海の子と人の子 〆

海の子と人の子 〆

匿名さん  2023-01-13 20:59:11 
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お相手様決定済み
他の方の立ち入りは禁止です。


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  • No.61 by 降谷 零/松風 春  2023-01-22 18:29:59 


【降谷 零】

だよな。
じゃあこれ使って。もしかしたら食べにくいかもしれないから、こっちのフォークも必要だったら。

( 箸に関しては、だろうなと苦笑するとキッチンからスプーンとフォークを持ってきて。ごはんと味噌汁に関してはスプーンでいいかもしれないがそれ以外はスプーンでは食べにくいだろう。食卓に一通りのメニューを並べ終えると、食べようかと声をかけ「いただきます」とあいさつをして食べ始め。先程も思ったが、冷蔵庫に食材が少なくなってきた。今日仕事帰りに買い物をして帰ろう、と思い。それはそうと、食べ始めた相手を見て和食は口に合うだろうかと、ちらりと様子を見て。)


【松風 春】

気に入っていただけて嬉しいです。
私も最近知ったんですよ。

( 相手もどうやらこの店の雰囲気が気に入ったようで、嬉しそうにニコニコ笑って。かくいう自分も最近知って、ここに来るのはこれで2回目になる。注文をまとめて相手にしてもらうと、更に何か頼むかと聞かれ、首を横に振り大丈夫だと言う。この店を見つけたときから本が好きな人と一緒に来るのが夢だったが、それもあっさりとかなってしまった。本当は監視対象の人物とこんなに仲良くするのはどうかとは思うが、本好きに悪い人はいない、というのが持論で。)




  • No.62 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-22 18:48:42 


【マリア】

ありがとうございます。
昨日とはまた違った料理ですね、素材の味を生かした料理ってやつでしょうか。
これはこれでとても美味しいです。
そういえば、今日行くポアロというお店ではどんな人が来るのですか?食べ物や飲み物が出ると言っていたので、それこそどんな人でも来るのでしょうか。

(スプーンとフォークを渡されれば、お礼を言ってそれを受け取ると、こちらも手を合わせていただきますと挨拶をした後スプーンとフォークを使って和食の朝ご飯を食べ出す。昨日とはまた違った調味料や昨日出なかった食材も出てきている。それらを味わうように咀嚼すれば、美味しいと表情を和らげてその美味しさを素直に伝え。
そういえば、今日は自分用の服が届いて、その服が届いた後にポアロで仕事をする彼に着いていく形で自分も行動する事になっている。喫茶店と言うのがご飯と飲み物をお客に出すお店だと軽く聞いているが、どんな人が来るのだろうと好奇心とほんのわずかな不安を感じながら質問をしてみる。今はあの時とは違い彼がいるので、自分の身の安全は彼が守ってくれるだろうと安心はしているが、トラウマとも言うべきかほんの少しだけ気になる自分もいて)

【沖矢 昴】

そうだったんですね。
周りに本の好きな方はいらっしゃらなかったのですか?

(最近知ったと聞けば、確かにここはあの本屋から近いとは言え、店の大きさも構えからしても知る人ぞ知ると言う感じで目立つような店構えでは無かった。周りにはショッピングモールやその他娯楽施設があるのだ、そちらに目が向く人も多いだろうと納得し。
それはそうと、目の前の彼女は本当に嬉しそうだ。確かに自分と似たような本の趣味で同じシャーロキアン。シャーロキアンはともかくミステリー本好きは居そうな気がするが、そうでも無いのだろうか?本の趣味は人それぞれとは言え本を読むという点ならいくらでも居そうなのだが──それこそ自分を憎んでいる彼も多忙な生活だろうが知識を得るために本を読むくらいはしそうだ。だが、目の前の彼女からするとそうでも無いのかもしれない。実際どうなのだろうと気になって彼女のプライベート部分に少しだけ踏み込んだ質問を投げかけ)

  • No.63 by 降谷 零/松風 春  2023-01-22 21:19:51 



【降谷 零】

そうだな、色んな人がくる。
喫茶店だから、常連客も多いけど。

( どうやら和食に関しては口にあったようで安心する。スプーンもフォークも上手に使って食べている様を見ると、器用なんだなと思いつつ。次に繰り出された質問には、たしかに喫茶店といわれてもイメージはわかないだろう。客層は幅広いが、結構常連客も多い。自分がバイトに入ってからは女性客が増えたと言われるが、そこに関しては自覚は無い。昨日の今日だ、彼女も不安なことが多いだろう。ましてや昨日のように悪意を持って近付く人間もいるにちがいない。)


【松風 春】

そうですね。
いるにはいますが、なかなかその人も本を読む暇がなさそうで。
ましてや女性で推理小説好きなんて、いなくて。

沖矢さんは?小説好きのお友達はいますか?

( 周りに本好きがいなかったかと言われると、少し悩み。自分と同期の面々も本を読まなかった訳では無いが、自分ほど本に熱中するタイプはいない。今も一緒に仕事をする彼も、本は好きだろうが仕事が忙しく読む暇もないだろう。それをなんとなくぼかして言い苦笑して。そう思うと女性の友達というのが自分は少ないのだなと改めて思い知らされる。そうこうしている間にコーヒーが届き、店員さんに会釈をしつつ、逆に相手はどうだろうか?と質問を返してみて。)



  • No.64 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-22 21:48:27 



【マリア】

なるほど…。
零さんは女性からモテそうですし、私と一緒に仕事に来たとなれば噂になるのでは?
零さんに好きな人が居るなら要らぬ不安要素を増やす…いえ、その前に女性客から面白くないって思われてしまうのでは……。

(色んな人がと聞けば、本当に様々な人が来るのだろうと何となく推測する。そしてふと、目の前で一緒にご飯を食べている彼の顔を見れば、身長も高くて顔も整っている、性格も優しくて仕事も出来る。そしてこれは自分の感覚になるのだが彼の声は優しい響きでいながらどこか意志の強さを感じられつつも甘い声音をしている。正直、彼が人魚だったら大人気だろうと考えてしまう。人も同じ美醜感覚なら、彼は女性に相当モテる筈だ。そして彼も男性、気になる女性が居てもおかしくは無い。そうなると一緒に仕事場に来る=この2人は何かあるのではと女性なら考えるだろう、昨日冗談交じりで言ったが、本当に刺されてもおかしくないし、もし好きな人が居るなら自分は邪魔でしかないのでは?でも、外の世界は気になる…と悩んでしまい、思わず刺されたりしませんよね?と首を傾げ。
そんな事を話しながら食べていれば会話をしながらだったので少しゆっくりとした時間だったが朝食を食べ終わり、ご馳走様でしたと手を合わせて挨拶した時に誰か来たのか家のチャイムがピンポーンと鳴り、部屋に響いて)

