ある日、森の中(〆)

ある日、森の中(〆)

人外好き  2017-08-01 03:59:39 
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  • No.1080 by 妖精  2020-10-23 07:38:03 



あら……ふふ、ほんとね。
(己からすれば短い月日の中。相手の髪の長さや心の成長はあれど、変わらない部分もあることに頬を綻ばせ。前を向き宙を飛びながら、後ろから投げられた言葉に、口許に浮かべていた笑みをさらに広げて。「私にもくれるの?それは嬉しいけど、ヨルからすればかなり小さいサイズじゃなきゃ私使えないわよ? 毎日来るのはヨルの自由だけど、お母さんに怒られない程度にね。オルゴールは……私も聞いてみたいけどね」栞のプレゼントと聞けば彼女の優しさは喜びに繋がるも、人間用の本は自分の背と同じくらいか、大きい物もある。対して妖精用の物を用意するとなれば、花弁一枚でも大きすぎて、半分か細く千切る必要があるかもしれない。日夜通う姿勢には、姉を気取るように、他が心配すると述べ。彼女の持参した鉢植えが窪みに嵌め込まれたのを見届けた後は、その右隣端に三つ仲良く自分の分も配置させ、同じく体の位置は対面する形に戻し。「あら、今気付いたの?そうよ、水遣りも収穫も風の魔法があれば出来ちゃうんだから。」今更な発言には抜けてるわねぇと妖精は笑う。ジョウロは浮かして水を苗に与えるのも、実った収穫物を、遠くの物を引き寄せるように風を操れれば、彼女の考えているような手間暇が省ける部分もあるだろう。まだ小さな苗と、芽の出ていない鉢を見上げ「この子達はどれくらいで花が咲いて実になるのかしらね。私達は自然に任せることもあるけど、成長を早める肥料とかも使っちゃうから、待っている間が少しもどかしいわ」長命故に普段はあまり気にしないが、それが相手との楽しみであれば、そわそわと逸る思いを募らせ)

  • No.1081 by 皐月 夜  2020-10-25 20:32:30 



勿論だよ!ジュリーにあげないで誰にあげるって言うのさ。この夜さんにお任せをーってね。
( 花弁の色は相手に似合う可愛らしいピンクだろうか。それとも透き通るような水色…もしかしたら風の魔法の素質が出た時のように豊かな緑か。まだ見ぬ花への期待とそれで作り上げる相手の為の栞の大きさに何の根拠も無いままトン、と自身の胸に拳を当て全てに自信満々に答えてみせ。あれだけ魔法魔法と言う割には肝心な時にその存在を思い出せない。それはまだ心身共に身に付いていないからか。一度目を閉じて再び開き、洞窟内に浮遊する魔素の動きや光を感じ取り大丈夫だと言うように一つ頷きを。「水をあげる時は必ず魔法使おうかな。そうしたら練習にもなるもんね」そうやって再び自身を奮い立たせた後に相手に向き治れば「ミニトマトはきっとあっという間だと思うけど…ジュリーのやつさ、もしかして何十年とかじゃないよね?妖精には短い時間だけどーみたくなったらもうあっという間におばあちゃんだからね私」やや怪しむように表情顰めその有難い肥料とやらにも疑問符を )


  • No.1082 by 妖精  2020-10-26 18:38:09 



あら、ヨルには家族や友達が大勢居るでしょ? ちょっと出来栄えがどうなるか心配だけど、どんな栞になってもきっと大事にするわ。
(プレゼントする相手ならば、彼女の場合は幅広かろう。故郷の祖父母に友人、今を共にする両親に学友。口には出さないが、エルフや魔女とてその対象となり得そうであり。自信の込められた発言には、半信半疑気味な眼差しを向け。冗談と本気混じりな言葉を返して。「あぁ、良いんじゃないかしら。ちょっと難易度高そうだし。」魔法について熱心な意欲の炎に微笑めば、見守るような立ち位置から妖精も首肯して。そうして必要な日数の話題となれば、彼女に顔を向けきょとん、とした雰囲気で口を開き「……さぁ? どうなのかしら。今まで気にしたこと無かったから分からないわ」普段妖精の里の畑では植えているが、人の成長と見比べたり、このような場で育てた経験もなければ、未知である、と。顰められた顔を見つめながら正直に答えてみせ)

  • No.1083 by 皐月 夜  2020-10-27 12:04:46 



んー……勿論家族や友達も大切なんだけどさ、こう…難しいのだよ。何か作った時とか、可愛い物を見付けた時とか、あーこれジュリーに似合いそうだなぁとか真っ先にプレゼントしたくなるんだよ。これ本当。
( これはとても難しい気持ちだ。ある種の恋にも似た感情と言っても過言ではないそれがとてつもなく大きな親愛となっているのだから。うーんと腕組みをして言葉を選んで伝えた音は届くであろうか。どちらにせよ不格好な物になったとしても大切にしてくれるとの言葉に安心感と喜びを覚えて。神聖でたくさんの透き通るような魔素に溢れたこの場所で育つ作物の成長ならば早まる事はあれど遅まる事はないはず──と思いたいが未知の領域。「もしさ、あんまりにも育たなかったらジュリーの言ってた肥料使おうね」少しの心配を胸に要望を口にしつつ「また今度他の作物とかも持って来るとして、今日は取り敢えずこれで終わりかな?」一度ぐるりと辺りを見回してこれからやるべき事があるかを問い )


(/ お世話になってますー!ジュリーと作物を育てるという目標が実行出来て嬉しい限りの背後です。一先ずキリがいいのかな?と思いましたので出てきました。
以前話してたユニコーンの捜索の進展、罠、諸々を出来たらなと思うのですがどうでしょうか?他に先にやりたいやつが主様あればぜひそちらをー! )


  • No.1084 by 妖精  2020-10-27 15:11:42 



ヨル、何だかそれ彼女や彼氏に向けた台詞みたいよ。まぁ、私も似たようなことを考える時はあるけれどね。
(隣に居なくても存在を思い出してくれる、考えてくれる友の温かな言葉に妖精は破顔し、擽ったそうに身を震わせコロコロと笑った声が、洞窟内に反響していく。不明瞭な花や作物のこれからは、さて、どうなっていくのやら。「そうね、必要そうならその時は買ってくるわね」ファッションにばかりお金を費やすのでは無く、いざと言う時の為に、少しは貯金もしなくてはいけないかもしれない。そう思いながら顎を浅く引き、宙を舞う体の向きを入り口側へと方向転換し。「終わりでいいんじゃないかしら? 平気そうなら外に出ましょうか。……あ、ヨル。今日は何か持ってきてくれた?」相手の願いを叶え、手伝うのがこの洞窟に来た自分の目的であり。鉢植の設置が終わればこれといって用は無く。太陽の光が射す外に出られたならば、小腹を満たしたいと期待するように言葉を続けるも、今日はお菓子の持ち合わせが無いと答えられてしまえば、森の恵みから何か頂くとしようか。淡く発光し、周囲を照らしながら。もう少しだけ、妖精は彼女とのお喋りに花を咲かせようとすることだろう──/〆)

(/此方こそいつも重ね重ねありがとうございますー!今回も楽しかったです!これから鉢植のお世話も合間に入れて、成長をゆっくりと見守っていきたいですね。此方もそろそろかと思いましたので、お先に〆とさせて頂きますね。
次はユニコーンの話ですね、賛成です!最近は魔法使いとの交流や魔女、妖精とのほのぼのも出来たので、そちらも進めていきたいと丁度考えておりました!
情報収集か、森の探索、試しに罠を設置してみる等、どんな場面から始めていきたいとお考えでしょうか?
また、妖精か魔法使い、どちらに登場や手助けを希望されるかも合わせて教えて頂けましたら幸いです。お時間ありました時に宜しくお願い致します!)

  • No.1085 by 皐月 夜  2020-10-29 10:35:47 



(/ ありがたいお言葉を毎度毎度ありがとうございます!作物育成中に夜の浮遊魔法の制度も少しでも上がるよう頑張りたい所です…!
ユニコーンのお話、魔法使いさんとも絡みたいと思うのですが、手助けや云々を考えるともしかしたらジュリーの方がいいのでは?とも思いまして。なので連続にはなってしまうのですが今回もジュリーでお願いしていいでしょうか?
情報収集と森の探索をしつつ、今回は少しユニコーンに近付く事が出来たらな、と! )


  • No.1086 by 妖精  2020-10-29 11:10:36 


(/此方こそいつもありがとうございます!
夜ちゃんの成長、背後も妖精も、楽しみにしています…!そして了解致しました。では妖精にて協力させて頂きますね!ご自宅からでも森からスタートでもその他でも、背後様がやりやすい場面や、考えている場面から先レスお願いしても宜しいでしょうか?)

