◆　　金魚鉢　　◆　BML　/　無登録　

>雪梨さん

おう…、雪梨さん。昨日ぶり。(何やらガラの悪い空気を察したらしい相手には、自分のその日の空気を悟られぬ様、覆う様に破顔し)…くははッ、アンタのそういう可愛いのに度胸あるとことか、俺すげー好きだわ。(などと安く軽薄に口説く様な事を言って笑いつつその手を見て)おお、また差し入れ持って来てくれたのか？ごめん、俺今日は手ぶらだわ。(それとなく席を立っては、手を洗いに行き)

>由良さん

やめろコラ。(こちらを見透かす様な感情の分からぬ瞳に捉えられ、更にはガキ扱いすんなと言った次の日に早速それをされ、イヌ科の唸り声でも聞こえそうな表情で睨み上げては軽くその手を払い落とす)…だからついでだっての。了解。適当に拵えて来るから、そのまま寛いどけよ。(もしかしたら色々と勘づかれているかも知れないが、手だけはもう一度洗っておこうとキッチンに向かい、ゆるゆる手を振ってくる相手の姿を尻目に、戸棚から「ジン」と「キュラソー」を取り出す)

>夜城

俺そんなに他人に興味ねえ人間だとでも思われてんの？( その言い分に片眉を上げて小首を傾げ )…ふーん( 問い掛けに答えないまま静かに相手を見下ろしているも、不意に蹲る相手が口にする言葉に耳を傾けると気の無い相槌を返し )手、怪我しなかったか( 小さな溜息の後に隣にしゃがみ込むと相手の手元に視線を向けて問い )


>鮫島

身を挺して守ってくれるって？俺にそんなんしてくれる奴他に居ねえよ、期待してる( 相手の言葉を都合良く受け取り小さく笑い )…ん、( ライターを探しているらしい様子に相手の方へ煙草を咥えた顔を向け )


>雪梨

お、やーっと来た。俺とおんなじまともな奴。この空間怖くて心細かったんだよなア( ソファに座ったままひらりと手を振り )何持ってきたんだよ( 相手の持つ袋に視線を遣り )


>由良

…怒ったからもうちょい上手く機嫌取ってくんねえかな( 髪を撫でる手付きと香って来る匂いに目を細め / 少ししてから頭を相手から遠ざけるように傾けつつ横目に睨み )

>雪梨

本当、怖いお兄さんばっかで嫌んなるね。雪梨くんは俺が守ってあげるから。ギャラ次第だけど。（ 胡座をかいて一服しながら適当極まりない相槌を打ち、煙草の先で手土産らしいビニール袋を指してみせ ）


>夜城

あー、そう。じゃ、俺と一緒にいれば。十分ヤニ臭えだろ。（ 言葉通り傷がついていないのを確認すれば関心が失せたように手を離し、適当な理由をつけ壁に凭れて煙草を咥え ）…殺したかった？（ 言葉の意味を咀嚼しながら一息吐き、静かにズレた問いを零し ）


>由良

あんたの大好物で我慢しな。おねだりは一日一個までってのがウチの家訓だったろ、お兄ちゃん。（ 香水に混じる煙草の匂いを歪めた唇で揶揄い、幼い弟へするように撫でつけられた髪をくしゃくしゃと乱雑に乱して ）

>由良さん

分かってるなら窓開けるか換気扇つければいいじゃないですか……(ため息つきつつ1回立ち上がると換気扇をつけてきて)
缶詰の果物ですよ。食べたかったらどうぞ？(袋から色々な果物の缶詰を出すと封を開けて汁だけを残し、実を皿に乗せてフォークに刺すと口に入れて)
あ、そういえば昨日僕の方が寝落ちしちゃったんで自己紹介まだでしたよね。名前、雪梨って言いますね、よろしくお願いします(あ、と気づくと自己紹介をして)


>夜城さん

昨日ぶりですね、寝落ちしちゃってごめんなさい。(ぺこ、と頭を下げて)
んー、別にいいんじゃないんですかね。僕も今日は自分が食べたいから持ってきたんですし、手土産持ってきてない人なんていっぱいいますし(手を洗いに行く相手の姿を見ながらビニール袋からだしたフルーツの缶詰の封を開けると実だけを皿に出して)


>榊さん

まとも……？榊さんが……？(怪訝そうに相手を見ながら)
今日は果物の缶詰ですよ。夜まで働いて疲れたので糖分欲しいんです(ビニール袋から出したのは色々な果物の缶詰。封を開けると実だけを皿に出してフォークに刺すと口に入れて)

