エイト 2019-12-31 12:06:35 |
通報 |
そんな可愛い我儘なら歓迎してやるぞ、と。(どことなく嬉しそうな声色で返し、抱いたまま耳元に口付け)
(相手の変化に気付けば、解放してやる際にちゅ、と軽いリップ音立てて離し) …大丈夫か?最初はこの辺にしておくぞ…と。
これは可愛い内に入るのか…ありがとう。(自分では我儘だと思っていた事もすんなりと受け入れてくれる姿に大人だと尊敬の眼差しを浮かべ、耳元に唇が触れると思わず息が漏れ)
…はぁっ…(体力には自信があった筈なのに肩で呼吸をするように息を切らし、呼吸ひとつ乱さない相手を不思議そうに見つめ)
それにお前のその感情は誰にでも起こる自然なもので我儘なんかじゃないぞ、と。(眼差しに含まれた心情が何となく伝われば、少し決まり悪そうに返し)
もっと軽くしておけば良かったか…。次は気を付ける。(自分の中ではごく軽いものにしたつもりだったが、失敗したとばかりに頭を掻き。肩にそっと手を置きひとつ約束を)
そうなのか?…レノもそういう事あるのか?(キョトンとし、皆そうなら相手もそういう感情が湧き自分はその対象になるのか聞きたいが怖くて聞けず結局遠回しな質問になり)
い、いや…俺が経験不足だったからだ。だから気を付けなくて良い…俺はもっとして貰いたい(ようやく呼吸が整うと首を振り、自分のせいで気を遣わせている事にも納得いかず寧ろあの時の感覚を思い出すと胸がときめく程で)
まぁ…そういう事もあるぞ、と。…もっとも俺は割り切った付き合いの方が多いけどな。(恋愛面での正常な感情が湧くほど本気になった事があっただろうかと思い返しつつ、事実を交え曖昧に返しておき)
無理するなよ、と。少しずつでいい。(気持ちは素直に嬉しく思うも真面目な相手のこと、此方への気遣いもあるだろうと、頭をぽんぽん撫で)
そうなのか…ちょっと納得は出来るかも(今までの相手の言動から何となく想像は出来、苦笑いをし)
無理はしていない。…だけどありがとう。(そういう訳では無いと首を振り、相手の優しさに素直にお礼を述べるも暗い表情で)
そういう感情を持つのが面倒で敢えて避けてる部分もある。…まぁ誰かさんのせいで、そういうわけにもいかなくなりそうだぞ、と。(嫉妬や独占欲の類いを抱くのは己にとって邪魔でしかなかったが、久々に湧き起こりそうな予感を遠回しに告げ)
何か言いたそうだな、と。(何かしら腑に落ちないのはその表情が物語っており、顔を覗き込み極力柔らかい声音で問い)
え、それって…(遠回しな言い方でも何となく察するも確信は無いため自分なのかとハッキリと言えず動揺から目が泳ぎ)
えっと…俺はレノの事が好きだったからずっとこうなる事を望んでた。だから俺の経験不足故に少しづつになるのは少し辛い(上手く気持ちを纏められないながらも思っていた事を述べ、眉を下げて困ったような表情で見上げ)
──…ご名答だぞ、と。(自信がなさそうに瞳揺るがす様子を見てふっと笑みを浮かべては、ちゅ、と素早く唇奪ってやり)
…確かにお前に合わせようともしたが、それだけじゃない。ゆっくり進めていく方がお前も心の準備が出来るし感度も高まる筈だぞ、と。(純粋で素直な相手を見ていると自分の狡さが身にしみ、まとわりつくもやもやした感情を振り払うようにいつもの調子で軽口叩き。しかし真剣な相手の気持ちにしっかり向き合うと約束した為、真っ直ぐに見つめながら頬を撫で、合図のように名を呼んで) …エイト、さっきの続きだぞ…と。
わっ(一瞬何があったか分からず自分の唇を触りキスをされたのだと分かり、こ慣れた相手の動きが大人の男性だと再認識すると意識してしまい顔を赤らめ)
感度…?(それはどういう事なのだろうかと考え、相手の事だからきっと変な事なんだろうかと難しい顔で見つめ。“さっきの続き“と言われれば胸がドクンと高鳴り、たちまち顔に熱が帯び緊張と期待が入り交じったような表情で見上げ)
流石にお前くらいの年の男に手を出した事はないから扱いに悩むところだぞ…と。(今までの相手にはない純粋さでその都度新鮮な反応をくれる為、背徳感に似た感情が湧く一方で無性に愛でたくなる衝動に駆られ)