【沖矢 昴】

なるほど。
女性だとファッション誌や恋愛小説、あとは…エッセイ本とかですかね。
確かに推理小説を読む女性はあまり聞かないかもしれません。それこそ有名な人が書いた本を数冊読んだことがあるくらいになってしまうかもしれませんね。

私の周りだと先日お話した探偵を志している少年でしょうか。
相手が小学生だと言うのを忘れてしまうくらい読解力と語彙力に溢れているのでついつい時間も忘れて話し込んでしまいますね。
松風さんとも意気投合すると思いますよ。

(彼女の回答を聞けば、ますます公安の彼と接点があるように思えてならない。自分も思うが、彼は現在どうやら、3つの顔を使い分けて生活しているようだ、知識を得る為にそれなりの本を読んではいるだろうが、趣味にするには時間が足りないだろうと簡単に想像が着く。本当に自分が思い描いている彼かどうかの正解は聞けないが、ほぼ正解だろうと考えている自分がいるからこれは本当に職業病と言うやつだなと内心、あれこれ考えて行動する自分にらしくないと苦笑してしまう。だが、そんな考えを悟られては一気にあの坊やと工藤夫妻が協力してくれたこの計画は破綻するかもしれない。もう少し情報を探ってから正体を明かすかどうかは考えようと一旦思考に区切りをつけて。
届けられた珈琲を見れば、なるほどいい豆で挽き方も煎れ方も拘っているのが匂いからして分かる。ここはきっと珈琲が自慢の店だろうと納得しつつ、こちらも店員さんに会釈をする。店員さんが「ごゆっくりどうぞ」とやや小さめの声で言って会釈すれば、カウンターへと消えていき。
彼女の周りでは推理小説好きはどうやら自分だけらしい、自分の場合はあの坊やがいるのでそこは正直に答えるが、実の所小説で語り合うよりも事件に協力してもらう為に行動している事が多いのは内緒である。事実、あの坊やも推理小説好きだし自分と同じシャーロキアン。語彙力も読解力も推理力も大人顔負けと言った感じだが、彼女とも意気投合するのは目に見えるように想像出来、帝丹小学校の図書に務めているという設定なのだ、白々しいとは思うが「いずれ学校で会うかもしれませんね、大きな眼鏡がトレンドマークの子なのですぐにわかると思いますよ」と微笑みを浮かべて付け加え)

  • No.65 by 降谷 零/松風 春  2023-01-22 22:55:06 


【降谷 零】

そういう相手はいないから、気にする必要は無いさ。
マリアこそ、そういった特別な相手はいないのか?

…誰か来たようだから、行ってくる。

( 彼女の心配は自分のことからこちらの事にまで及んでいるようで。自分に大事な人がいるのではないか、ということを気にしているのだろう。生憎そういった相手はいないし、自分の仕事のことを考えても今はつくるつもりもない。なので彼女と噂になったとして、困ることなどないと相手に伝えて。むしろ、彼女と噂になればこちらを妬んで来る男のほうがおおそうだ。そういう彼女は特別な相手はいないのだろうかと一応尋ねてみて。そうこうしているうちに朝食を食べ終えれば、鳴り響いたチャイムに席を立つ。ここに来る人物というのは限られているため、特に確認をしないまま扉を開けて。)


【松風 春】

そうなんですよね。
まぁ、でも本を語り合うのに性別は関係ないかなと思うので、こうやって沖矢さんと知り合えて本当に良かったです。

へぇ、本当にその子すごいですね。早く会ってみたいなぁ。

( 彼の言うように、自分の数少ない女性友達も本を読まないし読むにしても恋愛ものが多い。自分も読まないわけではないが、やはり推理小説を読んでいるときのワクワク感には敵わないだろう。そういう意味でもこうやって推理小説好きな人と性別を越えて話し合えることがとても嬉しいのだと伝える。これは紛れもない本心。できることなら、正体を明かして語り合いたいものだ。
彼の言う読書仲間、前に話していた探偵を目指している少年。本当に何度聞いても小学生とは思えないような情報ばかりで驚かされる。実は昨日、阿笠博士の家に出入りする子供たちを見かけたが、その中にいたのだろうかと思い出し。 )


  • No.66 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-22 23:31:17 


【マリア】

そ、そうですか?
なら、大丈夫そうですね……?

私にはそういった相手はいませんでしたね。
こう、この人魚が運命の相手だ!とビビッと来る人魚もいませんでしたし、好きになる人魚も居ませんでした。

(彼にとっては仕事が第1なのか、それとも元々そんなに興味が無いのか分からないが少なくても現時点では好きな人も、恋人も居ないらしい。それなら噂になっても問題は無いだろうが、ここで考えるのは自分は彼と噂になる相手として釣り合っていないのでは?である。別にお互いに意識もしていないし恋人や伴侶も居ないなら噂になる位彼にとってサラッと流せるようなそんな案件なのだろうとは思う。だが、その噂の相手が自分となると彼と釣り合って居ないのではと要らぬ心配が出てくるもの。人間界の知識不足にと言うかそもそも、読み書きは出来ないし、1人で歩く事も不可。彼と同じ土俵にすら立てていないのだ、そんな自分だと周りに周知されれば、安室 透としての株は下がらないだろうが、どう考えても不釣り合いにも程がある。
いずれ海に帰る予定とは言え、それがいつになるのか分からないのだ、ただでさえ忙しいであろう彼の貴重な時間を割いてもらって、衣食住を無償で提供して貰っている身。こうして見ると自分って駄目駄目では?とちょっと落ち込むが、せっかく陸生活を少しの間過ごすのだ、噂になるにしてもせめて噂になっても恥ずかしくない自分で居たい。今日くらいから、読み書きの勉強でも…。と考えていれば、誰か来たようで彼が席を立ち、玄関へと向かったのを目で追って。

玄関には昨日報告と依頼を受けた風見が、女性服と下着を数着、歩きやすくデザインも可愛い女性靴、メイク道具1式、バックと財布と女性が持っている必要品。そして彼女の戸籍謄本や身分証として健康保険証。それらを手にした状態で女性公安刑事と共に立っており)


