本当は怖いグリム童話【3L】【人数制限】

本当は怖いグリム童話【3L】【人数制限】

語り部  2016-11-11 07:32:53 
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──御伽の国は、グリム兄弟が築いた国。

御伽話を演じていない時の国民たちは、グリム兄弟に生み出された同じ血の通う仲間として、それは仲よく暮らしていました。


──御伽の国は、グリム兄弟が築いた国。

だから、誰かが本を読んでいないとき、グリム兄弟自身がその中にひっそり現れるのだって、実は当たり前のことでした。

御伽の国に暮らすだれもが、創造主たるグリム兄弟を愛してやみませんでした。



──御伽の国は、グリム兄弟が築いた国。


そして、御伽の国を滅ぼしたのも、

他ならぬグリム兄弟だったのです。



>>1 もっと詳しいお伽話【世界観】
>>2 生き残った国民たち【募集枠】
>>3 国民たちの尋ね書き【プロフ】
>>4 滅んだ御伽の国の掟【規約文】


──本を開くまで、暫しお待ちを。




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  • No.44 by ハイデローゼ/いばら姫  2016-11-14 21:25:18 

(/記入漏れすみません、>43の投稿はハイデローゼのものです。レスを消費してしまい申し訳ありません…!)

  • No.45 by アルカ / 赤ずきん  2016-11-14 21:48:45 



>主様

( / 参加許可ありがとうございます!お手数お掛けしてすみませんでした。これから、よろしくお願いします! )



>all

───んっ。何が起こったのかな…私、何で此処にるんだろ?
( 爆発の衝撃で森へ倒れ長い間気を失って目覚めれば辺りは記憶にない場所で少し困惑しつつも森は荒れ頭を抱え今の状況を理解しょうとするが頭痛が走り苦い表情を浮かべ乍立ち上がると少し擦り切れた服を目にし不思議に見つめ近くに合ったバスケットを自然に己のだと思い手に取るとゆっくりと生温い締め切った空気の中奥へと足を進め。 )


( / 初めまして、皆様の様に素敵にロルが掛けませんが…是非とも仲良くしたいのでよろしくお願いします。 )


  • No.46 by 魔女  2016-11-14 23:08:06 

>セレネ

――ッ、と…………うん?
(下手に立ち止まるより安全だろうと考えて細い十字路を一気に走り抜けようとした所、ちょうど死角から歩いて来ていた相手と鉢合わせてしまい、驚いたように声を詰める。一瞬敵かと思ったが目の前の少女の姿には"聞き覚え"があり一人胸を撫で下ろすが、どうやら相手の方は違った様子。投げかけられた何とも気の抜ける問いに首を傾げ「本当に怖い人は、"怖い人です"なんて言わないと思うの」と、正論ではあるがある意味答えになってない返事をするが、こちらを見上げる青い瞳にじわじわと涙が溜まっていくのを見れば慌てたように首を横に振って「いえ、違うのよ。だからと言って私が怖い人という訳ではではないの。見ての通り魔女だけど、童話は全てシナリオ通りに演じているだけで…」と必死に誤解を解こうとして更に怪しくなる悪循環に陥りつつも一通り弁明をし、胸元で強く握り込んでいる相手の手に一瞬視線を向ければ、表情を和らげつつやや屈みこんで目線を合わせる。月光というのは夜の眷属である魔女にとっても馴染み深いもので、古い知り合いから聞いた話を思い出しながら問いかけ)
……ええと、そう言うアナタは、ディアナのところの子よね?

(/絡んでくださりありがとうございます!童話での繋がりはありませんが、長く生きているので女神様とは何度か顔を合わせているのではないかと思い、存在は知っていたということにさせていただきました…!
初っ端から不審者みたいな娘ですが、どうぞ宜しくお願いいたします!)


>死神

(そのほとんどに老婆として出演する物語中でも、御伽の国での普段の生活でも身体を動かすということが殆ど無いため、こまめに立ち止まって呼吸を整えながら仲間の捜索を続けていると、不意に上方から馴染みのある声が聞こえる。現状に似つかわしくない物言いに相変わらずだなと微苦笑を浮かべているうちに、軽い音と共に目の前に降り立った相手を見上げ「うん、何とかねぇ……アナタは、まぁ…大丈夫よね?」と頭からつま先まで眺めて怪我が無さそうだと思えば一応確認の意味を込めて尋ねる。一番大丈夫そうとは思っていてもやはり旧知の人物が無事なのは喜ばしく、しかしこの変わり果ててしまった国は再会を喜ぶ暇も与えてはくれないようで、先の路地からゾンビが二体姿を現す。腐乱死体など怖くもなんともないが、それが人間とほぼ変わらぬ速さで駆け寄って来るとなると話は別である。条件反射で指先を向けては「石……じゃダメね。花…も、何か嫌だわ。そうね、切れやすくて燃えやすい……小枝。小枝にしましょう」と慌ただしい思考で独り言を述べた後、向かってくるゾンビを宣言通り小枝に変え、地面に刺さったうちの一本を指差して相手とその背の大鎌を見遣り)
少しね、実験したい事があるの。あれを一本、細かく切り刻んでくれないかしら

(/絡んでくださりありがとうございます…!いえいえ、迷惑なんてとんでもないです!童話での接点は無いかもしれませんが、5、600年もあればどこかで知り合っている筈です!御伽の国の年長者同士、かつ人外(?)同士、仲良くしていただければ幸いです。ふつつかな娘ですが、どうぞ宜しくお願いいたしますね…!)


>ハイデローゼ

いっそ纏めて燃やす……? でもそれじゃあ骨が残るわ。一度何かに変えてからじゃないと…んん……ダメね、どれも足りない
(遠視の魔法を使って上手いこと接敵を避けつつ一度大通りの方へと出てきたが、状況は良くなるどころか悪化の一途を辿っているらしい。美しかった街並みが、目の前で魔物たちによって見る影もなく破壊されていく。この国を愛しているからこそその光景は許し難く、纏めて片づけられないかと思案するも、確実に勝てる未来が見えずに一人首を横に振った。そう、今はできないことよりできることを。仲間たちと合流する事こそ先決だと考えていると左右に割れるように飛ばされる骸骨兵と中央から伸びる茨が目に入り、程なくしてこちらに向かって来る見知った人物に向けて「――ええ、アナタも。無事で何よりだわ…ハイデローゼ」と笑みを向ける。そしてかけられた問いに対しては「残念ながら現実よ。何なら頬でも抓ってみる? それとも…眠りの姫には口づけの方がいいのかしら」とおどけて場の空気を和らげてから真面目な口調になり「……案外"客人"かもしれないわよ。だってこの世界に"招く"なんて…ね、私にだって無理。それこそ……創造主にしかできないことだわ」と城の方角を見据えて目を細めて)

(/絡んでくださりありがとうございます…!年長者として大人しく守られているような娘ではないかもしれませんが、お互い助け合えるような関係になれればいいなと思っております。
あだ名の件ですが大歓迎です!むしろ素敵なお名前を有り難う御座います…!本によっては13人目が魔女だったりもするので、たまに童話で共演していたとかなら面白いかなと思ったり…!ふつつかな娘ですが、どうぞ宜しくお願いいたしますね!)


>アルカPL様

(/はじめまして、魔女として参加させていただいている者です…!
可愛らしい赤ずきんちゃんに絡みに行かせていただこうと思ったのですが、>>27の記述で現在はパーティー終了直後から城下町を抜けるまでの場面のようでして、森の方へ移動して良いのか分からないため、確認が取れ次第絡ませていただければと…!
また、アルカちゃんが飛ばされているのは眠りの森の方であってますでしょうか…?)

>主様

(/上記の件に関してなのですが、ドッペル有りとのことですので、街中と並行しつつ森での絡みを行っても大丈夫なのでしょうか?
また、それに伴って最初の目的地が変わってくるのかなと思うのですが、その辺りについてもお答えいただけると幸いです…!お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします!)

  • No.47 by アルカ / 赤ずきん  2016-11-14 23:25:01 



>魔女背後様

(/ ご挨拶ありがとうございます。此方は魔女様が妖艶過ぎて私は目のやり場が困ってしまいます!!絡んで頂けるの嬉しいですが…とても言い回しが下手ですみません。森は眠りの森であっています!)


  • No.48 by アルカ / 赤ずきん  2016-11-14 23:42:07 




>all

私、何してたのだろう?
(爆発が起こるとその風で身体が思いっきり浮き上がり城下町の中心部にある草木が生い茂った中にすっぽりと埋まりそのまま気を失い、数時間眠りに着き瞳をゆっくりと開ければ見覚えのある風景だが何故此処に居るのかが分からず、不思議そうな表情を浮かべ立ち上がりぼやき。人影が見え不意に心細さもあった為、近寄ろうとした瞬間何か違うと咄嗟に判断し側にあったバスケットを自然に持てば行き場分からず黒い者に気付かれない様に隠れ乍怯えつつも辺りを見渡し)あの生き物何…人じゃない…


(/ 先程のは分かりづらくなってしまったので、新しく絡み文出させて頂きました。同じく下手ですがすみません。)

  • No.49 by ヘンゼル  2016-11-15 01:56:22 

>セレネ

いらっしゃいませ。何かお探しですか?
(幸い骨にまでは到達していないものの深くついた傷はドクドクと疼くように痛み、意識を手放してしまいそうになる程には限界が近付いている為、これをどうにかしない事には身動きが取れず。妹と逸れてしまった今、こうしてこの場に留まっている時間が1秒だって惜しい。もしかしたら自分がこうして此処で足留を食っているこの瞬間に、外を徘徊する悍ましい者達に彼女が襲われているかも知れない。考えたくも無い嫌な想像が次から次へと頭に浮かぶ中、ボロボロになった上着を脱ぎブラウスを裂いて包帯代わりにすれば、止血する為それを体にキツめに巻いて。転がり込んだのが洋服屋で良かった、身の回りは衣類で溢れており。その中から自分が今まで着ていたのと同じブラウスとベスト、これから包帯代わりに使えそうな布を何枚か拝借して。簡易的ではあるが治療も済んだことだし行動を開始しようと腰を上げると同時、店の扉が開き何度か言葉を交わした事のある少女が入ってきて。その酷く怯えた姿を見ると、パッと笑顔を浮かべ冗談めかして上記述べ)

(/絡んで下さりありがとうございます!瞳を潤ませるセレネちゃん、背後の庇護欲を猛烈に掻き立てております←/こちらこそ、仲良くしてやってください宜しくお願いします!)


>死神

立ててたらこんな所で油売ってないって
(痛みに耐え滲む脂汗と、傷口から溢れ出る自身の血液とでジットリと湿ったボロボロの上着を脱ぎ捨てて、店内を見回せば包帯代わりになりそうな布と丁度今まで着ていたのと同じブラウスとベストを発見し。激しく痛む傷に小さな呻き声をあげながらも何とかそれらを掻き集めれば、店の扉付近に飾られた置物の陰に身を隠しながら傷の手当に取り掛かり。一刻も早く妹を探しに行きたいと焦る気持ちが邪魔をして一人ではなかなか上手く巻けない包帯代わりの布に苛立ちを募らせていた時、自分の体に触れるか否かのギリギリの所に何かが飛んで来て。飛んできた物の正体を確認すればそれは見覚えの無い大きな鎌。突然の事に目を瞬かせ唖然としていたが、近づいてくる足音で一気に緊張が体を走り。敵の持ち物ならばそれを奪い戦おうと身構えたが、それを取りに現われたのは御伽の国の住人で。口振りからして彼もあの悲劇の晩餐会に出席していたのだろう。相手の問い掛けに苦笑いで言葉を返すと、肩を貸してくれたことに対して「悪いな、助かるぜ」感謝の言葉を述べつつ布と着替えを落とさぬ様にと目手に持って)

(/絡んで下さりありがとうございます!こんなにも素敵な死神さんにお相手して頂けて光栄です…!駄ロルで申し訳ないですが、こちらこそ宜しくお願いします!面識を持って下さっている件に関して不快は感は全く御座いませんので、寧ろありがとうございますですので!)


>魔女

あっはは、やっぱばあさんはそう簡単には死 なねぇよな
(何故もっと早く妹と逸れた事に気づけなかったのか、いつどのタイミングで、何処で逸れてしまったのか。沢山の疑問と自分の無力さに後悔だけが押し寄せて、強く噛み締めた唇からは血の味がして。晩餐会で爆弾が投下されたあの瞬間、父と母はまさにその真下で他の参加者達と共にあの兄弟を見上げていて。爆発の後両親の姿を確認する事は出来ず、しかしあの位置に居たのならば無事で済むはずが無いだろう。御伽の国ではとても表現出来ないような姿になってしまった仲間達の中に両親も居たのは確実で。地獄の様な光景を思い出し瞼をギュッと閉じ眉を顰めていれば、何者かの気配と緊張感を含んだ問い掛けが聞こえ。そのよく聞き慣れた声に嫌な感情は消え代わりに、彼女が無事であったという喜びが溢れ。自分の姿を発見し悲鳴にも似た声を上げた相手に顔を向ければ、この場の雰囲気には似つかわしくない笑い声をあげて上記)

(/絡んで下さりありがとうございます!綺麗で艶やかなお姉さんをばあさん呼びなんて…と不安に思っておりましたのでそう言って頂けて安心しました!こちらこそ、頼りない息子と未熟な背後ですがこれから宜しくお願いします!)


>ハイデローゼ

(強く噛みすぎた唇から血が滲んだ頃、勢いよく店の扉が開き。敵襲かと息を潜め身構えたが、入って来たのは全身傷が付いていても綺麗な顔立ちは変わらぬいばら姫。見慣れた相手の姿に体の力を抜き、敵と戦って出来たであろう無数の傷を心配し声を掛けようとするが、手当の用意をしつつ投げ掛けられた質問に開き掛けた口を閉じ。この瞬間も何処かで自分を探し不安に怯えているかも知れない妹の事を思うと自分に対する怒りが込み上げてきて。妹も自分と同じように仲間に会えていれば少しは不安も和らぐだろうが、自分がそうであるように長い間時を共に過ごして来た相手が傍に居ないというのはやはりどうしたって不安なものである。御伽の国がこのような惨状になってしまった上に家族と逸れるなんて大きすぎる不安を大切な者に与えてしまった自分が許せず、いま口を開けばその怒りを目の前の相手にぶつけかねない為問には答えずただ少し困ったような笑顔を浮かべて)

(/絡んで下さりありがとうございます!ヘンゼルは娘様の事を同性の友人のように扱うと思いますが、背後は凛々しくも可憐な娘様にドキドキしっぱなしでございます…!こちらこそ、宜しくお願いします!)

  • No.50 by 白雪/白雪姫  2016-11-15 03:58:57 

(/今晩は。当方、長考傾向にあるので出来上がったものから順々にupさせて頂きます! すみません!)

>>33 魔女
(淡い月光が照らす骸骨の白に目を奪われながら、本来動く事のない筈の亡者足る骸骨兵が腕を振り上げるとガシャン、と固体と固体が擦れる音が響き渡る。脆く細い骨で構成された五指が握るのは手入れもろくに行われていないのだろう錆びた剣。そして、その剣の矛先が向くとしたら間違いなく此方なのだと確かな確信が刹那の間に胸に芽生えた。緊迫した状況下に措いて鼓膜に届く聴覚的情報は目の前に立ちはだかる兵の一挙一動に注ぎ、その輪郭ばかりが明確で、背景となる景色は境界がぼやけており唯一の光源となる月だけが鮮明に写し出されている事が、私の精神状態によく似ている。死の淵から甦る白雪姫を幾度も演じ続けてきたのは伊達じゃない。何か、何か起死回生のチャンスがある―――そんな一抹の希望とはかけ離れて非情にも剣は勢いよく振り落とされて鋭く空を裂き、息を呑んだその瞬間。その希望は的中。聞き慣れた「彼女」の声に死を覚悟して強張った肩の力は徐々に抜けて行き、無意識下で止めていた呼吸を唇を開いて成せば胸を撫で下ろして常の笑みを表情に乗せ立脚して立ち上がる。状況を確認すべく首を左右に動かしてゆっくり辺りを見渡しても昨日までの御伽の国の面影はなく、目の前に広がるのは見るに堪えない惨状と鼻腔につく死の香り。識っていて、識りたくなかった現実に右手で右の頭を押さえれば溜め息を一つ吐き、ぐっと掌を握り締めれば持ち前の行動力と決断力故か決意を固めた表情で強く頷いて「ある方角」を指で指し示して)――っ、ありがとう。助かったわ。

…これが毒を塗った櫛や林檎だったら笑顔と二つ返事で済んだんだけど……どうやらそうもいかないようね。 あーー、もう!オーケー分かったわ、うじうじしていたって仕方ない! 行きましょう、まずは、この町から出ることを目標に。

(/接触ありがとうございます!!大人の魅力溢れる魔女さんに窮地を救っていただくなんて素敵なシチュエーション…** PLPCともども未熟者ではありますがよろしくお願い致します!)

