ありったけの砂糖を貴方に　/　〆

うーん … 俺は結構 距離は縮まってるとは思います、 一時期勘違いで相当落ち込みましたけど。 やっとこっちを向いてくれた気がして、 いっそもう好きになって欲しくて、 願わくば、今の俺と同じくらい … なんて、高望みですね。 … あれ？、 これ本人に話してどうすんだ、 ( 距離は確実に縮まったことは確信しているが、やはり好きになってもらうにはもう少し距離がある気がしていて、少し考え込み苦笑いしながら告げて。この難しいゲームは自分の中で最難関で、今攻略をしている最中で、とゲームの流れで考えているといつのまにか本人が目の前にいるにも関わらず口が滑っていて、ハッとして気付くと口元を抑える。 「 あれ、照れてくれないんですか ？、 照れてる先輩も好きなのに。 」 黙々とオムライスを食べ進めている相手を見ながら、言いすぎて慣れてしまったんだろうか。 照れてくれるのを待っている自分にも内心驚いていて、思わず好き、と無意識に言ってしまい。 )

今更 口元抑えても遅せぇよ。… そんなこと考えてたんだな、お前。願わくば、なんて随分欲しがりやがって。 （　 ペラペラと話してくれるので、そこまで話しても大丈夫かと心配するほどで。コイツ頭弱いのか … ？と時折思ったり。不思議と嫌な気持ちはせず、寧ろ相手の嘘偽りない本音を聞けて、それはそれでよかったと思い。" 欲しがりやがって " と嫌々なように言葉を並べるが、それは言葉だけ。表情では、ふっと笑い。「 … 、！だから、んな簡単に好きとか言うな 」可愛いと言われるのは男としてどうかと思うが慣れてしまったものは仕方なく。が、好きと言われのにはまだ慣れてなく。そのたった二文字の言葉が聞こえると、思わずオムライスを食べていた手が止まり。照れ隠しで睨むように相手を見ると、最後の一口を運び入れ。ごちそうさまでした、と丁寧に手を合わせて挨拶を済ませ。もしかしたら少しでも相手もいいかもしれないと思ったのは気の所為だったのか、なんて考えていると、無意識に頬杖をついてじとりと相手を見ていて。　 ）

はは …、 先輩のこと考えてるとなんだか気が緩んじゃって。 まぁ、願うくらいは、タダかな、って思ってます。 ( 本当にほとんど話してしまった後で、恋愛するとあまりうまく頭が働かず言う予定のなかったことだって言ってしまうのは自分でもわかってはいて抑えはしているはずなのだが、うまく出来ないようで、視線を外しては首元を掻いて。横目で相手が笑っているのを見ると、口調は強いのに柔らかい表情をするという最近知った相手の表情に、気を許してくれているのかな、と思うと嬉しいけど照れくさくて緩む表情を抑える。 「 …？、 俺の顔になんか付いてますか？、 あ、ついに惚れてくれたとかですか ？、 」 あと少しで食べ終わるというところで相手にじっと見られていることに気付き、自分の顔に何か付いているだろうか、それとも惚れてくれた…なんてことは言わないだろうなと首を傾げつつ冗談交じりに笑顔で問いかけてみて。 )

… お前、恋愛慣れしてそうで意外と不器用なんだな。女子はそこが可愛いとか思うんだろうけど。（　 話を聞いていたり仕草を見ていると、どうやら相手は恋愛に関しては真っ直ぐすぎて不器用なんじゃないかと思え。男の自分から見ても整っている所謂イケメンなので、歴代に恋人なんて何人もいそうだと勝手に思っていたが、それもただの想像にすぎなさそうで。女子からしたら、そんな不器用なところも可愛いだとか思われるんだろうと。「 … 別に。なんかお前が言うと冗談に聞こえねぇよ 」相手に言われたことで漸くじっと相手を見ていたということに気が付き。はっとしたように目線を逸らし。自分と相手はただの先輩と後輩の関係ではないのだろうけど、それ以上でもそれ以下でもなく、この関係はどんな言葉で表せば正解なのだろうか … それを考えていた、なんて相手には言えず。惚れたのかと問われると、笑顔なので冗談ということは分かるが、どうも相手が言うと冗談に聞こえなく。　 ）

