妖禍討ち【恋愛、戦闘、シリアス、ほのぼの/和風SF/初心者、途中参加歓迎/人数制限有り】

皐月>
……はいはい、喧嘩は後。何でこうも諍いが絶えないかなぁ(茶屋で休憩しているといきなり始まった侍方と陰陽道師の諍いを止めるべく動き茶屋の主人が『巫女様が聖殿から見てるよ』と告げると侍方と陰陽道師が舌打ちをしながら散会し)

(/こちらこそよろしくお願いします

＞火垂
……ぉぉ…ないすきる、じゃなくて、くっじょぶ。
(陰に隠れて傍観していたが、自分のようなお子様が巫女を名乗ったって、きっとぼこぼこにされちゃうだろうし…。などと、しょんぼりしながらも、相手方を散らした主人と火垂をみて、ほわほわと感激しながら。)

皐月>
…そろそろ里の頭目を決めないと、巫女様ばかりに負担が行くよ(溜め息を吐きながらお茶を啜ると茶屋の主人が『いっそ火垂ちゃんが頭目になればいいのに』と言うが自分はそんな大それた事は出来ないと笑いながら手を振りふと物陰に人の気配を感じ『誰か居るの？』と尋ね)

＞火垂
んと……ぁはは、ごめん。
(物影に隠れていたところを見抜かれ、仲裁に入れなかった情けなさやらでもじもじとしながら姿を見せて。)

皐月>
……(飲んでいたお茶の腕を落とすと物凄い速さで相手に近寄り小声で『巫女様、こんな所で何を？』と尋ねると茶屋の主人が『友達かい？』と尋ねると大きく頷きつつ相手を見つめ)

>火垂ちゃん

本当に？なら、その日が来るまで楽しみに覚えておくよ
(相手の予想外の言葉に目を丸くすると実に嬉しそうにはみかみ、途中でどちらかが亡くなってしまえば叶わぬ約束だなと心の中で思うも口には出さず。甘味が好きという言葉に｢なら良かった。色々と聞きたいことがあるからあとでお茶しよう｣とまだ諦めてない様子で悪びれもしていない笑顔で誘い)

>大和さん

────酷いなぁ、うん、酷いことをする
(相手より1km遠方の廃墟のビルから一部始終を見ていて、そう呟くがその言葉に憐れみや憎しみは込められておらず。ただあるのは相手への好奇心、幻冬戦争でも戦ったという天災種にこの野次馬根性が逞しい男に知的好奇心が湧かないはずもなく。相手の動向を注意深く観察し始め)

(/愉快犯の塊のような息子ですが、ばしばししばいてやって下さい。これから宜しくお願いします)

>皐月ちゃん

────次、僕の前でやってたら息の根を止めるから
(今日は楽しい休日。なんて思っていたところを妖怪討伐作戦に駆り出され、今日は無駄に敵も多くくたびれていた所に矢を大量消費したこと、さらには弓剣のスペアまで壊すなどことをやらかした故に正座のまま小一時間ほど技術部長に説教されて。ささくれていた気持ちを癒そうと甘味処に立ち寄ろうとしていた所に口煩い侍方と陰陽道士達の諍い、しかも聞いてみれば自分の興味をそそられない喧嘩の内容。いつもなら野次馬の人間と同じく囃し立てたりどっちが勝つかなどという賭け事を主催したりするのだが、何分今日は虫の居所が悪い。力任せに野次馬の波を掻き分け、今にも殴り合いを始めそうな程に言い合う両人の襟首を掴めば、2人が口を開く前にお互いの頭と頭をクリーンヒットさせて。倒れ込み何が起こったか理解出来ないという様子で、ゴミを見るような冷たい目をそえてドスの聞いたひっくい声で脅しを掛けて。すると、旧世紀の捨て台詞を吐いて逃げていく侍方と陰陽士どもに見向きもせず甘味処に入り、機嫌悪そうに自分が食べる団子とお茶を注文してお気に入りの席に座り)

(/長くなってしまいました.....、絡みにくかったらどうぞお申し付け下さい。へらへらした息子ですが、どうぞ宜しくお願いします)

