赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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指名 / トゥイードルダム
名前 / アンジェリーナ・ホワイト
年齢 / 15
性別 / 女
性格 / 竹を割ったようなさっぱりとした性格。
もともとは両親、そして5つ下の双子の妹と弟と暮らしていたので面倒見がよく仕切りたがり。
天真爛漫で邪気が無く、喜怒哀楽がはっきりとしている。
基本的に言いたいことははっきりと言えるが、思いやりがあり相手を傷つける様なことは自分の中で丸め込む傾向がある。
褒めてもらう事が大好きで、親代わりを無意識に探してしまっている節があり、うっかりすると大人の男性や女性の事を”お父さん””お母さん”と呼んでしまう癖がある。
好奇心が旺盛でなんでも興味があるとすぐに行動に移してしまう点は良く出ることも悪く出ることもある。
嘘が下手。
容姿 / 明るい橙の髪はふわふわと緩くウェーブを描いており、長さは背中の真ん中程まで。
少しふっくらとした頬はいつも紅潮しているかのようにほんのり赤く、肌は澄んだ白さ。
ぱっちりとしていつも輝いている瞳は父譲りのクリアブルー。
真っ白なワンピースは13歳の誕生日に母から貰ったもので、七分ほどの袖とふんわりとしたふくらはぎの辺りまであるスカートの裾には花模様の刺繍があり、母が手で全て縫ったのだと言う。
赤いパンプスは我儘を言って買ってもらったもので、いつも駆け回っている彼女の為に父親がローヒールのパンプスを選んだ。
靴下はレース地で白色、踝の辺りまで。身長は153cmほど、少し小柄。
ロルテ /
っ…?…ここは…どこ?…これ、あのワンピース?それにお父さんが買ってくれた靴も!
まるで夢みたい!どうなってるんだろう、ここ…。わぁ…綺麗な薔薇!一つ貰ったら怒られちゃうかな…?
(暗くて退屈な精神病棟には辟易としていて、毎日の様に検査を受けカウンセリングを受け、そんな日々に完全に疲れ切っていたそんなある日の事、ベッドに横になりうとうととしていると不意に辺りの空気が変わり、誰かに呼ばれたような気がしてゆっくりと目を開けてみればまるで別の世界が眼前に広がっており。ベッドに横になっていたはずの自分はしっかりと地面に立っていて、あの火事で焼けてしまったはずのワンピースやパンプスを自分は着用していて、驚いたようにくるりと一回転してみるもののひらりと揺れるワンピースの裾には母がしてくれた刺繍がしっかりと入っており、夢でもいいと感動しきったように瞳を輝かせて。久しぶりの太陽の匂いと澄んだ外の空気に思い切り伸びをして駆け出すと辺りはどうやら庭のような場所であることに気づき。どうしても気になるのは少しだけ遠くに見えるあの綺麗な城のような建物なのだが、すんすんと鼻を効かせて辺りの香りを嗅いでみるととても良い花の香が。まずは其方からと犬の様にくんくんと匂いを嗅ぎながらその匂いの強い方へと足を進めると手入れの行き届いた薔薇園が広がっており。此処には誰が住んでいるのだろうと思いながら、一つだけと綺麗な赤い薔薇に手を伸ばして)
( / 初めまして、参加希望の者です。お転婆娘ですが宜しければ次回の時にでも仲良くして下さると嬉しいです…!ご検討の程宜しくお願い致します!)
