ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>張
ふ~ん…。そうなんだ。…なら、尚更狙いがいがありそうだね。私だってシシオ程かは分からないけど、ハイカラスクエアを救うために沢山訓練積んでたし今もしてるんだから。狙いには自信がたるし、それがどれだけ通じるか、勝負だね。
(自分が志々雄に勝負を挑んだことに驚愕し、どれだけ彼が凄い技を持っているかとそのまま説明しているのと対照的に、ならむしろ立ち向かいがいがあると、闘志をさらに燃え上がらせて。ハチは武器を取られているというあたり、確かに彼はハチよりずっと高い実力と技の持ち主なのだろう。そしてそれは私も例外ではないのだろう。だからこそ、やりがいがあるのである。持ち手を最大限駆使してなるべく埋め合わせすることにやりがいがある。)
>張
お前な…、近過ぎだ。ちったぁ気味悪がって離れろ。
(相変わらず距離感がバグっている張には黙っていたが、肩に顎まで置かれてやたら視線を感じると流石に黙っておらず。この全身包帯姿に不気味がらないのもどうなんだと心底呆れ。ハチへの形容に笑う張へと『姫って柄じゃねぇだろう…、そうか?一番笑ってるお前が蹴られそうだ。』と)
>サーベ
目に直撃はなかなか不快そうだな…、取り敢えず分かった。
(インクが装填された特殊な銃である事を聞きながら何と無くハチと見たナワバリバトルの観戦を思い出し、取り敢えず安心してくれと言われつつインクが目に直撃の件はなるべく喰らいたくないなと苦笑して)
>all
遅くなってすまない。俺はどこでも構わないが…、張の気にしてる点はあそこが今は全く管理されていない可能性があって、要は何かトラブルがあった場合にも管理者じゃないから対処出来ない懸念があるって事でいいだろうか…?
使用させて貰うならだいぶ日が空いてるからスレ主さんへ一言挨拶してから入るのがベターかもな。(ただ一言断りを入れるだけで良いと思う。ログを遡れば挨拶して入った形跡も残るし、何だったら俺が代表で挨拶を入れるぜ)
・スレ主に一言挨拶。
・荒しが出たら皆でスルー。あまりにも酷い場合は通報でいいと思う。
以上の点に気を付ければ特に大きな問題は無さそうだが、俺が独断で決めるのもあまりな…。
またお手数だが皆の意見を聞かせてくれるだろうか。最近は張の管理してる此処で安心して完ナリをしてたから失念してたな。ありがとうサーベ。
>志々雄、張
…あ、じゃあこのスレでいいんじゃないかな?やっぱり、シシオや張達にとって使い勝手がよくて馴染みのあるここのほうがやりやすいだろうし、その都度相談して実際にロル回してみてってできるし、今過去スレを上げたとして、スレ主が見たらきっと困っちゃうだろうから。
(一通り説明を聞いていき、意見を求められたので、少々時間をかけて考える動作をして。そこから戻って志々雄に視線を戻すと、一番管理が届きやすいであろうここがいいのではないかと言い。こちらは久しぶりに戻ってきたため、相手のやりやすい形に合わせるべきだと思い)
>サーベはん
張「そ、そんな…志々雄様に勝負かけるやなんて、う、うーん…、ま、まぁ~頑張ってください?ケガせんようにね?」
(な、何て言うか…男の人に戦闘を相手してくれやなんてこの子等は血の気が多いおなご達なんかな?サーベはんも見た目によらず言い出したら聞かへんっぽいのでこの辺でワイも引いとく…。志々雄様の事やからまぁ安心かな?)