＞火垂
や、いやぁ…お散歩？
って言うか、その…"巫女様"って、止めない？
(相手が詰め寄る様にして話しかけて来た為に、若干後退りしながら「ボク、火垂お姉ちゃんより、年下だよ？」と、呼び方を改めるように促して。)

＞陽仁さん
わ…わぁ……これまた、手酷い。
(今まで見た喧嘩の仲裁で、一、二を争うのではないかと思える程度には手荒い物を目にして、怯えとも、ドン引きとも違う微妙な感情を抱いていて。「さっきの、いつもなんだぁ……おんなじ仲間なのにねー。」などと、独り言の様に呟きながら背中合わせの後ろの席へと腰を下ろして)

(/いえ、えと…長い…。こんなに長いの、久しぶりに見ました。こちらこそよろしくです！)

陽仁君>
そのメモ帳の一つでもいいから埋めたいんでしょ？(大体相手がお茶に誘う目的は自分の素性で一切秘密にしているが根幹に関わる事以外なら問題は無いだろうと思い『特別に一つだけ教えてあげる』と少し天邪鬼的な笑みを浮かべながら告げ)

皐月>
散歩って…皐月ちゃん聖殿抜け出して来て良いの？(相手に促されるまま呼び方を変えても里に下りて来た事を疑問に思い『歳下でも私より上でしょ』自分と相手の立場が違うと認識した上で発言しハッと後ろを向くと相手と共に隠れ聖殿から使いが現れ『皐月様ー！』と捜す声が聞こえ)

>皐月ちゃん

ほんとだね、確かにやり過ぎた。
(不機嫌オーラ全開のまま、団子が来るのを待っていたら主人に団子を口に突っ込まれ。『やりすぎだよ』と注意され、空気がふしゅうっと抜けるようにヘラっとした表情を浮かべて上記を言えば、｢あれは賭けを催しても面白かったね｣と付け足すと『それはもっとだめでしょ』と店主に突っ込みを入れられ)

>火垂ちゃん

ご明察、空いているスペースは少ない方がいいから
(相手に言い当てられてその通りと否定することもなく、自分のちょっとしたこだわりも付け足して言い。相手の言葉に愉快そうに笑いながら｢おや、それはなにかな？｣と聞いて)

陽仁君>
私のこの左腕に付いてる腕輪…何だと思う？(おもむろに左腕の手首に見せれば古びてはいるが頑丈で左腕にしっかりとくっ付いている印象で『死ぬまでこれは外せない』と告げ)

＞火垂ちゃん
いーのいーの、どうせお役目って言ってもお目付け役のお小言か、ご老人(頭目)達の愚痴の相手だから～。
(巫女らしい仕事と言えば、一体いくつ有るのだろう…ともすれば、片手で数え切れてしまうかもしれない程には、退屈な毎日。人前に出るときは装束を、そんな日々から抜け出して、"最前線の者達"を見て回るのは、とても楽しみだった。)
ちょ……ふわぁ！？
(年の割りに小柄で軽い体は、ひょいっと物影に転がり込むだろう。そして、目付け役とおぼしき人影を見つければ、露骨に嫌そうな顔をして)

＞陽仁さん
止めてくれて助かったよぉー……ま、喧嘩も賭事も巫女としては捨て置けないけどね…っ！？
(ほふぅ、と一息吐き出すと喧嘩を納めてくれた相手に礼を述べて。続いてついついポロっと出てきた一言には、しまった…お忍びなのに。と顔色を青ざめさせて)

皐月>
何と言うか、皐月ちゃんは里の長だから。お小言とか愚痴とかは聞いてあげないと(里の長であり巫女の身である相手がそんな日々を送っているのは想像に難くなく。仕方ないと思えば仕方ないが里の人に巫女様が聖殿から降りて来てると分かるとどんな騒ぎになるのかは容易で)
まずい、陰陽道師まで繰り出してるよ
(先程諍いを止めに入った時に見かけた陰陽道師の姿を見て溜め息を漏らしこのまま此処に居ると何れは見つかってしまう。そこで『皐月ちゃん、ほとぼりが冷めるまで私の家に来る？』と誘い)

