＊ happy days ＊ ■ 指 名 制 ■ N B L ■初心者歓迎■

＞那智

( 二人でいるのをどこで誰が見ているかわからない。校内を歩いている時折彼のことを好いていると思われる後輩の女子から視線を感じることも少なくない。実際彼に話していないだけで｢那智くんに近付かないでください｣｢私の方が彼を好きなんです｣と言われたこともある。ああ、やっぱり。この関係をやめればきっと楽なのだろう、とすら思う。しかしやめようかと切り出すことが出来ない辺り、性格が悪いものだと思い知らされる。上部だけでも恋人同士の繋がりが切れたらもう関わりがなくなってしまうような気がして、何も言えないのだ。知り合いが誰もいなくなったところで手を離したのは珍しく彼の方からだった。自分から離すときは何も思わないのに、温もりが消えるのはひどく寂しい。それに加え、いつもならあるはずの会話も少ない。沈黙のままでいるのはどこか重苦しい感じがして耐えられず、あえてからかうような軽い調子で話し掛けて )……何、珍しいじゃん。そんなに疲れてるの？だったら癒してあげようか。

＞真尋君

迷惑にならないって分かってはいるんだけれど、勝手が違うというかなんていうか…。（自分に厳しく他人に優しくを心がけて生きてきたため、容易に弱音や泣き顔を人前で晒すこと等滅多になかったためやっと出来た恋人が相手でも年上だから等という様々な理由から中々甘えることは出来ず、自分自身でもどう甘えて良いものかその匙加減を見極めているのか眉間に皺を寄せつつ難しい表情で戸惑いを隠しきれていない様子で煮え切らない言葉を述べて「チョコレートボンボンとトリュフよ。一応保冷剤は仕込んであるけれど、チョコって溶けやすいから今食べないのなら冷蔵庫で冷やした方がいいかも。」と付き合う前ならば偉そうな態度と笑みで貰って当然といったような様子だったが、今は短い礼と共に照れや嬉しさが滲み出ている笑みを浮かべている相手にようやく渡すことが出来たと安堵の表情を浮かべながら中身を答えて。紙袋の中にはシックな黒い箱が入っており、一見無地の箱に見えるが箱の前面側面にはフランス語のメッセージが印刷されていて光を反射させるときらりと文字が浮かびあがる仕様になっており、リボンはアイボリーがかったホワイトサテンのリボンを使い箱に添えられた白いメッセージカードには黒で縁取られた金色の文字で“I hope you know how much you mean and how happy you always make me.（あなたが私にとってどれだけ意味があり、あなたがいつも私をどれだけ幸せにしてくれているか、あなたが知っていますように。）”と書かれていて）

＞柚舞 【那智/先輩と後輩】

……へー、癒してくれるんだ？どっちのあんたで？( 此方から手を離した事を不思議に思ったのか、からかうような声を掛けられ。無表情に視線を前に向けたまま抑揚のない声色で返す。答えなんか聞かずともわかっている。自分とは性格がまるで違うとはいえ、彼女は難なく周囲に合わせる事もその場に応じた演技も出来る。だからこそ偽りの関係を誰にも疑われる事なくここまでやって来れた。そもそも彼女は何故この関係を続けるのか。彼女もまた言い寄ってくる男子にうんざりしている部分もあるのだろうが、彼女ならばきっぱり断る事も可能な筈。周囲の目を気にしながらこんな面倒な事に付き合い続けるメリットなどないわけで。…ああそうか、優しいからだ。素っ気無い彼女が実は優しく面倒見がいい事を知っている。面倒事には関わりたくないと言いながらも困った人を放っておけず然り気無く助け船を出す優等生。言い寄ってくる女子が鬱陶しくて彼女を利用したのに、今や彼女の言動のひとつひとつに振り回されている始末。偽る事がこんなにしんどいなんて思わなかった。小さく溜め息をつくと、彼女の答えを最後まで聞く前に口を開いて ) ──あのさ、もう終わりにしない？俺から言い出した癖に悪いんだけど…正直しんどいんだよね、あんたといるの。