>アリシア
!__はぁい、よく来たね。誰かに連れてきて……もしかして一人?(疲れを飲み込むようにアイスティーに成ってしまった少しばかり苦すぎる紅茶を喉に流し、不意に落ち着いた声が聞こえると来客に反射的な笑顔を口元に浮かべ。その姿を確りと確認しては肩を竦ませるように自身のことを労わるような言葉をヒシヒシと受けて「ありがと、折角来てくれたのに小汚いカッコしててごめんね。ちょーっとだけ作るのが沢山有ってさ、今丁度落ち着いたとこ。アンタが会いに来てくれて良かった」目元をするりと細める様に笑みを浮かべおいでおいで、と手の平を招くように揺らして自身の近くの席を手の平で示し)
>アンジェリーナ
偶には仕事に真摯に向き合うのも良いかもしれないです、そう思うだろ、お前も。ほら、迷い子だ(容姿の良く似た弟を連れながら庭園を歩いていればその先に一人の少女の姿を見つけ、此処は自身がと先に足を進めれば目配せにて弟には先に陛下への報告を頼むように指示を出し。薔薇に目を向け、手を伸ばす少女の傍まで足を運んでから「アリス。僕についてきて下さい、でないと元のクニに戻る事が出来なくなってしまいますから」背筋をピンと伸ばした礼儀正しい佇まいで人当たりの良い笑みを微笑むように浮かべてから声をかけ、誘導するように足取りを合わせて庭園を進み、真っ赤なバラがいくつも絡まるトンネルへ。手の平でその先を示してから「このトンネルをずうと真直ぐに進んでくださいね、途中にどんな誘惑が有っても負けてはいけません。また間違った何処かへ出てしまいます。___それでは、アリス。お気をつけて」手袋越しの手の平をひらひらと左右に揺らし、見送る為に確りと目を向けてその姿が小さくなるまでその場に佇み)
(/素敵なお嬢さんの迷い込みを有難うございます。折角なのですが、この度は相性のことを考えさせて頂いて見送らせて頂きたく思います。どうぞ、貴方様に良縁が有ります事を祈っております。)
>帽子屋さん
ふふふ、そうなの。初めて1人でお城を抜け出してしまったわ。嫌だわ、帽子屋さん。頑張ってる姿は素敵であって、小汚い訳ないじゃない。
(まるで秘密毎でも打ち明けるように掌を立てそっと口許に当てつつ小声で自分の行動を報告し。誘われるままに椅子に腰を降ろしたものの、間近で見た彼女の顔は疲労で常より元気がなく。然し、裏を返せばそれ程集中して仕事を熟せるのは尊敬出来ることであり、緩く首を振って相手の言葉を否定すれば、寧ろカッコ良く見える、と瞳をキラキラと輝かせて少し気恥ずかしげに告げて。果たして此処まで真剣になって作った衣装とはどんなものであろうか、興味はあるものの先ずは相手を労うのが先だと思い直して。以前見せてもらったティーポットの注ぎ方、あれ以来お城のメイド達相手に練習し、そこそこ動作は見れたものになった筈。茶葉もこっそり分けて貰ったものを今日は持って来ており、彼女を伺うように見上げれば「良ければ今日は私が貴方にお茶を淹れて差し上げても良いかしら?」と投げ掛けて。)
>アリシア
(此処へ一人で来たと聞けば拍手喝采と褒めたくて堪らない気持にいたり、そんな喜びの声を上げるより先、己の仕事ぶりを認められるような言葉が戻ればそれが嬉しくお喋りな口は思わずと言葉を飲み込んで。疲れた心に染み渡る優しさに両方の目元を細めてから「そんなこと言われたら惚れちゃうよ、ソーダ、ちゅーしてやろうか」胸に感じた照れくささを誤魔化す為か、アハハ!と大きく笑い声を上げてからウインクをバチンと向けて。次ぐ言葉に頭を少しだけ傾ければその申し出を断る理由なんて一つと無く頭を縦に揺らしてから「勿論!、好きなのを好きなだけ使っていいよ。__アンタの紅茶をごちそうになっても良い?」最初には肯定の言葉を、続けるのは楽しみだと言う気持ちが全面に顔を出す明るい声色で寧ろ招待されるとでも言うような返事を添えて。以前招待したお茶会では紅茶を入れる様子さえも興味深く見ていた子が、今度は自分がと紅茶に興味を持ってくれていることが何よりもうれしいのか、椅子の背もたれに背中を預けながら優しさの滲む眼差しでその様子を眺め)