  • No.1087 by 皐月 夜  2020-10-31 11:36:54 



( 妖精と洞窟内で作物を育てるという目標の貴重な一日目を過ごしてから数日後。珍しく家に引きこもりユニコーンの本を読み漁ったのはそろそろ成果をあげたいと思ったからで。伸びてきた髪の毛を後ろでポニーテールにし、ウエストにゴムの入った動きやすい深緑のワイドパンツとグレーのトップス、その上から黒のカーディガンを羽織りいつもの鞄を持っていざ森へ。一先ず穢れた地を浄化する力があるというそれに従い、あの日魔法使いと共に訪れた瘴気に蝕まれた場所に行こうか。装備も何も無い今日は先ず下見なのだから、瘴気に触れぬギリギリの所で様子見と )


(/ ユニコーンは穢れた地を浄化、というのに従い一先ず以前魔法使いさんに助けられた場所の付近に来たロルにしてみました!ジュリーの力でもし踏み込めるなら此処の探索を詳しくやりつつどっか他にも、後は新たに何か手掛かり…ジュリーが動物と話せたり、もしくはジュリーの魔法で夜が話せるようになったら手掛かりの聞き込みとかも少し面白そうかな、と思いました! )


  • No.1088 by 妖精  2020-10-31 13:36:40 


あら、本当に居たわ……。ヨル、そこで何をしているの?
(噂好きな風の精霊、シルフ達から相手が森に訪れていること、その行き先が不浄の大地であると教えてくれたのはつい先程の出来事。波打つ紫髪は本日は肩に垂らしたまま、頭には白い花冠を被り、服装も白くもこもことしたポンチョを羽織。羽をパタパタと揺らし森の中を進めば、淀んだ空気に体の怠さを覚え顔を顰め。そして秋らしい装いの、しかしこの場に訪れるには軽装備な友人を発見し。危険に自ら近付こうとしている様を咎めるように声を低め、その後ろ姿に妖精は彼女の名を呼び掛け)

(/妖精ですと、魔法使いが行ったように風の結界は持続時間短めですが行えるかなと今思いました!動物についても了解致しました。此方も手探りでの進行になりますが、改めて宜しくお願い致します!では背後は失礼致しますね…!)

  • No.1089 by 皐月 夜  2020-11-05 08:52:15 



──ん?おぉ、ジュリーではないか!ほら、そろそろユニコーンの手掛かり見付けたいなって思ってさ。此処なら何かあるかなって思ったんだけど…、
( 薄暗く毒々しい瘴気に蝕まれ枯れ果てた葉がポトリ、ポトリ、地面に落ちていく様子を暫し見やっていたもふいに後ろから声を掛けられれば体ごとそちらに向き直り。果たしてそこに居たのは友の妖精。姿を見た途端にぱあっと表情綻ばせれば再び瘴気のそこへと体を向け眉を顰め。「前に魔法使いさんと散歩してた時にさ、気付かないで此処に入っちゃって大変な事になったんだよねぇ」むむ、と考え込む素振りを一つでまた唇を薄く開いては「ジュリー何とか出来ない?簡単な結界作る魔法とか、アイテムとか…」結局の所自分ではどうしようもないため相手頼りの言葉を紡ぐ事となり )


(/ 毎度毎度何から何までジュリーに助けてもらう事となり申し訳ない限りです…!こちらこそ、改めてよろしくお願いします!! )


  • No.1090 by 妖精  2020-11-06 18:47:00 



ジュリーではないか、じゃないわよ! 迷ったのでも無くて此処がどんな場所か分かった上で来てたなら、私に声も掛けずに一人で探しに来るなんて危ないじゃない!
(自分の生命力を維持する魔力さえ、この場に長く滞在していれば徐々に、底無しの沼にでも奪われいく感覚に襲われ、顔色を青く染めている不機嫌な妖精とは裏腹に、呑気な彼女の挨拶に翡翠の瞳をキッと吊り上げ睨みつける。誤って来てしまったのでは無く、一度訪れて居たと知ればさらに目尻の傾斜は強まり。「そもそも、穢れがあるならユニコーンがまだ来ていなさそうなのに、どんな手掛かりがあるって言うのよ」このような範囲の規模なら何回かに分け一角獣が訪れている可能性は無くはないかもしれないが、否定的な意見をぶつくさと続け。自分を頼るような言葉が紡がれては、呆れたと言わんばかりにあからさまに大きなため息を吐き出し。「はぁぁ……ヨル、無計画過ぎよ。私が来なかったらどうするつもりだったの?」先ずは問いを投げてから数秒の間を挟み。「結界は、少しの間なら作れなくも無いけど……こんな怖い場所にヨルを長居させたくないわ、私」自分の得意分野でもない守りの魔法への自信の薄さと、瘴気による不安が募れば表情を曇らせながら、一応は可能性であると妖精は答えを紡いでみせ)

  • No.1091 by 皐月 夜  2020-11-06 20:37:28 



…ふむ──一理ありますな。
( この場所にも怒る相手にも似つかわしくないのんびりとした口調でヘラヘラと笑い、挙句、確かに浄化された気配の無いこの場所でユニコーンの形跡等見つかるはずがないと相手の意見にこれまた呆れる位に警戒心の無い声色で答えてみせ。さて、相手が来てくれなかったらどうするつもりだったか。いや、来てくれたのだから結果的にOKなのだが勿論今はそんな事言えない。「確かにまだユニコーン来てないかもだけどさ、何かこう…ユニコーンが来る時の前触れみたいなの出たりしないかなぁって。だから瘴気の中に入らないからさ、ちょっと遠くから様子見るのは駄目かな?ジュリーの結界を無理ない程度に使って…」相手の機嫌をこれ以上損ねないよう言葉選びつつ、それでもこの場所から居なくなる気は無いと無謀にも含ませ両手をパチンと併せ願い出て )


  • No.1092 by 妖精  2020-11-07 07:10:46 



ふざけてるの?
(自分の睨みつける攻撃は効果今ひとつなのか。それでも目尻にぐっと力を込め、崩れぬ態度にぶすっと眉をキツく中央に寄せ。どうしていたのかへの返答も無ければ、表情はそのままに「前触れ?そんな話しは私聞いた事も無いのだけど、ヨルが調べた本や世界にはそんな事もするユニコーンや、動物でも居たの?」ユニコーンに限らずそんな習性をもつ存在に心当たりが見つからず。何か根拠やそう考える切っ掛けでもあったのかと、視線でも訴え。「中に入らないなら、それはそれで大した事も分からないでしょうけど……まぁ、それなら……でも私、タダ働きも嫌よ」お願いと言われれば、瘴気のより濃い中央付近を一瞥してから彼女に顔を戻し。不安はまだあるも、提案された妥協点には、胸の前で両腕を組み。労働の対価となるご褒美を強請り)

  • No.1093 by 皐月 夜  2020-11-12 07:44:25 



まさか!大真面目だよ!
( のへらんとした声色で紡いだ言葉ならば巫山戯てるのかと思われても仕方がないが。胸の前で両手をブンブンと振り弁解すれば、続けられた問い掛けに「ユニコーンは確かになんの前触れもなく現れるって書いてあったけどさ、もしかしたら!って可能性もあるじゃんか。何かこう──例えば何かが通った後には鱗粉が残るとかそう言うのみたいに風の匂いが変わるとか、空気が澄むとか、何かの違いが現れないものかと」根拠は何も無いながらにもしかしたら、を信じ。不服そうながらも手伝ってくれる様子には笑みを浮かべるも、まさか対価のご褒美を強請られるなんて。まるであの占い師のようだと密かに思いつつ勿論だと頷き。「よーし、今度ジュリーの大好きなお菓子を持ってくる!どうですかね?」一先ずお菓子を話題にするが、もし違うのがいいと言われれば勿論それを持ってくるだろう )


