エイト 2019-12-31 12:06:35 |
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へぇ…お前が言う鍛錬とはまた別に学業もあるのか?(相手の世界の事を興味ありげに問い)
そんなにビビるなよ、と。少し甘やかしたくなっただけだぞ…と。(腕の中で相手の緊張が伝われば、嫌がる事はしないとばかりに宥め、愛でるように髪や額や目尻に軽く口付けていって)
あぁ、俺の世界の歴史や戦い方について学んでいる。レノの世界には学校みたいなものはあるのか?(自分の世界の事を説明すると、次は相手の世界が気になり)
俺にはまだ慣れるような気がしない(この時ばかりは自分の経験の無さを恨み、相手の唇の感触に頬を赤らめ)
なるほど…と。あるっちゃあるが、お前の世界の学校とはまた少し違うかもしれないな。もっとも俺は関わる機会がないから詳しくは知らないぞ、と。
…まぁ取り敢えずはハグまでの約束だったし、この辺にしておいてやるぞ、と。(順に唇を落としていき、頬にも触れさせてはそこで制止をかけ)
そうなのか、レノは学校に行ってなかったのか?
…これ以上続けられると俺の心臓が持ちそうに無かったから助かった(頬に唇が触れるとピクリと体を震わせ、相手の顔が離れると胸に手を当て大袈裟な事を述べ)
…今の部隊に配属される前に軍事学校になら少しな…まぁ色々あったぞ、と。(少し思案後ちらっと口にするも、あまり話したくない過去もあるのか言葉濁し)
ここから先の許可はいつ出るのか楽しみだぞ、と。(そんな相手とは対照的に余裕の笑みを浮かべてみせ)
そうだったのか…もしかしてあまり言いたくなかった事か?悪かった(珍しくハッキリと話さない相手に何かあったのかと察すると申し訳なくなり、素直に謝罪し)
ま、まぁ楽しみにしてろ(いつも通りの余裕がある相手に悔しくなり、こちらも無理やり余裕を出そうとし上から目線で述べた後にやってしまったという後悔の表情に変わり)
ん?謝る必要はないぞ、と。お前みたいに優等生じゃなかったって事だ。…なんてのは見ればわかるか。(笑いながら頭をぽんぽんし、相手が気にしないようにおどけてみせ)
気長に待つつもりではいるが、あまり焦らすと無理やり奪うぞ、と。(一連の様子を可笑しそうに見届けた後、顎を上げさせ間近で不敵に笑んで)
そうだったのか、確かにレノは問題児なイメージはあるけど決して頭が悪い訳では無いからそれは違う(見た目が派手ではあるが話していて色々知っている相手は決して劣等生では無いと確信し、お返しとばかりに背伸びをし相手の頭を撫で)
なっ?!…わ、分かった(今まで誰にもされた事ない行為に言葉を失い、言葉の意味を理解すると耳までも赤くそめ)
こらこら、セットが乱れるぞ、と。(真面目で優しい相手らしいフォローに自然と笑みを溢しつつ、撫でられた髪に触れ)
ん?何でそんなに赤くなるんだ?俺が言っているのはキスの事だぞ、と。(良く見れば耳まで赤い相手、真面目すぎて深読みし過ぎたのかとからかうような笑みを向け)
あ、すまない。…レノの髪って綺麗だな(自分とは違う長い髪を見つめ)
し、知ってる!(図星をつかれたのか冷静さに欠けてしまい今度は違う意味で赤面し)
ん?そういえばだいぶ伸びたな…と。イメチェンで色を変えてみるか。(意外な誉め言葉に瞬くと、自らの髪に触れつつその気もない事を口にし)
そんなに急かすなよ、と。期待に応えてゆくゆくは全部貰ってやるぞ…と。(熱くなる様子が可愛いようで、笑み浮かべながら肩を抱いて耳元で囁いてやり)
え、変えちゃうのか?…せっかく同じ色なのに(相手の髪の色や髪型が素敵だと思っていた為残念そうに述べ)
全部…?!それって(完全に意味を理解するとまだ先の事だと言われているのに軽くパニックになり、それに追い討ちを掛けるかのような行為に素早く相手の腕を抜けると未だ熱のある耳を触れ)
同じ色?誰とかな、と。(にやにやと楽しそうに問い返し)
つれないぞ…と。(逃げられてしまえば態とらしく残念そうな表情で肩を竦め)…まぁなんにせよエイトにはまだ早いぞ、と。
それは…俺と(ニヤついている相手に悔しそうに小声で述べ)
あ、ごめん(咄嗟にとはいえ相手の表情に罪悪感を感じて相手へ駆け寄るも、子供扱いとも取れるような言葉に「別に早くは無いはずだ」と意地を張り)
お前の髪は落ち着いていていい色だぞ、と。触り心地もいいしな。(ふ、と小さく笑いながら髪の感触を楽しみながら撫でて)
軽いハグくらいでガチガチに緊張している奴がよく言うぞ、と。(逃げられた事は大して気にもしていないようで、強がりとも取れる言葉にからかうような笑みで返し)
そうか?…ありがとう。(髪型を褒めてもらった事も無かったからか、少し驚いた後に嬉しそうに笑い)
それは…まだ慣れていないだけだ(痛いとこをつかれ歯切れの悪い言い方をし、先程の事は気にしていない相手の様子に「さっきの態度は嘘だったのか」と疑惑の目を向け)
お前のは地毛なのかな…と。(素直に嬉しそうに笑う様子を微笑ましく思いつつ、洒落た色ではあるが自然なそれを確かめるように触れ)
警戒されるのは慣れてるぞ、と。お前が本気で嫌がってるわけじゃないのもわかるしな。(疑惑の眼差しに対し飄々とした態度で返し、だろ?と同意を求めるように笑み)
あぁ、地毛だ。レノは地毛じゃないのか?(今まで色を染めた事もなく、相手の質問にそっちは地毛ではないのかと疑問をもち)
そうだ。まぁ、それなら良かった。(相手の態度に怒る気もすっかり失せ、そっと相手に抱きついてみれば「これから慣れれば良い」と自分に言い聞かせるように述べ)
さぁどうだろうな…と。(地毛にしては鮮やか過ぎる真っ赤な髪に触れて) 俺は気に入ってるぞ、と。
そうだな。慣れる為に抱き枕にもなってもらうぞ、と。(自ら抱き着いてきた相手に普段より柔らかく笑むと、抱き締めて頭を撫でてやり)
俺もレノの髪好きだ(やっぱり自分も触れたいようでうずうずした仕草で相手の髪を見つめ)
抱き枕は少し恥ずかしいが、善処する(相手の温もりと撫でられている感触に気持ち良さそうに目を閉じて)
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