Demonic 【非募集】

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悪魔  2016-07-30 21:15:58 
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俺を喚んだ召喚士のみ。



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  • No.21 by フィル  2016-08-06 00:12:47 



そうか。悪魔といえど無敵ではない、と。それは良い事を聞いた。自ら弱点を露呈してくれるとは、阿呆とはお前の事なんじゃないか。( 冷笑 )

お前こそ読み易い描写をするんだな。此方は柄にも無く緊張している。――そうだな。そして其れが醍醐味でもあるのだろう。こういう世界観であれば。
…ああ、それと。本編の始まりに伴い、此方の会話や雑談は継続するか否か、どうしたものかな。お前の思いを聞いておきたい。


(急速に下がる室温、氷が背筋を舐めるような寒気。それでいて陣より吹き零れる温風は蝋燭の炎を瞬く間に掻き消し、軈て足元を伝い外套の裾をふわりと持ち上げて。これほどの作用を齎す人力を越えた力、忌まわしき魔力の放出量は嘗て召喚せしめた悪魔達の比では無く、術師をも圧倒するその歪な空気感に全身を総毛立たせると共に、低級悪魔との格の差を物語る現象へ無意識に満悦とした笑みが唇に現れ。立ち昇る黒霞が徐々に人型へと形を為す時、上級悪魔の召喚が成功したことを予感すれば期待と緊張の入り混じる瞳を凝らし、目覚めと共に開く物憂げなその双眸を、あくまでも強気な視線で捉え。隙入る間を与えぬよう相好ぴくりとも崩すことなく、薄ら笑みを湛えたまま紡ぐ言葉は淡泊且つ有無を言わせぬもので。)
…そうだ。我が悲願を果たすため、お前の力が必要だ。――悪魔。俺と契約を交わせ。

  • No.22 by カイエ  2016-08-06 22:35:27 



は____、人間如きに弱点一つ教えようがお前らに俺を屠る力など無かろう。…仮に俺を阿保だとすれば其の阿保の力を借りようとするお前は何とする…大阿保か?( 首傾げ )

返しが遅くなってすまない。読み易い?そんな事言われたのは初めてだ。緊張…何かプレッシャーを掛けてしまっているか?
雑談続けるか否かはどっちでも良いと思っている。(此方の一方的な思い込みかもしれないが)お前とは気が合うし話していて楽しいから他の奴とは違い、全然苦じゃない。


( 目の前の男の口から零れた「契約」と云う言葉に僅かに首を傾ける程度の反応を見せるも返事はせず、男から視線を外し足元に広がる陣へ興味を示し。この薄暗い部屋の中で煌煌と不気味な光を放つ魔法陣___。其の中央、召喚の過程で必要な召喚者の血液が光を浴び益々赧く輝いており。__此の部屋に蔓延る緊張感を打ち消すかの様に。唐突にその場にしゃがみ込むと右手を覆う黒手袋は霧散し血液に人差し指伸ばすと拭い取り其の儘口へと運び舌先でペロリと舐め。久方振りの人間の血_____。ゆらりと立ち上がれば、ビスクドールの様に無表情だった其の唇には薄氷の様な笑みを湛えており。凡人とは段違いの魔力に自然と溢れる笑みを隠せずに、一人喉の奥で笑いを響かせ口を開いて。)
此れは、此の生血は本当にお前の物か?其の若さにしては十分過ぎる魔力がある様だが____ふふ、その様子からすると俺の様な上級を喚ぶのは初めてか。

  • No.23 by カイエ  2016-08-07 23:46:14 


(/埋りそうなんで一応上げておくぞ、/)

  • No.24 by フィル  2016-08-08 01:42:15 



随分と自分の能力に自信があるようだな。その自惚れが命取りになるとも知らずに。…人間は、ともすると悪魔以上に醜いのだ。油断しているといつか俺のような大阿呆に足元を掬われるぜ。( 目伏し )

俺の方こそ。その謝罪をそっくりそのまま返却しよう。この夏は背後の都合により繁忙期のようで、元々遅筆という事もあり暫くこのように返事が遅延することがある。…連絡が遅くなり申し訳ない。お前との遣り取りは本当に楽しいから、こんな事を言うのは不本意ではあるが…ご了承の程、宜しく頼む。
気が合うとは嬉しい事を言ってくれる。良き親友を持った気分だ。――では、継続という形を取ろうか。俺としても雑談は気分転換にもなる上、少しでもお前と長く話しがしたい。( 直球 )