>榊さん

別にそういう訳じゃねぇけど、流石に人間全員に興味持つって訳でもねぇだろうし。関心ねぇ奴との約束はそこまで覚えとこうってならねぇだろ…？ だから俺、勝手に喜んでたとこ。(あくまで自分が持つ物差しと、紛れもない本心とを並べて伝えて朗らかに口角を上げ)……してない。俺の血じゃねぇから、平気。俺強ぇからちゃんとぶっ飛ばしてきたし、平気。(感情の読み取れぬ相槌の後、不意に相手の気配が隣に移動するのを感じては、案じる様な色を持ったその声音に、申し訳ない様な泣きそうな感覚で、輩を殴り飛ばした拳を膝の奥に仕舞い込み)…ほんとごめん。出掛けるんだったよな？

>鮫島さん

冗談ですよね？別に自分の身くらいは自分で守れますよ(ふふ、と笑うとビニール袋から色々な種類の果物の缶詰を出して。)
というか今日のは手土産じゃなくて自分へのご褒美なので食べたいなら勝手につまんでくださいね(缶詰の封を開けて実だけを皿に全部乗せるとフォークに刺して口に入れて)

>鮫島さん

(そうすりゃ血の匂いも消える。相手の言葉をそう暗に解釈するも、「助かる」と口に出来る程素直にはなれず)…ほんとにな。一日何本吸ってんだよアンタ。ヘビースモーカーってヤツ？(相手がふと手を離したのが分かり、自身もぶらりとその手を下ろし、壁を背にしてその場にしゃがみ込む。)…俺が殺してたら、アンタは許してくれた？(不意に尋ねられた言葉には一瞬目を見開き、吐き出される紫煙を眺めてはゆるりと伏せ、こちらも相応かそれ以上には妙な事を問い)や…、いいわ。すげぇ変な事聞いちまった。

>榊

へぇ、恨み買ってる自覚はあんの。鈍感ってのも虚言症の一部？（ 白々しく棒読みで驚いてみせ、秘密を問うように楽しげに声を潜めて ）…貢ぎ癖まで似た者同士か。いよいよ気が合うねぇ（ 相手の顎先を掴んで煙草の先端を合わせ、煙が立ち上ると目を細めてソファへ腰を下ろし　）


>雪梨

冗談ですよねぇ。雪梨くん、虫も殺せない子のはずだったけど。（ やる気のない口真似とへらついた表情であからさまに侮りつつ、偏ったイメージを事実のように語り ）…あんた、缶詰博物館で働いてんだっけ。（ 缶詰の数に煙草を吸う手を止め、山盛りになった皿へ微かに眉を顰めて ）

>雪梨さん

だから良いって、気にしなくて。寧ろ眠ぃなら寝とかねぇとだろ。(以前と同じ件で謝られては、本気で気にしていないとばかりに手を振り)……うーわ。華麗にスルーされた。やっぱただのマシュマロじゃねぇわこの人。(自分の安い口説き文句を綺麗に流されては半笑いを見せ) それもそうか。だったら俺も遠慮なく食えるわな。(手を洗って戻ってくれば、餌を待つ犬猫さながらに正座をして、灯りを照り返す缶詰の果物を眺めては)あ、悪ぃ…、自分用だった？

>夜城

（反抗的な目に薄く笑い手持ち無沙汰になった手で煙草取り出して。）おー、気が効くねェ。んじゃ遠慮なく。ついでに腹減った。（煙草口に咥え火を付けながら間接的に食事要求。）


>榊

なんだよ、構ってちゃん？（クッと喉奥で笑いを噛み殺し、咥え煙草のまま強引に身体引き寄せては背に腕回し慈しむ様に撫ぜ。するりと離れる際に顔付近で煙吐き出し目だけで笑って。）副流煙のお裾分け。


>鮫島

はァ、ウチってそんな良い子ちゃんの集まりだっけ？初めて聞いたわ（さも驚いた風に片眉上げ不思議がる傍ら奪い取った煙草口に咥え。乱れた髪のまま重い腰上げ冷蔵庫に一直線、ビール缶ニ本取り出しのそりと戻ってくると一本差し出して。）


>雪梨

副流煙もご褒美だろ？（換気扇によって薄まる煙に残念そうに肩竦め。）果物食べんの久しぶりだわ。なんの果物あんの？（皿から一つ指で摘み口に放り込んで咀嚼しつつ他の缶詰に視線落とし。）アー、あのスヤスヤ可愛い寝顔晒してた子ね。由良、ヨロシク。（宙に視線流し考える素振りしたあと、あたかも実際に見たような口調で嘘並べたてつつ、おざなりに手を振って。）

>由良さん

(食えねぇ奴、とばかりに再び視線を寄越すも、材料に用意した酒やそれに使うためのレモンを切り、手早くカクテルを作る。)…ご要望通り、度数高めに作ってある。(しれっと食事まで用意されれば、予想してたとばかりに冷蔵庫のチーズ類を切り分け、酒と共に出す。)…アンタ、普段何してる人？(何となく気になった故、酒と摘みの駄賃代わりだとばかりに向かいに座って頬杖をつき)

