オリトレ 2021-11-07 10:17:32 |
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そうだな…さすがに寒い…へっくしょん!
(さすがに寒気を感じてくしゃみをすると、がくがく震えだし)
でも着替えなんてないしな……あの、キタちゃん。良かったらトレーニング用のジャージ貸してくれないかな?
(困り果ててキタちゃんを見ると、162cmと高身長なのを思い出しそれなら入るんじゃないかと思い、申し訳ないように頼んで)
わわっ、大変!あたしのジャージなんかで良かったら使ってください。今、更衣室から持ってきますね!
(くしゃみをするのを見て本当に風邪を引いてしまうと慌てれば、急いで自分のジャージをとりに更衣室へと走って)
…お待たせしました!どうぞ
(少ししてジャージを手に走って戻ってきて)
ありがとう、それじゃ着替えてくるよ。
(ジャージを受け取り、トレーナー用の更衣室へと向かい)
……ただいま、おかげでとても暖かいよ。ありがとキタちゃん。
(数分後、キタちゃんのジャージを着てプールまで戻ってきて、心から笑顔でお礼を言う)
良かったです!…あ、でも、早めに髪とか乾かしてしっかり温まってくださいね!ジャージは次のトレーニングの時に返してくれればいいので
(笑顔が見られてひとまずは安心したが、念には念をと改めて相手の体調を心配するように口にして)
分かった、それじゃあ今日はこれでおしまいにするよ。キタちゃんもゆっくり休んでね。
(風邪を引いたらキタちゃんにも迷惑をかけると思い、足早に帰り)
次の日
えっと…いたいた…キタちゃーん!
(昼休み、カフェテリアにいたキタちゃんを見つけ、手を振りながら近寄り)
あ、トレーナーさん!良かったー、元気そうですね
(相手の声に振り返って手を大きく振り返して、風邪など引いてはいないことに安堵して)
それで、トレーナーさんもこれからお昼ですか?
まぁね。そうそう…はいっ…ジャージありがと、ちゃんと洗濯したから安心してね。
(手から下げていた紙袋から綺麗に畳まれたジャージを取り出して、キタちゃんへと渡して。)
それと、お礼としてクッキーを焼いてきたんだ。良かったら食べて欲しいな。
(椅子に座って紙袋からタッパーを取り出して蓋を開ける。中には、プレーン、チョコチップ、紅茶葉入りのクッキーが入っている。)
わっ、ありがとうございます!美味しそうなクッキーですね、トレーナーさんってお菓子作りとか得意なんですか?
(タッパーの中のバリエーション豊かなクッキーを見るとキラキラと瞳を輝かせて)
一人暮らしだからさ、料理してるうちにお菓子の作り方も覚えてね。ほら、食べて食べて。
(キタちゃんの反応で上機嫌になりニコニコしながら食べてくれるのを待ち)
そうなんですね、あたしも料理の勉強しようかなあ…。と、それじゃあいただきますね!
(やはり料理ぐらいはできた方がいいのだろうかとそんなことを考えつつ、勧められるままクッキーを口へと運べばパッと表情を明るくして)
わあ、このクッキーすごく美味しいですよ!トレーナーさんは凄いです!
……そ、そうかな…普通にレシピ通りに作っただけなんだけど…ま、まぁ、そんなに喜んで貰えたなら……作ってきて良かったな……
(キタちゃんの表情を見て、褒め言葉を聞いて照れてしまい思わず顔を顔を隠して)
あ、あの…また作ってきたら食べてくれる?
(指の隙間からキタちゃんを見て、恐る恐る聞き…)
え?はい!それはもちろん、こんな美味しいお菓子ならいつでも食べたいです!…あ、でも食べ過ぎて太っちゃっても困るからいつでもっていうのはちょっと考えないといけないですけど…
(即答で答えたはいいものの、よくよく考えたら甘いものをあまり食べ過ぎも良くないかもしれないと思い直し程々にならという結論に至り)
あー…そうだもんね…担当の体重管理もトレーナーの仕事だし……じゃあたまにこうやってお菓子作って持ってくるね。
(嬉しすぎてキタちゃんの体重の事を考えておらず、顔から手を離し、落ち着きを取り戻してたまに持ってくることを提案する。)
はい、楽しみにしてます!美味しいクッキーも食べたし今日もこの後のトレーニングも頑張らないとですね
(何はともあれ食べた分だけしっかり動かないといけないなとこの後のトレーニングを頑張ると決意表明して)
そういえば、あたしのデビュー戦についてはどうなりました?
(そこまで話してから、この前話したデビュー戦については何か進展があったかを尋ねて)
あぁ、ちょうど話すところだったよ。デビュー戦だけど来週の土曜日、中山レース場で行うことになった。距離は中距離の2000m、キタちゃん大丈夫そうかな?
(キタちゃんなら大丈夫という自身もあるが、念の為本人に向かって真剣な眼差しで聞き)
はい、もちろんです!えっと、あたしとしてもそれぐらいの距離が一番いいタイム出てるんで頑張れるかなって思います
(実戦経験はないが日頃のトレーニングで一番走り込んでいる距離であり、これならば実戦ならではの緊張感の中でも自分の走りに集中出来そうで、きっと相手もそこまで考慮してくれたのだろうと考えると今のトレーナーに声をかけてもらって良かったと心の底からそう思えて)
中山の2000ってことは芝だから……
(念願のデビュー戦が決まったことが嬉しくて仕方ないようで、既にそのことで頭がいっぱいのようで独り言呟きながら考えに耽って)
(/そういえば、デビュー戦以降のレースは史実通りにしますか?それともifストーリーにしますか?私としてはキタちゃんの史実の戦績は勝ったり負けたりもありながらGI7勝してたり、最後の有馬で勝って有終の美を飾ってたりもするのでそのまま使ってもいいのかなと思いますがどうでしょう?)
そっか…なら良かった……っておーい、キタちゃーん、大丈夫?ずっと独り言言ってるけど……
(喜んだ後、独り言を言いながら考え中のキタちゃんを心配になり、顔の前で手を振ったりして安否を確認し)
(/史実通りでお願いします!)
わっ、ご、ごめんなさい!いよいよデビュー出来るんだって思ったら色々と考えちゃって…
(声をかけられ、ようやく我に返ってハッとすれば思わず考え過ぎてしまったと慌てて頭を下げて謝罪して)
うん、あたしだって毎日トレーナーさんと一緒に頑張ってるんだからきっと大丈夫ですよね!
(ここまで来てあれこれ考えても仕方ない、日頃の努力の成果を試すいい機会とプラスに考えることにしたようで)
(/史実通りですね了解しました。それでストーリーについて提案なんですが史実だと最初は他のレースでは勝ててもGIレースになると勝ちきれないという時期が続くので新人のトレーナーがキタちゃんの才能を潰してると他のベテラントレーナーたちに陰口を叩かれるようになってしまって、お互いがお互いに相手の足を引っ張ってると悩んだ結果これでダメだったら関係を解消しようという覚悟で挑んだ菊花賞で勝つなんて展開はどうでしょう?とはいえ、トレーナー的には一時的とはいえ悪評を負う嫌な役回りになってしまうので無理なら無理と言っていただいて大丈夫なので)
あぁ、キタちゃんならきっとできるさ。
(少しキタちゃんの頭を撫でて席を立ち上がり)
それじゃあ今日は筋トレをしてもらうからスポーツジムに来てね。じゃあまた後で。
(彼女のためにももっとトレーニングの質を高めよう思いながら、手を振りながら去り)
(/めちゃくちゃ面白そうですね、トレーナーが周りから責められる展開こっちとしては全然大丈夫です!ちなみに時期としては今は2月あたりで大丈夫でしょうか?皐月賞の前に、キタちゃんが実際に出た3月のGIIのスプリングSもやりたいので…)
筋トレ…そういえば意識的にしたことはなかったかも……わかりました、トレーナーさん!あたし、頑張ります
(これまで自主的に行ってきたトレーニングではあまり取り組んでこなかった筋トレを勧められて、なるほど確かに速くなる為には必要なことだと納得して意気込んで)
…ちゃんと準備運動しておかないとね、怪我だけはしたくないし
(ジムに着くとまだ相手は来ていないようなので先に準備運動をしながら待つことにして)
(/時期について了解しました。スプリングSはキタちゃんの注目度を高める意味でも大事なレースですしこちらとしても是非やりたかったので断る理由はないですよ)
キタちゃんお待たせ、それじゃあ早速筋トレ初めよっか。まずはダンベル上げしようと思うんだけど……何キロから始める?無理しなくて大丈夫だからね。
(遅れてジムに来てキタちゃんが準備運動を終わらせたのを見て早速指示を出す。)
(/ありがとうございます!それではお願いしますね)
はい、早速始めます!重さはどれぐらいがいいんだろ…うーん…とりあえずこれぐらいですかね?
(ほとんど初めてのことであったため、少しだけ悩んでから中間ぐらいの重さのダンベルを手にとって上げ下げしてみて)
これぐらいなら全然問題なくいけますね、いい感じです。もうちょっと重くてもいいのかな…?
(そこそこ負荷を感じながらも無理せず続けられる程度の重さであったようで、ここから今の自分に合ったレベルに調整していけばいいかなと考えて)
おー、さすがキタちゃん。そうだね、見た感じまだ余裕ありそうだから重り増やしてみよっか。
(無事できたことが嬉しくて思わず拍手をして喜んで)
ちなみにキタちゃんが憧れてるトウカイテイオー、その彼女が憧れているシンボリルドルフは200kgを上げれるらしいよ。この調子だったらきっとキタちゃんにも上げられるようになるはずさ。
(キタちゃんの様子を見て自分の心にも余裕ができ、生徒会長のルドルフの記録を目指すことを提案する)
わかりましたー!……むむむ、これは結構効きますね……(重りを増やして再びトレーニングを始めると、かなりの重さを感じ、手が少しだけ震えて)
ええっ!?200って、これのほぼ倍ぐらいですよね?…目標は大きくとは言いますけど少し腰が引けちゃいますねー…でも、やる前から諦めたくないですから頑張ります!
(自分が今必死に持ち上げているもののほぼ倍と聞いて尻込みしそうになったが、それぐらいの気概が無ければトップには立てないのだと考え、皇帝の記録へと挑む決意を固めてより一層一生懸命トレーニングへと励み)
うん、一緒に頑張ろうね!…っと、そろそろダンベル上げは終わりにして少し休憩しようか。
(キタちゃんを皇帝にも届くように育てようと決め、過度な負荷はかけられないので時間的にも休憩をすることを提案して)
はいぃ…筋力アップってやっぱ大変ですね…でも、キツい分だけやりがいもあって、あたし結構好きかもしれないです
(かなりの負荷をかけてトレーニングしていたこともあり、終了の合図が出されると一気に脱力して。しかし、厳しいトレーニングであるにも関わらずネガティブな感情は殆どなく、逆に筋トレは自分に合ってるトレーニングかもしれないと前向きな意見を述べるとニッコリ微笑んで)
キタちゃんはパワーがあるからこのトレーニングは相性良かったのかもね。これからのトレーニングの内容少し筋トレ増やすのもありだな…
(前向きな発言に嬉しくなり、元々作ってあったトレーニングメニューを変えるのもありだなと楽しそうに考え)
キタちゃん、何日か俺とトレーニングしてきたから聞きたいんだけど…俺がトレーナーで良かったかな…?
(考えながら、キタちゃんが他より郡を抜く才能を持っていることを再認識して新人の自分がキタちゃんを担当していること改めて奇跡だなと思い、質問してみて)
あたしはトレーナーさんと一緒に頑張れて嬉しいですよ。トレーナーさんがあの時声をかけてくれなかったらあたしはレースにエントリーも出来てないですし…後は成果が出れば言うことないんですけど、なんてちょっと生意気ですかね?
(相手が声をかけてくれたから今こうしてレースに向けて頑張ることが出来ている、だからそれだけで今は幸せだと言いつつ、もちろん初陣を勝利で飾れるかは彼のトレーナーとしての手腕はもちろん自分の努力も当然大事ではあるのだが結果が出れば相手がトレーナーで良かったと心から思えるだろうなんて我ながら上から目線な考えに苦笑を浮かべて)
全然生意気じゃないよ……俺もキタちゃんが担当ウマ娘になってくれて嬉しい。2人で頑張って成果出そうね。
(キタちゃんの発言で感極まって泣きそうになりながらもグッとこらえて)
それじゃ休憩そろそろ終わりにして、次はランニングマシンやってみよっか。
(袖で少し出た涙を拭いて笑顔でトレーニング再開を促し)
えへへ、はい!がんばりますね
(相手も同じ気持ちでいてくれることがなによりも嬉しくて、トレーナーとウマ娘という戦う場は違う立場にあっても同じ方向を向いて進んでいける存在のありがたみを感じ、にっこり笑うとランニングマシンで走り出して)
トレーナーさん、もう少しペースあげてもいいですか?
(しばらく走ってみて手応えを感じるとこちらからペースアップを打診して)
そうだね、キタちゃん余裕そうだし上げてみよっか。
(走り方も正常で呼吸も乱れていないことを確認して、走っているキタちゃんの代わりにボタン操作でスピードを上げようとして)
えっとこうして……どう?これぐらいでいいかな?
(ピッピっとボタンを操作して先程より少しスピードを上げ、キツくないか確認する)
ありがとうございます…いい感じです!少しぐらいキツくないとトレーニングにならないですから
(少しばかり表情に必死な様子が現れるが、変に呼吸が乱れたりフォームが崩れることはなく一定のペースでしばらく走り続けていて)
パワーだけじゃなくてスタミナもやはり素晴らしいね。
(感心しながらしばらくキタちゃんの走り方を眺め)
…そろそろトレーニング終わりにするよ。今日もお疲れ様、頑張ったね。
(しばらく走らせた後、スピードを段々と落としてクールダウンさせ、笑顔でキタちゃんの方を向いて自分の考えたトレーニングを行ってくれてありがとうと感謝の気持ちを込めて頑張ったキタちゃんを褒め)
はぁ…流石にクタクタですよー…。でも、あたし一人でがむしゃらにトレーニングしてた時よりかは力がついてきたって感じします!
(少しフラフラになりながらランニングマシンを降りて、膝に手をついて呼吸を整えてから顔を上げれば満面の笑みを見せて)
そういえば、トレーナーさんは他の子に声をかけたりはしないんですか?結構他のトレーナーさんを見てるとチームを作ってたりとかしますよね
(タオルで汗を拭って、ドリンクを飲んで落ち着いたところで、ふと思いついたようにそう問いかけて)
んー…まぁキタちゃん担当してから少し経ってウマ娘のトレーニングも慣れてきたし1人か2人担当増やしても良いかなとは考えてるけど…なかなか声かける勇気出なくてね、はは…
(まだまだ駆け出しの自分が複数のウマ娘の将来を預かって良いのかという不安を考えながら苦笑いして)
(/自分も非似ですがウマ娘できるのでこっちもゲストキャラとして出しますか?)
そうなんですね、あたしとしてはトレーナーさんにみっちり鍛えてもらえるから嬉しいんですけど、トレーナーさんとしては色んな子を担当した方が経験も積めていいのかなあ、なんて思ったりもするんですよね
(相手なりに色々考えてることを知れば納得して頷いた上で自分の為だけに時間を使ってもらえることを嬉しく思いながらも、相手のトレーナーとしての立場を考えたときに少し心配になってしまう気持ちもあって)
(/提案ありがとうございます。良ければお願いしたいですが、皐月賞の前ぐらいにお願いしてもいいですか?そのタイミングで新しいウマ娘が入ってきてそれに対して無意識に嫉妬したキタちゃんが調子を落として負けるみたいな展開にできればなあと思うのですが)
そうだね…せっかく中央のトレセン学園に来たからもう少し探してみるよ。もちろんだからってキタちゃんのトレーニングは怠らないから安心してね。それじゃ明日は土曜日だから2日間ゆっくり休んでね。
(キタちゃんの相変わらずな優しさにニコリと笑って、キタちゃんのためにも経験を積もうと決意して)
(/分かりましたー!できるか分かりませんがどのウマ娘がいいとか要望ありますか?)
あはは、トレーナーさんのこと信じてますからそこは心配してないですよ!それじゃあまたよろしくお願いします!
(相手が誰かを贔屓するような人物などではないと信じており、不安はないと笑顔浮かべて口にすれば手を振り帰っていって)
次の日
お休みだって言われるとそれはそれで何をしようか悩んじゃうよね…だからってトレーナーさんの指示も無しに勝手にトレーニングするのは良くないだろうし
(これまでは時間や日を決めず自分でやりたいと思った時に満足するまでトレーニングを行うというスタンスでやってきたため、丸2日休みと決められてしまうと時間を持て余してまうが、トレーナーが決めたトレーニングメニューにはちゃんと意味があるはずなので休みと言われたらちゃんと休まなければと判断しては結局手持ち無沙汰になって私服姿で街へと出てきていて)
(/特には要望はないので出来そうな子で大丈夫ですよー。あと、ゲストをずっと出し続けるのは大変だと思うので仮の担当という形でもいいかもしれないですね、体験入部的な感じで。トレーナーの指導には感謝しつつも最終的にはトレーナーとキタちゃん二人の気持ちに気付いて身を引くというのはどうですか?出し続けるのが負担でなければ正式な担当でもいいかとは思います)
あれ、キタちゃん?なにしてるの?
(いつものスーツ姿で街中で偶然キタちゃんを見つけ、休日も会えたことが嬉しくなり手を振りながら無邪気な笑顔で駆け寄り)
(/お気遣いありがとうございます。とりあえず仮担当ということで出して、トレーナーとウマ娘どっちも大変じゃなければ続投という感じにしますね)
あっ、トレーナーさん!…えっと、特に何かって訳じゃないんですけど、トレーニングしないってなるとなんだか手持ち無沙汰で…あはは
(聞き覚えのある声に振り返ると嬉しそうに笑いながら手を大きく振り返して、休日をどう過ごそうか悩んだ結果街になんとなく出てきてしまったのだと素直に話しては苦笑混じりに頭の後ろを掻いて)
トレーナーさんはお仕事ですか?
(スーツを身につけている相手へと小首を傾げながら尋ねて)
トレーナー同士の会議があってね、今終わったとこ。ベテランの人からクラシック路線のウマ娘の事とか色々聞けて中々有意義だったよ。
(キタちゃんのこれからのトレーニングに活かせそうな情報を貰い満足気な顔をしながらも、朝早く起きて昼過ぎまで行った会議で疲れが出たのか首をポキポキと鳴らして)
なるほど、だからそんなに疲れた感じなんですね!…あ、じゃあ何か一緒に甘いものでも食べにいきませんか?疲れた時には甘いものって言いますから!
(自分がこうして休んでいる間もトレーナーである相手は休みなく仕事をしているんだなと思うと、やはりトレーナーというのは大変だと感心して。そこまで考えてふと思いついたように相手へとそう提案をして)
……いいのか?休日なのに俺と一緒にいるなんて…俺は全然嬉しいけど…
(相手はまだ学生で、大切な休日を自分と一緒に過ごしていいのかと少し不安になりながら返答して)
はい、あたしとしてはトレーナーさんのこともっと色々知りたいと思ってましたから全然いいですよ!それに、一人より誰かと一緒の方が絶対楽しいですよ
(単なるトレーナーとしてだけでなく単純に相手という人物のことをより深く知りたいという率直な思いを口にして。そして、一人で暇を持て余しているよりは一緒の方がいいと歯を見せて笑って)
そっか、じゃあ一緒に居させて貰おうかな…ありがとキタちゃん。(担当の子に自分の事を知りたいと言われた事がとても嬉しくて、頬を少し染めながらニコッと笑い返して)
それじゃあ、行こっか。甘いもの…何か食べたいものある?
(甘いものと言えど色々とあるので、とりあえずキタちゃんに聞いてみて)
うーん…そうですねえ…じゃあ、パフェを食べに行きましょう!あたしとしては学園のカフェテリアみたいな場所で食べるパフェも好きですけど、昔ながらの喫茶店のマスターが作るこだわりの一品!…なんていうのも憧れるんですよねー。トレーナーさんはそんな穴場って感じのお店知ってますか?
(少しだけ考えてからパフェが食べたいと希望を伝えて、パフェは学園のカフェテリアでもメニューにあるがお店の雰囲気も込みで楽しみたいと、少しばかり無茶振りかなと思いつつも相手に尋ねて)
あぁ、それなら俺が良く行く古い喫茶店がここの近くにあるから行こっか。
(キタちゃんの期待に応えられるか少し不安だが、すぐそこの路地裏に入って笑顔で手招きして)
ここなんだけどどうかな…?
(少し歩くとひっそりと営業している喫茶店があり、扉を開けて入る。内装はレンガ造りで天井にはステンドグラスが並ぶ。店内のお客さんは少なく、カウンターには夫婦で経営しているのだろうか老夫婦がコップを磨きながら「いらっしゃい」と出迎えてくれた。)
わあ…!すごい素敵なお店ですねー。あたし、こういう場所に来るのは初めてなんでワクワクしちゃいます
(レトロな雰囲気の店内を見回して、キラキラと瞳を輝かせていて)
今は一周回ってこういうお店がエモくて映える?…って前にヘリオスさんが言ってて一回来てみたかったんですよね。トレーナーさんは何にします?あたしはバナナパフェとプリンアラモード、どっちにするか悩んでるんですけど
(案内された席に座ると急にレトロな雰囲気の喫茶店に来たいと望んだ理由を話しつつメニューを眺めて、尻尾をゆらゆらと揺らしながら相手は何を頼むつもりか聞いてみて)
へぇ、そうなんだ。さすが若い子は流行りに敏感だね……俺もまだ20代前半だけど。
(最近の学生の流行りを聞いて自分の学生時代を思い出しながらも、まだ自分も若いことに気づいて苦笑いして)
そうだな…最近プリン食べてなかったしプリンアラモードにしようかな。
(キタちゃんの尻尾を見て楽しんでるんだなと知り、こっちも嬉しくなり)
あはは、あたしもそんなに流行に詳しい訳じゃないですよー。あたし自身、トレセン学園に来て先輩たちに色々教えてもらって初めて知ったこととかも沢山ありますから
(自虐的な態度をとる相手へと自分も別に特別流行に詳しいという訳ではなく、先輩ウマ娘たちのおかげで多少は知識があるだけだと言い)
トレーナーさんがプリンアラモードにするならあたしはバナナパフェにしますね。せっかくだからちょっとずつ分け合って食べましょう!そうしたらお互いに両方の味が楽しめてお得ですよね?(相手が注文するものと別の品を注文してシェアすることでどちらを注文しようか悩む問題も解決だと事も無げに言ってのけると、尻尾をブンブン振って)
ふふ、名案だ。それじゃあ注文するね。
(この前のクレープの間接キスでキタちゃんと食べ物を分け合うのは慣れたので何も疑問は抱かず、むしろその提案を笑顔で喜んで、「すみませーん」とマスターの奥さんを呼び、プリンアラモードとバナナパフェを注文する。)
そういえばキタちゃんの私服、会った時から思ってたけどとっても可愛いね、似合ってるよ。
(キタちゃんの私服姿を見た時から言おうと思っており、やっと落ち着けたので素直に似合っていることを褒めて)
楽しみですね、トレーナーさん……って、え!?か、可愛いなんてそんな、でもありがとうございます
(注文した品が届くのをウキウキしながら待っていると不意打ちのようにかけられた思いも寄らない言葉に目を丸くして、それから頬を染めれば少しあたふたしたものの、最終的にははにかんだような笑顔浮かべお礼を述べて)
そういえば、トレーナーさんはいつもスーツ姿しか見たことなかったような…あ、この前のプールの時はあたしのジャージ貸しましたけど、私服って見たことなかったですよね。…今度はトレーナーさんの私服姿も見たみたいです!
(私服といえば、と自分の記憶の中の相手はいつも決まってスーツ姿であることを思い出せば相手の私服もいつか見てみたいと、ある意味ではまたこんな風に一緒に休日などに出掛けたり一緒に行動したいと言っているようなものなのだが本人はそこまで考えていないようで)
そういえばそうだったね……まぁ俺の私服なんて何も特徴無い物だけど、良かったらまた今度休日一緒にお出かけする?
(いつもスーツばかりだと堅いイメージもありそうだし、何よりこうしてキタちゃんと休日を過ごすのは楽しいと思ったので少し頬を赤くして、目線を逸らしながら誘ってみる)
はい、是非!楽しみにしてますね
(誘いに対して一切の迷いなく頷くと上機嫌な様子で相手を真っ直ぐに見やりながらにっこり微笑んで)
…あ、パフェとプリンアラモード来ましたよ!……美味しそう!早く食べましょう!
(そんなこんなで、注文した品々がテーブルへと運ばれてくると、おおー!と感嘆の声が漏れて、スプーン手に取れば待ちきれないといった様子でソワソワしていて)
おー、それじゃあ頂きます。
(スプーンでプリンと生クリームをすくって食べる)
ん~…やっぱここのプリンアラモードは美味しいな…
(口に入れた瞬間美味しさに疲れ気味だった表情が緩んで笑顔になり、美味しさに頬を押えて)
こっちのバナナパフェもすっごく美味しいですよ!
(こちらも相手に続いてパフェを口へと運び、幸せそうに表情を綻ばせると感想を述べて)
それじゃあ、トレーナーさんのプリンアラモード少しだけもらってもいいですか?あたしのバナナパフェも良かったら食べてもらっていいので!
(最初にシェアをしようと話していたことを実行に移そうと相手の手元のプリンアラモードにスプーンを伸ばして)
ありがとう、じゃあこっちも…
( キタちゃんのバナナパフェに自分のスプーンを向けて)
うんっ!パフェもやっぱり美味しいね。シェア提案してくれてありがとうね。
(パフェを口に入れ、プリンを食べた時のように頬を緩めて提案したキタちゃんに笑顔でお礼を言って)
えへへ、こちらこそ素敵なお店を教えてくれてありがとうございます!
