君ある所、我あり。 / 〆

君ある所、我あり。 / 〆

五ろの図書委員  2017-09-09 17:45:51 
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(/とある募集板で声を掛けて下さったNo.1017様、お待ちしております!)





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  • No.101 by 不破雷蔵  2017-11-27 22:41:35 


(あのままあの距離で居たらきっと指に痕だけでなくそれ以上の事も求めてしまいそうで。少し眉が下がったのが目に入れば離れてしまった事で相手を不安にさせてしまっただろうかと申し訳なく思って。すると口角を上げながらの相手の一言に恥ずかしさがまたぐっとせり上がりつつも、笑顔が見れた事に安堵して。小さな声と共に掴まれた手首に目をやってから相手と目を合わせれば柔らかく笑って。「勿論、僕は寧ろこっちがいい。」そう言って相手の指に自分の指を絡める様に手を繋ぎ、ぎゅっと握って、そして空いた片手で相手の耳元に手を添え唇寄せれば「…さっき、あれ以上三郎に抱き締められてたら、この場で指に痕以上の事求めてしまいそうだったんだ。本当は離れたくなかったんだけど。それとね…」一瞬だったにしても相手の眉を下げた表情が胸に引っかかり、もし少しでも寂しくさせてしまったのならそれを解いてやりたくて。「__良いよ、お前になら何をされても。三郎も許してくれるんだろう?僕が何しても。」自分だけ顔を赤くさせられたままでは納得がいかなくて、相手に聞こえるほどの小さな声で伝えると先程の表情を真似る様に口角をニッと上げて見せて。)

  • No.102 by 鉢屋三郎  2017-11-28 21:15:43 


(穏やかな表情を目にすれば、それを同意の意だと受け取って。ほっと安心の情が広がると一緒に、嬉しくなって。力を緩め相手の前腕へ手を移動させようとした時、手指を交じらわされ。治っていた鼓動が、また激しくなって。相手の指一本一本の温度が伝わって来て、無意識にその熱を求めるように握り返し。相手から手を繋いでくれたことが、一段と嬉しさを大きくさせ。油断が許されないように相手の手と口が耳元に近づけば、体温がぐんと上がり目を大きくさせて。耳の近くで紡がれる言葉は、相手の本心が語られた物で。偽りの無い言葉に、一度抱いていた寂しさや不安は消されて。自分以上に相手も求めていてくれたと知れば、嬉しさで心が溢れ返り。伝えられる言葉に耳を澄ませていると、今まであまり見たことも聞いたことも無い、相手の強気な表情と言葉に心を突かれ。相手への愛しさと触れ合いたい欲望がさらに募り、胸が締め付けられるような痛みがして。 いつの間にか、目を伏せて相手の方へ視線を向けられなくなっていて。堰き止め切れない欲望を抑えるため、帰る前に一度だけ相手に触れたくなって。添えられた手を握り、鼓動が伝わるよう火照った顔をもう一度相手の肩に沈めれば「…ああ、許すよ。だから、飽きる程私に触ってくれ。その分私もお前に触れるよ。でないと…この心臓の鼓動は、きっと治りそうにないからな。」と告げて。肩から離れ握った手をぱっと離すと、「さあ、早く帰ろう。」とへらっと柔らかく笑いかけながら繋いだ手を引っ張って。)

  • No.103 by 不破雷蔵  2017-12-01 16:05:08 


(相手の柔くなった表情を確認する事が出来ると、誤解と不安を解いてやれて良かったと安堵し。次第に相手の顔が紅く染まっていくのが目に入り、その顔は自分の肩へと埋められ。受け入れてくれるだけでなく、それに対して気恥ずかしさを感じる程に自分を好いてくれている相手が愛しくて仕方なくて、安堵と照れ臭さの交じった表情で「心得た。…触れてくれるのがお前で心から嬉しい。だから、僕は逆に今以上に心臓が煩くなってしまいそうだ。」そう言って手を引く相手の隣へ足を進め、学園への道を歩いて。学園の門を潜るには流石にまた指を解かないといけなくて、繋がれた手をそっと上げると相手の手を自分の頬へと当てながら眉下げてはへらりと笑って見せ。そしてゆっくりと指を解いては門を潜り長屋の自室へ。心待ちにしていたものの、いざ着くと照れ臭さや緊張で胸がいっぱいになってしまい。じわじわと顔が熱くなるのを感じながら相手へ振り返れば、恐る恐る腕を広げて相手を抱き受ける為の体制になり「…ど、どうぞ!」と掛ける声は吃ってしまい。もっと格好良く、それが無理ならば可愛らしく出来なかったものかと反省し、また別の恥ずかしさでいっぱいになって。)

(/テスト終了致しました!大分遅くなってしまって申し訳ありません。背後様もそろそろテスト期間になる頃でしょうか。此方もお返事はいつになっても構いませんので!お力になる事は出来ませんがいい結果が残せる様にお祈りしています!蹴り可です。)