>鮫島さん

え、誰ですそれ。僕、蜂もゴキブリも害虫なら容赦なく潰しますよ？(相手の口から言われたイメージに首を傾げて)
違いますよ。今日は夜までお仕事してきたので当分欲しいんですよ(むっ、と頬を膨らませるとぱくぱくと果物を食べて)


>夜城さん

うん、ありがとございます(んふふ、と笑って)
だって本気じゃ無いですよね？本気じゃない口説き文句は相手にしません(ぷーい、とそっぽを向いて)
あ、すみません。今日は甘いものが沢山欲しくて……夜城さんも食べたかったらつまんで大丈夫ですよ(ぱくり、と食べていれば不意をつかれたような表情が見え、眉を下げて少し申し訳なさそうにする。そっとフォークを差し出すとどうぞ、と誘って)

>雪梨さん

(柔和で可愛らしい笑顔に和むのを感じつつ、ぷーいと言った具合にそっぽを向かれてしまえば、半ば困った様な敵わない様な心持ちで笑い)…可愛くて強いってとこは、俺本気で褒めてんだけど。ちょっと前まで殺生とかダメな人って思ってたの、もしかしてすげぇ誤解だったりする？(目を細めて薄く笑えば、自ら缶詰の果物を口にしながらこちらにもフォークを手渡してくれる相手に)…あ、いいの？ははッ、サンキュー。アンタがこういうの好きなら、今度近くの業務用スーパーにでも寄るか。(そう言ってはぱくりと大振りな欠片を頬張り)

>雪梨

とんでもなく失礼な顔してっけど( ありありと心情を物語るような視線にじとりと目を細めて )
そりゃお疲れさん。お疲れの雪梨クンに腕枕でもしてやろうか( 皿に移された果物に当然のように手を伸ばし口に運びながら口角を上げて問い )


>夜城

…俺いつの間に夜城クンにそんな懐かれてたわけ？最近随分可愛いなとは思ってたけど( 面食らったように僅かに瞠目するも気の抜けたような笑みを零し / 肩を竦めつつからかい )そうかア、偉い偉い。強いなあ夜城クンは( 子供に言い聞かせるような声色で告げると相手の頭にぽん、と軽く掌を置くように撫で )あー…疲れたからまた今度。どっちかって言うと俺はなんで夜城クンが手ぇ出しちまったのかが気になって気になって今日寝れなさそうだし( 腰を上げる気にもならず玄関先で煙草を咥えると火を点けながら告げ )


>鮫島

殺意には敏感なんだよ。…あと虚言症じゃねえから。これ以上俺の人格歪めんな( 頬を引き攣らせると軽口で答えた後顔をしかめて紫煙を吐き出し )…俺は鮫島クンと違って癖にはなってねえから。誰にでもホイホイ貢ぐ男じゃねえんだよ( 片眉を上げて相手を見遣ると心外だとばかりに言い切り )


>由良

……そこまで触って良いとは言ってねえだろ。要らねえよこの馬鹿( 気づけば煙草と香水の香りに包まれ驚くあまりろくに抵抗もできずに瞠目し、離れ際吹きかけられる煙に思いきり顔をしかめて背け / 距離を取るように身を引きつつ悔し紛れな拙い暴言を吐くとソファの背凭れに片手を引っ掛け相手の足を無遠慮に蹴り )

>夜城

一日一箱。夜城くんの料理とおんなじ。（ 眼下の相手に子供へ教えるような声音で語り、無理矢理親近感を押し付けるようにくしゃりと頭に手を置いて ）あー…惚れ直してた。何なら死体遺棄デビューしてたかも。俺って尽くすタイプだから。（ 足元に散る灰を見下ろしたまま、事も無げに微笑んでは室内に聞こえないよう囁くように冗談めかして ）


>由良

良い子ちゃんだよ、特に長男が。よく出来ました。（ 笑みに満悦の色を滲ませながらビールを受け取り、露骨に甘やかす声色で再度軽く髪を撫で ）…兄ちゃん兄ちゃん言ってると名前忘れるんだわ。弟あるあるだろうけど。鮫島、何だっけ。（ プルタブに指を掛け、さらりと苗字を固定しつつ独り言のようなトーンで名前を尋ね　）


>雪梨

嘘だろ。虫さんが可哀想だと思わないの。（ 非道だと言わんばかりに軽く体を遠ざけ、ついでに灰皿に灰を落として　）…ハムスター。へー、公務員って意外とブラックなんだ。世知辛いねぇ。（ 小気味良い食べっぷりを煙草片手に眺め、煙と共に漏れた言葉を棒読みの同情で上書きし　）