(束の間に訪れる重苦しい沈黙。張り詰め暗鬱とした空気が沈殿する地下室には相似つかわぬ程の煌びやかさを放つ魔法陣の中心にて、黒き人影が不意に動きを見せれば吊り上げた口角を引き結び好奇の眼差しを悪魔へ注いで。露わとなる艶やかな指爪が伸びる先には先程地に撒いた自身の血液が付着しており、それが悪魔の舌先により吟味される心地は実に複雑極まりないもので。面白味の無い鉄仮面も流石に不快感の滲む顔を極微かに歪め、居心地の悪さを紛らわすよう奥深く被せたフードを取り払い、気休め程度の解放感を得て。召喚から数分が経過するに連れ、次第に弱まる魔法陣からの光量。悪魔の冷笑からは一旦視線を外し、其れが消え切らぬうちにと懐からマッチを取り出し一度棒の先端に炎を灯してやれば、忽ち温かみを帯びた淡い暖色が質素な室内を彩り。其れを小さな机に据えた燭台へ点火させつつ、漸く二の句を紡いで)
愚問だな。アンタほどの高位悪魔の召喚に、仮初の血液を使用するとでも。――さあ、御託はこの辺で良いだろう。この俺と契約する気があるのか、無いのか。さっさと答えろ。

  • No.25 by カイエ  2016-08-08 14:38:13 



よく分かってるじゃないか。人の欲は悪魔から見てもほとほと呆れるものがあるぞ。
…足元を掬われた時は掬われたで返り討ちにしてくれよう。お前なんぞ取るに足らない。( にまり )


そろそろ盆と云うのに大変だな…。返事が遅くなる件に関しては全く問題無い。事前に遅くなると伝えて貰った以上、不安を抱かずのんびり待てる。俺は待つのは得意だ、気にするな。…とは言え俺の背後も明日から繁忙期に入るんだよな。最悪、返事を17日まで待たせる事になる可能性もある。少しの間だとしても寝る前の一時、癒しが無くなるのはかなり辛いが此ればかりは俺もどうしようもないんだよな…迷惑掛けて本当に申し訳無い。
__えらく直球だな。普段のお前のキャラが素直じゃないから()なんかこう…擽ったい。(笑)雑談で仕事疲れの気休めになればいいが。






(蠟燭から充つ光は、先程の状景を打ち消すかの様な柔和な温かみを帯びており。悪魔故、光は違えるもので暗闇に慣れた目には些か眩しく。先程の笑みは消え去り不快感顕に双眸を細め。此の空間を覆っていた弓弦の様に張り詰めていた空気は何処か緩み、一度は自分に背を向けると云う、悪魔の存在に何ら恐怖も畏怖も感じていない程のほどは面白く無く苛立たしげに髪を搔き上げ。其の負感情に反応し陣は召喚士に危険を報せるかの様にか細い長らに魔力を迸し。___大体、自分が魔法陣を触れた時点で己の発する高魔力で此の陣は破壊されている筈なのだが、陣の効力が低下した以外の変化は見られず。「悪魔は自力で陣を壊さぬならば、己を喚んだ者と契約しなければならない。」先程の舐めた血____明らかに目の前の男の物だろう其れは確かに高値の魔力を含んではいたがではあったが己を強制的に縛る程の物では無く、恐らくは長らくの封印で力が未だ戻っていないのだろう。益々面白く無い展開に溜息一つ吐くと重々しく口を開き)
____高位悪魔だと分かっているならその不遜な態度をどうにかしろ、人間。契約はしてやろう。欲しいのは富か財か。それとも名声か?まぁ良い。…さっさと此の狭苦しい陣から出せ。

  • No.26 by フィル  2016-08-10 20:41:42 



それが人間の本質というものさ。そして俺もまた例外ではない。…豪語するからには精々俺をがっかりさせるなよ、悪魔。( ふは )

盆ならば少しは休息も取られるようだが…残念ながらお前とは休暇の日程が合わないようだな。ああ、すまない。どうしても此方の都合を優先させて頂く形にはなるが、何卒よしなに。其方も私生活に合わせて、手隙の際にでも顔を出してくれればそれで良い。…幾らでも待ってやろう。
――この場で無ければ正直な思いも伝えられないからな。それに、こうしてアンタを照れさせるのも、案外面白い息抜きとなりそうだ。( クス )