可愛い、ですか。 俺は今女の子にどう思われてるより、 先輩がどう思ってくれてるかの方が気になりますけど。 ( 女性と恋愛していた時、特に中学生の時なんかは不器用すぎていたが、今もし女性を好きであれば今相手を好きでいるよりは余裕のある行動ができそう、だなんて自負しているので、可愛いと言われてもピンと来ず首を傾げる。 女性になんて思われるかなんて今はどうでもよくて、なかなかうまくいかず不器用になってしまうのは紛れもなく相手だからなので、相手はどう思うのか気になり問いかけて。 「 冗談にしないっていう道もありますよ。 なんでじっと見て、… ここじゃあれですね。ご馳走様でした。 ここは俺が出しますから、行きましょう。 」 実際惚れてくれたのが冗談じゃなければそれが一番で、それを確認したいが、するには周りに人が多すぎる。最後の一口を食べ終わればレシートを持って立ち上がり、ぱっぱと会計を済ませて。 車の中であれば誰もいないし、相手も自分を見つめて何を考えていたのか言ってくれるかも、なんて楽観的に考えていれば相手の隣を歩こうと振り返り相手が来るのを待って。 )

俺のことを好きとか言ってきて、無駄に素直でヘラヘラしてて、わんこみたいで、厄介な後輩。（　 自分が相手に対してどう思っているのか気になる、とほぼ遠回しで言えと言われたからには思っていることを全て言葉として並べ。厄介な後輩の続きには、けど最近は気になり始めてる人、と続いていて。それはもちろん言葉にせず。良い意味でも悪い意味でも相手は厄介という言葉が一番合い。言ったあとに、自分で一人納得して、うんうんと頷き。「 … 会計、ありがと。で、何か聞きたそうだったけど、さっき言いかけた続きは ？ って言っても、何が聞きたかったのか見当はつくんだけどな 」突然立ち上がったと思えば、次には会計を覚えることを済ませていて。ちょっと待て、と言う暇もなく物事は進み。急いで荷物を持つと、歩くのを待ってくれている相手の元へ。少し歩くと隣にある駐車場は近くて直ぐに到着。鍵を取り出すと運転席に乗り込み。すこしの沈黙の後に、奢ってもらった礼をしっかり含めつつ上記を問い。聞きたかったこと、言いかけたことは何となく前後の話で理解は出来るが、真っ直ぐに前を向いたまま、確認のために一応問いかけ。　 ）

無駄に、は余計ですよ。 というか厄介って。 ( なんでか自分に対して思っていることを告げた後納得したように頷いているのを見て、なんだか面白くて笑みを浮かべながら上記を。なんだかマイナスな事を言われている気がするのに、なんだかそんな風に自分をちゃんと見てくれているのが嬉しいというのもあり、表情は柔らかく。 「 いいえ、映画代奢ってもらったんで。 あぁ、そうでした。 さっき俺のこと見つめてましたけど、何考えてたんですか ？、 俺は都合のいいように取っちゃいますけど。 」 相手が運転席に乗り込むとほぼ同時に助手席に乗り込み、シートベルトは締めずに相手の方に首を向けると。 何かいいかけた、と言われれば、それを聞くためにここに来た、と思い出せば、上半身を相手に向けて、ちょっと意地悪そうに相手の様子を窺いつつ問いかけて。 )