>帽子屋さん
まぁ、帽子屋さん。私は真剣よ?でも貴方が笑って下さるのなら、冗談に取られても言った甲斐があるというものね。
(中庭に響く笑い声と共に返された言葉は予想外のもので。大人な彼女がまだまだ子供の己に惚れるとも思えず、冗談に受け取られたと思い、少し拗ねたようにそっぽを向いて言葉を紡ぐも、相手の表情が明るくなった事は嬉しく、感化されたように軈て自身も笑いを零し。双眸を和らげ、軽く肩を竦めながらも、恥ずかしさを耐え思いを告げて良かったと胸の内で独りごち。快い返事にぱっと表情を輝かせ、すくっとその場で立ち上がり腕捲りして見せれば「有難う御座います。頑張って淹れるから少し待ってて下さいね。」はにかみながら言葉を落とし。いそいそとその場を離れ、お湯の準備とティーカップの準備をしつつ、頭の中では練習した事を反復し。カバンの中から取り出したのは亜米利加人参という茶葉で。疲労緩和は勿論、目の疲れにも良いと聞いた事から選んでみたが果たして彼女は気に入ってくれるだろうか。独特の甘みの中に仄かな苦味がある味を思い出しつつ、手はてきぱきと支度を整え。ティーポットに淹れたお茶はゆるりと湯気を立て、零さぬようにそっと相手の元に運べば、「お口に合えば良いのだけど。」と一言添えて差し出し。)
>アリシア
(誰かと話をすることが何よりも気分転換、何よりもこうして約束をしていないのに此処に顔を出してくれて話をするだけじゃなく、お茶の支度まで行ってくれるとあればその気持ちが何よりも嬉しくて仕方が無く、そんな様子を瞳に映しながら差し出されたお茶の入るカップを受け取り「ありがと、__素敵な香り。きっとアンタが淹れるの上手だからだ」カップに指を絡ませて口元に運べば何よりも先にふわりと香る初めての香りに興味を抱き、それからカップへ口を付けて。今まで飲んだお茶とは少し違う、風味の確りと有るその茶葉にぱちりと瞬きを行ってからカップを降ろして「とっても美味しい。__自分で淹れるのより心が温まるみたい」口角を持ち上げて笑みを口元に浮かべつつ改めて向き直り「今日はありがと、丁度……誰かとこうして話がしたい気分だったんだ。だから会えて嬉しい」思ったことは隠したって仕方がないとばかりに、先ずは彼女がここに来てくれたことを喜ぶ気持ちを確りと言葉に変えて「どう?此処での暮らしはもう慣れた?」慣れない環境にいきなり落とされた彼女はたいへんの一言じゃ片づけられない状況だろうと、浮かぶのは少なかれ心配であり。頭を傾ければ確りと目を向けながら尋ねかける様に軽さを含んだ声色で語り掛け)
>帽子屋さん
(ドキドキと緊張した面持ちで彼女がカップに口を付けるのを見つめやり。浮かべられた笑みにほっと心を撫で下ろし、胸元に片手を当てて「それならとても嬉しいわ。実は前日から凄く緊張してたの。」安堵からか、頬はいつもより緩み。不安から解放された為か、身体から力が抜け、ストンと椅子に座り込んで。お礼の言葉にも来て良かったという気持ちが強くなるばかり。彼女には色んな優しさを与えてもらっている気がする。今も包み込むような言葉を贈られ、ほわんと胸の内は温かくなるばかり。「まだ良く分からない事ばかりだけど、ここの人には本当に良くして頂いているわ。勿論、貴方にも。お礼を言わなければいけないのは私の方ね。」瞳を伏せつつ、視線は膝の上で握った拳を見。疲れている彼女に余計な心配は掛けたくなく、カラリと明るい笑顔を口許に浮かべれば冗談交じりに「でも、お城のお料理が美味しすぎて食べ過ぎてしまうのが一番困った事だわ。」と付け足して。)