…流石、下等悪魔とは違い理解が早くて助かるぜ。
(悪魔を繋ぎ止める枷として、未だ充分な役割を果たす魔法陣。それが現時点において双方の力の差を意味するものであれば、物事の見極めから判断に至るまで相手の利発さには感嘆を表し、白々しく言葉を紡いで。契約を認めさせる事で得た優越。その一方で、気紛れな悪魔の性分もまた熟知しているが故満悦の感に浸るのは不敵な笑みを形成するのみに留め、相手の望み通り速やかに魔法陣の破砕に取り掛かり。片掌を対象へ向け全神経を術の発動に集中させると、宙に散る魔力の露は忽ち苛烈な雷光へと変じて陣に幾多の亀裂を創り出し。その様は宛ら氷上を叩き割った際に刻まれる罅割れと同様、陣の円形が断裂されるにつれ悪魔を縛る強い魔力は消失の一途を辿り。今や燭台の灯火だけが薄ぼんやりと広間を照らす中、無惨に罅割れた陣により野放しとなった悪魔を密かな警戒色滲ませつつ対峙すると、何事も無かったかのような冷め冷めとした声音で己が望みを切り出し)
とある組織の殲滅――それが俺の願いでありお前を召喚した理由だ。集団を皆殺しに出来るだけの力が欲しい。……無論、それ相応の対価は払ってやる。お前の望みも、聞いておこうか。

  • No.27 by カイエ  2016-08-11 21:28:55 



がっかり____?お前を落胆させる程俺は弱く無い。ただその台詞…、あからさまな上から目線とその笑みをどうにかしろ。俺はお前の僕ではない。( 腕組 )


其方には盆休みがあるんだな…羨ましい限りだ。俺の背後も一応休みはあるんだが、出張先での数日程の休暇故休もうにも休めぬ状況でな。都合云々に関しては大丈夫だ。お互い私生活に支障をきたさぬ程度に楽しめれば良いと思っている。__ほう、幾らでも待ってくれるのか。それは嬉しい。…とは言え、ちゃんと返事は早めにするつもりだし長々と待たせるつもりは無いからな。____いや、照れて無いぞ。…話していてふと思ったんだがお前の方が悪魔キャラに向いてる気がしてならない。( 両手で頬挟み )


___俺の真名も聞かずして陣を破るか。余程自信があるか相当の空けだな。
(____楔は解かれ枷が外された。相手の顔に浮かんだ仄かな悦喜__。何とも人らしい反応。何世紀も前から人間と云う物を熟知している故に、落胆を隠せず胸間の内を吐露するかの様な深い溜息を吐き淡々とした声振りでそう告げ。勝色、烏の濡れ羽の様な髪を掻き上げ、表情を浮かべずの足元に描かれていた美しい文字の羅列が無惨にも破壊され亀裂の陣を目下に確認すると、一歩。互いの呼吸音以外、全くと言って無音の此の部屋に木特有の軋む音が鳴り響くと同時に滑る様な足取りでゆっくりと陣の外へ足を踏み出し。背にした陣は徐々に跡形も無く姿は消えており____。長らくの封印で凝り固まった身体を解す為伸びを一つすれば未だ空気中に残留している魔力を取り込むかの様に息を吸い込むと其れに呼応したのかまるで吸収したように、僅かではあるが正気の廃れた暗曇色の瞳に言葉に言い表し様の無い醜悪な光が灯されて。感情の灯らぬ冷え冷えとした声を聞き遂げ、最後「____即ち復讐、か。」一言呟くと、先程の表情とは一変し無邪気とは言い難い笑みを見せれば魔術を詠唱させる間も与えず間合いを詰め。相手の頬に手を伸ばし当てがい、冷笑の浮かんだ弧を描く唇を親指でなぞりながら、嘸愉快げに語り始め。)
____今此処でお前の命が欲しいと言ったらどうする?陣から出た以上、こうやってお前の頭を握り潰す事は容易い。…ただ、お前には封印を解いて貰った仮もある。故、その復讐とやらに手を貸してやっても良いだろう。___まぁ…条件が一つ、二つ程有るがな。それは後程話そうか。

  • No.28 by カイエ  2016-08-14 00:11:08 


(/ 一応上げておく、/)

  • No.29 by フィル  2016-08-14 02:00:08 



おや、これは失敬。上級悪魔様ともなれば器もまた大きく寛大であるかと思っていたが…気に障ったか?( しれり )

