を見抜く力があるのだとすれば、彼女が身を削ってまで慕い守ろうとする王女マチルダは、一体どれだけ徳のある人物なのだろうか……想像もつかない。

「私が善戦及び生還出来たのは、まあ事前に用意しておいた策の効力もありますが……やはりステラ様の采配のおかげです。あれが無ければダウファール河に骨を埋めることになっていたでしょう」

確かに有事のためにと編み出した"六天撃"は非常に役立ってくれた。しかし万全の状態で二度も撃てたのは、白聖騎士団の襲撃によって数の不利が緩和されたからに他ならない。大人に褒められたことで不遜になりかけた自分を戒めるかの如く、努めていつも通りの淡白な表情と言動を心がける。

「ステラ様にして欲しいことなら……あります。私を――」

話は"大人のやり取り"に移った。普通ならここで見返りとして金品や帝国内での地位を要求し、ついでに休暇を取って羽を伸ばすのだろう。しかしゼクシアが用意していた答えは、そういった普遍的なものと一線を画していた。

「私をステラ様の私兵にしてくださいませんか。帝国からの支給で生活には苦労しておりません故、労働の対価などは求めません。ただ……お傍に置いてくださるだけでいいのです」

いやにスラスラと出てくるゼクシアの言葉。まるでこの任務を請け負った時から考え、準備していたかのようである。
傭兵がエリートコースを歩む軍人の私兵になるということは、先日のような雑用や今回のような秘密の任務は勿論、主の身に危険が迫った時の用心棒まで何もかも望むままに引き受けるということだ。
危険な任務を遂行した褒美に更なる労働を、それも無償で要求するという異常極まりない提案だが……生憎ゼクシアは本気である。
ステラにその気は無かったのだろうが、彼女の言動でゼクシアは完全に懐柔されてしまっていた。軍人として心酔し、姉や母親のような存在として早くも依存しかけているのだ。
言い終えるとゼクシアはほんの僅かに頬を赤らめ、期待に胸躍らせて返答を待つ。

  • No.432 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-17 07:19:35 

>all

(「ごめんね、皆。」腹を両断されるような形になったラヴィは声無き声でそう告げて静かに瞳を閉じながら王国軍本部…マチルダの城へと運び込まれたが、途端にマチルダが一人で城から飛び出してくる。「ラヴィ…!その怪我、大丈夫なの…!?」彼女は一直線にラヴィの所まで飛んでくると「なんて酷い怪我…誰にやられたの?」「…マチルダ、ちゃん。私は大丈夫だから…。」マチルダの声に答えるかのようにラヴィは弱々しく、しかし美しく微笑んで発声できない唇を動かす。「私は、「お人形」だから。痛くないし、死なないから。」ラヴィは微笑んだままワンピースを引き裂き、真っ白な身体を露にする…そこには、本来人間にあるべきではない球体関節が覗いていた。腹を両断する傷も陶器が割れたかのように素っ気なく、少し新たな皮膚をその上に重ねればまた何事も無かったかのように歩き出しそうな雰囲気すらあった。)

  • No.433 by 名無しの大福  2020-09-17 16:25:14 ID:a6a796058

>431

結局は君の実力頼りな作戦だったけどね、ゼクシア。
さて、中佐にも後でお礼の手紙でも送り付けておかないと……。

【騎士、部隊指揮官としての実力は抜きんでたところがある(少なくともステラの上司よりは何倍もまともな戦術眼は持っている)】
【しかし如何せん「性格面」では多分に問題点が目立つ件の男の顔を思い浮かべた】
【また直接会うのは御免だ、礼は手紙で我慢してもらおう】
【礼賛の意味がある美辞麗句でも並べ立ててさえおけば、きっと彼は満足する】

うん、大体の頼みなら聞けると思うから……申請に書類がいる様な内容ならこの辺りに紙が……。

【ガサゴソと床を漁る途中、ゼクシアの口から飛び出した言葉にその手が止まった】

……。

【じっとゼクシアの方を向き直ったステラの表情は、今日一番分かりやすい】
【目を大きく見開き、眼鏡は鼻辺りまでズレ落ち、口はぽかんと半開きになっている】

……「正規の軍人」としての地位を望んでいるなら……それは……構わないけど……。

【考えながらの言葉選びというより、ただ思ったままの言葉が零れ出ているという様子】

え、「私兵」って言った?ボクの?

