語り部 2016-11-11 07:32:53 |
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>アルカ
城下よりはマシ、ってところかしら…
(何とか城下町を脱出できたので仲間との合流の前に拠点を整えようと、己の家の一つがあり、かつ付近に出演する童話の王国もいくつかある眠りの森までやって来たところでぽつりと呟く。小人の森と迷った結果、向こうには炎だけで撃退できない腐乱死体が出没しているようなので一人で行くのは難しいと判断してまだ安全そうなこちらを選んだのだが、どうやら正解だったらしい。道中襲われたり追われたりしているうちに服はあちこちが破け、夜を徹して歩いたため既に疲労困憊。恐らくゾンビを相手取っていたら、これでは済まなかっただろう。重たい身体を引きずるように基本的に誘い込まなければ人や動物が近寄らない仕様になっている自宅を目指して歩いていると、木々の奥を赤色が掠めた。誰かいるのかと恐る恐る問いかけ――ようとしたところではたと気付いて遠視でその姿を確認し、見知った人物であると分かれば名前を呼び)
――――アルカ!
(/遅ればせながら絡ませていただきました!アルカちゃんが記憶喪失ということで元知り合いと言うのも面白いかと思い、顔見知り設定にしてしまいましたが大丈夫でしょうか…?
ふつつかな娘ですがどうぞ宜しくお願い致します…!)
>死神
頼もしいけれどねぇ……アナタはそれでよくっても、私はそうもいかないの。いつだってアナタがみんなの傍に居られる訳じゃあ、ないんだから…
(ゾンビの息の根を止める――というのもいささか変な表現ではあるが、呆れた様子で残りを片づける様子に相変わらずだと微苦笑を零し、どこか憂いを帯びた視線を悪夢の起点である城の方へと向ける。確かに彼の言うようにまどろっこしい事は抜きにして物理的に葬ってしまえるのならそれに越したことはないのだが、実際に"それ"ができるのは御伽の国でも一握りだけだろう。生き残り全員で纏まって行動できていない以上、必ず守ってくれる人が傍に居るとは限らない。それだけで自分が誰かを守る方法を探すには十分な理由だ。そんな事を考えていると、憎まれ口とも心配ともとれる言葉を残して背を向けて歩き出してしまう相手。少し歩調を速めて追いかけ、横に並んだところで顔を覗かせて悪戯っぽい笑みを浮かべれば「あら、心配してくれているの?」と笑い、視線を前方へ戻すと同時に「――なんてね、冗談よ。大丈夫、自分のことぐらい自分でなんとかできるわ。荷物になるようなら捨て置いてくれて構わない」と何の気負いもなくさらりと言いきり、三角帽子を被り直す。そして片目を閉じて遠視での索敵を再開させながら、頭の中では今後の動向について考えを巡らせて)
>セレネ
なら、この国を何とかするまでは終われないわねぇ。……原因を取り除かなくちゃ、晴れ間なんて望めそうにないものね?
(爆破騒ぎの後、気付いたら――文字通り一夜にして変貌を遂げた御伽の国。一体どこからどう湧き出たのか、空を覆う分厚い雲は風で流れるでもなく、ただただその場所に在り続けている。天気が悪いという言葉で片付けてしまうには些か不気味が過ぎる空模様。"何か"の関与を全く疑わない様子でくつりと笑えば、薄い笑みを浮かべる彼女に向けて小首を傾げながら片目を瞑ってみせる。茶目っ気たっぷりに紡がれた、ともすれば冗談のような言葉。しかしそれは彼女を無事に星空の下へ帰すという決意に他ならず、心のうちの"みんなを守りたい"という思いがまた少し強くなったのを感じた。「さて。……ひとまず城下から出た方が良さそうね。「星の銀貨」の舞台…は、眠りの森の方だったかしら。合流したい人だったり、早めに行っておきたい場所はある?」ウインクついでに遠視で周囲をざっと見回すも、どこもかしこも化物だらけで安全に一夜を越すことは望めそうにない。それならばいっそ街を抜け出すために夜を徹した方がいくらか建設的だろう。そう判断して問いを投げれば、己は国中に目的地があるようなものなので、初めの行き先は相手の希望を聞こうと返事を待ち)
>ケルツェ
(表情だけは微笑んだまま、晴れない面持ちの彼に心の中だけで謝罪をする。目が見えなくなろうと何だろうと、必要だと思えば己は躊躇なく魔法を使う事が分かっているからこそ、彼を安心させるような台詞を口にするのも、謝罪を実際の言葉にするのも躊躇われたのだ。その上、視力が落ちても一応遠視の魔法で替えが利くことは話してあるが、文字通り魔力を使い切ってしまった時のことは、彼だけでなく他の誰にも話した事が無い。幼い姿のまま交流した住民も居るには居るが、それはその少女が己であるとは知らずの事。知っているのは創造主である"彼ら"だけで、文字通り"神のみぞ知る"という訳だ。そんな後ろめたさも手伝って有耶無耶のままにその話を終わらせれば、話題のシフトと共に思考回路もそちらに転換していく。魔法がかかり辛い理由。彼の呟きはきっと、事実ではあるが核心ではない。本当は一番最初に魔物に向けて魔法を使った時から予感はあったし、何度も繰り返すうちにそれは確信へと変わっていった。いっそ"魔力が衰えている"と言われればまだ救われたのかもしれなかったが、現実はただただ非情で、見たくもない真実を容赦なく突きつけて来る。魔法を使えるからこそ目を逸らせない確かな"敵意"に、切なげに視線を伏せれば三角帽子を目深に被って表情を隠し)
――――私…"魔女"はね、あらゆる登場人物(ヒト)の姿を変えることができる。そういう風に描かれ(うまれ)て来たの。……この世界で私の力が及ばないのは、たったの二人。"あの二人"だけなの。"魔女"の魔法から、逃れられる術を持つのは…
>匿名様
(/主様ではなく一参加者の回答で恐縮ですが、恐らく現在の参加状況は>>55が最新だと思われます。
ただ、ⓕの狼はキープの延長申請に対して主様のお返事が無い状態ですので、保留状態?でしょうか。ご参考になれば幸いです。)
>主様
(/差し出がましいですが上記のように回答させていただきました。見落とし等があったらすみません…!)
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