人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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まぁそうね。翅が足代わりみたいなものだしね。飛ぶ練習は勿論したわよ? ちょっと浮いても、風に煽られて落ちたり、雨に打たれて落ちたり、虫と間違われて鳥に襲われかけたり……、あの頃は色々と大変だったわ。
(ぶつけられた疑問には首を縦に揺らす。手足と同じく、背中に生えた四枚の翅は、生まれ持った身体の一部。雛鳥が空に羽ばたくには時間が必要なのは、種族は違えど、妖精も同じ。当時の不安定な飛行や、右も左も何に注意したら良いのか分からなかった未熟な時期を思い返しては、はぁ、とため息をついて。彼女が動き出せばどうしたのかと目を向け、枝を片手に、茸に近付いていく。先程注意したばかりなのだから、不用意な行動はしないと思っていだのだが。「出てきた、じゃないわよ、何してるのよっ?!」息を止めた相手と違い、瞳を釣り上げ、咎めるような声を飛ばした妖精は、空気中に撒かれた紫の胞子を吸い込んでしまう。体内に取り込まれてしまった成分の効果が発揮しては、ぐにゃりと視界が歪み。平衡感覚が乱れた神経では、まともな飛行は叶わず。宙を飛んでいた身体がふらりと大きく揺れては、そのまま地面へと落ちてゆき)
(/背後から失礼いたします。少々リアルが立て込んでしまい、返信が度々遅れてしまい申し訳ありません…!夜ちゃんや背後様とのやり取りが楽しい気持ちに変わりはありませんので!それだけ伝えたく、書き込み失礼致しました…!)
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