  • No.51 by ケルツェ/医師  2016-11-15 06:30:39 

>セレネ

そこに誰かいるのか…?
(裏路地に入ってから大分奥まで来ただろうか、流石にこの辺りまではまだ怪物たちの足は伸びていないだろう。大通りの不気味な騒々しさとはかわって冷たい静けさに包まれた狭い路を進んでいくと、ついと何処からか聞こえてきた誰かの啜り泣くような声。明らかに人のものであるその泣き声からもしかすると自分のように城から逃げ出してきた者がいるのだろうかと僅かに希望を抱き、声を潜めて呼び掛けながらランタンの光を高く持ち上げ周囲を照らしてみると前方の道端に小さく蹲る少女がいるではないか。すぐに少女のもとへ駆け寄り、その目の前に片膝をついてしゃがみ込み)
可哀想に…一人で怖かったろう。もう大丈夫だ、顔を上げて。

(/絡んで下さりありがとうございます!儚く可憐でそれでいて健気なお嬢様、愛らしくてとても庇護欲に駆られます…!お嬢様をお守りするにはあまりにも頼りない息子ですが、どうか仲良くして下されば幸いです。こちらこそどうぞ宜しくお願い致します!)


>死神

―…っ!?だっ、誰だ…ッ!……なんだお前か。こんな時にまで人を揶揄うのはよしてくれよ
(注意を払いつつ路地裏を進んでいると不意に耳元に聞こえた低い声。驚きに息を詰まらせるも、直ぐに体ごと後ろを振り返りランタンを前へ突きつけるようにして照らしてみれば、暗闇の中に浮かび上がるのはよく見知った男ではないか。これだけの危機的状況にあっても余裕すら見せてくれるとは、成程流石は人の生死を扱う死神とだけある。続いておちゃらけた調子で投げかけられたのは"助けてやろうか"との提案。こんな最悪の事態に態々ご丁寧にきいてくれなくたって分かるだろう、助けて欲しいに決まっていると言ってやりたいところだが、骸骨相手に怖気づいている臆病者などと見縊られては堪らない。この期に及んでそんなしみったれたプライドなど守ったところで詮方ないと頭では分かっているものの、結局口から滑り出た言葉は高慢ちきな冗談を含むもので)
その言葉が本当ならば是非ともお願いしたいところだけど…今度ばかりは嘘じゃないだろうね。

(/初めまして。絡んで下さりありがとうございます!格好良くて頼もしい素敵な息子様とお話することができ、とてもわくわくしております。物語を同じくする死神様には特に慣れ親しんだ相手ということで少し小生意気な言動が多くなってしまいますが、どうか許してやって下さればと思います…!それでは、頼りない息子と至らない背後ではありますが、何卒お相手お願い致します。)


>魔女

誰かと思えば……貴方もご無事で何よりだ。
(裏路地を進んだ先に何やら人らしい影が見え、ランプを顔の高さに持ち上げ灯りを頼りに伺えば面識ある相手の姿と声。国中が危機に瀕し誰が生き残っているかも分からない今、ひとり知人の生存を確認できたことに安堵と喜びからほっと息をつく。――否、果たして今までの時間に彼女がまったく安全であったと言い切れるだろうか。物語中での役どころの所為か普段からやや自己犠牲的な彼女のこと。ひたすら物陰に隠れ自分の身を護るだけで精一杯だった自身とは異なり、他にも幾人かいるだろう生き残った国民たちを救う目的でその身を挺して戦っていたに違いない。脳を過った考えにハッとして表情を真剣なものに変え、改めて向き直って)
…いや、きっと貴方のことだからな…凡そ"無事"には済んでいないだろう。もう魔法はどのくらい使ったんだ?

(/始めまして。絡んで頂きありがとうございます!麗しくも逞しい魅力的な魔女様とお話することができ光栄でございます…!知人設定も大歓迎でございます。また、上記ロルにて当方の息子に勝手ながら魔力の限界についてぼんやりとした知識を持たせてしまいましたが、如何でしょうか…?問題がおありでしたら訂正させて頂きますので…!こちらこそ薬草仲間(可愛くてほっこりしました!)として仲良くして頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。)

  • No.52 by アルカ / 赤ずきん  2016-11-15 07:16:42 



(/ 参加早々とですが…背後の愚かな所もありますが、誰に絡んで良いのか、絡む人数いる方も居て判断分かりませんので…暫く潜らせて頂きます。全員と絡む方が良いと言う判断もありますが…多く絡む事が出来ないばかりにご迷惑な者ですみません。無駄レス消費の為下げさせて頂きます。)


  • No.53 by 死神  2016-11-15 10:39:00 


>セレネ

――…お前さん、彼奴等の娘か。
(念の為と然して宛にもせず周囲に向けた視線、そこに予想外にも映り込んだ物陰で小さくなっている相手の姿を発見すると、生存者の有無を確認する気になった己の気紛れを心中褒め称え。この場に置き去りにする事態は避ける事ができ安堵しながら歩み寄るも、その様子は分かり易く怯えきってしまっていて。先の光景の一部始終を見ていたならば当然か。そう納得もしてしまう。距離が詰まるにつれてはっきりと視認できる相手の姿は、以前何処かで見掛けたような気がし。暫し逡巡する事で流れる混沌の中の沈黙、その後に閃いたように呟きを一つ落とすと一人でに納得して。無論相手がしっかりと握っている銀貨の存在に気付かなければその行動の意味にも気づいておらず、平然と見下ろしながら縮こまってしまった相手をどうしようかと首を捻り。しかし考えるまでもなく第一には相手を安全な場所へ連れて行くべきだろう。見た所直ぐに立ち上がって歩けというのも無理そうで、その上よくよく見れば裸足であり。町中に怪物の残骸やら倒壊した建物の破片が散らばる中その足で歩かせるのは酷にも思え「ちょっと我慢してくれよ」と申し訳程度の声を掛けてから唐突に相手を鎌と同様肩に担ぎ上げてしまい)

(/初めまして、絡んでくださりありがとうございます!生憎存じ上げない童話の娘様ですが、今回初めて物語に目を通し大変にロマンチックな童話と感じました。また娘様のプロフィールも拝見させて頂き、とても作り込まれた素敵な物で思わず引き込まれる程です…!失礼だなんてとんでも御座いません!役柄に相俟ってこの性格ですし、寧ろ悪役に思われるのも嬉しく思います!不束な息子と背後では御座いますが、何卒よろしくお願い致します(深々))


>ハイデローゼ

ああ、居たのか。
(周囲の怪物を一掃したところ突然背後から声を掛かられ危うく勢いに任せて再度鎌を振るってしまうところだったが、寸でのところでその声の主を脳が知らせれば振り返るに留まって。そののんびりとした雰囲気に飲まれて此方も能天気な反応を返すが、こんな状況にも関わらず人一倍正義感の強い相手が油を売っているのはなんとも腑に落ちず。しかしその蟠りも続けられた言葉を聞けば一息に解かれ、鋭い勘が働きどうやら何らかの理由で全く現状の凄惨さを知らないらしい事、ともすればパーティーにすら出席していないらしい事を察し。小突かれた事でまるで普段と変わり無い相手に深い溜息を吐くと「なァに寝惚けた事言ってんだ。ぼんやりしてっと死ぬぞ」と少しでも危機感を持たせようとわざと物騒な物言いをしながら忠告し)

(/初めまして、絡んでくださりありがとうございます!愚息には勿体無いお褒めのお言葉、大変恐縮です…!勇ましく凛々しい上にロマンチック要素が含まれた魅力的な娘様をお話しさせて頂く事ができとても嬉しく思います!邪魔だなんてとんでもない、是非ともお相手をお願い致します(深々))


>魔女

(600年以上の歳月を生きる相手、こんな事で易々と命を落とすとも思わなかったが、変わらずそこにある姿には心の何処かで安堵している自分が居り。だが勿論感傷に浸っている暇も無ければ、浸るような感傷すら無い。次なる獲物がうっかり向こうから顔を出してはくれまいかと周囲を見渡していたが、まるで社交辞令のような形式上の安否確認には得意げな笑みで応えてやり。そんな遣り取りも束の間、やはり怪物は直ぐに姿を現し、ゾンビと言うには規格外な速さで距離を詰めて来る。それを視界に留めても平然と鎌を肩にかついだまま。間合いが詰まれば一気に叩きのめしてやろうとでも考えていたのだが、それより先に何事か呟いた相手によって小枝に変えられるのを目の当たりにすれば茶化すように口笛を吹き。流石魔女サマ、なんて何処までもふざけた事を考えていたのだが次に口にされた相手からの要求は全くもってその真意が読み取れない物で。「はぁ?小枝なんか手応え無ぇモン切ってどうすんだよ」あくまでも求めるのは快感、小枝等切り刻んだところで無駄なようにしか思えず文句を零すが、結局は気紛れが作用して相手の言うように一振りで小枝を更に細かく切り刻み)

(/確かに、お互い生きて来た年数を考えれば顔見知りでも不思議はありませんね!ご丁寧にお返事をくださりありがとうございます。改めて、よろしくお願い致します!/此方への返信は省略して頂いて構いません!)


>ヘンゼル

…まぁ、此処なら手当てするモンもあるしさっきよりはマシだろ。
(深刻そうな傷を見れば痛まないよう気を遣うとなると大分歩みは遅くなるが、幸いこの辺りの怪物は一掃しており先程よりは歩き回り易い状況となっていて。ただ再び怪物が現れるのも時間の問題だろう。周囲に視線を遣りながら見つけたのは見知った医院。幸い破壊された形跡も無く、扉に手を掛ければ簡単に開き。一先ず城下町を抜ける必要があるが、その前に止血なり相手の怪我の治療をしなければならない。中へ入ると無意味ではあろうが一応鍵を掛け、相手をゆっくりとベッドの上に下ろすと独り言のようにぶつぶつと呟き。しかしふと相手がいつも連れている妹の姿が無い事に気付き「…お前、妹はどうした」とただならぬ状況であるのは察していながら平淡な声色で問い掛け)

(/駄ロルだなんてとんでもない…!とても分かり易く読み応えのあるロルですし、此方こそロルは精進中の身ですので!それは良かったです、ご丁寧にお返事を頂きありがとうございます!それでは、改めてよろしくお願い致します(深々)/此方への返信は省略して頂いて構いません!)


>ケルツェ

なぁに言ってんだ。俺に騙されたのはお前の目が欲に眩んだ所為だろ。
(期待通りの反応を見せてくれれば心底愉快気にケタケタと笑いながら、狭い路地の傍らの壁へ背中を預け。悠長にも腕を組みながら横目で相手の様子を窺いつつ返答を待っていたが、口にされたのは童話の出来事を未だに根に持っているのかと思わせる発言であり、またも小さく笑い出してしまい。しかしまるで己に非があるような台詞には戯れに言葉を返してから「お前さんが無事なら他の奴等の手当てができる。俺なら無傷でお前をこの町から脱出させてやれるしな。どうだ、良い考えだろ」至極当たり前な発想ではあるのだが、恰も他の誰にもできない提案だとばかりに過剰なまでに胸を張りながら自信満々に言ってのけると、それに対しての返答も聞かずに颯爽と相手の身体を小脇に抱えて路地から悠々と出て行き)

(/息子には勿体無いお褒めのお言葉、恐縮で御座います…!此方こそ、出だしから随分と勝手な事をしでかしてしまっていますが、旧知の仲という事で多めに見て頂ければと…!改めまして、今後何卒よろしくお願い致します(深々)/此方へのお返事は省略して頂いて構いませんので!)


>アルカ

(/愛らしく素敵な娘様と是非ともお話しさせて頂きたかったのですが、未だ整理がついていないという事で状況が把握でき次第絡ませてくださればと思います!因みに私は参加者様の皆様とお話しさせて頂きたく思っておりますので、お手透きであれば新たに絡み文を出して頂くのでも、以前の物に絡ませて頂くのでも、もしくは>40の絡み文に絡んで頂くのでも、是非ともお話しさせてくださいませ!)

  • No.54 by 語り部  2016-11-15 15:02:52 


(/大変遅くなりました…!あとごめんなさいめちゃくちゃ長くなりました…!!)

【国民たちの指名手配書】

「ここで伏せていなさい。そして二十数えたら、ここを飛び出して裏通りに駆け込み、眠りの森を一目散に目指すんだ。いいね、まっすぐ走ること。決して振り返ってはいけないよ」
「私はね、どうしてもあの2人を許せない。民の上に立つ者として、アレは絶対に許されるべきではないのだ」
「君が──愛しい。愛おしくてたまらない。この手を取ったら、君は、私に攫われてくれるか」

名前/青髭(青髭公、アイルランド卿、ラヴァル公、お館様など、人によって呼び方は様々)
役職/青髭公
年齢/24
外見/ 童話「青髭」のイメージに違わず、いかにも残忍そうな雰囲気。青ざめた彫りの深い顔立ちは、もう少し気を使えばされなりに悪くなくなるのだろうが、げっそりとこけた頬や尖った顎、落ち窪んだ青い眼の薄暗さが、いかんともしがたい陰気さを醸し出す。月明かりに青黒く輝く、やや巻きぎみの顎髭は、他ならぬ名の由来。身長179cm。肩幅や背中が広く、腰の位置が高く、指も骨張るほど痩せているので、実際より背が高く見える。服装は白い立て襟のシャツの上から金糸織りの厚手のジレ(ベスト)と18世紀風の深紅色のジュストコール(膝丈のコート)、黒いズボン、脛まである革製のブーツと、一目で貴族とわかるそれ。腰には銀色の剣の鞘がある。

性格/
★陰気で粗暴な見た目に反し、品が良く穏やかで、非常に父性的な包容力のある男。童話『青髭』での先妻や新妻に対する残酷な仕打ちをトラウマ的に気にしているようで、反動と言っても良い紳士的な振る舞いは、「青髭」のキャラクターや残忍そうな見た目とのかなり大きなギャップを生み、たびたび相手を驚かせる。
例え「童話」の「設定」であろうと、自分は貴族の一当主なのだという揺るがぬ誇りと自尊心、責任感を持っており、窮している者に手を差し伸べ、献身的に庇護する姿勢が伺える。村々を抱える領主としては人格者の部類であり、屋敷や周辺の村人からはそれなりに敬意を抱かれているらしい。
★ただし、「青髭」での熱演、特に初版でのサディスティックな言動が強烈なインパクトを残してしまったため、女性関係はまったくもって恵まれず、うら若き娘に縁談を申し込もうものなら、娘本人に即フラれるか、その娘の父親から「実際の貴方様がああではないのは承知ですが……」と、可能性を絶たれることなどが相次いでしまい今に至る。
青髭も健全な成年男性なので女性を欲さないわけがなく、むしろ実は昔から惚れっぽいタチなのだが、「貴族として、正式な縁談の場以外でだらしなく女性を口説くなどあってはならない」などという謎の自分ルールがあり、ふとした瞬間に若い娘に惹かれてしまったりすると、「私は良識ある大人なのだ私は良識ある大人なのだ」と必死に自分に言い聞かせて振り切ろうとすることが多々。逆にアブなく見えることこの上ない。このため、彼の世話をする屋敷の人間たち曰く『本当は女好きのくせにクソ真面目な拗らせ公』。
★このように、基本的にはとても穏和な人物なのだが、「青髭」で彼が演じた残虐性は、実はしっかりと彼の本質として存在しており、口論相手が話し合いを待たず暴力に打って出ると、その数倍荒々しい暴力で半死半生にして取り押えることがある。本気で凄みを利かせると本来の獰猛な容貌が百パーセント発揮されるので、別人と思われることも少なくない。事実、青髭自身、演じ続けるうちに目覚めたのか、それとも本来のものなのか、自分の中にキャラクター「青髭」のような残忍さを好む部分が眠っているのを薄々自覚しており、自分は本当に「彼」のように残忍な悪魔なのだろうかと、童話の自己と実際の自己のはざまで苦悩しているのを隠している。

得意なこと/剣術、騎兵戦、決闘。人を安心させる声で話すこと。
苦手なこと/家事全般。初対面の女性に怖がられないこと。初めて訪れた村の警官に職務質問されないこと。

備考/貴族ラヴァル家の当主。眠りの森の奥にある、霧深く陰気な土地に屋敷を持つ。屋敷自体が殺人館のようなただならぬ雰囲気だが、屋敷の下男や女中は主人を「男やもめの青髭公」とからかいながら働いており、実際の雰囲気は見た目に似つかわしくない明るさ。
実は以前、貴族としての謁見のあと、グリムの城の廊下でグリム兄弟が激しく口論し、弟が何か強く反発していたのを偶然耳にしていた。次の謁見の際にさりげなく尋ねると、兄の方が途端に激昂、青髭は豪雨の晩にも拘らず従者ともども城から追い出されてしまう。この頃から、兄弟が国民に対して何か隠し事をしており、兄弟間でも何らかの摩擦があることを感じ取っていた。
このようなことがあったあとでけろりと忘れたようにパーティーに招待されたため、当然青髭は警戒心を抱きながら参加。グリム兄弟がテラスに出た辺りで危険を察するが周囲には伝えられず、爆発が起きた際、従者を庇おうと動いたものの、従者は既に頭に瓦礫を受け即死していた。
自身も打撲や裂傷、火傷を追うものの命に別条はなく、辺りを見渡せば生き延びた者はすでに皆逃げ出したあと。グリムの兄の冷酷な眼差しを見て以前からの危惧が現実化してしまったのを知ると、虐殺を止められなかったことに激しく後悔しながらも、今は敵わぬ相手と見てとりその場をあとにする。
何も疑わぬ無邪気な国民を呼び寄せ、裏切りを行ったグリム兄弟を「民の上に立つ者」として許せず、この報いは必ず受けさせる、という強い復讐心を燃やす。

持ち物(現在)/愛用のブラックサーベル。魔力は纏っていない。特注の剣らしく、剣身140cmと通常のものより長い。呆れた女中が「もうそれと挙式なさればいいじゃないですか」などと言うほど手入れに余念を欠かさなかった成果か、抜群の切れ味を誇る。ただし、骸骨兵の使う兵器とドラゴンの鱗に対しては、まるで歯が立たない。
また持ち物とは他に、グリムの城の厩舎に繋いでいた黒い愛馬アルタクスを持っており、中庭を脱出したあとは、このアルタクスを連れて他の生存者を捜している。

持ち物(予定)/魔法の鍵束と、それに付随する掛け紐付きの黒い小箱、魔力を纏わぬ大きな盾。
鍵束の鍵は、大小も材質もデザインも異なる7本。いちばん小さな鍵は、魔法がかかっていなければ、御伽の国のどんな錠前も開けることができる。他の6本を黒い小箱に使うと、焼きたてのパンとベーコンの乗った皿、林檎と葡萄の乗った皿、紅茶やワインの入ったカップとグラス、火の灯った燭台、毛布、剣を手入れするための油と研ぎ石、の6種類をそれぞれ引き出すことが可能。ただし、24時間に1度ずつにしか引き出せない。

(/>>2の青髭の設定上、また主の立場から、グリム兄弟について少しだけ触れさせていただきました! ご了承くださいませ…!
続いて絡み状況まとめやご質問への回答もさせていただきます!)


