波瀾万丈恋火【大正/悲恋/人数制限有/3L】

波瀾万丈恋火【大正/悲恋/人数制限有/3L】

当主  2017-02-08 19:15:16 
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その恋はやがて炎に燃え散るゆく──

嗚呼、何て哀しき運命だろうか──



>>1世界観
>>2規則
>>3募集
>>4pf/主pf

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  • No.16 by 匿名さん  2017-02-10 22:44:49 

「どうせお前も私に金儲けのために擦り寄ってくるんだろう、そうでなければ人脈か、コネか。」

『身分違いの恋などお互い傷つくだけだ。身分が低い方などなおさらだ。それでも俺と生きる道を選んでくれるか?』

名前/一之瀬 密(いちのせ ひそか)
性別/男
年齢/28歳
職業/貴族
容姿/青みのある黒の短髪をオールバックにしている。元々鋭い黒い目は視力が悪いためさらにしかめられて威圧感を放っている。同じ理由で眉間には深いが刻まれている。出かける時はいい生地のシックな三つ揃いのスーツを着ている。自宅では落ち着いた色の着物を粋に着ている。本を読む時などは黒縁の丸い眼鏡をかけている。割とお洒落好き。日本人にしては大柄で180cm程、幅も縦に見劣りしない程にはあるので顔も相まって威圧感がある。
性格/見た目とぶっきらぼうな口調とは別で本当は穏やかな性格。自分の身分と見た目から怖がられたり嫌われることも多かったためすっかり心を閉ざしてしまったが根は優しい性格で楽しいことも好き。真面目で融通が利かないところもある。
備考/駆け落ちした両親が幼い頃に病死し、当時の家長であった祖父に引き取られ教育を受ける。成績優秀だったため祖父に気に入られ一之瀬家を継ぐ。その際にそれまでの友人の態度の差にショックを受け人間不信気味。普段は恐ろしく広い館に数人の使用人と住んでいる。和洋折衷の屋敷で家主本人もたまに迷うのは内緒。美しい庭には密の気まぐれなピアノの音が響くこともある。地主でもあるので収入はそこからと、融資や持ち会社からの利益などで生活を立てている。
伽羅/弐
(/弐をkeepさせていただいたものです。不備等の確認お願い致します。)

  • No.17 by 通りすがりさん  2017-02-10 22:58:43 


>15さん

(/ご丁寧にありがとうございます!私が見た所、特に不備などはございませんでした。寧ろ雪枝さんの設定が細部まで作り込まれていて素敵でした…!壱に何か要望等ございましたら気軽に仰って下さればと思います。これからどうぞ宜しくお願い致します。)

  • No.18 by 当主  2017-02-11 00:26:35 

(/すみません。上記内容宛てが>15となっていますが、正しくは>16様でした。不手際で申し訳ありませんでした。)

  • No.19 by 当主  2017-02-11 11:48:03 

>>13
>>15
>>16
(/まとめて失礼します。すてきなpfありがとうございます。不備ありませんので、開始まで今しばらくお待ちください。開始時は当主からallに絡み文を出します。)

  • No.20 by とくめ。  2017-02-11 12:16:52 



「またご飯も食べない気ですか。はい、執筆やめやめ。ちゃんと食べてくださいよ。身体あっての小説であり、先生なんですから。」

『例えば未来が暗いものだったとしても、こうして好きになれたんです。また巡り会って恋慕を抱くでしょう。その時はまた、笑っていてください。』


名前/高槻 秋声(たかつき しゅうせい)
性別/男
年齢/24歳

容姿/濡れ羽色の髪は自由にうねりを持っており、長さは項が少し隠れる程度から前下がり気味に切り揃えてある。前髪は目元が隠れる程度で右側から左右に分けており左目は隠れがち。瞳の色は少し濁りを持った群青色。睫毛は短い方で涼し気な優しい印象を与える目元で、切れ長だが目尻はやや垂れている。通った鼻筋は鼻先が少しツン、としていて薄い唇の左下にある小さな黒子がチャームポイント。外出を避ける傾向にあるせいか肌の色は白く、着痩せしてモヤシっ子に見えがちだが程々に筋肉のついた細マッチョ体型。基本的に洋装は苦手なのでいつまで経っても和装のまま。暗めの色の和服を好み、着流しが主だがいつも上には羽織りに袖を通している。足元は素足の草履。身長175cm。

性格/基本的温厚で誰にでも平等に優しさを、な八方美人。物事の捉え方が楽観的、というかそれを意識しているせいかとても能天気でマイペース。しかしながら口を開けば少々素直過ぎる、もとい無神経ともとれる言動がちらほらするのはそちらが素の所為。時と場合を考えるが悪気がないので質の悪いものになっていても本人はさして気にしていないし、表情はどちらかと言うと豊かの方だがそれ故にその毒舌ぶりを加速させている節がある。あまり強くは自分の意見を押し出したりはしないものの、芯はしっかりとしている。飄々としている、ととられることもあるがそれはただ単にそこまで自分の意見や考えを他人に言わないため。世話好きで面倒見が良いある意味お節介さんだが他人からのそういった言動等には不慣れなので感謝を述べたりするのが苦手だったりと不器用な一面もある。

備考/一人称「私/俺」二人称「○○さん/呼び捨て」
生家はどちらかといえば貧乏な方で両親はしがない医者として働いていた。生れ付き両目に病を患っており暗所では殆ど見えず、治るどころか進行しているために将来的には見えなくなるがあまり気にしてないらしい。両親は町医者などではなく町から少し離れた所にひっそりと診療所を持っていたが、物心付いた頃には両親他界しており、そこからは半ば“野良”とも言える生活を送っていた。遺していった学問書で独学で学びそこそこの医術を身につけてからは盗みでの生活に飽きていて仕方なく、という形でその家で診療所を再開する。しかし長くは続かずたまたま本屋で見つけた本を手に取り読んだことがきっかけで後に『先生』と呼ぶようになる作家の元で得意の家事などをしながら助手として一緒に住まわせて貰っている。その際に自身の家は焼き払ってしまった。