まあ、最低限には。休みなど有って無いようなものだが。( 遠い目 )ほう?このクソ暑い時期に、出張とはまたご苦労な事だ。熱中症には気を付けろよ。熱さで悪魔がくたばるなど、洒落にもならないからな。…気遣いも嬉しいが、本当に身体は壊さぬよう。
いいや、照れていたじゃないか。擽ったい、と。――なんだと。確かに嗜虐を好む性格に自覚はあるけど、悪魔に悪魔らしいと言われてしまうとは……人間として反省するべきか?( 言いつつ振り払い )



アンタこそ、その物言い…余程名高い真名を持つ悪魔だとでも?
(静謐な空間に轟くテノールが、妖艶に鼓膜を震わせ。含みを持たすその台詞は召喚士としての興味を煽るもので、謎多き悪魔の正体が気掛かりであれば増すばかりの探求心からそう問い返さずにはいられず。一歩、また一歩と互いの距離が狭められる毎に早くも本能が警鐘を鳴らすと、余裕の表情から一転、優越に和らいだ頬が僅かに強張るのを自覚し、眉間に深い縦皺を刻んで。一触即発の交渉、悪魔とは対照的なまでに張り詰める神経。人間の弱みを見透かす貪欲な瞳を厭い避けるように不意に目蓋を臥せたのは復讐が図星であることを物語り、その一瞬が招いた不覚が手の触れる範囲内までの侵入を許してしまえば余りの素早い身のこなしに見開いた瞳が焦燥に揺らぎ。指先から伝う冷たさが唯一己を現実に引き戻すなら、無遠慮なその親指を噛み砕く代わりに手首をがしりと掴んで関節に逆らって捻り上げ、負けず劣らずの反撃を試みた上で手荒く振り解き。其の儘新たな間合いを作るよう、数歩後退った先にある燭台を机から再び掴み取っては、復讐劇の幕開けの予感に卑しく双眼を緩ませ。ともあれ話を続けるには余りに辛気臭い地下室。半ば辟易とした感情を表出すように大袈裟な嘆息を吐いて)
魔法陣も打ち破れなかったお前が、何を言うかと思えば。――だが、お前の欲するところが人間の魂にあるのなら、好都合だ。
…さて。では、そろそろ場所を変えても良いか。此処では息が詰まる。

  • No.30 by カイエ  2016-08-19 02:37:45 



おいおい…、悪魔に寛容とか慈悲とか求めるもんじゃねぇよ。まぁ____俺は他の悪魔と違うしな。許してやらん事もないぞ。( ふんす )


返事が大分遅くなってしまったな…本当にすまない。もう盆は過ぎてしまったがお前の方はちゃんと休息取れたか?その僅かな休みで少しは疲れを癒せてたら良いのだが。俺は…殆ど休暇も仕事だったな。( 溜息 ) ただ、昨日帰宅した事だし定期的に返事を返せそうだ。と、なんとか身体は壊してないぞ。お気遣い感謝な。
「擽ったい」は照れに入るのか。…まぁ良い。此の事は忘れろ。___ふ、お前のそういう所が気に入ってるんだ…別に反省何ぞしなくて良いと思うが。( けらり )
…申し訳ないが未だロルは練れていない。出来れば今日中に練って貼れたら良いのだが。取り敢えず、予定より返事が遅くなってしまったのでスレを上げるのも兼ねて此方の分は貼っておく。

  • No.31 by フィル  2016-08-19 23:16:52 



それでこそ上級悪魔だ。やはり雑魚とは違い器量というものが違うらしい。…後は、奉仕の心でも兼ね備えていたなら理想的だったが――( ちらり )

さて、久し振りだな。この場合はお帰りなさい、と言った方が気が利いているだろうか。何にせよ、こうして顔を見せてくれただけでも喜ばしい事だ。無理に返そうとしなくて良いから、取り敢えず休める時に休んでおけ。( 肩ぽん )俺の方も、お陰様でそれなりに楽しい休日だったぜ。
返信頻度についてはお互い様だろう。俺は気にしていないし、其方が謝ることは何も無いさ。俺の方こそ、今に始まった事ではないが…前回は特に良い返しが出来なかったからなァ。返し辛かったら申し訳無い。返事は何日掛かっても問題ないぞ。お前が相手なら待つのも楽しみの一つだ――なんて言ったらまた照れてしまうだろうか?(笑)
…と、余り長文になってはアンタに負担が掛かるだけだな。此方の返信はお前に任せる。