>志々雄様
張「んー?ゼーンゼンッ?何で気色悪がりますのんッ?エッヘヘ♪いや~志々雄様の眼差しとか瞳とかお顔立ちもワイめっちゃ好きでんねん♪相変わらず色男でんな?エェッ?!ワイのが蹴られるんですかいなッ?そんなん納得いかんです~」
(志々雄様の筋肉質な肩に顎置いたまま上目でムフフッて笑う。普通気色悪がるやろって呆れられたけど何でッ?ワイ全然気にしまへんし志々雄様は何気に色男でカッコいいと思うけどなぁ~、火傷前の若かりし15歳やった志々雄様の大人顔負けに色っぽかった顔立ちをたまたま知ってるのもあるからかもやけど。)
>オール
張「あ!そうですそうですー!!ワイそれが言いたかったんですわッ?言いたい心配を言葉で具現化してくれた(笑)カッー!♪なるほど?!そーしたら大丈夫か、あんまそない心配せんでも大丈夫そうですねッ?ワイ志々雄様のそれに賛成ですわ~♪♪あ、ほ、ほなあそこ行くなら代表で一言簡単なご挨拶は志々雄様にお任せしても宜しいですか?ってか麗ちゃん高校生やのに誰より賢過ぎていつも怖いねんけど?!(汗)社会人のワイが感心するぐらいの的確な意見ですわッ…、超進学校ってやっぱ普通の高校生と違って頭賢いなッ(汗)」
>オール
張「あ!ホンマッ?ほなワイもここの場所で良いー♪(笑)志々雄様が安心してここおってくれてたんなら何より嬉しいですわ♪♪」
>サーベ
いつも遅い時間にも返事を返してくれてありがとう。…サーベはちゃんと寝てるか?って、俺が心配するのも何なんだが…。
>張
悪い事は言わねぇ、眼科へ行きな。
(モスグリーンの瞳に見つめられながら顔立ちがどうやら色男やらと言われて痒くなり、ニコニコしている張の顔に呆れた視線を据えながら一度きちんと視力を診て貰え?と言いたげにその額を手の甲でぽこんとはたき)
>all
二人の意向は分かった。…例え挨拶されて再度入らせて貰ってもそれをスレ主がどう感じるかが分からないものな?サーベの本体さんらしい優しい配慮でとても良いと思った。
俺達がやり易い環境に合わせてくれるって応対もありがとう。色々と心を砕かせて悪かったな…何か要望があったら俺も対応するし、いつでもこうしたいってのは遠慮なく言ってくれ。
張へ。俺の本体がどうこうってのは関係ねぇけど…、張が気分を害してないなら良かった。こう見えて俺と縁は張を信頼してるし大好きだぞ。笑 居心地の良さは張の人柄によるものなんだろうなって思う。
じゃあ、始めるか。廊下で出会った張へのレスが途中になっちまってるのも気になってて、そこに少し触れてから宴会の途中で抜けた俺が庭園まで出るシーンを投下しておくな?
― 旅館での続き ―
>張
お前な…、急にやめろ。
(此方を慕っているから待っているのだと聞くと少し驚いた顔を向け、照れて笑っている張の顔を無言で眺めていたが皆が此方を慕うのは畏怖の念や恐れからくるものでは無い事を聞かされて少しだけ心が軽くなり、ただ互いに気恥ずかしくなるような物言いはやめろと決まり悪そうに苦笑して顔を逸らしつつ再び廊下を歩いて。襖から漏れる明かりを浴びると賑やかな宴会場へと入り、席へと歩いていく際にも多方面から掛けられる祝辞の言葉へと笑んで短い感謝を告げながら)
ありがとうよ、皆揃ったな。…政権が変わって新年早々、相変わらずの面子が揃って何よりだ。
怪我へ障らない程度に今夜は皆で賑やかに楽しんでくれ。
(己の席へ座ると政権の交代を祝うべく集まった彼等を一瞥し、挨拶はそこそこに新年のスタートを盛大に切ろうと声を掛け。歪な個性の集まりである者達の宴会が静かな夜の旅館から愉しそうに漏れて響き渡り)
>all
―― 半刻後、旅館の庭園 ――
……、
(途中で宴会から抜けてきたのか背筋が伸びるような厳かな外の空気も心地良く感じられ、凛とした空気に包まれる静寂な森と庭園の景色に身を置きながら少し離れたところまでゆったりと歩いて来たのか珍しく雪の積もっていない遠山から庭池の石燈籠の方角に視線を据え、煙管の煙がふわりと夜風へ流れて)
>志々雄
…こちらこそ、都合つけて遅い時間に返信してくれてありがとね。そこは大丈夫だよ、ちょくちょく寝直して精算してるから。シシオもちゃんと寝るんだよ?