(分けてもらったプリンアラモードも満足いく味であったようで至福の時を過ごせば相手へとこちらからも改めて感謝の言葉を告げて。そんな風にして和気藹々と過ごしていればマスターが『お二人はとても仲がよろしいですね』と朗らかな笑顔を浮かべながら話しかけてきて)
はい!トレーナーさんはいつもあたしに良くしてくれて…だからすごく信頼してますし、あたしはもう仲良しだって思ってるんですけど…トレーナーさんもそう思ってますか?
(そんなマスターの言葉の意味を特に深読みしたりする事なく、信頼という言葉を用いて真っ直ぐにそう答えてから相手の方へと向き直ってはトレーナーとウマ娘という立場もあるため仲良しという言葉を用いるのが果たして適切かどうかの判断は相手に委ねて)
ん-…俺とキタちゃんはトレーナーと担当ウマ娘の関係だけど…それでも俺はキタちゃんの事1人のウマ娘として友達だと思ってるよ。一緒に居てとても楽しいしね。
(少し考えて、キタちゃんと過ごせる時間はとても有意義だということを笑顔で伝えて、少し年が離れているが友達だと思ってることを照れくさそうにして伝え)
良かったです!…それじゃあそろそろお店出ましょうか?
(相手と自分の気持ちに乖離がないことがわかると安心したように微笑んで。そんなやり取りを微笑ましげに見守るマスターとその奥さんにお礼を言っては、相手にそろそろ店を出ようと提案をして)
あぁ、そうだな
(会計を済ませマスターと奥さんに「ご馳走様でした」と言い店から出て)
んでどうする?行きたいとことか、したいことあれば付き合うけど…
(いつもお世話になっているキタちゃんに何かお礼がしたいと思い、自分はこれからの予定が無いのでこの先どうするかキタちゃんに聞き)
えっと…そうですね、じゃあカラオケ行きませんか?あたし、トレーニングは頑張れてるなって我ながら思うんですけどウィニングライブの練習はまだまだ全然出来てないなーって
(特に今後の予定などは考えていなかったため、少しだけ悩む素振りを見せて。それから思いついたように次の行き先を提案して、トレーニングは休みだがウィニングライブに向けての歌などの練習ぐらいならどうだろうと相手に確かめてみて)
あっ……ウイニングライブの事忘れてた……うん、行こ行こ今すぐ行こう
(レースやトレーニングの事で頭がいっぱいですっかりウイニングライブの練習をすることを忘れていたことに気づいて顔がひきつりながらも、キタちゃんがその提案をしてくれたことに感謝してカラオケに行くことを承諾して)
あはは…トレーナーさんも忘れてたんですね…あたしもつい最近までずっと忘れてたんですけど、ウィニングライブを疎かにする者は学園の恥だって会長さんが前に言ってたって聞いて、ヤバいなあって思ったんですよね…それじゃあ行きましょう!
(なんだかんだでデビュー戦ということでトレーニングの方に力を入れすぎてしまった結果、ウィニングライブのことを忘れていたのは相手も同じだったようで苦笑を零すと善は急げとばかりに近くのカラオケ目指して歩き出して)
トレーナーさん!じゃあまずはあたしが歌いますね、後で感想を聞かせてください!
(カラオケへとやってきて、部屋へと入れば早速選曲を済ませて歌い出したものの、ついクセでこぶしを過剰に効かせて歌ってしまい)
……なんか、演歌みたいで凄かった。めちゃくちゃこぶし入ってたし聞いてて楽しかったよ。
(歌い終わり「どうでした?」と聞いてきたキタちゃんに対し、こんな一面あったんだと担当ウマ娘としてと、1人の友達としてそれを知れたことが嬉しくてお世辞無しの感想を伝え)
わわ、またやっちゃった!?褒めてもらえたのは嬉しいんですけど、ウィニングライブで演歌みたいじゃちょっと困っちゃいますよね…昔からのクセで歌ってると気持ちよくなっちゃってつい…
(こぶしについて感想を言われると、頭を抱えて、趣味で歌う分にはそれで問題ないがそれがウィニングライブともなると話しは違ってきて、困ったように笑いながら頭をポリポリと掻いて)
俺は別にいいと思うよ。それがキタちゃんの歌い方ならそのままでいいんじゃないかな?仮に俺がキタちゃんのファンならキタちゃんらしい歌い方の方が好きだよ。
(ウイニングライブについてあまり詳しくないが、変に歌い方を矯正せずに演歌っぽい方がキタちゃんらしくて素敵だと考え)
ありがとうございます!でもやっぱりライブは他の子たちとも合わせないといけない部分もありますからそこはちゃんと折り合いをつけないとです
(相手がファンだったとしての仮定の話しを聞けば嬉しくなった一方で、グループで歌う場合を考えれば独りよがりな歌い方になってはダメだとそこはちゃんと自分を律して)
次はトレーナーさんが歌ってみてください!あたし、トレーナーさんの歌も聴いてみたいです
(マイクとタブレットを相手の方へとやりつつ、期待の眼差しで見て)
そっか、そうだもんね。キタちゃんはしっかりしてて偉いな
(キタちゃんの歌い方に感銘をうけて、グループの場合のことを考えておらず、そこを考えててすごいなと感心して)
あ、だよね…俺あんまりカラオケ来ないから緊張するな…
(タブレットとマイクを受け取り、適当に知ってる曲を入れて)
……どうだったかな?恥ずかしい…
(歌い終わり、タブレットで顔の下半分を隠しながら感想を聞き)
すっごく素敵な歌声でしたよ!かっこよかったです
(相手が歌い終えると歌声に対する感想を述べながら、瞳をキラキラさせ、パチパチと拍手をしていて)
トレーナーさん、今度は何か一緒に歌いましょー。何にします?
(そう言うとタブレットを相手にも見えるように身を寄せては、二人で歌えそうな曲を選曲しようとして)
そうかな……良かった、嬉しいよ…
(タブレットを机に置き、自信のなかった歌声が褒められたのが嬉しくてニッコリと笑い)
んー…じゃあ練習も兼ねてうまぴょい伝説とか?
(次はデュエットという事で、2人が知ってる曲かつウイニングライブでも歌うであろう曲を提案して)
いいですね!そうしましょう
(相手の提案に頷くと早速ウマぴょい伝説を入れて、そして自身は振りをつけながら二人で賑やかに楽しく歌い上げて)
…あー、楽しかったー!トレーナーさん、試しに振り付けもつけて歌ってみたんですけどどうでしたか?
(歌い終えるとやはりウマぴょい伝説は盛り上がるなと、満足げに微笑み、それからライブ想定の振りをつけながらの歌唱はどうだったかを聞いてみて)
まだ少しぎこちないけど中々良かったよ。振り付けもちゃんと覚えられてるし、キタちゃんが普段からライブの自主練もちゃんとしているってことが分かるくらいにね。
(先輩ウマ娘達のうまぴょい伝説にはまだまだ及ばないが、それでも元気よく踊れていることが嬉しくて、普段から頑張っているんだなと褒め)
えへへ、褒められちゃいました!トレーナーさんも合いの手完璧でしたよ、トレーナーさんがウマ娘だったらウィニングライブ一緒に出来そうなぐらいでした
(冗談か本気か、どちらともつかない調子で言ってはクスクスと笑って)
ははっ、ウマ娘か…少しなってみたいな
(ターフの上を早く走ってみたいという気持ちもあり、割と本気で)
それじゃあそろそろ出ようか。楽しかったね、またキタちゃんとこうして来れればいいな。
(その後も2人でカラオケを楽しみ、しばらくして腕時計を見ると日が傾く時間になったのに気づいてそろそろ退室しようと伝え)
え?もうそんな時間?時間が過ぎるのって早いですね、でもそれだけ楽しかったってことですよね!
(そろそろ帰ろうと促されると時計を自分も確認して、確かに日暮れの時間になっていることに気づくと驚いたように目を丸くして。こんなにも充実した休日を過ごせたのはきっと相手だったからだろうなとそんな風に感じて)
ふふっ、確かにあっという間だったね。どうする?他に行きたいとこあるなら付き合うし、帰るなら寮まで送るよ?
(誰かと休日を過ごすのは久しぶりでこんなに楽しかったのだと思い、無意識ながらまだキタちゃんといたいなという気持ちがでて)
うーん…魅力的な提案なんですけど、寮の門限を破ったら大変なのでそろそろ帰りますね。トレーナーさんにそこまで気を遣わせちゃ悪いので一人で大丈夫です
(少しだけ相手の提案に考えてから流石に今からどこかへ行くのは時間的に厳しそうだと残念そうに眉尻を下げ、そう答えて。今日一日付き合ってもらった上にそこまで面倒はかけられないと一人で帰ると言い)
全然気なんて遣ってないから大丈夫だよ。キタちゃんは学生だしね。
(こっちこそ気を遣わせて申し訳ないと思い、お別れだと思うと少し悲しくなるが笑顔で)
それじゃあ、また明後日会おうね。
(そのまま笑顔でまた会える日を楽しみにして手を振り)
はい!またよろしくお願いします、トレーナーさんも気をつけて帰ってくださいね
(こちらも元気よく手を振って、相手に別れを告げて帰っていき)
そういえば、今日は何のトレーニングをするんだろ?とりあえずグラウンドに来てみたけど…
(休みが明けていつものトレーニングの時間、そういえば今日は何をするとか聞いてなかったなと思いつつ、とりあえず準備運動だけはしておき)
お待たせキタちゃん。今日はダートを走って貰おうと思うんだけど、キタちゃんまだダート走ったことないよね?
(いつものようにグラウンドへ来て準備運動を終えたのを察し、ダートコースを指さしながら今日のトレーニングを伝え)
ダートですか?そういえばまだ走ったことなかったです、このトレーニングであたしの適正を見るんですね!
(ダートコースの知識はあっても実際に走ったことは無かったなと思い、ダート転向で大きく飛躍したウマ娘の話しも知っているため相手も自分の新しい可能性を見出そうとしてくれているのだと前向きに捉えて)
まぁね、アグネスデジタルのように芝とダートどっちも走れる可能性も有り得るかもだしね。それとダートを走ることによって足のパワー増強にも繋がるから力強いキタちゃんには良いトレーニングかなって。
(今のところバ場適正は芝のみだと思っているが、ダートを走ることによって更に力強さに磨きがかかると思い)
ふむふむ…なるほど、とりあえずやってみます!
(聞けば聞くほど自分にとってもかなりのメリットのある内容で、流石トレーナーは目のつけどころが違うと感心すれば果敢に挑戦することにして)
…うぅ、走りにくいなあ…やっぱ芝とは全然勝手が違うよー…
(ダートコースを走ってみるが、砂に足をとられて思うようにスピードが乗らず、一生懸命走ってるつもりでもいつものタイムには程遠く及ばず)
ははっ、まぁそうそう芝とダート両方走れるウマ娘なんていないからね。気にすることないよ。
(さすがにダートは走れなことは予想通りで、遅いタイムで落ち込んでるキタちゃんを明るく励ましながら)
それじゃ次はいつも通り芝走ってみよっか、ダートを走った感覚が消えない内にね。
(次は芝のコースを指差して、キタちゃん自身もこれで新しい何かを掴めるのではないかと期待しながら)
ですね、あたしはやっぱり芝でのレースで上を目指します!
(ダート適正がなかったのは少しだけ残念だったが、それでも自分にとってはやはり芝コースの方が親しみがあり、目標もそこにあるためそれほどガッカリした様子もなくすぐに気持ちを切り替えて芝コースへと向かって)
うん、やっぱりこっちの方がしっくりくるね、足が軽く感じる!
(しばらくダートを走った後だったからか尚更芝の慣れ親しんだ走り心地に足取りは軽快で)
良かった、その感覚忘れないようにね。でも、これでこの先のトレーニングにもダート練習組み込めるから安心したよ…
(ダートを走ったせいで怪我とかしたりしなく、上手く自分のトレーニングが言ったことでほっとし胸を撫で下ろしながら)
あっ、キタちゃんタイム更新したね。さすがだよ!
(芝を走り終えたキタちゃんにストップウォッチを見せ、どんどん成長していく彼女に嬉しくなり無邪気に笑いながら)
わっ、本当ですね!これって、結構いいタイムなんじゃないですか!?
(ストップウォッチに表示されたタイムを見ればデビュー戦で勝利を飾ったウマ娘たちの出した平均タイムに迫るタイムが出ており目を丸くする、このタイムを自分が出したのかという驚きと同時に嬉しさが込み上げてきてはしゃいで)
えへへ、これも全部トレーナーさんのおかげですね!ありがとうございます
(相手のトレーニングプランに従っただけでこれほどの成果が出れば、お互いに一切の実績のない中で始まった二人三脚のトレーニングの日々の中、一緒に成長していけていることが嬉しく感じられて微笑み)
ありがと、でも毎日キタちゃんが頑張ってるからこその結果だよ。この結果ならデビュー戦も勝てるだろうし今週も頑張っいこうね。
(キタちゃんが自分のおかげだと言い、それがとても嬉しいてこの子のためにももっとトレーニング内容を充実させようと思いながら)
それじゃあ最後に先週やったテイオーのホッピングやって終わろっか。
(ミニハードルを持ってきてそれを並べながら)
はい!ここでしっかり勝つためにももっと力をつけます!気は緩めずに張り切っていこー!
(この結果に手応えを感じているが、ここで気は抜かないようにしようと自らを更に奮い立たせ拳をぐっと握って上に突き上げて)
よっ、ほっ、とっ……!
(集中してホッピングへと取り組む。転んでしまった最初の時とは違い、安定した動きと一定のリズムでこなしていって)
すごいよキタちゃん!だいぶ様になってきたね、もしかして自主練してた?
(明らかに前回とは違うステップで、彼女の成長率の高さもあるが、本人の努力の賜物かもしれないという推測をして質問して)
いえ、今のところはトレーナーさんの指導以外ではトレーニングしてないですよ?どれぐらい自主トレしていいのかとかも聞いてなかったですから
(トレーニングについて尋ねられると、トレーニングもやり過ぎは身体に良くないことを理解しているため自主トレの指示がない限りはオフはオフでしっかり身体を休めていると正直に答えて)
なんというか、トレーナーさんのトレーニングメニューをこなすうちに身体をどう動かせばいいのかとかそういうのがわかってきたような気がするんですよー
(なんとなく感覚で適切な動きが出来るのだと答えてはニッコリ笑い。天性の運動能力と適切な指導が実を結んでいるようで)
そっか、まぁキタちゃんの体力に見合ったトレーニングをしてるからね。ちゃんと体を休めてくれてありがとう…ってそれはすごいな。このまま順調に成長できたらトウカイテイオーも越えられそうだね。
(過度な自主トレをしていないことを安心して、デビュー戦すらしていないのにここまで才能を開花させるキタちゃんに驚きつつも、彼女の目標を越えられるんじゃないかと本気で考え)
それじゃ終わりにしよっか。明日はやっと本格的にダンスレッスンするから放課後レッスン場に集合で。
(これで学園の恥にならずに済むと安心しながら伝え)
あはは、だったら嬉しいんですけど…テイオーさんを超えるなんて、今のあたしにはまだまだ考えられないですよ
(順調に成長できていて、それを自他共に認められるレベルにまで高められていることは嬉しくはあったが、あのトウカイテイオー超えとなると流石に今の時点で語るのはおこがましいと首を横に振って)
そういえば、本格的なレッスンはこれが初めてですよね。わかってたつもりですけど、トレーニングもダンスのレッスンもしないといけないなんて、レースに出るって大変ですね…
(ライブに向けてのレッスンはこれまでちゃんとした形ではしたことがないんだったと相手の言葉に思い出して、レースに向けてのトレーニングだけをしていては駄目だという事実に小さく苦笑して)
だね、でも俺が支えてくから頑張ろうね…ってちょっとカッコつけすぎかな…それじゃまた明日ね。
(これからもキタちゃんを支えていこうと考えているが、少し言い方がかっこよくなり、あははと笑いながら手を振って去り)
翌日
あれ、少し早く来ちゃったかな。慣れてきた普通のトレーニングとは違うからなぁ…
(放課後レッスン場に来るとまだキタちゃんの姿は見当たらず、ダンスレッスンが上手く行くようにと祈りながらキタちゃんが来るのを待ち)
あ、トレーナーさん!今日はトレーナーさんの方が早かったですね。お待たせしちゃいましたか?
(レッスン場に入ると既に相手の方が先に来ていて、そばまで駆け寄っていけばそう尋ねてから小首を傾げ)
ううん、俺も今来たとこだよ。それじゃ早速練習しようか。曲はデビュー戦後に踊る「Make debut!」だ。とりあえずまずは振り付けから確認しよう。
(待ってないから安心してと言わんばかりの笑顔を向け、持ってきたiPadで過去のウイニングライブを左右反転させたものを流して)
了解です!えっと、ここがこうで…ここがこんな感じ…?どうですか、トレーナーさん
(映像を見て一つ一つの動作を確認しながらゆっくり身体を動かしていき、相手にも動きが合っているか確認をして)
んー…今の振り付けもうちょい右手が上かな…ちょっと失礼するね。えっと……ここがこうかな?
(後ろからキタちゃんを支えるように腕を掴んで、正しい位置へと持っていき「ここがこう…」と言って動かしながら)
わわっ…え、えと、こうですか?
(いきなり身体に触れられたことでビックリしつつも、せっかく指導してくれているのだからと平静を保って相手に言われた通りに身体を動かして)
そうそう……って…ごめんっ!!急に体触って本当に申し訳ないっ!!
(今までダンスレッスンをしていなかった分を教えるという必死な気持ちで自分が何をしていたか分かっておらず、我に返りキタちゃんに向けて土下座し)
今までできなかったダンスレッスンを教えようって思ってたらこんなことしちゃってて…許してとは言わないけどごめんね…
(頭を床に付けながらキタちゃんをびっくりさせたことを深く反省して)
えっ!?あ、いえ、トレーナーさんあたしは大丈夫ですから顔をあげてください!むしろ、親切に指導してくれてありがたいぐらいですから!
(謝罪どころか土下座までされてしまうと慌てふためいて顔を上げるように言い、それだけ指導に熱が入っていたということであり、そこまでしてくれる相手への感謝の気持ちの方が大きいからと気にしないように言い)
ほんとに……怒ってない…?
(顔を上げてと言われたのでスーッとゆっくり顔を上げて、不安そうな表情をしながらおそるおそるキタちゃんが本当に気にしていないか聞いて)
はい!それよりもレッスンの続きをお願いします。あたし、この曲は何度かライブで見たことあってわかってるつもりだったんですけど、細かいところとかはやっぱまだまだって感じなので
(気にしていないと改めて頷いては、初めて見たり聴いたりした曲ではないがそれでもやはり練習はしっかりこなさなければ完璧にやり切るのは難しそうであり、それよりもと続きの指導をお願いして)
うん、もちろんだよ
(立ち上がって、ほんとに気にしていない様子に安堵し、いつものような笑顔を向けて練習を再開し)
…おつかれ、さっきより全然良かったよ。でもサビの「響けファンファーレ」で手を振る所をもう少し大きく手を振った方がいいかもね。
(一通り踊り終わり、段々とダンスのクオリティが上がってきた事を褒めつつ、まだ改善した方がいい所を指摘して)
なるほど、もうちょっとオーバーなぐらいでもいい感じですね
(手の振り具合について指摘を受けると、コクコク頷き。それからその部分に関する感覚を身体へと覚え込ませるように口ずさみながら実践して)
それにしても、トレーナーさんってまだ新人だって言ってたのにトレーニングだけじゃなくてダンスのレッスンまで出来るって凄いです。うーん…やっぱりトレーナーはそれぐらいは出来ないとなれないんですね
(何気なく指導を受けているが、競技ウマ娘として必要なことを何から何まで面倒をみてくれる相手は何気に相当ハイスペックではないだろうかと思い感心した様子で小さく唸り)
んー、俺は不器用だからダンスもトレーニングもひたすら勉強しただけだよ。でもちゃんとダンスレッスン指導できたし、日曜から毎日寝る時間削って勉強した甲斐があったよ……ふわぁ…
(自分の事を凄いと言うキタちゃんに対し、無我夢中に覚えただけで特段凄いことはしてないと謙遜しながら説明し、睡眠不足のせいで思わず欠伸をしてしまい)
トレーナーさんあんまり寝てないんですか?無理しないでくださいよ?トレーナーさんが倒れたりしたらって思うとあたし心配です
(眠たげに欠伸をする相手の顔を少しばかり心配そうに覗き込んで、トレーナー業が大変なのはわかるがそれでも無理はしてほしくないと言い)
あはは、本当にキタちゃんは優しいな…大丈夫まだそこまで疲れてないから安心して…
(実を言うと結構ヤバいがそれでもキタちゃんを心配させないように目を擦りながら笑顔を装いレッスンの機材を片付け)
それじゃあ明日は水泳するからプールに来てね、それじゃ…ってうわっ!?……いったぁ…
(明日のトレーニングを伝え、今日は早く帰って寝ようとしたが眠気のせいで躓き、思いっきり前に倒れてしまいぶつけたおでこを擦りながら)
ととと、トレーナーさん!?大丈夫ですか!?
(大丈夫と言ったそばから盛大に転んでしまった相手のそばまで慌てて駆け寄っていき)
今、救急箱持ってきますね!
(ぶつけたおでこをさする相手の手元見れば、ちょっとした擦り傷になっているのがわかって、大した怪我ではないが簡単にでも処置しておいた方がいいと考えれば走って救急箱を取りに行き)
うん…大丈夫だと思う…救急箱ありがとね……いてて
(ぶつけたおでこを抑えたまま起き上がり、安心してと言ったくせにキタちゃんに心配かけさせて申しわけないなと思いながら救急箱を持ってくるのを待ち)
もう、トレーナーさんってば言ってるそばから心配かけさせるんですからー
(救急箱を手に戻ってくると相手の前にしゃがみこんでは、抗議するような視線を送りながら処置に必要な消毒液や絆創膏などを取り出していき)
ちょっとだけしみると思いますけど我慢してください
(顔を近づけて傷をよく見ながら慎重に消毒液を染み込ませた脱脂綿で傷の消毒をして)
うん…うわぁ…めちゃくちゃ染みる……
(おでこにかかった前髪を手で上にあげ、キタちゃんの顔が近い事に少しドキドキしながらも、消毒液が染みるのをくもんの表情をしながら我慢して)
もうちょっとの辛抱ですよー…っと、はい、終わりました!
(優しく声をかけながら処置を施していき、最後にペタリと絆創膏を貼れば顔を離してニッコリと微笑み)
トレーナーさん、今日はちゃんと夜は寝てくださいね?約束ですからね!
(救急箱を元あった場所に戻してから相手の元へと戻ってくれば、また怪我などにつながりかけないような無茶はしないように少しばかり咎めるような目線で強く言って)
ありがと、キタちゃん。おかげで傷口にバイ菌入らずにすんだよ。
(おでこをに貼られた絆創膏を触りながら、ちゃんと処置してくれたキタちゃんに笑顔を向けながら礼を言って)
うん、約束だね。結構無理してたのも分かったし今日はゆっくり休むよ。
(もう自分の体調で迷惑かけられないなと心に決め、キタちゃんの少し怒ったような視線や口調に対し深く反省して)
はい!明日は元気なトレーナーさんと一緒にトレーニング出来るのを楽しみにしてますね
(言質を取れたことで安心すれば、一日しっかりと休んで調子が戻ってくれればこちらも純粋にトレーニングにも集中出来ることだろうと考え、改めてそう言ってからこの日は解散して)
今日は足攣らないように気をつけないと…前はそれでトレーナーさんにすごく迷惑かけちゃったし……でも、あの時のトレーナーさんかっこよかったなあ…
(水着に着替えてプールサイドに来ればいつも以上に念入りに準備運動をしていたが、そういえば、と何気なくあの時のことを思い出して少し惚けたような表情をしていて)
おっす、キタちゃん……ってなんか顔ニヤついてるけどどうしたの?なんかいい事あった?
(今回は濡れても大丈夫なようにジャージでプールサイドに来て、早速準備体操をしているキタちゃんを見つけ後ろから声をかけるが、なんだかいつもとは違う表情に気づき興味本位で問いつめて)
へ…?わっ、と、トレーナーさん!?な、なにもないですよ!?…それより泳ぎ方の指定とかってありますか?
(考えごとをしていたため一瞬反応が遅れて、声をかけてきたのが相手だと気づくとなんだか急激に恥ずかしい気がしてきてしまい、なんでもないと誤魔化しては慌てて今日のトレーニング内容の詳細を尋ねて)
……そう?なら良かったけど……今日は背泳ぎからやってもらおうかな。前回平泳ぎとクロールやったし。自分のペースでいいから気軽に泳いでね。
(キタちゃんがなんでもないというのなら大丈夫かなと思い、それ以上問い詰めることは無く、まだやってない背泳ぎから始めようと提案して、前の事故のような事が起こらないように落ち着いて泳いでと指示し)
はーい!じゃあ行ってきますね
(ひとまず追求を逃れたことで安心すれば、これ以上何か言われる前にプールへと入っていき。指示された通り今回は以前よりもリラックスをして自分のペースを守ってプールの中を泳ぎ)
トレーナーさーん!あと何往復ぐらいすればいいですかー?今の調子ならまだまだどれぐらいでも出来ちゃいそうな感じですけど
(ひとまず一往復終えたところで、ノルマを確認していなかったことを思い出して一旦泳ぎを止めてはプールの中から呼びかけてそう尋ねて。最近は身体の調子の良さを実感しており、これもトレーニングの成果かもしれないなと思っていて)
うーんそうだな…とりあえずあと5往復くらいはいけるか?きつくなったらすぐに休んで構わないからね。それと水泳は脱水症状にもなりやすいからこまめに水分補給してね!