【ほんの少し、声が裏返った】

  • No.434 by tenma  2020-09-17 21:03:53 ID:6aed18bc1

>433

「はい。私をステラ様の私兵にしていただきたく存じます」

恥ずかしげに床へ落とした視線を、呆気にとられるステラの顔へとゆっくり戻す。
私利私欲に走ってもおかしくないこの状況で、報酬そっちのけで主従関係を結ぼうなどと言い出す輩は他にいまい。
故にステラの反応は至極当然のものなのだが……当のゼクシアはどんな返答を貰えるか、それだけしか頭になかった。

「わっ、私をお傍に置いていただけた暁には、雑用でも身辺のお世話でも喜んで引き受けます。今回の様な任務だってお受けします。敵襲があっても、件の上官が何かしようとしても、ステラ様には指一本触れさせはしません」

ふと断られるのではないか、付き合いの短さに対して踏み込み過ぎたのではないかという不安が浮かび、思わず前へ一歩乗り出して付け加える。
その熱意には異様さすらあったが、打算的なものでは決してない。ましてや邪念の類など微塵も存在しないということだけは確かだった。
この16歳の少女は、ただひたすら恩人に報いたいのだ。こんな気分になるのは、6年前――才能を見出されて帝国に迎え入れられた時以来なのだから。

  • No.435 by 名無しの大福  2020-09-18 11:03:11 ID:a6a796058

>434

……。

【参謀官が私兵を設けることは、多いとは言えないが珍しいことでも無い】
【いざという時に己の手足の様に扱える兵士がいるというのは、作戦計画を立てる上でもアドバンテージになるからだ】

君なら……もう少し我儘を言っても良いだろうに。
ボクはどちらかと言えばやる気が無い方の軍人で……上官からの「ウケ」も良くない方だ……。
……そんなボクの私兵になるっていうのは……君もそんなに「良い待遇」は受けられないっていうことだよ?

【正規の軍人になる道を選べば、ゼクシア程の腕を持つ人間ならばもっととんとん拍子に出世して行けそうなものだ】
【それこそ、ステラの階級等あっという間に越えてもいけるだろう】
【その道をむざむざと見過ごすのかと】

……後悔しない?

【ステラとしては、セクシアが傍に居てくれるというのならば何より心強い】
【しかし、一度選んでしまえば後戻りが出来ない道でもあるからこそ、彼女の気持ちをしっかりと確認しておこうと問いかける】

  • No.436 by tenma  2020-09-18 19:19:47 ID:6aed18bc1

>>435

ステラが真剣に自分の将来を案じてくれていることが伝わり、恥じらいに緩んでいたゼクシアの顔は再び引き締まる。
冷静さの裏に熱を隠すなら、その逆もまた然り。落ち着いてステラの言葉を全て受け止めた上で、自分の意志は揺るぎないことを伝える。

「利を追うばかりが人生ではないと学んできました。権力者に媚びを売ることの虚しさも。それに冷遇されるのには慣れていますから」

過去を振り返りながら呟くゼクシアの表情には、齢16の少女とは思えない陰があった。
自然と左手が仮面に伸び、金属の下にある傷の輪郭を確かめる。そう、冷遇など今に始まった話ではない。若く器量のいい彼女には、もっと安易な道も示されていたはずだ。
大人の手前勝手に振り回されつつも、その都度選んできたのは他でもない彼女である。だから今回の選択にも迷いはない。

「致しませんとも。他の誰でもない、ステラ様だからこその願いです」

帝国に属して6年。ステラ・カンパニュラ以前にも多くの軍人と関わり、使命を賜ることもあった。
その中で唯一"この人になら仕えたい""この人と歩めば間違いない"と思わせてくれた彼女を差し置いて、他の誰かに従属するなど考えられないことだ。
そんな不変の決意と尊敬の念を示すかの如く、ゼクシアはステラの足元へ恭しく跪いた。