【沖矢 昴】

やはりそうなりますよね。
でも好きな物に性別は関係無いですし、私もこうして読書仲間が増えて良かったと思っていますよ。
雑談になればと思ってミステリー本の話をしたのがこうもいい縁を結ぶとは思っていませんでした。

えぇ、本当に凄い子ですよ。
会ってみたらきっと驚くかもしれませんが…私的に、あの子が1番輝くというか、その卓越した頭脳を発揮するのは何か事件が起きた時だと思っているんですよね……。
本当なら巻き込まれたくないとは思いますが、ここ最近でも巻き込まれたりして彼の助けで窮地を脱したりしましたし……本来なら止めるべきだとわかっているのですが、ついつい頼ってしまうのは悪い癖ですね。

(確かに、好きな物に性別は関係ないだろうと彼女の言葉に大きく頷く。別に男性が可愛いものが好きでも、女性がプロレスやサッカーなんかが好きでも人に迷惑をかけていないなら自由に楽しめば良いと心から思う。恐らくこれはアメリカで過ごすようになった影響の1つだろうなとは思うが、最近では男女平等が謳われ出しているのだろ、今は男性有利な社会だが、徐々に平等な世界になるかもしれないな。なんてちょっと深い事を考え。
そして。例の少年の話に映れば彼が図書館で本を借りるのか、その学校生活までは分からないので謎だが、顔の半分以上をおおうかのような丸メガネなのだ。会えばすぐわかるだろうと微笑みを浮かべると珈琲を1口飲めばその味わい深さにどこか満足そうな評価を見せ)



  • No.67 by 降谷 零/松風 春  2023-01-23 18:06:42 


【降谷 零】

そうか。

( 好きな相手はいないようだということが分かると、人間の感覚でしかないが、これだけ綺麗な相手がいれば男が放っておかないだろうと推測する。人間界であれば、これだけの美人がいたら絶対に引く手数多だ。相手の返答に頷いてから、玄関の方へ向かうとやはりそこには風見がいて。その後ろにいる女性刑事はきっとマリアのために連れてきてくれたのだろう。荷物を受け取ると、一応下着やメイクなどの説明は女性同士の方がいいだろうと思い、女性刑事に頼み風見共々部屋の中へ招き入れる。マリアには簡単に2人のことを部下だと紹介して。)

風見、すまないな。助かる。
それと、君。マリアに身だしなみに関して教えてあげてくれないか?僕と風見はここで待機してるから。


【松風 春】

やはりこの辺りは物騒なのですね…。彼の推理力を見てみたいきもしますが、事件に巻き込まれるのは嫌ですね。

( 彼も同じように読書仲間として自分のことを認識してくれているようで嬉しく思う。不思議と心が暖かくなるようだ。ふと事件の話を聞くと、やはりすごい少年だと思うと同時に、この米花町は事件が多いのだなと改めて思う。公安の立場からすると事件にはできるだけ関わりたくないのだが、彼の言う少年の推理力は確かに見てみたいと苦笑して。しかしながら相手も大学院生、そして推理小説好き、となると推理力はありそうだという勝手な偏見を持ち、何となく口にして。その後に自分もコーヒーに口をつけると、美味しい、と感想を述べる。少し冷たくなっていた体に染み渡るようだ。)

沖矢さんも、推理力がありそうですね。
これだけミステリー小説を読んでいて、しかも頭もよさそうなので。

  • No.68 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-23 18:47:35 



【風見】

いえ、とんでもありません。
じゃあ、よろしく頼んだ。

(上司である降谷さんに助かると言われれば、これくらいと謙遜して首を横に振る。むしろ一つだけとは言え、年下の彼の方が自分よりもずっと優秀なのはキャリア組と言うのを抜きしても、この歳で警察庁の公安に所属している事や、出される指示の端々から潜入捜査と多忙な生活を送っている日々からも見て取れる。確かにいきなり指示や命令が出されて困惑する事も多いし振り回される事もある。だが、こうして労ってくれる良い上司とも思っているし、今回は事情が事情だ。仕方ない事だろうとも納得しており)

【マリア】

(女性公安刑事さんに手を引かれながら部屋を移動し、下着の着方やメイクの仕方、服の着方等を詳細に教えて貰い、下着やメイク等を指示通りに実践してみる事に。
服は今は季節が冬なのもあり、ニットワンピースが多く、スカートなのはゆったりとしていて動きやすく着やすさを重視したからと説明を受ける。
そうして着替え終わり、メイクも終われば今の若い子が好みそうな袖の部分に紐のリボンが編み込まれた薄い茶色のマーメイドワンピ型のニットワンピに足元が寒くないようにと裏起毛の黒いタイツ、お出かけとのことだったのでボタンが黒く生地は白いケープコート。仕上げにピンクブラウンのアイシャドウで目元を綺麗にグラデーションさせて、リップはティントリップの薄いピンク。髪型は刑事さんが持ってきた絹のような手触りの紐を上手いこと編み込んでシニヨンにし、紐をリボン状にして襟元を飾り。靴はこれと踵があるが踵部分が厚くて安定感があり、高さも3センチ程の茶色のショートファーブーツを玄関に置かれる。
支度が出来たと刑事さんからもお許しが出たのと色々教わり1人でも大丈夫なのが確認されたので刑事さんに手を引かれて2人が待つ部屋へと移動し。)


【沖矢 昴】

それは誰しも思いますよね。
最近は爆弾やら○人やらニュースの話題が尽きないと言いますか……暗いニュースが多いですが、明るいニュースがやっていると心が暖まる気がします。