  • No.1094 by 妖精  2020-11-12 09:49:25 



全く真面目に見えないわ。……それに、それは前兆よりも、痕跡じゃないかしら。
(やはり戯けたように見える彼女を今度はじと目で見詰め。空気の淀みが薄れる等の変化があるなら、それは浄化の力を大地に注いだ事にはなら無いだろうか。一度訪れた地にそう短い周期に来るものなのかも、妖精からすれば怪しく。しかしながら、報酬があるなら。何だかんだで友に甘い妖精は渋々頷き。「それで宜しい。食べた事の無いお菓子がいいわ。……それじゃ、やるわね。ほんと、あまり気乗りはしないんだけどね……」彼女の頭上より高く舞上がれば、くるり、くるり。螺旋を描くように飛び回り、キラキラと輝く鱗粉を降り注いでゆく。清浄なる風の力を宿すその光は彼女に薄いヴェールのように被さり、広がり。瘴気から身を守る結界となり。それは妖精の周りにも同様の現象が現れ「これでまぁ、倒れる事はないでしょうけど。守りの力が薄れればこの光も輝きを失っていくわ。あまり長く保たない事をくれぐれも忘れないでね」持続時間の目安を簡単な説明を交えつつ、彼女の顔の前まで下降し。その後は相手が向かいたい方角があるならば、妖精は着いて行くことだろう)

  • No.1095 by 皐月 夜  2020-11-18 07:45:52 



まぁまぁ、細かい事は気にしない気にしない。
( 結果的に間違った言葉の使い方すらも指摘される。それでも何だかんだで力になってくれるのが相手。「取り引きは成立だね!甘いのもしょっぱいのも美味しそうな物は全部持って来ようではないか」うんうんと何度も大きく頷き力強い返事を返せば続いて頭上より降り注ぐ光の粉は自身を守るように広がる。一瞬にして空気が澄んだよう、肌に感じるモワッとした不快感も吸い込む空気の重さもその何もかもを感じ取れなくなれば紡がれた説明に「ん、ちゃんと見ておく」光の濃度を今一度確かめるように目に焼き付けた後、約束通り瘴気の中心ではない周り──東の方角へと体を向け「ジュリー、まずは此処を調べてみようよ」そこに聳える大きめの、しかしながらやはり瘴気の影響は受けているのだろう所々葉が黒ずんだ大木の前でピタリと歩みを止めその根元にしゃがみこんで )


  • No.1096 by 妖精  2020-11-18 08:16:15 



気にするわよ!ヨルは……大事な友達だもの。万が一苦しむような姿も、傷付くような事も、見たくないもの
(ぷんぷんと頭から湯気が立つような勢いで語彙を荒げる。何かあってからでは遅い。心優しく温かな、しかし危機感の薄い友を自分が守らねばとお節介な気持ちを強めつつ。瘴気は本当に危ないのだと、瞳を伏せトーンダウンした声音で心配を零し。「……気持ちは嬉しいけど、程々にね。私そんなに食べられないし、食べ過ぎて太ったら困るもの」周囲を警戒する自分とは裏腹に、気の抜けるような返答を紡ぐ彼女へ眉尻を下げ、吐息交じりに小さく笑い。魔法を用いて準備を終えれば、自分も呼吸がしやすくなり、体の気怠さは軽減される。しかし普段よりも消耗はあり、気を引き締め彼女の後ろを飛んで追い掛け。たどり着いた大木での調査が始まれば「私、上を見てくるわね」彼女が根本を見るなら、自分は別の方が良いだろうと声を掛け上昇。黒ずみ活力を失い、病魔に侵されている大木に同情するような眼差しを注ぎ。枝葉や、腐りかけの木の実の異臭に顔を顰め。高い位置から、大木周辺の状況を見渡すも、何かの足跡や浄化され空気が澄んでいる様子は発見叶わず。顔を下向かせては「んー、此方は成果なしね。ヨルは何か見つかったー?」と、しゃがみ込んで調べているであろう彼女の進捗を伺う声を上空から飛ばし)

  • No.1097 by 皐月 夜  2020-11-26 19:27:37 



ジュリーはいつだって優しいなぁもう。私だってジュリーが苦しむ姿は見たくないからさ、しんどくなったらすぐ言ってね。
( 小さな友はいつだって最大限の慈愛慈しみを向けてくれる。それが少しだけこそばくて、言葉で簡単に言い表した途端に小さな物になってしまうくらいに嬉しいのだ。己に向ける優しさと同じ優しさを相手にもと言う思いで気遣いの言葉を掛けつつ「ダイエットする時は一緒に走ろうではないか。早朝の森とかきっときもちーよ」語尾伸びた独特な声色で心配を自己解決。相手が大木の上から何かの痕跡を探すのを確認した後、根元に鼻先がくっつくのではないかと思えるくらいに近付き目をこらす。そうやって見付けたのはユニコーンには全く関係はしない小さなキノコ。「ジュリーこれ見て!毒キノコかなぁ?」瘴気を浴び続けているせいかうっすらと紫がかったそれに手を触れる事はせずに相手を呼べば、枝か何かで突けないかと当たりを見回して )


  • No.1098 by 妖精  2020-12-04 07:09:46 



私はヨルよりもずっと歳上なお姉さんでもあるもの。えぇ、分かったわ。ありがとう、ヨル
(彼女のくれる優しさに、もう少しなら頑張れる気がすれば表情を和らげ。「朝の森は気持ちいいけど、私の場合は飛ぶしかないかしら。走ったらすぐに追い抜かれちゃうわ」彼女の案は自分にとっては解決策にならないとクスクス、楽しげな笑いを零し。彼女の成果と言えば、ユニコーンの痕跡は無かったらしい。肩を竦めてから翅を震わせ下降してゆけば、彼女の頭上辺りから見るからに毒々しい色合いをしたキノコを見下ろし「そっちも成果なし、なのね。んー……こんな風に変色してたら元が何か分からないけど、毒性はありそうな気もするわね。間違っても食べちゃ駄目よ?」彼女が辺りを見渡せば、中身が空洞な折れやすい枝があるだろうか。枝かなにかでもしキノコを突くようなら、幻覚作用等、何らかの効果を齎す胞子が二人の元に飛ばされてきてしまうかもしれない)

  • No.1099 by 皐月 夜  2020-12-12 10:31:41 



でもさ、魔法で飛ぶのと違ってジュリーはちゃんと羽を動かして飛ぶわけだから、それだけでもカロリーは消耗したりするんじゃない?──生まれた時に飛ぶ練習とかするの?
( 妖精と呼ばれる種族は彼女しか見た事はないが皆が皆細身のイメージであれば、生きていく中で使うカロリーやエネルギーの消費はやはり背中に生える美しい羽を動かす事で大きなものとなるのか。そもそもどうやって?その疑問がふつ、と浮かんで来れば素朴な疑問を音に乗せて。小さいながらに毒々しい色を放つキノコは誰がどう見ても毒キノコと判断するか。足元に乾燥して今にも頼りなく折れてしまいそうな小さな木の枝を発見しては徐にそれを手に取り。大きく息を吸って止める。後にカサの部分を揺らすように枝の先でキノコを突けば突然与えられた刺激に反応するようにキノコはぷるりと震え、そこから紫色の粉を撒き散らし。「っ、やば!何か出た!」瞬間的にサッと手を引き立ち上がるも、粉は既に空気中へ。大丈夫かな?という不安を滲ませた表情で伺い見るように相手へと顔を向けては苦笑いを浮かべてみせて )


  • No.1100 by 妖精  2020-12-19 15:25:10 


まぁそうね。翅が足代わりみたいなものだしね。飛ぶ練習は勿論したわよ? ちょっと浮いても、風に煽られて落ちたり、雨に打たれて落ちたり、虫と間違われて鳥に襲われかけたり……、あの頃は色々と大変だったわ。
(ぶつけられた疑問には首を縦に揺らす。手足と同じく、背中に生えた四枚の翅は、生まれ持った身体の一部。雛鳥が空に羽ばたくには時間が必要なのは、種族は違えど、妖精も同じ。当時の不安定な飛行や、右も左も何に注意したら良いのか分からなかった未熟な時期を思い返しては、はぁ、とため息をついて。彼女が動き出せばどうしたのかと目を向け、枝を片手に、茸に近付いていく。先程注意したばかりなのだから、不用意な行動はしないと思っていだのだが。「出てきた、じゃないわよ、何してるのよっ?!」息を止めた相手と違い、瞳を釣り上げ、咎めるような声を飛ばした妖精は、空気中に撒かれた紫の胞子を吸い込んでしまう。体内に取り込まれてしまった成分の効果が発揮しては、ぐにゃりと視界が歪み。平衡感覚が乱れた神経では、まともな飛行は叶わず。宙を飛んでいた身体がふらりと大きく揺れては、そのまま地面へと落ちてゆき)

(/背後から失礼いたします。少々リアルが立て込んでしまい、返信が度々遅れてしまい申し訳ありません…!夜ちゃんや背後様とのやり取りが楽しい気持ちに変わりはありませんので!それだけ伝えたく、書き込み失礼致しました…!)