俺からしたらお前は厄介、… って、何で何処と無く嬉しそうなんだよ、お前。（　 自分からしたら、マイナスなほぼ悪口のような言葉を並べたのに、相手の表情は何処と無く柔らかくて嬉しそうで。やはり自分には相手の感情が分からなく、 …変な奴、と上記に加えてぽつりと呟き。「 … 、… このふわふわした関係って言葉にすると何だろうなって。お前の好意は知ってるし、俺も気になり始めてるって言ったわけで。これをただの先輩と後輩って言葉に表すのは違ぇよなと思ったり 」一度は何でもないと話を変えようとしたが、ここまでにて何でもないというのは有り得ないし逃げているだけど思い、暫しの沈黙の後、口を開き始め。先程考えていたこと、思っていたことを一度口に出せば本音は止まらず。が、未だに相手の方は見ずに前だけを真っ直ぐに見て。　 ）

俺の事見てくれてるなーと。 俺はそれだけでも嬉しいっすよ。 ( 前までならきっと眼中にもなかっただろうに、相手とこうして出かけられるだけでも嬉しいと感じてしまうほどに恋をしている自分がなんだか面白いのもあって、くつくつと笑みを零しながら。 「 … 先輩がそんな事考えてるなんて、 … 先輩、こっち向いて下さい、 」 相手の考えていることを聞けば、自分と同じようなことを考えていて驚きが隠せない。あの見つめられているあいだ、そんなことを考えていてくれていたかと思うと嬉しさで顔が緩みそうになるのを抑え、ずっとこちらを見ない相手の頬に手を伸ばし、指先でそっと撫でると、こちらを向いて目を合わせたいと思って。 )

ダメだ、お前といると調子狂う。やっぱりお前意味わかんねぇよ。（　 何が面白くて笑っているのか自分には理解ができず、大きなため息を一つ。何を言っても相手は前向きに捉えてくるので、調子が狂い。誰か相手の分かりやすい取扱説明書は持っていないのか、と思うほど。なんだか相手といると面白くて飽きなく。が、そんなこと言葉にすれば調子に乗ると思うので意味わかんねぇの一言で済ませ。「 …… っ、なんだよ、」身長差もあるからか、自分よりも大きくて温かい相手の手が頬に感じ。指先で撫でられると、驚いたのと恥ずかしいので肩はピクッと小さく動き。直ぐに顔が赤くなってしまい、気を抜くと感情が表情に出やすい自分のコンプレックスをこういう時に恨む。平常心を保つことに精一杯になりつつ、やっと相手の方を向いて上記を。車内で一気に相手との体の距離が近くなり、目線をどこに向かわせるべきなのか迷い。目線を逸らした後、そっと相手の方に目線を合わせ。　 ）

俺はただ先輩が好きなだけなんすけどねぇ …。 ( ため息をつかれると、そんなに意味がわからないだろうか、ただ相手のことが好きという理由なだけなのに、と眉を寄せ顎に手を当てて、どうしたものかと考える素振りを。 「 ふわふわした関係に名前がないんなら、名前のある関係になればいい話ですよ、先輩。 … 嫌なら言ってください、 」 先輩と後輩という関係ではない、と感じているのはお互い同じだと確認できて、それならあと一押しかもしれない、と思い、意を決して。それは表情に出ていて、いつものへらりとした表情ではなく、真っ直ぐに相手を見つめる真剣な面持ちで、ハンドルに手をかけゆっくりと相手に近付いていくと、唇が触れそうな距離まで近付けて。 拒否されてしまうだろうか、なんて今更な不安もあるが、どうしても相手が欲しいという思いは視線にこもっていて。 )

その好きって気持ちは、嫌ってほど伝わってる。もはや鬱陶しいぐらい。（　 考え込む素振りの相手を呆れたように見て、ツンと冷たい言葉を並べ。こんなに会う度に好きだと伝えてきて、常に好きですと言わんばかりのオーラーを纏っていれば嫌でも伝わってきて。鬱陶しい、とまでは思ってないが、このぐらいガツンと言ってやろうと。「 ＿＿＿＿ … は、はい。 」ゆっくり近付いてくる相手に対して困惑が隠しきれず。ただでさえ近かった相手の顔が更に近くに。ここまで一途に自分のことを想ってくれる相手に身を任せてみてもいいのではないかと心が揺らぎ。嫌だったら、と言う相手の言葉に小さく首を横に振り。鼻と鼻とがくっついた距離で更に自分のことしか映していない瞳を向けられたら、押しに弱い自分は、相手の言う名前のある関係にならないかということに素直に頷いてしまい。頭の中で色々と処理ができなく、後輩の相手に対して何故か敬語で上記を。まだ状況が理解出来ずに困惑したまま、相手の瞳を見て … と言うか、ここまで近くに顔があれば見つめ返すことしか出来なく。　 ）