>アリシア
(己にお茶をふるまう事を緊張していたと愛らし事を言われて嬉しくない訳が無く、その気持ちを喜ぶように疲れがするりと抜けていく不思議な感覚を抱き。冗句を交える様に戻る返事までを確りと聞き終えれば行儀は悪いが足を組み片手をするりと向けてピンと伸ばした人差し指の先で示してから「ねぇ、アリス。一個だけ教えてよ、__アンタの本当の名前って何?」一纏めにしているとはいえ乱れる様に顔に掛る髪を指先で払ってから見詰める様に真直ぐに目を向けてまだ聞いていなかった一つの質問を。「もうアンタはさ、アタシにとって他のアリスより特別だから。知りたいな」アリスアリスと此処で呼ばれる名前のそれ以上を、まだ彼女が忘れていないなら。そんな不安が有るからこそ覚えているなら教えて欲しいと願いを込めて問いかけて。こうしてお茶を一緒に楽しんだ彼女と、まだ見ぬアリスを同じ扱いだなんてとんでもない。帽子屋と役職を貰えど所詮感情に生きるのだ、贔屓位させてくれと言う様にその返事を今か今かと待ちわびて)
>帽子屋さん
(向けられた指先と発せられた言葉の内容にピクリと肩を震わせ。無論、忘れた訳ではない。以前赤の騎士に忠告された内容は今でも胸の奥深くに生々しい感触として残っており。彼女の視線から逃れるよう緑の瞳を、睫毛を伏せる事で隠し。小さく震えそうになる唇に力を込め、くっと持ち上げると、やや苦笑まじりに言葉を紡ぎ出して。「勿論、名前は覚えてるわ。でも、まだ自信がないの。自分の名前を呼ばれてアリスとして生きていけるか…。其れに貴方に名前を呼ばれたらきっと甘えちゃうわ。」本心では彼女が己の名前に興味を持ってくれた事は心が震える程嬉しく、「有難う、そのお気持ちだけで凄く嬉しいわ。」と頭を下げて礼を述べ。もし、己が1人でしっかりとこの世界で生きていく覚悟が決まれば、彼女にも堂々と名前を告げられるはず。それまで待って欲しい、なんて都合の良い事だけを伝えられる訳もなく、曖昧な笑みで語尾を濁し。微妙な空気を取り払うべく、態とらしく胸の前でパチンと両手を打てば、溌剌とした声音で「そう言えば今回はどんな物をお作りになっていたの?良ければ帽子屋さんの作品見せて頂きたいわ。」と願い事を一つ。)
>アリシア
___(忘れてしまっているなら仕方がない、忘れていないなら知ることが出来る、何とも簡単に捉えていたようだと実感したのは問いかけを聞いた後の彼女の反応を見た時で。答えにくそうな表情で言葉を探る様子はそれ以上の追及なんて出来るはずも無く、言葉は返さずに頭を左右に揺らしてからティーカップに残る紅茶を飲み干して。組んでいた足を降ろせば反射的にカツンとヒールが音を鳴らし、腰を下ろしていた身体を持ち上げて、先ずは彼女の傍へ歩み寄り。腕を伸ばせばワシャワシャと少しばかり大雑把な手つきで頭を撫でて「未だ誰にも披露してないんだ。アンタが第一号。今回のドレスはとても力が入ってるから見せびらかしたくて仕方がないよ。……ついておいで」勿論、彼女が何をどう甘えると言うのか、その真意も覚えているはずの名前を隠すのかもわからなくて。それでも落ちかけた空気を持ち直す為に提案を上げたこと位は気づくことが出来、撫でるのに触れた手を引き戻してから自身の住まう屋敷を指さして「赤の城と比べちゃったら狭いし物もゴチャゴチャしてるんだけどね」アハハと楽しげに笑い声を上げては冗談のような軽口で邸を説明し歩き始め。「ほら、三月兎が芸術家って話はしたでしょ。アイツってば絵具とか何だとかってその辺を汚して行くんだ__困っちゃうよね」肩を竦ませてはペンキが垂れ落ちたことを示すような床を”あんな風に”と笑い交じりに紹介して、語りながら足を進ませれば二階の一室の扉へ手を掛けて「此処がアタシのアトリエ。一番良い所にいるトルソーが着てるのが今作っている女王陛下のドレス」春夏に向けた軽さを持つキラキラと光るドレスを示しながら「中々気に入る赤色が見つからなくて探すのに苦労したんだ」作るドレスも帽子も、自らの手を掛けたものはどれも自慢で誇らしい、そんな気持ちが見える声色で言葉をつづけ)
>帽子屋さん