  • No.1101 by 皐月 夜  2020-12-24 08:04:27 



やっぱりジュリーにもそういう時期があったんだねぇ。──私ももっともーっと頑張っていろんな魔法習得しなきゃだ。後は魔法使いさんの信頼を少しでも取り戻さなければ…。
( 生まれてすぐ大空を飛び立てる訳では無い事は鳥も妖精も同じのようだ。彼女がどれだけの努力を重ねて今を作り上げたのかはわからないが、それに感化されるように今一度決意を新たにして。空気中に充満した毒々しい胞子の粉は風に乗って今はその色を見せない。が。優雅に宙に浮かんでいた相手があろう事かすべての機能を失った小型機の如く地面へと落下すれば嫌でも理由がわかってしまう。ドクン、と心臓が嫌な音をたてた。息を止めたままに両手で相手の体を掬い上げるように持ち上げては、そのまま遠く、遠く、瘴気も胞子も届かないであろう遠くまで駆け出して。ややしていつも待ち合わせの場所として使っている切り株まで辿り着けば、その上に相手をおろし「ジュリー…大丈夫?」おそるおそる、と言ったふうにその小さな頬を人差し指で突っついてみて )


(/ いつもお世話になっております!今の時期はイベント事とかいろいろあり、私も少し忙しい日々を送っているのでお気になさらないで下さいー!そして私もまた主様とのやり取りがとても楽しくて大好きです!+
素敵なクリスマスをですー!! )


  • No.1102 by 妖精  2020-12-24 19:31:19 

大好きなヨルへ

こんにちは、ヨル。
メリークリスマス、だったかしら。いつだったか一緒に過ごしたのは確か、今頃だったわよね?
またあのシュワシュワしたのを一緒に飲んでみたいと思ったのだけど居ないみたいだから、また出直すわ。その時は美味しいお菓子、期待してるわね。

それと、また運ぶの大変だから、先にこれ置いとくわ。私からのプレゼントよ。もっと髪が伸びた時にでも使って頂戴。きっと、ヨルに似合うわ。
それじゃ、またね、ヨル。

ジュリーより。

(彼女が部屋に帰宅したならば、妖精が勝手に侵入したのか。テーブルの上に水色を基調とし、雪だるまのイラストが描かれたミニチュアサイズの便箋が見えるだろうか。そしてその傍らには、ヘアゴムが一つ置かれている。蝶々結びされた灰色のレースリボンの中央に、控えめに咲くその花の名前は、ニリンソウ。花言葉は、友情や協力。そのメッセージは自分の気持ちにピッタリだと思い、人間用のサイズで、手先の器用な妖精の仲間にオーダーして作らせた一品。彼女は果たして喜んでくれるだろうか。そうだったら良いな願いながら、妖精は聖夜を過ごしたことだろう)

(/メリークリスマスです! 
お返事また少し掛かってしまうかもなので、用意していたお手紙だけ先に贈らせて下さい!
時期のせいもあるとは言え、期間が空いてしまっても見放さずに、こうしてお返事下さり優しいお言葉をこれまでも今もほんと、ありがとう御座います。背後様も体調崩されないようお気をつけて下さいませ。また、こんなにも長くご縁が続き、あれもこれもやりたいと一緒に考えたり楽しめる方に出会えたのが奇跡に近いなと、改めて実感しております。今年は本編中ではパーティイベントは挟めませんでしたが、また別の場面で季節イベントを盛り込んだりして、一緒に楽しんでいって下さると嬉しいです。
これからも何卒宜しくお願いいたします。背後様も良いクリスマスを!美味しい食べ物やケーキを食べて下さいね!
では、背後から失礼致しました…!)

  • No.1103 by 皐月 夜  2020-12-29 23:40:59 



大好きなジュリーへ / 手紙


家に帰って来たらまさかのプレゼントとお手紙でビックリしたよ!今年のクリスマスは家族で旅行がてらお泊まりだったの。ジュリーには伝えておけばよかったね。
来年はまだどうなるかわからないけど、もし何処にも行かなかったら一緒に過ごそうではないか。あの日みたく、シュワシュワとあまーいお菓子いっぱいでね!

それにしてもこのヘアゴム、凄い気に入ったよ!もう髪の毛を対価にするのは気が引けちゃうくらい…。早く伸びないかなー。クリスマスのお返しっていう訳じゃないけど私からもこれ。使ってくれたら嬉しいな!
PS.カードのPUSHって書いてある所強く押してみてね。

( なるべく小さめのメッセージカードに文字をビッシリ。クリスマスらしくツリーとサンタの絵が書かれたカードの右上にあるPUSHボタンを押せばジングルベルのオルゴールが流れるそれを相手は気に入ってくれるだろうか。一緒に備えるのはドールショップで見付けた相手に丁度いいサイズであろう、白地に金銀の小さな雪の結晶の模様が散りばめられたマグカップで )


(/ 過ぎてしまいましたがメリークリスマスでした!主様が素敵なクリスマスを過ごせたのならいいなという願いを込めて。
こちらこそお返事がまちまちだったり、よくわからない文章だったり、夜がアホだったり──たくさんの失礼や申し訳なさがある中で長く長く物語を共に紡いで頂けて本当に嬉しい限りです…!感謝しかありません!改めてですがこれからも何卒宜しくお願いしますー!!
そして残り少ない今年を楽しんで下さいませ!+失礼しますっ! )


  • No.1104 by 妖精  2021-01-01 20:17:16 



あれもこれもじゃ中途半端になってしまうだろうから、絞りながら……ま、倒れない程度に頑張ってね。エルフの信頼はどうでもいいけどさ。
(最初からうまくゆくものでは無かった。その事にコクコクと顎を何度か引いて、さらに肯定する。薬草に飛行、治癒、それからユニコーン探しに勉学と、友人付き合い。何足の草鞋を履くつもりなのかと、じと目で心配しつつも、彼女がそうなりたいなら。天敵はぞんざいに扱い、肩を竦める妖精は、出来る限りの手伝いをすることだろう。そうして──毒を孕んだ風の影響を受けてしまった後。目が霞み、朦朧とする意識の中。背中を受け止めてくれた優しい皮膚の感触と、温もりや。風を切る音に、彼女が駆ける度に、世界が揺らぐような振動をぼんやりと、妖精は感じ取っていた。やがて音も揺れも止み、固く冷えた切り株に下ろされては。頭上から垂れる黒髪やダークブラウンの瞳を、うっすらと開いた瞼の隙間から翡翠の瞳に映し。まだ身体の中に胞子の残滓がある状態では、辛そうに眉を寄せ、表情を歪め。「っ……へい、きよ……ヨル、は?」短い息を唇から吐き出し。滑らかとは言い難い声で、何とか笑みを作り上げては、彼女を見上げ。笑みを作り上げては、安心させようと試みる。そんな妖精の頬に触れた指先からは、冷えた体温が伝わってくるかもしれない。)

(/明けましておめでとう御座います!今年も宜しくお願い致します!
背後様の文章、背後は好きですし、また、素敵な手紙とマグカップを妖精にありがとうございましたー!次回のお茶会の時にでも持参させますね!此方への返信はどちらでも構いませんので。では、失礼致しました…!)

  • No.1105 by 皐月 夜  2021-01-07 07:52:53 



私は大丈夫だよっ!…ねぇジュリー!何か毒の胞子に効く薬草とかないかな!?
( 先程までいた場所とは違い木々の葉のみずみずしい香りや少し湿った土の匂い、仄かに香る花の甘い匂いがこの場所には溢れている。切り株に横たわる相手の白い頬に人差し指を当てれば、そこからは温かみを感じる事が出来なく代わりにひんやりとした冷たさを感じる。その冷たさにドクンと心臓が跳ねれば頬から離した人差し指を丸めるように拳を握り締め、急かすような口調で以てこの現状を打破する方法を問い。──独学で勉強している治癒魔法がこんな時役に立てばいいのに。けれども詠唱の言葉も知らない中では大きな傷を治す事は疎か、解毒なんて夢のまた夢であろう )


(/ あけましておめでとうございますーーー!!!去年は大変お世話になりました!今年もどうぞよろしくお願いします+ そして明日明後日と何やら至る所で大雪警報が…!主様の住んでいる場所が当てはまるかはわかりませんがお気をつけくださいませ! )


  • No.1106 by 妖精  2021-01-13 17:26:46 



やく、そうは……そのままじゃ、私には……無理だわ……。
(豊かな森の自然の息吹を、切り株と接する背中から、穏やかな空気から、木々の葉をそよそよと揺らす風の音色から感じる。瞳に映した友の姿は、血色の良い赤みのある顔色をしていて、それが何より無事である証拠を示している。良かった、と安堵の吐息を漏らし。問われた内容には、途切れ途切れに首を左右に振る。生のまま効能のある葉や花弁を囓っての摂取の仕方は、人なら問題無くとも妖精には難しい話であり。仰向けの状態で青い空を見上げ。「このまま、休んでいれば……じきに、よく、なるわ。魔素がおおい、ばしょなら……かいふくも、早いでしょうから……」瘴気の満ちた地にての守護の魔法を使用したことによる体力と精神の疲労によって、少量の毒でも弱った身体には効果がより出てしまったが。妖精が語る自分自身の状態に強がるような嘘は感じられないだろう。周囲に満ちる魔素のエネルギーを体内に取り込むように、浅くなっていた呼吸を鼻から息を吸い、吐き出してを繰り返してゆき)

(/遅くなりすみません。また、此方こそですー!それから雪は大丈夫でした、と報告を!背後様の方は如何でしたでしょうか? お互い体調を崩さぬよう気を付けて参りましょうね…!)