  • No.437 by 名無しの大福  2020-09-19 16:26:20 ID:a6a796058

>436

【己の前に跪く少女の姿は、少女とは思えぬ覚悟を抱いている様に思えた】
【それが自分の小説家気取りの勝手な感性によるものなのか、或いは本当にそうなのかまでは、ステラが完全に読み取ることは叶わなかったが】

……ゼクシア、跪かなくて良いよ。
君がそれで良いと言うのなら、ボクに断るつもりも無いから。

【己もまた、膝をついてゼクシアに手を伸ばす】
【早急に報告書に手を付けなければいけない、それに、報告しなければいけないことが更に一つ追加された】
【「かの「天魔」を私兵にしたい」と、上官に言ったらきっと仰天されるだろう】

あー……。

【ふと周囲を見回して】
【ばつが悪そうに苦笑いを浮かべる】

早速で悪いんだけど……ちょっと、片付け手伝ってくれる?

【……どうやら、床に散乱した無数の資料を整理するのが、二人が主従として行う最初の仕事になりそうだった】

  • No.438 by tenma  2020-09-19 21:28:36 ID:6aed18bc1

>>437

ゼクシアの願いは見事聞き届けられた。
自分を受け入れてくれたステラの言葉に目を輝かせ、差し出された手にそっと自分の両手を添え立ち上がる。

「……ありがとうございます」

ここ数年で一番の幸福に身体を浸しながら、やっと一言だけ絞り出す。
両親に疎まれて育った故か。自分を受け入れてもらえるということの有難さが身に染みて感じられた。
そんな夢見心地の中にいたゼクシアだが、続くステラの言葉によって現実へと引き戻される。

「お任せください。これでも雑用には慣れているんです」

しゃがみ込み床に散らばる資料へ手を伸ばしたところでふと気づいた。厚い皮手袋をしたままでは紙を上手く扱えない。必然、外した上で作業しなければならないのだが……理由もなくこんな厚着をしているわけではない。
他人に肌を見られたくないゼクシアにとって、衣類は心身を包み隠す鎧も同然なのだ。しかし――

(この人になら。いつか自分をさらけ出せる気がする)

これはその一歩だ。意を決して手袋を外すと、擦り傷や小さな痣にまみれた白い手が露になった。どれも先の任務でついたものばかりで、大した怪我ではないにせよ痛々しい印象を与える。
主にそんなものを見せつけることを申し訳なく思いながら、ゼクシアは非常に手際よく資料を拾い集めていった。ただ片付けるだけでなく、わかる範囲で順番や種別毎に並べたり分けたりして、綺麗に纏めた上で机の上に置く。
幼い頃から召使として働いていた彼女には造作もないことだ。また一つ、過去の経験が活きてきた。大切な人の役に立てることを幸せに思いながら、全く鈍らない速度と手際で作業を続ける。

  • No.439 by 名無しの大福  2020-09-20 18:56:43 ID:a6a796058

>438

【同じ手が、こうまで対照的になるものなのかと】
【共に資料を拾い集める少女の手と己の手を比べて思う】
【自分よりも年下の筈なのに、自分よりも何倍も傷付いた手、自分よりも年下の筈なのに、自分よりも何倍も大きな覚悟を抱いている様な手】

……その傷って、痛みは無いの?