  • No.55 by 語り部  2016-11-15 15:10:27 



★逃亡中の国民一覧 / 絡み状況まとめ
──現在10名の生存を確認、
      早急に始末されたし───

666……魔女
約500…死神
24………青髭
19………ケルツェ
18………ヘンゼル、白雪
16………アルカ、セレネ、ハイデローゼ
14………グレーテル     (年齢順)

ⓐヘンゼル(男・18歳)
✴︎ヘンゼル >>23
  ふざけ屋だがいざというときは真剣。
  仲間を導く明るいムードメーカー。

ⓑグレーテル(女・14歳)
✴︎グレーテル  >>22
  冷徹で毒舌だが、本心では兄想い。
  頭を使った戦略で仲間を援護する。

ⓒシンデレラ(女・16〜22歳)
  儚げな美女。白雪姫を慕う。敬語調。
  美味しい料理を作ることは譲らない。

ⓓ白雪姫(女・18歳)
✴︎白雪 >>24
  絢爛な美女。強気の陰にはか弱さも。
  仲間を信頼し、闇中で道を切り拓く。

ⓔ赤ずきん(女・16歳)
✴︎アルカ >>32
  爆発の衝撃で記憶喪失に。大人しい。
  怖がりだが、仲間を守る頑張り屋。

ⓕ狼(雄/男・3〜4歳/26〜33歳)
  獣人にもなれる、職人気質の一匹狼。
  祖母に託されて赤ずきんを護衛。

ⓖ青髭公(男・24歳)
✴︎青髭(呼び方は複数)>>54(主)
  表面的には、穏やかで良識ある大人。
  仲間の護衛と兄弟への復讐に燃える。

ⓗ魔女(女・666歳)
✴︎魔女(呼び方は複数)>>19
  妖艶な美女。唯一最強の魔力を持つ。
  仲間を守るために自己犠牲的な姉役。

ⓘ13番目の息子(男・19歳)
✴︎ケルツェ(通称)>>21
  ツッコミに対し情熱的な敏腕の名医。
  戦えないが、仲間の看護に尽力する。

ⓙ死神(男・約500歳)
✴︎死神(呼び方は複数)>>35
  直情的戦闘狂。賢くないが勘は鋭い。
  実は仲間思いで、情や正義感に熱い。

ⓚ自由枠(※男2枠を募集中)
✴︎セレネ(女・16歳)>>16
  『星の銀貨』より。控えめで物静か。
  月の女神の魔法を借りて仲間を守る。
✴︎ハイデローゼ(女・16歳)>>18
  『いばら姫』より。勇敢で凛々しい。
  仲間のため剣を取る、戦う男装少女。


★……新規絡み可、☆……新規絡み不可

★魔女
→白雪、セレネ、死神、ヘンゼル、ケルツェ、ハイデローゼ、(アルカ)
☆白雪【絡み最大数3】
→魔女、セレネ、死神
☆ヘンゼル【絡み最大数4】
→セレネ、死神、魔女、ハイデローゼ
☆ケルツェ【絡み最大数3】
→セレネ、死神、魔女
☆セレネ【絡みの新規募集停止中】
→魔女、白雪、ヘンゼル、ケルツェ、死神
★死神
→魔女、白雪、ヘンゼル、ケルツェ、セレネ、ハイデローゼ
★ハイデローゼ
→魔女、ヘンゼル、死神
☆アルカ【レス休止中】
→(魔女)


(/ドッペルありとした責任上、皆様の絡みの一助になればと思い作成させていただきました! 状況が常に変化するので追いきれない部分もあるかと思いますが、お役に立てたら幸いです。

絡みに制限数を設けられる方・絡みの新規募集を停止されている方は、「名前(現絡み数 / 最大絡み数)」、「名前(絡み募集停止中)」というように、名前欄にその旨を追記してくださると助かります!
例えば主の「青髭」において、絡み最大数が4、現在絡み中のお相手様が2人いるとした場合、名前表記は「青髭(2/4)」となります。
制限数のない方はそのままの名前表記で大丈夫です!

主として可能な限り皆様をサポートさせていただきたいので、ご協力よろしくお願いいたします。
記入漏れなどのミスがあればご指摘くださいませ!
あともう一度だけ連投させていただきます。)


  • No.56 by 参加希望  2016-11-15 15:25:12 

(/素敵なトピと以前から覗いておりました! 狼での参加希望です、keepをお願いします。)

  • No.57 by セレネ(星の銀貨)  2016-11-15 15:30:17 


>魔女さん
…女神様のこと、ご存知なんですか…?
(混乱していたとはいえ改めて考えてみればどんな存在か分からない相手に"怖い人ですか"などと尋ねるなど愚の極み、相手から返ってくる正論にも納得すると共にふつふつと恐怖心が湧き上がってきてしまい。零れそうになる涙を人前に晒すなど情けなくてばっと銀貨を握り込んだまま両手で顔を覆いながらどこか焦ったような相手の弁解紛いの言葉を聞いていれば少なくとも己が童話で聞いていた冷酷で悪逆な魔女とは相違していて。恐らく顔を覆うために一瞬銀貨から手が離れかけた時に窺えたのだろうか、此方の素性など話していないにも関わらず自身が慕う女神の名を口にした相手にそろりと顔を上げるとみっともない涙を静かに拭いながら顔を覆っていた手を退け、ぽつりと一言の問いを漏らして。女神と親し気なその言葉や先程のどこか温かささえ感じる慌てぶりを見てなお警戒心と疑心に心を揺らされる程臆病ではないようで、漸く少しだけ気を許したように肩の力を抜くとおずおずとずっと握りしめていた銀貨のペンダントを掌に乗せながら相手の方に差し出して見せて。)
…女神様のところの、なんて烏滸がましいですが…女神様のご加護を賜っています、セレネと申します。少し混乱してしまっていて…ごめんなさい、疑ったりしてしまって。

>ヘンゼルさん
…ふふ、強いて言うなら貴方を。ご無事で何よりです。
(いくつもの店の扉を回れど無人か、人が居ても既に怪物に襲われそれと断定することも難しい残骸が散らばるばかりの悪夢とも言える現状の中心が折れかけた状態で回った洋服屋で漸く聞くことの出来た悲鳴以外の人の声にばっと顔をあげるとそこに居たのは他の童話との交流が薄い己にも何度か会話を持ち掛けてくれた見覚えのある彼であり。恐怖で込み上げていた涙がその姿を捉えた瞬間感涙に変わって零れ落ちそうになるもののこんな状況でも明るく振る舞う彼の姿にぐっと涙をぬぐい取れば静かに笑みを漏らしながらその冗談に合わせる様に言葉を紡いで。きっと彼もまた凄惨な状況を目にし心身共に無傷とは言い難い状況であろうが、それでもその心臓が鼓動を止めずこうして再び巡り合えたことに心の底から安堵した声を続ければふっと銀貨の聖域を解きながら相手のいる方へと歩み寄っていき。「――私の探し物は一先ず見つかりました。貴方の探し物は、もう見つかりましたか?」そっとその肉体の温かさを確認するように相手の手首に手を添えて冷たい死体とは違うその熱にほっと息をつくと再度相手に視線を向け、こんな状況だからこそ彼の妹の安否を少々暈したような言葉選びで訊ねれば、そこには暗に助力の意思を込めていて。)

>ケルツェさん
――ッよ、かった…生きてる、人…っ!
(蹲って怪物が来るたびに姿を上手く消していてもその限界は存在して、一体いつまでこうして居られるか先のことに目を向ければまるで真綿で首を絞められているようなそこはかとない恐怖が心に広がっていき。動くものの気配を感じ再び聖域を張ったにも関わらず駆け寄ってくるような早い足音に変わってしまったことにとうとう自らの終わりが来てしまったのだろうかと冷たい絶望感が押し寄せ始めた最中、目の前に留まった気配からの呼び声に俯いたまま目を見開くと恐る恐る、至極怯えた様子で顔を上げ。目に飛び込んできたのは骸骨の眼孔でも死を伝える天使でもなく生身の生きた人間の姿、安心させるような優しい声もがちがちに固まっていた怯えを溶かすには十分すぎるもので。ほろほろと涙の粒を頬に伝わせながら掠れた声を漏らすと一人きりではなかったことへの安堵にまるで幼い子供のように相手に飛びつき、ぎゅっと首にしがみついて。)

>死神さん
…え…娘、なに…?
(しっかりと握りしめた銀貨が聖域を張ってくれているのは確かに感覚で感じている、にも関わらず明らかに此方の姿が見えている様子の相手に頭の中は混乱の真っ最中で。見えている=敵ではないと簡単に解釈出来ればよかっただろうに、そもそも敵ではないというのはあまりに恐怖心を煽ってくる大鎌に到底思考は追いつかず。わなわなと唇を震わせながら怯えを露わにしその姿を見上げていればふと零された相手からの一言、あまりに端的なそれは此方にとって疑問しか生まないものであり思わず首を傾げながら理解不能とばかりの単語を漏らすと未だ相手の言動に追いつけていない此方にはお構いなしなのか、一声の断りの後に急に担ぎあげられた体に目を丸くするばかりで。此方にとっては今のところ大きな鎌を持った敵とも味方とも分からない男に担ぎ上げられている状況、少なくとも安堵など欠片も感じられるはずもなく。ただでさえ唐突に惨劇の真っただ中に一人放り込まれて限界であったところに理解できない存在との邂逅、いくら両親との離別以来ひとりに慣れていたといっても齢16の小娘にとっては心で処理できるものではなく。とうとう限界を超えたとばかりに漏らす声もなく握りしめた銀貨ごと手を顔に押し付けながらぼろぼろと泣きだしてしまえば暴れはせずともまるで諦めたとばかりに体を相手に預けてしまって。)

>ハイデローゼ本体様
(/本体より失礼いたします、星の銀貨の娘担当の者です!同じ特別枠とのことでプロフィールが提出されるまでどんなお方かと胸を膨らませていれば、何とも凛としたお嬢様で本体どきどきしてしまいました^^
レスに関しまして、現在どのくらいまで皆様と絡めるか検討中でしてALL文を投稿しておりませんでしたが、一先ずご挨拶だけでもと思いお声掛けさせて頂きました。これからどうぞよろしくお願いいたしますね!)

>アルカ本体様
(/本体より失礼いたします、星の銀貨の娘担当の者です!暫く潜られるとのことで一先ず絡みは自粛させて頂きましたが…私自身現在どの位までなら自分の力量の範囲内で皆様と拘留させて頂けるか検討している最中でございます故、本体様の方で判断ついた際にはどうぞお相手お願いしますね^^)

  • No.58 by 語り部  2016-11-15 15:30:34 



>46魔女様
(/そうですね、基本的には城下町を舞台とさせていただきますが、森に吹き飛ばされた旨が書いてある>>32のアルカ様のプロフを許可しておりますので、アルカ様との絡みにおいては森から始めていただいて構いません!
他の方とは城下町で、アルカ様とは森で冒険する、というのは全然大丈夫ですよ。
また目的地についてですが、皆様の当面の最終的な移動先は「追加の持ち物がある自分の童話の舞台地」ですので、絡み状況や現在地によって自由に変えてくださいませ!)

>52アルカ様
(/了解致しました!主が中々顔を出せないためお力になれず申し訳ありません…!一応>55に絡み状況をまとめましたので、参考にしてくださいませ。再開してくださる場合は、続きのロルのレスから投稿していただいて大丈夫です!)


>>1 詳しいストーリー
>>3 プロフテンプレ / 世界観補足
>>4 トピ規約
>>55 現在の参加状況 / 絡み状況

(/以前からずっと伸び伸びで申し訳ありませんが、今現在用事のため時間がなく、急ぎながらロルを打てば粗雑になってしまいかねないので、主の参加は今晩からとさせていただきます。何度引き延ばすんだと、我ながらアホかと……本当にすみません…!!;
何か質問や要望、回答漏れなどございましたら、また主宛にお願いいたします!)


>56
(/嬉しいお言葉ありがとうございます! 『狼』keep、承りました。
明日15:30までお待ちしております!)


  • No.59 by 白雪/白雪姫(3/3)  2016-11-15 15:48:15 



(一度目は腰紐で不意を突かれて絞められ、二度目は毒を仕込んだ櫛で頭を刺され、二度目はご存じの通り毒林檎で―――死ぬのは、怖くない。いいや、怖いけれど、その先にあるものと私の後ろで支えてくれていた仲間(小人)が必ず窮地を救いに来てくれるという絶対的な信頼が裏付けているから。だから、怖くない。鋭く空気を裂く錆び刀の鞘となるのは自分だと脳裏に過り、また、避けるに避けられない距離感である事も踏まえて覚悟を固めるよう睫毛を伏せたその刹那。木の軋む音とプラスして鈴の音のような若い女性の声に生存者の存在を知ると共に腰に回った細い腕に瞠目し、どうやら突如として現れたこの少女は救世主になろうとしてくれているのだと悟り、為すがままに身を任せ――流石骸骨兵、脳味噌が入っていないせいか「目の前にいた筈の人間が消えた」という状況を疑いもしなかったらしく、困惑したようガシャガシャと部位同士が擦れる軽い音を立てて辺りを見渡したと思えば振り上げた刀を下ろして踵を返してしまい、他の生存者を捜しに行った模様。女神の加護のもとに成り立つ聖域内に居る為だろうか、心無しか鼻腔に届く死臭に取り巻いていた重苦しさも幾分晴れ、漸くまともに呼吸をする事が叶ったなら命の恩人足る彼女に礼の一つでも向けようか視軸を揺らして相手を見遣れば先ずはストレートな感謝を。けれど今は一切の油断が命取りとなるデスゲームの真っ只中、まだ生者を狩ろうと徘徊を続けている骸骨兵らの餌食に二度もなるつもりは毛頭無く、幸い周囲に敵影が確認出来ないこともあって先を急ごうと)

あ、ありがとう……ったく、こんなアクシデントのときに限ってなにも持ってないんだから――こうなるって知ってたら毒林檎の一つでもくすねてきたっていうのに…

まあ、兎にも角にも前進あるのみね。先を急ぎましょう、――貴方、……貴方さえよければ、私と一緒に来て。…名前は?

(/絡みありがとうございます!!臆病ながら加護を武器に立ち向かうすがたのなんと可愛らしいことか……これから宜しくお願い致します**)

  • No.60 by 参加希望  2016-11-15 16:36:21 

>主様
(/先ほど狼をkeepさせて頂いたものです。狼の設定についての相談がありまして、主様の想定では「赤ずきん」出演の狼であると思うのですが「狼の七匹の子山羊」にも出演したという設定でも大丈夫でしょうか? そうそう設定に響くほど取り入れるつもりでもないのですが、後者もグリム童話ですので折角ならばと思いこうして相談に参った次第でございます。ご返答お待ちしております…!)