-旅館の庭園近くの草むら-
>志々雄
…フゥ…(さてと。タコゾネスの残党はあらかた片付いたかな。まさかまだ、将軍の奪還を試みてる者がいるとは。……いた。)
(隠密行動しようと草むらのなかを音も立てず歩き。ふと深呼吸すると、ひんやりとした空気が鼻腔を通って肺に入っていき。それにしても、いつもよりやけに感覚が研ぎ澄まされている気がした。どことなく空気感も違うような。しばらく思考しているとタコゾネスの影らしきもの(志々雄)が視界を捉えた。恐らく残党であろうが、動きはなにか探しているそぶりではなく、孤立しているように見える。何か不自然だが、…ここでしっかり仕留めて、お引き取り願おう。自分の背後にトラップ(踏むと爆発しインクを撒き散らすと共にセンサーの効果をつける)を仕込み、冷たい目で相手を見据えると、チャージャーを構え、チャージした後弾を撃ち出した。インクは黄色く真っ直ぐな弾道を描いて、志々雄に襲いかかる。)
>志々雄様
張「エェッ?何でですのんッ?ワイ両目の視力2,5とかなんですけど!ははッ♪こっちの世界の志々雄様は褒められんの苦手ですよね~?ッとと!何でもありまへんッ…、アイテッ」
(眼科行け言われてケラケラ笑って見せる、全然視力ええですよ?って。この世界の志々雄様はなんちゅーか褒められたりすんの苦手やしツンデレ♪呆れたお顔もハンサムやと思うけど。裏手でペンッてされて目をぎゅっと瞑る)
張「え?!全然でッせ?麗ちゃんに気分悪いなんて絶対あれへん(笑)えっへへ?♪フフッ、ありがとうございますわ?そんなん照れますわ~♪♪ワイの事みんな大好きなんでっかー?もー、しゃーなあらへんなぁ♪♪あ!ほなワイも入りますさかい♪」
~嵐山の老舗旅館~
張「急にってぇ~、ほんまの事ですよッ?皆志々雄様の事尊敬してるし大好きやさかい、あ!ちょ、志々雄様ッ、待ってくださいな~?」
(不意を突かれたみたいに固まってる志々雄様のお顔をワイもキョトンと見て、え?って感じで。あ!どうやら…慕ってくれてるのは自分を恐がってるからって誤解してたみたい?ふふっ、全然ちゃうのに。皆志々雄様を尊敬してて大好きなんですよ?ってニコニコ話す。スイッと行ってまう志々雄様にワイも慌てて付いてって)
張「いよッ?!♪♪志々雄様ーーッ♪待ってました!!今や日本のトップですなッ?あっはは♪由美姐さんも鎌足も相変わらず志々雄様の熱狂ふぁんやなァ~?ってワワワッ、方治はんアンタも志々雄様の隣でお酌したいんかいな…、うッわー?け、ケンカ始まった!ええぞ~♪♪ヤレヤレー♪」
(湯上がり用の墨色の着流し着てる志々雄様の大人の色気駄々漏れさに由美姐さんがほぅ、って恍惚の溜め息ついて志々雄様の隣へ行こうとしてたら鎌足も参戦してきた、って方治はん、男のアンタもかいな…。誰が志々雄様へのお酌相手=隣席をゲット出来るのか争いが怒ってワイもケラケラ笑って)
>オール
~半刻後~
張「はーッ♪食った食った♪♪皆酒強いでんな~?あれ~ッ?志々雄様何処行かれまんの?……風に当たりに?確かに宴会場ちょっと暑いですしな?ってエェ~?!ちょ、ちょっと待って…そんな皆あからさまに志々雄様おらんなったらテンション下がります??ヒッドイわぁ~~こんなワイみたいな男前目の前にして~」