＞那智

……そう。本命でも出来た？なーんて……知らないよ、色々な子に囲まれても。なんなら私がいたって狙ってる子なんてたくさんいたんだから。( 彼の返答は普段のような言葉ながらも覇気がない。どうしたのだろう、不思議に思って聞こうとしたその瞬間に答えは明らかになった。この苦しい時間が終わることは繋がりが切れることを意味しているといっても良いだろう。生徒会など義務付けられているわけではない。学年も違うし、会長や副会長でない限り次期から生徒会を希望しなければ会うこともない。此処で引き留めなければと冷静な自分がいるくせに、実際口を開けば溢れてくるのは思ってもない冷たく突き放すような言葉の数々。他に好きな子がいるのだとしたら、上手く行く為には偽物の彼女なんて邪魔でしかないだろう。想いを口にするなどと言語道断。普通に別れれば良いだけだ。彼への想いを強調するようにずきりと痛む胸には気付かないふりをしながら言葉を紡ぐのは、傷付くのを恐れているがゆえのもので。彼の頭をぽんと撫でながら微笑んで見せるのは、先輩らしく意思を尊重してあげようという気持ちの表れで )それから、しんどいならもっと早く言いなよね。私のことなんて気にしなくて良いんだから。

＞花音 【真尋/恋仲】

ヘェ…相変わらず良いセンスしてるし洒落てんな。( 紙袋の中身を聞けば期待は高まり、中からシックな色合いの箱を取り出し。ラッピングは相変わらず彼女のセンスが光るお洒落で大人なデザインで、添えられたメッセージカードを手に取ると綺麗な文字で綴られた英文に目を通し。意味を理解したのか視線を彼女に戻すと、ふっと瞳を細めて微笑んで ) …知ってるよ。お前、いつも俺の傍で幸せそうな顔するからな。( 彼女が己の傍で見せてくれる幸せそうな笑顔は狂おしい程愛しく、一生守ってやろうと思わせるもので。その笑顔を見る度この女がどうしようもなく好きだと思い知らされ。彼女の着替えや夕食等、今優先すべき事があるのは分かっているが、高ぶる感情を抑え切れなくなり。手にしていた箱を一旦近くに置くと、一度は解放した筈の彼女の腰を再度抱き寄せて ) …なァ、ずっとお預け食らってたんだ。少しくらいさせろよ。( 頬を撫でるように触れ、間近で視線を絡めれば唇が触れそうなくらいの距離で囁き。その眼差しは会えない間募らせてきた彼女への想いを強く宿しているように熱っぽく。着替えが先だと不満をぶつけられようが知ったことか。「…お前に触れたい」その囁きを合図に既に危うい距離だった唇を近付け重ね合わせれば、彼女の柔らかな唇の感触を味わうかのような緩やかな動きで擦り合わせるよう食み。身体を密着させるように抱き直すと、角度を変えながら口づけを深めつつ愛しそうに髪に指を通して )

＞真尋君

ふふ、良いデザインでしょ？一目見た時からこれしかないって思ったの。（相手の手に収められた長方形のトリュフ等を収めるのにちょうどいい厚さの箱を見て我ながら良い選択をしたと少し自慢げに微笑み）だって好きな人の傍に居られるんだよ？辛い時や苦しい時もあるけれど、やっぱり私は真尋の事が好きだから。（出会った当初は俺様で強引かつ此方の意見など知ったことかと言わんばかりの態度に己の周りにいないタイプだったため、どう接していいものか戸惑いを感じていたものの相手の事を一つまた一つと知るたびに、いつの間にか異性として意識するようになり。相手とならばどんな状況でも乗り越えられるという確信の元、相手の事が好きだと照れもせず真っ直ぐ相手を見つめながら言い）…っ。いつもいつも狡いんだから、私が断らないの知ってる癖に…。（チョコも渡し終えそろそろを着替えをと思っていた矢先、再度腰を抱き寄せられたと思えば唇がちょっとのことで触れ合いそうな距離まで距離を詰められたまま熱っぽい瞳で囁かれた言葉に、己だってもっと触れ合いたい相手の事を感じたいという気持ちが刺激され。そっと口づけを受け入れるように目を伏せれば相手の囁きが合図かのようにどちらともなく唇を重ねあい、最初はゆっくりと唇を味わうような緩やかな動きに身を任せていたが、徐々に深くなる口付けに更に体を密着させるように相手の首に腕を回し、口付の合間合間に漏れ出る甘い吐息と声を出しつつ此方も負けじと相手の唇の裏や歯並びを舌先で舐めたりこちらから舌先を絡めたりして）