(深く突っ込まれなかった事に感謝し、彼女の大きな手で頭を撫でられる心地よさに暫し瞳を細めて。指し示された屋敷を眩しげに眺めた後、彼女に置いて行かれぬようその背についていき。説明される内容に相槌を打ちつつ、見るもの全てが新鮮で、紹介された床をみてはくすくすとこみ上げる笑いが抑えられず。案内された部屋はまるで宝石箱のように、色んな色で溢れかえり、光り輝いていて。そんな中でも一際目立つドレスに目は自然と吸い寄せられ。きっと女王様が着たらなお輝くであろうドレスは何とも鮮明な赤色で彩られ、ほぅと感嘆の吐息しか溢れず。最近、赤色を見ると何だかモヤモヤするいいようのない不快感に苛まれていたが、今目の前にある赤色は何とも優しく、きっと彼女の愛が込められているからであろう。どう素晴らしさを表現すれば良いか分からず、だが溢れる想いを内に秘めている事は難しく。興奮で上気した頬はそのままに、くるりと相手へ振り返れば、「とても素敵!こんな綺麗なもの、私生まれて初めて見たわ!」と弾む声音で伝えて。幼い子供のように純粋に輝く瞳は、直ぐにドレスへと視線を戻し、夢見るようにじっと眺め。)
>アリシア
__(ストレートにぶつける様な賛辞の言葉とはどうしてこんなにも胸に響くのだろうか、自慢の作品を褒められれば嬉しくて堪らずにじわじわと込み上げるその感情を抑え込み、気を緩めてはニヤニヤとこらえきれない喜びが表情を塗り替えてしまいそうで。弾む声で綴られる言葉も、キラキラと星を埋め込んだような輝いた瞳も、全てが努力を誉めてくれているようで、噛みしめる為短く息を吸い込んでから己を落ち着かせる意味合いで呼吸を行い「ありがと」応える言葉は短いが素直な本音、それ以上の大げさな言葉は無くて微笑むように口角を上げながら今一度「その言葉が聞けるとさ、作ってよかったって気分になるんだ」真直ぐ過ぎる褒め言葉に僅かな羞恥を持ちながら、その羞恥を誤魔化す為ふと息を漏らして微笑みつつ返事を行って。「そうだ、__ねぇアリス。」思い出したように作った作品が並ぶウォークインクローゼットの中に入っていくとカーキ色の薄手のポンチョ、裾の部分には薔薇をモチーフにしたレースが付けられているカジュアルなデザインのそれを持ってきて「自分用に作ったんだけど、アタシにはちょっと小さくてさ。アンタには大きすぎて、もしかしたらオフショルみたいになるかもしれないんだけど……うん、良く似合う。寒い日とか、逆に暑い日だったら日よけになるからさ、貰ってよ」アッシュブロンドにはグリーンが良く映えるとは思っていたが、実際に着せ替え人形に行う様にハンガーにかけたままのそれを彼女に重ねては似合うそれを差し出して)
>帽子屋さん
(彼女が丹精込めて作った作品なのであろう。ならばこそ、あそこ迄疲れ切った様子にも納得が出来。先程頭を撫でていった手が、光を紡ぐように、ドレスを仕上げていく様子は何と素晴らしい光景であろう。想像するだけでワクワクする気持ちは高まり、「貴方の手って凄いのね。まるで魔法みたいだわ。」何とも稚拙な感想しか出てこないことがもどかしく、残念ではあるものの思ったままを音に変えて。素朴な何の柄もないワンピース、それに合わせるのはシンプルでいてどこか上品なポンチョ。目にも優しいカーキ色は何だか心まで安らかな気持ちにしてくれ。自分には勿体無いぐらいの一張羅、だが日光に弱い肌にはとても有難く。