  • No.1107 by 皐月 夜  2021-01-13 18:33:52 



魔素が多い場所──、
( 妖精の言葉に嘘や強がりは感じられない。無理に動かすよりこの場所で静かに休んだ方が回復も早いし何より安全だとは思うが何もせずに見守るだけ、とは気持ち的にもいかないのだ。繰り返しの言葉を口にして少しの間を空け考えを巡らせる。思い付いたように一つ頷けば徐に鞄の中から杖代わりの木の棒を取り出し。詠唱の呪文はまだ知らないが、手助けくらいには。そんな気持ちで杖の先を相手の体に向け。「…ジュリーの苦しいが早く無くなりますように」緩く目を閉じ空気中を漂う魔素の動きに集中する。それを杖先に集めると同時に相手の体を白色の─治癒の魔素の光が包み込むだろう。それはけして研ぎ澄まされたものではなく、荒削りな、魔法とも呼べぬくらい粗末なものかもしれない。けれど少しでも楽になればいいという気持ちは届くだろうか )


(/ いやいや何もです!そして雪もなんともなかったようで安心しましたー!こっちも降ってはいますが酷くはなくなんとか大丈夫です!まだまだ寒い時期は続きますしいろいろと気を付けましょう+ では、背後は一度失礼します!また何かありましたらぜひ声を掛けて下さいませー!! )


  • No.1108 by 妖精  2021-01-13 21:19:13 



ヨ、ル……?
(小さな肺を新鮮な森の空気で満たせば、布が擦れ、何かが取り出される物音に顔だけを横向かせ、視線の先は音の源へと向ける。杖の先が自分を示し、思い遣りの籠もった、願いの言葉が鼓膜を通り抜け、妖精へと届けられる。ぽわ、と。淡く発光する、蛍火のように不安定な。しかし温かく、ほっとするような柔らかな、光。まるで彼女の心根の優しさが宿ったかのような魔力を吸収すれば、体内に取り込まれた毒の残滓が薄く希釈されてゆくかのようで。青白かった顔に赤みが差す。気怠さも軽減されては、ゆっくりと肘を曲げ、それを支えとし上半身のみ起こし。「んっ……ありがとう。ちょっと……楽になってきたわ」彼女を見上げ、口元には小さな笑みを浮かべる。しかし、直ぐに瞳を細め「でも……私だったから良かったけど。さっきみたいな事は危ないって、これで分かったかしら?」再三注意した筈なのに、先の行動は迂闊であったと。眼光の鋭さこそ未だ弱々しくも、咎めるような眼差しを彼女へと妖精は向けてみせ)

  • No.1109 by 皐月 夜  2021-01-16 09:41:26 



本当に?もうすーっごいしんどいのじゃない?毒でどっか痛いとかは?
( 文字通り杖を杖代わりのように上半身を起こした相手の右頬に今一度人差し指の腹を当て体温を計る。血の気の無い青白い顔から幾らか赤みの射した顔へと戻ったが、本調子ではないのだろうまだほんのりと冷たい気がする。そんな柔らかな頬を一撫でして静かに指先を離せば、覗き込むように顔を近付けつつ眉下げた不安そうな表情で以て今一度調子を問い掛け。続く叱咤には静かに頷き「ごめんなさい」の素直な謝罪の後「今度はちゃんとジュリーに確認してからにするよ。それから、もっとちゃんと自分でも調べる」反省を生かした言葉を。それと同時に早くユニコーンの血を得なければとも思う。治癒魔法を確りと使うための詠唱の言葉を魔法使いに教えてもらわなければ )


  • No.1110 by 妖精  2021-01-23 06:47:51 



痛みは……まだ、気分が良いわけじゃないこと、くらいかしら……。
(頬を触れられれば右目を瞑って大人しくされるがまた。指先が自分から離れ、覗き込まれる大きく綺麗な瞳に影が差しているさまを見詰め。緩く左右にかぶりを振っては正直に。体内に残留していた毒気は幾分か軽くはなったとしても、消費した分の体力や魔力は回復しておらず。意識が明瞭とは言えないと眉を下げ。素直な謝罪と反省の念が聞こえてくれば、また微かに唇で孤を描き、瞳に宿す色を穏やかなものへと変化させ「うん、それで宜しい。それで、調べるって次はどうするの?」ユニコーン探し、止めないんでしょ?と。諦めるような気配は感じられなければ、継続して協力する姿勢を醸し出しつつ、今後の方針についての問を投げ掛け)

  • No.1111 by 皐月 夜  2021-01-23 11:25:43 



次は──、待ち伏せ…とか。
( まだまだ本調子では無い相手を無理に動かしこれ以上魔力を減らす訳にはいかない。ならばあの瘴気の地に戻るという選択肢はもちろんないわけで、たった一つ。今までで一番成功率は高いかもしれない方法があるにはあるのだが。歯切れの悪い曖昧さを含んだ言葉を先に、続けてちらりと様子を伺い見るように視線だけを動かした後「ユニコーンってさ、その…そういう経験の無い女性の所に来るんでしょ?本で知ったんだけど…」つまり何が言いたいか。確率的には少ないが何度も何度も繰り返せば。「前にユニコーン待ち伏せした時は眠っちゃって結局会えなかったから、今度は頑張って起きてさ。一日だけじゃなくて毎日毎日隠れて探せば…いつか。ってならないかなぁ?」彼女の意見を待つように再び身を乗り出し顔を近付けて )


  • No.1112 by 妖精  2021-02-03 05:53:46 



待ち伏せ?
(彼女の口から飛び出た言葉に翡翠の瞳を丸くさせては、話をもっと良く聞こうと唇を閉ざし。自分を見る瞳と視線を合わせてはじっと見つめ。「えぇ、前にそう言ったけれど……それなら、まぁ……可能性は、あるかもしれないわね」以前、有無を確認した内容はその通りで、コクンと頷き返し。待ち伏せる場所が湖や泉なら、瘴気に満ちた沼よりめ、安全性は確保される。同じ場所に彼女が留まる事で残る、乙女の形跡に。ユニコーンも引き寄せられるかもしれない。その場合、自分は側には居られないことだけが心配だが、悪くないと案だと思え。「その後の事も、何か案はあるのかしら? もし未だなら、確りと考えておくのよ、ヨル。仮に会えたとしても、血か涙を採れなきゃ、エルフとの約束は果たせないんでしょ?」自分の頭で考え、行動しようとする彼女の意欲と強さに。母が子の成長を喜ぶように、そして見守るような眼差しを向け。その先にあるゴールまでの道筋を訪ねようか)

  • No.1113 by 皐月 夜  2021-02-03 10:08:07 



血を採るっていう選択肢はまだ除外したいんだ。だから残るは涙だけなんだけど──何か涙腺を刺激する煙とか、魔法とか、そういうのってないのかな?
( 最早森に家でも建てた方が効率がいいのではないかと思えるやり方だが相手がその話に乗り、先を促してくれるのならばますますヤル気は上昇するというもので。罠を仕掛けユニコーンを傷付けて採取する血液は無し。かといってお涙頂戴の映画を観せる事も、悲しい曲を聴かせる事も難しければ頼りになるのは人間の力ではないのかもしれないと…。ふぅと一つ息を吐いて切り株に座る相手を優しく手のひらで包み込めば、自身がそこに腰を下ろし相手は膝の上。「ユニコーンの涙も、結界の為の対価も、治癒魔法も風の魔法も、やらなきゃいけない事とかがたーっくさんだね」珍しく弱音にも近い言葉を吐くも、それは全て自分が望んだ事で嫌になればすぐにやめてしまえばいいだけの話なのだ。魔法使いに言ったって同じ事を言われるだろう。それでも少しだけの弱さを聞いて欲しいのは相手だからか )


