ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄、張
…! ヒュッ…。
(撃った瞬間気がつけば銃口に指を突っ込まれている。何が起こった一瞬の出来事にはっと驚かされ、小さく呼吸が漏れる。射程と距離感から考えれば、一瞬にして距離を詰めるなど不可能なはずだ。さらに身体が投げ出されそうになっている。長銃からは決して手を離さず、こちらの姿を見られる前に、相手の視界を阻害するように片手に乗せたまま正四面体の形をした爆弾(スプラッシュボム)を放つ。万が一接近された際の奥の手である。対面になった瞬間爆弾は派手に弾け飛び、こちらの視認を阻害する。そしてそのままトラップの位置へ飛ばされ。受身を取ろうと回転し、着地する。)
…(なんだ今の…。タコゾネスにあんな技をもった奴なんかいなかったはず…。相撲はナシだね、これは動かせそうにないや)
(再び移動しインクを補充しながら思考を巡らせる。今度移動した先はさっき弾を撃ち、インクのラインができている位置である。インク弾は撃った後、弾道を描くようにインクが残るため、撃った位置は簡単にバレる。しかしそれが、複数発撃った後ならば話は違ってくる。何故ならばその上からなるべく外さぬよう撃てば弾道が残らないからだ。作戦はモグラ叩きに変更だ。撃った回数は3発。あと2発は欲しいところだが、草むらのおかげで多少なりとも錯視が起こっているはずのため、十分だろう。次弾装填し、相手の動向をあえて待つ。なるべく相手がインクの線上に入った瞬間を狙いたい。)
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