>373 (/遅れて申し訳ございません) (「……!」ラヴィの小さく華奢な手が伸び、槍には形状変化せずに残った黒い球体を掴んで盾のような形状に変化させると自身の前に展開したまま攻撃の前へと躍り出て。「……お姉さんは可哀想。だから、せめて…」その口元に哀れむような、慈しむような美しい微笑を浮かべたラヴィがその場で胎児のように蹲ったかと思えば、その小柄な体を守るように黒い球体がラヴィ自身を喰らい)