  • No.1114 by 妖精  2021-02-10 20:18:56 



涙腺を刺激する、ねぇ。煙なら警戒されるでしょうし、涙を流させる魔法なんて私は知らないわ。相手が言葉が通じるなら、笑わせたり、説得しても出来るでしょうけれど……。
(彼女の話に耳を傾け、小さな脳味噌を働かせようとするも、如何せん情報不足であり、妖精から彼女へと教えられる魔法は無く。まじないの類なら魔女や魔法使いが、自力での穏便な方法としては笑い泣きや欠伸等の外部からの働きかけや、ユニコーン自身から協力を求める手段も考えられるかもしれない。彼女の柔らかな掌に掬われれば「わっ」と声を漏らし、膝上に。上から降り注がれる言葉の雨に、本調子であれば飛んで頭を撫でてあげたいと思いながら、唇を開き「……そうね。でも無理はしなくていいのよ。義務でも無いのだから、やりたい事だけをして、疲れたら休んで。またお茶会や森の探検をしたって構わないし。私は何時だってヨルの味方よ?」すりすり、と。彼女の手を温めるように撫で擦り。優しく受け止めるように瞳を細め。彼女の憂いが少しでも晴れたらと思いながら、丁寧に言葉を紡ぎ。天を仰ぐように首を伸ばせば、自分はどんな時も側に居ると。穏やかに微笑みかけ)

  • No.1115 by 皐月 夜  2021-02-13 15:37:34 



でもきっと、説得に応じてくれるなら涙も血ももっと希少価値低いはずだよね。──あ、そもそも会えないと説得も出来やしないのか。
( 膝の上で頬擦りをする小さく可愛らしい友達の絹のように柔らかな髪の毛を人差し指で優しく、優しく、壊れ物を扱うかのような手つきで撫でつつ。楽しくて仕方がないはずの不思議な出会いや出来事に少しだけいっぱいいっぱになっているのは季節的な疲れなのか。でもだからと言って何もやらないという選択肢は勿論無い。慈愛に満ち溢れた言葉の一つ一つを聞き逃すまいと小刻みに頷いては「ジュリーとのお茶会は私のトップスリーに入る楽しさだもんなぁ。嫌な事とかあってもぜーんぶ吹っ飛ぶってモンだよ」にしし、と前歯を見せ笑い次に訪れるお茶会の為に用意するお菓子を考え。そうやって潜む楽しさで頭も心もいっぱいになれば「よーし!まずはジュリーとの秘密の洞窟を魔王から守る為、何としても結界貼らなくては!」すっかりいつもの調子に元通り。相手が元気になればもう一度、今度は細心の注意を払ってあの瘴気の地の探索といけるか )


  • No.1116 by 妖精  2021-02-14 15:38:28 


(/背後様いつもお世話になっております!お返事の作成はまだもう少し掛かってしまうのですが、その前に。此方は何ともありませんでしたが、地震の影響は大丈夫でしたでしょうか?
それからハッピーバレンタインです!妖精からヨルちゃんに、きっと甘いチョコレート味に似た木の実を贈っていると思います。これからも宜しくお願い致しますね。それだけ先にお伝えしたくて、背後からのみメッセージを失礼致しました…!)

  • No.1117 by 皐月 夜  2021-02-16 07:46:44 



(/ 主様こんにちはー!こちらこそいつもいつもお世話になってます。
こっちは多少揺れたものの特に被害もなく大丈夫でした。主様の方は大丈夫でしょうか?そして今日は東、北日本と大雨や大雪のようなので主様もしそちらにお住いでしたら気を付けて下さいませ…!

バレンタイン、ジュリーに贈るならやっぱりカラフルなチョコレートチップが降り掛かったオシャレで可愛いやつ。魔法使いさんには洋酒の入ったものでしょうか+ この先もストーリーをやりつついろいろなイベントが出来たらなと思います。よろしくお願いします!! )


  • No.1118 by 妖精  2021-02-23 14:20:59 



会うのも交渉するのも、そのどちらも難しいからでしょうね。私ならいきなり会った人間に、涙や鱗粉を求められたら怖くて逃げるもの。
(柔らかな指の腹で撫でられては、心地よさそうに妖精の瞳が和らぐ。そんな中での一角獣の希少性の高さは、概ね彼女と同意見だと言うかのように首を縦に振って頷き。人に狙われる危険のある身は、追われる側寄りの立場に近い気持ちを抱いていて。朗らかな彼女の笑みが空気を震わせては、膝上から首を上向かせた姿勢のまま柔らかく笑い返し「ふふ、そうなの?嬉しいわ。ちなみに一位は何になるのかしら?」彼女も自分と過ごす時間を気に入ってくれていると聞けば、嬉しくない筈もなく。温かな気持ちがじんわりとまた胸から全身に広がってゆき。ちょっとした好奇心から、他の楽しみを気に掛け。「ユニコーンの捜索の前にそれもあったわね。魔女を頼るのは、私は賛成しないのだけど……あの沼地で、ユニコーンの痕跡と対価になりそうな何かを探すの?」座っていた状態から、手を着いて立ち上がればよろ…と身体が左右にふらつくも、顔色は少し悪い程度。ぱた、ぱた…と鈍い動作で翅を揺らしては宙に浮き上がる。その姿は疲労は抜けきっておらず完全には回復しきっていないが、頼まれれば彼女の身を瘴気から守る風の魔法を再度行使することは可能そうで。先程はユニコーン捜索を目的としていたが、自分は協力する事を断った魔女への品を次に求めるならば、妖精は渋い顔で同行し見守るくらいはすることだろう)

(/お返事遅くなりすみません…!ご無事で何よりです!その後は此方も問題なく、仕事には追われつつ過ごしておりました。心配して下さり、また妖精と愛想のない魔法使いにまでチョコレートをありがとうございます!ほのぼのや、シリアス、ファンタジーらしい話まで色々やっていきたいと考えていますので、此方こそこれからも宜しくお願い致しますね!では失礼致しました…!)

  • No.1119 by 皐月 夜  2021-03-06 10:57:10 



確かに……私も歩いてて知らない人に「泣いて!」って言われたら逃げるもんな…。
( 考えるのは大袈裟にも夜道を一人歩いている中、ふいに背後から見知らぬ大男に涙を要求される場面。ぶるりと身震いしてあからさまに嫌そうな表情浮かべるも、続けられたお喋りの内容にはすぐさま朗らかに笑みを浮かべ。「これはとっても難しい質問だねぇ。どれもぜーんぶ一位って感じだけど強いて選ぶなら“日々の探検”かな。新しい植物とか動物見付けたり、そういう発見があるから素敵な洞窟で栽培出来たりもするわけだからね」少しばかりの考える仕草の後に全ての事柄に繋がるものを上げては、ふらりふらり、危なげに宙へと体を浮かせた相手に此処に乗るようにと右肩を指さし。「ユニコーンも大切だけど、先にやるべき事は私達の畑を守る事なのだよ。占い師さんが洞窟に結界張るための銅像?みたいなやつを見せてくれたんだけど、何かいい感じの物と交換なんだよねぇ」不満そうな相手の表情はこの際見なかった事に。対価として何が相応しいのかはわからないが、危険な地のものならばもしかしたらと淡い期待を抱きつつ、肩へと乗ってくれたのなら再び瘴気の地へと戻ろうか )


(/ こちらこそ遅くなってすみませんー!いろいろと無事なようで安心しました!これからもたくさんのお話を一緒にやれますように+改めましてよろしくお願いします!そして失礼しますー! )


  • No.1120 by 妖精  2021-04-02 20:24:52 

(/背後のみ失礼致します。体調と仕事とで気付けば長らく、一言の連絡も疎かになってしまい、レスを大変おまたせしてしまい申し訳ありません。そしてまだ余裕が生まれるまで時間が掛かってしまいそうで、此方の事情で大変申し訳ないのですが、もう少しの間、待って頂けますでしょうか?当方としましては、今まで沢山の楽しい時間を過ごさせて頂いた夜ちゃんや背後様との縁をこれからも繋がっていたいと考えております。もしまだいらっしゃいましたら、すみませんが、ご検討の程、お願い出来ましたら幸いで御座います)

  • No.1121 by 皐月 夜  2021-04-03 09:29:12 



(/ まずはお忙しい中でのお返事をありがとうございます!!