(満腹ーって感じで日本酒飲んでたら志々雄様が宴会場抜けるみたい。しかし志々雄様は落ち着いててエエ声や。皆久し振りに京都へ戻ってきた志々雄様に会えてテンション高かったのに、志々雄様がその場から居なくなった途端鎌足とかめちゃ無になっとる。いやだって張君しか居ないなんて…みたいなん言われてヒッドイなぁって言うてみる。暫くしてワイもトイレ行きたくなってきたから何処かな~って廊下に出て)
張「厠から出たんはええけど……、しっかし、豪華な旅館でんなぁ~…こりゃぁ山一帯が敷地ちゃいますのん…、あ!志々雄様…かな?志々雄様♪静かでええ景色でんな?お一人で涼んではりますのんッ?」
(廊下も長くてなんちゅーの?この旅館の庭園なんか回遊式の池みたいになってて石造りの橋も架かっとる。こない敷地が広かったら庭師何人か専属せんと手入れが大変やろなぁ、流石嵐山一の高級老舗旅館。ふっと見やれば向こうの遠くで静かに佇んでる着流しのお姿は闇色やなくて墨黒の着物やから橙色の燈籠にふんわり当たってて幻想的やし何と無く優しげな黒に見える。ホンマやったら包帯姿の着流しで佇むお姿なんか一般的に気味悪く見えてええと思うねんけど、よー分からんけど大人の男って感じで妖しげ?腰とかええ感じに細くて筋肉質で締まってるしお尻のラインキレイよね~って男のワイでも見てまう。上司のどこ見とんねんって感じやけど…。背中が色っぽい志々雄様に後ろからワイも嬉しそうに声かけて)
>サーベはん
張「んふふッ♪サーベはんサーベはん?(小声)志々雄様の本体様が用事終わってもうすぐ戻ってくるけんど…、サーベはん達の「シシオもちゃんと寝るんだよ?」って言わはった事や思うんですけど、さっきラインで「"ちゃんと寝るんだよ?"って何か年上感あっていいよね。」って急に何や年下らしい言い方で可愛かってんwwそんだけ(笑)ご返信不要です♪」
>サーベ、張
ああ、張か。お前…、そんな格好で出てきたら寒いだろう。
(澄んだ空気を感じながら慣れ親しんだ声の主を見ると羽織も羽織っていない浴衣姿の張が視界に入り、此方の姿を見掛けたからとはいえ真冬にそんな格好で何やってんだと静かに笑っていると不意にピタリと煙管を持つ手を止め)
…!
(ふっと背を軽く反らして間一髪何かを避けるとじっとその方角を眺め、狙撃された地面を見るなり薄い闇に黄色いインクが飛び散っており。何と無く既視感を覚えるが狙撃された方角へと不思議がる視線を向け)
張、散れ。何処の誰だか分からんが撃たれるぞ。
(酔っている張に散れと指示を出すと地を蹴ってその場から姿を消し、トンッと再び木々の間から現れると草むらの微かな動きを探しながら"こんな真冬の山奥で悪戯か?"と木々の生い茂る中でその正体を探ろうとし)
>志々雄、張
…!(避けた!?完全に不意打ちだったのに…。発射音をもう少し小さく出来るように加工してもらうべきだったかな…。まあ、それなら…。それに、2人…)
(草むらの中で思わず目を見張る。思考した通り、それは自分でも完璧と言えるほどの不意打ちだった。試合中ならほぼ確実に1キル取れていたはずだ。全くどうやら、敵のタコゾネスは只者ではないらしい。隊長格でもこんな者はいなかった。撃った直後は別の場所に素早く移動しながら、ため息をつく。引き金を草むらの中で押し込む。先程と同じように、空いた片手で背後にトラップを仕込んで。そのあとすぐに移動して、3つ目のトラップを設置する。すると…)
ピピッ…! バシャアン!