(巻き込まれたくない。それは一般人でも思うだろうし、刑事や自分のような捜査員でも思うことだ。最も一般人との違いと言えば怖いと言う感情故では無く、現在遂行している任務に支障が…とか。犯人確保したが故に増える仕事、身を粉にして働いていても減らない犯罪者と言う嫌な負の感情と言うか、思うとしたらこんな感じの感想だろうな。と自分でも思う。以前はアメリカでベルモットが活動していたがその時だけでも忙しかった。それだと言うのにここ、米花は組織の活動の中心地になりつつあるのにそれとは別で毎日のように起こる事件の数々。米花は都内なので管轄は警視庁、場合によっては警察庁だろうが、主に警視庁が動く事案が多いだろう。本当にここの刑事は過労で倒れてしまわないかだけが心配である。そんな話をしながらも、つい話に夢中になってしまったと気付き店内は暖かくしてあるとは言え、季節は冬。珈琲も冷めるのが早く気持ちを落ち着かせる為に1口飲めば、少し冷たくなっていた。だが、少し冷めていてもその美味しさは損なわれていないのが分かる。もっと早く口にしていればと少しだけ残念に思ったが、こちらもあの坊やとは違う意味で話し合える本仲間が出来たからか、はたまた彼女の心地よい打てば帰ってくる様なテンポの良い会話術がそうさせるのか分からないが、心の底から楽しく、ついつい話に夢中になってしまうなと少し考えていれば、自分の推理力についての話になる。)

そんな事ありませんよ。
事件に巻き込まれる事は多々ありますが、大抵がその少年と共にいる事が多くて、いつもその少年に助言されている位ですし。

(大嘘である。何ならあの坊やとと言うか、あの坊やが桁外れの推理力を持っているのだがその坊やとお互いに情報や推理の交換なんかもしているし、FBIの方ではスナイパーとしての腕もだが、推理力も買われているのは知っている。なので自分は謙遜せずに言うなら推理力は人よりも頭1つ抜けているのだろうと自覚しているが、それをそのまま言う訳にもいかないので嘘と真実を混ぜたほぼ嘘の話を話して)



  • No.69 by 降谷 零/松風 春  2023-01-23 19:29:56 


【降谷 零】

( 女性刑事に任せている間、風見と情報交換や今後の捜査についての話などをしている内に着替えなどが終了したようで、戻ってきた相手を見ると、それはそれは美しさに磨きがかかった状態で現れ。しばらくの間時が止まったかのように見惚れていたが、ふっと我に返り、「とてもよく似合っている。」と感想を述べると、女性刑事から彼女の手を受け取り。逆にこれだけ美しくなってしまっては、外に連れて歩くのは危険かもしれないなんて思うくらいには衝撃を受け。おそらく自分が知り得ている女性の中で、比べることもなく一番美しいと思う。時計に目をやるとそろそろ出勤の時間が近づいており、一先ず風見たちに挨拶を済ませると、玄関まで見送り。)

世話になったな。
じゃあまた連絡する。

( 挨拶を済ませ、彼女の元に戻ると。そろそろポアロへ向かおうと、持ち物を確認し。「出かけてもいいか?」と相手に一応確認を取ると、手を差し出して。部屋を出ればすぐ近くに車がとめてある、しかしそこまでは歩かなければならない。少し相手の足を気にかけながら、目的地まで行くことにして。)


【松風 春】

そうですね…。
小学校で図書にいると子どもたちの笑顔に癒されます。そんな子どもたちが、幸せに暮らせる町になるといいのですが。

( 暗いニュースの反面、明るいニュースを聞くと心が温まるのは同意をして。最近、勤め始めた小学校で子どもたちの笑顔を見ると、本当に幸せな世の中になることを祈るばかり。自分はこういった子どもたち市民の為に、もっと頑張らなければ、心からそう思う。なんて、少し辛気臭い話になってしまったな、と思うと少し気まずそうに笑うと少し冷めたコーヒーを飲み干して。)

そうですか?
まぁでも私も、ミステリー小説が好きだからといって推理ができるかというと、そんな自信はないですし。

( おそらく彼の言葉は謙遜だろう。何となく話の節々から、彼が頭のキレる人間であることは分かる。しかしながらそうであってもその上を行く少年の存在は最早、天才。本当に少年なのだろうか、なんてことを思うくらいだ。確かに推理小説を読んでいるかると言って、推理ができるかというとそこは話は別。無論、自分もそれなりに事件に関わり解決にたずさわってきているし、ゼロに所属しているということは並の捜査員よりは推理力に長けているという自負はある。)


  • No.70 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-23 20:29:14 



【マリア】

ありがとうございます。
人間の女性の服はオシャレで可愛いものが多いですね。
メイクも教えて貰ってやってみましたが、こうも変わるだなんて思っていませんでした。目元や口元に色が入るだけで印象が変わるだなんて楽しいです。

(似合っていると言われれば、自分のセレクトでは無いしメイクも教えて貰った通りにやっただけとは言え褒められて嬉しくない訳が無い。ほんのりと頬を赤らめてはにかんだ笑みを浮かべながらもお礼を言い。そして自分の今の姿を見下ろせば、ケープコートとマーメイド型のニットワンピの色合いが可愛らしく、服というものは可愛いと楽しそうにしており。メイクもピンクブラウンと女の子らしさがあって初めて知ったものばかりだが、海には無い娯楽に持って帰れないのが悔しいと本音を呟き。

そうしていれば出掛けると言って手を差し出される。勿論彼が良いと言うのなら自分は全く問題無いし、彼と一緒なら大丈夫と安心感を抱いている。問いかけには勿論と頷くと差し出された手に手を重ねて)

こうしているとなんでしたっけ、そう…デートと言うやつに見えるのでしょうか?
人のデートは色んな場所に行ったり、こうしてお洒落をしてとなると聞いた事があるのですが、その準備も楽しいのだろうなって思います。
1度で良いので、本当のデートと言うのを体験してみたいですね。

(人間の男女がこうしてお出かけ……と言っても今回は彼の仕事に着いて行くのが理由なので正確にはデートでは無いが、デートをすると聞いた事がある。人魚の世界にはデートというものは存在せず、出掛けられるような施設やこうしたお洒落用品も無い。海なので仕方ないとは思うが、好きな人とこうしてお洒落して色んな場所に行くのはきっと楽しいだろう。自分では無理な体験だと思っているだけに願望が口から零れて)