>榊さん

(半ば面食らった様に目を見開いては肩を竦める相手を見て、ガシガシと己の後頭部を掻き)恥ずかしーからあんま言いたくねぇけど…、作ったもんは美味そうに食うし、アンタ案外よく笑う人だし。俺も一丁前に心臓持ってっから、三日も四日もそういう事されたらな。(蹲る中、自身の頭を軽く撫でる手の感触と、子供を甘やかす様な声音には、奥でじわりと視界が滲み)そっか。なんつーか、……あんま引かねぇって、約束出来んなら…、(玄関先で煙草をくゆらせる相手の横顔を見ないまま、ポツリと告げ)

>夜城

ありがとさん。カクテル出てくるとはなァ。可愛くお願いしてみるもんだ。アー腹に沁みるねェ。（心にもないことを尤もらしい口調で発し、煙草手に持ち替えて一口呷り。幸せそうなホクホク顔でもう一口二口とハイペースで飲み進め。）…あ？見て分かるだろ。アレだよアレ。制帽の似合うオマワリサン。（チーズつまみ食いしながら制帽被る真似をして。）


>榊

なんだよ、つれねェな。お気に召さなかったわけ？ハァ、我が儘な主人もつと下っ端は大変だねェ。（顰められた顔を愉快げに熟視しわざとらしく困った風に肩竦め。足に受ける刺激に腹を揺らし哄笑。）そういや……ああ、やっぱりアンタの匂いだったわけ。（先刻距離取られた事など都合よく忘却し片手ソファの座面に置き身を乗り出す様に首元へ顔寄せてはスンと鼻鳴らし。）


>鮫島

あの家唯一の良心だからなァ。ヘルニアで腰痛い兄ちゃんを扱き使うなんて、とんだ鬼畜に育ったもんだ。優しさどこに置き去りにしてきたわけ？兄ちゃんに言ってみ？（隣に座り溜息を愚痴共に吐き出し太々しい態度で全体重預けるように凭れかかって。）なんだよ。知らねェの？数年前に親が離婚して由良に戻ったろ？（ビールはテーブル上に置き奪った煙草味わいながら面白がる口調で家族ネタに乗じて苗字変え。）

>由良さん

何処がです？体に悪いですよ(む、と眉を寄せて首を振り)
桃とみかん、パイナップル、チェリーですね。メジャーなやつしか買ってないですよ(ぱくりと桃を口の中に入れて咀嚼し)
え、僕寝顔見せてました？うわ恥ずかしい……(相手の言葉を信じ、初対面の相手に寝顔を見せてしまったことへの恥ずかしさで頬を軽く染めるとうう、と唸り)


>夜城さん

あ、夜城さんも僕のこと可愛いって言いましたね？僕も男なので可愛いって言われるの好きじゃないんです(可愛くて、の言葉に余計に眉を寄せてむすっとして)
それ鮫島さんにも言われたんですけど僕どれだけ聖人みたいに思われてるんです？僕だって害虫なら容赦なく潰しますし、不審者だって追い返しますよ(不本意な認識にむん、と胸を張って反論し)
業務スーパーには大っきいのあるからいいですよね。いっぱい食べたい時には重宝してます。楽しみに待ってますね(んふふ、と嬉しそうに笑って)


>榊さん

だって職業不明ですし、なんか雰囲気からして胡散臭くて……つい、(じっと相手の姿を上から下へと流し見すればつい、と口から零して)
腕枕かぁ…いいですね、楽しそうです。1回経験してみるのも良さそうですし、これ食べ終わって僕が寝落ちしてなかったら頼みますね(ふむ、と考えるとパイナップルを食べながらにんまりと笑って冗談を混じえて言って)


>鮫島さん

こちらに害をなすなら容赦しません。お客さんにも危ないですし、身の安全も守らないとならないですから(同然でしょ、というような顔をして)
え、ハムスターって…僕です？というか今日は博物館で夕方の自然を観察しようって企画があったんです。それで僕が駆り出されたんですよ(聞こえた呟きに首を傾げながら棒読みの言葉を気にせず返答をして)

>鮫島さん

大体20本ってとこか。マジでヘビーじゃねぇーか…。(どうしたらそれだけ摂取出来るのかと溜息混じりに眺めつつ、その声音にふとした様な顔で)…アンタのそういう声、初めて聞いたかも。(かと思えば、突如思いもよらぬ事を言われては、どうにも微笑んでいるらしい顔を思わず見上げ、こちらも冗句混じりに)……アンタそれ、本気で言ってんの。(聞かせるつもりはなかったらしいそれに、つい言葉を繋げてしまう)…仲良くぶち込まれて、此処と正反対の臭ぇ飯食わされるかも知れねぇのに？ …それに俺、アンタと違って一途にはなれねぇのに。(少なくとも今の立場を手放せない限りは、と暗に零し)