勿論です!主様の負担にならないのであれば私はいつまでも待たせてもらいたいです!私も主様、そして天真爛漫なジュリーや現段階ではまだ冷たいけど小さな優しさもある魔法使いさん、魔女らしい一面も見る事の出来たラナさんとずっとずっと繋がっていきたいです!+

これからどんどん気温も上がって来るだろうし、色々な面で体調にも十分ご自愛下さいませ!私も次に主様に会える時まで元気でいます!+ )


  • No.1122 by 妖精  2021-04-03 11:21:50 

(/返信下さりありがとうございます!!背後様の優しさに感謝の気持ちで一杯です。背後もこれからも夜ちゃんの成長を見守っていたいですし、背後様と一緒にお話を続けていきたいです。なのでまだ縁が繋がっていた事が凄く嬉しく思います。背後様も体調面にお気を付け下さいね。次は、ロルを練ってから参ります。重ね重ねありがとうございました!では一度失礼致します…!)

  • No.1123 by 妖精  2021-05-16 13:43:32 



でしょう?ヨルは可愛いから、もしそんなヘンタイと出会したら迷わず逃げて、私の名前を呼ぶのよ。必ず助けに行くわ。
(もしもの例えに、ユニコーンよりも彼女に置き換えた話に意識が持っていかれてしまうと、妖精から見た友人は明るく、楽しく、魅力的な少女で。人攫いの対象にされかねないと、半ば本気の心配を宿した声色で自分を指差し。森ならまだしも、人が住む町中であったなら有言実行となるかどうか等は考えず。守ってみせると言いきっては、太陽のような笑顔を見つめ。「探検、ね。確かに新しい発見は楽しいわよね。エルフや私に会ったのも、そんなヨルだったからでしょうしね」普通の人間は危険だからと立ち寄らず、無愛想な魔法使いに何度も会いに来たりしないだろう。旺盛な好奇心に引き寄せられ、相手に声を掛けた妖精は懐かしむような眼差しを送り。細い指が示す先。彼女の右肩へ、好意に甘える形で腰を下ろさせてもらえば、顔をくるっと左向かせ、彼女の横顔を翡翠の瞳に映し。「エルフを退けられる銅像?それは少し興味があるけど。いい感じの物が沼地に本当にあるの?魔女はどんな物を要求してきたの?」自分達にとっての大切な地を優先してくれる優しさは嬉しいものの、抽象的な表現での探し物には不満顔のまま、矢継ぎ早に質問を重ね。彼女が歩き始めるなら、再び羽を震わせ、光の鱗粉がふわりと宙を舞い。一人と一羽を対象に、身を守る風の加護を付与することだろう。淀んだ生暖かい空気に、腐敗した落ち葉。枯れた木々。生き物の気配が薄い、瘴気の地に景色が移れば、此処に一体何があると言うのだろうかと、妖精は辺りを見回し)

(/背後様のお言葉に甘えてしまい、体調や環境等が整うまでに一月以上お待たせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。リアル事情を書いてしまうと長くなってしまうのですが、漸く安定致しまして。今後はお待たせすることなく顔を出せるかと思います。もしまだ此方のスレを見ていて下さり、お会いすることが叶うのでしたら、物語の続きからお相手願えましたら幸いです。ご検討の程、宜しくお願い致します。)

  • No.1124 by 皐月 夜  2021-05-16 14:07:14 



ジュリーはお姫様だけど、私にとってはカッコよくて頼り甲斐のあるナイトだねっ。
( 自信満々に言い切って見せたその言葉は例え根拠等無くたって幾分も気持ちを暖め、そうして勇気や強さを与えてくれる。幸せである事を前面に押し出しつつ何処か気恥しそうにそう答えては「魔法使いさんやジュリーに出会ってなかったら私は今頃何してたんだろうなーって考える事あるよ。それなりに楽しんでたとは思うけどさ、きっとこんなに幸せでキラキラして無かったと思うんだよねぇ」出会った頃を懐かしむように目を細め。何時しか周りは毒々しい瘴気の漂う地へと変化している。肩に座る相手の体力を気にするならばあまり長居は出来ない。が、しかし。「それがラナさん何も言わなかったんだよねぇ。私が自分で考えなくちゃなの。──こういう場所ならラナさんだってわざわざ来たくないだろうから何か…瘴気の付着したアイテムとかってあんまり価値ないのかなぁ」困ったように眉を下げ辺りを見回すもそもそも何が彼女のお眼鏡にかなうのかもわからず、「ジュリーだったら何を望む?」と参考程度の問い掛けをして )


(/ 主様お久しぶりですー!!主様の体調や環境が安定する事が絶対に一番大事だと思うので謝らないで下さいませ!私はまたこうしてお話させてもらえるだけでとても幸せです…!是非また物語を共に紡がせてもらいたいです!よろしくお願いします!+ )


  • No.1125 by 妖精  2021-05-16 16:59:42 



ふふ、それは良いわね。お姫様で騎士だなんて、可愛くて格好良いじゃない。なら、ヨルはお転婆なお姫様で、私の親友の魔法使いね。
(見た目を褒められるのは勿論嬉しいが、体格は彼女より一回りも二周りも小さい。魔法使いに羽虫呼ばわりされるようなサイズでも、頼ってくれるとの言葉に偽りは感じられず。機嫌良さ気に頬を緩め、任せなさいと言いたげに胸を張り。夜色の髪は美しく、性格は能動的な彼女は守りたい対象であり。そして側に居れば不思議と楽しい、それこそ今までに見たことのない、未知の魔法を行使する者に見える。今は一人前よりも一歩手前ながら、今後の成長が楽しみでもあり。戯れるような言葉を返し、過去を振り返る発言に耳を傾け。「そうねぇ……ヨルなら、学校で他の友達と仲良く遊んでたんじゃない?私は、時々迷い込む人間に悪戯したり、他の子とお喋りしてる、これまでと代わり映えの無い日々だったでしょうね。……だから、貴女に会えたお陰で甘いお菓子もジュースも知れて、こうして過ごせて楽しいわ。……まぁ時々、大変なめにも合うけどね」顔を正面に向かせ、遠くを見据えながら。平凡な一日が、彼女と過ごせば鮮やかになる今に声のトーンを明るくさせ。最後にちら、と左隣を見ては。今回の一件や、以前にも暴発に巻き込まれ気を失った事件を意地悪くからかうような口調でわざと声に出してみせ。魔女の話になれば「ふぅん……魔女は利用出来るものは利用するとばかり思っていたけど、違う奴も居るのかしら。それとも、ヨルは何が良いか聞いたの?具体的に言われなければ答えなかったり、困らせるような事を言って自分にとって有利になるよう話を運んだりする、性格の悪い奴なのかもしれないわよ、そいつ。……瘴気の付いたアイテムの価値は私には分からないけれど、それをそのまま持ち帰る気?それって大丈夫なのかしら」対面した事が無いのもあるが、妖精が抱く魔女のイメージ図には偏見が多く盛り込まれているが、掠っている部分もあるかもしれない。瘴気の欠片を所持しているだけで気分が悪くなりそうでもあれば、傷んだ枯れ葉や、毒花の気配がする紫の花を彼女の肩から見下ろし。「私だったら、お菓子にアクセサリー、髪飾りに可愛い洋服。あぁ、お化粧品も良いかもしれないわね。でも、相手が欲しい物と交換なら、ちょっと値段を吊り上げて、どこまで出せるか様子見もするかもしれないわ。ちなみにヨルなら、何を望むのかしら?」自分の好きな物が魔女の嗜好と重なるかは定かではないが、一つの参考例とするなら、口数を増やし、想像の翼を広げ。周囲にはなかなか目ぼしいものは、己の瞳には見当たらなければ、視線は彼女へと流し。同じような問いを返してみせ)

(/わあぁぁ!お久しぶりです!お元気でしたでしょうか?こんなに早く返事がもらえて、すごく嬉しくて、ほっとしました!ありがとうございます!背後様の優しさにいつも救われております。私もまたヨルちゃんと背後様にお会い出来て、止まっていた物語も漸く再開出来て大変嬉しく思います!此方こそ改めて、また宜しくお願い致します!!)