  • No.104 by 鉢屋三郎  2017-12-02 00:02:09 


(学園の前に着くと、繋いだ手に温かい温度が流れ込んで来て。相手の方へ目を遣ると、頬に当てられた己の手と柔和な笑みが見えて。相手の優しさが心に伝わると、一度覚えた寂しさがふっ、と溶けて。自分も顔を綻ばせると、ゆっくりと指を解いて。自室に到着すると、真っ赤な顔をして腕を広げた体勢の相手から、どうぞという声と共に誘われて。恥ずかしくなっていると目に見えて分かるその様子を可愛いと思うと一緒に、思わず笑いが込み上げ来てしまい。ふふっと小さく笑って。「そこまで緊張しなくてもだだ。力抜いて良いぞ。」そう言っている自分の方も、心臓が強く脈打ってしまっていて。近付いて行くと、相手の体へ腕を通して。抱き寄せれば、耳に自分の口元を近くさせて「…可愛いよ、雷蔵。」と囁いて。相手もその場に座り込むように、抱きついたまま崩れ落ちるように座って。片方の手を背中へ回したまま、もう片方の手で相手の左手を取り。「痛かったり、嫌だったら言えよ? 」と相手を見て伝えれば、左手に唇を寄せ。手の甲や掌、関節部分や指の間などに何度か口付けを残して行って。幾度か接吻し終えると、次に薬指の方へ目を遣って。いざ薬指に痕を付けるとなると、気恥ずかしさが起こってしまい。少しの間時間が経つと、心に決めて薬指に唇を当て痕を付け始めて。濃く痕を付けるため、何度か指を口に含んではその度に強く吸って。何回か吸い終えて指から唇を離すと、相手の薬指に紅く色付く痕を目にして。それを見ていると心から湧き上がる強い喜びを感じて、笑みが零れて。付いたばかりの痕を指で撫りながら「お前の言う通りだ。これは何度だって付けたくなってしまうな。痕が薄くならなくても、紅く染めたくなってしまう…消えかかったらすぐ付けさせてくれないか? 」と微かに口を緩ませ付けた痕をじっと見詰めながらそう問うて。)

(/テストお疲れ様でした! いえいえ、お忙しい時期でしたし遅くなっても大丈夫ですよ! そして、お気遣いありがとう御座います。良い成果が出せるよう頑張ります! また、寒さがますます厳しくなって来ているのでお体には十分にお気をつけ下さい。蹴り可です! )



  • No.105 by 鉢屋三郎  2017-12-02 00:20:57 


(/誤字、脱字を見つけましたので訂正致しますね。「そこまで緊張しなくても『大丈夫』だ。」です。
主様と同じ様な言葉になってしまいますが、お話出来るのがとても楽しく励みになっています! いつも本当にありがとう御座います!
前の背後文に書くのを忘れてしまったので書かせて頂きました、すみません。蹴り可です! )

  • No.106 by 不破雷蔵  2017-12-02 21:48:37 


(相手の笑う声は可笑しそうではあるものの、優しさが溢れる声色で。大丈夫との声に安心感を覚えつつも同時に相手と距離が近くなる度に心臓が煩く鼓動してしまい、続けて耳元で囁かれるともう平常心など保っていられなくて。可愛いなんて言われたら素直に褒め言葉として捉えていいのか、からかわれているのかと複雑な気持ちになるだけだったはずが、相手の口からその言葉を聞くと恥ずかしい気持ちに負けないくらいに嬉しい気持ちが強まり。されるがままに座り込み、相手の気遣う声にこくりと頷けば、指先や手に口付ける相手から熱に浮かされた様に目が離せなくなって居て。正直目を逸らしたくなるほど照れ臭いがその唇を触れさせる動作や、自分の左手を取っている長く繊細な指がとてつもなく綺麗に己の眼に映って。薬指に目をやり少し動きを止める相手を見ると、何処と無く照れ臭さや緊張が窺え。皆の前では余裕の表情をあまり崩さない相手が、自分の薬指に痕を付ける行為によってその余裕を崩しているのが堪らなく愛しく感じ。やはり薬指は他の指よりも特別で、唇を寄せ痕を付けるその感触や温度を直に感じると気恥ずかしさとそれ故の幸せな感情でいっぱいになり。唇が離れ、薬指の背に色付いた紅とそれを見て嬉しそうに頬を緩める相手の笑顔は、この世のどんなものよりも綺麗だと思えて。「寧ろ頼ませてくれ。きっと消えてしまった日には寂しくて気が気じゃなくなってしまう。…三郎に痕を付けるのも幸せでいっぱいになるけど、付けてもらうのも凄く幸せだ。」つられるように頬を緩めれば紅い痕を愛しそうに見詰め、次にその目線を相手に向けながら言葉を紡いで。言葉の後半で相手の肩と首筋の間に顔を埋めれば、言葉の通り幸せに満ちた声色で今の自分の気持ちを伝え、猫の様に頬を相手の首筋に擦り寄せて。)

(/ありがとうございます!本当に寒くなっているのでテストも大切ですが勉強の為の夜更かし等、無理はなさらないでくださいね。私も体調にしっかり気を付けたいと思います。お気遣いありがとうございます!
その様なお言葉を背後様から頂けるなんて光栄です…!本当に日々の癒しであり活力の元です。此方こそいつもありがとうございます!そしてこれからも末永くよろしくお願いします!蹴り可です。)

  • No.107 by 鉢屋三郎  2017-12-04 12:51:09 

(首に暖かさが広がって。鼓動のリズムが速くなっているのに、ずっと感じていたい安心感が胸に湧き立ち。相手の温度をもっと感じていたくて首を傾けて、体温を寄せ合い。届けられた言葉は幸せに満ち溢れており、本心から伝えられたもので。それがすごく嬉しくて、相手が感じる幸福が心に流れ込んでくるようで。聞いている内に幸せで心が満たされ、緩んでいた口はさらに広がり。「本当にその通りだな。私まで癖になってしまいそうだよ。印を付け合うだけで、一生分の幸せが心を満たしてくれるようだ。」言い終えると抱き寄せて、もっと体の距離を縮めさせ。近くなった相手の肩に顔を乗せ。手や首から伝わって来る暖かさが、冷静さを溶かして行くようで。そのせいか心が幸福で満ちているはずなのに、まだ足りないと叫ぶ心もあって。もっと相手を喜ばせたい、触れ合いたい、その感情が頭の中を占めて行って、嬉しいはずなのに胸は苦しくて口を一直線に結んで。「でも、どうしてだろうな…まだ、まだお前が足りない…」と息が詰まったような声で伝えて。暫くすると頭を横に向けて、「雷蔵、」と一言を相手の耳元へ呟き。そうすれば唇を相手の首筋に付け、上から下へ伝わせ。耳元へ口を戻らせると「お前はどこに触れて欲しい。それとも、私のどこに触れたい。 もし今のが嫌なら、突き飛ばしたって構わないぞ。教えろ、お前がしたいこと。」と迫るように訊き。じっと相手の反応を待って。)