嬉しさで目頭が熱くなり、くっと涙を飲み込み溢れぬよう俯きがちになりながらも、そっと差し出されたポンチョを両手で大事に包み込めば、「有難う、とても嬉しいわ。本当に…っ。…大事にするわ、帽子屋さん。」詰まりそうになる言葉を何とか吐き出し。恐る恐るポンチョを被り、サラリとした肌馴染みの良い生地に自然と笑みは浮かび。指先でそっとレースを撫でればくるりと一回転してみせて。「凄く素敵!嬉しくて今なら飛べそうだわ。」顔には満面の笑みが溢れ、そわそわと嬉しくて落ち着かなさそうにポンチョを眺めやり。)
>アリシア
――えっ、ちょっとやだ。(思い出したように探し出したポンチョは本来自分の為に作っていた物、彼女がこの国に来るよりも前に出来上がっていたのに日の目を見る事が無かったそれ。にも拘らず、こんなにも喜んで貰えるとは困惑をしてしまうほどで。弾けんばかりの明るい笑顔で喜んでくれれば大事にしてくれるという言葉が社交辞令なんかじゃないと確り伝わり、「そんなに喜んで貰えるなんて、__今度はちゃんとアンタように作らせてね。約束」喜んで貰えるからこそ、中古ではないがサイズは彼女より少し大きい物を送ってしまったことが申し訳なくて。少しの居た堪れなさを振り切る様にポンチョを抱きしめる彼女ごと大きな体でぎゅうと抱き締めて。「アタシの手はね、こんな風に喜んでくれる人がいないと魔法なんて使えないんだ。__ゴールドにはグリーンが良く似合うもんね、アンタの瞳みたいに綺麗な布を探さなきゃ」キラキラと輝いていた瞳を抱きしめた小さな体を覗き混むように今一度確認し、抱き締めていた腕を離して。「美味しいお茶と素敵な言葉、疲れなんて全部消えちゃった。……アタシからしたらさ、アンタの方がよっぽど素敵な魔法使いだな」お世辞じゃないその言葉を凛と口角を持ち上げた自信溢れる笑みで伝えて)
>帽子屋さん
まぁ、本当に?きっとそのプレゼントを貰ったら今度こそ嬉し泣きしちゃいそう。
(贈り物、というだけでこんなにも嬉しい気持ちになるのに、果たして自身の為に作られた物を贈られたら、どうなってしまうのか。抱き締められた照れ臭さもあり、頬に朱を散らしながらもおずおずと相手を見上げ、泣かぬよう敢えて軽い調子で返し。今日は嬉しい言葉を貰ってばかり。相手にお礼をしにきた筈がいつの間にか形勢は逆転、元気をもらっているのは己の方で。凛とした真っ直ぐな笑みに暫し見惚れた後、ゆるりと瞼を落とし。「帽子屋さんの言葉って不思議。貴方の言葉にはいつも元気を貰えるの。今日も貴方にお礼がしたくてきた筈なのに、ね。」少しばかり困ったように首を傾げ、眉尻を下げてみせるも、きっとこの先も彼女には勝てぬのだろうな、と心の中で呟き。数秒床に思案するように視線を落とし、ぱっと顔を上向けると「そうだわ、何か私に手伝える事ないかしら?言葉じゃ敵わないのだもの。働いて気持ちを返さなくちゃね。」少しでも相手の疲れが取れるよう雑用なら任せて欲しい、との思いで提案はするものの、無理強いするつもりもなく。窺うように仰ぎ見て。)
>アリシア
手伝って欲しい仕事なら山ほどあるな。それこそ猫の手だって借りたいくらい(本当はこうして顔を見せてくれることで充分。己のことを気遣ってくれるその気持ちは貰いすぎているくらいの幸せを、それを伝えた所で結局は遠慮させてしまうと考えが過ぎり。返す言葉は困ったように肩を竦ませて「見ての通り、片付けるのが苦手なんだ。出しっぱなしの布や落ちてる切れ端を片付けて貰えたらとても助かるな、後はオーダーメイドじゃなくて店に卸す分の帽子のモデルでしょ、___でも一番はこうやって話してくれることかな。話し相手がいてくれなきゃ暇すぎて死んじゃうよ」指を折り曲げながら己が仕事の手伝いを募集する際の項目を上げて。「手伝ってくれるのは嬉しいし、正直凄く有難いけど……やっぱり会いに来てくれるのが一番のお礼かな。まー、何のお礼が今日だったのかわからないんだけど」片手を口元に宛がって少しだけ茶化すようにクスクスと笑みを零しながら本心を交えた言葉を続け。あ!と声を上げれば「そうそう!もしも、暇な時に仕事の手伝いしてくれるなら、ちゃんと報酬が有るから安心してね」仕事と言えば一番大事なのは此処じゃないか!そう言うように慌てて言葉添えて)