(最初に置いた草むらの中で、トラップが大きな音を立ててインクと共に弾けた。今の反応を見るに、相手は確実に私が弾けたトラップの方に『居る』と錯覚するはずだ。そして今のように音がした方に向くはず。チャージは完了した。奴がトラップの方を向いた瞬間、確実に撃ち抜く。)
>志々雄様、と謎のスナイパー?
張「あ!ッハハ、ホンマや~♪イヤァ~志々雄様の後ろ姿が見えたさかい、つい?それに酔うてもてますし全然寒くあらへんですわ?ってウワッ?!な?!何ッ?って…イ、…インクッ?何のイタズラやッ…?」
(そんな格好でって言われて今更自分の格好を思い出してあ!っとなる。ワイがこんな寒そうな旅館の浴衣姿で挨拶に来てるキテレツさに静かに笑ってる志々雄様、何かホンマにこう、着流しと煙管が侍らしくてカッコいいし…やっぱり雰囲気が優しなったなァ。ピタッと煙管の手を止める志々雄様にワイも違和感を覚えてン?となってたらスッと避けた志々雄様の方を見て驚愕)
張「な?!そ、狙撃されてる?!一体ッ…こんな山奥で誰からッ?~~ッって志々雄様!!お待ち下さい…!」
(あ!っと言う間に志々雄様のお姿がフォンと旋風を残してその場から消えた…、残ってるのはお香みたいな志々雄様の匂いと夜風だけ。は、速すぎる、志々雄様…流石抜刀斎と互角の超神速!って感心してる場合やない!必死で志々雄様の護衛でもある十本刀の張!此処で主見失ったらマジ何してんねんってなる。慌てて追い掛けるとバサバサッと草を掻き分けて森に入った…、え?!な、何か爆発した?!ワイはトラップと知らずについ爆発音のしたそっちに下駄で走っていって)
>張
…(もらった)
(張がトラップに走っていった瞬間、そう確信した。そして向こう側から銃口が見えないよう、素早く草むらの中に仕込むように出し、背中を見せた1人目掛けて撃つ。弾道に狂いはない。本来の予定とは反れたが、1人落とせるなら問題は無いだろう。撃った直撃は例の如くその場から素早く離れて。さて、簡単には当たらないとなると、持久戦の相撲を取る事になる(=相手の背に崖や段差など壁になるものがある状態まで追い詰める)が、やり切れるだろうか。)
>張、サーベ
……、
(草の擦れ合う音しか拾えないのか狙撃主は完全に気配を断っているのだろう、相当訓練を積んだ手練れだなと感心しながら自然の音に混じって聴こえる微かな機械音が鳴り。破裂音が響き渡ると精鋭部隊である張が素早い身の熟なしで草むらを走っていくのが見え)
張!ソイツは囮だ…!