(水泳の様子を見て、以前よりもキタちゃんの体力が増えていると実感でき嬉しく思うが、無理はさせたくないので途中で止めても構わないと指示する。その後キタちゃんの方へ走って、手に持っていたスポーツドリンクを中腰になって直接渡して)
えへへ、それぐらいお安い御用ですよー……よしっ、それじゃあ頑張ってきますね!
(指定された目標に、それぐらいならと力強く頷き。受け取ったドリンクを飲んでボトルを相手に返せば再び背泳ぎで泳ぎ始めて)
…トレーナーさーん、終わりましたー!プールから上がっちゃっていいですかー?それとも、もうちょっと何本か行きます?
(とりあえず課せられたノルマの分までは終わらせて、相手に向けて元気よく手を振れば、一旦休憩かそのまま継続してトレーニングをするのかを確認して)
お疲れ、それじゃあちょっと休憩しよっか。
(指示した分が終わったのを確認して、1度プールから上がるように言うとプールサイドにあったベンチに座り、隣をポンポンと叩いて「ここ座りな」と笑顔で伝え)
ありがとうございます、それじゃあ失礼しますね!
(言われた通りプールから上がり相手の隣へと腰を降ろせばまずは用意してくれてあったドリンクを飲み小さくふう、と一息ついて)
トレーナーさん、いよいよあたし今週がデビューなんですよね…すっごくワクワクしてる一方でまだ実感が湧かないです…って、こんなこと言ったら自覚足りないって怒られちゃいますかね?
(自分のデビュー戦が近づいていることに対する素直な心境を感慨深そうに語り苦笑を浮かべ)
キタちゃんにとってははじめてのレースだからね、無理もない。でも、変に緊張しないで今みたいにワクワクするってのはとってもいい事だと思うよ。俺はレースで1番大切なことは楽しむことだって考えてるから……他の人はどんな風に考えてるか分からないけどね。
(明るい口調で自分の考えを語り、緊張して体が固くなるよりも楽しんだ方がいいと今のキタちゃんの状態を肯定して)
大事なのはレースを楽しむこと…それでいいんですね、トレーナーさんがそう言ってくれるんならあたしは安心して走るのを楽しむことにします!
(もちろんレースに出るからには楽しみだという気持ちに加えて勝ちたいという気持ちはあるのだが、今よりもっと勝ちたいという気持ちを前面に出さなくてはいけないのではないか、そんな風に気負っていたのも相手の言葉を聞いて身体の力がいい感じに抜けて今のままの自分で頑張ると微笑んで)
その意気だよキタちゃん!それじゃ最後にクロールを5往復やってもらおうかな。大丈夫そう?
(キタちゃんの気張っていた体が楽になったのを見て、自分の言葉で効果が出たんだと嬉しくなり、話して少し時間もたったのでトレーニングを再開しようと提案し)
もちろんです!5往復でも10往復でも今のあたしならいけそうなぐらいです!
(やれるか、との問いに力こぶを作るようなポーズで冗談めかしてそう口にしてはプールへと向かって、水の中に入れば早速クロールで泳ぎ始めて)
あれっ、前回よりも明らかに泳ぐスピード早くなってる。あのバタ足…やっぱ足のパワー増強したおかげかな。俺のトレーニングでキタちゃんが成長できてるって考えるとめちゃくちゃ嬉しいな……
(以前よりも強くなっているバタ足を見て、本当に力強くなっているんだと実感し、キタちゃんがどんどんと成長しているのを手助けできてるんだなとトレーナーとして嬉しく思い、その嬉しさで思わず大きな声で「キタちゃん頑張れー!」と応援して)
……!
(泳ぎ続ける中で相手の声が耳に届けばスパートをかけ、目標に設定された距離を泳ぎ切ると水面から顔を出して、ぷはっと大きく息をしてから相手の方へとにこやかに手を振って)
トレーナーさん、今日はなんだか身体が軽く感じて前より速く泳げたような気がしたんですけど、トレーナーさんから見てどうでしたか?
(体感的なもので以前よりも成長出来ているということを身体で感じていたが、実際のところはどうなのか見ていた相手の印象を確認してみることにして)
めちゃくちゃ早くなってたよ!やはり素晴らしいトモだね。ダートのおかげか足が重点的に鍛えられてるようで安心したよ。次回水泳行う時はこのタイム越えられるように頑張ってね。
(プールから上がったキタちゃんを快く迎え、少し足を見て足の力が強くなっていることを伝えながら今回のクロールのタイムを見せて)
わっ、本当ですね!我ながらまさかここまで成果が出るなんて…水泳もいいですけど早く走りたいです
(数字で示されたことで体感的な部分は実感へと変わり、ウマ娘としては本業ではない泳ぎでこの結果ならば走りにも何かしらの変化が出ているはずだと考え、走りの方にどんな影響が出ているか早く見たいという想いを口にして)
それじゃあ明日は仕上げとしてレース形式で走ってみようか。デビュー戦前の金曜日に他でやりたいこともあるしね。それじゃあ今日はここまで、また明日!
(自分もこれでキタちゃんがどんな走りをするのか気になるので、デビュー戦の感覚を掴ませる為にレース形式のトレーニングを提案して、手を振りながら笑顔で帰り)
レース形式……わかりました!それじゃあまた明日お願いします!
(実戦を想定してのトレーニングにいよいよかという思いが強まり、程よい緊張感に少しだけ気合い入れながらそう答えて一礼してから帰っていき)
よしっ、準備運動もオッケー!今日はいい結果出さないと
(次の日、気持ちの高まりが抑えきれずいつもより少しだけ早くにやってくると準備運動を済ませて、自らを叱咤するように頬を両手でパチンとはたいて)
こんにちはキタちゃん、いよいよ最終調整に入るけど調子はどんな感じ?
(いつものようにキタちゃんの後から来て、やる気満々の彼女を見るが念の為コンディションを確認して)
あ、トレーナーさん!あたしの方は万全ですよ。今すぐにでも走り出したくてウズウズしちゃってます
(コンディションについては万全と言って差し支えない状況で、なんなら今日が本番だったとしても良かったかもしれないと思えるほどに早く走りたいという想いが強く、待ちきれないと言った風な様子でその場で駆け足をして)
そっか、なら良かった。本当は併走してくれるウマ娘がいればもっといいんだけど、集められなくて申し訳ない。
(キタちゃんが素晴らしい状態なのを笑顔で褒めるが、レース形式で併走してくれる相手を見つけられず、本格的なトレーニングにできない事を謝罪して)
気にしないでください、ここまで来たら実戦だろうとなんだろうとあたしはあたしの走りをするだけですから
(確かに並走相手がいた方がもっと実戦的なトレーニングになったのかもしれないが、本番近くになった今からあれこれ作戦を練るのは現実的ではないだろうし相手もきっとそう思って今回は特別作戦を立てずに挑む方針なのだろうと考えれば競走相手が居ようが居るまいが自分のやることは変わらないからと微笑んで)
そっか、ありがとうキタちゃん。それじゃあ早速始めるから準備してくれ。
(キタちゃんの言葉を聞いて申し訳なさが無くなり、また笑顔に戻ってトレーニングを始める事を促して、自分はストップウオッチや、またキタちゃんの走法を書く為にスケッチブックを準備して)
はい!
(元気いっぱいに返事をしてスタート地点まで向かって)
トレーナーさん、いつでもいけますよ
(スタート位置に立っていつでも走り出せるよう姿勢を低くして構えては相手に準備オッケーと伝えて)
……!
(合図と同時に走り出す。スタートは完璧とまではいかないがまずまずの出だしで、これまでの走り込みで培った感覚で途中でバテないように自分のペースで走っていき、ゴール前の直線まで差し掛かったところでここまで温存していた力を一気に解放し地面を蹴ってスパートをかけ、そのままゴールして)
…なるほどね。キタちゃんお疲れ様!!今までトレーニングした事全部活かせてて素晴らしい走りだったよ。走法も良くなってるし、タイムも更新…キタちゃんはほんとに素晴らしいウマ娘だよっ!
(ゴールした後にストップウォッチを確認し、スケッチブックに素早くキタちゃんの走りを描くとすぐに彼女の方へ走り、やや興奮気味にさっきの走りを称え、以前スケッチブックに描いた走法と今のを比較して、ストップウォッチに表示されたタイムも見せて)
はぁ、はぁ…えへへ、なんだかあたし自身今のはすごく上手く走れた気がしました!見える景色とかもこれまでとは全然違って見えて…!
(全力疾走で乱れた呼吸を膝に手をついて整えてから自らの走りを称える相手の方へ向き直り、嬉しそうに笑い。自分でも体感したことのなかったスピード感と流れる景色の変化を自覚すれば、それを興奮気味に相手へと語り)
それもこれもトレーナーさんの指導のおかげです!ありがとうございます!
(自分一人だったら間違いなくこのレベルまでは辿り着けなかっただろうと考えれば、やはりトレーナーが居てくれて良かったと彼への感謝の気持ちを真っ直ぐに伝えて)
ふふっ、俺もキタちゃんが担当になってくれて本当に感謝してるよ。ありがとうね。
(新人である自分を選んでくれて、きっとキタちゃんじゃなければここまで充実したトレーニングを行えなかっただろうと思い、こちらも感謝の気持ちを伝え)
でも、喜ぶにはまだ早いです。あたし、本番ではトレーナーさんが私を選んで良かったって思えるようなレースをしてみせますね!
(相手からの感謝の言葉を嬉しく思うのと同時に、本当の意味で自分を担当ウマ娘に選んで良かったと思えるかどうか、その真価を見せられるのはレースしかないと力強くガッツポーズをして)
うん、期待してるよ!そうだ、明日なんだけどさ…放課後良かったら一緒に神社に行かないか?キタちゃんが勝てるように願がけしたくてさ。
(キタちゃんの実力ならレースで1着を取れると確信しているがそれでも神様にお願いしたいなと思い、それと一緒にまたお出かけしたいなという気持ちもあり、少し照れくさそうにしながら誘ってみて)
あ、もしかしてトレーナーさんの言ってたやりたかったことってそれですか?トレーナーさんがあたしのためを想ってしてくれることですから断る理由はないです、行きましょう!
(そういえばレースの前日には他にしたいことがあると相手が言っていたことを思い出し、このことだったのかと納得して。心体共に気力は十分となれば後は神頼みだという相手の考えを理解すれば大きく頷いてみせて)
そうそう、行きたかったから承諾してくれて嬉しいよ。それじゃあ明日授業終わったら校門前で待っててくれるかな?
(キタちゃんの反応に嬉しくなり、明日の待ち合わせ場所と時間をワクワクしながら伝え)
わかりました!明日が楽しみですね
(決して遊びに行く訳ではないがトレーニングではなく相手とのお出掛けということでいつもとはまた違った一日になりそうでテンションが上がっているようで、ニコッと微笑み)
トレーナーさんはもう来てるかなー?
(授業が終わると真っ直ぐに待ち合わせ場所に指定されていた校門前までやってきて)
お待たせキタちゃん。待たせちゃったかな?
(トレーナーの事務作業を終わらせ、すぐに校門前へ向かうと既にキタちゃんがおりすぐに駆け寄って)
いえ、あたしも今来たところですから大丈夫です!
(少ししてこちらへと駆けてくる相手に気がつけば手をブンブンと振って、目の前までやってきた相手へと自分も先程ここへ来たばかりだと笑顔で告げて)
さあ、トレーナーさんそれじゃあレッツゴーです!
(よほど楽しみなのか、早速神社へと向かおうと歩き出そうとして)
なら良かったよ。うん、行こうか。
(今来たばかりだと知って安心し、キタちゃんの横を歩いて神社に向かい)
あー、大きな神社だから平日でも割と人いるね。
(少し歩いて神社に着くと、平日にも関わらず人がいることに驚きながら周りをキョロキョロと見渡し)
そうですね、早速お詣りしますか?
(周りを見回してから相手の言葉に同意して頷き、賽銭箱が置かれた拝殿の方を指差して相手に問いかけて)
ちょうど人少なくなってるしやろっか。ちなみにキタちゃんは正しいお詣りのやり方知ってる?
(笑顔で承諾して、気になってみたのでキタちゃんに作法を知ってるか尋ねてみて)
はい!お父さんとよく神社に来てお詣りしてるので作法はバッチリです
(正しいお詣りの作法について尋ねられると得意げに完璧だと言い切っては胸元で拳をグッと握り)
そっか、仲良いんだね。俺もある程度勉強してきたし早速お詣りしよっか。
(キタちゃんがお父さんと仲良い事を知り思わず微笑んで、自分もそれについては大丈夫だと言い)
はい、そうしましょう!後で絵馬とかも書きたいんですけど、いいですか?
(元気よく受け答えをしては拝殿へ向かって歩き出して、その道中で思い出したようにせっかく神社へ来たなら…と、自身の希望を伝えて首をゆるりと傾げて)
もちろんいいよ。絵馬かぁ…俺も書こうかな。
(キタちゃんの隣を歩きながら絵馬を書く事を承諾して、せっかくなら自分も書こうかなと顎に手を添えながら考え)
ぜひ書いちゃいましょう!ちなみにトレーナーさんは何を書きますか?
(せっかくの機会だからと相手も一緒に書こうと誘い、書くとして相手は絵馬に何を書くのだろうと興味津々といった様子で尋ねて)
そうだな……キタちゃんがこれからもずっと元気でいられますように…かな
(他にも書きたいことはあるが、やはり1番はキタちゃんの事なので少し考えた後にそう答え)
え、あたしのことですか!?それは嬉しいですけど…トレーナーさん自身の願い事は何かないんですか?
(まさか自分のことだとは夢にも思わずビックリしたように目を丸くしつつ、相手自身の願い事を書いた方がいいのではないかと思って首を傾げてそう問いかけ)
俺の事か…んー……キタちゃん以外にも担当になってくれるウマ娘ができたらな…かな。そうすれば今よりトレーナーとしての経験も上がるし、何よりキタちゃんの併走相手もできるから…って仕事の事ばっかだな。
(自分の事と聞かれ先程より長く考えた後にそう答えるが、結局は仕事の事だし、さらにはキタちゃんのための願いだと気づき自分は本当にウマ娘のことしか考えてないんだと苦笑いして)
なんだかトレーナーさんらしいです、でも確かに一緒に切磋琢磨出来る仲間なんてちょっと憧れます
(どこまでいってもトレーナー業についてなのを聞けば、今日まで一緒に過ごしてきて抱いた相手への印象は変わらないなとクスクス笑って、それから他の担当ウマ娘については前向きに肯定的に捉えていて)
キタちゃんがどんどん実力つけてけば憧れて入ってくれるウマ娘来ると思うよ、だから俺も頑張らないとね。
(キタちゃんが切磋琢磨できる仲間が欲しいと言ったので、自分がちゃんとトレーニングしていくんだと再び気合を入れて)
それじゃあ先にお詣りしに行こっか。
(とりあえず絵馬は後にして、先に神様にお願いしに行こうと提案し)
はい、そうですね!………
(相手の言葉に大きく頷き明るく返事をしてから、拝殿の前まで一緒にやってくると賽銭を投げ入れ、それから二礼二拍手一礼の作法で声に出さず静かに自身のデビュー戦の勝利を願って)
…これでよし!後はあたしが練習の成果を本番でしっかりみせるだけですね
(お詣りを終えると小さく一つ息を吐いてから相手へと笑顔を見せ、トレーニングも神頼みも済んだ今、後は自分次第だと気合いを入れて)
よし…
(こちらもキタちゃんと同じように賽銭を入れ、二礼二拍手一礼をして、キタちゃんが無事デビュー戦で勝てるように祈って)
そうだね、明日が楽しみだよ。それじゃあ絵馬書きに行こっか。
(こちらも笑顔で返して、明日のキタちゃんの晴れ舞台が楽しみな気持ちを伝え)
はい、行きましょー!……すみませーん、絵馬二人分お願いします…って、あ!あなたは、えっと…
(次の目的である絵馬をもらうため、社務所までやってきて中にいる巫女さんへとそう呼びかけると対応してくれた巫女さんにはどこかで見覚えがあって、しかし名前が出て来ずに頭を悩ませていると…)
【マチカネフクキタル】
マチカネフクキタルです。見たところお二人はトレーナーとウマ娘、お二人でレース前の願掛けといったところですか?…どうです、せっかくなのでおみくじも引かれていっては?
(フクキタルは自らそう名乗ると、二人の様子を見てそう言い当て、おみくじの入った六角形の箱を手にジャラジャラ言わせながら不敵に笑いながら勧めて)
まさかここでマチカネフクキタルに出会えるとはな…それはともかくいいんじゃないかな?せっかく神社に来たんだから引いてみようよ。
(普段キタちゃん以外のウマ娘とは会わないので貴重な体験だなと思いつつ、この先の運勢を知りたいなと考えおみくじを引くことを提案して)
【キタサンブラック】
そうですね!…うぅ…ドキドキしますね?…
(確かにせっかくだから、と相手の言葉に頷いてからおみくじの入った箱をフクキタルから受け取り、悪い結果が出てしまったらどうしようなんて少しばかり緊張しながらおみくじを引いて)
【マチカネフクキタル】
ふむ…中吉です。勝負運は良好、ですが…人間関係に注意が必要、思わぬ運気の低迷に注意です
(箱から出てきたおみくじ棒を見ると、おみくじの結果を二人へとそう告げて)
ドキドキするね……中吉か、勝負運良いのはめちゃくちゃ嬉しいけど人間関係に注意か…この先キタちゃんと喧嘩したりするのかな?
(勝負運良好はレースに勝てていけるのではないかと思いとても嬉しいが、人間関係に注意という所は他のトレーナーと何かしらあるかもとも考えたが1番仲のいいキタちゃんと何か起こるので無いかと思い、悲しそうな目でキタちゃんを見つめ)
【キタサンブラック】
きっと大丈夫ですよ!勝負運はいいって出てますし、それに人間関係だって相手がトレーナーさんとは限りませんし…っていうかあたし的にトレーナーさんと喧嘩なんて絶対考えられませんから!
(どこか悲しげな反応をする相手を元気づけようとそう明るく言うが、それでも多少は不安もあるのか少しばかり空元気なようにも見えて)
【マチカネフクキタル】
…これはおみくじの結果ではなくシラオキ様のお告げですが、大きな勝負の前は特に注意が必要と出ています…くれぐれもお忘れなきよう
(そんな二人の様子を見て、最後にそれだけ付け加えると二人へと絵馬を手渡して)
ははっ、そうだよな。自分で言うのもアレだけどキタちゃんとはめっちゃ仲良いと思ってるから大丈夫だよね。
(喧嘩するはず無いというキタちゃんに対して、すこし不安はあるが明るい笑顔を向けて)
大きな勝負…皐月賞とかその辺かな、とりあえずありがとねフクキタル。
(ウマ娘で大きな勝負と言えばもちろんGIレース。現時点でキタちゃんの最初のGIになるであろう皐月賞で何か起こるのではないかとと予想しつつ、礼を言って絵馬を受け取り。ちなみにシラオキ様?については触れないでおくことに)
……トレーナーさん、デビュー前なのに皐月賞の話しなんて地味にプレッシャーですよー…あ、でも挑戦出来るならしたいって気持ちはもちろんありますから安心してください!
(受け取った絵馬を手に願い事を記入できる場所へ移動しながら、先程フクキタルの発言に対して早くもGIレースの名前を出していた相手に流石にまだその話しをするには少し気が早いのではないかと遠慮がちに口にしながらも、仮に出走が実現したなら精一杯頑張りたいという気持ちも表明して)
ははっ、ごめんごめん。でもキタちゃんならきっと夢じゃないって思ってさ。
(キタちゃんの実力なら皐月賞にも出走できるのではないかという期待と共にそう伝え)
それじゃ絵馬に願い事書こっか。キタちゃんはなんて書くの?
(書ける場所に着き、そういえば聞いてなかったなと思い気になったので聞いてみて)
あたしはそうですね……強くてカッコいいウマ娘になりたい、そのためにはファンに夢を見せることはもちろんトレーナーさんの想いも背負えないといけないと思うんです……ですからあたしの願いはこれ、GI制覇!です
(相手の問いかけに対し、質問への答えの代わりに手元でペンを走らせながら自らの思う強くてかっこいいウマ娘の定義を語り、やがて描き終えて相手の前に突き出した絵馬には太く力強さを感じさせる文字で『GI制覇する!』と書かれており、それは自分がGIレースに出走することを信じてくれている相手の想いに応える形で)
…そっか、さすがキタちゃんだよ。だったら俺もキタちゃんに相応しく、ずっと支えていけるようなトレーナーにならないとだね。
(突き出さた絵馬に少し驚いたが、キタちゃんがそう言うならとこちらも絵馬に自分の思いを書き、書き終わるとキタちゃんに『誰からも認められるトレーナーになる』と綺麗な文字で書かれた絵馬をキタちゃんに見せつけてはにかんだ笑顔を見せて)
ふふ、なんだか面白いですね。これってどちらの願いが叶ってももう片方の願いも叶うと思うんです。あたしはあたし自身のため、そしてトレーナーさんの為にも頑張る…それってとても素敵なことだなって…絶対に一緒に実現させましょうね!約束です!
(相手の願いを見てクスりと微笑み、よく考えれば二人の願いは繋がってるんだとそんな風に思い、そんな考えを嬉しそうに語り、改めて二人で頑張っていこうと誓いを口にして)
あぁ、絶対に実現させような。
(自分のためでもあるが、キタちゃんのためにも掲げた目標を必ず実現させようと気合を入れて、立派なウマ娘に育てようと思い)
それじゃあ帰ろっか、明日は大事なデビュー戦だし休まないとね。
(絵馬を奉納して、いよいよ明日となったデビュー前のためにもキタちゃんを休ませてあげたかったので)
そうですね、あたしも明日は万全の態勢で臨みたいですから早めに休まないと…
(明日は待ちに待ったデビュー戦、一切の妥協なく臨むためにも相手の言う通りしっかり休まなければと素直に頷き、今日はいつもより早めに休むようにすると口にして)
でしょ、寮まで送って行くよ。それと、今日は付き合ってくれてありがとね、キタちゃんと一緒だったからとっても楽しかったよ!
(日も傾き始めてきて心配なのでキタちゃんを寮まで送ると伝え、今日は一緒にお詣りしたり、おみくじを引いたりしてとても充実した日だったと感謝の気持ちを笑顔で表現して)
あたしも楽しかったですよ、おかげで明日は頑張れそうです
(寮まで送ってくれるという相手の言葉を今回は甘んじて受け入れて、一緒に寮までの道を歩きながら自分にとっても今日の外出は有意義だったと笑顔浮かべれば、明日のレースで頑張る活力をもらったと言い)
なら良かったよ、っと寮まで着いたな。それじゃあ明日朝の6時にここに迎えに行くから寝坊しないように気をつけてね、それじゃあ明日頑張ろうね!
(喜んで貰えて何よりだと思いながら歩くと寮まで着き、明日の集合場所に着いて説明して、笑顔でキタちゃんを鼓舞して「じゃあね」と言って手を振りながら去り)
はい!それではまた明日です
(こちらも笑顔を浮かべ相手に手を張り返すと寮の中へと帰っていき)
次の日
あわわっ、大変大変!ギリギリだよー…
(早めに休むつもりが結局興奮のあまり寝る時間が遅くなってしまい、同室のサトノダイヤモンドが起こしてくれたおかげで寝過ごしはしなかったものの集合時間にはギリギリになってしまい、全力ダッシュで約束の場所へとやってきて)
おー、来たきた。おはようキタちゃん、全然来なかったからどうしたんかと思ったけど安心した。
(寮の近くに自分の車を停めて、その横に立ってキタちゃんを待つが全然来なかったので不安になるが、無事その姿が見えると思わず笑みを浮かべて朝の挨拶をし)
おはようございます…っ。すみません、少し寝坊してしまって…
(既に待ち合わせ場所で待っていた相手へと急ぎ駆け寄っていくと寝坊してしまったことを素直に話してはペコっと頭を下げて)
大丈夫大丈夫、こういうこともあろうかと少し早めの集合時間にしたからね、むしろ早起きさせて申し訳ないよ。
(頭を下げたキタちゃんに対し、全然気にしていないことを表すように明るい口調で伝え、その後逆にこちらが謝罪して)
いえ、大事なレースに遅刻する訳にはいきませんから早めの集合にしてもらえて良かったです!
(早起きについては相手なりに時間の余裕を持たせるための判断だということがわかっており、実際自分がこうして寝坊をしたことを考慮すれば相手の判断は正しかったと考えてむしろ、感謝をして)
それじゃあ張り切っていきましょー!
(何はともあれ、これで出発の準備は出来たと気合充分といった様子で拳をぐっと上に突き上げて)
ははっ、そう言ってもらえるのなら嬉しいよ。それじゃあそろそろ出発するから車乗ってね。
(申し訳ないと思っていたことを感謝されてなんだが安心して、キタちゃんも来たことなので車の運転席の扉を開けながら、助手席の方を指さして)
はい、よろしくお願いしまーす!
(明るくそう返事をしてから助手席のドアを開けて車へと乗り込み)
えへへ、正直寮を出るまでは少しだけ眠さもあったんですけど、改めてこれからいよいよ本番だって考えたらすっかり目が覚めちゃいました
(隣でシートベルト締めれば、そんな風に苦笑混じりに述べては小さく肩を竦めて)
そっか、そういえば緊張で眠れなかったとかある?もし眠たくなったら中山レース場まで1時間ちょっと時間かかるし寝てても大丈夫だよ?