【沖矢 昴】

そうですね、平和な世の中になって欲しい気持ちはよく分かります。
子供達の笑顔も純粋無垢な感じが癒されますよね。

(平和な世界になって欲しいのは心からの本音だ。その為にまずは世界各国で色んな業界に根を張り巡らせて暗躍し、世界に裏側の黒い闇をもたらしているあの組織の解体が必須だと自分は思う。あの組織は本当に大きく、色んな業界の有名人が組織のメンバーだったなんて事があるのだ。有名な所で言えば、ハリウッド女優として活躍しているベルモットことクリス・ヴィンヤード。今は故人となったが、政界の有名人だったピスコ辺りだろう。他にも潜入捜査員なのでカウントするのは悩みどころだが、テレビアナウンサーのキールもテレビで目にする有名人の1人だ。あの組織はそれだけの業界に根を張り巡らせて居るが故に構成員もかなり多い。お酒のコードネームを貰えるのは極1握りの人間だが、コードネームが無い末端の構成員もいるのだから。そしてあの組織が脅威である最大の理由はそれだけ大きな組織故に自分のような潜入捜査をしているスパイ──つまりはNOCも数多くいるのに情報がほとんど掴めていない事だろう。皆が命懸けで組織のほんの少しの情報を手にしようと躍起になっても、その構成員はスパイとバレて口封じをさせられるなんて事も多い。本当に一刻も早い組織解体に乗り出したいが、それもまた困難な道なのはわかっているだけに苦笑して)

そうだったんですか?
私のよりも松風さんの方が推理力がありそうだななんて思っていましたが……。
そうだ、今度仲のいい子供達と一緒にリアル脱出ゲームと言うのをやりに行くのですが、良かったらどうですか?
と言っても子供達に一緒に良いか聞いてのお返事になりそうなので順番が逆になってしまいますが……。

(彼女は警視庁か警察庁かは分からないが、それでも公安所属だと自分は睨んでいる。刑事において推理力はいるのかと問われれば、一般的な捜査一課や鑑識等は現場に残った物証を元に犯人像に迫っていくので、あれば良いがある程度必要。と言った所だろう。自分が所属しているFBIと日本警察とでは試験内容も恐らく異なるのであまり正確には割り出せないが、公安ともなれば国家転覆レベルの機密事項の案件しか扱わないし、人の顔や特徴、歩き方等を事細かに記憶しなくてはいけないし少なくても捜査一課よりも高いレベルを求められる筈。そんな彼女の推理力が低いだなんて思えないしと考えた時に、ふと思い出した子供達とのお出かけ。リアル脱出ゲームというのはした事が無いが脱出ゲームと言うのだ、ある程度の推理力も必要になるだろう。子供達に言うよりも先に誘ってしまったが、そのゲームを通じて彼女のの事が分かるかもしれない。そう思った時には誘いの言葉を口にしており、どうでしょう?と首を傾げ)

  • No.71 by 降谷 零/松風 春  2023-01-25 07:21:09 


【降谷 零】

そうだな。服やメイクによってまた印象が違って見える。
…本当に、綺麗だ。
( 相手の言うように服やメイクを変えるだけで相当印象は変わる。特に女性に言えることだが。しかしながら彼女は素が人間とは掛け離れた美しさ。そこに更に磨きがかかった今の状態は、もはや美しすぎて言葉にできないが、相手の手を引きながら、そっと呟くようにそう言う。そうこうしているうちに車につき、助手席側のドアを開け、彼女を座らせてドアを閉める。)

デート?
…恋人ではないけど、僕でよければ、休みの日に一緒に何処か行こうか。

( 彼女から呟かれたデートという単語。本来なら恋人同士、或いはそれに準ずる関係の男女がするものかもしれないが、そういうものへの憧れがあるところは女の子だなと思う。彼女が人間界にいる間、あれだけ大変な思いをしたのだから、楽しいことも味わって帰ってもらいたいと思い、自分で良ければと提案をする。普段なら絶対こんなこと言わないし、関わらない。仕事柄、大切な人はつくらない、そう決めているから。)


【松風 春】

リアル脱出ゲーム?
…行きたいです!そういうの行ってみたいと思っていたんです。

( 彼から提案された内容には目を丸くして。まさか、自分が誘われるとは思っておらず、しかし非常に興味深いイベント、そしてもしかしたらこのイベントを通して彼のこともなにか掴めるのではないか、と思うと二つ返事で答え。さらに噂の少年も一緒に、となれば行かない訳にはいくまい。まだ少年たちの許可を得ていないため決定ではないが、もう気分は行くき満々で。しかしながら、イベントで自分が楽しみすぎてはいけない。あくまで彼を調べに行く目的、でと自分に言い聞かせ。)






  • No.72 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-25 15:32:39 


【マリア】

ありがとうございます。
人間界にいる期間は未定ですけど、せめてこうして人間界にいる間だけこうしてお洒落と言うものについて勉強していくのも面白いかもしれません。

(車の椅子に座らせてくれた事と綺麗と言ってくれた言葉は聞き逃さなかった為、少し嬉しそうに笑いながらお礼を言う。偶然と言うか事件に巻き込まれて人間界に放り込まれる形となったが、自分はかなり運が良かったと実感している。こうして彼に買われなければどんな扱いを受けていたかわかないのもあるし、こうしてお洒落と言う海には無い服や化粧品を使って自分を着飾れるのは楽しい。服や化粧品と言うのを買うにもお金が居るのだろうと何となく予想が出来るので、実際には強請るつもりも買ってもらう気も無いが、人間界に居るのならほんの少しだけ楽しみながら過ごす事にすると笑って)

良いのですか?
確かにデートは気になりますが、お忙しいでしょうし、疲れているのならお休みの日は体を休めた方が良いのでは……。

(確かにデートと言うのがどういうものなのか、どんな場所へ行き、どんな風に過ごすのか気にならないと言ったら嘘になる。だが、彼は2つの仕事をしていると自分は何となく思っている。そんな彼の家に転がり込んだだけでも厄介になっているのに、貴重な休みの日は自分の願望を叶えようと動こうとしてくれている事に、感謝も勿論感じるがせっかくの休みなら休んで欲しいという申し訳なさと心配が混じり、でも…と遠慮して)


【沖矢 昴】

そうでしたか。
来てくれれば良いな位に考えていましたが、そこまで喜んでくれるとは思いませんでした。
でしたら、今度子供達に聞いてみますね。恐らく大丈夫だとは思いますが…。