＞柚舞 【那智/先輩と後輩】

( 彼女の唇から紡がれるのはいつもと変わりない冷静な言葉。自分勝手な都合ばかり押し付ける自分を責めもせず、寧ろ気遣うように優しく。向けられた微笑みや頭を優しく撫でてくる手はまるで子供を宥めるかのようで、堪えきれずその手を振り払い立ち止まり、苛ついた表情で向かい合い。“やめておけ”ともう一人の自分が制止を掛けるのを無視し、彼女の両肩を強い力で掴んで ) …先輩面すんなよ。私のことなんか気にしなくていい？ …なにそれ、ほんとあんたって何処までもお人好しだよね。何で言いなりになんかなってんの？面倒見が良い先輩気取って自己満足かよ。( 一度開いた口は止まらず、彼女を傷付けるような言葉ばかり溢れ出て。最低な八つ当たりだとわかっていても、普段の自分を装う余裕もなく、ぐちゃぐちゃな感情を吐き出すしか出来ない。…もう駄目だ。ありのままの自分を知っている唯一の存在。幾ら面倒見がいいこの人でも、思い通りにならず好き勝手喚くくそ餓鬼は手に追えないだろう。何でこの人にだけは素直になれないのだろう。ただ好きなだけなのに。偽りなんかじゃなく本当の恋人になりたかっただけなのに。「…っ」自分への情けなさと素直になれないもどかしさに苦しい程胸が締め付けられ、鋭い眼差しで彼女を見据えていた瞳が揺らぐ。感情が高ぶりすぎて込み上げてくるものを誤魔化すように彼女の肩から手を離すと顔を背けて。小さく深呼吸すれば、先程より落ち着いた声音でぽつぽつ話し出し ) ……ごめん、今のは八つ当たり。あんたは悪くない。ずっと俺の我儘に付き合ってくれて寧ろ感謝してる。…あんたの言う通りだよ。好きな人がいる。だから…あんたとのこういう関係が辛くなった。

＞直哉さん

良かった。一緒に来れて。（きゅう、と先程より力を入れて握りしめて嬉しさを表すように。周囲のカップルに紛れるように本音をポツリと呟くも気が前に進むようで。「何？何？直哉さんの格好はいつも素敵だよ？私は変だと思わないけれど……」困ったような表示を浮かべる彼を靴の先から、下から上へと眺めるように見て。変じゃない、と否定するように首を左右に振り安心させるような笑みを向けて。周りを気にするように見渡し、他のカップルはこれから結婚式を考えてる人たちが多いのでは幸せの中に私たちもいるのではと思うと嬉しさと照れが生じてしまう。いつか、自分も今手を繋いでいる人となんて、淡い想いまででしまうくらいの浮かれようで。）ええ、っと。試食かドレスの試着が選べるみたいだよ。どうする？（受付で配布されていたパンフレットを彼に見せるように、しながら一時その場に止まり）

＞那智

……あー、はいはい。お人好しで悪い？大切な後輩のことを守って悪いなんて言われる筋合いないんだけど。那智は私のこと優しいって思うかもしれないけど、嫌だったら最初から断ってるから。( 肩を掴むのは思っていたよりもずっと強い力。整理されずにぶつけられた八つ当たりともとれる言葉。彼がムカつく、と思ったままの感情をあらわにできる相手はきっと少ないはず。此処で変に子ども扱いするのは逆効果だろう。こういうときにポーカーフェイスは役に立つのだ。たとえ傷付いたとしても冷静に対処できる。自分まで怒って言葉の刃を投げ付けたって何にもならない。彼の勢いが止まるのを待ってから口を開くと、あくまでもしっかり丁寧に言葉のボールを返していく。彼のことがとても大切だから。鋭い視線にも屈することなく真っ直ぐ受け止めて逸らさない。苦しい、どうしようもなく苦しい。どうしてこんなに苦しくなるのか、答えは既にわかりきっている。吐く息の熱さが、ヒリヒリと痛い胸が。気持ちを落ち着かせるべく一瞬だけ視線を外してはすぐに向き直り。此処で別れると決断を下せばすべてがなかったことになる。それなのに何故か目には熱いものが込み上げてきてしまい、それを隠すよういつもよりも数段早口で。一方的にこれで話は終わりだと彼に背を向けて )……何となく、わかってた。無理してたんでしょ、ずっと。まったく、あんたも私に負けず劣らず不器用なんだから。良いよ、別れよ。ね、終わり。これで終わりだから。