>帽子屋さん
任せて!片付けなら得意なの。お掃除もしなくちゃね。腕がなるわ。
(提案される手伝いの内容を一つ一つ頭の中で繰り返し。モデルは自信がないものの、片付けや整理整頓なら己にも出来そうで。手伝えそうな仕事があった事に瞳を煌めかせ、意気込むように胸の前で小さな拳を作って。何のお礼なのか、分からないならばそれでも構わず。「それは内緒。」と人差し指を口許に当て、悪戯めかして呟いてみせ。彼女の言葉から今後も会いに来て良い事を知るとなお幸せは増すばかり。次はもっと美味しいお茶を彼女に淹れてあげれるよう頑張ろうと考えつつ、「勿論、話し相手にもならせて下さいね。」と柔らかな笑みと共に一言添え。報酬云々の話を頷きながら聞くも、然し今回は金銭を絡めたくはなく。「分かったわ、また今度お金が要り用の時にそうさせて頂くわ。でも今回は知り合いの帽子屋さんを手伝うだけなんだから、仕事じゃないでしょ?」小首を傾げ、にっこり口角を上げお茶目に告げてみて。 )
>アリシア
___じゃぁ、気持ちに甘えちゃおうかな。ありがと、(手伝いに挙げた事柄を喜んで受け止める様子を見れば彼女の性格の良さが伺えて、報酬に関してもそう知り合いの手伝いと言われてしまえばそれ以上の事が言えずに"くす、"と小さく息を零してから一度だけ頭を縦に揺らし「じゃぁ、床に落ちてる切れ端を箒で集めて捨てて貰っても良い?」部屋の隅に寄せているアンティーク調の箒と塵取りを持ってきて、己も"やるかぁ"とボヤくように声を漏らしてから作業と称して集中するとそのまま泥棒でも入ったように汚くなる部屋をげんなりと眺め、気合を入れなおすようにペチリと頬を叩いては「これが終わったらお城にご飯頂きに行っちゃおうかな。アンタが太っちゃうって悩むくらいの美味しいご飯をアタシも食べたいや」自身は大物を、と大きなロールになる布をグルグルとロールに戻しながら元の場所へと運ぶ作業を行ったり来たりと繰り返し始めて、掃除の合間にはこの後の夕食を頭に浮かべて"一緒に食べよ"と提案をしてウインクを一つ向けて。「ねえねえ、もう色んな所には行ってみた?」裁縫道具を片付けながらも黙りこくるのは性に合わないと言う様に話題を提供するように尋ねかけを行って)
>帽子屋さん
ふふふ、そうこなくっちゃ。これで掃けば良いのね?
(任された事が嬉しく、大きく頷けば早速とばかりに箒と塵取りを持って床掃除を始め。見れば見るほど床を埋め尽くすように散らばる布切れ、よし、と掛け声と共に気合いを入れれば、丁寧にそれでいてテキパキと箒を動かして。向けられた提案には大きく頷き、頭の中で想像すれば、不思議とお腹は減るもの。鳴りそうになるお腹を宥め賺し、「早く終わらせないとね。何時もは誰かと食べたりしないから、今日のご飯は一段と美味しくなるわね。」と。仲良くなったメイド達も仕事があり、基本ご飯時は1人で。其れを少し寂しく思っていた為、相手の誘いは嬉しいもので。振られた話題には頭をふるりと横に振り。「まだ全然。お城とここぐらいだわ。色んな所には行ってみたいんだけど、お城の中だけで迷いそう。」肩を竦め、苦笑交じりに告げては、まだ見ぬ外の景色へ思いを馳せるように窓から見える青空を見つめ。)
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