匿名さん 2018-06-10 12:20:27 |
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……これは……
(腕輪の発光が、その能力の一つサイレンであると気付くのに時間はかからなかった。直感に訴えかけるように達成感というべきか、そう言った感覚、感情が伝わってきたからだ。また、その達成感が何に依るものかも何となく分かっている。つまり、このサイレンが示すものはティアはひとまず無事だという事で、それが分かり少しホッとする、が……)
───ッ!!な、なんだ!?
(安心したのも束の間、突如聞こえてきた咆哮に体が一瞬硬直する。それは、自身よりはるかに強い生物が近くに来たときに感じる生物的な恐怖、そこからくる怯え、竦み……兎も角、体が動かなくなった。一体どんなバケモノがいるのだろうか、ティアは大丈夫なのか──そこに考えが至った時、恐怖より心配する気持ちが勝り、体が動くようになった。グッと足に力を込めて急いでティアの元へと走り出す。そしてその向かった先では……)
《三層目ーどこかの丁字路》
ティア!どこだ!今の咆哮が聞こえただろ、山賊よりもずっとヤバいのがこの山には居るんだ、ティア……!!
(先程の咆哮が、まさかその当人から発せられたものだとは思わず。少女に聞こえるよう大声を挙げながらその姿を探していて。そして三層目にまで辿り着くと、何者かが戦っているような……戦い、なのか?ともかく、激しい物音が聞こえてくる。もしさっきの咆哮を上げたバケモノがそこに居てティアと戦っているとしたら、そんな不安が頭をよぎり、迷わずその物音がする方へ走っていって)
!!ティ………え……?
(現場にまで辿り着き、山賊の一味とティアが居るのを見つければ慌てて近づく。が、近づいてその異様な光景がハッキリと見えてくれば、再び体が固まり、声がでなくなる。先程とは違う、その凄惨な光景に言葉を失った、といった所だろうか。そしてその光景の中心に居るティアと、少女に対して静かに語りかける副首領を、ただ交互に見やることしか出来なくて)
(/お久しぶりです!そしてすみません、完全に背後様の提案に乗っかるという形で返事を書かせて貰いました……←
副首領の名前について了解です!)
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