【自分でも驚いた】
【それを見て沸いた感情が、戦場にも出ず後方でデスクワークばかりをしている自分と比べた「劣等感」では無かったことに】
【何よりも強く思ったのは、自分こそが、彼女を守らなくてはいけないということだった】
【兵士として彼女を使い捨てる等以ての外だ、己の為に彼女を使い捨てる等なおのこと】

たまには……階級権限でも使ってみるかな。
新しい薬を取り寄せるよ、ボクから君への個人的な「報酬」として。

【自分は参謀官だ、考えることが仕事だ】
【故に考えよう、彼女を「活かす」術を、彼女を「生かす」術を】
【初めて、自分の地位に意味を感じた様な気がした】


(/返事遅く申し訳ないです……!
流れとしてはこの辺りがキリが良いと思うので、締める形でどうでしょうかー)

  • No.440 by tenma  2020-09-20 21:21:04 ID:6aed18bc1

>>439

「痛いことは痛いですが……大したことはないと言いますか、慣れっこといいますか」

擦り傷を触れば鋭い痛みが、痣を触れば鈍い痛みが走る。とはいえ傭兵をやっていればこんな傷は日常茶飯事だ。消毒して薬を塗れば、あとは治るのを待つのみ。その程度でしかない。
ふとステラの手を見る。同じ白でもゼクシアとはまるで違う、不健康なまでの肌色。だがこれは苦労や穢れを知らない手ではない。苦難や試練に立ち向かわず、閉じこもってきたわけでは決してない。
任務を与えられた時、彼女は溜め息混じりに語ってくれた。配下の兵を死地に向かわせておいて、当の自分は安全圏にいることへの自責の念。人を"数字"として"運用"しなければならないことへの無力感。そしてそんな現状に甘んじてしまう自分への苛立ち。
彼女もまた、戦っているのだ。

「ありがとうございます。こんな傷はさっさと治して、また最高の働きをしなければいけませんね」

いつぶりだろうか。施しを受けるという行為が、これほど心地よく感じられたのは。今までゼクシアが受けてきた施しには、ほとんどの場合裏があった。与えさえすれば望む通りに動く。与えられなければ生きていけないから否が応にも動く。まるで家畜でも飼いならすかのように。
単純な厚意で薬を、それも階級権限を用いて初めて手に入るような新薬を取り寄せてくれるという言葉に、犬なら尻尾を激しく振っているであろう深い喜びを覚える。

(……この人だけは裏切れない。裏切りたくない。もっと強くならなきゃ)

何よりも強く思う。自分こそが、この優しい女性を守らなくてはいけないと。
時に全てを突き崩す矛に。時に全てを堰き止める盾に。もう傭兵などではない。命に代えても、心から慕う人の心身を守り抜く、誇り高き騎士となるのだ。
初めて、自分の生まれ持った力に意味を感じた様な気がした。



(/全然遅いなんてことはないですよ~。確かにキリがいいのでここで終わりとしましょう!とても楽しかったです、ありがとうございました!)

  • No.441 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-21 07:31:54 

>皆様
(ステラ様とゼクシア様の会話が終わったところで、城内およびノーマン部隊と交戦中のジェレマイア様の所に参戦した東達の様子に移らせていただいてもよろしいでしょうか。)

(帝国side)
>all
「うわ~…敵さん、厄介な異能持ってるなコレ。アレックスくん、俺が参加してあげた方が良いと思う?」交戦の様子を防護膜の中から見ている、黒い着流しと白い羽織を着た男がそう呟いて隣に居たもう一人の…拳銃を構えた銀髪の男にそう問いかける。問われた方の男は「…ええ、その方が良いでしょうね…東少将。」さも答えるのが億劫そうにそう返し、問いかけた方の男…東少将は満足げに頷くと「いや~…やっぱその方が良いよな、アレックス大佐。そんじゃ行こっか。」一人は億劫そうに、一人は楽しそうに笑いながら二人は交戦中の前線へと飛び込んだのであった。

(王国side)
>all
マチルダは疲弊しているラヴィをその非力で華奢な腕でしっかりと抱き抱え、城内を走り回る。「ラヴィ、大丈夫だからね…。」「…マチルダ、ちゃん。私、痛くないから…。」抱き抱えられているラヴィはそう言うように首を回転させるが、マチルダは「…直さなきゃダメ。ラヴィは私の友達だから。」そしてジラルドの部屋の扉をノックする。「…ジラルドさん、起きています?マチルダです。ラヴィの修復を頼んでも?」