(自分も乗ってシートベルトを締めて車を発進させると、もしかしたらあまり眠れなかったんじゃないかと思い、車の中で寝むってもいいと運転しながら言い)
あはは…実はちょっとだけ寝不足気味かもしれないです。でも、体調に影響する程ではないんで大丈夫です
(実は今日が楽しみすぎてあまり眠れなかったのだと素直に話すが、今は勝負に向けての集中故か眠さによる不調などは感じていないから平気だとガッツポーズをしながら答えて)
なら良かった、今日はめいいっぱい楽しんできな。
(レースに支障は無さそうなので安堵した表情を運転中なので横目でキタちゃんを見ながらして)
…着いたよ。朝早くに予定立てといてよかった~、おかげで道混まなかったから思ったより早く着けたよ。
(1時間程して中山レース場に着き、何事も無くキタちゃんを送迎できたことで安心し、大きく息を吐いて体の力を抜きながらシートベルトを外して)
まだちょっとだけ時間余裕ありますよね、レース場少しだけ下見してきてもいいですか?
(相手が余裕を持ったスケジュールで行動してくれたおかげで会場に着いた頃にはまだ集合時間までに時間があり、ソワソワしながらこれから自分が走ることになる場所を見てきてもいいか尋ねて)
もちろんだよ、それじゃあ俺は出走の受付とかしてくるからキタちゃんは先にレース場見てきな。俺も後で行くよ。
(ソワソワしているところを見て早く走りたいんだなと察し、そんなキタちゃんを止める理由などないので快く承諾して、後で合流すると伝え)
はい、それじゃあ行ってきますね!
(明るく返事をすれば、小走りでレース場の方へと向かって)
あたし、今日はここで走るんだ…いつもは客席から見るばかりだったかなんか不思議な感じ…
(レース場の中へと入るとキョロキョロと中を見回し、まだ誰もいない観客席を見上げると、これまでとは違う自分の立場に感慨深そうに呟いて)
おーい、キタちゃんお待たせ。はいこれ、今日のゼッケンだよ。
(少ししてレース場の中へ行くとキタちゃんが見えたのですぐに駆け寄り、受付から預かったゼッケンを渡して)
すごいなぁ…俺の担当ウマ娘がこんなすごいレース場で走るなんて…感動だよ…
(コースからの景色をぐるりと見渡して、新人の自分がこんなすごいウマ娘を担当できたことを再び感謝し)
トレセン学園のターフと大きさ自体ははそこまでは変わらないですけど、やっぱりちゃんとしたレース場は雰囲気とかが違いますよね!
(ゼッケンを受け取り身につければ、すごいレース場という相手の言葉に対して同意を示して。コースの距離的にはトレセン学園と同じでもやはり独特の雰囲気を感じてはそう口にして)
うんうん、中山レース場は皐月賞に有マ記念などのウマ娘達が憧れるGIレースも行われるしね…毎年激戦が行われてきたコースにこうやって立っているだけでも鳥肌たってくるよ。
(今までテレビで見てきた数々のウマ娘達が繰り広げてきたコースに立って涙すら出てきそうな感動を覚え、いつかキタちゃんにもそんな激戦をして欲しいなと思いながら)
それじゃあそろそろ控え室行こっか。それとお腹すいてる?ゼリー飲料とか予め買ってきたし少し食べとく?
(腕時計を見てちょうどいい時間なのを確認して、そろそろ準備しようということを伝えながら、バッグからゼリー飲料を取り出して食べるか聞いてみて)
GIレースかあ……あ、もうそんな時間ですか?そうですね、今のうちに少しだけお腹にものを入れておきたいです
(ここで毎年行われてきたGIレースへの憧れと、自分も必ず出走するという決意を胸に思いを馳せていると相手の言葉に現実へと引き戻され、それから問いかけに頷きつつ答えるとゼリー飲料を受け取って補給済ませればレース場を出て控え室へと向かい)
それじゃあトレーナーさん、あたし頑張ってきますから応援お願いします
(そうして二人で控え室前までやってくると、中へと入る前に相手にそれだけ言ってから控え室に入ってレース開始に備えて)
…キタちゃん大丈夫かな…すごい険しい表情だったけど…いや、トレーナーの俺が信じなくてどうするんだ…キタちゃんなら絶対勝つよ!
(観客席まで来て、キタちゃんを心配になるが今までのトレーニングを思い出して彼女なら絶対に1着を取ると信じながらレースが始まるのを待ち)
(そして、いよいよレース本番。しばらくしてパドックから出てくれば、軽いウォームアップの後で他の出走者たちと共に問題なくゲートインしていき。ファンファーレが鳴り響くとゲートが開く。スタートの合図に他のウマ娘たちに遅れることなくまずは上々のスタートを切ってまずは5番手につける。
レースの前評判ではそれほど注目されていなかったこともあり人気は6番に甘んじていたが、走りそのものは他のウマ娘たちと比べても遜色はないどころか、前を走る上位陣にプレッシャーをかけるような走りを見せていて)
すごい…明らかにあの走りは他のウマ娘よりも洗練されてる…さすがだよキタちゃん!
(まだ無名なので6番人気なのは気にしていないが、それよりもキタちゃんの走りが他のウマ娘と比べても格段にスキルが高いことに驚きと嬉しさを感じて思わず観客席から上半身を乗り出す勢いでレースを凝視し)
…やっぱりみんな速い…!でも、あたしは負けられない仕掛けるならここしかない…!
(調子良く走っていたが最終4コーナーを抜けても前走者との差は思ったほど縮まっておらず、ポジションは依然中団グループの位置に甘んじてしまっており、やはり現実のレースは決して甘くないことを実感して。その時、ゴール前の観客席にいる相手の姿が見えて、二人の約束はまだ始まったばかりであり、自分の目標のためにもこんなところでは負けられないと自らを奮い立たせれば一気にスパートをかけ、そして驚異の追い上げを見せれば先頭を走っていたウマ娘を差し切っての勝利となって)
…やった…キタちゃんが…勝った…!!すごいよキタちゃん!!
(第4コーナーを通過しても前のウマ娘との差が縮まらず、今回はダメだったかと一瞬思ったが、観客席手前のコースにキタちゃんが来た時に彼女と目が合った気がし、その瞬間……今まで以上の追い上げをして見事1着になった彼女を見て手に汗握り、飛び上がりそうな勢いで勝利を喜び)
…勝った、あたし勝ったんだ!
(無我夢中で走りゴールをした瞬間膝に手をついて呼吸を整えて、それから掲示板の表示を見れば自分が勝ったんだという実感が湧き上がり、パアッと表情を明るくすればまずは観客席に居る相手の正面まで行き笑顔で大きく手を振って)
おめでとうキタちゃん…嬉しくて涙出てきちゃったよ…
(身を乗りだす勢いでこちらに来たキタちゃんに向けて大きく手を振ると、
あまりの感動で目から涙が出て見せないように袖で自分の目を擦り)
トレーナーさん嬉しそう…えへへ、レースに勝つってこんな感じなんだ…!
(自分の勝利を心から喜んでくれている様子が目で見てわかれば笑顔でVサインをして、自分の身をもってレースに勝つことの喜びを知ればもっと大きな舞台でこの喜びを味わいたいという気持ちが大きくなっていって。それから、勝者だけに許されるウィニングライブのセンターで堂々と『Make debut!』を披露して)
トレーナーさーん!
(ライブも終わり、ようやくこの日予定されていたプログラムが全て終われば、直接勝利を報告するべくイベントの終わりを待ってくれていた相手の元へと駆け寄っていき)
お疲れ様キタちゃん、ウイニングライブすごくかっこよかったよ。ほんとに今日はキタちゃんが主役でも過言では無いね、周りにいた観客席の人たちもみんなキタちゃんの事すごいって言ってたし。
(こちらへ駆け寄ってきたキタちゃんを笑顔で迎え、ウイニングライブの感想やキタちゃんが勝った事での周りの様子などを嬉しそうに伝え)
あたしのこと呼んでくれる声、ライブ中にも沢山聞こえました。ちょっとだけ照れ臭かったですけど…でも、すっごく嬉しくて…!でも、一番嬉しかったのはトレーナーさんがこうしてあたしの勝利を喜んでくれて褒めてくれたことです!今日のことはあたし、絶対忘れません
(観客席から自分の勝利を称えてくれるファンの声は多く届いていたと嬉しさを滲ませては、それ以上の喜びはやはり今こうして相手がこの勝利を自分のことのように喜んでくれていることであり、この先いくつのレースを走ってもこの日の感動は忘れないだろうなという確信を抱いて)
俺もだよ、自分の担当の初勝利だしこんなめでたい日はそうそう無い…絶対に今日という日を忘れないよ。ほんとにありがとね……っとそれじゃあ暗くなってきたしそろそろ帰ろっか。
(何より嬉しいのは自分がキタちゃんの勝利を喜んだりしたことだと聞き、顔を少し赤くしながらも嬉しさで笑みを浮かべ、初めての勝利という余韻にまだ浸っていたいが時間的にも帰らないとなので車の方を指差しながら)
あ、そうですよね、せっかくのおめでたい日なのに門限破ってお叱りなんて締まらないですし
(相手の言葉にハッとして、時間を確認すれば今から帰らなければ門限を超えてしまいそうだと理解すれば名残惜しさを感じながらも頷き、助手席へと乗り込んで)
確かに名残惜しいけど、フジキセキは怒らせると怖そうだしね…安全運転で帰りますよー。
(自分も運転席に乗り込みながら、キタちゃんが怒られるのは嫌だなぁと思いながらエンジンをかけ)
そうだ、お祝いとしてまた何かお菓子作ってくるけど、それ以外にも俺にできることってあるかな?せっかくキタちゃんの初勝利だしね。
(運転中、前のようにお菓子を作ってくることを伝え、それとは別に初勝利なんだからもっとお祝いしたいなと思って自分になにかして欲しいことはないかと聞いてみて)
………はっ、え、えっと、うーん…そうですね…あ、それならまたトレーナーさんとお出かけしたいです!この前のお出かけが楽しかったので!
(寝不足と今日一日の疲れもあってウトウトしていたところに投げかけられた質問にハッとして目を覚ませば慌てて少しの間考え込んでから、思いついたように要望を伝えては微笑みかけて)
あ、起こしちゃってごめんね。お出かけか、もちろんいいよ。俺もこの前楽しかったし、行きたい場所とかある?
(疲れていて眠っていたことに気づかず謝罪し、この前の休日を思い出しながら快く承諾して、次はどこに行こうかと聞いてみて)
いえ、ちょっとウトウトしてただけなんで気にしないでください!…行き先は、そうですね…特に考えてなかったですけどお買い物とか一緒に行きたいです
(どちらかといえば一緒にお出かけという要素を重視していたため、どこへ行くかなどは考えずに発言したため、問いかけにまた少しだけ考え込み、それから一緒に買い物へ行きたいと答えて)
おっけー、それじゃ来週の土曜日でいいかな?キタちゃんの私服可愛かったから俺も恥ずかしくないようなの着てこないとな…
(自分はいっしょに行くならどこでも良かったのですぐに承諾して、この前のお出かけの時にキタちゃんが私服を見たいと言っていたので何を着ていこうか考えながら)
そんな風に言われると逆にあたしがプレッシャーですよー…でも、トレーナーさんの私服姿楽しみにしておきますね!
(話題が私服の話しに及び、改めて可愛いという言葉と共に更にはそれに見合う格好をと言われると、むしろこちらが恐縮してしまうが素直に相手の私服姿が見られるのは楽しみだと満面の笑みで述べて)
ふぁ……あっ、ご、ごめんなさい!
(会話がひと段落すると大きな欠伸をしてしまって、相手だって車の運転や応援で疲れているはずなのに、と申し訳なさを感じて謝罪を口にして)
全然大丈夫だよ、夜だからか少し道混み始めてきたし無理しないで寝て大丈夫だからね、今日は疲れたでしょ?
(キタちゃんが欠伸しても全然気にせず、むしろ疲れているのに話しかけて申し訳なかったなと思いながら車の中で少し休みなと提案して)
いえ、起きてます…!トレーナーさんとこうしてゆっくりお話し出来る機会って中々ないです…し……
(相手の言葉に首をブンブンと横に振って、いつもはトレーニングなどがあるため、一緒に居ることは多くてもこうしてのんびり話せる機会はないからと口では言いつつも抗いきれない眠気に負けてついに眠りに落ちてしまって)
ふふ、おやすみキタちゃん…
(キタちゃんが寝るのを確認して、運転に集中しながらトレセン学園に戻り)
キタちゃん着いたよ~、起きて~
(無事トレセン学園に着くと、門限を破ったら可哀想なのでキタちゃんに優しく声をかけながら肩を叩いて起こし)
……へ?……わっ、私ってばもしかして寝ちゃってましたか!?
(身体が揺すられる感覚にゆっくりと目を開けて、いつの間にか車が停車して寮の前に居ることに気づくと少しばかり申し訳なさそうに相手を上目で見上げて)
疲れてるんだから気にしなくて大丈夫だよ、今日はお疲れ様。あんなレース見れて嬉しかったよ。
(申し訳無さそうにするキタちゃんに対して、安心させるように笑顔で答えて)
えへへ、ありがとうございます!…あ、そうだ、トレーナーさん、次のトレーニングはいつから始めますか?
(相手の優しい言葉に安心してふわっと微笑み。デビュー戦での勝利は長い道のりの始まりでしかない、そう考えれば早くも次のトレーニングの予定について尋ねて)
そうだな……火曜日からにしようかな、日、月曜日はキタちゃんの体休ませてあげたいしね。
(いくらウマ娘の体力といえど肉体に疲労労は蓄積しているだろうから、少し考えて2日挟んで火曜日からにすると言い)
火曜日ですね、わかりました!…でも、二日もトレーナーさんに会えないのかあ…って、何言ってるんでしょうねあたしったら!そ、それじゃあまた!
(二日の休日を与えられ、納得して頷いたものの不意にそんな考えが頭をよぎって、それを口に出してしまえば慌てて首を横にブンブン振り、気を取り直せば今度こそ帰っていこうとして)
まぁ、俺も会えないのは寂しいけど体を休めるのが今のキタちゃんの仕事だしね、それじゃあまた火曜日にね。
(不意に聞こえた言葉に自分も会いたいが、キタちゃんの体を休めるのが大事なのでそう伝えて手を振りながら車の中から見送って)
えっと…いたいた、キタちゃん!
(火曜日の昼休み、カフェテリアにいたキタちゃんに手を振りながら満面の笑みで駆け寄り)
うーん…何にしようかな…お肉もお魚も捨てがたいなあ……あっ、トレーナーさん!あたしに何か用事ですか?
(カフェテリアでメニューを見ながら何を食べようか頭を悩ませているところに、声をかけてきた相手の方を見れば二日ぶりということもあって嬉しそうに明るい表情を浮かべて手を振り返し、口ぶりから自分を探していたようにもとれる相手の発言にそう疑問を投げかけて)
うん、お菓子作ってきたからいっしょに食べたいなって。キタちゃん頑張ったから食べて欲しくてね。
(手に持っていたバケットカゴを見せて、以前自分が作ったクッキーを食べて笑顔になるキタちゃんを思い出しながら誘ってみて)
わっ、お菓子ですか!?楽しみです!今日もクッキーですか?
(相手の言葉にお菓子を作ってくると言っていたことを思い出し、バケットカゴを見やれば中身はなんだろうとワクワクしながら尋ねて)
あ、ごめん…今日はマカロンなんだ。クッキーの方が良かったかな?
(バスケットを開くと中には、茶色のチョコレート味と緑色の抹茶味の2種類のマカロンがあり、もしかしたらクッキーの方が良かったのかなと少し心配になって聞いてみて)
いえ、そんなことないです!トレーナーさん、こんな可愛いお菓子も作れちゃうんですね。凄いです!
(そんなことないと慌てて否定し、むしろ以前のクッキーの他にもこんなレパートリーもあるということに素直に感心しているようで)
はははっ、ありがとうね。他に趣味がないからついお菓子作っちゃうんだよね…ほら、早速食べて欲しいな。
(自分の事を褒めてくれた事が嬉しくて、笑顔になりながら作ってきたマカロンを食べて欲しいと伝え)
はい、それじゃあこっちの席で一緒に食べましょー!飲み物もあった方がいいですよね!?あたし、トレーナーさんの分も注文してきますよ、何がいいですか?
(ひとまず空いている座席を確保すれば、甘いおやつには飲み物もあったほうがいいだろうと考えては相手に何が飲みたいか希望を聞いて)
(/提案なんですが、もし良ければこちらのウマ娘のキャラ練習を兼ねてもう一本別の絡みをやってみませんか?練習なので相変わらず似非気味になることは予めご理解いただいた上でということになりますがどうでしょうか?)
はいよ、よいしょっと。あー…じゃあ緑茶でお願いしてもいいかな?
(キタちゃんが確保した席に座ると、せっかくだからお願いしようと元々よく愛飲してる緑茶を頼んで)
(/もちろん大丈夫ですよ!自分なんかでよろしければお相手したいです!)
わかりましたー!それじゃあ少しだけ待っててくださいねー
(相手の希望を聞き、元気いっぱいに返事をすれば小走りで飲み物を取りに行き)
…お待たせしましたー!あたしもトレーナーさんと同じ緑茶にしちゃいました
(少ししてトレイに飲み物をのせて戻ってきて、テーブルの上に置きながら自分も相手と同じものにしたと笑顔で言い)
(/ありがとうございます!それでは何人か候補を挙げておくので下記から希望するウマ娘を選んでください。
マルゼンスキー
ミホノブルボン
サイレンススズカ
ツインターボ
メジロドーベル
これらとは別に誰か希望があれば出来そうな子なら提供出来るかもしれませんがあまり期待はしないでください)
ありがとねわざわざ俺の分まで持ってきてくれて…って同じものにしたんだ、なんか嬉しいな。
(席に着きながらキタちゃんが戻ってくるのを待ち、帰ってきて自分と同じ緑茶を持ってきたと知るとなんだか嬉しくなって笑みを浮かべ)
(/めちゃくちゃいますね、好きなウマ娘ばかりなので返信するまでめちゃくちゃ悩んでました笑……現在ミホノブルボンとメジロドーベルまで絞ったのですがどちらがやりやすいとかありますか?)
気にしないでください、どうせついでですから!…あ、でも、よく考えたらマカロンに緑茶ってちょっとミスマッチでしたかね?でも、何事も挑戦!試してみないことにはわからないですし、トレーナーさんのお菓子はきっとどんな風に食べても美味しいです
(飲み物を一つ運ぶのも二つ運ぶのも一緒だと屈託もなく笑い、なんとなくせっかくだからと相手と同じものを頼んだが和と洋で若干のミスマッチ感は否めないだろうかと少しだけ考えたが、元々が美味しいお菓子ならどんな組み合わせでも美味しいだろうと自分の中で結論づけて)
(/何気に逃げウマばかりという偏った人選で本体の趣味丸出しなのが申し訳ないって感じでしたけどね笑
その二択でしたらメジロドーベルを提供させていただいても宜しいでしょうか?ミホノブルボンの方がやり易い気はするんですけどキタちゃんとは方向性は違えどトレーナーに対する敬語キャラで被ってしまうので笑)
あっ、やべ気づかなかった……でもそんなふうに言ってくれるのはとても嬉しいな。早速キタちゃんに食べて欲しいな。
(なんも考えずに緑茶を頼んで、和と洋になったのことが面白くてくすくすと笑いながらも、自分の作ったお菓子が食べる前から美味しいと言ってくれた事で少し頬を赤らめながら)
(/確かに逃げウマ娘ばかりですね、逃げ切りシスターズとか逃げウマ娘自分も好きなんでむしろありがたいです笑
ドーベルですね、分かりました!こちらは雨宮続投ですか?それとも別のトレーナー用意しますか?)
はい、それじゃあまずはこの抹茶味をいただきますね!…わあっ、やっぱりトレーナーさんの作るお菓子は美味しいです!それに、これ緑茶との相性も抜群ですよ!
(勧められるままに、まずは抹茶味のマカロンを一つ摘んで口へと運び、甘さの中にもほろ苦さのある味わいに舌鼓を打ち、それを緑茶で流し込めばほう、と幸せそうに深い息を吐き、ミスマッチだと思っていた組み合わせが思っていた以上に抜群と気付けば瞳を輝かせて)
(/おお!逃げシス好きとは気が合いますね!他に逃げウマだと本当はヘリオスとかも好きで動かしてみたいんですけどパリピ語はハードルが高くて高くて…笑
出来れば別のトレーナーを用意していただけるとありがたいですが、厳しいようなら続投で構いませんよ。それからここで両方やると少しややこしくなりそうなのでもう一つトピ立てしようと思うのですが大丈夫ですか?こちらがトピ立てしますので!)
おー、なら良かった。元々抹茶好きだから抹茶のお菓子はよく作るんだよね、だからちょっと自信あったんだ。
(抹茶のマカロンを食べて喜ぶキタちゃんを見てこちらも嬉しくなり、自信があったのでおそらく初めてキタちゃんに見せるであろうドヤ顔をして自分もマカロンをひとつ食べて)
(/ですね嬉しいです!パリピ語難しいですもんね笑
では別トレーナー用意しますね。申し訳ないんですがあんまり雨宮と性格とか喋り方変わらないかもです……
分かりました!ではトピお願いしますね!)
ふふ、トレーナーさんの自信作の看板に偽り無しですね!…よし、それじゃあ次はチョコ味を…うん、チョコもやっぱり美味しいです!…でも、美味しすぎてついつい食べ過ぎてしまいそうなのが難点ですね
(次はもう一つのチョコレート味を口へと運び、ほっぺたを押さえてにこやかに微笑み、あまりの美味しさに次から次へと手が伸びてしまうが、一応は体重などに気を遣わなければ立場であることを考えて苦笑して)
(/それでも大丈夫ですよ!1対1の方に『ただ一人特別なあなたへ』というトピを用意しますので詳しくはそちらで話しましょう)
あははっ、確かにちょっと作りすぎちゃったしね…いざ作ると集中して大量に作っちゃうんだよね……そうだ、良ければ持って帰ってサトちゃんとか他のウマ娘にも食べさせてあげればどうかな?
(美味しく食べてくれるのは嬉しいが、トレーナーとして担当の体重についても考えなければいけないためその点を考え始め、他のウマ娘にもおすそ分けするのはどうかと提案して)
(/分かりました!そちらへ向かいますね!)
あっ、それ名案です!こんなに美味しいお菓子ならきっとダイヤちゃんも喜ぶと思いますし…えっと、それじゃあちょっとだけ持ち帰らせてもらってもいいですか?
(相手の提案にこれほどまでに美味しいお菓子なら、その感動を誰かと共有したいかもと考えたものの、よくよく考えれば自分の為にと作ってくれたものを他の誰かに配るというのは少しだけ引け目も感じて遠慮がちに尋ねつつ上目で首を傾げて)
全然大丈夫だよ、むしろ他のウマ娘も俺が作ったお菓子食べてくれたらとっても嬉しいな…キタちゃんよろしく頼むね。
(キタちゃんだけでなく、作ってきたお菓子を多くのウマ娘に食べて貰えると考えると嬉しくなり、遠慮がちに頼んでくるキタちゃんに対して満面の笑みでマカロンを配るのをお願いしバケットを渡して)
そういうことでしたらお任せ下さい!トレーナーさんの美味しいお菓子、バッチリ布教させていただきますね!
(相手の想いを聞けばそういうことならと、納得してバケットを両手で受け取ると力一杯にそう返事をして)
うんよろしくね!そういえばさっき俺が来た時に魚と肉って言ってたけどまだお昼食べてない感じ?
(バスケットを渡してた後にふとそんなことを思い出して、もしかしたらまだお昼ご飯食べてないのかと心配になって尋ねてみて)
ああっ!?そうでした…!って、もう授業始まっちゃいますね、今日はお昼抜で午後を乗り切るしかないかあ…と、とにかくありがとうございました!また放課後トレーニングお願いしますね!
(相手と出会い、美味しいマカロンを食べさせてもらったことでつい忘れてしまっていたが、元々自分がここへ来た目的は昼食だったと思い出したものの、昼食を食べてる時間は既にないことに気づけば軽く落胆しつつも相手へのお礼は忘れずに言ってその場を去っていき)
あっ、キタちゃん……行っちゃった、なんか申し訳ないことしたな。そうだ!
(自分が長々と話したせいでキタちゃんがご飯を食べる時間を無くしてしまったことを申し訳ないと思い、どうしようか考えていると良いことを閃き)
キタちゃんまだかな……
(放課後、外のレーストラックでタッパーを抱えながらキタちゃんを待ち)
…お腹鳴らないように抑えるの大変だったー……と、それはそれ、トレーニング頑張らないと!