  • No.32 by カイエ  2016-08-20 22:55:21 



今更分かりきった事を抜かしてるんだ。雑魚と上級とは格が違うからな。_____奉仕?何を馬鹿げた事を。俺が人間如きに諛うなんざしねぇよ。…もし奉仕して貰いたいなら力で俺を無理矢理従わせるこったな。…お前には無理だろうが。( けら )


気が利く挨拶だな(笑)ん、ただいま。お前の方はしっかりと羽根を伸ばせたようだな。羨ましい限りだ。随分前に話していた予定では17日に返事を返すとか宣っておきながら遅れちまったからな…これは本当にすまん。やっとロル完成した。返し辛くは無かったぞ…?寧ろ俺の返し辛いロルを上手く返してくれているなと感謝している位だ。
_____傷口を刳る様な真似をするな。( 抓り ) …そうやって待って貰っていた事には感謝している。それに返事を即日に返してくれたのには結構嬉しかった。
俺の方も雑談文が毎度毎度長くなって悪いな。お前相手だと話したい事が山の様に湧いてくる。これでも削ってる方なんだが長くなっちまう。(笑)



_____如何にも。俺の真名が知りたいのならば無理やり吐かせるかもっと魔物について勉強するこったな。
( 僅かな沈黙は簡単に打ち破られ。くつくつと咽喉の奥で、さも愉快気に嗤いを響かせ口を開き。召喚士の告げた「名高い」___其の単語は此の悪魔の自尊心を擽るには充分過ぎる物。相手の熟れた果実の様に紅い唇を玩ぶ指は止めず、知識欲に塗れ赫きを増した相手の双眸に僅かに眼を細めては応えてみせて。___それも束の間。ゴキ、と不快な骨の軋む音が聞こえたかと思えば手首から一定のリズムを刻む様な鈍痛。久方振りに肉体から伝わる痛みに数度瞼を瞬かせ、感覚を確かめる為手を閉じては開きを繰り返しては、再び相手をまじまじと見つめ。大抵の人間はと言えば、己が触れた瞬間恐怖のあまりに動けなくなる筈がどうも此の人間は「大抵の人間」の枠には当て嵌ら無いらしい。長い記憶に無い、異質な存在に自然と口角が上がり___それは新しい玩具を手に入れた幼い子供の様にも見えようか。先程の動きで乱れた服を一撫で、乱れを直すと口を開いて。)
ふ_____、面白れぇ、気に入った。傲慢で強慾、実に良い。それにこの俺に手出しをする度胸も中々だ。代償の話…人魂は要らん。代わりに他の物を貰う。_____嗚呼、良いぞ。遊ぶ前から玩具が壊れるのは御免だからな。


  • No.33 by フィル  2016-08-23 10:41:52 



では、その格の違いとやらを実際に見せて欲しいものだな。お前の全力が見られる日を楽しみにしている。
――力づくがお望みか。…良いだろう、荒事は苦手じゃない。その気になれば、お前をもう一度封印することだって出来るんだぜ。…正体が知れないのは些か口惜しいが。( ぽつり )

謝罪など無用だと言っているのに。…まあ、背後へ伝達しておこう。俺の方は、盆も明け再び忙しい日々に戻りつつある。早くて二日に一度といった頻度になるだろうか。短文ならば先日のように即日で返せるんだが…。( 眉下げ )ただ、お前のロルが返し辛いと感じたことは無いぞ。綺麗な描写さ。アンタの下に着くのは癪だが、見習いたいくらいだな。
他人の傷口には練りからしを擦り込むのが俺のやり方でね。文句があるのなら弱みの一つでも握ってみろ。( 抓り返し )――長文になるのは一向に構わない。その分、此方も長文になるかもしれないけれど…今のところ、互いに適度の文字数を保てているんじゃないか。