  • No.442 by シザーgirl  2020-09-21 23:08:42 

中(我輩は大丈夫ですよ!それじゃ我輩も絡み文置いておきますね。←)

>ALL
ヴァーシーリー(よしと!到着!!(戦場に程近い森の中でアントワヌを下ろして))
アントワヌ(サンキュー、ヴァシュリーシュカ。アルミラージ。(アルミラージの頭を撫でながらヴァーシーリーにお礼を言い))
ヴァーシーリー(うん!それじゃあ気を付けてね!行ってらっしゃい!(それだけ言うと笑顔でアルミラージに乗って走り出しアントワヌの姿が見えなくなるまで手を振り))
アントワヌ(…さーてと、そろそろ怒られちゃうから前線に向かわないとね…!(それだけ言うと再びエリシアを呼び出し今度は大鷲に変身させると森を抜け前線へと突っ込んで行き)さあてと…!やったりましょ!!)

  • No.443 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-22 00:39:16 

【生存報告です!来れなくて申し訳ございません……。】

  • No.444 by tenma  2020-09-25 12:52:44 ID:6aed18bc1

(/ダウファール要塞の次はどのようなイベントにしましょうか?)

>all

  • No.445 by 着ぐるみパンダさん  2020-09-25 15:39:45 

>444

(そちらはまだ未定です。皆様はどのようなイベントがよろしいなど御座いますか?)

  • No.446 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-25 22:31:47 

>445

ウルフの件をまだ回収していないので……。どうすればいいでしょうか?

  • No.447 by tenma  2020-09-27 10:51:08 ID:6aed18bc1

>>446

(/ウルフさんでどのような展開に持っていきたいか、絡みたいキャラは誰か等の希望があれば提案するのがよろしいかと思います)

  • No.448 by AYA♪(V・3・1)  2020-09-27 14:05:00 

【まだ要塞内で、今回の目的は「マチルダに会う」ことだったのですが、アーサーなどがいる状態では厳しいと前に言われたので……。】

  • No.449 by tenma  2020-09-27 20:30:56 ID:6aed18bc1

>>448

(/でしたらマチルダさんとの接見は別の機会にして、別の目的を用意して絡めそうな方がいれば絡むか、どうしても無理なら〆のロールを投下する等して畳むのがいいと思います)

  • No.450 by シザーgirl  2020-09-30 17:28:28 

中(あげです、>444我輩は何でも大丈夫ですよ!皆さんにお任せしますっす!)

  • No.451 by 着ぐるみパンダさん  2020-10-02 09:01:57 

(/生存報告です。
名無しの大福様がいらっしゃいましたら
>441に反応してくださると嬉しいです。)

  • No.452 by tenma  2020-10-04 23:28:43 ID:6aed18bc1

(/ageます)

  • No.453 by tenma  2020-10-10 01:21:58 ID:6aed18bc1

(/あげます)

  • No.454 by AYA♪(V・3・1)  2020-10-11 12:02:33 

【遅れて申し訳ありません……。ウルフを戻しますね!】

「…………騒ぎが大きくなってきたか…………。『兎』の元へ戻るか、居城へ帰るか……。」

一度戻るべきか、話の続きをするべきか迷っていたが、どちらにしもここを離れるのには変わりない。

「…………その目に時代を見れたか、『風の片割れ(カデルア)』?」

  • No.455 by シザーgirl  2020-10-14 15:58:07 

中(あげておきます…!そして投下文を置かせていただきますね…)
>all
ヴァーシーリー(…そう言えばウルフ君がいってたあの事、何なんだろう…?(森の中、アルミラージにもたれ掛かりながらドムラを弾いていたがふと思いつきそう呟くと上を向き)…兎に角ウルフ君が何処にいるのか分かんないけど…探してみないとね!(そう言い立ち上がり歩きだそうとし))

アントワヌ(……さあ帰ろうか、僕たちの家へ。(そう言いアベラルドを白馬に変えて股がり戦場から自分達の城へ帰ろうとし))

  • No.456 by ビギナーさん  2021-01-12 00:19:22 

( / 上げ。ここ良スレだったなー )

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