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俺はお前と真剣に向き合うと言った。大事にするつもりだ。(関係性等まだはっきりさせたわけではないが、真っ直ぐ見つめて今はっきり言える事のみ伝え)

その反応はキスにも先がある逃れ分かってるようだな、と。(悪態の可愛さにクッと小さく笑うと顎を上げさせ親指で唇なぞり)助かるぞ、と。何か食べたいものはあるか？そもそも冷蔵庫の中身は…と。(相手の希望を聞きつつ冷蔵庫を開けてみて)

ありがとう…その言葉だけで十分嬉しい。(感極まって一筋の涙を流すと指で拭って微笑み)

ヴっ…(墓穴を掘ってしまい、顔を上げられるとしまったという顔で目線を逸らし)
んー…ハンバーグが食べたい(少し考えだ後に如何にも男の子というようなメニューを希望して、材料はあるのかと一緒に覗き)

…たく、大袈裟だぞ、と。(困ったように笑みながら伝った涙を拭うよう頬に口付け)

それなりに知識はあるのか本能で悟ったかはわからないが…変態呼ばわりする程抵抗があるなら、あの先へ進むのは難しいな、と。(ニヤニヤ笑みで意地悪な事を口にし) ハンバーグ、ハンバーグ、…と。拘らなきゃ何とかなりそうだぞ、と。(冷蔵庫を探り、材料を取り出しつつ頷いて)

それ位レノの事が好きって事(態とらしく拗ねるが頬に口付けられた事に照れてしまい、照れ隠しするかのように抱きつき)

え、それはその…別にレノは変態…じゃない…(あからさまに焦って上記を述べながら、必死になっている自分こそ変態じゃないかと思ってしまい一人で顔を赤くし)
本当か？良かった(余程食べたかったのか子供のような笑みを浮かべ)

可愛い奴だぞ…と。(思わずふ、と笑み溢し、抱き締めながら頭なでなで)

まぁどっちでもいいぞ、と。お望み通り次は口ん中たっぷりと掻き回してやるからな。(相変わらずのわかりやすさに口元が笑ってしまい。悪戯な笑みを浮かべながら、頬を紅潮させる相手が更に羞恥するだろう台詞を故意に向けてやり)
良かったな。その前に…と。アレが何処かにあった筈だぞ、と。(あどけない笑みを見ては頭をぽんと撫で。材料をキッチンに用意した後、何やら楽しそうに何かを探し始め)

素直じゃないのにか？(言葉通りに褒められた今でも素直になれず、やっぱり相手に撫でられるのが1番落ち着くと頭の中でぼーっと考え)

…掻きっ…？！(一瞬なんの事か分からずに首を傾げ考え、言葉の意味を理解すると耳まで真っ赤にし思わず顔を手で覆い隠し)
え、なんだ？(楽しそうにする相手につられこちらも笑顔で後ろをついて行き)

逆にお前ほど素直な奴はなかなか居ないぞ、と。(自分から見れば十分すぎるほど素直だと誉め)
ん？具体的に理解出来るなら問題ないな、と。…にしても、真面目なクセに随分むっつりだなお前。(そんな相手とは裏腹に平然とした態度でからかってやり)

あったぞ…と。料理の前にエイトにはこれを着けてもらうぞ、と。(何やらがさごそと探し取り出したのは、以前相手に無理やりつけさせた可愛らしいピンクのエプロンであり)

そうなのか？レノがそう思ってくれているなら良かった(勢いよく顔を上げ、誉められるとふにゃりとした笑顔になり)
う、うるさいっ(どうやら墓穴を掘って追い込まれているようであまりの恥ずかしさに背を向け)

え…まだあったのか(楽しそうな顔から一変、苦い記憶が蘇りジト目でそのエプロンを見つめながら後退りし)

(無防備な笑顔を見てすかさず軽く口付け、率直な気持ちを再度口にして)…可愛いぞ、と。
怒るなよ…と。(いじけるような仕草にククッと小さく笑うと、後ろから抱き締め囁いて)…後でさせてくれるんだろ？

何で逃げるんだ？こいつを着たエイトにレノさんはメロメロになるに違いないぞ、と。(ふざけた事を言いながらじりじりと追い詰め)

！…ズルい(口付けられた自分は混乱してしまうのに対し余裕たっぷりな相手はやっぱり大人でカッコよく見え、高鳴る胸を誤魔化す為悪態をついているがその表情はトキメキを隠せず)
そ、そんな恥ずかしい事聞くなよ(後ろから抱き締められる行為と囁かれた言葉に心臓が飛び出てしまいそうな程ドキドキし、振り返る事も出来ずにやっとの思いで言葉を絞り出し)

それでもやっぱり俺にはこんな色似合わない！せめて水色にしてくれ(首を激しく横に振り、咄嗟に水色を指定したがそれも似合わないと思い言ってから後悔し)