(/お相手くださった３名様、楽しい時間を有難うございました！これからだという所で終わってしまい、申し訳ありません。皆様とても魅力ある娘様、そして素敵なロルでいつも感激しております。そんな皆様にお相手頂けて本当に幸せです。また機会があれば是非よろしくお願いします！
なお、予定では今週も番外編のお相手様を募集する筈だったのですが…背後の事情により難しくなってしまいました。もしも待っていて下さった方がいらっしゃいましたら大変申し訳ありません。余裕が出来ましたらまたお声かけ致しますね。いつも本当にありがとうございます！)

【陽夏】

いつの間にか春だな。みんな元気してっかな。
店openするには時間足りねーしちょっと顔出し程度になるけど、誰か相手してくれたりする？( きょろ )

月日が経つのは本当に早いよね。あっという間に凍てつく寒さから穏やかな暖かさに変わりつつあるんだから。まぁ、お花見するには東北地方だとまだまだ早いけれど。
っと、久しぶりに皆に会えるからってちょっと喋り過ぎたわね…。私もちょうど暇していたところだから話し相手になってくれる？指名は皆と会えるの久しぶりだからおまかせするわ。

やっほー、久しぶり。今日は急だったからこんなのしかないけど、良かったら貰って。( カフェにて貰った余り物の桜餅を持参し )ま、いらなかったら持って帰るけど。

＞花音 【直哉】

やあ、花音。本当にあっという間だよなぁ。年度末は何かとバタバタするから余計かな。今年は色々と大変な事になっているからのんびり花見…というわけにもいかなそうだしな。( 眉下げ笑み )


＞柚舞 【陽夏】

よ、柚舞。いつもサンキュ。( にっ ) これって中身甘いもん？( 早速がさごそ )

＞陽夏

桜餅。カフェで出してるやつだから美味しいと思うよ。( こくりと頷き )陽夏たちは元気にしてた？

＞直哉君
そうそう。まさかここまで事態が大きくなるなんて想像していなかったよね。外出はなるべく自粛、外に出るときは必ず感染予防にマスク。うちの会社も手洗いうがい、マスクは必須になっちゃったし…。ほんと、早く事態が収まってくれることを願うばかりよ。（マスク着用の状態で肩を竦めて）

＞柚舞 【陽夏】

へー、うまそ。そーいや最近甘いもの食ってなかったから助かるわ。( へら ) あーうん、みんな忙しそうだだけど元気だぜ。柚舞は最近どうよ。

＞陽夏

甘いもの食べてないとか珍しい。摂りすぎこそ良くないけどバランスは気をつけてよ？( じと )安心した。体調崩してたら強制的に押し入って料理作るところだった。( けらり )私？あー、まぁ大変だけど何とかね。( 苦笑 )

＞花音 【直哉】

まったくだよ。会社で使う備品でも発注出来ないものが出てきたりな。うちもマスクは必須になったけど、入手困難だから困ったもんだよな。( 小さくため息 ) 花音ならいざとなれば手作りなんかも簡単には出来るだろうけど。
花音の地元の方も心配だな。一時期よりは勢いは落ち着いたようだけど。( 深刻な表情で心配し )

＞柚舞 【陽夏】

なんだそれ。( ははっ ) 俺、別に言うほど甘党じゃないぜ？まぁ基本何でも食うけどさ。スイーツ系はそんなに買う方じゃねーし。お前の差し入れは歓迎だけどな。( にっ )
おいおい、お前こそ大丈夫かよ。( 微妙な反応に疑いの眼差し ) お前んとこの店は今の時期新人が入ってくるとかはねーの？企業とかじゃねーからあんま関係ねぇか。