人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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私はヨルよりもずっと歳上なお姉さんでもあるもの。えぇ、分かったわ。ありがとう、ヨル
(彼女のくれる優しさに、もう少しなら頑張れる気がすれば表情を和らげ。「朝の森は気持ちいいけど、私の場合は飛ぶしかないかしら。走ったらすぐに追い抜かれちゃうわ」彼女の案は自分にとっては解決策にならないとクスクス、楽しげな笑いを零し。彼女の成果と言えば、ユニコーンの痕跡は無かったらしい。肩を竦めてから翅を震わせ下降してゆけば、彼女の頭上辺りから見るからに毒々しい色合いをしたキノコを見下ろし「そっちも成果なし、なのね。んー……こんな風に変色してたら元が何か分からないけど、毒性はありそうな気もするわね。間違っても食べちゃ駄目よ?」彼女が辺りを見渡せば、中身が空洞な折れやすい枝があるだろうか。枝かなにかでもしキノコを突くようなら、幻覚作用等、何らかの効果を齎す胞子が二人の元に飛ばされてきてしまうかもしれない)
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