狡いのはお前だぞ、と。(余裕に見えても何だかんだで相手の言動や表情に揺さぶられているようで、少し悔しそうに頬を軽く摘まんでやり)
…して欲しいって言えよ。(抱き締めたまま耳元で囁く声は命令形ではあるが甘さを帯び、返事を促すよう抱く腕に力をこめ)

却下。ピンクといったらピンクだぞ、と。(思いがけない懇願に込み上げる笑いを堪えつつここは譲らない勢いで) 素直に従うなら俺も後で何かひとつ言うこと聞いてやってもいい。

何するんだ、それに俺の何処がズルいんだ(摘まれたまま話しにくそうに返答し、不機嫌そうな顔はしているが嫌悪感等は全く無く)
っ！…し、してほし…い。(いつも以上に強引な言葉ではあるが抵抗する気も起きず、寧ろ従ってしまいたくなるような気持ちになり言いなれない言葉を口にし)

レノの頑固者…。え、何でもいいのか？(ボソリと文句を言ったあと、あの俺様な相手が自分の言う事をひとつ聞いてくれるのが凄く珍しくて気持ちが揺らいでしまい)

教えてやらないぞ、と。(頬から手を離すと噛みつくように口付け)
──いい子だぞ、と。…じゃあ今日は一緒に寝るか。(返事を聞けば満足そうな笑みを浮かべ、首筋に唇落とし)

罰ゲームみたいなのじゃなけりゃな。ま、思い付いたらでいいぜ。(揺らいでいる隙に手早くエプロンを装着させてしまい)

んっ！(意地悪だと文句を言う暇も無く唇を塞がれ、不機嫌そうな表情が段々と赤くなっていき)

一緒に？…っ(自分が好きな相手と一緒になんてちゃんと眠れるだろうかと心配したのも束の間、首筋に口付けられると思わず体がビクリと動き思考が停止し)

分かった、何か考えておく…って早すぎる(色々としてもらいたい事も有るし迷うなと独り言を呟き、ふと下を向くと既にピンクのエプロンが装着されており思わず声を上げ)

あまりし過ぎて飽きられても困るからな。この辺にしておくぞ、と。(唇を離すと悪戯な笑みを浮かべて)

…一緒は嫌か？(そのまま首筋のラインをなぞるように何度も柔らかく口付け)

いい感じだぞ、と。(エプロン装着した相手をまじまじと見た後、特にからかう事はせず満足そうに笑み)…じゃあ早速始めますか、と。(邪魔になりそうな制服の上着を脱ぐとシャツの袖を捲り)

何度されても飽きないし嬉しいのは変わりない(そのせいであまりしてくれなくなるのも少し寂しい気持ちになってしまい真っ直ぐと相手を見つめて気持ちを伝え)

い、嫌じゃない…ただ、ドキドキして眠れるか分からない(口付けられる度にビクビクと身体を震わせ、今されている行為と自分で言っている言葉が余計に恥ずかしい気持ちにさせ)

う、うるさい(意外にも茶化して来なかった相手に調子が狂い、恥ずかしさから目を合わせられず)
…あ、あぁ。(あまり見慣れない姿に思わず見惚れてしまい、声を掛けられ我に返り)

そうか？俺の方が飽きる可能性もあるぞ、と。(これ程素直な相手に意地悪したくなる自分の大人げなさを内心自嘲しつつ緩く首を傾げ)

心配すんな。安心して眠れるようにずっと頭撫でててやる。(唇を離すともう一度背後から抱き締め直し、髪に頬を擦り寄せるように)

まず手洗いだぞ、と。(そんな相手の心境を知ってか知らずか瞳細めると、相手をシンクの方に呼び)

え…あ、そう…だよな。(そこは考えていなかったと呆然と話を聞き、流石に嫌だとは言えないよなと考え寂しそうに下を向いて)

それは凄く安心しそうだけど…頭撫でるだけなのか？(想像すると確かに気持ちも落ち着いて安眠出来そうだが、少し物足りなそうにおずおずと後ろを振り返り)

あぁ、基本中の基本だな(袖が濡れないように袖を捲って手洗いを始め)

冗談だぞ、と。俺も飽きる気がしない。(ふっと頬緩めると頭をぽんぽんと撫で)

ん？他に何をしてほしいんだ？(当然それだけではなかったが、何を望んでいるのかと敢えて訊ねてみて)

しっかり洗えよ、と。(背後から相手を包み込むように密着しつつ腕を伸ばせば、態とらしく相手の指と絡めるように洗い。十分な泡で指の間を擽るような悪戯を)

良かった…冗談が過ぎる(相手の言葉に安堵の笑みを浮かべ)

…キスの続き(キスという言葉を口にしただけで顔を赤くし、先程の続きを強請り恥ずかしさのあまり振り向いていた顔を前へ向き直し)

レノ…これ擽ったい(後ろから覆いかぶさってきた事だけでも照れてしまうのに手を絡められ、泡で余計にヌルヌルした感覚に擽ったさと何とも言えない感触に身をよじらせ)