＞火垂ちゃん
んう"ぅ～……どっちかと言えば、ボクの小言を聞いてほしいよっ。
(毎日毎日、精進料理みたいなご飯ばかり食べて…巫女装束の袴はバカみたいに長くて歩きづらいし、短くしたら怒られるし…おやつはクズキリばっかりだし……枚挙に暇が無いが、それはともかく。)
やたっ、火垂ちゃん家にお呼ばれ！
(このままやり過ごせたとしても、悪目立ちする自分の容姿ではすぐに見付かるだろうし、何よりも、他の場所へ遊びに行けるのはとても嬉しくて)

皐月>
うーん。何とも言えないね(里の巫女は鬼神や妖怪を討伐するより大変だ思いながらもまだこんな年端もいかない子が重責を背負っててもこうして笑っていられるのが少し羨ましく思え)
私の家は結構入り組んだとこにあるから、やり過ごせるね(喜ぶ相手を見てそう言えば自分の家に誰かを招いた事など一度もなく相手が最初の客人と思い『皐月ちゃんが初めての来客だね』と笑顔で付け足しその場から離れ家に向かい)

>火垂ちゃん

.....君の命綱だね、君を人たらしめる命綱
(相手の言葉にかなりの沈黙をおくが、予想はしていた事なのでさほど驚きはなく。相手の腕輪に手を伸ばし触ろうとしながら、相手の問いに淡々と答え)

>皐月ちゃん

それはどういたしまして
(背後からの感謝の言葉にあっさりとそう返すが、続く｢巫女｣という言葉に店主とともに一瞬カチンと止まり。しかし、すぐににんまりと人の悪い笑みを浮かべると店主に今聞いたことは黙っておくようにと合図を出して。その合図を見た店主は溜息をひとつつき、『虐めないでね』と言い残して厨房へと戻っていき。そして相手の隣の席へと滑り込めば｢では、巫女様的には今の諍いどう思われますか？｣とからかうように聞き)

陽仁君>
なら、私が何者なのか検討付いてるよね？(腕輪を触らせながら不意に瞳の色が変化すると『そう。私は羅刹の子供達の一人だよ』と相手に告げ)

＞火垂ちゃん
でもねー、巫女になる前…いや、助けてもらう前よりは…全然ましかな。
(ふと思い出した己の過去。貧しい山村、古びた社、軋む縄……そんな情景を思い浮かべたが、相手の笑顔に気が付くと、そんな暗い思考を振り払って。「えと、良いのかなぁ…ボクが初めてのお客さんで。」えへへ、と照れ笑いしながら頬を掻き相手の隣を歩いて)

＞陽仁さん
………ぁ。
(やってしまった…相手、二人ともの様子を見てどうにも後悔しか浮かばないが、一呼吸してやや落ち着いたならば、取り澄ました様子でお茶を啜り)
…楽観的に考えるなら、普段の小競り合いじゃないかなぁ。
今日は手が出そうになってたけどね。
深刻に考えるなら……"君達禍払いへの嫉妬"かな？
君等は別格だから、手は出せない……だから、同格同士で優さ晴らししてるんだよ。
(殺気、とまではいかないものの、ピリピリとした雰囲気を放ちどうしたものか、と思案して)

皐月>
良いよ。皐月ちゃんが良ければ抜け出して来て良いし(火垂の家は確かに入り組んでおり、少しでも方向を見失えば迷うような所で『私も…皐月ちゃんと似たようなものだから』と答えると…好きな人の笑顔…育ててくれた人達…そして…と次々と記憶が切り替わるのと同時に顔を俯かせ)

…今日もハズレ、か…(最後の1人であろう災禍払いを触手で締め落とすと既に火の海とかした瓦礫の山に佇んで呟き。その後、「…今日も駄目だったようだな…」とため息をはきながら呟き、瓦礫の山から飛び降り)(/絡み文が遅れてしまい申し訳ありません。)