(/蹴り可して頂きましたが、書かせて頂きます。いえいえ、此方こそ体調面での方もお気遣いして頂きありがとう御座います!
此方も主様からそのような言葉を頂けてすっごく嬉しいです!! 此方こそ、ありがとう御座います! そして、末長くお付き合いして下さると嬉しいです。そして、毎度毎度返信が遅くなってしまいすみません。遅くなってしまうのにも関わらず、いつも待って下さるお優しい主様に出会えて嬉しい限りです。短めにしようと思っていましたが思ったよりも長くなってしまいました、すみません。蹴り可です! )

  • No.108 by 不破雷蔵  2017-12-06 11:13:41 


(恋人になる前であった昨日までは隣に居られるだけでそれだけで満足していたというのに、こうして寄り添いお互いに痕を付けても自分はまだ足りなくて、心は更に相手を求めてしまって。相手は一生分の幸せと言ってくれているのに、もっと触れ合いたいと強請ったりしたら不躾ではしたないと思われてしまうだろうかと、相手を思う故に怯んでしまっていれば近かった距離が更に縮まり。相手の暖かさを感じながら言葉を耳にすれば、自分だけではなかったと抱えていた不安がすっと無くなると同時に、苦しそうに自分を求める声が気持ちが昂らせて。自分もだと伝えようとした所で耳元で呼ばれる自分の名に耳が溶けてしまいそうな感覚に陥り。首筋に唇が伝うと、ひっと息を呑む様な上擦った声が出てしまい。しかしその声は嫌な感覚によって出たものではなくて。そして耳元で直球で問われる言葉と相手の真剣な声色に更に心臓が煩く鳴れば「…僕も、僕だって足りない。誰が突き飛ばすもんか。」小さい声ではあるものの確実に相手に伝わる様に耳元で囁き、ぎゅっと抱き締める力を強めて。「指だけじゃ嫌だ…。今三郎が僕にやってくれたのも、もっとして欲しいし僕にもさせて欲しい。」背に回していた腕を一度解き、相手の肩に腕を置くように首周りに持っていけば、熱に浮かされた目で相手の目を見詰めながら少し冷えた指先でそっと項をなぞり。「それに接吻もしたい。お前以外の人に触れられたくない所はあっても、お前に触られたくない所なんてない…。」そう言って少し顔をずらし、相手の肩に顔を乗せれば相手の項に唇を触れさせ。「三郎、ここに痕を付けたら怒る…?明日の朝、僕が化粧でちゃんと隠すから。」請いの言葉を掛ければ相手から返事を待つ間、辛抱が続かない様で、項に唇だけで啄む様に触れたり舌先を控えめに這わせたりし。)

(/すみません蹴り可頂いたのですが、此方からも少しだけ…!私の方こそこんなに遅くなってしまった上に文章が纏まってなくてすみません。背後様からの御返事を読むのも勿論、わくわくしながら御返事を待つのも好きなのでお気になさらず!此方こそ良縁に恵まれる事が出来て本当に感謝しかないです。テスト当日まであと少し、ファイトです!蹴り可です!)

  • No.109 by 鉢屋三郎  2017-12-10 08:28:36 

(耳元にかけられる言葉と吐息が、より一層心音のリズムを激しくさせ。熱に浮かされた目で見詰められると、もう後には引き下がれなくて。冷えた指先でさえも触れられると心に熱を持たせられ、痺れのような興奮が体を駆け巡って。理性なんて既に無くなりかけているが、ますます冷静さを奪われそうで。相手の口から出てくる言葉は、己が抱いている気持ちと似ていて。熱を持った視線を向けられ、首に手を回される動作をされると、まるで相手の体の中へ誘い込まれるようで。そのまま、相手に身を委ねて。項に唇で触れられると、体が力んでしまい。肩を縮こませ頭を俯かせれば、抱き締めている手で相手の服にぎゅっとしがみついて。控えめに触れられることが己の心を焦れったくさせ、さらに感情が昂ぶり、次第に息が荒くなって行って。「こんなことされて、拒むことなんて出来ないだろ…」と苦しそうに小さく口に出し。印付けられるのは嬉しいし、早く体に刻まれたいが、相手の体にも自分と同じような痕を付けたくて。後になっても出来ることは分かっているが、どうにも不安になってしまって。確実な何かが欲しくて。「…怒らないけど、やられてばかりじゃ物足りない。」と荒い呼吸を抑えながら一言口にし。「お前にも私と同じ場所に印が付いてないと、不安だ。同じでないと、お前に変装している意味がなくなってしまうから。」そう述べれば熱い顔を横に向けて、相手の項に唇を付けて。「…だから印される間、せめてこうさせて欲しい。嫌なら止めるから。」口を開き、相手の項部分を少しだけ口に含んで。その口に含んだ相手の身体を、小さく吸ったり甘く噛んだりして。それと同じくして手を相手の胸元へ移動させ、襟を握って。掴んだ襟を己の方へ引っ張り無言で、来い、と伝えて。)