ほう?それを聞いては何もしない訳にもいくまい。いずれその口から正体を吐かせてやる。…とはいえ、呼び名も無いのは不便じゃないか?――…まぁいい。そうと決まれば、部屋まで案内しよう。
(関節を捻った手応えは今も掌に残っているが、声も上げず、笑みさえ深めてみせる悠然とした佇まいは、まさに高名の悪魔たる所以なのだろうか。その力が未知数である程に魅了されていく中、大切な駒であり相棒ともなる彼を現時点で呼称する術が無いのは些か不自由に思い。ともあれ、悪魔の機嫌を損なう結果とならなかった事だけが幸いで密かに安堵の息を漏らしつつ用済みの書物を小脇に抱えると、相手を先導すべく緩やかに歩みを進め。地下から地上を繋ぐ細い石段を、燭台の灯りを頼りに登り詰めた先で待ち受ける木製扉。外部からの侵入を阻む為取り付けた南京錠を外し其れを開くと、刹那、橙の色味を帯びた室内灯が暗闇に慣れた網膜を眩く刺激し、細めた双眸で周囲に視線を這わせ。事務所兼自室である其処は、最低限の家具を拵えただけの簡素な一室。窮屈に聳える書棚には数々の魔術書が整然と並べ立てられており。今回もまた召喚に使用した書物を一冊納めると、案内役も務め終え静かに一息、目に留まった白革のソファをそれとなく“客人”へ目配せつつ。)
…狭苦しい所だが、適当に寛いでくれ。

  • No.34 by カイエ  2016-08-27 21:10:57 



精々楽しみにしておけ。俺の実力を見て驚くなよ?( ふは )
封印、ね。俺を封印するのは非常に困難だと思うが。大体あの時も___否、なんでも無い。…まぁ、封印する事によってお前に利点は何も無かろう。それにまた何世紀も眠らされるのは御免だ。____俺の正体は…追追な。( に )


今晩は、と。…また遅くなってしまったな。すまん。(眉下げ)こんなんだといつかお前に飽きれられそうだな…。
俺の方もなんやかんやでまた忙しくなりつつある。返事の件は返してさえくれれば良い。前も言っただろうが待つのは苦じゃ無いからな。其方の背後と相談しながら書いてくれれば良いと思っている。仕事、大変だろうが適度に休めよ。(頭ぽん)
…ロルで褒められたのは初めてだ。綺麗、か。純粋に嬉しい。ただお前のしっかり練られたロルにはやはり劣る。
傷口に塩では無く練り辛子ときたか。面白い。(笑)お前の弱み何ぞ直ぐに掴んでやるさ。(ふん)


ほう。お前が何か仕掛けてくるとなればいつでも相手してやろう。ふ…、愉しみがまた一つ増えたな。___名前?嗚呼、そうだな。確かに「人間」だの「悪魔」などの呼び方は無粋だな。_____それにしても此の部屋、聊か眩し過ぎやしないか?
( 自分に対し此処までも強気な人間と云う物は此の悪魔にとっては非常に稀有な存在であり。物珍しさと持ち前の好奇心に気を取られ、腹を立てる事も忘れ。あの時____、悪戯に直接頬に触れた時も殆ど表情を変えることなく、あろう事か反撃迄されたのには内心未だ驚きつつもあり、相手の一挙一動を逃さぬ様にまじまじと不躾な視線で追いながら其の後に続いて。ガチャンと金具が外れる音に視線を相手から逸らして前に向けるも直ぐに、「う」と僅かに呻き声を漏らして双眸を細め。柔和な光と暗闇に慣れ過ぎた悪魔の目は些か相性が悪いらしく、ブツブツと文句を吐きつつ促されるが侭に部屋へと足を踏み入れ。物の少ない___必要最低限の物と厖大な数の魔術書がずらりと並んだ、如何にも召喚士らしい此の部屋。書物の数、そして自らも目にした事のある奇怪な魔術書。其れらは目の前の若者が口先だけでは無く実力もかなりある事が伺い知れ、益々此の人間に興味が湧き。一通り室内を見回した後、目前のソファに温順しく腰を下ろし、足を組んでは口を開き。)
____カイエ。俺の事はそう呼ぶと良い。…して、お前の事は何と呼べば良い。

  • No.35 by フィル  2016-08-30 02:06:10 



俺を驚かせることが出来たなら、その時は――褒めてやるよ。
また、謎を深めるようなことを。…その言い様からして、真名も知らぬ内はアンタを封印することも難しい、か。確かに骨が折れそうだ。( 溜息 )だが、俺の目的が達成された後は、悪いがアンタの自由を保障することは出来ないぞ。再封印…望む所だ。