(ふと思い出して、彼女の本業を考えるなら悩んだ末に来るか断るかだと思っていたが、食いつきのよさに思ったよりも興味があったようだと少しだけ驚く。こちらとしては彼女の能力が脱出ゲームを通して分かるかもしれないと言うちょっとした思惑はあるが、ここまで行きたい!と言われれば、何とかして子供達を説得させて連れて行きたい気持ちになるのは、きっとしっかりしていそうな彼女が心から行きたいと言う気持ちを前面に出して言うその様子が幼い子供のような無邪気さを感じてほんの少し可愛い。と思ったからだろうか。とそこまで考えて自分を戒める。今の自分は変装を施して組織のメンバーにバレないように日々を暮らしている。恋人なんてと思うが、きっとその根幹には組織に潜入する為に利用して本気で好きになり、そして自分がNOCだとバレて身を隠す際に組織に置き去りにする形にしてしまい、ジンの手によって亡き者にされた元恋人の宮野明美の存在とその時にしでかした自分に対するやるせなさ、組織を解体するまでは恋人を作らない、こんな思いをもう一度する位ならと覚悟を─自分の弱さを覚悟に変えたあの一連があるからだろうか。そんな事を考えながら口はスラスラと淀みなく肯定の言葉を口にしており)

  • No.73 by 降谷 零/松風 春  2023-01-25 20:36:59 


【降谷 零】

休みの日に出掛けるのも、いい気晴らしになる。僕に付き合ってくれると嬉しいんだが、どうだろう。
( 人間界にいる間は好きに生活をして欲しい。そのためなら協力を惜しまない。彼女が言うように仕事が立て込んでいるときは公安の方で寝泊まりをする程疲れは溜まっていることが多い。しかしながら休みの日に家でじっとしているのも勿体ないと思っているのは本当で、1人でどこかへいくより、誰かと出掛けることでいいストレス発散にもなるだろう。逆に自分に付き合って欲しいと運転席に座りエンジンをかけながら、相手の方を見て。)


【松風 春】

ありがとうございます。楽しみにしてますね。
…結構話し込んでしまいましたが、お時間は大丈夫ですか?

( リアル脱出ゲームについてどんなものか帰ったら調べてみようと思う。何がともあれ彼のことを知るための次の約束を取りつけることができたし、今日のところは満足。それにしても調査対象の相手でなければ、勿体ないくらい魅力的な相手だと思う。自分は恋愛に関しては疎く、これまで経験がほぼ無いに等しい。しかし興味が無いわけではない。こういう風に気の合う相手が恋人だったら、と少しだけ想像して考えるのをやめようと邪念を振り払い。腕時計を見て結構話し込んでしまったと思うと、相手を見て時間は大丈夫かを尋ねて。)


  • No.74 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-25 21:03:28 


【マリア】

ありがとうございます。
むしろ私が付き合わせてもらう形になりますけど、私で良ければ喜んで。
私は幸せ者ですね、人間界について知れてここまで優しく接してくれる人と出会えたなのですから。

(自分に付き合って欲しいとこちらの我儘をあえて僕の都合だからと言うように言い換えた彼の優しさを感じ取れば、むしろ自分が言い出した事だし、知らない事ばかりで迷惑もかけるだろうし自分で良ければ是非と頷いて。捕まった時は本当に絶望したし、彼に買われたと理解した時はどんな扱いを受けるのかと恐怖心で潰れそうだったが、案外自分は運が良いらしい。ここまで良くしてくれる彼に何かお返しがしたいと心から思うが、今自分に出来るお返しなんて何も無く、するなら海に返してもらった後に1度だけ陸に上がって海産物を彼に渡す事くらい。それでも足りないと思うが、その時はとっておきを持っていこうと心に決めて。
彼が車の運転席へと座ってシートベルトを装着したのを見れば、自分にもあるのかと思いシートベルトがある位置を見上げてみればそれらしきものがあり、ベルトを引っ張って金具に装着し、シートベルトを付ける。これがある意図は分からないが何か意味があるのだろうと察して。)

そういえば、はしたないとは思うのですが……人間同士の恋人や夫婦の口付けは気持ちが良いと聞いた事があるのですが、本当ですか?

(恋人の話の繋がりからか、ふと昔にたった一人だけ交流を持った事がある人間の女性が言っていた、口付けはいいものだと言う言葉を思い出してはしたないとは思うが気になり、問いかけてみる。口付けがどんなものなのか聞いたことはあるが、人魚には口付けといった行為はなく、当然いいものなのかどうかも分からない。自分はそんな経験ないし、気持ちが良いと言うのもよく分からない。彼なら以前に恋人が居ても可笑しくは無いしと心底不思議そうにして)

【沖矢 昴】

……本当ですね、楽しい時間はあっという間とはよく言いますがまさかこんなに時間が経っていたとは。
時間も時間ですし、お店を出ましょうか。
宜しければ家までお送りしますが…どうしますか?

(よほど楽しみなのだろう。本当に軽い気持ちで誘ったのだが思った以上の収穫である。これは帰ったらあの坊やに連絡を取り、坊やから探偵団の皆に連絡をして貰う形の方が早いかもしれないと段取りを考えていれば、時間について触れられる。そんなに話していただろうかとこちらもスマホで時間を確認してみれば、確かに結構な時間長居をしている事に逆に驚く。確かに彼女との話は楽しいとは思っている、思っては居るがまさか時間を忘れる程なんて思っても無かった。本の感想も語り合えて居ないがここまで長居をするのはお店側にも彼女にも申し訳ない。出ましょうかと言いながら極力音をさせないように椅子から立ち上がると彼女はこのまま帰るのだろうか?と考える。別の仕事がある、もしくは用事がある可能性もある為、無いならどうせ隣同士だ家路を共にしても良いが彼女の都合が分からないため、ほかに何か用事があるかどうか問いかけ)

  • No.75 by 降谷 零/松風 春  2023-01-25 21:34:49 


【降谷 零】

…、え?
あ、あぁ、いや。まぁ…それは、人それぞれ感じ方は違うし何とも言えないが…そうかもしれないな。

( 彼女が自分の誘いを快く受けてくれ、安心し微笑む。自分がシートベルトをしたのを見様見真似でする様子を見ると、車を発進させ。ふとしばらく進んだところで相手から問われた質問には、最初何の話か理解できないくらい唐突で、しかしながら人魚だからほんの好奇心で聞いているのだろうと思うと、少し口篭りながらどう説明していいものか悩みつつ話し。自分も少なからず経験はあるが、そういったふうに感じたことは今まであまりなく、それは人それぞれ、相手によるのではないかと思う。)


【松風 春】

そう、ですね。
ふふ、お隣ですからね。お願いします。

( お店を出ることに承諾するも、少し名残惜しくしょんぼりとしてしまう。長居をすると彼にも店側にも申し訳がない。この先またイベントでも会えるはず。こんな気持ちになるのも自分には経験がなく少し不思議な気持ちだ。しかし、よく良く考えれば、相手とは家が隣同士。送ってくれるという紳士な彼の申し出には、少し笑ってお願いをすることにして。そこまではまだ話をしながら帰ることができると思うと、嬉しい。席を立ち会計を済ませようとレジへ向かい。)