… 鬱陶しいのは嫌いですか ？、 ( 好きっていう気持ちが伝わっているのであればそれは良いに越したことはない。が自分でも言い過ぎかと思う時もあって、かといって止めるわけでもないが、鬱陶しいんだろうなとは薄々気付いていて。はっきりと相手の口から聞くと少ししゅんと小さくなり、不安そうに上記問いかけては。 「 … 夢じゃないですよね、これ、 」 鼻と鼻が触れ合い、後少しで唇がというところで相手の口から承諾の言葉が聞こえた途端に唇を奪って。がっつきたくなる欲は抑えるも少し漏れ出て、一度だけでは足りず何度も唇を重ね、どんどんと満足感に満たされていく。唇を離し、改めて相手を見つめ、夢ではなく本当に目の前にいるのが相手だと確認するように頬に指を這わせて。 )

… ったく、嫌とは言ってねぇだろ。だから、んな悄気げた顔するな。（　 分かりやすく落ち込んで不安そうになる相手は、いつもは大きく振っている目には見えない尻尾を今は下げているように見え。困ったようにガシガシと頭を搔けば、自分なりの励ましであり否定の言葉を。「 … 夢じゃねぇよ。メルヘンなこと言うな 」脳内で未だに状況が掴めずに混乱さている自分は、向けられた欲も触れた唇も受け止めることしか出来ず。何度も唇が触れる度に、やっと頭の整理がつき。綺麗で華奢な女性がタイプで、人並みに女性と御付き合いをしてきた自分が、女性特有の綺麗さもなければ自分よりも身体が大きい男を前にして、確かに胸はドキドキと煩くなっていた。相手が離れた頃には、すっかり顔は " 恥ずかしいです " と言わんばかりに、ぼうっと薄く赤色に染まり。自分を保つために、相変わらずの素っ気ない言葉を綴り。　 ）

嫌じゃないんですね、 なら良かったです。 ( 嫌とは言っていないとの一言が聞こえればぱっと顔をあげ、鬱陶しいと言われはしたが嫌ではないならそれで十分だといつもの調子でへらりと笑うと。 「 先輩、… 俺もう調子乗り過ぎちゃいますよ 、 」 触れた頬は少し熱を持っていて、離れてみると暗くても相手の顔が紅潮しているのに気付き、そんな相手の表情を見れば、自分と口付けをしたからこんなになっているのかと思うと優越感を感じ緩みそうになる頬を手で抑えて。 これ以上こんな至近距離で見つめていたら何か爆発してしまいそうで、名残惜しいが手を離すとそっと元の位置に戻る。 )

… いつも調子乗ってるくせに、今更何言ってんだ。（　 顔に紅葉を散らしたように隅から隅まで紅に染まった顔を見られるのが嫌で、上記を吐くと直ぐに目線を逸らし、再び真っ直ぐに前を見て。先輩と後輩というだけの関係を超えたが、未だに相手のことは知らないことが多い。もっと相手のことを深く知った方がいいと思うし、相手ももっと自分のことを知ってもらった方がいいだろう。思っていてもそれを言葉に出来るかは別。言葉をかけることも出来なければ、帰るのか又はこれからどこかに行くのかも切り出せず。未だに煩い鼓動を落ち着かせたり、紅潮を抑えたり、呼び方も変えたらいいのかなんて考えていると、無言のままで　 ）