  • No.61 by 死神  2016-11-15 16:46:17 


>セレネ

さァて、行くか。
(相手を安定した位置で担ぎ今一度鎌を肩に掛け直したところで、気を取り直し逃げ遅れた住民を探しがてら、願わくはこの城下町の何処かにある己の“探し物”を探しつつ町を抜けようと試みたところ。先程から大して騒ぎもせず、かと言って状況に順応していそうにも見えなかった相手から未だに声一つ聞こえない事に今更ながら違和感を覚え。そればかりかまるで力が抜けてしまったように動かぬ体からは何の意思も感じ取る事ができず、不審に思いつつその顔を覗き込んで。すると小さな手が覆う顔を視認することは叶わずとも涙を流している事は明白、驚いて目を見開いたきり絶句してしまい。この状況下で泣くなとも言えないが、泣いている少女を泣き止ませた経験等あるはずも無い。どうしたものかと頭を悩ませた結果、地面に破片やらが落ちていないのを確認すると一度そこへ相手を下ろし、せめて少しでも殺伐とした外界と隔てる物があれば気休めにはなるだろうという愚直すぎる考えから自らが羽織っていたマントを相手の肩に羽織らせてやり。ついでにフードを被せてから相手の目の前にしゃがみ込むと、立てた膝に頬杖をついて「あー…。俺は死神だ。だがお前を連れてこうってンじゃねぇ。他の奴等と合流するまで守ってやっから安心しな」我ながら最後の一言は無茶な要求だと思いながら包み隠さず身の上を伝え、その上で相手の様子を眺めており)


>主様

(/プロフィール拝見致しました!穏やかである中に荒々しい影を隠した素敵な息子様で…!復讐心を燃やしているということで、悪魔よろしく息子がちょっかい出しに行くなんて妄想が弾けておりました。今からお話させて頂きたくのが楽しみでなりません…!
また、絡み状況の整理までして頂きありがとうございます。新ルールも設けて頂き、お陰様で全体の状況が見渡せてとても助かります!ありがとうございました(深々))

  • No.62 by セレネ/星の銀貨 (5/6)  2016-11-15 17:57:04 


>白雪姫様
(咄嗟に目前で危機に瀕していた彼女に持てる力を行使し守護に当たったこと、それ自体は自らの意思で行動した結果だが女神様の守護があるから大丈夫、自分で決めて行動したことだから、とどれだけ考えを並べようとこの異質な悪夢に立ち向かうことに恐怖を感じないはずもなく。一先ず相手を骸骨兵の手から守る事には成功したものの心臓はばくばくと未だ早鐘を打つように鼓動していて、そもそも己が主人公となる童話においてもこれほどのスリルがある状況には瀕したことがなく慣れない極度の緊張感に彼女の腰を離しながら短くしか吐き出せない呼吸を何とか整えて。「ッよ、か……っは、ぁ…ッ!」体力をそれ程酷使した訳でもないのにまるで全力疾走でもしたかのように途切れ途切れに吐き出される言葉、どうにか落ち着こうとするように数度息を吐きながら緊張と恐怖こそ未だ拭いきれてはいないもののこの出会いで少なからず己の存在意味を見いだせたような仄かな充足感に場違いながらそっと口元を緩めて。少しばかり胸に手を当てたまま深い呼吸を繰り返すことで次第に緊張も薄れていき、そこで漸く自らが飛びついた相手が恐らくいずれかの童話で姫と称される者であろうことを再確認すると座り込んだままばっと地面にひれ伏して。守るためにした行為とはいえそもそも森の農村からほぼ出ることもなく過ごしていた田舎娘にとっては聊か気後れしてしまう相手であり、そっと顔を上げながらそちらの様子を窺えばしゃらりと胸に下げた銀貨を揺らして。)
ッご、ごめんなさい…!お守りするためとは言えいきなり抱き付いてしまったり、お姫様に失礼なことばかり…。…私はセレネ、童話"星の銀貨"に属する者です。その…お姫様が宜しいのなら、ぜひ同行させて頂きます。

>死神さん
…死神、さん…女神様と同じ、神様なんですか…?
(少なくとも骸骨兵たちのような怪物よりかは理性のある存在であることは確認できたもののだからこそもしや何処かに引き込まれ改めて命を奪われる、なんてことも想像するだけならば容易く、意思が通じ合っていないからこそ考えはどんどん悪い方向へと落ち込んでしまっていき。そんな状態に気付いたのか再び体に感じた浮遊感、その後にひんやりとした石畳の地面に足がついたのを確認すると顔を覆っていた手を僅かにずらし現状を確かめようとして。その視界に不意に影を差したのは少しだけ温もりを残したマントのフードで、これが相手が先程まで羽織っていたものだと認識すると漸く多少は警戒心が解け始めたかのように顔を覆っていた手を退け体を包むマントを襟元にそっと引き寄せながら目前に膝をついた相手に視線を落とし。死神という単語自体は非常に危ういもの、しかしながら己に限っては得体のしれない黒い大鎌の男よりかは女神ディアナと近い神の名を掲げる者の方が余程感覚的には安堵を覚えるもので、マントを引き寄せていた片手を外しおずおずと握りしめていた銀貨のペンダントを相手の方に見えるよう差し出しながらか細い声を漏らして。神の名を冠する者、それに加え恐らく何らかの気遣いからだろう自らのマントを己に羽織らせるその心に完全に気を許した訳ではなくとも先程まで不安と怯えでとめどなく零れていた涙も止まっていて。)

>主様
(/何とも分かりやすいまとめをありがとうございます!絡みに関しまして、そろそろ大分どのくらいまでなら皆様と絡ませて頂けそうか見当もついてまいりましたので、現在お相手して頂いている五名様に加え新規で絡み文を出された方一名様にお返事をさせて頂き、一先ずは合計六名様までの交流にさせて頂こうかと思います!つきましては表記の方も変更させて頂きましたので把握お願いいたします。)

  • No.63 by 白雪/白雪姫(3/3)  2016-11-15 18:54:30 

>死神

は、―――(死の淵を覗いた。一度目は苦しく、二度目は熱く、三度目はただただ暗闇の中に呑まれ、どこか遠くで私の名前を呼んで無力を嘆く声を聞いた。死の淵に立った。死の淵から足を踏み外した。死の淵から―――図太く、生に固執して無様に起死回生を繰り返すのが白雪姫のストーリーである。淡く光源として煌めく月明かりに反射する一つの刃が此方に今にも降り下ろされようとしている剣よりも遥かに早く届いたのは硬質な何かが勢い良く砕ける無機質な音を鼓膜で捉えてからの事、その衝撃で生じた風が長い黒髪を掬い取り軽くふわり、と靡いたならバッグカチューシャである花と真珠を通したアンティークゴールドの細いチェーンが軽やかな音を鳴らすだろう。まるで吹き荒れる暴風、否、神風の如く目前の敵を退けた圧倒的な力を前に瞠目するのも束の間。動物と心を通わせるしか特筆すべき能力もなく(序でに言えば運がすこぶるいい面だけだろうか)無力な身では到底突破出来ない状況も「彼」とならば、と。先程とは異なり今度は九死に一生を得た心地で差し伸べられた手に自らの手を重ねるのは、地獄に垂らされた蜘蛛の糸にすがる亡者と同じ無様な姿に写るだろうか。それでも、構いはしない。漸く運が此方に向いてきたと未だ周囲に敵が蔓延る惨状から脱してはいないものの余裕のある笑みを口許に乗せると表情を引き締め、首を一度強く縦に振って応じ)ええ、平気よこのくらい。生憎、生まれてこの方一度も死の神(貴方)に微笑まれたことはないのよ――それよりお願い、私を町の外へ連れていって。この騒ぎを止めなきゃいけないの

(/絡みありがとうございます。お返事が遅くなってしまい申し訳ありません……!!! PLPCともども未熟者ですが、宜しくお願い致します。)


>セレネ

止めて止めて、顔を上げて! 命の恩人に頭を下げさせるなんて鬼みたいじゃない、ほら、顔を上げて背筋を伸ばしなさいな!(姫としてはお転婆で、尚且つ、性格的に人を下に見るという行為が生理的に受け付けない傾向があるせいだろう――即座に平伏すその仕草に文字通りギョッとした表情を作り出せばそれはみるみるうちに困惑したよう眉を八の字に下げ、いまも辺りを徘徊しているだろう遠くの敵に聞こえない程度の声量に加減しつつ両手で身振り手振りを加えて制し。しかし先程の勇猛果敢な一面とは真逆のその印象につい入っていた肩の力や緊張すら崩れ去り、ふ、と呼気を漏らすよう一笑を溢したのを合図に口許に手を宛がってゆるやかな笑声を立てて。それがすぐに収まると落ち着いた語調にて自らの胸に片手を宛がって名乗りを上げ、静かに相手へと手を伸ばし拒まれないなら静かに掬い上げて握手を交わそう。そうしたあとも離さずに相手の瞳を見据えながら言葉を選びつつ自分の胸の中で既に確定している事柄を説明し、声として発信するなかで決意を強固なものに改め、きゅっと引き結んだ唇からは意思の強さを伺い知ることが出来るだろう。 伝えたい事をすべて伝え終え、触れていた手を離してゆっくりと立脚を果たせば森の方角へと視線を据え)
私は白雪。皆には白雪姫って呼ばれてるわ、宜しくね、セレネ。―――本当に? そうしてくれるならとても助かる、…見ての通り私にはなんの力もないから。でも、それでも、もし貴方を含めた生きている皆が私の代わりに剣と戦ってくれるなら――私はその盾になる。そして約束する、私は必ず皆を勝利に導くわ。

こんな騒ぎ、誰かが止めなきゃいけない。……なら、私が止めたいの。このまま訳も分からないまま死ぬなんて絶対に御免よ。…どうせ死ぬなら私は戦って死にたい、死に場所は自分自身で選ぶべきものだもの―――けどそれには相応の危険が伴うわ。ねえ、それでも着いてきてくれる? セレネ。


>主様
(/色々とご配慮頂きまして本当にありがとうございます、一覧表のお陰で皆様の状況を知ることができました……!!すこしずつ、皆様と絡めていけたらと思います**)

  • No.64 by アルカ/赤ずきん(1/4)  2016-11-15 20:14:38 





>死神さん

(/ お返事遅くなりごめんなさい。皆様の素敵な方々には叶いません。素敵すぎて見惚れる程ですし。主様の整理のお陰で分かりやすくなりましたので表を見て絡んで見たいと思います。お言葉に甘え死神様の絡み文から絡ませて頂きたいと思います。宜しければ不束な赤ずきんですがよろしくお願いします。最後に童話の世界では皆様知ってる設定だと思いますが…記憶喪失な設定ですので知らない設定で話し掛けてしまいました。すみません… ※此方はレス蹴り可能 )

これ…どう言う事?何が起こってるの?
__あの、これは…貴方がやったの?
( 軽かった身体が爆発の疾風で飛ばされ城下町の真ん中、茂みのクッションで命には別状ないが突然の衝撃で暫く意識を失っては、ゆっくりと瞳を開け立ち上がり視界に映る景色は血に染まり残骸が散らばる中に状況にまだ理解してなくその真ん中へと歩いてれば、前から鎌を持った背の高い男の人にあの人がやったのでは?っと頭にハテナを浮かべるものの、少々怖いが今の状況理解したいと言う己の意思を持ちバスケットを持ち、恐る恐る近寄りじっと目を合わせ乍強張る口元を開き一言告げ。)


>主様

( / 主様のpfとても主様お忙しいのに、分かりやすく纏めて頂きありがとうございます。凄く見易く誰が大丈夫なのか確認出来ました。私は、4人迄可能ですのでお時間ある時で宜しいので追加お願いします。名前の記載の方法も分かりましたので実践させて頂きます。最後に、私の設定で魔女様や主様にご迷惑お掛けしすみません。
※今現時点絡む方、魔女様(予定)、死神様です。
お手間を取らせてしまいましたが…本当にありがとうございます。)

  • No.65 by ケルツェ/医師(3/3)  2016-11-15 22:23:26 

>死神

―へっ…?…おい冗談よせ!こんな事まで頼らなくても僕にだって自分の脚ってもんが……ってばか、そっちには奴らが居るだろ!
(堂々と強がってはみたものの、如何にも仰る通りと頷かざるをえない童話の真理を返されては反論する余地も無く。しまった一本取らせてしまったと心の内で小さく後悔していると、間も無く続けざまに相手から発せられた言葉。いずれ怪物たちの数が今以上に増せば城下町内に安全といえる場所は無くなるはず。たしかに他にもあの場所から脱出した者がいるのならば医者として怪我の具合だって看てやりたいし、況してや武器を持たず力の無い自分は彼の手を借りないことには町から出ることさえ困難だろう。最早迷っている猶予など無い、提案を飲もうと口を開きかけるも瞬間何故か体が宙に浮き上がり、呆気にとられ出て来たのは素っ頓狂な声。胴を抱えられ運ばれているのだと状況を理解すれば、相手が人間でないとは謂えこうも容易く持ち上げられてしまうかと何とも言い難い情けなさと悔しさから両脚をじたばたと振って抗議を試みる。その上彼が向かった先はなんと路地裏の外ではないか、これでは簡単に怪物たちの目に触れてしまうと焦りから更に声を荒げて)


>セレネ

っとと…、安心しなさい、もう一人ではないからね。
(声をかければ涙を流しながら飛びついてきた少女。その勢いに負けバランスを崩して後方へ尻もちをつき、ランタンはカシャンと音を立てて地面へ転がり。まだ年端もいかぬ娘がこんな時に暗い場所で一人きり、さぞ心細かったことだろう。堰を切ったように泣き出し自身の胸に縋る様はこれまで彼女が懸命に耐え抜いたのであろう孤独感や恐怖を痛々しい程に物語り、その甲斐甲斐しく健気な姿に胸を締め付けられる。少しでもその不安を払拭してやれればと、抱きとめるように回した片手で震える背中を撫でさすりながらそっと語りかけ。束の間様子をみて相手の呼吸が幾分か落ち着いたであろう頃を見計らい、徐に身体を起こし相手と対面するように座り直せば涙に濡れた頬をコートの袖で拭ってやり。さて一先ずは彼女が置かれていた状況を把握しておかなければと問いかけを。)
君は…ずっと此処に隠れていたのか?たった一人で?


>主様

(/とても分かり易い参加者及び絡み状況一覧、ありがとうございます!主様の細やかな心遣いに感服するばかりです。また青髭公様の設定、思わず息を呑んでしまうほど素敵でした…!物語上のキャラクター設定と実際のお人柄のギャップがたまらなく愛おしいです。現在絡み可能人数を3名までとさせて頂いているため、残念ながら絡ませて頂くことができませんが、後々お話する機会が持てればと思います。一言お礼を申し上げたく勝手ながらレスさせて頂いた次第ですので、此方への返信のお気遣いは不要ですので…!大変失礼致しました。)

  • No.66 by 語り部  2016-11-15 23:10:48 


(/こんばんは、主です! 絡み状況まとめ、少しでも皆様のお役に立てたようで何よりです! 各参加者様の変更なども把握しました、しかしあまりまとめばかり更新して皆様のレスを流すのも避けたいため、少し日を置いて反映させていただきます!
現在ロル作成中ですが、急ぎのレスだけ先にさせていただきます!ご容赦くださいませ。)

>>60『狼』keep様
(/お返事が遅くなりすみません!
御伽の国の民は皆『グリム童話』というドラマ体系の役者である、という設定ですので、もちろん大丈夫ですよ!むしろがんがんお願い致します!
ただ、初期設定上、『赤ずきん』がメイン出演作品である、という設定にしていただけると嬉しいです。
素敵な狼様をお待ちしております!)