  • No.76 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-25 22:02:14 



【マリア】

なるほど……?
いきなりすみません。ふと思い出して気になってしまって…。
人魚には口付けといった行為自体無くてですね…。
人と人魚の違いと言うか、価値観や文化と言うのでしょうか。色々違うとは聞いていたのでどんな風なのだろうと思ったんです。
人と人魚とでは似ているようで違うと聞いた事は多々あるのですよ。私達は鰭の水分を拭けばそれこそ人間とも見た目の差は全くありません。
でも、人魚と人間との寿命も大きく違いますし、最後の時の迎え方も違うんです。
私達人魚のこの身は魂の入れ物、肉体が寿命を迎えても魂はまだ健在。肉体は魂を天へと運ぶ為の球状の入れ物へと変化させ、魂と共に微かな光を帯びながら天へと……自分達人魚を生み出した神々の元へと返ると言われています。その時に仲の良かった者が立ち合えば、天へと向かうその直前のほんの僅かな時間、その者へ挨拶する事が出来ると。ただ本当に僅かな時間なので普通なら視認出来ないとは思いますが…。

(彼らしくなく、どこか反応が少し遅れてしかも回答も口篭りどこか他人事のような回答を聞けば、つい気になって聞いてしまったが彼を困らせてしまったと反省し。人間が行うと言う口付けがどんな風なのか、どう気持ち良いのか気にはなるが自分には縁の無い事だろうし、この先もきっと無いだろう。人を問わなければ経験出来るかもしれないが、そんなことをするつもりは無いし余計な質問だったと謝れば、人と人魚の違いで1番違うのはこれだろうと話題を変えるように魂の向かう先について説明し。
そうしていれば、景色を変える車の外を眺めるとガラス越しに彼の運転している姿が見える。口付けの話をしたからか、やけに彼の唇が艶めかしく見える。いけないいけないと邪念を振り払うと、ポアロと言うお店では何がおすすめなのかと彼に質問し)


【沖矢 昴】

では、お送りしますね。
あ、お会計は私がしますよ。
私の話でここまで長居させてしまったものですし、嫌でなければ奢らせて下さい。

(もう少し彼女とは共に時間を過ごせるらしい。彼女についてはもう目星も付けていて目的も何となく推理出来てしまったので、これ以上共にいる必要があるかと問われれば、まだ確認が出来ていないから確定するまでは必要と言えば必要だろうが、それ以上に彼女とこうして話しているのは本当に楽しいし、家が隣なのにじゃあ、ここでと別れるには名残惜しいと感じている自分がいるのを自覚する。だが、これはあくまでもせっかくの趣味が似たような本好き仲間と会えたからだと誰に問われるでもなく心の中で自問自答する。
伝票を持った彼女に、ここは話を盛り上げさせたのと男の矜持と言うやつだ。女性にお会計をさせるのはなんだか忍びない。確かに彼女は働いているからお金に困っているなんて事が無いのはわかっているが、それでもと伝票をスっと抜き取るように手にすればお会計へと向かい、さっさとお会計を済ませてしまうと、行きましょうか。と声をかけてお店を後にし家路へと2人で歩いて)

  • No.77 by 降谷 零/松風 春  2023-01-25 22:30:59 


【降谷 零】

そうか。それならば仕方ない。

へぇ、そういう話を聞くと人と人魚は違うのだと改めて思い知らされるな。「人魚姫」という童話があるが、人魚は人間と恋をすることはあるのか?

( 彼女の質問の意図が分かると、それならば仕方ないがそういった質問をするのは自分だけにしてほしいと思いつつ。続けられた彼女の話を黙って聞いていると、人魚と人間、姿形は似たようなものだが、やはり寿命やそれ以外の面では異なる生き物なのだと理解をする。そういえば、童話に「人魚姫」という話があるが、もしも人間と人魚が恋に落ちてしまった場合どうなるのだろうかと少し疑問に思い尋ねてみて。)


【松風 春】

なんだか申し訳ないですが、ありがとうございます。…ではお言葉に甘えて。

( 伝票をすっと自然に取られると、本来なら相手をしてもらったのは自分の方なので、こちらが払ってもいいくらいなのだが、こういったことは男性の顔を立てるという意味でも断らない方がいい、と友人から聞いたことがある。申し訳なさそうにしながら、頭をペコッと下げると言葉に甘えることにして。
あっという間に家まで着くと、改めて彼にお礼を告げ、別れの挨拶を。)

─今日は本当にありがとうございました。今日は本のことあまりお話できなかったので、また次の機会にお話できたら嬉しいです。


  • No.78 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-25 22:50:05 



【マリア】

あるとは思いますよ?
交流自体ごく稀ですので居たかどうかまでは分かりませんが、人と人魚が恋をしてと言うのはそれこそ個人差とその人達の価値観によりますが、居ても不思議ではありません。
恋をしたところで特にこれと言った変化も無い…と思います。周りに居なかったので断言は出来ませんが、人間と人魚が恋に落ちて何か人魚側に不都合な事が起きるなら、人魚側にそれは伝わると思いますが、人間と恋に落ちて何かあったなんて聞いた事はありませんし…。

(人魚姫と言う人魚が題材の童話と聞けば、どんな話なのか、人魚がどんな風な描かれ方にしているのか気になるが、まずは彼からの質問を答えるべきだろう。これでも昔から生きている人魚である。昔は人魚もそれなりの数が居て人魚同士のコミュニティは形成されていたし、人魚にも兄弟姉妹と言う概念はある。妹が人間と恋に落ちて人間と共に暮らしたとしても姉との交流は出来ただろうし、握りつぶされて居なければ人間と恋に落ちた人魚にこんな事が起こった。人魚の体に異変が起きたなんて話はこれまで聞いたことが無い。人魚自体徐々に寿命によって数を減らしてきてはいるが、突然変異なんかの話は無かったはず。それ故に問題は無いと思うと自分の見解を口にしては「人間と人魚の恋に興味が?」と首を傾げては、人間の中には種族差による恋物語が好きな人が居ると聞いたことがあるし、彼もそうなのだろうかと不思議そうな表情を見せて)

【沖矢 昴】

いえいえ、こちらこそいいお店を紹介してくれてありがとうございます。
ええ、また今度本について話しましょうね。
脱出ゲームの件はまた後日ご連絡します。
…………そういえば、連絡先の交換ってしましたっけ?