(/いえいえ、此方こそ大分お待たせしてしまい申し訳御座いません。そのような言葉を言って下さりありがとう御座います。返信を楽しんで待って下さり、とても嬉しいです。此方も主様の御返事を読むのも待つのも好きなので、いつになっても構いません。気にせず、御自分のペースで返信して下さい! そして、応援ありがとう御座います! 残りのテストも頑張ります! 蹴り可です。 )

  • No.110 by 不破雷蔵  2017-12-12 00:22:39 


(ぎゅっとしがみつかれると、普段の相手しか見ていない自分以外には想像出来ないだろう姿に心を揺さぶられ。自分のやる事を受け入れ、顔や身体を熱くさせ呼吸を乱している姿を見せてくれているのが自分であるのが堪らなく嬉しくて。相手の声に耳を傾ける様に一度首筋から唇を離し。相手と顔を合わせれば、先程の自分の行為と同じ様に首筋に相手の唇が触れて。同時に誘い込む様に襟を引かれ、失いつつある何とか保っていた理性が更に崩れて行く音が聴こえて。一瞬びくりと身体を強ばらせては、片手を相手の後頭部へ、もう片方を背へ持って行き自分からも抱き寄せ。そして相手の耳の裏側に小さく音を立てながら唇を触れさせて。「嫌な訳が無い。言っただろう、お前の不安を消してやりたいって。」相手を安心させたい為と、同じ位置に自分の痕も無くては不安だと言う相手が愛しくて柔らかく笑みを浮かべ。その表情は今相手からは見えないのだろうが声色でその感情を伝えて。「僕はね三郎、お前が愛情を持ってしてくれる行為全てが嬉しいんだよ。」そう言って唇を項へと触れさせれば「…痛かったら言って。勿論加減はするけど夢中になると忘れてしまいそうだから。」苦笑いを含んだ声で一言そう伝えて。相手の項へ優しく噛み付く様に歯を立て、舌を這わせては次に唇で食む様に触れさせて行き。そして項部分を少し口に含む様にしては赤い痕を刻む為に強めに吸って。労る様にまた舌でその箇所を撫でれば赤く色付いた相手の項を見て、視線を甘くして。「うん、綺麗に付いた。」嬉しそうにそう言って項から離れ。相手と顔を合わせれば熱く赤くなっているだろう相手の頬に唇を触れさせ、また至極嬉しそうに頬を緩ませて。)

  • No.111 by 鉢屋三郎  2017-12-14 06:59:49 

(言葉をよく聞き取るため、一度口を離し。 耳の近くで話されるだけでもゾワゾワしてしまって、小さく背を反らせて。我儘を聞いてくれるだけでも嬉しいのに、否定せず優しく受け止めてくれることがすごく嬉しくて。愛しくて堪らなくて、握る力をを更に強くして。同意を示す様コクコクと頷き返すと、項を差し出すように相手の肩に頭を乗せ。不安を満たすため項を再び口に含んで、痛みを我慢するかのようにぎゅっと目を瞑って。舐められ、吸われる感覚が心地好くて。初めは浅く、少しだけ項を口にしていたが、強く吸われる内に口を広く開き、奥深く唇で挟んで。吸われる間肩で息をつきながら、緊張してしまうのと気持ち良さを我慢出来ずに「ふっ、うっ……」と声が漏れてしまって。項から離れ頬に口付けされると、閉じていた目を徐々に開けさせ。相手の顔から距離を少し付けると、心を奪われたようなとろんとした瞳で相手を見ながら、襟を掴んでいた手を首に回して。印を刻まれたばかりなのに、自分がされたように相手に触れたい欲求が高まって行って、身体は疼くばかりで。「触れたい、まだ、触れていたい…」そう震えた声で小さく口にしながら、首に回した腕で相手をぐっと引き寄せ、首に口を付け。甘えるように音を立てながら、何度か吸って。そうすれば、耳の近くに唇を置くように、熱い頬を相手の顔に擦り寄せ。「次は、私が触れたい。…いいか? 」本当は今すぐにでも印を付けたい所だが、一度問うて。だが欲求は抑えきれなくて、先程自分が咥えていた場所を搔くように指で撫でて、返答を待ち。)

  • No.112 by 不破雷蔵  2017-12-17 11:47:21 

強まる抱き締める力や、初めて知る相手の上擦った声、蕩けた表情にドキドキと鳴る心臓が更に煩くなって。今相手から唇を離したばかりだというのにまた相手に触れたくなり。理性が利かなくてもう一度相手の首筋に唇を近付けたとき、相手からぐっと引き寄せられ。聞こえた声は震えていて、それが相手の必死さを物語っているようで。相手の唇が首に触れると熱い感覚が広がり、自然と呼吸が荒くなってしまって。唇や手だけでなく、耳元で聞こえる相手の声でさえも自分の身体を熱くさせて。相手に身体を預ければ背中に手を回し抱き締め、こくりと頷いて返事をしては隣り合う熱い頬に自分の頬に擦り寄せて。指で掻くように首筋を撫でられると、撫でられる度にびくりと身体が震えて。くすぐったさと似ている感覚だというのに漏れてしまっているのは笑い声ではなく、抑えようとしても抑えられない上擦った声で。「ひっ…う、三郎お願いがあるんだけど…」今度は自分の唇を相手の耳元に近付けると小さな声で口にし、空いた相手の片手をそっと取って自分の頬に当て。「三郎の指、銜えててもいいかな?さっきまでお前に触れてたから少し口寂しいのと…」小さな声のまま言葉を続けると少々躊躇う様に間を空けてからまた口を開き。「…えっと、出てしまう声が恥ずかしいんだ。三郎に聞かせるのも申し訳ないし…いいかな?」自分が相手の漏れてしまう声を聞いても、嫌な所か寧ろ嬉しくて自分を興奮させるものであるが、自分は声変わりも済んだ男であり相手もそうとは限らないと思って。そう言って相手の指先を唇に触れさせて。)

(/遅くなってしまってすみません!金曜日に携帯を置いてきてしまって急いで取りに行ったのですが、もう施錠されてしまっていて、やっと今取りに行けました。何も連絡出来ずに居たことと試験でも無いのにお待たせしてしまって申し訳ありませんでした。そして、テストお疲れ様でした!年末までバタバタしてしまう時期ですがどうか体調にはお気をつけください。蹴り可です!)