(空腹感は否めないが、二日ぶりのトレーニングで気の抜けたところは見せられないと気合を入れてレーストラックへと向かい)
トレーナーさん、お待たせしました!さあ、トレーニングを……あぅ……
(既に先に来ていた相手の元へと駆け寄っていくと、早速トレーニングをしようと口にするが、その瞬間お腹がぐぅ、と鳴り顔を赤らめて俯いて)
ははっ、大丈夫?俺のせいでお昼ご飯食べれなくてごめんね。だからあの後すぐにスーパーで材料買ってきて、調理室貸してもらってサンドイッチ作ってきたんだ。とりあえずお腹すいたままじゃあれだし食べて欲しいな。
(顔真っ赤にするキタちゃんに対して申し訳無さそうな顔をした後に、手に持っていたタッパーを開くと中にはたまごやツナ、ハムレタス等のサンドイッチが入っている)
あはは……えっと、それじゃあお言葉に甘えていただきますね。それにしても、トレーナーさんって色々と作れちゃうんですね
(苦笑浮かべながらもせっかく自分の為に用意してくれたものだから、と少しだけ遠慮がちにサンドイッチへと手を伸ばし、お菓子作りの腕は知っていたがこんなレパートリーもあるんだと感心しきっていて)
一人暮らしだから勝手に料理できるようになるだけだよ。それでも、こうやってキタちゃんの手助けもできるなら全然本望だけどね。
(実際上手くなろうと料理をしている訳ではなく、普通にこなしているだけだがお昼の時やこの前のようにキタちゃんの笑顔が見れるならとっても嬉しいなと考えながら微笑み)
えへへ、正直お腹ペコペコだったんで助かりましたー…これでトレーニングも頑張れそうです!…あ、そうそう、トレーナーさんのマカロン、ダイヤちゃんもすっごく喜んでましたよ、今度レシピを教えて欲しいって言ってました
(実際相手のおかげで空腹も解消されたため助かったと微笑み、改めてトレーニングに向けてやる気をのぞかせて。それから思い出したように先程のマカロンを分けてあげた親友の反応を自分のことのように心底嬉しそうに語り)
これくらいお易い御用だよ。ってレシピ教えて欲しいくらいまで喜ばれると嬉しさ通り越してびっくりしたな……まぁでも分かった、明日レシピ書いて持ってくからまたカフェテリアでいっしょしてもいいかな?
(キタちゃんだけでなくダイヤちゃんにも喜んでもらえ、さらにレシピも教えて欲しいとの事に驚きつつもまた明日レシピを渡すためにお昼にキタちゃんとまた会っていいかと嬉しいそうに聞いて)
はい、明日はダイヤちゃんとお昼食べる約束してるんで、カフェテリアに来てもらえれば大丈夫だと思いますよ!
(本人に直接確認をとった訳ではないが、昼食を一緒にとることについては異論はないだろうと考え。むしろレシピの件でオッケーをもらえたとわかればきっと喜んでくれるだろうなと親友の嬉しそうな表情を思い浮かべながら大きく頷き、カフェテリアで合流することにしようと話しを進めて)
はいよ、ありがとね。そうだ、今日のトレーニングなんだけどさ、最初に謝らなくちゃならないことがあって…キタちゃんにウマ娘の脚質の説明するの忘れた…だからデビュー戦の時も作戦を説明しなかったし、勝てたから良かったけど本当にごめんね。
(明日の約束を快く承諾してくれたキタちゃんに笑みを浮かべた後に、今までトレーニングやダンスの事ばかりで大事な脚質やレースの進め方を教えていなく、キタちゃんのポテンシャルが高い事が功を奏して下手したら惨敗していた可能性もあったと頭を下げて謝罪し)
へ?…あー、それってトレーナーさんの作戦だと思ってました。初めてのレースであたし緊張してましたし、色々考えてたら勝てないなーって思ってたんで、トレーナーさんもある程度自由に走らせてくれたのかなって
(相手の謝罪の内容に一瞬ポカンとした表情を浮かべ、それから当時の自分の心境的にも作戦やら脚質のことなどあれこれ詰め込まれたら逆にパンクしていたかもしれず、相手もそれをわかってて敢えて特別な指示をしなかったのではないかと考えていたようで)
いやまぁ教えようとは考えたんだけど併走もしてないしキタちゃんがどんな脚質か分からなかったしね…それで結局お恥ずかしながら教えるの忘れてたって訳。だから初めてのレースやってみてどんな感じだったか教えて欲しいんだけどいいかな?
(キタちゃんの考えのような感じとは別にそこまで考えておらず、いい加減な指導をしてしまい今後はこんなことしないと決めて、この前のレースは走りやすかったか等を聞き)
あはは…そうだったんですね。とはいえ…あの時はあたしもいっぱいいっぱいでしたから具体的にどうだったかって言われるとちょっとなんとも言えないですね…ただ、なんとなく最後にここで仕掛ければ勝てるかもって感じたんですよ…って、それじゃあわかんないですよね
(思わぬ本音を聞いて苦笑を浮かべ、無我夢中で走った当時のレースの曖昧な記憶を振り返りながら話しをするが、自分でもなぜ勝てたのかわからず直感によるものが大きかったと結論づけてしまえば、こんな説明では逆に混乱させてしまうかもと頬をポリポリと掻いて)
(/調べたところ史実のキタサンブラックは脚質がコレだと言い切れるほどハッキリしておらず自分でペースを作って走る馬だったみたいなのでこんな返しになりました笑笑)
もう解答が天才肌のそれだからちょっと分かんないかも……でも答えてくれてありがとうね。だけどさすがにこれからのレースは作戦無しだとダメだと思うから曖昧にしないでしっかりやっていきたいんだ。もちろんキタちゃんのやりやすい走り方で大丈夫だからね。
(答えづらい質問をしてしまったが、改めてキタちゃんがものすごいポテンシャルを秘めていると知ることができ、これからのトレーニングに関することを真剣な表情で伝え)
(/こちらこそ答えづらい質問してしまって申し訳ないです。アオハル杯でキタちゃん使うと逃げ、先行、差しの順でABCになっていますがこちらはどうしますか?史実通り色んな脚質使っていくでも全然OKですけど、個人的には逃げ一点の方がなんとなく好きです笑)
うーん…ですよねごめんなさい、上手く説明出来なくて。あたしとしてもいつまでもこれじゃダメだと思うんで、トレーナーさんの指導期待してますね
(やはり、上手く伝わらなかったようで申し訳なさげに謝罪し、この先も勝ち抜いていくためにはこんな風になんとなく感覚でというのは通じないとわかっており、やはりトレーナーである相手の作戦を理解して実行する力も必要だという思いからそう笑顔で告げて)
(/ゲーム内ステを見た感じだと史実でも大体そんな感じみたいですね。どこからでも勝てる時は勝てるけどどちらかと言えば逃げ、先行辺りが勝率高い感じのようです。史実なぞるならレース展開もある程度そのままでいいような気がするんですがどうでしょう?どこからでも勝ちにいけるキタちゃんの才能を見抜いたトレーナーが逃げで勝ったレースなら逃げを指示する、差しで勝つレースなら差しを指示するという感じでいいのかなと)
さて、それじゃあ早速だけど脚質のトレーニングしよっか。といっても併走してくれる相手いないから有名なウマ娘の走り方を真似するだけだけどね…もしかしたらキタちゃんもマヤノトップガンみたいに自在な脚質持ってるかもだしね。とりあえず今日は逃げのウマ娘からやってみよっか。
(笑顔のキタちゃんに今日もトレーニングをしようと伝え、先程も言ったように逃げの脚質についてなのでバッグから事前に用意した逃げウマ娘で有名なミホノブルボン、サイレンススズカ等の資料をキタちゃんに渡して)
逃げですか…逃げで勝つためには最後まで走り切るスタミナ管理とスピード…その両方が必要なんですよね…とりあえずやってみます!
(昔から多くの先輩ウマ娘たちのレースを見てきた経験から必要な要素を思い浮かべ脳内で簡単に整理して、後はとりあえず走ってみて感覚を掴んでみようと思い早速実践に移り)
キタちゃんはスピードもあるし、それを維持するスタミナも多く持ち合わせてる…逃げウマ娘には適してるけどどうなるかな…
(キタちゃんが準備する光景を見ながら、自分の予想を再度考えて走り出すのを今か今かと待ち)
……っ!はぁ…はぁ……最初から一番手でって意識するとどうしても後半がバテちゃいますね……もう一本行ってきてもいいですか?
(ひとまず資料通りに逃げを意識したペース配分を自分なりにしてみるが、序盤で力が入りすぎて後半で少しばかりバテて失速してしまって、しかし同時に手応えも感じていてもう一本走らせてくれるように相手に頼み)
うん、走り方もなかなか良いし行っておいで。
(いつもならあまり無理をさせたくないが、キタちゃんの表情や雰囲気からなにか掴みかけていること察して快く承諾して)
ありがとうございます。よーし、もう一周……!ゴールまでの距離からペースを逆算出来るようにするか、もっとスタミナをつけるしかない…そのためにはとにかく走るしかないよね!
(先程の感覚を忘れないうちに少しだけ休憩を挟んでから再び走りだして、今度は先程よりもほんの少しだけ走り始めでの余力は残しつつスタートダッシュを決め、後半のスパートで一気に突き放すのを意識した走りというのをイメージして実践し、偉大な先輩たちに比べて足りない部分は練習量でと自らに言い聞かせて)
さっきより走りの精度が上がってるね、だけど大丈夫かな…キタちゃん結構無理するからほんのちょっと心配だな…
(2回目のキタちゃんの走りを見て、先程よりも先輩ウマ娘達の走り方に近くなっていることに喜ぶが、それと同時に何も無ければいいと心配して)
トレーナーさーん!今の走りはどうでしたか?最後までバテずに走り切れましたし最初よりは上手くやれたと思うんですけど
(心配をする相手をよそに今回はスタミナ切れも起こさずコースを走り切れば笑顔で駆け寄ってきて、自分の逃げの走りの出来は相手から見てどうだったかを尋ねて)
素晴らしい走りだったよ、おそらくだけどキタちゃん逃げの適正あると思うな。
(キタちゃんが戻ってきて走りを素直に褒めて、走り方からして逃げウマ娘としても活躍できそうだと確信して先程までの心配は無用だったと思い)
おおー、あたしにそんな素質が…。でも、確かに駆け引きとか考えずに自由に自分のペースで走るっていうのはあたしに合ってるかも、それに逃げ切って勝つって夢がありますよね!
(逃げという自分一人ではやろうとも思わなかったであろう作戦に適正があるかもしれないと言われるとこういう才能を見出すのもトレーナーの力なんだと改めて感心しながら、自分がペースをつくる逃げは自分の性分に合ってるかもしれないとも考えて)
その方がキタちゃんにあってるかもだね。それじゃあ少し休憩しようか。さすがにこのまま続けるのはキタちゃんの体に良くないだろうし。
(あまりレース中に考え事ができなさそうなキタちゃんが逃げの適正があるんだと安心し、時間もいいとこなので休憩するのを提案してスポドリを渡して)
はい、そうします。…逃げってやっぱり体力使いますね、まだ後一本ぐらいならって思ってたんですけど、足を止めたらドッと疲れが来ちゃいました…
(走っている時にはあまり感じなかったが相手に言われて初めて疲労を自覚すれば、素直に指示に従ってベンチへと腰を下ろしてスポドリを一口飲んで、ふう…と大きく息を吐いて)
大丈夫?あれだけ気合い入れて走ってたもんね。そうやってひたむきに努力できるとこ尊敬するし、そんなキタちゃん俺は大好きだよ。
(キタちゃんの横に座って先程のキタちゃんの走りを思い出しながら、この子はいつも努力を怠らずすごいなと思い無意識に好きだと言って)
え…そ、そんな大したことじゃないですよ!あたしはただ自分がそうしたいからしてるだけで…
(大好きという言葉に一瞬ドキッとするが、流石にそういう意味で言った訳じゃないだろうとすぐに思い直し、少しだけあたふたしつつ照れ臭そうにそう言って笑い)
そうかな?全然すごいことだと思うけどな……さて、そろそろトレーニング再開したいんだけどいけそうかな?
(自分が何を言ったか気づいておらず、照れているキタちゃんを見て可愛いなと思った後に再びトレーニング再開したいと告げ)
はい!もちろんまだまだ頑張りたいです!もう一度逃げの練習ですか?
(少し休んで、相手からの褒め言葉も貰えたことでやる気に満ちて、次のトレーニングの内容を相手に尋ねて)
そうだね、本当は差しとかも試したかったんだけど思ったよりキタちゃんが逃げ適正ありそうだから先に極めてもらおうかなって、それに今現在めちゃくちゃ感覚掴めてるだろうしね。
(予定を変更して今日の間に逃げの経験値を積んでもらおうと考えて)
わかりました、頑張ってモノにして見せますね!フォームなんですけど、見ていて気になったところとかありますか?
(今日は逃げ一本に絞るという相手の指示に、もちろん一朝一夕で完璧にというのは無理だろうが、それでも期待に応えられるよう精一杯の努力はすると答えて頷き。それから、渡されたデータを元に自分なりに走ってみてはいるが、相手から走りのフォームについて何か思うところがあればそれも吸収したいと思い尋ねて)
そうだな…キタちゃんの走りは全然悪くないけどあえて言うならもう少し力を抜いて走ることかな…ほら、逃げウマ娘ってやっぱり先頭を走るわけだから観客とかにも1番注目されるとかでプレッシャーかかるじゃん?だからかもしれないんだけど逃げの練習してる時のキタちゃんいつも以上に力入りすぎてると思うんだよね。違ってたらごめんね。
(今日のキタちゃんはまさに絶好調という走りだが、彼女の成長に力を貸せるならばと、トレーニング中にほんの少し気になった程度の事を言ってみて)
なるほど…確かに先頭をとってそのままゴールまで走り切らなきゃって気負いはあったかもしれないです、もっと気持ちを楽にしてあたしらしく走ってもいい…そういうことですよね?
(フォームそのものの改善というよりは精神的な面を指摘されると、自分で考えているよりも逃げという戦法に対して気持ちを入れ込み過ぎていることに気づかされ、まずは自分の走りに集中することを意識するべきなのかと考え方を改めて)
そうだね、別にミホノブルボンになれサイレンススズカになれとは言ってないから、キタちゃんはキタちゃんなんだから自分がしたい走りをすればいいと思うよ……あっ、でも逃げってのはある程度意識してね。
(自分が見たいのはキタサンブラックの走りなんだと言うが、それだといつも通りになってしまうので逃げの練習だと苦笑いをしながら言い直して)
うーん…つまりあたしのスタイルの逃げを確立するってことですよね。口にするのは簡単ですけど実際にどうするのが正解かって考えると中々難しいですね、追ってくる相手がいてあたしは逃げる…実際にレースをしてみたくなりますね
(自分の走りをしつつその上で逃げる、今の時点では感覚で走っている自分には明確な正解が見つからない分難解に感じて、対戦相手がいる中で実践すればまた違うのだろうかと考えれば早くもまた次のレースを走ってみたい気持ちが強くなって)
【雨宮】
まぁそういうことだね。こういう時に併走トレーニングが1番いいんだけど…なかなかウマ娘見つからなくてね。やっぱり誰かと走ることで自分の実力や仕掛け所も分かってくるからキタちゃんにも経験して欲しいんだけどなぁ…
(1人で走るよりも誰かと走る方が経験値も上がるので暇な時はウマ娘を探しているが、結果は出ずにいるのでキタちゃんには申し訳ないと思いながら腕を組み)
【オグリキャップ】
そうだな、私もカサマツから中央へ来た時にここのウマ娘と併走したが中々抜けなかったな…でも、やはり誰かと走るのはとても楽しいものだな…モグモグ…
【雨宮】
だよな……ってえー!?オグリキャップ!?
(いつの間にかオグリが隣に座っており、念の為に用意していた予備のサンドイッチを頬張りながら勝手に話に入ってきてことに驚き)
それはしょうがないですよ。それに、自主練は出来ますし足りない実践部分は本番で…なんてレースはそんなに甘くないですよねー……って、オグリキャップさん!?
(相手は相手なりに考えて自分のために動いてくれている、その上で対戦相手が見つからないのは仕方が無いと首を横に振り、少しばかり楽観的な意見を述べるが唐突に話に入ってきたオグリに目を丸くして)
でも、オグリキャップさんぐらい強くても最初はそんな感じだったって聞くと、やっぱり簡単じゃないんでしょうね…
(最初は自然な流れで間に入ってきたオグリに困惑していたが、すぐに気を取り直せば、脳内のイメージや練習と実際のレースとでは自分の思い通りに事が運ぶとは限らない分色々と難しいのだろうなと考え込んでしまい)
【雨宮】
ウマ娘に歴史ありだね……そうだ、ところでなんでここにいるの?
(怪物と評されるオグリキャップの過去を聞き、こんなすごいウマ娘も苦労したんだと知った後に、よく良く考えればなんで横にいるんだと思ってそれを聞いてみて)
【オグリキャップ】
あぁ、お腹がすいてふらついていたところに君の隣にあったサンドイッチが目に付いて我慢できずについな……勝手に食べて済まなかった、とても美味しかったぞ。それと、昔の話をしたら私も走りたくなったな……良ければ私と走ってくれないか?
(勝手に食べてしまったことについて申し訳なさそうな表情をしたが口にあったのか微笑んだ後に、キタちゃんの方を向いて併走を頼み)
ええー!あたしがオグリキャップさんと併走ですか!?と、トレーナーさん、あの、あたし走りたいです!いいですか!?
(思いもよらぬ申し出に驚くのと同時に、こんなチャンスは滅多にないため是非一緒に走りたいという思いがありつつも、こちらの勝手な判断で頷くことは出来ないためトレーナーの方を見ては期待に満ちた眼差しを向けて)
【雨宮】
もちろん良いよ、頼めるかなオグリ?
(念願の併走相手がいきなり、それも相手があのオグリキャップだということが信じれずにいたが快く承諾して)
【オグリキャップ】
ではよろしく頼む。ところで君たちはなんて名前なんだ?
(そういえばこの2人の事知らなかったなという風にキョトンとした顔をして2人の方を見ながら名前を訪ね)
私はキタサンブラックって言います!オグリキャップさんの胸を借りるつもりで頑張りますのでよろしくお願いします!
(学園でもトップレベルの実力者である彼女に認知してもらえるというのはとても光栄な事で、この併走トレーニングで少しでも学びを得られればという思いを抱きながら深々とお辞儀をして)
【雨宮】
俺は雨宮雫、キタちゃんのトレーナーだ。この子はまだデビュー戦しか勝利してないけど舐めてかかったら痛い目見るよ。
(自己紹介した後に、担当であるキタちゃんの事を本気で強いと思ってるからこその挑発をオグリに言)
【オグリキャップ】
改めてオグリキャップだ、よろしく頼む。舐めてなどいないさ、私は常に全力で迎え撃つ。では行こう、キタサンブラック。
(真剣な眼差しで雨宮を見ながら今までどんなレースも全力で行ってきたことを告げ、そのままキタサンブラックの方を向いてレーストラックを指さし)
はい!……トレーナーさん、スタートの合図をお願いします
(トレーニングとはいえ本気だというのをオグリの視線からさっすれば改めて気を引き締め、オグリと共にスタート位置へと向かい。隣のオグリも準備を済ませたのを見ればトレーナーへとスタートの合図を出してくれるよう頼んで)
(/結果はどうしましょうかね?
順当にいけば今の時点ではまだオグリの方が上だろうなとは思ったりもするのですが原典へのリスペクトという意味ではハッキリした形で優劣はつけない方がいいのかなと。
オグリに捉えられかけたキタちゃんが更なるスパートで意地を見せて、それで闘争心が燃え上がったオグリが怪物の本領を発揮しかけたところでタマ辺りが乱入してきて勝負は有耶無耶になる…みたいな感じなら見せ場をしっかり作りつつお互いに格を落とさず済むのかなと。
あくまで架空のストーリーなんだから細かい事は気にしなくても…と感じたなら申し訳ないです)
【雨宮】
では位置について…よーいどん!
(2人が準備し終わるのを確認すると、こちらスタート開始できるようにして少ししたらスターターピストルを空へと撃ち)
【オグリキャップ】
っ……!!
(綺麗なスタートをきると、すぐにキタサンブラックの左後ろを3バ身程開けてピタリとつけ)
(/自分も最初はオグリが圧勝ムードの中でキタちゃんが才能の片鱗を見せる感じで考えていたのですが、タマちゃん乱入で帳消しはめちゃくちゃ面白そうですね!タマモクロスはどっちがやります?めちゃくちゃ下手ですが一応関西弁できますが…)
『…よしっ、スタートはいい感じ…だけど流石はオグリキャップさん、ピッタリついてきてる…今のうちに少しでも離しておかないと』
(スタートの合図と共に飛び出し、逃げを意識して先頭に立つ。しかし、自分が有利だとは微塵も思えないのは彼女が一定の距離を保ってついてきていることがわかるからであり、何よりオグリキャップといえばやはり末脚であることから、逃げ切るにはもう少し差を作っておきたい、そう考えれば更にペースを上げていき)
(/やっぱオグリといえばシングレでも見せたような末脚かなと思ったので多分横槍が入らなければオグリが差し切っていただろうなと思わせるぐらいが今の力関係的にはいいのかなーと、タマは役割的にほぼ一瞬で退場する出オチポジションになるかと思うので自分が動かしますね笑)
『ふむ…デビューして間もないと言っていたが本当に速いな…』
(自分の末脚を恐れて差を開き出した彼女に対して、直感でかなりの実力を持っていると感じたが、今はまだ動かなくていい、自分の末脚なら余裕だと無意識に思ったのかそのまま差を開かれることを許し、現在さらに5バ身リードされ)
(/了解です!関西弁楽しみにしてます笑)
『また離れた…!って、だめだめ、ここで余計なことを考えずにあたしはあたしの走りを貫く!』
(確かにペースを上げたのは自分だが、これほどまでに思い通りに事が運ぶとは思わず、多少の無茶をしてでもこの差をもっと広げた方がいいだろうかという考えが頭をよぎったが逃げを意識するあまり必要以上に力を入れ過ぎないようにというトレーナーからのアドバイスを思い出し冷静に今のペースを守って走り)
『……では、そろそろ追うか………はぁっ!!」
(ゴールまで残り600メートル地点。キタサンブラックと6、7バ身程開いたところでついに怪物が目覚め、自慢の柔軟な膝を存分に生かした超前傾姿勢になり、キタサンブラックとの差を縮め始めた)
『っ…!来た!は、速い、でも……勝負です、オグリキャップさん!』
(ついに彼女の本領発揮というべきか、ここまで大きく開いた差が一気に縮まり始めやはり芦毛の怪物の異名は伊達じゃないと体感して、それでもまだ足はなんとか残っているため、彼女の猛追から逃れるべくこちらも最後のスパートをかけて突き放しにかかり)
『…逃げ切るつもりらしいな……だが、これが私の…全力だっ!!』
(キタサンブラックのスパートで縮んだ差がまたもや開いたが彼女が本当に速いと認識して、今までよりも強い踏み込みをかけ、更に超前傾姿勢から脅威の末脚でこちらもスパートをかけて追い上げついに1バ身まで差を縮め)
【キタサンブラック】
『っ…そんな…あたしだって目一杯走ってるのに…!』
(これまで以上に背後に感じる威圧感が大きくなり、背筋がゾクッとして、あれで全力だと思っていた彼女が更にもう一段ギアを上げたのがわかると、これがトップレベルのウマ娘の走りなのかと衝撃を受けて)
【タマモクロス】
くぉらあ!オグリぃ!全然来ない思ったら何こんなとこで油売っとんねん!今日はこれからタコパする言うたやろ!?クリークもイナリも待ってんねんからはよ来いや
(レーストラックを走るオグリを見つけるなりフェンスを乗り越えてターフへと降り立ち、真剣勝負の空気を読まずに声を荒げながら乱入してきて)
(/自分がやると言っといてアレですがタマめっちゃ難しいです笑笑)
【オグリキャップ】
えっ…た、タマっ!?……そ、そうだったな…すまない
(突然のタマの叫び声に驚き、徐々にスピードを落としていくとそういえばそんな約束をしていたなと思い出してタマに駆け寄り)
【雨宮】
ええーっ!?タマモクロス!?てかめちゃくちゃいいレースだったのに…
(白い稲妻ことタマモクロスの出現に驚くも、自分の担当であるキタちゃんとオグリキャップの激闘が帳消しになったことを悔しがり)
【キタサンブラック】
はぁ…はぁ…あれ…?
(最後は無我夢中だったため異変に気づくのもワンテンポ遅れて、全力を出し切っての展開に膝に手をついて乱れた呼吸整えながらオグリを振り返って)
【タマモクロス】
うん…?なんやこの空気…もしかしなくてもウチのせいか?…あはは、堪忍やで……ほ、ほな、オグリ、ウチは先行ってるで!
(ここでようやく自分が原因で微妙な空気になっていることに気付き、笑って誤魔化しながら後退りしその場から逃げるもとい、走り去っていき)
【オグリキャップ】
すまない、キタサンブラック。この決着はいつかつけよう……では失礼する。
(去っていくタマを目で追い、キタちゃんの方へ向くとまるで好敵手と認めたような真剣な眼差しで見つめながら、再戦を約束して自分も去り)
【雨宮】
あらら、決着付かずか……でもお疲れ様キタちゃん。なにか学べたことはあった?