(張の大胆な行動に一瞬気を取られるが、飛び散っているインクを見ると罠だと声を出し)
>志々雄様、謎のスナイパー
張「なッ?!あ!ほ、ホンマでんなッ?うわ一面ドロドロ~…って!!ウッーー?!」
(銃の暴発か~?思って見に行ったら違う方向から志々雄様に止められてパタッと走るのをストップし、辺り一面インクだらけ…、な、なんや囮ッ?途端に背中へ激痛が走って、背後を狙われてて撃たれたんかワイもその場で草むらに倒れ)
>張、志々雄
…(よし。あと1人。)
(別の位置で着弾を確認した。急いでチャージする。1人は引っかかってくれたらしい。だがもう1人はそれに勘づいているらしい。そんな精鋭が紛れているとはかなり厄介な話である。そして気がかりなことが2つ。1つは今のタコゾネスの声だ。明らかに男のものだったのだ。それも、どこかで聞いたことのある声だ。まあ…気のせいだろう。2つは着弾時に弾けなかったこと。最も、これは何か装甲を纏っていたからだろうと推測できる。無力化できたのなら何も問題は無い。)
…(そして、もう1人も。)
(今度は張に気を取られた一瞬に、目ざとく差し込むように志々雄に向けて弾を撃ち出す。いくら精鋭と言えど、今度は気を取られている。きっと当たるのだろうが、念の為次弾装填しておく。持久戦に持ち込まれるとこちらが不利なので、これが着弾することを祈るばかりである。例のごとく撃ったあとは別の場所に移動し。)
>張、サーベ
張!
(草むらに倒れる張を見て声を出すと狙撃された瞬間に舌打ちして忽然と消え、長い射程と高い命中精度を持つ腕前が合わさった技だと判断してか、先程から撃っては距離を保って移動するスナイパーへと接近戦を試み。旋風が起こると狙撃主の背後ではなく型破りにもスコープの真正面へいきなり現れ、正体は見えないが弾がインクといった特殊な銃にガッと何かを差し込んで)
ちっと悪戯が過ぎる、なっ…!
(駆動部内に黒い革手袋を押し込めたのかインクの装填動作を妨害しようとし、手袋の脱げた片手で長い銃口をガッと掴むと機械音の鳴る箇所(トラップ)へとその者の体躯ごと勢い良くぶん投げ)
>志々雄、張
…! ヒュッ…。
(撃った瞬間気がつけば銃口に指を突っ込まれている。何が起こった一瞬の出来事にはっと驚かされ、小さく呼吸が漏れる。射程と距離感から考えれば、一瞬にして距離を詰めるなど不可能なはずだ。さらに身体が投げ出されそうになっている。長銃からは決して手を離さず、こちらの姿を見られる前に、相手の視界を阻害するように片手に乗せたまま正四面体の形をした爆弾(スプラッシュボム)を放つ。万が一接近された際の奥の手である。対面になった瞬間爆弾は派手に弾け飛び、こちらの視認を阻害する。そしてそのままトラップの位置へ飛ばされ。受身を取ろうと回転し、着地する。)
…(なんだ今の…。タコゾネスにあんな技をもった奴なんかいなかったはず…。相撲はナシだね、これは動かせそうにないや)
(再び移動しインクを補充しながら思考を巡らせる。今度移動した先はさっき弾を撃ち、インクのラインができている位置である。インク弾は撃った後、弾道を描くようにインクが残るため、撃った位置は簡単にバレる。しかしそれが、複数発撃った後ならば話は違ってくる。何故ならばその上からなるべく外さぬよう撃てば弾道が残らないからだ。作戦はモグラ叩きに変更だ。撃った回数は3発。あと2発は欲しいところだが、草むらのおかげで多少なりとも錯視が起こっているはずのため、十分だろう。次弾装填し、相手の動向をあえて待つ。なるべく相手がインクの線上に入った瞬間を狙いたい。)
追記
(ここでサーべは重大なミスを犯した。それは志々雄が銃に何か差し込んだ目的が、ただその時を狙撃を妨害するためだけだと勘違いしたことである。おそらく目的はそれより根本的な、故障だ。そして、このまま発射すると、圧縮され強烈な威力を持ったインク弾は異物によって内部で跳ね返り、逆流することで故障を起こしてしまう上、内部の部品に激しいダメージを与えられてしまう。そして、おそらくこれが決め手となるのだろう。次に撃った時、弾は出ない。そしてそれによる動揺で反応が遅れ、反撃を食らうだろう。)
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