… じゃあ調子乗ってるついでに、名前、呼んでもらってもいいですか。 あー、俺はなんて呼ぼう、薫？、 …年上だしなぁ、 薫さん？、 いつもの勢いで先輩って言っちゃうかもなぁ、 ( 自分の顔にも熱を持っているのを感じ、膝に肘を置くと口元を両手で覆い、ちら、と相手を見れば耳や首筋まで真っ赤で、それが自分にも伝染しそうで。 平常心平常心、と思いつついつものように少し軽い口ぶりで上記を。 ふと時計を見ればしばらく時間が経っていたようで、明日もあるしそろそろ帰らなきゃ、と思うも今離れたくないという気持ちも強く、うーんと少し考えこんだ後、やはり相手といたい気持ちがあり、口を開いて。 「 あの、 … うち、来ませんか。 まだ離れたくないっつーか、 … ダメですか？、 」 きっと相手は自分の家まで送ってくれるだろうから、なら一緒だ、なんて思いつつ相手の返答を待って。 )

か、おるってお前 … ！檜山でいい、檜山さんでいい。俺もお前のこと、' お前 ' って呼び方から三好って呼ぶように気をつけるから。（　 名前で自分のことを呼ぶ人なんて姉しか居なく。慣れてない呼び方を急にされると、驚いたように食い気味に拒否し。確かにいつかは名前で呼び合うようになるかもしれないが、今の自分にはハードルが高すぎる。せめて苗字呼びから始めろと。「 別に断る理由もねぇし、招かれてやるよ 」こんな中途半端な時間に予定なんてないし、相手の家に行くこと自体に嫌だとは思わなく。招かれてやる、なんて上から目線にも程がある言い方をすれば、決まったからには車を走らせる。酔った時に行ったことあるし、ケーキを食べに行った時も送ったことがあるので道に迷うことはなく。男と付き合った経験なんて勿論ないので、これからどうしようか、と考えつつ車を走らせていき。　 ）

えー…、 んまぁ最初ですし、分かりました。 檜山さん、って呼びます。 ( 相手からあからさまに拒否されれば、せっかくなのに、と思いつつも相手は今まで対象が女性だったわけだし無理もないかと諦めのため息をつき、相手の要望通り苗字呼びで。 涼太なんて呼んでくれる日は程遠いんだろうなと肩を落とす。 「 よっしゃ。 そうだ、せんぱ…檜山さんは、男と付き合ったことないんですよね ？、 」 自宅に来てくれること自体は拒否されなかったので小さくガッツポーズをして。 道を言わなくてもすいすいと運転してくれ、覚えていてくれているんだなぁと横顔を眺めながら目を細めると。 これから相手と色んなことを一緒にできるのが楽しみだ、と思いつつ頭に浮かび気になったのは、相手の男性との経験で。 今まで男と付き合ったことがないだろうし、きっと受け入れてもらえないこともあるだろうから確認をと問いかける。 )

俺の機嫌がいい時とか、誕生日は名前で呼んでやるよ。… と思ったけど、三好の誕生日すら知らねぇや。（　 慣れたら少しづつでも名前で呼べるようになりたいとは思っていて。それのための練習として機嫌のいい日と誕生日は名前で呼ぶといざ言ってみたが、相手の誕生日は知らない。まだまだ相手に関して知らないことが多いと改めて感じ。「 ない。三好と会うまで、男同士で付き合うって考えもなかったし、その、なんだ ？ 漫画とかの世界の話かと思ってた 」記憶力はいい方なのか、相手の家までの道は頭の中にしっかり地図が入っていて。運転をしていると一つの問いかけが投げられ。もちろん男と付き合ったことなんてないし、そんな考えすら今までは思い浮かばず。偏見があったわけではないが、漫画の世界の話だと素直に思っていたことを伝える。相手の言い方からして、相手は既に男と付き合ったことがあるのだろうか。なんだかそれを聞くのは、知るのは少しモヤモヤとする気持ちが怖くて聞けず。　 ）