(立ち尽くすキタちゃんの方へ駆け寄り、今回オグリと走ったことで今までとは違う何かを知れたかと興味本位で聞き)
はい、とても貴重な経験が出来たと思います。…でもやっぱオグリキャップさんの走りは凄かったです、あたしは全然調子は悪くなかったですし、最後の仕掛けもバテることなく力を出し切れたはずなのにそれでも、あのまま続けてたら差し切られていたって言い切れるぐらいには追い詰められちゃってましたし
(内容的には負けていたであろう展開だったものの、悔しさよりはあれほど強いウマ娘と実戦に近い形で競り合えたという事実の方が重要で、自分もあれぐらいの走りが出来る様にならないといけないんだというモチベーションへと繋がったようで興奮気味に話して)
そうだね、せっかく貴重な体験ができたんだ。今日のことを活かしてこれからも2人で頑張っていこうね。それじゃ、今日のトレーニングはこれで終わり!お疲れ様、ゆっくり休んでね。
(オグリの本気をこの目で自分も興奮が収まらない中、絶対キタちゃんをあのレベルまでに育てようと意気込み、先程のレースでかなり疲れているだろうとトレーニングを切り上げ)
お疲れ様でしたー…今日はいつもより良く眠れそうです
(普段通りのトレーニングに加えて真剣勝負といってもいいぐらいの走りをした後とあってトレーニングの終わりを告げられるとグッタリと脱力して、疲労感と充実感に今夜はよく眠れそうだと冗談めかして笑って)
次の日
(昨日の約束通りカフェテリアにサトノダイヤモンドと一緒にやって来れば入り口近くで相手が来るのを待っていて)
あっ、キタちゃん!それにダイヤちゃんも!今日は2人で約束してたらしいけど俺も入っちゃってごめんね。
(昼休み、2人を見つけるとすぐに駆け寄って前から少し思っていた友達との昼休みなのに今日は自分もお邪魔して申し訳ないと最初に言って)
【サトノダイヤモンド】
むしろお願いを聞いてもらってるのはこちらですから気にしないでください。それで…ご相談なんですけどレシピは実践しながら覚えた方がいいと思うんです。なので、今度お時間がある時に一緒に作りながら教えてもらうことは出来ますか?勿論キタちゃんも一緒に、です
(柔和な笑顔で問題ないと言い、それからレシピを教えてもらうだけでなく一緒に実践しながら覚えたいとお願いをしては隣のキタちゃんの方をチラリと一瞥してから小首を傾げつつ相手の返事を待って)
【キタサンブラック】
えっ、あたしも!?…でも、確かに少しだけ興味あるかも…トレーナーさん、迷惑でなければあたしからもお願いします
(よもや自分も巻き込まれるとは思っておらず驚いたような表情を浮かべたが、みんなで一緒にお菓子作りというのは楽しいかもしれないと考えればこちらからも改めてお願いをして)
あぁ、全然構わないよ。日にちはどうする?俺は何時でも空いてるけど……
(まさかの提案に少し驚くも、自分のレシピが役立つなら全然嬉しいので快く引き受けていつ頃みんなでお菓子作りするか聞いてみて)
【サトノダイヤモンド】
それでは、明日の放課後でも構いませんか?ちょうど明日は私のトレーニングもお休みなので
(それならばと、早速自身の予定と照らし合わせた上で日時を提案して)
【キタサンブラック】
うん、あたしも明日なら大丈夫かな。元々いつも通りトレーニングってぐらいしか考えて無かったし…ですよね、トレーナーさん?
(元より平日の放課後となれば特別な事情など無ければトレーニングをするというぐらいの予定しか入っておらず、後は相手さえオッケーをしてくれれば問題なしだと考えては、一応相手に確認をとって)
もちろん大丈夫だよ、じゃあキタちゃん、明日はお休みにしよっか。材料とかはこっちで準備しとくから2人とも明日授業終わったら調理室に来てくれないかな?
(特に休みの日にちとかは決めていなかったのでOKし、年下の学生に費用を出させる訳にもいかないので自分が諸々準備すると言い、明日の日程を確認し)
【サトノダイヤモンド】
ありがとうございます、キタちゃんから聞いていた通りとても優しいトレーナーさんなんですね。キタちゃんってば最近はいつもトレーナーさんとのことばかりお話ししてくれるのでちょっと妬けちゃいます
(お願いをしたのはこちらだというのに準備などは全部受け持ってくれるという相手に感謝すれば、話しに聞いていた通りの人だと微笑むと、親友であるキタちゃんの変化について少しだけ茶化すように語り)
【キタサンブラック】
えっ、そ、そうかな…?そこまでじゃないと思うけど……えっと、それよりそろそろお昼食べましょう!あたしもうお腹ペコペコですし、のんびりしてたらお昼休みの時間も無くなっちゃいますから
(自身の無意識下での行動について本人を前にしてそんな風に話されると妙に気恥ずかしくなり、僅かに赤面しつつ頬をポリポリ掻いて。そんな微妙な雰囲気を吹き飛ばすように話題の方向転換を図るべくカフェテリアへ来た本来の目的を遂行しようと言い)
なんかそんな事言われると俺も恥ずかしいな……そうだね、この前は話しすぎてお昼の時間無くなっちゃったし早く行こっか。
(キタちゃんがそんなに自分の事を話していると知るとなんだかとても恥ずかしくなり、話題を変えたキタちゃんに感謝しながらも、前回のような事を起こさないようにとカフェテリアに向かい)
【サトノダイヤモンド】
ふふ…そうだね
(自身の発言に対して二人揃って同じようなリアクションをとるのを見れば含みのある笑みを浮かべながら二人の後に続いて歩いていき)
【キタサンブラック】
今日は何にしようかな…カツカレー…ハンバーグもいいなあ…なんだか最近とにかくお腹が空いちゃうんですよね
(カフェテリアの中に入りメニューを見れば、真っ先にガッツリ系のメニューに目線が行き、無自覚ながら日頃のトレーニングの積み重ねにより少しずつ身体が出来上がってきている証拠でもあって)
お腹が減るってそれだけ毎日頑張ってるってことだね。あ、牛丼1つお願いします。
(確かに最近キタちゃんは更に体つきが良くなって…あっ、やましい意味じゃなくて、とりあえず順調に成長しているのだと喜ばしく思い、自分も昼食をとろうと注文して)
【キタサンブラック】
そうですよね、しっかり食べてトレーニングして強いウマ娘にならないと!…あたしはカツカレーくださーい!
(頑張れば当然お腹も空く、相手の言葉に納得して頷けば午後のトレーニングに備えてしっかり食べようと思い此方も相手に続いて注文を済ませて)
【サトノダイヤモンド】
…キタちゃんも最近はすごく力をつけてきてるし、そのうち私と勝負をすることもあるかもしれないですね。最高の勝負をする為にもキタちゃんのこと、しっかり鍛えてあげてくださいね
(各々の料理が完成し、それを受け取り手近な空席まで歩きながら、相手にだけ聞こえるようにライバルとして強敵として自分を脅かす存在にまで親友のことを育て上げて欲しいと小声で伝えては緩やかに微笑み)
ふふーん、キタちゃんはあのオグリキャップに好敵手って認められ…たのかな、でもそれぐらいの実力は身についてるから俺たちは負けるつもりないよ。
(昨日の模擬レースを思い出しながら今のキタちゃんは毎日ものすごい勢いで成長していると自分の事のように自慢して)
【サトノダイヤモンド】
知ってますよ、あのオグリキャップさんといい勝負が出来たって嬉しそうに話してましたから…キタちゃんの素質もそうですけど、トレーナーさんのご指導がいいからだと思います。だからこそ勝負の日が楽しみなんです、勿論私も勝ちを譲るつもりはありませんよ
(得意げに胸を張る相手に対して笑みを崩さずに深く頷き、二人が素晴らしいパートナーであることは疑いようがない事実であり、その上でライバルはやはり強ければ強い方が燃えるのだと言わんばかりにいつか真剣勝負をする日へと想いを馳せて)
【キタサンブラック】
二人とも何の話しをしてるんですか?あたしも混ぜてくださいよー
(先にテーブルへと料理を置き、振り返ると少しだけ自分より遅れて歩きながら二人が何やら楽しげに話しをしている様子が見えて、なんとも言えないモヤモヤした感情が沸き上がればトレーナーの元へと歩み寄り、袖をくいっと引いて)
ん?キタちゃんとダイヤちゃんはいいライバルだなーって、それより待たせてごめんね、お昼食べちゃおっか。
(まだダイヤちゃんの実力は分からないが、それでもキタちゃんと同等のレベルだと確信した時に袖を引っ張られて少し驚くが、それよりも待たせてしまったことに申し訳ないと感じてテーブルに料理を置いて席につき)
【キタサンブラック】
…あ、はい!そうですね、そうしましょー!いただきます
(一瞬感じたモヤモヤは何だったんだろうと自問自答しつつも、答えは出そうになくお昼にしようという言葉を聞き思考を放棄すれば自身も席について食事を始めて)
【サトノダイヤモンド】
キタちゃんは本当にトレーナーさんが大好きだね
(トレーナーに反応してもらえて見るからに嬉しそうなリアクションを見せるキタちゃんに対し、どういう意味での好きなのか敢えて解釈を曖昧にしつつ、そう言って微笑み)
頂きます…もぐもぐ…ん?そうだったら嬉しいな、俺もキタちゃんの事大好きだよ。
(自分も食事を始め、ダイヤちゃんの言葉に反応してLOVEの方かLIKEの方かどちらか分からなかったがキタちゃんのことが好きなのは変わらないのでさも当然のようにこちらも好きだということを伝え)
【キタサンブラック】
えっ…ええ!?大好きだなんてそんな…
(好きの意味について考えるより先に言葉の響きだけで既に赤面状態になり、食事の手を止めてしどろもどろになってしまい)
【サトノダイヤモンド】
ふふ、良かったねキタちゃん。二人とも仲が良くて羨ましいです
(キタちゃんの反応的に満更でもなさそうなのがわかって、トレーナーとウマ娘という垣根を超えた絆を感じることが出来れば、いいなあ…と羨ましげにしていて)
キタちゃん顔真っ赤だけど大丈夫?、そう言うダイヤちゃんとそっちのトレーナーさんは仲良くないの?
(顔真っ赤なキタちゃんを心配しながらも、自分達のことを羨ましいと言うダイヤちゃん達はどうなのかと他のトレーナーとウマ娘はどんな感じか興味本位で聞いてみて)
【キタサンブラック】
は、はいっ、大丈夫ですから気にしないでください…!あはは…なんかあたし変ですね
(相手に余計な心配をかけさせまいと慌てて大丈夫だと誤魔化し、さっきからどうにも調子がおかしいと自覚をしており苦笑混じりに頬を掻いて)
【サトノダイヤモンド】
いえ、そういう訳じゃないですよ。私のトレーナーさんはちゃんと信頼の出来る人ですけど…お二人はもっと深く本人同士が強い絆で結ばれてるような…そんな気がするんです
(あくまでもウマ娘とトレーナーという観点で見るなら良好な関係といえるが、二人を見ているとそういったある種の割り切った関係とはまた違ったように見えると言い)
んー…そう言われるのは嬉しいけどそんなことないと思うけどな、俺とキタちゃんは普通にウマ娘とトレーナーの関係だと思うけど……あっ、キタちゃん俺もカツカレー食べたいな。
(自分とキタちゃんはあくまでほかと一緒で仲が良いのは認めるが普通の関係値だと考えており、その後クレープや喫茶店の事でそういうのは慣れたのでキタちゃんの方へ口を開けて食べさせてくれるのを待ち)
【キタサンブラック】
あっ、はい、いいですよ。どうぞ!そのかわりその牛丼も一口ください
(自然な流れで求められると一切の躊躇いもなく片手を下に添えながらスプーンを相手の口元へと持っていき、こちらもおねだりをして)
【サトノダイヤモンド】
…普通のウマ娘とトレーナーはそんなことしないと思いますよ…
(二人してどこまで本気でやっているのか、実はわざとやっているのではないかと判断に困る振る舞いに苦笑を浮かべ、聞こえないぐらいの小声でそう呟いては食事を進めて)
ありがと、それじゃほら、あーん……ってそうなの!?みんなあんまり仲良くないのかな…ねぇキタちゃん?
(食べさせてもらった後に自分の牛丼をキタちゃんに食べさせながら、他の人たちはこういうことをしないという事に驚愕し、これが普通だと思っているのでキタちゃんにも同意を求め)
【キタサンブラック】
えっ、あ、はい…そうですね…
(ダイヤちゃんのみならず、偶然近くの席に居合わせてこのやり取りを見ていたウマ娘たちがすごい表情をしており、目が合うと同時に逸らしたのを見れば、もしかしておかしいのは自分たちなのでは?という考えに至りぎこちなく笑いながら応えて)
【サトノダイヤモンド】
心配だなあ…
(お互いに天然でやっているのだとわかると、それはそれで今のような距離感を間違った付き合いをしていく中で何か良くないことが起きたりしないか心配になって小さくぼやき)
ん?どうしたの2人ともって…明らかに変な目で見られてるな。ほんとにこういうことしてるのは俺たちだけらしいね…少し控えよっか。
(2人の様子がおかしい事に気づき、その後周りの反応からおかしいのは自分達だとやっと察して、このままだとキタちゃんが周りから変な誤解を受けてしまうと思いさっきみたいなことは控えることを提案して)
【キタサンブラック】
えっ…あ、そ、そうですよねっ、あたしもそうした方がいいと思います…!
(一瞬残念だという気持ちが少しだけ沸き上がり、落胆したような声を漏らしてしまったが相手の意見は間違いなく正論であったため、慌ててその言葉に同意して頷き)
【サトノダイヤモンド】
仲が良いっていうのら強みにもなるし弱みにもなってしまうんだ…
(最初こそ二人の仲を羨んだものだが、今のような感じのやり取りをみれば、やはりトレーナーとウマ娘はある程度の割り切った関係性でいるのも大事なことなのかもしれないなと、一歩引いて観察しながら考えていて)
…ご馳走様、それじゃダイヤちゃん明日はよろしくね。キタちゃんはまた放課後のトレーニングで、それじゃ。
(少しして牛丼を完食して、食器を持ちながら先程より静かになった空気をかき消すように笑顔と明るい声で2人に後々のことを言って去り)
……うん、考えててもしょうがない!トレーニングに集中しないと!次のレースもそのうち決まるかもしれないし!
(放課後、グラウンドへとやってきたもののこれからトレーナーと会うと思うとお昼休みのことが頭をよぎってしまいつい色々なことを考えてしまいそうになるが、それはそれとしてトレーニングはしっかりやろうと自らに言い聞かせては準備運動をキッチリこなして)
キタちゃんおっすー。そうそう、次のレースなんだけどさ…GIIに挑戦してみない?
(いつものようにグラウンドへ来ると、さっきまで会議をしていたので多めに資料を持ちながら、キタちゃんの今の実力なら重賞レースでもやっていけると思い次のレースについて聞いてみて)
あ!トレーナーさん、おっすおっすー!…あたしがGⅡレースに出られるんですか!?是非挑戦したいです!
(相手が来ると手を大きく振り、相手のノリに合わせてそう挨拶を返して。次のレースに関する提案を聞けば、これに勝てばついに夢のGIレースへの道が開けるかもしれないGⅡレースへの挑戦ということで当然挑戦すると力一杯宣言して、さっきまでのなんともいえない微妙な悩みは吹き飛んで)
うんうん、そろそろキタちゃんも重賞レース出てもらおうかなって。来週の土曜日にスプリングステークスがあるんだけど出てみる?もちろん他の出走ウマ娘もデビュー戦なんかと比べ物にならないほどのレベルになってくるけど……
(思ったよりも反応が良かったのでそのまま説明に入り、既に彼女の実力なら申し分ないと踏んで提案してみたが、もちろんこの前のように簡単には勝てないことを説明し)
もちろんです!その為のトレーニングだって一生懸命頑張りますよ!なんてったってあたしたちの夢への第一歩ですから
(どんなレースであろうと勝ちたいという想いは皆同じである以上勝つことがどれだけ大変なのかはデビュー戦でも十分にわかっていて。それでも上を目指し理想を形にする以上は避けては通れない道でもあるため、厳しい戦いになるのならそれでも勝てるようにトレーニングをするだけだとやる気を見せて)
…その覚悟受け取ったよ、それじゃ早速トレーニング始めるけどまずは昨日の続きで差しを試してもらうよ。ちなみに先行については恐らくだけどある程度適正あると見たからパスするよ。
(キタちゃんのやる気を知るといつものようにトレーニングをすると言って、自分の予想や今日の予定を話しながら差しウマ娘で有名なウオッカやスペシャルウィークの資料を昨日のように渡すが、その内容は昨日のものよりも分かりやすいように改良されており)
はい!頑張ります!…ええと、差しは…なるほど、序盤はいかに後半に向けて温存して先行するウマ娘たちから離されないかが大事なんですね…それから仕掛けるポイントが早すぎても遅過ぎてもダメ…うぅ、なんだか難しそう…でも、トレーナーさんが用意してくれたこの資料のおかげで大事なポイントは理解出来た気がします
(意気込んで早速差しについて学ぶべく資料に目を通して見るが、覚えるべきことや注意することが逃げよりも多い事から難しそうな印象を抱くが、相手の用意してくれた重要なポイントは抑えた資料のおかげでゼロから学ぶよりはどうにかなるかもしれないと思えて、改めてトレーナーの存在に感謝して)
良かったぁ、努力したかいがあったよ。それじゃあある程度理解できたら試しに走ってみよっか。
(自分の作成した資料が思ったよりも分かりやすかったようでそれがとても嬉しくて、少ししてキタちゃんもある程度理解できたようなので走ってみることを提案して)
そうですね、後は難しく考えるよりも走ってみるべし!ですよね?それに差しなら昨日オグリキャップさんにすごくいいお手本を見せてもらったばかりですし…まあ、同じようになんていうのは流石に烏滸がましいんですけど
(このまま頭で考えてうだうだやってるよりもまずはやってみようと相手の言葉に同意して、逃げよりも感覚は掴みにくそうではあるが、それでもこの方向性で強いウマ娘の走りは先日直接見ることが出来たため、そのイメージを脳裏に焼き付けたまま早速実践を始めて)
でも、それが1番やりやすいし強くなれると思うよ。本当にオグリには感謝だね。それじゃあ、行ってらっしゃい。
(確かに昨日のオグリの差しは素晴らしかったと思い出しながらも、キタちゃんがまだどんな才能を持っているのかワクワクしながら手を振って走るのを見送って)
………!よし、ここだ!…………はあ、ダメだあ
(昨日見せられたオグリの走りと自分ならきっとこう逃げるというイメージ、二つの比較対象が自分の中に出来上がったことで、模擬レースとまではいかないまでも一人で行うにはかなり実りのあるトレーニングとなっていて、前を走っている自分の姿が確かなイメージとして思い描けるまでになっていて、自分なりに仕掛けるポイントを決めて攻めてみるがやはりその背中はイメージの中でも掴まえられず流石に最初からそんなに上手くはいかないなと深く息を吐き)
やっぱり1人だと難しいかな?……ごめんね、俺がもっと手腕良ければウマ娘も増えただろうに、またほかのウマ娘がふらりと現れるかも分からないし…申し訳ない。
(1人でがむしゃらに練習するより自分がいた方が凄く成果が出ることも分かってはいるが、それでも1人で走って差しのコツを掴もうとするキタちゃんを見て謝罪し)
いえ、気にしないでください!それに、あたしは確かに一人ですけど何となく逃げのペースで走るあたし自身の姿が前に見えてるっていうか…これもトレーナーさんが逃げの走りを教えてくれたからこそだと思うんです
(謝罪を口にする相手に首を横に大きくブンブンと振って、相手の提案してくれた色々な脚質での練習によってある意味ではレースに近いシチュエーションでのトレーニングが出来ていると、むしろ感謝の気持ちを述べて)
そっか、なら良かった。ちなみにどうだったかな、改めて差しを意識して走ってみて逃げよりやりづらいとかあったかな?
(謝ったはずなのに感謝されると少し困惑したが、すぐに笑顔で対応して切り替え、昨日とキタちゃんの走りを比べてみて自分もある程度予想はできているが本人に走ってみての感想を聞いてみて)
まだ一回目なのでなんとも言えないですけど、でも逃げの方があたしには向いてるのかなって思いました。…でも、逃げてく背中を追いかけるって感覚ももう少し自分のものにしてみたいって気持ちもあるんですよね…本当は脚質は一本に絞って練習した方がいいのはわかってるんですけど、もう少しチャレンジしてみてもいいですか?
(質問に対して少しだけ考えてからやはり逃げの方が自分には合っていると確信を抱くが、特殊な練習環境に置かれているせいなのか逃げる立場の自分の心境なんかも理解できる為、もう少しめ差しのコツも掴めそうだと思えば、わがままだと思いながらももう少し差しの練習もしたいと言って)
もちろん大丈夫だよ、というか色んな脚質試すって言ったの俺だしね…無理のないように頑張ってね。
(むしろ自分のわがままに付き合わせてるなと思いながらも、キタちゃんがやりたいというのならやらせてあげようと快く承諾して)
ありがとうございます!よし…今度こそは捉えてみせる…!
(お礼を言えば再び自分のイメージの中の逃げる自分を追って走り始めて、序盤はしっかり足をためることを意識して仕掛けるポイントの見極めをしながら走り、そしてここぞという場面でスパートをかけるが、イメージの中の自分との距離は一切縮まらず、何故…という思いが強まるが、端から見れば先ほどよりも走りは間違いなくよくなっており、走りの能力が上がれば当然イメージの中の逃げる自分も同じだけ速くなるということに本人は気づいていないようで)
いやぁ、さすがキタちゃん。まさか2回目でもうコツ掴み始めるとは思わなかったよ。仕掛けるタイミングもバッチリだし素晴らしい走りだったよ。
(傍から見た感想として、先程よりも見違える成長を遂げておりこの走りならば実戦でも使えるなと確信しながらこちらへと戻ってきたキタちゃんを褒めながらタオルを渡して)
え?今ので良かったんですか?…確かにさっきよりは上手く走れたような気はするんですけど…
(戻ってきた自分を労う相手の態度はなんとも嬉しそうで、自分の中の感覚とは違うことに戸惑いを感じて、実際初回よりはいい走りが出来たと自負しているが少しばかり釈然とせず首を捻って)
え、なんか思ったよりって感じなんだね……そういえば何かを追っているように走ってたけど幽霊でも見えてた?
(キタちゃんの反応が良くなくて驚きながらも、さっきの光景を思い出しているとそんな感じだったなと思いもしかたらキタちゃんにもあのウマ娘のように見えない何かが見えているのではないかと冗談で聞いてみて)
ゆ、幽霊!?そ、そんなの見えてないですよ!?…えっと、その…トレーナーさんは見えてない、ですよね?
(幽霊という単語が飛び出せば顔を少しだけ青ざめさせ、自分はそんなつもりなかったと首を横に振れば、おずおずと相手のことを見上げるようにしてまさかそんなものは見えてたりなんてことは、と念の為尋ねて)
いやいや、幽霊なんている訳……いや、そういえばずっと後ろに白くてふわふわしてたものがキタちゃんの後ろにいたかな…
(幽霊のことを否定しようとしたが、キタちゃんとは超仲良しだと思っているので本当に幽霊がいたとからかって)
ひいいい…!と、トレーナーさん!神社、神社へ今すぐ行きましょうっ…お祓いしてもらわないと…!
(耳をヘタらせて、青ざめた顔でトレーニング中であることも忘れて神社へお祓いに行こうと必死で訴えて)
いやっ…その…ふふっ…ご、ごめんね…幽霊なんて居ないよ、あまりにもキタちゃんの焦り姿が面白くて…お腹痛い…あははっ…
(想像以上の反応で抱腹絶倒しながらも騙してすまなかったと謝罪するも、今だにキタちゃんの焦り姿で思い出し笑いしそうになって必死に笑いを堪えながら)
…?も、もしかしてあたしのことからかったんですか!?うぅ…酷いですよー!それに笑い過ぎです!
(急に笑いだした相手に一瞬キョトンとした表情を浮かべ、それからようやく自分が騙されたのだとわかれば顔を真っ赤にしてポカポカ胸を叩いて抗議して)
ごめんごめん、だってキタちゃん可愛いんだもん。あと結構胸叩かれるの痛いっす…
(怒る姿も可愛らしいなと思いながら宥めるように優しく頭を撫でながらも、手加減してるとはいえウマ娘の力で叩かれるのは少し痛いので止めるように言って)
あ、ご、ごめんなさい。…ええと、それで確かあたしが何かを追いかけてるみたいって話でしたよね?それは間違ってないですよ、あたしはあたし自身なら逃げる時こう走るっていうのをイメージして、それを追いかけていたんです。…でも、上手く走れたって思っても全然差が縮まる気がしなくてちょっと自信なくしちゃいます…
(決して某ウマ娘のようなお友だちというようなものではなく、ハッキリ自分の中に存在するイメージと擬似的なレースをしていたのだと話し、それに追いつける気がしなかったことから差しの才能は無いのかもと不安になったのだとため息をついて)
ふむ……それってさ、結局イメージだけど逃げてるのはキタちゃんなんでしょ?追いつけないってことは逃げと差し、どっちもそれほど早いんじゃないかな?それに見当違いで仮に差しの才能なくてもキタちゃんには逃げの才能があるんだからさ、もっと自分に自信もってさ、笑って笑って。
(あくまで自分の予想だが、もしかしたらそうなのでは無いのかと言い、仮に差しができなくても自由自在な脚質を持つウマ娘などそうそういないので元気を出してという風に自分の頬を両方の人差し指で押し上げて笑顔を作ってそれをキタちゃんに向けて)
逃げてるのもあたし……なるほど…そっか、そうだったんですね!あはは、それじゃあ差が縮まらない訳ですね
(相手の言葉を頭の中で反芻し、よく考えたらイメージの中の自分も自分の成長に応じて速くなっていくのだから追いつかないのは当然かとようやく納得がいけば安心したように微笑んで)
順調に成長してる証拠だね。……あ、そうそう。キタちゃんがスプリングステークス出走するって言ったからちょっと申請とかの手続きしないといけないんだよね、悪いんだけど今日のトレーニング早めに切り上げてもいいかな?
(自分の担当ウマ娘が成長してるのを喜ぶと、手続きのことを思い出して申し訳なさそうにせっかくのトレーニングを終わらせていいかと聞き)
はい、もちろん大丈夫です!あ、そうだ、トレーナーさん。あたしも他の子たちみたいに自主的にもトレーニングしてみたいと思うんですけど、ダメですか?
