>407 ノーマン 「うわ、マジか…」 (耳をつんざくような轟音に振り向くと、彼の視界には破壊された防壁が最初に目に飛び込む。「これジラルド殿に知らせなきゃダメじゃない?俺の仕事じゃないしね…副隊長、伝達してきてくんない?」彼は面倒くさそうに頭を掻き、欠伸をしつつ副隊長を呼びつけると王国軍の本部…マチルダの城へと向かわせる。自分は第二部隊を率いつつも相手が陽動部隊とは知らず、戦い続けていて)