  • No.113 by 鉢屋三郎  2017-12-18 21:54:21 


(耳元で聞く相手の声は、初めて耳にする声で。撫でる度に起こる微かな震えと、耳に小さく吐かれる苦しそうな高い声、それらを感じる度、相手が見せたことのない姿をもっと知りたい欲求に駆られて。少しだけ爪を立ててみるか、そう思った時手を取られ請う言葉が耳に届き。ピタリと手の動きを止めて。伝えられた申し訳ない、と言う言葉が引っかかり。そんな風に思わなくて良いのに、とふと思うともしや彼は、自分が相手の口から漏れる声を嫌がってると思っているのではないか、と考えて。もしそんな思いを彼が持っているのなら、それを取り去ってやりたいと感じて。暫く間を置かせると「雷蔵の声可愛いし、お前の善がり声を聞いても私は嫌には思わないよ。寧ろすごく心が昂ぶる。…まあ、これから先たくさん聞けるだろうし、どんな声か楽しみしておくよ。」と音吐を優しくして話し。結構なことを口走るが、今の自分では自覚することが出来なくて。本当の事を言うと知らない相手の声をもっと聞きたい所だが、雷蔵が物寂しく、口から漏れる声を恥ずかしいと思っているのなら、その思いに従いたくて。「ほら、咥えて良いぞ。あ、痛かったら指噛んで知らせてくれて良いから。」と言いつつ差し出すように相手の唇を指で押して。「じゃあ…行くぞ。」と一言告げると身を乗り出し、撫でていた手を相手の肩へ移動させ。唇を相手の項に付けて。口を開かせ、舌で一度項を濡らして。その後唇で項の皮膚に軽く吸い付いては離れ、それを何度か繰り返し。歯を優しく立たせ、甘噛みすれば唇で小さく挟み込んで行き。咥え込んだ場所を、紅く染める程強く吸って。微かに音が立つと唇を離し、最後に吸った場所をゆっくりと舐めて。顔を離し、項に印した紅い痕を目にすると目を細め口が自然と緩んで。相手と顔を見合わせるよう移動すれば、「ふふっ、これで一緒、だな。」と無邪気に笑いながら、目を瞑って雷蔵の鼻に口付けし。もう一度頬を擦り寄せながら、瞳を開け相手からの返答を待ち。)

(/いえいえ、大丈夫ですよ。寧ろ待った分、送って下さった返信を目にした時、今まで以上にすごく嬉しかったです! そうだったんですね、いえいえその様な事情であれば仕方ありませんし、気にしないで下さい! そして、わざわざありがとう御座います! 主様も今はインフルエンザが流行し始める季節ですし、体調にはお気を付け下さいませ。蹴り可です! )

  • No.114 by 不破雷蔵  2017-12-20 22:50:00 


(優しい相手の事である為、指を銜える事を許してくれるのは予想出来ていたが掛けられる言葉は想定出来ていなくて。安堵や暖かさを感じると同時に、可愛い、心が昂る等の直球の言葉に照れ臭さがぐんと湧き上がり、じわじわと顔が熱くなり。付き合う事が出来てからは今までの分、自分が相手を甘やかしたいと思っているというのに、気付けば相手の優しさに甘えてしまっている自分が居て。「ありがとう、三郎。」表情緩ませ、感謝を伝えたくて相手と目を合わせながらそう言うと、許可の声と共に唇を押す指先を控え目に銜えて。相手の声にこくりと頷き、身体を相手に預け。項に感じる相手の優しく触れる舌や歯の感覚、痕を付ける時の少し強めに吸われる感覚が、指で撫でられた時とは違った心地良さであり、また声が漏れそうになって。その時、相手が先程自分の善がり声を聞いても嫌でない、寧ろ心が昂ると言ってくれたことを思い出せば、改めて気持ち悪いと思われてしまうという不安が消え。声を抑える為に口を噤む様に指を銜えていたが、軽く銜える様にし相手の指を舌で撫でたり絡めたりし。項から唇が離れたことに気が付き、蕩け掛かった目をゆっくりと開いて。不敵に笑うことの多い相手の無邪気な笑顔と鼻に口付けられる行為に、胸がきゅんと鳴る音がして。相手の笑顔につられるように表情綻ばせ、同意を示す様にこくりと頷き。指を口から解放する際に、寂しそうに指先に軽く唇を触れさせてから離していって。「僕ね。さっきまでは痕はずっと消えなきゃ良いのにって思ってたんだけど、今はやっぱり消えて良かったなって思うんだ。」抱き締めた状態のまま、愛しそうに相手の赤く色付いた項に指を滑らせ。「でなきゃ、また三郎に痕を付けられないし、付けて貰えないもん。消えてしまうのは勿論寂しいけど、また付け合えられるって考えると消えるのも楽しみになるなあって。」そう言って至極幸せだと言う様に頬を緩ませては、目を閉じ互いの額と額を合わせ「…三郎大好きだ。」そう囁く様に口にして。)

(/許して下さった上に優しいお言葉、そして体調の事まで気遣って下さってありがとうございます…!年末まであと少し、お互い健康で年を終えられる事を願って居ります。蹴り可です!)

