エイト 2019-12-31 12:06:35 |
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ん?セットを乱すのはなしだぞ、と。(そんな仕草から察したのか触れやすいように軽くそちらに傾け)
…お前、撫でられるの好きだな。(気持ち良さそうな様子を見、ずっと以前から頭に触れる事だけは嫌がられなかった事を思い出し口にし)
え、良いのか?(目を輝かせそっと触れると毛並みに沿って撫でてみて)
好きなのかな?…何だか凄く落ち着くからかも(目を開けると暫く考え、思いついた事を述べた後また心地良さそうに目を閉じて相手の胸に顔を埋め)
…やっぱりこういうのは慣れないぞ、と。(少しの間大人しくしていたが、撫でられる行為に慣れていないのか何とも言えない表情で体勢を元に戻し)
なるほど。…エイトは意地っ張りなところがあるからな。俺が甘やかしてやるぞ…、と。(多感な年頃に鍛練ばかりしていたらしい相手。他人に甘える機会もそうなかった上、性格面でも難しかっただろうと勝手に想像し、ゆっくりした動作で頭を撫で続け)
あっ…。慣れないのに撫でさせてくれてありがとう(思わず残念そうに声をあげるも慣れない行為をしてくれた相手に頭を下げて感謝をし)
確かにいつも意地を張っている気がする。甘え方とか知らないが良いのか?(自分の性格を言い当てられると素直に認め、そんな自分だからこそ可愛げのない態度しか取れないので気を悪くしないだろうかとおずおずと顔をあげ)
嫌な訳じゃないが、こっちの方がしっくりくるぞ、と。(こんな事にも感謝を示す律儀さに困ったような笑みを浮かべ、やはり自分は撫でる側だと言いたげに相手の頭に触れ)
意地っ張りを飼い慣らすのも面白そうだぞ…と。(肯定のつもりか冗談混じりに笑いながら頬を撫で)
確かに、それは俺もしっくり来る気がする。(先程自分で言っていたように、撫でられるのは本当に好きなようで嬉しそうに笑い)
もう十分飼い慣らされている気がする。(頬を撫でられるとくすぐったそうに笑い)
撫でてくれる奴に懐いてついていくなよ、と。(そういった警戒心に関しては心配はしていないが、敢えて忠告し)
いや、まだまだこれからだぞ…と。(距離を詰め間近で見据えると不敵な笑み浮かべ)
それは心配ない、撫でてくれるなら誰でも良いわけでは無い(なかなか人に心を開けない自分。そんな自分が唯一許せる存在に対して自信ありげにニヤリと笑い)
レノ…?!(思わず相手の名前を呼び、自分にとってはピンチな状況の筈なのに胸が高鳴り相手の目を逸らせずにじっと見つめ)
警戒心が強い奴で良かったぞ、と。(予想通りの答えに満足そうに笑んで)
そんな期待の眼差しで見るなよ、と。(相手のペースに合わせるつもりが思わず揺らぎそうになり、笑みを浮かべながら鼻をきゅっと摘まんでやり)
レノこそ色んな奴の所へホイホイ着いて行くなよ(ヤキモチからなのか行って欲しくないとばかりに相手の服の袖を掴み)
わっ!…っ、何するんだ(鼻を摘まれ思わず目をぎゅっと閉じた後、相手から体を放し不機嫌な表情で猛抗議し)
遊びでも駄目か?(仕草が可愛く思え、敢えて意地悪な返しをし)
無防備過ぎるお前が悪い。うっかり手が出ても知らないぞ、と。(悪びれる様子なく返し、頭をぽんと撫で)
駄目に決まってるだろ(袖を掴んだまま想像もしたくないとばかりに首をイヤイヤと振り)
レノの前だから無防備なだけだ。(信用しているからこその態度なのだと主張した後に「レノになら別に良いのに」と目を逸らして小さく呟き)
…軽い浮気くらい許してくれよ、と。(今になってはするつもりもないが、可愛さ故にもう少しだけ意地悪したくなり、困ったような笑みで)
──…わかったぞ、と。(その素直さに負けたとばかりに小さく溜め息をつき)じゃあ少しだけ先に進むぞ…と。(耳元から頬にかけて撫でると顔を近付け、まずは額に軽く口付け)
う、浮気に軽いも重いもない!(想像でもしてしまったのか怒った表情はしているが目に涙を浮かべ)
あぁ…(自分で言ったもののいざ目の前にすると緊張で目をぎゅっと閉じ、頬へ触れられビクッと体を震わせ額に口付けられただけで思わず「んっ…」と声が漏れ)
冗談だって。泣くなよ、と。(怒られる事は予想内だったが、涙目を見て若干慌てて抱き締め)
力みすぎだぞ…、と。(緊張が伝われば頭を撫で、目尻や頬、耳許にもゆっくりと唇触れさせていき)
泣いてないっ!…まだ(怒りながら否定するが若干図星だったのか言葉を付け足し、ムスッとした表情で抱き締め返し)
わ、わかっ…てる(理解はしているものの唇が触れる度にピクリと体が反応し、力が抜けそうなのを必死で堪え)
おねーちゃん達の連絡先は全部消去するぞ、と。(不機嫌になりながらもしっかり応えてくる相手の頭をぽんぽん撫でながら)
……、(緩やかな動作で次々と口付けた後、緊張から固く目を閉じている相手を見つめ。ふっと柔らかく笑んだ後髪を撫で、そっと唇を重ねて)
えっ、本当に?(そこまでしてくれるとは思ってもいなかった為勢いよく顔を上げて目を丸くし)
んっ…!(唇に暖かな感触を感じると口付けられたのだと気が付き思わず声が出てしまい、その状況と自分が出た声に恥ずかしさを感じるも無意識の内に相手の首へと腕を回し)
ん?例え遊び相手でも繋がってるのが嫌なんだろ?(抱いたまま今度は此方が不思議そうに問い)
(今回は触れるだけの口付けでやめておくつもりだったが、首に回された腕にどうしたものかと思考巡らせ。相手の反応を窺いつつ、もう少し密着度を深めるよう角度を変えながら唇を何度か軽く食んでみて)
あぁ…どんな相手であろうがやっぱり嫌だ。(いつもなら意地を張ってしまう所なのだがここで張ると絶対に後悔してしまうと素直になり、こういう感情を抱いてしまう自分は案外我儘だったのだと気付かされ思わず「俺って我儘なんだな」と呟き)
っ…!(知識も無かったせいか初めての事で頭が混乱し、次第に呼吸もしにくくなり苦しそうな表情になり)
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