はは、そんな事に気を揉むとはお前らしくも無い。飽きが来ればこうして展開を相談するなり、話し合えば良いだけの事。忙しいのは分かっているつもりだ。それ以上、謝るな。( でこぴん )気遣いにはいつもの事ながら感謝しよう。お前も人の心配ばかりしてないで、上手く休息を摂れよ。( ぽん受けつつ )
そうは思わないがな。描写には俺も色々と模索しているところさ。毎度纏まりがなくてすまない。――それと、念の為告げておきたいことが。…本編では好きに小道具を使わせて貰っているが、お前も他人の部屋だからといって遠慮は要らない。必要なら、部屋の家具を増やすも動かすも、お好きなように。
…お望みであれば塩もトッピングしてやろうか。( 真顔 )ほう?それは何年後になることやら。見物だね。( くす )



――昔ほど、蝋燭の灯りに頼る時代じゃなくなったのさ。この程度で不満を垂れるようでは、陽の元に出れば灼き尽されてしまいそうだな。
(向けられる好奇の視線を背面に浴びながらも気付かぬ素振りで悪魔の訪れを待ち。相手の動きに目を光らせているのは己も同様、零れ出る微かな呻き声を耳敏く捉えると切れ長の双眼を細めくすりと微笑み。何世紀も眠らされていたのならば知りようも無い文明の変化。陽光には劣るが照明としての質は近年で格段に向上しており、不必要になった燭台の灯りを吐息吹き掛け消火すると、頭上、電球灯の小振りなシャンデリアを仰ぎ見ながら軽口を叩き。外套を背凭れへ脱ぎ捨て、相手に続きテーブルを挟んだ真向いのソファに腰を降ろせば、聞いた名を記憶するようぽつりと復唱。会話の流れからして恐らく偽名だと見当付けるが、敢えて実名で返すのはほんの気紛れか否か。何れにせよ職業柄本名を名乗るのは久しく、物憂げに下方へ視線を投げ遣った矢先、視界端に映る小型冷蔵庫を見てある企みが脳裏に閃き。腰を屈め其処から取り出した洋酒入りのボトルを相手の前に翳してみせながら気前よく酒を勧める裏には、あわよくば相手を酔わせ、都合の良いように交渉を持ち掛けんとする魂胆が有り。だが、悪魔にアルコールが効くかどうか。はたまた悪魔が酒を喰らうかどうか、流石の己も知らぬ所で、試しに反応を窺い)
ふ、やはり呼び名の一つはあるのか。カイエ――覚えておこう。俺の名はフィルと云う。今ではそう呼ばれることも少なくなってしまったが、必要であれば好きに呼べ。
――…さてと。何にせよお前の復活は俺にとっても悦ばしい事だ。…カイエ。記念すべきお前の復活に、祝杯をあげないか。

  • No.36 by カイエ  2016-09-01 01:25:22 



…人間の分際で俺を褒めるだ?まぁ良い。今に見てろよ。
悪魔は基本秘密主義なもんでね。_____生憎だが封印が外れた此のチャンスを逃す訳にはいかねぇのさ。また鳥篭の鳥にでもなれってか?再封印されんのはもう御免だ。あれは…退屈過ぎる。…もし封印すると分かれば大暴れしてやるからな。覚悟しろ。


悪魔とて気を揉む事ぐらいあんだよ。確かにらしくないのは否めんが。…お前となら此の悪魔×召喚士のシチュ以外でも遊べたら楽しいだろうな。___そう言って貰えんのは凄く有難いがデコピンはよせ。( 額さすり ) しっかりと休息を取っているつもりなんだがなー…。やはり疲労は蓄積されるな。封印はされたくないが3日程ずっと寝ていたい気分だ。( 溜息 其の儘撫でつつ )
おう、了解。ある程度ストーリーが進んだらモブも回した方が良いかなと思っていたところだ。それと1つ質問があるんだが、生々しい…グロテスクとまではいかないが、血液等の描写が苦手だとかそういうのはあるか?遠慮なく言ってくれ。
____結構だ。人間のクセしてホント悪魔みたいな奴だな。( 呆れ )…遥か年上の奴にその態度は無いだろ。( む )