  • No.115 by 鉢屋三郎  2017-12-22 23:53:57 


(印を付けている最中に、差し出した指が舌で舐められていることに気付いて。その感覚が心地好く指先がゾワゾワし、唇から離される時またして貰いたいと密かに思って。言われた言葉により、付けた痕が邪魔になったのだろうか、と一度心に不安を持つがそれは要らない物で。後に続けられた言葉を聞くと笑みを深めて、自分からも相手の項に手を遣り付けた痕をなぞって。「そうだな。そう考えると次に印が消えるのはいつだろうと、楽しみになってしまう。今は左手の薬指と項にあるが…ふふっ、これからも増えて行くかもしれないと思うと楽しみで仕方がない。」額を合わせ相手から愛の言葉を受けると、くすりと柔らかく口角を上げて。「ああ、大好きだよ。雷蔵。」と此方からも潜めた声で、大事に伝えて。目をゆっくりと開けると、其処には今までじっと見詰めて来た、恋い焦がれる顔があって。この距離だったら口吸い出来るだろうか、そう思って一度唇を近付けさせようとするが、近付く程恥ずかしさがぐんと増して行き。付き合ってまだ一日も経たないからか、昨日まで遠くから見詰めることしか出来なかった大好きな顔を、間近で見詰めるには大分勇気が必要で。結局己の唇を合わせることが出来ず、「はぁー…」と長く息を吐きながら相手の肩に顔を埋め。いつか直接してやるって言ったじゃないか、この意気地無しめ、と自分を責めて。印を付けるだけでなく、接吻することでも愛を伝えたくて。唇と唇を合わせるだけ、と言うことは分かっているのだがどうしたら喜ぶだろうか、とか余計なことを考えてしまって。これは練習して慣れるしかない、と感じて。「…雷蔵、少しだけ目を閉じていてくれないか。」顔を上げそう伝えると、両手を相手の頬に添えて。「私はな、お前の声も性格も大好きだが、お前の顔もすごく好きなんだ。優しさに溢れていて笑顔がよく似合う、そんなお前の顔に今は触れられると思うと此処は夢かと思ってしまう。夢に出る程お前の顔を見て来たが、実は近くで見るのは慣れていないんだ。…だから、ちょっと練習させて欲しい。」声音を優しくしそう伝えると、片手の人差し指と中指を合わせ。するとその二本指をまるで唇かのようにして、相手の唇に触れさせて。そして目を閉じ、二本の指の上に口付けを落として。少しだけ瞼を上げると、目の前には相手の顔があって。睫毛の長さや肌の滑らかさなど、遠くから観察しただけじゃ分からないことがたくさん見えて。心臓が次第に大きく鼓動して行き。暫くすると唇を離し、次に指も離して。唇に付けていた手で、赤い顔を隠し。「口吸いの練習…なんてな。」と恥ずかしそうに笑いながらそう伝えて。)

  • No.116 by 鉢屋三郎  2017-12-23 00:15:34 


(/思ったよりロルが長くなってしまいました、すみません…! ロルの長さを無理に合わせる必要は此方にはありませんので、主様がお書きになりたいロルの長さで御返事なさって下さい。
要らぬ心配でしたら申し訳御座いません。重ねてお詫び申し上げます。蹴り可です。 )

  • No.117 by 不破雷蔵  2017-12-24 11:41:51 


(相手の指が首筋の痕をなぞるのをくすぐったく感じ、柔らかく笑みを浮かべながらの相手の返事が嬉しくて。先程も、口を開くとつい相手への好意の言葉が自然と漏れてしまい。相手が接吻を試みようとしてくれているのを知らず、目を閉じたまま額から相手の暖かさを感じていると相手の深い溜息が耳に入って。この短い間で自分は何かしてしまっただろうかと直ぐに目を開いては、自分の両頬を手で添えながら口にされた言葉は目を閉じて欲しいとの内容で、つい目をぱちぱちと瞬かせて。それから相手から紡がれる言葉は暖かく愛の詰まった物で、言葉の一つ一つが自分の為に選んでくれた偽りの無い物だと思うと、照れ臭いと同時に嬉しくて仕方無くて表情を綻ばせ。練習と言う言葉に一瞬脳内に疑問符が過ぎるも、顔を近付け目を閉じてする行為から連想し、暫くして甘味屋で直接してやると言っていたあれだと理解し。あの時はぽろっとあんな言葉が出てしまったものだが、いざとなると此方も照れ臭さでいっぱいになって。きゅっと目を瞑ると、唇に触れる感覚にほんの少しぴくりと身体を強ばらせ。首筋や薬指に触れた時の感覚と微かに違ったもので、練習と言っていたのでいきなり唇では無いのだろうと思っていたものの、やはり緊張してしまって。唇から指が離れ目をゆっくり開くと、視界に入った相手の顔は隠されて見えず。しかし隠せない首元や耳が真っ赤で。その様子から指越しにしてくれたのだろうと察すると、そのいじらしさが愛しくて。そっと相手の両肩にそっと手を置けば目を閉じ、顔を隠すその手の甲に口付けて。「僕にも練習させて欲しい。してやりたいのは僕もだ。されるだけじゃなくて。」と唇を離せば照れ臭そうに相好を崩し。「普段からあまり心を乱さない三郎が、僕の事になるとこんなにも心を乱してくれるのが、堪らなく愛おしいんだ。」そう言っては顔を隠す相手の手を優しく取り、相手の唇が触れていた手の平に唇を触れさせ。「三郎は僕の顔をしているけれど、それはお前の感情を写したれっきとした三郎の顔だ。発せられる声も全部三郎の感情の物で、三郎そのものだ。上手く言えないけど、顔が誰に変わろうが僕は三郎が大好き。」一つ一つの言葉を相手に伝えたくて大切に紡いでいき、そのままその手を自分の頬にくっつけ擦り寄り。「今、口を開くと三郎への気持ちが全て言葉になって漏れてしまう…。何回も好きって言ったら言葉の価値が下がりそうだし、纏まってなくて申し訳ないけど気持ちは確かなんだ。」そう伝えながら照れ臭そうにも、へらりと自分自身に困った様に苦笑いを浮かべて。)