(こちらこそ時間も忘れて話せたし、いいお店も知れて良かったと思う。あの店に赤井としては足を運べないだろうが、沖矢昴としてなら通う事も出来るだろう。隙間時間を見つけてまたあの店には行きたいと思えるのだから彼女はお店選びのセンスが高いと言うのが伺える。
家へと着けば、こちらこそと笑みを浮かべていずれ訪れる今度についての約束を結ぶ。そして自分が誘った脱出ゲームについても話した所で、彼女と連絡先を交換しただろうかと記憶を辿るが、赤井との日がごっちゃになっているのか曖昧である。どうだったかなと思いながらスマホを取り出すと連絡先を確認しつつ彼女にも念の為確認して)

  • No.79 by 降谷 零/松風 春  2023-01-27 18:51:23 


【降谷 零】

そうか。…いや、その「人魚姫」では人間に恋をした人魚の話が画かれている。だから気になったんだ。

( 人魚との恋愛に興味があるのかと聞かれると、興味というより、その童話でえがかれている切ない恋模様について気になったことを述べただけ。叶わない恋をした人魚は海の泡となって消えてしまう、なんとなくその印象から、人魚と人間の恋愛は有り得ないものだという先入観にとらわれていた。そもそも人魚がこうやって実際にいるものだとは思ってもいなかったわけだが。しばらく走ると目的地に着いたのか駐車場に車を停め、エンジンを止めてから車を降りる。助手席へ向かうとドアを開け、また手を相手にそっと差し出して。)


【松風 春】

そういえば…。確かに交換していなかったですね。えっと…これが私の電話番号です。
( 連絡先の話になると、すっかり忘れていたとでもいうようにびっくりした表情を示す。そういえばついこの間知り合ったばかりの関係だということを忘れるくらい、打ち解けている感じがして忘れてしまっていた。少しだけ笑って、ポケットからスマホを取り出し。一応このスマホは「松風 春」専用のもの。必要最低限の連絡先しか登録していない。自身の電話番号を表示すると相手に見せて。)

  • No.80 by マリア/ 沖矢 昴  2023-01-27 19:24:30 


【マリア】

なるほど。
人間界に人魚の話があるなんて不思議ですね。
居ないと思っていたとあの支配人も言っていましたが、物語はあるなんて…。

(人魚姫と言う物語があり、その物語のあらすじと結末を簡単に聞けば確かにそんな物語があるなら人魚と人間の恋がどうなるのか気にもなるだろうし、人魚側が泡となって消えると言うのが浸透しているなら心配にも思うだろうし、何より興味は引かれるだろうと納得して。
車が緩やかに停まり、彼が車から降りて自分側の方へ歩いてきて扉を開けるのを見ればシートベルトを解除し、差し出された手に自分の手を重ねて車から出てくると「ありがとうございます」とお礼を言う。流石に水に浸からずに半日程経っているのもあり自身の手の温もりは重なっている彼と同じくらいの体温で、昨日は冷たい思いをさせてしまったかもと思っていただけに少し安心しつつも、触れ合う温もりの温度が同じという事にほんの少しだけ胸がときめき、ポカポカするような感覚になるが、人と同じ体温になってから触れ合うのが初めてだからと心の中で自分に言い聞かせ。)

ポアロと言うのか、お店自体初めてなのでどんな風なのかワクワクします。
何か新しい食べ物が見れるのも楽しみです…。

(喫茶店は勿論だが、そもそも陸生活2日目。そしてこれまで生きてきて陸に上がった事なんて無いし、当然お店の利用も無い。どんなお店なのかどんな人が来るのかは昨日それとなく聞いたが、話だけでなく実際にそのお店に行かないと分からない事や新しい発見もあるものだ。何か食べてみたいなとは思うが、お金は持っていないし彼に払わせるのも何か違う気がするし、見るだけでもきっと楽しいだろうと思いそう言うと表情は明るく楽しみと言う雰囲気が全面に出ている様子で彼に手を引かれて歩き出し)


【沖矢 昴】

ですよね、確認しておいて良かったです。
会ってまだ数日ですが、何だか昔からの親友のような気持ちになってしまってついつい話が盛り上がってしまうんですよね…。

……………ありがとうございます。
私の連絡先はこれになります、出なくても時間を見て折り返しますが……司書のお仕事は何時までやられていますか?頃合を見てかけ直したらお仕事の最中とかだと申し訳なくて…。

(まだと聞けば、ついつい話が盛り上がってしまってその感覚がどこか鈍っているが、沖矢昴として彼女とこうして交流を持ち出したのは数日程前。しかもその時は引越ししてきた当日だったのだ、お手伝いはしたがその時に連絡先の交換はしなかったと分かれば、記憶を辿っても交換していないならその記憶が無くて当然なのだが、彼女とこうして話していると本当に時間の感覚が狂ってしまう。本当の親友に時間は関係ないとはよく言ったものだなと思いながらも、確認しておいて正解だったなとも思う。
ついついやってしまった感を出すために頬を人差し指で軽くかくと、提示された電話番号をスマホに入力する。と言ってもこのスマホ自体恐らく偽名用のスマホで本業のスマホは別だろうなと考える。かく言う自分もジョディや上司の名前が載ったスマホは別持ちなのでお互い様かと心の中で苦笑し。
入力が終われば、次は自分の番とばかりにこちらも電話番号を提示する。
このスマホは沖矢昴用なので、あの坊やや阿笠博士、毛利蘭さんや鈴木園子と言ったメンバーと交換済みで最低限という訳では無いが、その中に大学メンバーは入っていない。と言うか通っていないので入っていなくて当然なのだが、男子大学生の割には人数は少なく、そして異性の連絡先が少し多いという人によっては、えっ?と思われそうな連絡先交換だが、理由なんていくらでも後付けできるし何とかなるだろうと思い彼女が入力しているのを見ていれば、ふと電話があった時何時位が繋がりやすいのだろうかと思い当たると、司書以外にも公安としての仕事もあるはず。決して暇では無いだろうが、今の自分は彼女の仕事は司書だとしか聞いていない。週3と言うのは聞いたが時間帯は何時終わりが多いのかと少し気になり)

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