…ゆっくりいくぞ、と。目は軽く閉じて、もう少し力抜いとけ。(此方を見上げてくる表情が愛おしく、頬に触れたまま瞼の上に軽く口付けながら囁いて)
そうなのか?…へへ。(意外そうに目をパチパチと瞬きし、大人でもあり性格上経験もかなり豊富と思われる相手にもまだ《初めて》が残っていたという事を知ると嬉しくなり)
あぁ、分かった(緊張から体に力が入りそうにするのを必死に頭の中で自分に力を抜けと言い聞かせ、瞼に口付けられるとそのまま目を閉じ)
そりゃそうだぞ、と。お前まだ15か16くらいだろ?そんなんばかり手を出してたら捕まるぞ、と。(確かに様々な経験はしてきたものの、いい大人が相手くらいの年頃ばかり狙うのは流石にどうかと苦笑い浮かべるも、何処と無く嬉しそうな様子に首傾げ)…何だか嬉しそうだぞ、と。
(相手が目を閉じれば一度軽く触れるくらいの口付けをし。再び重ねると、唇で相手の上唇を柔く挟み舌先で軽く舐め)
あぁ、今は16だ。(言われてみれば確かにそうだと納得し、嬉しそうにしている理由を聞かれると「レノにはもう初めてが無いと思ってたから…どんな物でも初めてを貰えた気がして嬉しいなって。だけど、俺のせいでレノが捕まったらどうしよう」照れくさそうに話していたが先程相手が言っていた言葉が気になり途端に不安げな顔になり)
ん…(自分の上唇が柔らかい物に挟まれ、尚且つ舐められているような感覚に頭の中で相手がそうしていると考えると恥ずかしさと嬉しさでいっぱいになり、もっととオネダリするかのように相手の首へと腕を回し)
初めてがないって…どんだけ遊んでるイメージなんだ俺は。(清々しい程の素直さにやれやれと可笑しそうに笑い。本気で捕まる心配をし始めたのに笑いを堪えながら真剣な表情で両肩に手を置き言い聞かせるように)…捕まったらその時はその時だぞ、と。俺が居なくなっても強く生きろよ。
……覚えが早いな。(ガチガチに緊張していたのが嘘のようなくらい柔軟に受け入れる相手。それでいいと髪を撫でながら口付けの合間に囁けば、唇に舌を這わせたり軽く吸ったりと、感触を堪能するような緩々とした動きで口付け交わし)
え、あ…悪い(言ってから失礼だったと気が付き慌てて謝罪し、捕まったらという話にまだ捕まるなんて決まっていないにも関わらず「嫌だ、レノが捕まらないように俺が説明する!もうレノが居なくなったら俺…」勝手にどんどん悪い方に考えてしまい涙目で顔面蒼白になり)
んんっ(耳元で囁く相手の低い声が妙に色っぽく感じ、何とも言えない感情の中でされてばかりも悪いのかなと思い始め自分がされたように舌で相手の唇を遠慮がちに舐めてみて)
へぇ…お前が?何て説明するんだ、と。(また泣かせてしまいそうになり思わず抱き寄せるも、相手がどう説明するのか知りたくなり)
…っ、(唇の感触を堪能する中、相手の行動に少し驚きつつ応えるように先程より大胆に舌を這わせ唇を擦り合わせるも、敢えてそれ以上深くしないまま唇を離し)…まだ二回目なのに随分慣れたもんだな…と。
えっと…俺がレノに頼んで手を出してもらったから無罪だって説明する(暫く考えた後に自信なさげに答えると相手の服の袖をギュッと握り)
…っ、慣れていかないと止めちゃうだろ?(未だ顔は赤いままだが呼吸は先程よりは乱れておらず、相手から体を離すと「なぁ、お腹減らないか?」と自分は少しお腹が減ったらしく)
それは違うぞ、と。頼まれたからやったわけじゃない。…それに俺達の関係なら何も問題ない筈だ。(縋るような言動が愛おしくなり抱き締めながら頭を撫で。真摯な付き合いである延長上の事でなら問題ない旨伝え)
了解だぞ…と。次はもっと濃厚なキスでいく。(口角上げ挑発するような眼差し向けるも、急な発言に拍子抜けして)…切り替えが早いぞ、と。まぁ確かに腹は減ったな…。適当に何か作るか。
そうなのか?それに俺達の関係って…(相手の腕の中で顔を見上げ、問題のない関係と言う言葉に理解すると思いは伝えたが相手も同じ気持ちだとは思っていなかったらしく先程とは違う意味で目を潤ませ)
濃厚…レノの変態(言葉だけでも顔を真っ赤にし思わず悪態をついてしまい。切り替えの早さを指摘されると「何か沢山緊張したらお腹が減った…俺も手伝う」とお腹をさすり)
トピック検索 |