(自分の参加するレースの手続きのためと聞いてダメだと言うはずもなく元気いっぱい頷き、それから思い出したように他のウマ娘たちがトレーナーの指示以外のところでも自分を鍛えたりしているのを見ているため、自分も出来ることがあるならしたいと申し出て)
もちろんいいけど無理はしちゃダメだよ?、程々にしなかったら許さないからね?
(自分でトレーニングをするのはトレーナーとして嬉しいが、自主トレをやりすぎで体を壊す例も知っているので少しきつく行って念を押して)
はい、わかってます!…でも、どのぐらいが丁度いいのか分からないので今度オススメのトレーニングメニューとか教えてもらってもいいですか?
(相手の意に沿わないことはしたくないという気持ちが強く、もちろん無茶は絶対にしないということは前提にしつつ今の自分に合った自主トレのメニューを考えて欲しいとお願いして)
はいよ、もしかしたらまたトレーニング切り上げることあるかもだから考えとくね…っと、それじゃ俺はここで失礼するよ。明日は昼も言った通りにダイヤちゃんとマカロン作りだね、それじゃ。
(これから目標通りにGIへ挑むとなるとまた申請などで忙しくなるかもなので自主トレメニューを考えることを約束すると、腕時計を見て時間を確認して明日の予定も言ってグラウンドから去り)
【キタサンブラック】
お菓子作りなんてあたし、上手く出来るかなあ…
(次の日の放課後、言われた通りにダイヤちゃんと一緒に調理室へとやってきていて。なんとなく流れで自分も一緒に作ることにはなったものの、自分がうまく出来るかどうか少しばかり不安な様子で)
【サトノダイヤモンド】
大丈夫だよキタちゃん。きっとトレーナーさんが優しく教えてくれるから
(隣で不安そうにしているキタちゃんを元気付けるように、トレーナーは優しい人だからきっと手取り足取り教えてくれるはずだから大丈夫だと微笑んで)
お待たせ2人とも、なんかお菓子作り教えるって緊張するね。
(材料を持って調理室に来ると、トレーナーとしての身だが料理を教えるというのはなんだか緊張するなと苦笑いして)
【サトノダイヤモンド】
ふふ、キタちゃんからトレーナーさんは教え上手だって聞いていますから期待しています
(プレッシャーを少なからず感じているらしい相手に、キタちゃんから日頃から聞いている評判を引き合いに出して期待をしているなんて、本人に悪気は一切ないながらもプレッシャーを更にかけて)
【キタサンブラック】
トレーナーさん、今日はお願いします。あたし、お菓子作りは初めてですけど頑張ります!
(相手に礼儀正しくペコリとお辞儀をしてから、自分にとっては初めての経験だが、相手が教えてくれることならトレーニング以外のどんなことであったとしても頑張って理解してついていかなくてはと意気込んで)
まぁ、マカロンって作るの少し難しいけど頑張ろっか。それじゃあまず、メレンゲから作るよ。
(プレッシャーを感じながらも材料を入れたカゴから卵とグラニュー糖を取り出して)
まずは卵から卵白を分けて、それをボウルに入れて…グラニュー糖を入れて泡立て器でかき混ぜるよー
(卵を割って、殻を上手く使い黄身と卵白を分けた後に卵白をボウルにいれ、グラニュー糖も入れた後に素早くかき混ぜると、数分後にはホイップ状になり)
【サトノダイヤモンド】
メレンゲは私も作ったことがあります。クッキーとかに使うと口の中で解けるような食感になりますよね…と、それよりキタちゃんが苦戦してるみたいですから助けてあげてください
(メレンゲ作りに関しては他のお菓子作りの際にやったことがあるようで、相手の後に続いて手際良く作業をしながら隣のキタちゃんの方を見れば中々思うように黄身と卵白を分ける作業が上手くいっていない様子で相手にそう声をかけて)
【キタサンブラック】
あれ…?うぅ、難しいなあ…
(卵を割るところまでは問題なく出来たものの、黄身と卵白を分ける作業で相手がやっていたように殻を使って挑戦してみるものの、黄身が潰れてしまったりと中々上手く出来ずにいて)
上手だねダイヤちゃん…え、あうん……キタちゃん大丈夫?一緒にやってみよっか。
(ダイヤちゃんのの手際の良さを褒めながらも、キタちゃんが苦戦中なのに気づいて後ろから抱きつくようにキタちゃんの手に自分の手を添えて卵の殻で卵白と黄身を分ける工程を教えて)
【キタサンブラック】
わわっ…え、えっと、こうですかね?……出来ました!
(突然背後から抱き締められるような格好になればドキッとして、緊張しながらも相手の教えてくれた通りに手を動かせばどうにか上手く黄身と白身を分けることに成功して嬉しそうに笑いかけて)
【サトノダイヤモンド】
(そんな二人のやり取りをなんとも楽しげに、微笑ましげに横目で見やりながら黙々とメレンゲの泡立て作業をしていて)
おめでと。よし、それじゃ泡立てよっか。このまま一緒にやる?
(見事できたことに安堵しながら、キタちゃんのボウルにグラニュー糖を入れ、ダイヤちゃんの方はメレンゲになりつつあることを確認すると、顔と顔が近くてなんだか恥ずかしいなと思いながらも泡立ても自分が後ろから教えながらやろうかと聞いてみて)
【キタサンブラック】
へ?え、えっと…その…
(流石に材料を混ぜるぐらいなら自分でも出来るような気がしたが、距離感が近いままそんな風に尋ねられると胸がうるさいほどに高鳴って何故かすぐに答える事が出来ず、しどろもどろになってしまい)
【サトノダイヤモンド】
混ぜ方にもコツがいるよ、キタちゃんせっかくだからそのまま教えてもらったら?
(ハッキリした返事を出来ずにおろおろしているキタちゃんを見ればクスりと笑い、そう提案をして)
そうだね、それじゃあこのまま続けよっか。こうやって一気に泡立て…よし、角が立ってきたね。これでメレンゲは完成だよ。……ってキタちゃん?
(自分がこのまま教えた方が効率がいいなと考え、そのまま手際よくメレンゲを作り始め、しばらくすると出来上がってきたがキタちゃんの顔を見ると真っ赤になっていることに気づき)
【キタサンブラック】
え、いや、その…ちょっと近いなあ…って
(結局メレンゲが完成するまでの間、殆ど密着状態で作業をしていたことになり、相変わらずドキドキした状態のまま近過ぎる距離感を少しばかり遠慮がちにしながらも指摘して)
【サトノダイヤモンド】
ふふ、でもお陰でキタちゃんの方も上手く膨らんだね。…次はどうすればいいですか?
(仲睦まじく作業をし、相手の助けもあってメレンゲをいい感じに仕上げたのを見れば満足げに微笑み。それから次の作業工程について相手に尋ね)
ごめん嫌だったよね……次はこの抹茶とアーモンドパウダー、粉糖を予め混ぜた粉をメレンゲに入れてペースト状に混ぜてくよ。
(キタちゃんから離れてずっと後ろにくっついてたことを謝罪した後に、自宅で作ってきた物を袋からメレンゲの入ったボウルに入れてゴムベラで混ぜて)
【キタサンブラック】
い、嫌っていうかその…なんて言ったらいいか…って、あたし何言ってるんでしょうね、集中しないと!
(相手が離れていって緊張が解けて安心するのと同時に、ちょっと残念に思う自分もいて、なんともモヤモヤした感覚に少し考え込んでしまうがせっかく相手が教えてくれてるのだから集中しないと、と思い気を取り直し相手の説明を聞きながら手を動かし)
【サトノダイヤモンド】
抹茶にアーモンドパウダー、それから粉糖…材料は意外にシンプルなんですね
(相手が説明した材料をメモしていきながら、あの味がこれだけの材料で出るなんて不思議だと思い感心したように頷き)
まぁこれが上下の生地になるからね、中のクリームはこの後作るよ。
(混ぜながらまだまだ工程があることを知らせて)
よし、それじゃあ混ぜたこれを絞り袋に入れて生地を絞っていくよ。
(ボウルの中のクリームを絞り袋に入れて、クッキングシートを引いた耐熱皿の上に半円状に絞り出して)
【サトノダイヤモンド】
なるほど、こんな感じですか?
(相手の説明通りに要領よく絞り袋を使っての作業をこなしていき、一応相手に確認を求めて)
【キタサンブラック】
わっ、トレーナーさんはもちろんだけどダイヤちゃんも上手!…よーし、あたしも
(相手のお手本と比べても遜色ないダイヤちゃんの手際に、ぱちぱちと拍手し、自分も頑張って相手の教えについていこうと慣れない手つきで少し不恰好ながらも耐熱皿へ絞り出して)
うんうん、そんな感じで大丈夫。それじゃあ絞り出したの少し乾燥させるからそのうちに中のクリーム作っちゃおっか。2人には別々の作業してもらうけどいいかな?
(ダイヤちゃんの手際の良さに感銘を受け、キタちゃんも初めてにしては上出来なことに喜び、耐熱皿を横にずらすと時間短縮のために別々で行うと指示して)
【キタサンブラック】
はい!あたしなりに精一杯頑張ります。トレーナーさん、ご指導お願いします
(ここにきて別々の作業をすることになれば、全体の出来上がりに影響してくる部分になるためこれまで以上に失敗できないなという思いが強くなって、改めて懇切丁寧な指導をお願いして)
【サトノダイヤモンド】
ふふ、お互いに頑張ろうねキタちゃん
(隣で気合いを入れ直すキタちゃんへと別々の作業でも頑張ろうと顔を見合わせて微笑み)
それじゃあキタちゃんは泡立て器で卵黄2個を混ぜて、ダイヤちゃんはグラニュー糖を水で煮詰めて欲しいな。
(卵を2個割って黄身だけ取り出してボウルに入れて泡立て器と一緒にキタちゃんへ渡し、フライパンにグラニュー糖と水を入れて加熱を始めるとヘラをダイヤちゃんへ渡して
【キタサンブラック】
良かった、それぐらいならあたしでも出来そうです!黄身と白身を分ける作業はもう懲り懲りですけど
(卵黄を混ぜるという単純作業ならば流石の自分でもなんとかなると安心しつつも、黄身と白身を相手が予め分けてくれること前提だと付け加えて苦笑して)
【サトノダイヤモンド】
焦がさないように慎重に…責任重大ですね
(ヘラを受け取り、腕まくりをすれば火加減に注意しながらゆっくりとかき混ぜていき)
あ、ダイヤちゃん。もう少しこう、全体をかき混ぜる感じにすればいいかな。
(先程キタちゃんにした後ろへ抱きつくようにするのはさすがにやばいと思ったので、横からダイヤちゃんの右手を自分の右手で掴んで正しい動かせ方を教えるがそれでも体は密着状態で)
【サトノダイヤモンド】
あ、なるほど…ありがとうございます、とても勉強になります
(密着状態で教えようとしてくれた相手に驚いたが、真剣に教えてくれることがわかったため、言及することはせずに感謝の言葉を述べて)
【キタサンブラック】
……
(相手がダイヤちゃんに密着したのを見れば、なんとも穏やかじゃない心境になり、ムッとしたような表情で二人を見やりながら卵黄を少しだけ乱暴にかき混ぜていて)
えと、キタ…ちゃん?ちょっと混ぜるの乱暴かな…というかなんか怒ってらっしゃいますか?
(明らかに変な音が聞こえキタちゃんの方を向くと、なにやら機嫌が悪そうでその光景に思わず敬語を使って事情を聞き…ちなみにまだダイヤちゃんとは密着状態で)
【キタサンブラック】
別に怒ってなんかないですけど……トレーナーさんもダイヤちゃんも、教え終わったのにいつまでそうしてるんですか?
(何故こんなにも面白くないのか、自分でもよくわからないまま拗ねたような声で怒ってないと言い。教えるべきことは教え終わったはずなのに未だにくっついたままでいる二人へとちゃんとやってと指摘して)
【サトノダイヤモンド】
はいはい、今離れるよ。キタちゃん、もしかしてやきもち?
(キタちゃんの見るからに怒った様子に、こちらから相手から離れれば冗談めかして笑いながらそう尋ねて首を傾げ)
……そっか、ごめんね。じゃあこれからはずっとくっついて作ろっか?
(もし本当にヤキモチを焼いているならとても可愛いなと思いながら、からかうつもりでキタちゃんの横へくっつき密着状態になりながらニヤニヤして)
【キタサンブラック】
あぅ…そ、その…あたし、そんなつもりじゃ…
(まさか揶揄われているとは思わず、相手にくっつかれると本気で狼狽えてしまい、そんなつもりじゃなかったと恥ずかしそうに口にしながらまごまごして)
【サトノダイヤモンド】
ふふ…
(トレーナーに揶揄われてあたふたしているキタちゃんを微笑ましそうに見ていて)
でもさ、また俺がダイヤちゃんにくっつけば作業乱暴になっちゃうでしょ?罰として今日はずっと一緒に作業して貰うからね。
(内心やりすぎかもと思ってはいるがちょっと楽しくなってきたので、先程のようにキタちゃんの後ろから抱きつくようにして密着して微笑むと)
【サトノダイヤモンド】
お言葉に甘えちゃいなよ、キタちゃん。私はトレーナーさんに教えてもらいながらやれば大丈夫だから
(トレーナーの言葉に便乗するようにそう言って微笑めば、自分はある程度は教えてもらうだけで出来るからしっかりついてサポートしてもらえばいいと口にして)
【キタサンブラック】
えぇ…でも、流石に恥ずかしいよお……それに、これじゃトレーナーさんも余計にやり辛くないですか…?
(ダイヤちゃんまでも相手相手の言葉に乗っかってしまえば、いよいよこの状況を打開する術がなくなってしまい。この体勢では相手も作業をしにくいのではないかと一応の抵抗を試みて)
俺は大丈夫だよ?マカロンなんて何回も作ってるからこれぐらい全然負担にならないよ。
(そろそろやめようかと思ったがキタちゃんも乗ってきたし、自分もこうしてキタちゃんとくっついているとなんだか分からない高揚感が出てきてよりギュッともう抱きしめてるとしか言えない状態になって)
【キタサンブラック】
うぅ…で、でもやっぱり恥ずかしいからダメです!
(どんどん外堀が埋められていっているような気がするが、このまま流されて相手にされるがままになったらなんだかマズいと思い、ここはハッキリ断って)
【サトノダイヤモンド】
そろそろ勘弁してあげてください、キタちゃんも困ってるみたいですから
(ついつい悪ノリしてしまったが、まだ二人はそういう仲という訳ではないようだし、変に刺激をし過ぎては今後の関係に悪影響を及ぼすかもと考えてそうお願いをして)
えと…ごめんね…トレーナーとしてもだけど人間としてあるまじき行為だったよね…いくらキタちゃんと仲いいからって調子乗ってすまない…
(調子に乗りすぎてセクハラまがいのことをしてしまい、内心トレーナー失格かもなと思いながらしっかりと謝罪し)
【キタサンブラック】
そこまで自分を悪く言わないでください、あたしは別に怒ってる訳じゃないですから…
(ただただ恥ずかしいからというだけの話しだったのだが相手が落ち込んでしまうと悪いことをしたような気持ちになり、決して相手を責めている訳ではないためそこまで自己嫌悪に陥る必要はないとフォローして)
【サトノダイヤモンド】
私もごめんなさい、ちょっとした冗談のつもりがまさかこんなことになるなんて…
(ちょっとしたじゃれあいのような戯れがまさかこんな空気になるとは思わず、二人へ向けて謝罪して)
あっ、全然大丈夫。俺が悪いんだからさ、2人は気にしないでね。……あっ、ちょっとトイレ行ってくるから2人は休憩してて。
(自分が悪いので2人に謝れるのは逆に申し訳ないと感じ、昼間のダイヤちゃんが言ったようにこうやってウマ娘と距離感が近いのはやはりおかしいのでは無いかと考えてしまい、何となく1人になりたいと思い嘘の言い訳をして部屋を出て)
(/ごめんなさいドーベルの方もですが、暗い展開にしてしまいすみません…)
【キタサンブラック】
あ、はい…わかりました、待ってますね
(自分が悪いと断じて、そのまま調理室から出て行く相手に釈然としない気持ちを抱えながらも、トイレへ行くと言っている以上それについて行く訳にもいかないためそう答えて)
【サトノダイヤモンド】
……少しゆっくりしよっか
(トレーナーが出て行ったのを見送ると、頭を冷やすにはちょうどタイミングかもしれないと思いせっかくだから休憩しようとキタちゃんへと言って)
(/こちらとしても今のような流れになっていることが不本意ではあるのですがすみません、これまで我慢していたのですがどうしても執拗に抱きついたりキスしたりみたいな強引かつ一方的な愛情表現が苦手でして、特に恋人でもないのに許可も取らずにそういうことを平気でするのって本当に相手の気持ち考えてるのかな?とか思ってしまって許容できなくなってしまいました。必要な場面では強引さもあってもいいとは思うのですが基本的にはもっと自然な形で歩幅を合わせて愛情を育んでいきたいというのが本音でして…
もしこちらの考えと合わないなと思うようでしたら今のうちに言ってください、もし関係を解消するのであればグダグダ続けた後よりも早いうちの方がお互いのためだと思うので。とはいえ、ここまで一緒に楽しくやり取りさせてもらってきたのでこれを機に付き合いについて考え直すきっかけになって今後も関係を続けていけるというのが理想ではありますが……その判断はそちらにお任せします。あちらのトピの返事はこちらの返事を待ってから書くかどうか決めますね)
…ただいま。よしっ、調理再開しよっか。
(数分後戻ってきて、先程とは違いスッキリとした表情で二人を見ながら微笑んでそう伝え)
(/本当に申し訳ございませんでした……ちょっと気持ちが出すぎてしまいお相手様の気持ちを考えておりませんでした。今後は出過ぎた表現は控えますのでまたお相手してもらってもよろしいでしょうか?)
【キタサンブラック】
おかえりなさい、トレーナーさん!早く続きやりましょう
(少し時間を置いたことでこちらもあれこれ悩むのは辞めたようで、せっかくのトレーニングとはまた違った相手と一緒に過ごす時間なのだから精一杯楽しもうと思い、早く続きがやりたいと意気込み)
【サトノダイヤモンド】
工程もあともう少しですよね?最後までご指導お願いします
(ひとまず相手の表情を見て安堵すれば、キタちゃんの言葉に便乗して続きを促して)
それじゃあ、ダイヤちゃんが溶かしてくれたグラニュー糖をキタちゃんが混ぜた卵黄が入ったボウルに入れながらまた混ぜてくれるかな?俺は先にさっき作ったマカロンの生地をオープンで焼いてくるね。
(スッキリした表情で、2人に指示を出しながら自分も作業に移って)
【サトノダイヤモンド】
これと卵黄を混ぜ合わせればいいんですね。キタちゃん、混ぜるのはお願いしてもいい?
(相手の指示にコクリと頷き、キタちゃんが混ぜた卵黄へとフライパンの中で溶かしたグラニュー糖をゆっくり注いでいき)
【キタサンブラック】
うん、丁寧に…ゆっくり混ぜ合わせればいいんだよね
(ダイヤちゃんへとそう答え早速手を動かし始めれば、作業をしながら向こうでオーブンを使ってマカロン生地を焼く相手の姿を見やり、いつも通りの調子に戻って良かったなとそんな風に考えていて)
ん?…ふふっ…それじゃあ混ぜ終わったかな。次は無塩バター入れてまた混ぜてくれるかな?
(オーブンを操作しているとキタちゃんがこちらを見ていることに気づき、相手の方を見て優しく微笑むとだいたい混ぜ終わったことを察して冷蔵庫から無塩バターを取り出してスプーンですくいながらボウルへいれ)
【キタサンブラック】
あ、はい、了解です!ところでトレーナーさん、これって何になるんですか?
(彼と目が合うとなんだか嬉しくなってこちらも微笑み、そうして少しして彼が無塩バターを持ってきてボウルに入れると元気よく返事をして再び混ぜ始め、生地は向こうで既に焼いているようであり、それならこれは何になるのだろうと疑問抱き尋ねて)
【サトノダイヤモンド】
ここで無塩バターを入れるんですね
(必要な材料とその手順をおさらいするように口にしながら手元のメモ帳にここまでに使用した材料などを書き込んでいき)
あー、それはマカロンの中にあるクリームになるんだよ。
(キタちゃんの質問に今作っているのは中のクリームだと優しく説明し)
そうそう、それじゃあ最後に抹茶を入れて混ぜればクリームは完成だよ。
(ダイヤちゃんの言葉に相づちを打ちながら、バターも混ぜ終わりそうなのを見れば用意してきた抹茶を袋から出してボウルに入れ)
【キタサンブラック】
わっ、本当ですね。これだけの材料であのクリームになるなんてびっくりです…えへへ、ちょっと味見しちゃおっと
(最後に抹茶が加わり混ぜ合わせていくとこの間食べたマカロンの中に入っていたクリームのような見た目になったのを見て目を丸くして驚いていて、それから徐に指先でそのクリームを掬ってペロッと舐めて味見をし悪戯っぽく笑って)
【サトノダイヤモンド】
もう、キタちゃんお行儀が悪いよ?
(キタちゃんの行動に軽く苦言を呈しつつも、別に本気でそれを咎めるつもりはなく苦笑を浮かべて)
【キタサンブラック】
えっと…えへへ、はい!とっても美味しいです
(相手のことだから怒ったりはしないことはわかっていたが、それでも改まってそんな風に聞かれると照れ臭くなって僅かに頬を染めながら苦笑混じりに感想を述べて)
【サトノダイヤモンド】
ふふふ、キタちゃんのその反応、出来は最高みたいですね
(キタちゃんの感想を聞けばこれ以上の確認は必要ないぐらい完璧な仕上がりということだろうと頷き)
2人の手際が良かったからだよ。それじゃ最後の作業で生地の上にクリーム乗っけて挟んでいくよ。2人の分の絞り袋もあるからいっしょにやろっか。
(初めてとは思えないほどに2人の手際が良かったおかげでここまでクオリティの高いものができたと褒めると、ちょうどオーブンで焼いていた生地が焼き上がり、取り出して数分冷ますと片方の生地に絞り袋に詰めた先程のクリームを入れて絞り出して別の生地で挟むと、以前用意したような抹茶マカロンができあがり)
【キタサンブラック】
トレーナーさんの教え方が上手いからですよ。あたしのもちょっと形は悪いですけどちゃんとトレーナーさんが前に作ってきてくれたようなマカロンになってますね
(手際が良かったと褒めてくれる相手に対してそう答えて微笑むと、出来上がったマカロンを見て。ダイヤちゃんが作ったものと比べると不恰好なのは一目瞭然だったが、それでもお菓子作り全くの初心者の自分が作ったにしては上出来といってもいいはずと自画自賛して)
【サトノダイヤモンド】
良かった、出来ましたね。これで今度家族のみんなにも作ってあげることが出来そうです、ありがとうございました
(トレーナーのおかげでしっかりレシピから作り方までしっかり頭に入って、早速今度家族の為に作ってあげようと考えているようで、改めてお礼を述べて)
なんか照れるな……いえいえ、こちらこそ楽しかったよ。提案してくれてありがとね。それじゃあできた事だし食べよっか。
(キタちゃんに褒められると頬を緩ませながら照れ、この企画を提案してくれたダイヤちゃんに礼を言うとマカロンが全部完成したのでお皿に盛り付けて試食することを提案し)
【キタサンブラック】
はい!早速食べましょう
(待ってましたと言わんばかりに相手の言葉に頷き、瞳を輝かせつつお皿に盛り付けられたマカロンをワクワクした様子で見やり)
【サトノダイヤモンド】
キタちゃんはもう待ちきれないって様子だね。紅茶持ってきたので一緒にいただきましょう
(キタちゃんの反応にクスッと笑いながら持参した水筒を取り出し、食器類の入った棚から三人分のティーカップを用意して)
おっ、ありがとうね。それじゃあ早速頂こうか、
(紅茶を持ってきてくれたダイヤちゃんに感謝しながら席につき手を合わせてマカロンを手に取り)
ん~…なんだろ、キタちゃんとダイヤちゃんと一緒に作ったからかな、とっても美味しく感じるよ。
(1口いただくと、自分が1人で作ったものよりも美味しく感じたことを素直に伝え)
【キタサンブラック】
あっ、それ凄くわかります!やっぱり手作りっていいですね!
(相手が感じているのと同じように、特別美味しく感じていると笑顔で言えば、初めての経験だったがやってみて良かったと心の底から感じていて)
【サトノダイヤモンド】
キタちゃん頑張ってたもんね。キタちゃんが作ったの、一つもらうね
(一生懸命に頑張ってたとキタちゃんを褒めた後で、彼女の手元のマカロンに手を伸ばし、返事を待たずに口へと運んで)
それじゃあ俺もキタちゃんが作ったの食べよっと…おっ、すっごく美味しいよこれ!
(恐らくキタちゃんが作ったであろう他よりほんの少しだけ歪なマカロンを取って食べるとその美味しさに頬を抑えながら笑みを浮かべ)
【キタサンブラック】
そ、そうですか?トレーナーさん、ありがとうございます!