  • No.67 by 死神  2016-11-15 23:43:16 


>セレネ

…一応な。
(意思の疎通を試みればいつの間にか止まった相手の涙。しかし如何せん何がその原因になったのかは分かっておらず、相手の顔をぼんやりと見詰めながらマントを被せてやれば泣き止むのか、等と頓珍漢な事を考えていて。そこに此方へ見せるように差し出されたのはきらりと鈍く光を反射するペンダントの銀貨。それを見たところで意味等一向に分かりはしないが、何を問われているのかくらいは理解でき。名ばかりではあるが神の端くれ、死を司る神々との面識はあれど相手の言う“女神様”はきっとそうではないだろう。ぽつりと事実のみを伝えると、変な期待を持たせてしまう前に早々にこの話題を切り上げる事にして。今考えるべきは如何にして相手を安全な場所へ移動させるか。その後の事も考えれば年端もいかぬ少女の体力を今無駄に奪ってしまうのは状況として芳しくなく「その足じゃ歩くのは危険だ。…町を抜けるまでは、俺に任せてくれないか」何分こうして願い出るような真似をするのは初めての事であり、言葉を選びながらである為に少々辿々しい口調で告げて)


>白雪

仰せのままに。
(白く華奢な手が重なれば立つ事を促すようにその手を引き上げ。相手の表情に見て取れたのは女性にしては随分と頼もしい笑み、同じように口角を上げて見せれば呑気におどけつつ彼女の要求に応じる意思表示をし。相手が歩けるようであるならば問題は無いだろう。何処から怪物が来ようが人一人守るくらいは容易く、早速周囲の様子に目を遣りながら町を脱する道筋である表通りに出て。しかし果たして相手はどんな手を使って騒ぎを止めるつもりなのだろうか。失礼ながらそんなにも強大な力を持った人間には見えず「…で、止めるって、どうするつもりなんだ」と出来る限り化け物が少ない道を選んで進みながら問い掛けて)


>アルカ

はぁ?ンなワケねェだろ。大方、あのイカれた兄弟がやったんだろうな。
(この辺りに生存者は居ないか。そう判断して歩みを進めようとしたその時、やたらと人目を引く赤色が視界に映りはたと目を留め。か弱そうな見た目のわりに堂々と惨状の中を歩いて来るというのは肝が据わっているからなのか。まさか記憶を失っているとは思いもせず、見事に的外れな問い掛けには片眉を上げて首を傾げ。持ち前の勘の良さからこの惨劇にグリム兄弟が関わっているに違いないとほぼ確信しており、平然とそれを口にしては鎌を肩に担ぎ直して。その他同時に投げ掛けられた幾つかの問いに答えてやることは可能だが、もしかすると相手はパーティーに出席していなかったのかもしれない。だとすれば一から説明してやらねばならず、その面倒な作業は何処かの親切な人間に任せるとして相手を町から脱出させる事を考え始め。「お前、まだ動けそうだな。取りあえず此処から離れるぞ」相手の様子を見るに手当の急を要する怪我もしていなさそうで、淡々と声を掛けると先んじて道を歩き出し)


>ケルツェ

よく喋んなァ。疲れねぇか。
(抱え上げた相手が何やら喚いているが、思考は既にそこから離れて街を出るまでの最短ルートを探っており。だが頭を使う事は大変に苦手である事が災いして、一々考えて踏み止まっている事が焦れったく思えてしまい堂々と通りに出て。すると当然のようにそこら中に居る怪物共の視線が一斉に此方を向き、方々から襲い掛かって来る。成人男性一人を小脇に抱えているにも関わらず御構い無しに軽やかにそれらを躱し、大胆に鎌を振るいながら目的に向けて突き進んでいき。そんな状況であるからか相手の言葉は驚く程脳に留まる事無くまるですり抜けていくようで、元凶である事すら理解しないまま呑気である事この上無い言葉を紡ぎ。勿論この後の事なんてノープラン。一先ず町から抜ける事さえできれば良いとそればかりを考えており、今現在相手の命が己の身に委ねられているとは思えない程無遠慮な身のこなしで怪物を蹴散らし)

  • No.68 by 青髭  2016-11-16 01:00:08 


>30魔女

──悪いが、道を空けてくれるかな。私は屋敷に帰りたいんだよ。
(黒い雷雲が唸りながら頭上で渦巻き、血生臭い匂いの風が城下町を吹き抜ける。辺りにぴりぴりと満ちるただならぬ雰囲気、それを決定的にするのは街を徘徊するおぞましい異形の化け物どもなのだが、逃げ込んだ裏通りでとうとう取り囲まれた自身が、壁に背を凭れながら彼らに向かって放った声は、自分自身驚くほどに穏やかで。
しかしそれは、深傷を負い血を流している状況で魔物たちに追い詰められたことに対する絶望感が引き出した、ただの強がりなそれでしかない。
愛馬アルタクスは壁に身を寄せて目を剥きながら恐怖にいななき、凶暴な三頭犬に噛み付かれそうになるたびに蹄を打ち鳴らし暴れている。せめて長年自分に仕えてくれたこの馬だけでも逃したかったが、ただでさえ大量の血を失っているというのに、斬れども斬れども次々に魔物が襲いかかってくるため、今やこの魔物達の輪を切り崩す力すら残っていない。
最早ここまでか。──あの裏切りの国王達に一矢報いることすら叶わないのかと、覚悟を決めきれず内心強い悔しさが湧き上がっていたその時、しかし裏通りの奥から駆けてきた黒髪の女性を見て、驚愕と恐れに目を見開き。
足音を聞きつけた骸骨兵が振り返ったその瞬間、その背後から己のブラックサーベルを叩きつけて骸骨兵をばらばらに砕くと、「別の道へ逃げろ!」と一声、彼女に向かって警告の言葉を言い放ち)

(/こんばんは、主改め青髭背後です。妖艶な美貌を持つ童話の悪役でありながら、御伽の国の仲間達を大切に思う魔女様が愛おしくてたまらず、今更ながら絡ませていただきました! 情けないことに、魔力を持たぬ青髭は、男でありながら魔女様に助けていただくことになるやもしれませんが……回復し次第、ともに肩を並べて戦っていけたら幸いです……!)


>40死神

───………、君は……
……此処を制圧したのか? 独りで……?
(/愛馬アルタクスを駆りグリムの城を飛び出したは良いが、傷を負った身体でいつの間にか城下町を占拠していた魔物どもを切り抜けるのはやはり容易いことではなく。ようやく魔物たちの気配がない裏路地に忍び込めば、アルタクスの首に体を凭れて苦しげに喘ぎ、額や手の甲を伝う赤い血を忌々しげに拭い取り。
戦乱の喧騒から離れれば、脳裏をよぎるのは先ほどの凄まじい惨劇の光景。わかっていたはずだった。ならば何故防げなかった。国民を嵌めた兄弟への、そして不甲斐ない自分自身への憎しみに唇を噛み締めれば、そこから再び血が流れ。
だが、近くで何かが砕け散ったような音、そして刃物を地面に当てたような金属音にはっと我に返ると、音の方向を振り返り、敵なのか確かめるべく、馬の背から滑り降りると、慎重にそちらに近づく。
しかし───門の向こうにいたのは、傷1つない黒装束の長身な男。その異様な雰囲気にはなぜだろう、彼の持つ鎌のような鋭い危険さを感じるものの、不思議と敵だとは感じない。故に、意を決して彼のそばに歩いて行ったが、辺りに散らばる魔物たちの屍に気がつくと、静かに目を見開いてから、その男に向かい冷静に尋ね。)

(/こんばんは、主改め青髭背後です。言葉では言い尽くせないほど魅力的な死神様に絡ませていただけたらと、かねてより願っておりました!青髭へのお褒めの言葉恐縮です、是非是非彼にちょっかいを出してくださいませ。人であるからして死神様ほどには戦闘力がありませんが、戦友としてともに戦えたら幸いです…!)


>48赤ずきん

……しっ、静かに。大丈夫、私は味方だ。
(/爆発から数時間後。不気味に轟く、雷雲がたゆたい夜空の下、城下町をアルタクスの背に乗り駆け抜けていたが、アルタクスがふと自分の手綱を振り切り、蹄の向きを変えて向かったその先は、城下町の中にある小さな森の一角で。
アルタクスの様子から、おそらくそこに自分の探している生存者の1人がいるのだろうと勘づけば、アルタクスを木立の奥に隠れさせると、彼から降りた自分は森の中にそっと踏み入り、雲間から時折細々と降り注ぐ月明かりのみを頼りに人の姿を探していて。
──赤いフードを被った見慣れた華奢な少女の影、それを目にした自分の胸に、深い安堵が沸き起こる。直接の関わりこそないが、同じ眠りの森に暮らす若い娘の赤ずきん。彼女も生き延びたのだと知ってほっとしたのも束の間、彼女が怯えながら見つめる先にゾンビたちがうろついているのに気がつくと、音もなく彼女のそばにより、爆発による怪我で血まみれの自分の姿は幾分恐怖を与えてしまいかねないだろうかと一瞬は危ぶむも、結局は背後から無声音で囁きかけて。)
そのまま、ゆっくりこちらに下がるんだ。今なら、気づかれずに逃げられる。

(/こんばんは、主改め青髭背後です。可愛らしく純朴な赤ずきん様に、僭越かつ今更ながら絡ませていただきました! 若い娘を前にすると青髭は謎の父性本能が働くので(←)、現在血だらけ傷だらけではありますが、娘様を守るため全力で戦う所存です……!)


>All文
──クソッ、畜生ッ……!
(/城下町の、やや小高い丘の上。店々に挟まれ死角となっているそこから見下ろすかつての美しい街は、今や禍々しい魔物たちの姿がひしめき、破壊されたあちこちから黒煙や炎が上がっている。その光景を眼下に見下ろす青髭の横顔には暗い怒りと悔しさが渦巻き、食いしばった歯から漏れたそれは、普段なら決して口にすることがないであろう、激情に震えた罵り声で。
───光。爆音。灼熱。悲鳴。絶叫。破壊されて一変した街を前に思い出すのは、あのおぞましいパーティーの結末。グリム兄弟は、民を裏切り、皆殺しにしようとしたのだ。皆の王でありながら。
腸が煮え繰り返るような激しい復讐心をふつふつと滾らせながら、青髭の目は暗く光る。兄弟の思い通りにさせるものか。あの惨劇を生き延びた仲間を探し出し、ともに生き延びて、何としてでも彼らを断罪しなければ。
そう強く覚悟を決めていたとき、不意に背後から破壊音、続いて人の叫び声が響き渡れば、青髭ははっと振り返り、愛馬の名を一声呼んで現れたそれに飛び乗ると、剣を抜き放ち、その声の主の元に駆けつけて)───乗れ! こちらに来るんだ!


(/さて、やっとこさ主も参戦です!←
おそらく、all宛文をお出ししている新規絡みが可能な方には絡ませていただいていると思います。漏れがあったらごめんなさい! 現在絡み枠が満席の方々とも、のちに冒険をご一緒させていただけたら幸いです。
当トピをご愛顧して下さっている皆々様には、日々感謝の念がつきません。不束者な主と青髭ですが、改めてよろしくお願いいたします…!!)

  • No.69 by セレネ/星の銀貨 (5/6)  2016-11-16 01:12:26 


>白雪様
…白雪、様…。…私はまだ、今の自分自身の考えを定められていません。グリムの兄弟様はこの国の民にとって最高神のような存在、彼らがこの世界を滅ぼそうとするのなら…支配される民は、それを受け入れるべきなんじゃないか、とも考えています。…それでも潔く死を望む勇気もない、私はそんな半端者です。
(森深くにひっそりと存在した村、しかもその村でも一等貧しい暮らしをしていたからこそ目の前の姫に一体どんな対応をすればいいか全く持って見当がついていなかったものの、高貴かつ高潔な存在なのだろうとばかり思っていた当の目の前のお姫様はむしろ親しみやすささえ感じる快活なお姉さんのような反応ばかりを見せて。その想像とのギャップに思わず相手に誘われるように小さく笑みを漏らしてしまえば未だ少々の気後れを感じつつもそっと握手を交わして。それから漸く地面に座りっぱなしだった体を起こし白いリネンのワンピースについてしまった土埃を落とすと相手に向き直り。堂々と自らの意思を口にする相手、そんな風には到底なれはしないまだまだ不安定な心の内を胸元の銀貨を握りしめながら語りだすと少しだけ視線を落とし。この世界に生まれた存在としての想いとセレネという一人の少女としての想い、未だどちらの想いにこの身を任せるべきか振り切ることは出来ていないがだからこそ相手の言葉にひとつの決心をしたようで、改めて相手の瞳を見つめながら言葉を続けて。)
貴方の決意に身を任せることは、きっと出来ません。身を任せるとこの場で誓っても、私の心は曖昧に揺れてしまうでしょうから。危険であっても仮に誰かのためにこの命を使えたら、半端な私の悩みに終着を見いだせるかもしれないから…そんな、自分本位で貴方に寄生するような理由です。それを知っても私を連れてくれるのなら、私の思いを決して諭さず私自身に委ねてくれるのなら…私は貴方のためにこの力を振るいましょう。

>ケルツェさん
――…ごめんなさい、取り乱してしまって。たった一人…そう思わないように女神様の銀貨を握っていたけれど、実際は独りぼっちですね。この状況では何を頼りにしたらいいかも分からなくて…。
(あの凄惨な爆発の後漸く出会えた温かさを失っていない相手、思わず縋りついてしまったものの暫く涙を流して不安だった心を吐き出せば少しずつ落ち着いてきて。改めてきちんと心の整理がついて来れば何ともはしたない行動をしたという後悔も同時に押し寄せ、困ったように薄く笑みながら相手から体を離すと謝罪の言葉と共に相手の向かいにきちんと座り直し。一人きりだったのか、その問いはそもそも自分自身考えないようにしていた事柄のひとつでせめてでも心の支えにとずっと握りしめていた女神より賜った銀貨がその思いが行動へと変わったそのもので。とは言え伝えるべきは正しき現状、少しばかり汚れてしまったワンピースの裾をぎゅっと握りながら返事を返していけばそれと同時に思わず視線も下がっていき。暗くなってしまいそうな気持ちをどうにか持ち直そうと少しだけ赤い目尻を指で撫でる様に擦ってから視線を相手に戻せば緩く口角を上げながら言葉を続けて。)
…でも、お兄さんのおかげでもう独りぼっちじゃなくなったんでしたね。私の存在に気付いてくれて、私の涙を受け止めてくれて、本当にありがとうございます。

>死神さん
…分かりました、先程は見苦しい姿をお見せしてしまってすみませんでした。町を抜けるまで、お荷物になってしまうかと思いますがどうぞよろしくお願いします。…死神さん程戦える方なら不要かもしれませんが、もし敵に囲まれてしまった時や疲れてしまった時はどうぞ私を頼ってみて下さい。
(あまりに単純と思われてしまうかもしれないが女神様と面識がある、という返答の信頼性は己の中では非常に強く。というのも両親が亡くなって以来まともに頼りに出来た存在は天から此方を見守ってくれている女神様だけ、だからこそ相手の一言にほっと安堵の息を漏らすと瞳の端に残った涙を拭いながら安心したように微笑んで。漸く相手への警戒心も解けたのか年甲斐もなく号泣してしまった先程の無礼を詫びるとマントを両手で首元へと引き寄せながら頭を下げて。続けて口にするのは信頼できるだろうと思ったからこその助力の申し出、とはいえ相手の戦いっぷりを目にした今ではその役目も全うできるかどうかといったところで思わず一人苦笑を漏らして。「…それでは、その…よろしく、お願いします。」一通り言葉を交わせばそろそろこの惨劇の現場からも早く脱すべきところ、しかしながら先程の荷物の如き運び方は少々女の子としては複雑な心情を生むもので。とはいえこの状況で守ってもらう上そんな我儘を言う勇気など勿論なくて、少しの戸惑いを窺わせつつも言葉を口にすれば担ぎやすい体勢など見当もつかないが一先ずぎゅっとマントを握ったまま身動きを止めて。)

  • No.70 by セレネ/星の銀貨 (6/6)  2016-11-16 01:37:57 


>青髭公爵様
――ッひ…!な、なんで…女神様、守ってくれてるのに…!
(死臭と鉄の匂いが充満していた惨劇の城内からどうにか抜け出し訪れた城下町は城へ向かう行きに見た賑わいも生気も何もかもが失われていて。目に映るのは明らかに生存者ではない骸骨の兵隊ばかり、それらに気付かれてはいけないことくらいいくら田舎に籠っていた身でも理解でき胸に下げた銀貨を握りしめながら体力の続く限りその聖域に隠れる様にして瓦礫の少ない道を歩み。しかしそんな中、恐らく店の中に隠れていた生存者を発見した骸骨兵が放ったであろう爆弾の破裂する音、それに掻き消されることなく響く悲痛な悲鳴に驚きその通りかかった店の前でへたり込んでしまい。世界の終わり以外にこの現状をどう形容しようか、せめてこの聖域を切らさないようにと座り込んでしまった後もなお銀貨を握りしめたまま少しでも辺りを把握しようとするように視線を散らせばそんな己に近づいてくる馬上の人に気付き。爆破により火の手が上がる店の傍、その姿は炎の明かりにぼんやりと照らされ見上げる此方からは恐ろしい何かにしか見えなくて。そんな何かが剣を抜き此方に声を掛ける、怪物には己は見えていないはずなのになぜ目の前の恐ろしいものは自分に向かって話しているのか。混乱でいっぱいの頭では到底理解できるはずもない現状、ただその馬上の陰から逃れようとするように瓦礫の散らばる石畳を後退ればかくかくと震える膝を身に寄せながら涙ながらの声を漏らして。)

(/主様の参戦おめでとうございます、参加者のひとりとして心待ちにしておりました!早速絡ませて頂いたのに対面早々失礼を申し訳ありません;;臆病気質の聊か強い娘ではありますが、なにとぞよろしくお願いいたします!
つきましては主様への絡みを以て現在当方の技量でお相手させて頂けそうな人数に達しましたのでこちらも把握もお願いいたします。)


(/連投失礼致しました)