  • No.1126 by 皐月 夜  2021-05-17 19:42:15 



魔法使い……そっか!私魔法使いか!だったらジュリーが自慢出来る位にもっともーっと凄い魔法使いにならなくっちゃ。
( 自らの称賛の言葉の後に続けられる一つ一つを破顔し聞いていく中で最後に出された単語は中でも心が躍る。一人前の魔法使いであると自画自賛出来る程この分野に置いて図太い神経は持ち合わせていなく、だからこそ自身を“魔法使い”と呼んでくれるのはこの上ない喜びであり、もっと、と高みを目指したくなるのだ。それは相手と出会った頃をからは想像も出来ない事で。二人して過去の思い出を振り返る中自身が一位二位を争ってもおかしくは無いお茶会の話には「今度またお花見しようよ!それでまた美味しいお菓子とジュースで乾杯するの」と期待に満ち溢れた提案を、されど意地悪く紡がれた思い出したくもない話題には盛大にいじけたような、それでいて申し訳なさの滲む表情でつい、と視線を逸らし「ジュリーってば意地悪だよぅ…」バツが悪そうな口調でポツリと返事をして。ぐしゃ、ぐしゃ、と瘴気を纏う草木を踏み付けて歩く中、魔女への偏見の言葉と共に記憶を呼び覚まされては「──これ。欲しそうだったよ」人差し指を真っ直ぐに自身の右目に向けてハァァと盛大な溜息をつきすぐに頭を振って。ジュリーの欲しいものはいつだって真っ直ぐで綺麗な物。それでも魔女は納得するだろうか。ううむと首を捻りつつも「私は……新しい鞄が欲しいかな。もう少し大きめのやつ」ひとまず自身のパッと思い付く限りで欲しいものを上げ、再びどうしたものかと頭を悩ませて )


(/ はい!こちらは何の問題もなく元気でした!+でも各地でコロナがどんどん酷くなってきてます故、それだけじゃないにしろ主様も体調等お気をつけ下さい!私もまた物語を再び紡ぐ事が出来て嬉しくて幸せです…!!レスのスピードは全く気にしませんのであまり気負わずこの先ものんびりお相手して頂けたらと思います!よろしくお願いしますー!! )


  • No.1127 by 妖精  2021-05-20 03:22:57 



えぇ、魔法使いよ。今でも私にとっては自慢の子だけど。賢者と呼ばれるくらい頑張ってね。応援しているわ。
(明るく弾む彼女の感情につられ、妖精も楽しげな笑顔を向けるも。しれっとした顔で高みへのハードルを然りげ無く上げるような発言を落とし。「あら、嬉しいお誘いね。森でもヨルの住んでる街でも、またしましょう。私も何か持ってくるわね」自分の中では一番楽しい時間が話に出て来れば、瞳の奥をきらっと輝かせ。意地悪だと言われては、知らなかったの?とクスクス笑いながら、責めるような呟きを聞き流していたが、話題が移り。耳を傾ければ「これって……まさか、目?なんて性悪な魔女なのかしら!絶対にそれは差し出しては駄目よ。もしそんな事したら絶交よ!」人差し指の先にあるのは、形の良い二重のアーモンドアイ。そうと気付けばギョッと翡翠の双眸を見開かせ。吐き出された重たい息と、対価を探しているところから、流石に断ったのだろうことは察せられたが。念を押す言葉を紡いでは五月蝿く騒ぎ。それが落ち着いたなら、彼女が求める物なら何でも用意してやりたい気持ちが湧くも、自分には巨大過ぎる丈夫な布袋の調達は無理なので。鞄をぼんやりと見下ろし「あぁ、それなりに長く使っていそうだものね。……それで、何か見つかりそうかしら?」自分はお手上げだと…彼女に付き添いはしても、魔女が絡むとやる気が低下している妖精は肩を竦め。目視にて探すのを早々に諦めては、上半身を前に傾け、彼女の顔を覗き込み)

(/それなら良かったですー!此方こそ心配して下さり、嬉しいお言葉までありがとうございます!私も幸せです…!此方こそ、今後ともお相手の程宜しくお願い致します!では、背後は失礼致しますね…!)

  • No.1128 by 皐月 夜  2021-05-23 18:58:42 



私がもし賢者になったら、お菓子だって化粧品だって出し放題だよ!
( 上げられたハードルにも臆する事なくブイサインを。果たして魔法の使い方という物は本当にそんな私利私欲なのかとは思うが一先ずそこにまで辿り着かねばならないのだから、モチベーションをあげる為には良しとしてほしい。以前花見をした時は──様々な思い出があるが大きな桜の木の下だったはず。家ではお花見というよりはお茶会。ならば次は街を案内しがてら良さげなスポットを探そうではないか。「じゃあさ、今度ジュリーにお花見の招待状を送るよ。親愛なるジュリー様ってね」膨らんだ提案をひっそりと隠しつつ楽しげな提案だけを送れば続いて己の事を思ってか騒ぎ立てる相手の小さな頭を人差し指で撫で回し。「大丈夫大丈夫。流石にそんな馬鹿な取引はしないって。ラナさんだって本気でわたしてくるとは思ってないだろうし、でもだからこそ代わりになる物を見付けなきゃなんだよ。…こんな場所には流石に何も無いかもだしやっぱり見合う対価がどんな物になるか相談しなきゃかなぁ」散々揺れる頭の感触を楽しんだ後は視線だけを相手に向け直しそろそろこの場から去ろうとする意志を示して )


(/ こちらこそ何度も何度もですがよろしくお願いしますっ!メインのようなストーリーからイベント等までたくさんまたやれたらと思います!では、失礼しますー!! )


  • No.1129 by 妖精  2021-05-25 20:17:23 



ふふっ。賢者様ならお金で買える物より、折角なら何処へでも通じる扉を召喚したり、見たい夢を見せたり、動物の姿になれたりした方が楽しいんじゃないかしら?
(意気揚々と語られる明るい未来に、やる気が湧くのは良いことながら。魔法ならもっと現実から離れたことさえ叶えられると。実際に存在しているものを例として並べていっては、同意を求めるように首を左肩に寄せるよう、傾げてみせ。普段森で過ごす自分には、人の街は新鮮なもので溢れていれば「それはとっても素敵ね。招待状、楽しみに待っているわ」と、期待に胸を弾ませ、唇の端を持ち上げて微笑み。頭を撫でられると嬉しそうに瞳を細めるも、魔女を一括に語る偏見は根強く、表情を一変させ「いいえ、魔女ならあわよくばそうなることを望んで口にしたんだと思うわよ。少なくとも、対価に相応しくない物は冗談でも口にしない筈よ。」油断してはならないと、硬い声で警告する。そうしてこの辺りでの収穫は残念ながら無しで立ち去るようなら、妖精は特に異論なく。肩に座ったまま彼女の歩みに身を委ねようとし──ゾクリ。背後から何者かの鋭い視線を察知し、素早く振り返り…「っ……!ヨル、走って!早くっ!」悪意や呪い、或いは死者の怨念を宿した黒い靄のような、獣の影。瘴気によって生まれたのか、発生源であるのかは不明ながら。危機感を抱くには十分な存在の出現に、獣はまだ動き出す気配は見られないものの。妖精は今直ぐ沼地から離脱するよう、彼女を急かすべく、焦りを含んだ声を飛ばし)

  • No.1130 by 皐月 夜  2021-05-26 19:35:22 



え。そ、そんな素晴らしい事も出来ちゃうの!?どうしよ…見たい夢とか今からたくさん考えとかなきゃ……。
( 魔法使いやファンタジーな世界に憧れようともそこは矢張り現代を生きる人間。人間らしいお金で解決出来てしまう欲望を嬉々として伝えていたが妖精の口から出た言葉は想像の遥か上のもので。今更ながらにそんな大それた事も叶ってしまうのだと理解すれば、賢者どころか一端の魔法使いにすらなれていないと言うのに高み過ぎる高みへと意識を飛ばし。そんな思考を現実の世界へと戻したのは相変わらず魔女にこれっぽっちも良い印象を抱いていない相手の言葉。「ほわほわしてて綺麗な人がなんだけどなぁ…」思わず唇の隙間から零れ落ちた言葉を聞かれてしまったのならば更なるマシンガントークが飛んで来そうだ。だからこそ先にとばかりに「とにかく!私は絶対絶対目とは交換しない!あ、勿論目だけじゃなくてこれ以上私の体の一部は交換材料にしません。…ね?」力強く頷きこれ以上心配掛けまいと微笑み。──刹那。そうそう聞く事のない相手の切羽詰まった声が鼓膜を震わせる。ビクリと双肩を震わせると同時に体が勝手に従ったと言っても間違いではないだろう、考えるよりも先に足は動き出し。「っ、何!!?何なの!?振り返ってもいい!?」地面を這う太い木の根に時折つまづきながら、思考が上手く働かないながら、それでも言われるがままに走り、すっかり安定感の無くなったであろう肩に座る相手へとやや荒々しい声色で状況の説明を求めて )


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