全く…人間は昔からそうだが、奇っ怪な物をよく作るな。…多分次第に慣れるだろう。ただ、慣れてない内に陽光を浴びれば実体が無くなりそうだな。
(締め切られたカーテンの隙間。その僅かな合間からちらりと外へ視線を投げ。今は零時を過ぎた頃。周り空に浮かぶは青白い月。あと数時間であの目の眩む様な煌々とした光が辺りを照らすと考えただけで限りなく憂鬱で、相手の表情とは対照的に眉下げては些か自虐的な笑みを浮かべるとポツリと呟き。幾ら召喚方が完璧にあったにせよ元は封印されていた故、今在る此の肉体は完全体に比べると非常に脆く壊れ易いもの。徐々に力は戻りつつはある物の、完全に戻る迄は未だ時間が掛かるのは確実。__己の鎧を引っぺがされた様な感覚に僅かばかりの不安。気を紛らわす様に前髪を掻き上げるとソファの背凭れに己の体重を預け目の前の人間____フィルに意識を移し。「…フィル、ねぇ。」口の中で轉がす様な、相手に聞こえるか位に小さく何やら呟いて。“言魂の重み”からして恐らく彼の真名である事は想定出来て。抜け目無さそうな彼が真名を告げた事は想定外であり。用心深いと思えば大胆な行動を取る、其の掴み所の無さに魅せられて行く様で___。ふ、と。相手の声で吾に帰り。いつの間に用意したのか木製のテーブルに酒瓶1本置いてあり。瓶のコルク、そして鼻腔を掠める芳醇な香りはその酒が如何に美味いかを示しており。元々酒好きだったもので、興味は完全に酒へと移り。)
名は呼ばれねば廃る、ってな。…好きな様に呼ばせて貰う。____ほう。さっきとは打っては変わって気が利くな。少々怪しい所ではあるが美味そうな酒を逃すのは惜しいな。

  • No.37 by フィル  2016-09-03 01:22:37 



よう。ロルから何まで用意出来ていないが、お前に会いたくなって来てしまった。ああ、勘違いするなよ。今宵此処へ足を運んだのは、本編を返すにはもう暫く時間が掛かるとお前に告げたかっただけ。――ただ、それだけだ。そうだな、事情によりあと二、三日程時間を頂戴したい。…急な話で、大変申し訳ない。
では取り急ぎ、報告をば。味気ない短文のみで、重ね重ねすまないな。

  • No.38 by カイエ  2016-09-03 02:52:26 



こんばんは…否、此の時間だともうお早うか。___会いたくなって、とはまた嬉しい事を言ってくれるな。返事が遅くなる件、了解した。幾らでも待ってやるから慌てなくて良い。お前って時間が無いからと言って半端なロルを寄越さないよな。…その几帳面な所、慕わしく感じる。____さて。もうこんな時間だ。そろそろ眠くなってきた。(欠伸噛まし)
多忙時、ロルを練ってなくとも声さえ掛けてくれりゃ軽い雑談の相手になってやる。偶には短文も良いかもなァ。
仕事無理すんなよ?台風接近してるみたいだし色々と気を付けて。それと、此の返事はしなくても可、だ。長々と喋り過ぎたな…すまん。んじゃ、お休み。

  • No.39 by フィル  2016-09-03 16:36:16 



お言葉に甘えて世間話にだけでも花を咲かせにきたぞ。寝る間も惜しんで返してくれたところを見ると、今頃寝不足になってはいないか?( 顔覗き見て )会えて嬉しいぜ。アンタの顔を見られた日には、一日気分が晴れやかでいられる。――几帳面かどうかはさておき、確かに惰性で練っただけのロルで返したくないという思いはある。良縁は大切にしていきたい主義だ。無い知恵で語彙を絞り出すのに、こうして時間は掛かってしまうが。( 苦笑 )
ああ。近頃はやれ台風だのやれ地震だのと物騒なご時世だ。其方も、お気を付けて。明日は我が身というからな。
之への返事は例の如くお前の判断に委ねる。では、また。

  • No.40 by カイエ  2016-09-04 02:52:48 



こんばんは。…悪魔に会ってその日1日晴れやかな気分で過ごせるたァ変わった奴だな。まぁ…分からんでもない気がするが。俺も、雑談だけとは言え此のスレの更新通知が来ると結構気分が上がる。___寝不足ではあるが、基本寝られるのが3時以降だからな。…気遣ってくれたのか?( 頬撫で )
あー…俺も惰性でロルを回すのは嫌だし、…適当な返事を返されるのもなァ。良縁___そうだな。お前とは気が合うし、お相手掲示板で声掛けて貰ったのがお前で良かったな、と最近こう話していると思う。…時間が掛かっている分、中身のある魅力的なロルじゃないか。気にする事は無い。
丁度月曜に台風が直撃するみたいで正直かなり参っている。(笑)…傘は使い物にならんだろうな。(溜息)

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