  • No.71 by 白雪/白雪姫(3/3)  2016-11-16 08:00:11 

>死神
(鎌を振り回しいとも容易く異形を退けたわりに存外優しい気性をしているらしい。頼もしい笑みと共に受け入れられた欲求とぐんと上に引かれる感覚には決意と体が地に足をつけて立ち、かの傍若無人の思惑を食い止め、その真意を問う為の軌道に乗る事が出来た幸運に祝福を―――か弱い身ではあれ、心には自分が思う最強の剣を意志として持って。幸い腕の負傷以外主立った傷も無く、物語で小人の家に辿り着くまで山の中を縦横無尽に走り回った経験が項を奏して疲労感を感じさせぬ足取りで歩みを進め。ところどころにはパーティー会場で逃げ延びはしたものの兵の手から逃れられず無念にも命を絶たれた無惨な死体が転がっていて、その手が伸びる先は何れも町の外に続く道に向けてであり、恐らく彼らも己と同じく町の外へ出ようとしたのだろうと推測付けるとその光景の痛ましさに眉を顰める。なれど、今は立ち止まって死を悼む暇も弔う暇もありはせず、心を鬼にして足を動かしながら飛んできた問いには口を噤んだのち頷き一つ)ええ、そうね……先ずは、森へ。そこには私の「友達」がいる―――こんな状況じゃ、その「友達」もどうなってしまっているか分からないけど………もしその子たちが生きていて私に力を貸してくれるなら。その子たちが私の剣になり、私はその盾になれる。


>セレネ

貴方の選択を私は責めはしない。だから、こう言いましょう―――生きたいのなら、共にきて。ここで待つのは死と地獄だけ。たしかに彼らは私たちにとって神様のような存在だけれど、それでも、私たちの選択の権利を奪っていいわけがない。

んーー、でも、そうね。難しいこと抜きでいうと、私はただ生きたいだけなの。ただ一方的に蹂躙されて怯えた死を待つくらいなら泥水を啜ってでも生きることを選ぶし、その為なら戦うわ。……だから、私がそうしたように、貴方も貴方の運命は自分の手で決めればいい。その権利を、取り戻すのよ。
(思慮深く、それは愚かだと形容してもいい程に優しく、弱さと強さを兼ね備えた少女を慈愛に似た感情を胸に宿し乍ら自らの考えを声にして出す。生きたい。結局の所、いくら壮大な決意を掲げたとしても、綺麗事を並べ立てたとしても根底にある思いはそれだけなのだ―――私達の夢の国を、御伽の国の平和を取り戻したい。頁を閉じるというのなら、せめて綴り手である兄弟の思いを知ってから、彼らに生を与えられた生涯に幕を閉じたい。高貴な存在ならば此所で心を揺るがす演説をして見せるのだろうが己はその器に非ず、上手い言葉が考えても考えても思い付かず仕舞いには気恥ずかしそうに笑いながら率直な思いを伝えよう。しかし彼女の瞳の奥に強い意志を汲み取ることが出来、それを尊重するようぐっと拳を握りしめて語れば敵影が無いのを確認して一歩歩みだそう。目指すは森、自分の十八番。その方角に向かいながらふと、何か思い付いたようくるりと振り返れば年相応のいたずらな笑みを)あ! でも、やっぱり貴方の思いがどうであれ生きてもらわなきゃ困るわ。まだセレネと「友達」になった記念のパイを焼いていないし、ティーパーティーだってしていないし―――したいことは沢山あるんだから。

  • No.72 by アルカ/赤ずきん(2/4)  2016-11-16 08:10:27 


>死神さん

貴方ではない事は分かった…疑ってごめんなさい。そのイカレタ兄弟はこの近くに…ッ。居ない見たい…話の途中ごめんなさい。今貴方の後ろに怪しい人を見て…
( 残骸の多い中では鎌を持ってると言う事で疑ってしまった事に反省をし眉を下げ申し訳なさそうな表情を浮かべ謝罪し。"イカレタ兄弟"のワードを耳にし辺りを隅々迄見回しては一つ唾を飲み込み一言述べた直後、相手の後ろで人ではない陰を目にし驚いた表情で言葉を一瞬失い目をぎゅっと閉じもう一度見て見れば誰も居なく何度か瞬きをして乍口元に手をやり不思議そうにぼやき。『えぇ。まだ、動けます…こっちは眠りの森…の方…?何故か通った事ある…』身体については怪我一つなく動かす事が出来相手の言葉に柔らかいトーンで返事をしては記憶がなくとも身体に染み付いてる勘で今歩いてる道は微かに覚えあり、背後を離れない様に必死について行き咄嗟に疑問符で一言。)


>青髭さん

───ッ!味方…お兄さん…怪我してる。
痛くない?良かったらこれ使って汚れても大丈夫だから…
( 城下町の一角の森の中で1人ぽつり周りの黒い陰等に状況把握仕切れずに少々困惑していると、急に優しげな声が聞こえ声のする方を見上げれば驚くものの"味方"と言う言葉に安堵し口を閉じるが相手の顔がはっきりと、雲に隠れていた月が顔を現すと月明かりに照らされ目に映る姿に本当は血が付いて怖いが色々事情があると判断。小声で心配し乍エプロンのポケットからハンカチ1枚取り出し、使い易い様にと一言添えて差し出し。相手の指示に素直に従って口チャックでゆっくりと後ろへと下がり茂みへと向かい、彼は深くは関わりないが同じ眠りの森の住民で顔は見た事あるが、考える程頭痛が走り頭を右手で支え『あの、一つ聞きたいですが?生き物はなんですか…』人ではない生き物が気になり小首を傾け尋ね。)


(/ おはようございます!主様。素敵な青髭さんに赤ずきんはワクワクです。それに、主様には色々とお世話になり、絡んで頂けた事は嬉しいです。父性本能で頼りある不思議な青髭さんの魅力に楽しくって溜まりません!こんな素敵なロルに私は未熟者ですが…何か違う変な所がありましたらご指摘お願いします。傷だらけの青髭さんに赤ずきんは怖く仕方が無いと怖い程勇敢な赤ずきんなのでお気になさらずです!青髭さんが本当にお父さんに見えて来ました( 目ゴシゴシ )これからよろしくお願いします!)

  • No.73 by 死神  2016-11-16 11:28:47 


>青髭

制圧ってもなァ。どうせまた湧き出して来んだろ。
(周囲に生存者の気配は無いと見てより怪物が多く蠢く場所へ移ろうと足を踏み出し掛けた時、此方へ歩み寄ってくる足音を耳にし。然して身構えもせずにちらりと一瞥を向ければそこに居るのは血色の悪いともすれば敵かと見紛う男、しかしその口から発せられる言葉を聞けば理性を持ち合わせた歴とした人間である事は明白で。“制圧”なんて随分と仰々しい言い方をしてくれるが、あくまで欲望のままに力を振るったまで。開けた周囲を見渡せば早くもちらほらと窺える化け物の影に肩を竦めながら答え。それより相手の身形へ目を向ければ大分随所に怪我を負っているらしい。彼は確か青髭といったか、等と考えながら「アンタすげェ怪我だな。俺と来るか?こんなとで死にたかねェだろ」見たところ体力の消耗も激しいのだろう。相手の意思を尊重するべく一方的に連れ出すような真似はしないまでも、人一人守るならば容易い。それに相手からは何らかの激情を感じる。何処までも憶測であり勘だが、行動を共にするのは面白そうだ。そう判断すると妖しく口角を吊り上げながら問い掛け)

(/絡んでくださりありがとうございます!そのように思って頂けたとは、恐縮ですが大変嬉しく思います…!此方こそ、青髭様のプロフィールを一目見た際から是非ともお話させて頂きたく思っておりましたので、光栄に御座います!戦友、素敵な響きですね…!性格からして戦友と言うには何とも捻くれたものになってしまうかとは思いますが、何卒よろしくお願い致します(深々)/此方へのお返事は省略して頂いて構いませんので!)


>セレネ

そうだな。荷物は荷物らしく大人しくしててくれ。
(漸く泣き止み相手の表情に浮かんだ柔らかな笑み。思わず安堵の息を吐いてしまうが、子供を泣かせて狼狽え泣き止ませて一息吐くとは随分と自分らしくもない。今更我に返ってしまうと、礼の言葉も素直に受け取れずに口から出るのは可愛いげの欠片も無い軽口ばかりで。その上頼れなんて言われても実践できるはずが無く、それについての言及は避けながら再び相手を担ぎ上げようと腰を上げ。しかしその様子は何だかぎこちなく、何事か言わんとして口を閉ざしているように見えなくもない。こうして余計なところを勘繰ってしまうのだから勘が良いというのも利点ばかりでないと襟足に手を遣るが、直ぐに先程の抱え方は不味かったかと閃き。この勘に上乗せした勘が果たして相手の望む結果をもたらすかは分からないが、そもそも相手の要望に応えてやるつもりもない。動きを止めた相手の身体を抱き上げると自らの片腕に腰を落ち着けさせるように抱え、反対側の肩に鎌を担ぎ。いつまでも此処に居ては怪物に見付かってしまうのは時間の問題だが、どうせ何処に行こうが奴等が蔓延っているに違いない。先の事を考えて足踏みする事はせず、悠々と町からの脱出に向けて歩き出し)


>白雪

…分かった、森だな。
(相手の話を聞いたところですんなりと飲み込む事はできないが、取り敢えず森へ向かえば良いのだろう。城下町を抜ければ広がる森。となればそこへ逃げ込んでいる者も少なくはないはず。どちらの方角へ向かうかは置いておくとして、足元に真っ直ぐ延びる道を直進する事にし。だが案の定元居た場所から離れれば直ぐに怪物共が徘徊している。当然その目が此方へ向けば道を阻んでくるわけで、意にも介せず突っ込み襲い掛かってくる化け物を凪ぎ払いながら前へ前へと足を進め。時折相手の方へ目を遣っては「平気か」と短く声を掛け、向かってくる敵が相手の方へ行ってしまわないよう気を配り)


>アルカ

…誰も居ねェよ。大丈夫か。
(この身形では化け物と思われては仕方がないというのは自分が一番理解している為に何とも思いはせず、相手の言葉にぼんやりと耳を傾けていて。しかし不意にその声が途切れた事に気が付き、相手の様子を見れば何かに怯えたように目を固く閉じる姿に首をかしげ。続けられたのは己の後ろに何者かの存在を主張する言葉、不覚にも背後を取られたかと素早く振り返るが、そこには一つの人影さえ無く。先程から時折違和感を感じさせる言動に訝しげに眉を寄せると、一度足を止めて相手に向き直り。恐らくは己の一方的な認識でしかないが、その特徴的な容姿からして“赤ずきん”の童話に出てくる少女と考えて間違いは無いはず。「お前さん、赤ずきんだろ?この道知らねェのか」森に籠っていたなら、と考えても相手とて町に居るならばこの道を通ってきているだろう。どうも歯車の合わないような空回りした感覚が居心地悪く、眉を寄せながら首の後ろに手を置いて)

  • No.74 by アルカ/赤ずきん(2/4)  2016-11-16 12:46:07 



>死神さん

気のせいだった見たい。少し疲れてなのかも─
( 先程の黒い陰は居なくなりその己の声で不自然に思われたのではないかと不意に頭に過ぎり首を傾げ声を掛ける相手を見ては眉を下げつつも笑みを浮かべ誤魔化し。この森は此処の住民なら誰でも知ってるのは当たり前、"赤ずきん"と言われると優位覚えてる記憶で、歯車が合わないのは相手の話に耳を傾けると分かって居るが素直に言ってみるか黙って話を合わそうか考え一呼吸置いて。『ごめんなさい──。多分この森や国の事、貴方の事も知ってたと思うけど…何故か覚えてないの…』エプロンを両手で強く握り言う覚悟を決め、真剣な眼差しで困った相手に申し訳ないと思ってきて今の状況を打ち明け。)


  • No.75 by セレネ/星の銀貨 (6/6)  2016-11-16 18:57:21 


>白雪様
――ふふ、勝手なお姫様ですね。早速生きてだなんて…でもそういう強引な人、嫌いじゃないですよ。
(自らの生死すらも自らの意思で決めることのできない曖昧な存在、そんな己にとってこの現状に戸惑うこともなくただただはっきりと生きたいと公言する相手の潔さは何だか眩しささえ感じてしまう程で。姫という位は相手の性格を考えるとギャップの強い物であったがその外的要因に左右されず揺らぐことを知らない意志は正しく国を従えるに足りる器だと田舎娘にさえ分かり。位の違いに引け目さえ感じていた己だが相手の意志を知ればそんな遠慮もある意味では相手に対する無礼だろう、急に相手の言う"友達"などと自らに自信を持つことはまだ今は叶わずとも少しずつでも相手の意志に自分なりの答えを出せる様に心中決意し。折角雄弁にも己の曖昧な意志をも受け入れる姿勢を見せてくれたというのに最後は年相応の少女のように崩れてしまう相手の言葉、それに思わず小さく笑みを漏らしながら先程まであった警戒心のような壁をひとつ取り払ったような、軽口にも近い言葉を口にすると踏み出した相手と肩を並べる様にその傍に駆け寄って。)
…私、お茶会なんて一度もしたことないんです。責任取って、ちゃんと教えて下さいね?

>死神さん
…死神さんは…ううん、何でもありません。ありがとうございます、死神さん。
(我儘を美点と感じている訳ではなくともこんな時口を噤んでしまう自分の気性に少しだけ自己嫌悪の念を感じていた最中、いよいよ再び訪れた浮遊感にぐっと奥歯を噛み締めていればその後襲った感覚は構えていたような腹部への微かな圧迫感ではなくしっかりと体を支えるような安定感であり。てっきり先程同様荷物よろしく抱えられるものだと思っていたにも関わらず現在の体勢はそれよりかは随分と人として扱われたような体勢、言葉を飲み込んでしまったのに此方の意思を酌んでくれたような体勢に思わず相手を見返すものの変わらぬ様子の相手の顔が窺えるだけで。此方の気を察してくれたのか単純に持ちやすい体勢を探した結果なのかは定かでなくとも考えてみればわざわざ荷物になる己を抱えてくれている時点で相手の心根が優しいことくらい感じ取れ。こんな時ばかり相手のその心根を確かめるような問いが口から洩れそうになるもののわざわざ言わない相手を見ればこの行為は無粋であると理解でき。他人のことは言えない自分だが中々に不器用な相手の気遣いに思わず嬉しさにふと笑みを零しながら体を支える様に相手の肩に軽く手を添えればせめてでもとお礼の言葉だけ残して。)

  • No.76 by 魔女  2016-11-16 21:13:37 

>ヘンゼル

……もう、アナタってば相変わらずなんだから
(応急処置に使えそうなものを探して店内を見回し、程よい伸縮性と厚さのある包帯代わりに良さそうなマントを見つけて手に取ったところで、背後から聞こえる笑い声。普段と何ら変わらぬその声に一瞬今の状況を忘れそうになるが、振り向いた先に居る彼は明らかに重傷で、否が応にも現実に引き戻される。マントの他にガーゼ代わりのハンカチを棚からひと掴み分と卓上の裁ち鋏を拝借して相手の傍に戻れば、微苦笑こそ浮かべているが多分に安堵の混ざった声で呟きを落とし。そしてマントをひとつなぎの細い布になるように手際よく裁断しつつ「ほら、止血するから脱ぎなさいな」と上着とシャツを脱ぐように促し、やや間を置いてから鋏を動かす手は止めずに「ところで……ねぇ。あの子はどうしたの…?」と視線は手元に向けたまま、ずっと気がかりだったことを問いかける。童話の中でも、御伽の国でも、いつも一緒の二人。兄である相手が妹である彼女を見捨てる訳はないと断言できるため、今この場所に居ないということはどうしても最悪の想像に繋がってしまう。やがてマントの裁断を終えれば、どこか祈るような気持ちで相手を見つめて返事を待ち)


>白雪

そうね、その意気だわ。……ええ、まずは小人の森へ向かいましょう。ホームの方が何かとやりやすいものね
(どうやら普段の調子を取り戻したらしい彼女に微笑みかけて、指し示された方角――城下町の南西へと視線を向ければ一つ頷いてみせる。小人の森はその名の通り「白雪姫」の舞台であり、また自身の出演する童話「ヘンゼルとグレーテル」の舞台でもある場所。言わば互いのホームであり、少なくとも殆ど手ぶらで非武装の今現在よりは幾分か状況を好転させられるだろう。何かを確認するように片目を閉じてもう一つ頷けば「……うん。他の子達も各々街を抜けるみたい。下手に合流を急ぐよりは向こうで落ち合った方が効率的かもしれないわ」と遠視で確認した仲間たちの状況を手短に伝える。しかし不意に魔法が解けかかってる感覚が強くなったことに緊張感を纏えば、数メートル先に転がる小石に鋭い視線を向けて「……思ったより、早い」と独り言ちて。どうやら話をしているうちに1分ほどが経過していたらしい。呟いた直後、小石が骸骨兵に戻り――しかし一拍と置かずにもう一度魔法を放ち、今度は枯葉へとその姿を変えれば粉々になるまでヒールで思いっきり踏みにじり)
このまま砕け散って復活しない事を祈るしかないわね……さ、行きましょうか

(/どうにも中途半端な魔法しか使えない魔女ですが、白雪ちゃんの助けになれたのなら幸いです…!
当面の移動先が自分の童話の舞台地ということでしたので、白雪ちゃんが指差したある方角を小人の森に設定したのですが、宜しかったでしょうか…?)


