ありったけの砂糖を貴方に　/　〆

俺からしたらお前は厄介、… って、何で何処と無く嬉しそうなんだよ、お前。（　 自分からしたら、マイナスなほぼ悪口のような言葉を並べたのに、相手の表情は何処と無く柔らかくて嬉しそうで。やはり自分には相手の感情が分からなく、 …変な奴、と上記に加えてぽつりと呟き。「 … 、… このふわふわした関係って言葉にすると何だろうなって。お前の好意は知ってるし、俺も気になり始めてるって言ったわけで。これをただの先輩と後輩って言葉に表すのは違ぇよなと思ったり 」一度は何でもないと話を変えようとしたが、ここまでにて何でもないというのは有り得ないし逃げているだけど思い、暫しの沈黙の後、口を開き始め。先程考えていたこと、思っていたことを一度口に出せば本音は止まらず。が、未だに相手の方は見ずに前だけを真っ直ぐに見て。　 ）