(ダイヤちゃんだけでなく相手までも自分の作ったマカロンを手に取れば驚きつつ、美味しいと褒められると安堵してはにかんだように微笑んで)
【サトノダイヤモンド】
良かったね、キタちゃん
(そんな二人のやりとりを慈愛の眼差しで見守り、うんうんと頷き)
全部食べたら夜ご飯入らなくなっちゃうかもだから…タッパー持ってきたから2人とも持って帰ってまた食べな。
(少し多めに材料を持ってきて思った通りに多くマカロンができたので、念の為に持ってきたタッパーを2人に渡しておやつに食べなと一言添え)
【キタサンブラック】
あ、はい!それじゃあお言葉に甘えちゃいますね
(タッパーを受け取ると、そういうことならありがたく頂こうと中へといくつかマカロンを入れていき)
【サトノダイヤモンド】
お心遣いありがとうございます、また何かあればよろしくお願いしますね
(相手の気回しに感銘を受けて、深々と頭を下げると今後またこういった機会があれば頼らせてもらいたいと言って)
了解、今日はこちらこそありがとね。食器は俺が家で洗っておくから…よいしょっと、それじゃキタちゃんまた明日ね、ダイヤちゃんもそちらのトレーナーさんによろしく伝えといて。
(こちらこそ良い経験になったと伝えると、持参した紙袋に食器を入れるとキタちゃんに2人に別れを告げると調理室から出て)
今日からはいよいよ本格的にトレーニング始めるんだよね、一昨日は早めに切り上げたし昨日はお休みだったし…
(次の日、グラウンドへとやってくると今日からいよいよGⅡレースに向けた本格的なトレーニングが始まるのだろうと考えれば気が引き締まる思いで、早くトレーニングを始めたいとうずうずしている様子で)
[雨宮]
おっすキタちゃん今日も頑張ろ…
(いつも通りにグラウンドへ来てキタちゃんの方へ向かうも、その瞬間白い何かが高速で前を横切り)
[タマモクロス]
おっ!おったで!あんたキタサンブラックやろ?この前はオグリとのレース邪魔して悪かったな!せやから何か詫びとしてうちにできることないか?
(一瞬でキタサンブラックの前へ行くと、まくし立てるようにこの前の事を謝罪すると罪滅ぼしをしたいと笑顔で言い)
(/ごめんなさい自分もタマちゃんできるか分かりませんが、出てくれなかったので我慢できずにやってしまいました笑)
わっ…えっと…タマモクロスさん!?い、いえ、あの時のことならもう全然気にしてませんからお詫びなんてそんな…
(目の前に走り込んできた相手が誰なのかを視認し、相手の話しにあの時のことかとすぐに思い出すが、自分としては別にあの日の事で怒ったりはしていないため気にしなくて大丈夫と言い)
[雨宮]
うぇえ!?タマモクロス!?…なんか前にもこんなことあったような…
(突然のタマモクロスの来訪に驚くが、なんだかデジャブのようなものを感じ)
[タマモクロス]
おぅ、あんた雨宮トレーナーやろ?オグリから聞いとるで、料理上手いんやってな!今度うちにも食わしてや~…それよりもなんかないんか?せや、うちの走り教えるとかどうや?
(オグリから聞いていた料理上手なトレーナーを見つけると初対面とは思えないように親しげに話しかけながらも、して欲しい事は何も無いというキタサンブラックに対して自分と走らないかと誘い)
並走トレーニングをしてくれるということですか?トレーナーさんさえ許可してくれれば是非!
(走りを教えるということはつまり一緒に走ってくれるということだろうかと考え、自分の判断ではいいとも悪いとも言えないがトレーナーが許してくれるのであればお願いしたいと口にしてトレーナーの方を見やり)
[雨宮]
もちろんいいよ、頼めるかなタマモクロス?
(以前と同じように快く承諾して)
[タマモクロス]
もちろんええで!ただ、普通に走るんじゃおもろないな……せやキタサンブラック、併走中うちの横ピッタリ着いて仕掛けどころ、息づかい、フォームなど覚えるのはどうや?
(さすがに普通に走れば自分が圧勝してしまうのは明白なので、恩返しということで彼女に隣を走らせて自分の走りを叩き込むのはどうかと聞き)
なるほど…わかりました!せっかくタマモクロスさんの走りを間近で見れる機会ですから頑張ってついて行きますね!
(あのオグリキャップとも何度も戦ってきた相手に当然普通にレース形式で戦って勝てるとは思っておらず、何より競争に夢中になると何かを学び取るどころではなくなってしまうため、相手の提案をありがたく受け入れることにして。とはいえ、軽く流しても彼女ほどの実力者ならかなりの速さのはずでそれについていくだけでも十分すぎるほどのトレーニングになりそうだとも考えていて)
[雨宮]
はいよ、行っといで。
(手を振りながら2人を見送り)
[タマモクロス]
ほな行こかキタサンブラック……あ、1つ言い忘れたんやんけど最終コーナーに入ったら本気で行かせてもらうで。
(八重歯を出しながら明るく微笑むと、その後先程までの笑顔が嘘のように真剣な表情になったと思うと片目からパリ…っと一瞬白い電気が発したように見え)
っ……!私も全力をぶつけます!
(最終コーナーからの本気宣言に背筋がゾクっとして、それでも相手が本気でぶつかってくるならこちらもそれに応えない訳にはいかないと力一杯に答えて、スタート位置へとついて)
(/ここでの結果はほぼ同着にしようと思うのですがいいですか?タマは仕掛けるポイントを明言してますし心の準備が出来ていたキタちゃんはなんとか対応出来て、更にそこで予想外の伸びを見せてそれでもなお同着ということならタマの格を落とさずどちらにも明確な優劣をつけない形で決着出来るかなと)
[雨宮]
では、用意スタート!
(2人がスタート位置に着くとスターターピストルを撃ち)
[タマモクロス]
じゃあ行こかキタサンブラック!あっ、うちもキタちゃんって呼んでええか?
(合図と共に2人で走り出すと、彼女に合わせていつもより遅く走っているため話す余裕ができ自分も呼んでいいかと聞き)
はい、勿論です。タマモクロスさんにも仲良くしていただけたら嬉しいです……って、ちょっと馴れ馴れし過ぎですか?
(タマモクロスといえばほんの少しばかり怖い印象もあり最初はちょっと緊張もあったが意外にも気さくなその人柄にだいぶ気持ちも和らぎ仲良くなりたいなんて言うが、流石に自分からすれば大先輩である彼女に対していきなり馴れ馴れし過ぎだろうかと苦笑し)
かまへんで、うちも元気の良い後輩と仲良くできて嬉しいわ…ほな、そろそろ始めよか…しっかりうちの走り覚えて帰るんやで。
(後輩にそんなことを言われて嬉しさを隠しきれずに頬を緩めるが、ここからさ別の話になるので真剣な表情になり八重歯を見せて笑うと全身に電気を帯びたような荒々しい威圧感を放ちながらも洗練されたフォームを保ちながらスピードを上げ)
(/ごめんなさい返信し忘れてました!そんな感じでお願いします!)
はい、よろしくお願いします…!
(スピードを上げていく彼女に遅れないように横に並んで走って。まだ最終コーナーに差し掛かっていないため本気の走りではないようだが、それでもかなりのスピードに気を抜いたら置いてかれそうで、どうにか隣を走る相手の走りから何かを学びとろうとしながら横目でチラチラと見やり)
……キタちゃんは年の割にでっかいな…それに優しくええ子や、でもこれは勝負の世界や、常に他のウマ娘を威圧してしまくるのが当たり前や、うちは小さい体やけどそれでも周りを蹴散らしけきたわ……見せたるで「白い稲妻」の力…はぁっ!!
(最終コーナーへ差しかかる前、自分の事を話しながらもキタちゃんへこれからのヒントを与えるように話しかけると、全身から稲妻を放ったかと思うと一瞬でキタサンブラックを引き離し)
来た……!タマモクロスさん、あたしはあたしの走りであなたの全力の走りに応えます!見ていてください。やあああ!
(宣言通りのタイミングで勝負をかけてくる相手、白い稲妻の異名通りの瞬間的な加速に目を見開いて。しかし彼女が速いのはやる前からわかっていたことで、ここで仕掛けてくるという事も最初からわかっていたこともあってそれほどのショックはなく、あのスピードについていけるかいけないか、そんなことを考えるよりも前に前を走る相手がいれば追うというウマ娘としての本能でこちらも地面を踏みしめて加速して追走し)
[タマモクロス]
『食らいついてきよんな…だけどそう簡単に差縮められたら困るで!』
(長年の経験から後方の相手が追いかけてきてるのは分かったが、それでも更に差を開きにかかり、差は4身開き)
[雨宮]
いけっ!キタちゃん!
(相手はレジェンドのタマモクロスだが、キタちゃんなら追いつけると信じて大きな声援を送り)
『あれがタマモクロスさんの走り……やっぱり凄い…!でも、さっき見せてもらった走りであたしの走りとどう違うのかなんとなくわかった…これならいける…!』
(必死で追いかけてなお離れていく背中を見てまだまだ遠いなという思いと、あんなにも強いウマ娘と勝負できるような自分になりたいという思い、その二つの思いを胸に抱きながら自分の走りに足りないものを教えてくれた彼女の心意気に応えるべく自身も更に力を振り絞り食い下がれば、ついにゴール前で横に並んで)
『並んできた、嘘やろ!?まだデビューしたばっやのにうちやオグリとも引けを取らないんか?……おもろなってきたで!絶対に勝ちは譲らんわ!!』
(以前オグリが言っていた「彼女が新しい私の好敵手」だということは本当だということを思い出すも、久しぶりにクリークやイナリたち以外と張り合える相手が見つかったことに狂気的な笑みを浮かべながらもゴールまで突っ走るも誰がどう見ても同着という結果に)
っ…はぁ、はぁ…やっぱりタマモクロスさんはすごい…
(最後にギリギリ並んだところまでは覚えているが、結果がどうだったかは自分ではよくわかっておらず、とはいえこれは彼女が自分に手の内を明かしてくれた上での結果であり、それを踏まえてようやくいい勝負になったことを考えると、やはりまだまだ彼女のような本当に強い実力のあるウマ娘と勝負をするには実力が足りないことを痛感して)
[雨宮]
2人ともお疲れ様、あんなレース見てれ眼福だったよ。キタちゃん、本当に君はすごいな…
(戻ってきた2人に労いの言葉をかけつつ、自分の担当がタマモクロスと張り合ったことに感激しながら興奮気味に語り)
[タマモクロス]
いやー、まさかうちと同着とは驚いたわー!キタちゃんの才能もやけどあんたのトレーナーの手腕としてもすごいっちゅーことやな、良かったらうちのトレーナーにならへんか?
(まさかの結果に自分もまだまだ強くならないとなと思いつつ、キタちゃんだけでなく彼女のトレーナーも褒めると冗談で契約しないかと言い寄り)
…同着?あたしとタマモクロスさんが……そっか…えへへ、あたしのトレーナーさんは凄いんですよ、自慢のトレーナーさんです!
(彼女の言葉でようやくどんな結果になったのかを察して、信じられないという思いと、どんなに贔屓目に見ても今回のレースは彼女の手の内であり結果だけみれば同着でも内容ではまだまだ及ばないという思いとが混在していて、それでも最後にもう一踏ん張り頑張れたのはやはりトレーナーの日々のトレーニングのおかげだと確信していて、彼を褒めるような彼女の言葉に自分のことのように誇らしげにして)
[雨宮]
いやいや、キタちゃんが毎日頑張ってくれてるおかげだよ。本当に毎日助けられてるよ。
(自慢のトレーナーと言われて嬉しい気持ちになるが、彼女のポテンシャルに助けられてるのは事実なので遠慮がちになってそう伝え)
[タマモクロス]
なんやほんま仲ええんやな、新婚夫婦かいな……うちのトレーナーは女性やからなんか妬いてまうな。それよりキタちゃん、絶対GIレース出るんやで!オグリ達と一緒に待ってるで!
(二人の仲をからかいながらも少し羨ましいと思い、今日決着がつかなかったので再戦を約束し)
し、新婚って…もう、からかわないでくださいよー……あたし、きっとトレーナーさんと一緒に頑張ってタマモクロスさんやオグリキャップさんと同じ舞台で戦えるようなウマ娘になりますね!
(思わぬ言葉に驚きつつ頬を僅かに赤らめて、それから少しして気を取り直すとトレーナーと二人三脚で頑張って彼女たちと同じ舞台で走れる自分になってみせると誓えば、チラリとトレーナーを一瞥して)
[タマモクロス]
おぅ、待っとるで!っともうこんな時間か、ほなまたな~
(こちらも全力で迎えることを伝えるといつの間にか時間が進み、日が落ちかけてきていることを知るとその場を後にし)
[雨宮]
帰るのも早いんだな…キタちゃん、今日の併走で何か掴めたか?
(一瞬で見えなくなったタマモクロスに苦笑いしつつ、今回の併走は彼女にとっても大きな経験になったのではないかと思い、感想を聞き)
はい、前のオグリキャップさんと走った時みたいな真剣勝負って感じのレースでも色々学ぶことはあったんですけど、今回は先輩ウマ娘とあたし自身の走りの違いをじっくりこの目で見れましたしすごく成長出来た気がします!…でも、それ以上に悔しいって思いました!どんな形でもレースはレースで、タマモクロスさんは同着だって褒めてはくれましたけど、しっかりハンデをもらってやっとこの結果ですから…だからもっともっと強くなりたいです!
(学び、得たもの、それらを総動員してこそのこの結果だと自負しており。しかし、この結果に満足しているかといえば満足はしていないようで、トレーニングの一環とはいえ最後は真剣勝負だった、その上で彼女の懐の深さを見せつけられて悔しいと今までとは違った勝負に対するこだわりと勝ちたいという闘争心を見せて、あるいはそれが何より一番タマモクロスとの走りの中で得たものかもしれず)
そっか、それでもキタちゃんはデビュー直後に彼女達と渡り合ったんだ。謙遜だけでなくその事実にもっと胸を張っていいよ。それとあのレベルのウマ娘達のトレーナーは皆常軌を逸しているレベルに優秀らしいからね。俺も頑張らないとだね…まぁ今日は疲れたでしょ、俺も今日の結果で今後のトレーニング考えないとだから本日はこれで終わり。明日は久しぶりに水泳するつもりだからプールサイドに来てね。
(確かにハンデあってこその同着だがそれでも彼女のレベルはほかのウマ娘を超えていることは本当なのでそれについては自信を持てと伝え、キタちゃんを立派なウマ娘にするためにも自分は今以上に努力しないとなと考えた後に、明日のトレーニングを伝えるといつも以上に労いの言葉をかけてトレーニングを終了し)
常軌を逸して優秀……あたしもいつかそんなウマ娘に……
(あのレベルのウマ娘たちがしのぎを削るのがGIレースならば自分も憧れるばかりではダメだと一人決意を新たにして)
…っ…っ!
(次の日の放課後のプールサイド、いつも以上に気合を入れて準備運動をする姿があって)
おっすキタちゃん……あれ、なんか体つき良くなった?…あっ、やましい意味じゃなくて筋肉ついたなーって…
(準備運動するキタちゃんを見つけそちらへ行くと、普段制服やジャージを着ていて変化に気づかなかったが、スク水で肌が露出したことで分かったが以前よりもアスリートらしい体つき…他にも思ったことがあり少し胸部を見るがすぐに目線をそらしながらも彼女が成長していることを実感して喜び)
やっぱりそうですかね?自分じゃあんまりそういう自覚はないんですけど、ダイヤちゃんも最近身体大きくなった?って言ってくれたんですよね
(相手の言葉に自らの身体を見下ろし、自分ではそこまで大きく変わっているという自覚はないのだが相手だけでなくダイヤちゃんにも同じようなことを言われた為、やはりそうなのだろうかと考えて)
力がついてきた証拠だね、というかキタちゃんまだ中学生でその体付きって…もしかしたらめちゃくちゃ身長でかくなりそうだね。
(まだまだ成長期であろう彼女に、いずれはあのヒシアケボノのように大きな体になって自分の身長も超されるのではないのかと苦笑いし)
あはは、それならいいんですけど…体重増えてるの見ると大丈夫かなってちょっと複雑な気持ちにもなるんですよね
(本当に相手の言う通り力がついてるというだけならいいのだが、体重の増加には女の子として少しばかり思うところはあるようで少しの迷いを言葉に滲ませて)
そう?少なくとも俺は少し肉付きいい方が好きだけど…だからって食べすぎで体重増量は良くないけど…
(特に考える間もなく自分の好みを言い、悪気は無いが少しぽっちゃりしてた方が良いが、さすがにトレーナーとして太らせるのはご法度だと微笑みながら伝え)
トレーナーさんがそんな風に言ってくれるのは嬉しいですけど……いえ、トレーナーさんは今のままで大丈夫って言ってくれてるんですからあたしはそれを信じて頑張るだけですよね!それで、今日は何をすればいいですか?
(相手の意見は決して否定的なものではないことに安心しつつも、一方で釈然としない気持ちもあって。しかし、今の自分を見て問題ないと思ってくれている相手の言葉を信じようと最終的には前向きに考えることに決めて、今日のトレーニングの内容を尋ねて)
そうだな…キタちゃんバタフライってできるかな?
(トレーニングメニューを聞かれると、今までやってこなかったバタフライを提案し、それほどやる人も多くないであろうこの泳法をできるか聞き)
バタフライですか…?うーん…流石にそれは授業でもやったことがないので出来るかはわからないですけど、トレーナーさんがフォームとか見てくれるなら出来るかもしれないです
(名前だけは知っているが具体的な泳ぎ方なんかはあまりピンと来ていない様子で首を傾げ、相手が教えてくれるならあるいはと答えて)
なるほどね、それじゃあ泳ぎ方は俺が詳しく教えるからやってみよっか。バタフライは膝関節や股関節等の走りに必要な部位が鍛えられるからメリットも多いしね。
(分からなくても前向きな発言に自分も答えようと、バタフライのメリットについて軽く説明しながらトレーニングを開始し)
おおー、そうなんですね!流石はトレーナーさん、詳しいです!…でも、不思議とトレーニングに取り入れてるウマ娘はあんまりいないですよね
(走りにも関係がある部位が鍛えられると説得力のある説明を受ければ感心した様子で瞳を輝かせ、しかしそれなのにそれをトレーニングに組み込むウマ娘が居ないのは何故だろうと考えてから、やはりそれだけ敷居も高いのだろうかとそんな考えに至って)
んー、水泳って基本体力作りがメインだからかな…俺は人間用のスポーツ雑誌とか参考にしてるからあんまり取り入れないんだろうね。
(あまり深く考えずに、人間用のトレーニングをウマ娘のトレーニングに真剣に取り入れるのは俺ぐらいか数人だろうと話し)
それってトレーナーさんはあたしたちウマ娘の育成に新しいものを取り入れてるってことですよね!せっかくトレーナーさんが考えてくれた訳ですからバッチリ成果を出したいですね
(常識にとらわれない自由な発想でのトレーニングを考えてくれている相手に感激すれば、自分もそれに応えられるようにしなければとグッと拳を握り気合い入れ直せばプールへととりあえず入っていき)
よし、とりあえずまずはドルフィンキックからやろうと思うんだけど、どんな風にやるかは分かるかなキタちゃん?
(水に入ったのを確認すれば、まずはドルフィンキック単体で泳げるのか聞いてみて)
えっと、ドルフィンキックってこんな感じで両足を揃えて水を蹴る泳ぎ方で合ってますか?
(聞き覚えのある技の名称に、少しばかり不慣れな感じを醸し出しつつも実践して見せれば相手にこれでいいのかを確認して)
そうそう、そんな感じだよ。でもコツとしては蹴る感じではなく足をうねらせる感じなんだけど…うーん、水着があれば直接教えられたんだけどなー…
(口で伝えるのは苦手なので一緒に泳げればもっとキタちゃんに分かりやすく教えられるのになと腕を組みながら苦笑いし)
……今度はどうでしたか?さっきより進みやすいような気はしたんですけど
(足をうねらせるというアドバイスを受けてそれを意識して泳いでみれば先程よりも進みが良くなったような気がして、相手に確認をとって)
さすがキタちゃん、覚えが早いね。それじゃあとりあえず100メートル、ドルフィンキックだけで泳いでみよっか。
(飲み込みが早いおかげで自分の苦手な口頭で説明することをやらずに済んだのでそこに関して感謝しながら、今の泳ぎを体に叩き込むためにひたすら泳ぐことを指示し)
これで100メートル…わかりました!やってみますね
(少し泳いでみた感覚的にこれ一本で泳ぐというのは中々に体力を使いそうな印象で、100メートルというのは大変かもしれないと思うが相手の指示なら頑張ってみようと早速泳ぎ始めて).
…さすがにいきなり100メートルは早すぎたかな…でもキタちゃんなら行けるはず…!
(キタちゃんのスタミナならドルフィンキックだけで100メートル泳ぎ切れるはずだと思い指示を出したが、また溺れたりもしたら大変だなと少し不安もあり)
『…キツい…けど、いける、かも…!』
(苦しさは否めなかったが、それでもこれまでのトレーニングの積み重ねと持ち前のスタミナで気がつけば残り10メートル程にまでやってきていて、後もう少しだと考えれば力が湧いてきて最後の追い込みをかけて)
……お疲れ様キタちゃん、結構無理言っちゃって申し訳ないなと思ってたけど無事やり遂げてくれてありがとう。
(無事泳ぎきったらプールサイドに立って、いきなりキツいメニューを組んでしまったことを謝罪しながらも、笑顔でプールサイドの上から手を差し伸べて)
いえ、いいんです!ちょっとぐらい辛くないとトレーニングになりませんから。…でも確かにこれは凄くいいトレーニングになりそうですね
(キツいということはそれだけ効いているということに他ならず、それは成長の為に必要なことだとわかっているため、相手の謝罪に首を横に振り。このトレーニングは確かに効果がありそうだと実感していて)
そっか…でも本当にキツくなったら言ってね…とりあえず休憩しよっか。
(口ではそう言うも、息が上がっているキタちゃんを見て少し辛くなりとりあえず休憩するのを提案し)
はい、心配してくれてありがとうございます!…あたしはまだもう少し頑張れそうですけど…トレーナーさんがそう言うんでしたら
(少しばかり心配性にも思える相手の言葉に、自分はまだ大丈夫だと返しながらも、それがトレーナーとしての判断なら休憩させてもらおうと頷いて)
……あのさ、俺トレーナー向いてないのかな…さっきもキツいトレーナー指示した時にさ、胸が少し苦しくなって…ごめんね、こんな話して…
(ウマ娘の事を思うあまり、キツい練習メニューを指示できない自分の短所を休憩中のキタちゃんに苦笑いしながら伝え)
いえ、良いんです!むしろそういうことは腹を割って話し合うべきだと思いますから。それに、トレーナーさんのその気持ちってあたしのため…優しさですよね?あたし、そんな優しいトレーナーさんのこといいなって思ってます
(むしろ相手なりに思うことを包み隠さず話してくれたことを嬉しく思い、確かに厳しいトレーニングを指示するのもトレーナーとして必要なことかもしれないが自分はそれでも相手の優しさが好きだと自信たっぷりに断言し)
ありがとう…でも、優しいだけじゃトレーナーとして失格だよね、でも厳しくしたらキタちゃんに嫌われるかもって…自分のひ弱さが恥ずかしい…
(自分のダメなところを肯定してくれるキタちゃんの言葉に心が暖かくなり、なんとか厳しくなろうと考えるもそれでキタちゃんを傷つけてしまうのではないかと頭を抱え)
(/とりあえず制限してませんが…ウマ娘希望ですか?)
…難しく考えなくていいんですよ、あたし辛い時は辛いって言いますし、それでも速くなる為に必要なことだって思えばトレーナーさんと一緒なら頑張れます!だから、あたしのこと信じてください
(相手の悩みを真剣に聞き終えると、深く頷き。自分のキャパを越えそうになればその時は怒ったりする前に正直に話すと言い、その上で相手と一緒ならば多少の困難なら乗り越えられる、そんな風に思えるぐらいには相手のことを信頼していると語り)
そっか、本当に毎日キタちゃんに助けられてばっかりだな…じゃあその言葉に甘えるとするよ。それじゃ休憩終わりにしてクロール125メートル行ってみよっか。
(彼女の優しい言葉に救われた気がして、真剣な表情から朗らかな笑顔に変わりこれからもたくさん救われるんだろうなと考えると早速今までしてこなかったキツいメニューを指示し)
はい、頑張りますよー!あ、でもクロールってことはバタフライはまた今度に持ち越しですね
(考えただけでも中々にハードなトレーニングだが、一切の弱音を吐かずにやる気をのぞかせて、それから当初の目的であったバタフライについてはまた別の機会ということだろうかと相手に確認をとって)
そうだね、バタフライはまた今度水泳する時にしよっか。次のクロールはスタミナ強化のつもりだし。
(質問されると水泳の予定を話して、次は他のトレーナーもやっているスタミナ強化だと説明して)
(/分かりました、ではスマートファルコンお願いしたいです)
スマートファルコンでーっす!ファル子って
呼んでね!私、ウマドルになるのが夢なの!
サインはいつでも受付中だよっ☆
(絡み文失礼します??♀?)
なるほど、あたしの長所を更に伸ばすトレーニングですね!それじゃあいってきまーす!
(スタミナといえば自分の強みだと自覚しており、そこを重点的に強化する方針なのだと理解すれば元気よく返事をしてからプールへと飛び込んでいって)
んー、キタちゃんの体力ならこのメニュー大丈夫だと思うけど…いやいや厳しくするって決めたんだから…
(キタちゃんのクロールを見ながら自分のメニューで大丈夫かなと不安になるが、さっきのキタちゃんの言葉を思い出してトレーニングに集中して)
(/ありがとうございます、その前にドッペルで別次元でやりますか?またはキタちゃんとも絡む場合は今水泳中なのでそれに関した絡み文だとありがたいです)
(/ごめんなさい、ここまで話しておいてあれなんですが結構話しが1体1で進んでしまって人数増やすの厳しいかもなので新しいトピでお相手させて貰ってもいいですか?)
(だって普通のなりきりカテゴリーなら1人以外の人ともなりきりで話すこと可能ですが、話が進んで2人だけなら1体1のカテゴリーでやられたら良いのでは?って提案しただけです。)
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