>ケルツェ

あら、ちゃあんと無事よ? 今だって、アナタの顔がしっかり見えているわ
(真剣な問いかけへの返答にしては些か緩い様子で首を傾け、相手の瞳を見据えてにこりと微笑んで見せる。昔、物語への出演が重なって多くの魔力を消費した際に視力の低下を見破られて以降、医者である彼に身体的な不調は隠せないと感じているのでその言葉に嘘は無かった。やった事と言えば、せいぜい遠視で見つけた仲間の元へ魔物が向かわないように少し引きつけたり、今しがた行っている限界値の実験程度のもので、視力に関しても遠くが少し見え辛いだけだ。だから心配しなくて大丈夫だと言外に告げては、先ほど変身させた亡者――もとい足元の小石を、屋根の向こう、建物の裏側へ向けて思いっきり放り投げる。落ち着いて対処できる距離を取れればいいと考えていただけなのだが、どうも放物線の一番高い所で元に戻ったらしく、質量のある柔らかいものが地面に叩きつけられたえもいわれぬ嫌な音が響いた。しかし少しの沈黙の後、このまま黙殺する事に決めたようで「……普通に変身魔法をかけるとね、もって1分程度なの。ただ、死体……あ、腐乱してない方ね。そっちは火を近づけると崩れるのよね」と敵に関して分かった情報を簡潔に話し)

(/いえいえ、問題など御座いませんよ!お医者様に不調は隠せまいと思いますので、ロル内で示したように以前感づかれた際に少しだけ魔力の話をした、ということで如何でしょうか…?
何だかこれだと魔女のストッパー役もお願いする事になってしまいそうなので、問題がございましたら遠慮なくご指摘下さい…!)


>死神

うん、でも、そう言わずに…ね? 割と大事なことなのよ
(予想に違わぬ文句の言葉に頷いて見せるも、それはさて置いて両手を顔の前で合わせてもう一度頼み込む。果たしてその言葉を聞いてくれたのか単なる気まぐれか――恐らくは後者だろうが、枝を細かく切り刻んでくれたのを見ると自身はもう一本の枝を拾い上げて半分に折り。そして右手の枝だけ魔法によって発生させた火で燃やせば、細切れの枝、半分に折れた枝、ほぼ消炭のような黒焦げた枝を地面に並べてから相手に手招きをしつつ枝から距離を取って「街に溢れかえっている彼らなんだけど、ちょっと特殊みたいでね。私の力が、こう――なんて言うか、通りにくいのよ。変身させても1分ぐらいで戻っちゃうの」と一連の行動の説明をするべく、相手を見遣りながら大前提となる事象について語る。これに関しても色々と考察したい所ではあるが……否、今は目の前に立ちはだかる敵を何とかする方法が最優先だろう。そう考えて視線を小枝に戻したところで1分が経過したようで、順に細切れのゾンビ一体、腕を使って蠢くゾンビの上半身、黒焦げの下半身へとそれぞれ姿を変え、それらを見つめながら頬に手を当てて思案顔をし)
……いやだわ。ちゃんと脳を潰すか、切り離すかしないとダメなのかしら…。――と、まぁ、これが確認したかったのよね


>セレネ

いえ、気にしないでね。こんな状況だもの……疑うのも無理ないわ
(どうやら誤解が解けたようでペンダントを見せながら名乗ってくれた彼女に、柔らかく微笑みかければ僅かに首を横に振る。一般的な「魔女」に対する認識は恐らく当初の想像が正しい上に、信じていた創造主の突然の凶行の後では猜疑心が芽生えるのも致し方ないことだと思った。誤解を解くきっかけになった古い友人の存在に心の中で感謝しつつ、ペンダントトップの銀貨に視線を落とせば「それが"星の銀貨"? ……ふふっ。セレネといったかしら…アナタ、とても彼女に愛されているみたい。もっと自身を持っていいと思うわ」と銀貨に宿る女神の恩寵――それもかなり規格外の加護にくすりと微笑み。どういう理屈か暗雲が立ち込めていて星一つ望めない空。しかしその奥に輝いているであろう皓月を見据えるようにちらりと視線を宙に向ければ、三角帽子を被り直して悪戯っぽい笑みを浮かべて)
――ねぇ、よければ私と一緒に行かない? アナタを置いて行ったなんて知られたら、私、あの子に怒られてしまうわ


>青髭

だそうよ……って、あら?
(一本横の道から遠視によって発見した、魔物たちに囲まれている手負いの人物を救援するべく飛び出してきたため、まさか逃げろと言われたのが自分だとは露ほども思わずに伝言ゲームのように背後を振り返る。しかしそこには誰の姿も無く、出血多量で幻覚でも見えているのだろうかと彼の精神状態を危惧したところで一つの可能性に思い当り「……もしかして、私の事なのかしら」と、問いかけと言うには些か小さな呟きを落としては、相手の方へ視線を戻す。壁際に追い詰められてしまっているため、彼を助け出すには周囲の魔物を一掃しなければならないだろう。ならば魔物たちの注意が急な闖入者である自分に向いている今が好機と判断し、ぴっと人差し指を向ければ亡者以外を残らず紙切れに変え、指揮棒でも振るかのように指先を動かせば「燃えて!」と一言発すると同時に亡者諸共焼き尽くして。やや遠くの景色がぼやけるがこればかりは仕方ない。地面に散らばる灰を踏みつけながら相手の元に歩み寄り、怪我の具合を確認してはまだ興奮状態の馬の鬣を落ち着けるようにそっと撫でて視線を彷徨わせ)
大丈夫……じゃあ、ないわよね。どこか、手当の出来る場所は……

(/絡んでくださりありがとうございます…!また、とても分かりやすい纏めをありがとうございました!
紳士の鑑のように素敵な青髭公ですが、見た目とのギャップに悶えた後、拗らせ公で思わずくすりとしてしまいました…!魔法こそ使えますが体力のない運動苦手な娘ですので、共闘の際はバランスが取れるのではないかな…と密かに期待しております!不束な娘ですが、どうぞ宜しくお願い致しますね!)


>アルカPL様
(/迷惑なんてとんでもないです! 主様より森での絡みもOKとのお言葉をいただきましたので、新しい絡み文をくださったのに大変申し訳ないのですが、最初の絡み文に絡ませていただこうと思うのですが如何でしょうか…?)

  • No.77 by 参加希望(狼)  2016-11-16 22:13:17 

>主様
(/ご返答ありがとうございました! また、keep期間が過ぎてからで申し訳ありません、もし宜しければkeepを明日の18:00頃まで伸ばしては頂けないでしょうか? 我儘を言っているのは承知の上ですので、無理であればスッパリ切っていただければと思います。レス消費失礼しました。)

  • No.78 by アルカ / 赤ずきん(3/4)  2016-11-16 23:02:24 




>魔女さん背後様

( /お優し言葉ありがとうございます!困った子ですみません。是非とも、最初の絡み文からで大丈夫で御座います!素敵な魔女さんと絡めるなんて光栄過ぎてワクワクが止まりません(胸手当て) )


  • No.79 by 死神  2016-11-17 00:24:42 


>アルカ

……忘れた?
(不自然な笑みを見れば相手が何かを誤魔化しているのは明白。しかしそこに無理やり踏み込むのは無粋だろう。引っ掛かる部分は幾らでも見付けられるのだが、それを掘り返したところでお互い何の益にもならないのは目に見えており口を閉ざし。途端に流れる沈黙。この混沌とした中で町からの脱出を試みる事が第一優先だというのに一体何をしているのかと我ながら誰かに問い掛けたい気分になるが、何事か意を決したらしい相手から告げられたのは思いもよらぬ一言であり。恐らく謝罪は己の事を認知していない事について。それは一向に構わない。何せ本来死の間際にしか出会わない存在であるのだから、圧倒的に面識の無い人間の方が少ないはずで。それは良いとして、いまいち相手の言っている事がすんなりと飲み込めず首を傾げ。当然だが、それでは困るだろう。何処からどう切り出して返事をすれば良いのか全く分からず、困惑したように首の後ろに手を遣っては「あー…他は?何も覚えてねぇとか?」最悪の事態を想定して眉を寄せながら問い掛けて)


>セレネ

あ?何が。
(相手が何事か言いかけたのには気付いたが、自ら引っ込めたのならば無理に聞き出す理由も無く言及は避け。しかし続けられたのは礼の言葉。それが抱え方に対してであるなんて夢にも思わず、更には相手を安全な場所へ連れて行く事に対してであるという可能性すら己の中からは消失しており眉を寄せて問い掛け。ともあれ相手の気持ちを落ち着かせる事ができたならば次にするべき事は一つ。早速少々足を速めながら、町の外へと向かって伸びる道を歩み始め。歩けば歩く程濃くなる怪物の気配。恐らくこの先に無数の化け物共が跋扈しているのだろう。ふと周囲に視線をやってみれば真新しい死体が転がっており、無残にも女子供のものまで容赦が無い。中には子供を庇うようにして共々生を終えたらしい親子の死骸も転がっており、その有様はあまりにも痛々しく。己でさえ気分が悪くなりそうな光景を相手が見ればさぞ心が痛み、後ろ向きな思考に陥ってしまうかもしれない。ともすれば要らぬ不安を煽り立てる物でもあり、無言で視界を遮るように相手の被ったフードの裾をぐいっと下へ引っ張り)


>魔女

…なぁにが“大事なこと”だよ。急所を突きゃァ良いんだろ。お前の魔法が大して利かねェなら俺が捻り潰すまでだ。
(相手から頼み込んで来るものだからそれなりに意義のある事なのかと思い、心底退屈そうにしながらも逆さにした鎌の柄の部分に顎を乗せて事の一部始終を見守っており。相手によって小枝にされ、更に己が粉砕したはずのそれはまるで成長するかのように元の状態に戻り始める。多少の驚きはあれど面白味がある物でも無く、結局考える事を頗る苦手とする己からしてみればなんの成果も得られない“実験”が終わっただけの事。呆れたような声を上げながら目の前で再生し始めたゾンビの頭を鎌で叩き割り、容赦無く踏み潰す。小難しい事を考える暇があるならば動きたいというのが持論であり、にやりと口角を吊り上げて相手を見遣れば「それに、無駄に体力消費されて俺が面倒見てやる破目になんのは御免だぜ」遠回しながら相手が過剰に体力を消耗してしまった際に直面する事態を示し、言い逃げ宛らにくるりと方向転換して相手に背を向ければ鎌を肩に担いで歩き出し)

  • No.80 by セレネ/星の銀貨 (6/6)  2016-11-17 01:26:06 


>魔女さん
…女神様は、弱くとも善行を重ねる者を見捨てはしませんから。
(開けた野原に身一つでたどり着き見上げた満点の星空、その一つ一つが手の中に集まる様に銀貨へと変わり降り注いだあの日の女神様との出会いは自分の中でもとても特別な記憶で。けれど地上から幾億の星々が望めるのと同様に月からも地上は広く見渡せるはず、その中で女神様に見出してもらえたという事実だけで己にとっては身に余る慈悲、だからこそ女神様からの愛などと見えないからこそどこまでも傲慢に求められてしまうものを肯定する気にはなれず。少しだけ困ったように笑みを浮かべてから相手の言葉に応え、そっと視線を空に向ければ星ひとつない暗い空が望めて。星が降ったあの夜と同じ空のはずなのに星がないだけでその暗さは深く恐ろしく、僅かに唇を噛み締めてから相手に向き直るとその傍へと近寄って、胸元に軽く手を当てながら一礼をすると同行への誘いに薄く笑みを浮かべながら答えて。)
…はい、喜んで。せめて命を散らすなら女神様の傍、満点の星空の下で。…グリムの兄弟様達にとって私が不要になったのだとしても、私の命を拾って下さったのは女神様です。拾って頂いた命をその恩人に断りなく捨てるなんて不作法、私にはとても出来ませんから。

>死神さん
…何が、なんて具体的なものはありませんよ。ただ死神さんの温かさに、何となく言いたくなってしまっただけです。
(抱えられたことで視点が高くなり見通しが良くなってもフードの隙間から覗くのは変わらぬ瓦礫ばかりの道と火薬と肉の焦げる様な匂い、それでも体を支えてくれる温かさや身を覆ってくれるマントの存在のお蔭て一人きりでいた時よりも随分と気分は軽くなっていて。ふとフードを深く被せる様に引く相手は一体どんな景色を目にしながら歩んでいるのか、その気遣いで視界を塞がれた己には布越しに感じる死臭だけでもその濃さでどれだけ凄惨なものなのか位想像がつき。死神、といくら死に近い存在を司っていても死臭に慣れるだなんてきっとないのだろう、気遣いを相手から受けるばかりで何も返せていない己だがせめて自身が安堵した生きた人間の温もりを相手にも触れさせようとするように肩に添えていた手をそのまま首に滑らせぎゅっと軽く抱きしめながらフード越しの額を相手の頭に寄せて。そのまま先程の相手の問いかけにあくまでそれと指摘してしまわないような曖昧な言葉を返すとそっと目を閉じ、服越しに仄かに伝わる相手の体温を感じて。)

  • No.81 by ケルツェ/医師(3/3)  2016-11-17 20:30:48 

>死神

…っ聞け!人の話を!そっちの通りは危険だと……――っ!
(必死に喚起し相手を抑止しようとしていたつもりだが、大声を張り上げた所為で怪物達の視線を集めるのに一役買ってしまった。今更口を噤んでみても当然遅く一斉に襲い掛かられ反射的にかたく眼を瞑るが、予期した衝撃はやって来ず代わりに耳に聞こえたのは刃が肉を切り裂く音。うすら瞼を上げれば胴と脚とをまっぷたつに断たれたそれが地面に転がるのを目にし「ひっ」と喉を引き攣らせ。二体、三体と次々に薙ぎ倒され血飛沫を上げる怪物達、その光景に圧倒されるどころか眩暈すら覚える。周囲の怪物を一方的に蹴散らして進む実力に加え余裕綽々とした姿は頼もしさを通り越しいっそ恐ろしいほど。――だが呑気に感心ばかりしていて良いものか、果たしてこの優勢がいつまで続くかは分からない。死神である彼がどれ程力を持て余しているのか知らないが、それでも無駄な戦闘は極力避け少しでも体力を後のために残しておくのが賢明だろうとの考えのもと、一度今後の行動の手筈を整える必要があると判断し「おい、ここから僕の医院への道は分かるだろ。こいつらを撒いてそっちへ寄ってくれるか」と相手の顔を見上げ呼び掛けて)


>セレネ

謝る必要なんかないよ。僕も他に生き残った者がいると知ってすごく救われた気分だしね。それから女神様…だっけか。きっと彼女に君の祈りが届いて、ご加護を賜うたんだろう。
(俯く顔を上げて見せてくれた微笑みに改めて胸を撫で下ろすと、つられて口元も綻ぶ。女神様の銀貨、今しがた彼女はそう言った。視線を落とせば相手の掌の内にきらりと光を反射するものがあり、成程これが彼女の言う「女神様の銀貨」とやら、さては魔除けの御守りか何かだろうか。きっと傍に頼る者もなく神にも縋る想いで助けを待ち続けていたにちがいないなどと何とも事実からは外れた考察に至り。もっともこれまで仕事と勉学に明け暮れるだけの日々を送ってきたが故に、国内でも名を知っている者とといえば城下町内の数少ない知人か国のお偉いさん、若しくはカルテに記載されている患者程度のもので、まさか目の前の少女が自分と同じく一童話の主役を担う人物だなどとは考えにも及ばずにいて。さて、気丈に振る舞ってくれている彼女ではあるが当然疲労も溜まっているはず。このまま城下町に身を置いておくのは危険極まりなくいずれは城壁の外へ出ることを考えなければならないが、生憎人の足では数時間はかかる見込みになるだろう。幸いにもこの路地を突き進んだ先には自身の住居を兼ねた医院がある。一度そこへ身を隠し彼女を休ませてやってからでも遅くはないだろうと考え、転げたランタンを手に取ればゆっくりと立ち上がり相手の前へ片手を差し出して)
さあ、いつまでもこんな所に座りこんでいるわけにはいかないな……この辺りの道は詳しいんだ。少し歩いたところに僕の家があるから案内しよう。話の続きはそこで。立てるか?


>魔女

それなら良いが…くれぐれも無茶だけはなさらないように。見えなくなっては遅いのだからね。
(真っ直ぐに向けてくれる眼差しはしっかりしたものであり、その言い分はどうやら本当らしいと判断するが状況が状況だけにいつ何時無理をするか知れない相手への心配は残り未だ晴れない面持ちでいて。矢庭に建物の向こうへ投じられ放物線を描く小石の行方を目で追っていると、やがて聞こえて来たのは小石が地面に落ちた時のそれとは到底思えぬ不快な音。音の質と状況から落下したソレの正体が何なのか察してしまえば思わず「うええ…」と呻いて顔を歪め。暫しの沈黙のあと口を開いた相手が言うのは怪物たちへの魔法の効果やウィークポイントに関する情報で、その恰も実験結果を報告するような口振りに苦笑を浮かべ「さすがは魔女様、あんな恐ろしい奴らをモルモットにしてしまうとはね」などと肩を竦めてみせ。それはそうと魔法がかかりにくいという事実、何百年とこの国に生きて来た魔法のプロフェッショナルである彼女に心当たりが無いのだとすればこれは相当に由々しき事態だろう。胸の前に腕を組み原因を考察しようと試みるが今ある情報だけでは何とも判断し難く、「貴女の魔力が衰えているわけでもない……となれば、奴らが魔法に対して耐性を持っている、ということにでもなるのか…?」と独り言のように呟いて)

(/当方の勝手で加えさせて頂いた設定でしたが問題無いとのことで安心しました。素敵な背景までつけて頂きありがとうございます!こちらこそ問題なんてとんでもないです、むしろこれぐらいのことでしか魔女様のお役には立てそうも御座いませんので…!今後も屡々お節介を焼いてしまうかもしれませんが、展開の妨げになりそうな際には何時でも仰って下さいませ^^それでは改めて宜しくお願い致します。此方への返信は構いませんので…!)