(/いえいえお気になさらず。此方も長くなってしまいましたので…!此方としては長さに関しては地雷と言いますか、嫌だと思う長さはありません!背後様も好きな長さで御返事して頂けたら幸いです。蹴り可です。)

  • No.118 by 鉢屋三郎  2017-12-26 11:45:09 

(手の甲に唇の感触を感じると、驚いてびくっと体が震えて。恐る恐る手を下げると、口にされたのは自分も練習したいと言う言葉で?そう聞くと、まだされないのに思わず緊張してしまって。口を固く結びながら小さく頷いて。心を乱す己が愛しいと言われ、嬉しくもあるが恥ずかしい感情も同時にあって心に浮かぶ気持ちは複雑で。その複雑な思いを誤魔化すように、薄ら笑いを浮かべて。お前のせいだよ、なんて冗談めかして返そうとした時、伝えられたのはめったに言われない己自身、「鉢屋三郎」を肯定してくれる言葉で。『顔が誰に変わろうが僕は三郎が大好き』、その言葉に心を貫かれ、はっと目を見開いて。顔も性格も、変装する度に変わってしまう自分にとってはその言葉は特別な物で。きっと相手は何気無く言ったのだろう、その事実がさらに相手への愛情を募らせ。次第に脳内が雷蔵への好きで溢れて行って、必死に言いたい言葉を整理して。まず纏まってなくても、良く伝わっていると言いたくて「大丈夫、ちゃんと伝わってる。」空いた片手で頭をぽんぽんと柔らかく叩き。そのまま相手を見据えて。「お前から貰う好きは、何度言われたって特別な物だよ。だから何回でも、どんな物でも私に好きをぶつければ良い。もし飽きた時は、その時は私が私でなくなった時だと思ってくれ。お前への愛情は、例え関係が途切れても尽きることは無いだろうから。」頭に置いた手を頬へ移動させ、両手で相手の頬を包む状態にし。すると互いの額を付け合わせ。微かに笑み、伏し目がちな表情で喋り始めて。「…あのな雷蔵、本当の顔を知らない人を愛するなんて、すごく難しいことなんだぞ。お前は人の外面だけでなく、内面もちゃんと見詰めて大事にしてくれる人だ。そんな人に今まで巡り会えなかったし、これから先も会うことは無いと思う。運命の人、なんて他人には軽々しく言えないがお前になら心からそう言える。最高の親友で、大好きな恋人で、私のことを真っ直ぐに見詰めてくれる、そんなお前に会えて私は本当に嬉しいよ。」精一杯の嬉しさを言葉に詰めて、大切に伝えて行って。言い終えると、自分も相手への愛情が口から零れていることに気付いて。それが嬉しくて、声となって笑いが漏れてしまって。「 ははっ、私まで思いが口から飛び出てしまった。臭い言葉で申し訳無いけれど、本心そのままの言葉だよ。」ふっと瞼を上げると、相手の顔が目と鼻の先に来ていて。照れ臭くなってぼっと顔が赤くなり。その照れ臭さを隠すように、ギュッと目を閉じ。「…ほ、ほら、練習して良いぞ。」顎を上げ唇を差し出して。)

(/お気遣いありがとう御座います…! 了解致しました、此方も書きたい長さで書かせて頂きます! 此方も嫌なロルの長さは御座いませんので、主様も好きな長さでロルをお書きになさって下さい。蹴り可です。)

  • No.119 by 不破雷蔵  2017-12-28 20:50:10 


(自分の気持ちはこうもはっきりとしているというのに、言葉にして相手に気持ちを伝えるというのは難しいもので。伝わらなくて困らせたり怪訝な表情をされたらと不安が募って行けば、頭に優しく触れる手と掛けられる声がその不安を掻き消して。自分と気持ちを受け容れてくれる相手の暖かさを感じ、また更に相手への好きだという気持ちが溢れて。相手の口から語られた『本当の顔を知らない人を愛するなんて、すごく難しいこと』、その言葉に目を丸くさせて。気付いたら目で追っていて、気付いたら好きになっていた自分には“すごく難しいこと”と思えなくて。それから続く相手の言葉に、嬉しさや照れ臭さといった幸せな感情でいっぱいになり。確かに物語等で見掛けそうな綺麗な言葉であり、きっと相手以外から言われたら本心なのだろうかと思ってしまいそうではあるが、相手の声や表情から言葉の一つ一つが本心で、自分に気持ちを伝える為に大切に選んでくれた言葉であることが伺えて。その相手の言葉に応えたくて、また自分からも溢れ出る想いを口にしようとした所で目先の相手から『練習して良い』との声と共に目を閉じられ。思わず「へっ」と間の抜けた声を出してしまって。練習とはやはり接吻の事で、先程自分からも練習させてくれと言ったはずだというのにいざとなるとまた恥ずかしくなって。先程はつい咄嗟に相手の顔に覆われた手の甲に口付けてしまったが、こんな至近距離で相手の顔を見るのはあまり無く、相手の顔が自分の顔であるのにこんなにもドキドキとしてしまって。鏡を見て自分の顔を見ても勿論何とも思わないが、自分と同じ顔をしている相手の顔を見てドキドキとしてしまう事実が、自分の相手への好きだという想いを明らかにしていて。相手が折角させてくれるというのに、唇というだけで恥ずかしさが首筋や薬指のときよりも何倍も増し。目を閉じているのを良いことに相手の顔をまじまじと見詰めていれば、もし練習ではなくていきなり本番をやったら相手はどう反応するのだろうかと考え始め。一応許可されたのは練習だったが、考え付いてしまったら相手の反応が知りたくなってしまい、気付いたら相手の頬に両手を添えていて、そのまま目を閉じそっと唇を重ねて。先程までは恥ずかしくて戸惑い、接吻なんて出来ないなんて思っていたが、相手の事になると自分は偶に迷わない所か、普通の人も出来ない様な決断力や大胆さを持つ様で。しかし唇をゆっくりと離していけば、じわじわと恥ずかしさが蘇り。「っれ、練習と本番どっちだったでしょう…か…」つい恥ずかしさを紛らわす為にこんな事を口走ったが、両手を頬に添えているのだからその答えは歴然であり。言っている途中にそれに気付けば語尾が段々と小さくなり、同時に顔も赤く染まっていき。頬に添えていた手を肩に移し、恥ずかしさで力が抜けた様に相手の胸に顔を埋めて。)