  • No.82 by セレネ/星の銀貨 (6/6)  2016-11-18 01:33:58 


>ケルツェさん
大丈夫です、幸い大きな怪我もせず済みましたから。…ふふ。不謹慎かもしれないけど、誰かのおうちに行くだなんて久しぶりで…ちょっとだけうきうきしちゃいます。
(相手が此方の童話への選出を夢見るしがない田舎娘としか見ていないのと同じように、此方にとっても相手は城下町に住む気のいいお兄さん程度にしか認識しておらず、だからこそ相手からの言葉にもさして違和感など覚えず。しゃらりと差し出していた銀貨を掌から滑り落とし胸に下げた状態へと戻すと差し出された相手の手にそっと手を重ね、その手を借りながらゆっくりと立ち上げると砂埃で少々汚れてしまった白いリネンのワンピースを片手で何度か払い。幸い怪我もなく歩くことは勿論可能、先に立ち上がった相手の傍に寄る様にひたひたと裸足特有の小さな足音を立てながら数歩進めばふ、と思わず漏れ出たような笑みを零し。他の童話とは違い"星の銀貨"は登場人物などほぼ主人公の少女、自分ひとりといって等しい短い物語でそれ故に他の童話との交流も些か乏しくて、前回誰かの家に行ったのは一体いつのことだったか、思い出せない程の誘いにこんな状況だというのに思わず嬉しさが込み上げてしまい。先程立ち上がる際に手を借りたままだったその手を控えめにそっと握りながら言葉を続ければちらりと相手を見上げて。)

  • No.83 by ヘンゼル  2016-11-18 09:31:16 

>主様、現在絡んでいる皆様

(/お久しぶりです。中々顔を出せず申し訳ございません…。当方の仕事が最近ハードスケジュールでして…落ち着き次第また参加させて頂きたいと考えております!具体的には、11/23辺りから戻ります!こちらの事情で大変恐縮ですが、その際はまたご相手お願い致します!)

  • No.84 by セレネ/星の銀貨 (6/6)  2016-11-20 09:20:29 


>ヘンゼル本体様
(/スケジュールの件了解致しました!お忙しい中でもこうして事情をお話しして頂けると個人的にはとても有り難いです^^お帰りを心待にしております故、どうぞお仕事頑張って下さいませ!)

  • No.85 by ケルツェ/医師(3/3)  2016-11-20 21:58:29 

>セレネ

それなら君に気に入って頂けるよう、しっかりもてなさせて頂かないとね。
けど…うちは狭いしあまり立派なものではないから、期待はしないでくれよ
(差し出した手を取り立ち上がった相手が次いで此方へ歩み寄り、ふわりと相好を崩して素直に喜びを口にする姿には年相応の純なあどけなさがあり、面映ゆさから些かお道化た調子で言葉を返しつつも未だ重なったままの掌はきゅっとたしかに握り返し、その手を導くように引けば相手よりも一歩前を歩き出して。もう片方の手で前方へ翳したランタンは暗闇の中で仄かに暖かな光を放つが、既に燃料が切れかかり弱々しく小さな灯りをともすだけとなった其れは、街灯の光も途絶えあまつさえ方々に危険が潜む夜道では足元を照らすにしてもあまりにも心もとない。耳を聳て目を凝らし、何度も彼方此方へ視線を配って安全確認には手抜かりのないように。そうして前へ前へと足を進めていくと先に見えてくる煉瓦造りの慣れ親しんだ一軒家。その距離が近づくにつれ漸く我が家に帰宅を果たせる喜びと安堵から無意識に歩みの速度も上がっていく。玄関前まで辿り着けば念には念をと再度周囲をぐるりと見回して確認を。玄関扉を解錠し引き開ければ「ここだ。さ、早く中へ」と早口に囁いて背中をトンと軽く押し、中へ入るよう促して)

(/レス遅くなり申し訳ありません…!近頃少々多忙でして、今後お返事が遅くなってしまうことが度々続くかと思われます…;落ち着き次第ペースアップ致しますので、宜しければ引き続きお相手お願い致します…!)

  • No.86 by セレネ/星の銀貨 (6/6)  2016-11-21 19:37:54 


>ケルツェさん
――は、い…お、お邪魔します…。
(出会ったばかりの相手ではあるもののこの混沌とした現状において生きた人間というだけで心に広がる安堵はかなりのもの、普段であれば見知らぬ男性の家に着いて行くなど不用心以外の何物でもないが今は繋がる掌の温かさに縋るほかなく。しかし極度の不安が一部解消されたとはいえ油断できない状況には変化なく、それ故だろうか次第に速足になっていく相手の足取りにそもそもの体格の違いも相まって半ば小走りで引かれるようにして相手の家までたどり着けば少しだけ乱れた息を整える様に深く息をつきながら勧められるままにその室内へと足を踏み入れて。「…え、っと…ここにはお兄さんしか住まれていないんですか…?」しんと静まり返った室内、他人の気配がしないその状況に恐る恐るといった様子で言葉を問いかければそっと相手の方を見返して。相手の一人暮らしなのか、はたまた同居人がいるもののこの家にまだ帰っていないということなのか。仮に後者であれば惨劇の舞台となってしまったこの国でその行方など知れていること、それでもその事実確認を控えることなど出来ず差し出がましい言葉かと思いつつも問いかけた形で。)

  • No.87 by ケルツェ/医師(3/3)  2016-11-23 17:18:16 

>セレネ

…いや、他に家族も一緒に。僕を入れて総勢15人の大所帯だよ。……よくこんな狭い家にって思うだろ、とにかく貧しくってね…。――……疲れただろう、そこに掛けて。
(相手に続き家の中へ入り、後ろ手に扉を閉め施錠していると不意に投げかけられた問い掛け。怖ず怖ずと此方の顔を窺う様子からは先程までとはまた違った意味での緊張と不安とが垣間見え、それを少しでも和らげようと成る丈明るく声音をつくって質問への返答を。この惨劇の中にありながら自分は運良く大した怪我も負わずにこうして自宅まで戻って来られたものの、当時会場に居合わせていた者の多くはその場で命を落としたし、また脱出したは良いがあの悍ましい怪物達から逃げきれず襲われた者も少なからずいただろう。恐らくは自分の家族が無事である確率は著しく低く望みは薄い――しかし今は彼らの身を案じている暇も無ければ、哀しみに耽っている暇も無い。曇りそうになる顔に笑顔を取り繕い、相手を応接間へ通せば二人掛け用の長ソファを指しそこへ座るよう促して。外へ室内の灯りが漏れるのを防ぐ為にカーテンは全て閉め切り、次いで暖炉に火をつけ薪を焼べて炉の上には鍋をかける。坦々と全ての作業を終えた後、両手を叩くようにして掌の煤を払い落しながら相手の向かいのソファに腰をかけ。テーブルに置かれたキャンドルにマッチで火を灯せば暗がりの中に互いの姿だけが浮かび上がるだろう。その瞳と視線が合えばゆっくりと姿勢を正して口を開き)
――…さてと、紹介が遅れたね。…僕はこの町で医者をやっている者だ…町の皆からはケルツェと呼んで貰ってる。君も好きなように呼んでくれて構わないよ。…君は、城下町の出身ではないようだけど。

  • No.88 by 匿名  2016-11-24 08:53:34 


( /素敵なトピにつられ。はじめまして、書き込み失礼いたします。まだ間に合えば参加をしたいのですがどちらの枠が空いているかお尋ねしてもよいでしょうか )

  • No.89 by 魔女  2016-11-25 00:14:46 

>アルカ

城下よりはマシ、ってところかしら…
(何とか城下町を脱出できたので仲間との合流の前に拠点を整えようと、己の家の一つがあり、かつ付近に出演する童話の王国もいくつかある眠りの森までやって来たところでぽつりと呟く。小人の森と迷った結果、向こうには炎だけで撃退できない腐乱死体が出没しているようなので一人で行くのは難しいと判断してまだ安全そうなこちらを選んだのだが、どうやら正解だったらしい。道中襲われたり追われたりしているうちに服はあちこちが破け、夜を徹して歩いたため既に疲労困憊。恐らくゾンビを相手取っていたら、これでは済まなかっただろう。重たい身体を引きずるように基本的に誘い込まなければ人や動物が近寄らない仕様になっている自宅を目指して歩いていると、木々の奥を赤色が掠めた。誰かいるのかと恐る恐る問いかけ――ようとしたところではたと気付いて遠視でその姿を確認し、見知った人物であると分かれば名前を呼び)
――――アルカ!

(/遅ればせながら絡ませていただきました!アルカちゃんが記憶喪失ということで元知り合いと言うのも面白いかと思い、顔見知り設定にしてしまいましたが大丈夫でしょうか…?
ふつつかな娘ですがどうぞ宜しくお願い致します…!)


>死神

頼もしいけれどねぇ……アナタはそれでよくっても、私はそうもいかないの。いつだってアナタがみんなの傍に居られる訳じゃあ、ないんだから…
(ゾンビの息の根を止める――というのもいささか変な表現ではあるが、呆れた様子で残りを片づける様子に相変わらずだと微苦笑を零し、どこか憂いを帯びた視線を悪夢の起点である城の方へと向ける。確かに彼の言うようにまどろっこしい事は抜きにして物理的に葬ってしまえるのならそれに越したことはないのだが、実際に"それ"ができるのは御伽の国でも一握りだけだろう。生き残り全員で纏まって行動できていない以上、必ず守ってくれる人が傍に居るとは限らない。それだけで自分が誰かを守る方法を探すには十分な理由だ。そんな事を考えていると、憎まれ口とも心配ともとれる言葉を残して背を向けて歩き出してしまう相手。少し歩調を速めて追いかけ、横に並んだところで顔を覗かせて悪戯っぽい笑みを浮かべれば「あら、心配してくれているの?」と笑い、視線を前方へ戻すと同時に「――なんてね、冗談よ。大丈夫、自分のことぐらい自分でなんとかできるわ。荷物になるようなら捨て置いてくれて構わない」と何の気負いもなくさらりと言いきり、三角帽子を被り直す。そして片目を閉じて遠視での索敵を再開させながら、頭の中では今後の動向について考えを巡らせて)


>セレネ

なら、この国を何とかするまでは終われないわねぇ。……原因を取り除かなくちゃ、晴れ間なんて望めそうにないものね?
(爆破騒ぎの後、気付いたら――文字通り一夜にして変貌を遂げた御伽の国。一体どこからどう湧き出たのか、空を覆う分厚い雲は風で流れるでもなく、ただただその場所に在り続けている。天気が悪いという言葉で片付けてしまうには些か不気味が過ぎる空模様。"何か"の関与を全く疑わない様子でくつりと笑えば、薄い笑みを浮かべる彼女に向けて小首を傾げながら片目を瞑ってみせる。茶目っ気たっぷりに紡がれた、ともすれば冗談のような言葉。しかしそれは彼女を無事に星空の下へ帰すという決意に他ならず、心のうちの"みんなを守りたい"という思いがまた少し強くなったのを感じた。「さて。……ひとまず城下から出た方が良さそうね。「星の銀貨」の舞台…は、眠りの森の方だったかしら。合流したい人だったり、早めに行っておきたい場所はある?」ウインクついでに遠視で周囲をざっと見回すも、どこもかしこも化物だらけで安全に一夜を越すことは望めそうにない。それならばいっそ街を抜け出すために夜を徹した方がいくらか建設的だろう。そう判断して問いを投げれば、己は国中に目的地があるようなものなので、初めの行き先は相手の希望を聞こうと返事を待ち)


>ケルツェ

(表情だけは微笑んだまま、晴れない面持ちの彼に心の中だけで謝罪をする。目が見えなくなろうと何だろうと、必要だと思えば己は躊躇なく魔法を使う事が分かっているからこそ、彼を安心させるような台詞を口にするのも、謝罪を実際の言葉にするのも躊躇われたのだ。その上、視力が落ちても一応遠視の魔法で替えが利くことは話してあるが、文字通り魔力を使い切ってしまった時のことは、彼だけでなく他の誰にも話した事が無い。幼い姿のまま交流した住民も居るには居るが、それはその少女が己であるとは知らずの事。知っているのは創造主である"彼ら"だけで、文字通り"神のみぞ知る"という訳だ。そんな後ろめたさも手伝って有耶無耶のままにその話を終わらせれば、話題のシフトと共に思考回路もそちらに転換していく。魔法がかかり辛い理由。彼の呟きはきっと、事実ではあるが核心ではない。本当は一番最初に魔物に向けて魔法を使った時から予感はあったし、何度も繰り返すうちにそれは確信へと変わっていった。いっそ"魔力が衰えている"と言われればまだ救われたのかもしれなかったが、現実はただただ非情で、見たくもない真実を容赦なく突きつけて来る。魔法を使えるからこそ目を逸らせない確かな"敵意"に、切なげに視線を伏せれば三角帽子を目深に被って表情を隠し)
――――私…"魔女"はね、あらゆる登場人物(ヒト)の姿を変えることができる。そういう風に描かれ(うまれ)て来たの。……この世界で私の力が及ばないのは、たったの二人。"あの二人"だけなの。"魔女"の魔法から、逃れられる術を持つのは…


>匿名様
(/主様ではなく一参加者の回答で恐縮ですが、恐らく現在の参加状況は>>55が最新だと思われます。
ただ、ⓕの狼はキープの延長申請に対して主様のお返事が無い状態ですので、保留状態?でしょうか。ご参考になれば幸いです。)

>主様
(/差し出がましいですが上記のように回答させていただきました。見落とし等があったらすみません…!)

  • No.90 by 魔女  2016-12-15 20:01:33 

(/お久しぶりでございます。
どなたかいらっしゃることを期待して、上げさせていただきますね!)

  • No.91 by 語り部(青髭背後)  2017-01-19 00:04:41 


(/恐れながら、お久しぶりです。当トピの主でございます。

 この度は、主とあろうものが2カ月間も失踪してしまったこと、誠に申し訳ございませんでした。
 背後の現実事情によるブランクだったのですが、新たな参加希望者様や上げてくださる参加者様がいたにもかかわらず、皆様に大変失礼なことをしてしまったと深く反省しております。本当にごめんなさい。

 自業自得のトピック沈没ではございましたが、個人的に思い入れの強いトピックであったこと、また参加者の皆様と少しでも関われた思い出にこれ以上失礼がないようにとの思いから、もう一度トピックを上げ、謝罪させていただきました。

 重ねて謝らなければならないのですが、上記の思い入れが強いという理由から、非常に身勝手な行為ではあるのですが、暫く後に、当トピックを再建させていただくかも知れません。
 勿論その際、主の前回のレス時点で参加状態にあった参加者様は、同じキャラクターについて再参加を絶対優遇させていただくつもりです。
 ご容赦いただけたら幸いです……申し訳ございません。

 当時の参加者様に改めて謝罪しつつ、久方振りの御挨拶とさせていただきます。)

  • No.92 by アルカ  2017-01-22 22:32:16 



( / 上げてしまい申し訳御座いません。私も事情で来れなくなってしまいご迷惑掛けてしまいごめんなさい。もし可能であれば再度参加をしたいと思いますので大丈夫で御座いましたら御検討お願いします。最後に此方上げさせて頂きます。 )

  • No.93 by 語り部(青髭背後)  2017-01-23 00:50:17 


>>92 アルカ背後様
(/お久しぶりでございます……! いえいえ、ひとえに主の管理の至らなさのせいでございました、本当に申し訳ございません……。
再建版の方で、改めて枠を確保させていただきました。申し訳ございませんが、あちらでPFを提出して再参加してくださいますようお願い致します。)

  • No.94 by 魔女  2017-01-29 14:06:58 

(/主様・皆様、お久しぶりでございます。反応が遅れてしまい大変申し訳ございません。
またこうしてお会いできました事、望外の喜びです。

まずは主様、トピック再建おめでとうございます!
再建版の方には既に魔女様がいらっしゃるようなので参加は控えさせて頂きますが、いつかグリム兄弟の思惑が明かされる日を心待ちにしております。

そして皆様、楽しい時間をありがとうございました!
皆様と交わした時間と言葉は、とても心躍るものでした。いつかどこかで別の形でお会いすることがございましたら、また宜しくお願い致します。

末筆ながら、皆様のご多幸とトピックの益々の繁栄を祈念いたしまして、挨拶に代えさせて頂きます。)

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