  • No.120 by 鉢屋三郎  2017-12-31 22:19:57 


(目を閉じていると相手の様子が分からないせいか、待つ時間を長く感じ、唇に当てられる瞬間を今か今かと待ち侘びて。先程は相手の顔ばかり見ていたからか、唇に触れられる感触を覚えると胸がドクンと鳴って。他人にはあまり触れられない場所である唇を、愛しい人に触れられると余計に緊張し、恥ずかしくなってしまい。瞼を閉じる力を強めて。少しすると唇の感触に違和感を覚え始め。両頬に伝わる暖かさにも気付いて。それらに勘付き、まさか、と驚いてパッと目を開ける頃には、唇から既に感触が消えている頃で。瞳の先には、言葉を告げると共に赤く染まって行く相手が居て。両方とも頬に添えられた手、指より柔らかい感触、恥ずかしそうに胸に顔を埋める相手、もしや今唇に当てられたのは、そこまで考えると何が起こったのか分かり切って。全てを察すると、小さく息を吸うと一緒にかあっと顔が真っ赤に染まって。次第に身体の温度が熱くなり、頭が沸騰しそうで。突然のことに度を失って「いっ、今、ちょ、直接口吸いしっ…し、た…」と呂律が回らない声になってしまって。その声を聞いて自分が動揺していると分かると、恥ずかしくて段々と消え入りそうな声になって行き。反射的に唇をパッと手でおさえて。何が起きたのか分かってるのに、信じ切れない自分が居て。それでも抑えても抑えきれない程、止めどなく嬉しさが流れて、心が溶けそうな程で。。唇を隠す手の下には、無意識に微かに緩む口元があり。零れそうになる感情を抑えるように、目を細めて。嬉しさに浸り落ち着きを取り戻すと、やっと直接口付けされたと言う事実を受け止められて。熱に浮かされ、へなへなと力無く相手の肩に顔を沈めると一緒に「なんだよ…もっと味わえば良かった、」と少しばかり悔しそうに口にして。「…でも、滅茶苦茶嬉しい。ありがとう。」そう礼を告げると共に相手をギュッと抱き締めて。気が動転して、今なら思ったこと全てが口から飛び出てきてしまいそうで、心の中が明け透けな状態で。「直接してやるって言ったのに…くそっ、悔しい。」子供が拗ねるようにそう呟いて。心が嬉しさで溢れたのに、告白も、そして唇にされる口付けの初めても、雷蔵に奪われた悔しさが残っていて。雷蔵をリードする自分で居たいのに、恋人っぽく振る舞おうとすると弱い自分が出てしまうのが口惜しくて。子供っぽくて自分でも情けないと思うが、言葉にしないとこの気持ちは晴れなくて。「…やっぱりお前は強い。いつもは迷ってばかりなのに、ここぞと言う時は大胆な決断するとか、正直かっこ良すぎてずるいと思ってる。そんなお前が大好きだし、憧れてる。だから私もお前の前では格好良く決めたいのに、恥ずかしさがそれを許してくれない。いつもは冷静を保てるのに、お前の前だとその冷静さが崩れて手も足も出なくなってしまう。それがすごく 悔しい。」何かしら、相手を恥ずかしがらせることを言わないと気が済まなくて。抱きしめる力を強め。「…全部お前のせいだ。全部、お前がかっこ良すぎて可愛すぎるせいだ。お前のことが愛おしすぎるせいだ。…だから、たくさん仕返しして、私のことしか見れなくさせてやる。私のことで、頭いっぱいにさせてやる。だから…覚悟、しておけ。」息が詰まる声で、心の奥底にある感情を吐き出すように言って。さらっと格好良く言うつもりだったのに、恥ずかしさが邪魔して結局格好悪い姿になってしまって。きっと今の自分は最高に情けない姿をしているだろう、そう考えるとさらに恥ずかしさが増し、ますます相手に顔を見せられなくなって。頭を下げたまま相手の両肩を掴み、相手から離れて。暫くして落ち着くと、顔を上げ。真っ赤な顔を隠せないまま、相手を真っ直ぐに見据えて「私にも口吸いさせろ。今のも本番だし、これからやるのも本番だ。次はお互い見詰め合ってするぞ。いいな? 」と強めに言い放って。)

(/遅くなってしまいすみません! 返信を遅く送ったのに申し訳無いのですが、1月が始まってからの二週間は返事が遅くなってしまうかもしれません。まだ予定があやふやで「かも」としか伝えられない状況なのですが、極力早く返信出来るよう善処致します。ご了承頂けると幸いです。蹴り可です! )

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