伽羅/伍



( /大変遅くなってしまい申し訳ありません…!!伍のkeepお願いしていた者です。不備等ありましたらよろしくお願い致しますっ )

  • No.21 by 榊 七瀬  2017-02-11 12:18:29 

>all
随分と冷えるな……
(着物の上から羽織りを身にまとい、作品のイメージが膨らまず息抜きに外へと出たが冷たい風が全身を矢で突き刺されたかのような痛みを伴い、少しグッと体に力が入る。何か暖かいものを、と町中を歩きながら賑わう人々やお店を見て回って)

(/全員が揃っているわけではありませんが、始めたいと思います。よろしくお願いします。)

  • No.22 by 瀬良 素遙  2017-02-11 14:24:15 


>榊
( 帝都の巡回を命じられ、今冬にも無かったような寒気におそわれながらもいつも通り賑やかで活気のあふれる町を歩きながら、受け取った号外に目を通し )
…秘密警察、違反文士を一斉逮捕…政府の意向に背き検閲された書物を秘密裏に出版したと見られ…
( 小さく溜め息を洩らし、この先さらに文学者たちの表現の自由は奪われていくであろうことに懸念をいだきながらも、あくまでも自分は軍人であり同情するべきでないと心の内で自分を牽制していると、榊の横を通りすがった際に号外を落としてしまい )

(/かなり無理矢理ですが絡ませていただきました。宜しくお願いします。)

  • No.23 by 榊 七瀬  2017-02-11 14:49:46 

>瀬良
もし、そこの軍人さん。落されたぞ。
(咳き込んでいると隣りを誰かが通り過ぎ何か落ちたな、と思いしゃがんで拾ってみてはあまり自分のような物書きは見るのが痛いもので上記を気付かず去っていく相手の背中に向かって言って)

(/いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。)

  • No.24 by 瀬良 素遙  2017-02-11 15:22:25 


>榊

( 背後から声を聞き、周囲にはほかに軍人はいなかったため、自分に声をかけたのだと考え振り向くと紙束を持った婦女が目にうつり、自分が落とした号外だと察して )
おや…、これは失敬。
( 自分の不甲斐なさに苦笑しながらも相手への感謝の意を込めて軍帽を脱いで敬礼し、号外をうけとると、相手がまわりを歩く人々よりも薄着をしているように思え、少し遠回しな表現で )
本来、私の様ないち軍人が婦女に対して言及すべきことでは無いのだが…。今日日は特に冷え込む。どうか暖かく過ごされるように。

  • No.25 by 榊 七瀬  2017-02-11 16:28:25 

>瀬良
いや、これを見過ごすのは人としてな…
(相手に礼を言われると何時もの淡々とどこか飄々としたような口調出言うと、軍人である相手からあまり普段は聞かれないだろう言葉を聞くと小さく口元を緩ませて)
……そうだね。確かに今日は一段と冷え込む……其方も風邪にはお気をつけ。
(相手にも寒さの注意のため声をかけるとビュゥと冷たい風が吹けばその風が体に障ったのか咳込んで「失礼…」と小さな声で言って)

  • No.26 by 瀬良 素遙  2017-02-11 17:24:16 


>榊

これはこれは…手前こそ、格別のお心遣いを賜り、感謝に堪えません。
(相手から自分にかけられた気遣いの言葉に微笑んでかるく礼をし、改めてていねいに感謝の言葉を口にしながら、風にまぎれて相手が咳をしたのを聞き、少し驚いて)
おや、大丈夫ですか…?膏肓に入る前に休まれよ。…何なら、良い商店を紹介して差し上げよう。必ず力になってくれる筈だ。
(任務よりも心配が勝り、相手をかばうように風の吹いてきた位置に立つと、せめて暖かい場所へ案内しようと思い立ち、軍帽を被り、こちらへ、と促す。)

  • No.27 by 一之瀬 密  2017-02-11 18:06:43 

>all
今年は不作にて小作料の引き下げをお願い申し上げたく...か。
(よく訪れる馴染みの小洒落た喫茶店で立春をむかえたとはいえまだまだ如月の始めのよく冷える中、何故か道に面した席、現代ではテラス席などと呼ばれる席で不機嫌そうに自分が貸している小作地の小作人から届いた陳情を白いテーブルに投げ捨て、茶を啜りぶると身体を震わせ)
>榊
にしても暖かい茶がうまい日だな、店主。
(客を訪ねた帰りに学生の頃はよく友人達と下駄を鳴らし、若いが故の青い理想論に花を咲かせ歩いた、とある町を通りがかりふと懐かしい気持ちから、通りに足を向けるとその時代から時が止まったままのような和服ばかりの庶民的な通りに三つ揃いの洋装である自分は目立つとチラチラと向けられる視線うんざりして半ば後悔しながら歩いていると、その頃よく通った茶屋の馴染みの店主に声をかけられて、通りに面した席で店主と談笑しながら美味しそうに熱い茶を啜り)
(/こちらからうまく絡みに行けず申し訳ないです。よろしくお願い致します。)

  • No.28 by 瀬良 素遙  2017-02-11 22:54:21 


》all

(数年ぶりに長期休暇をもらい、遠征のため久々に帰ってきた商店街を、めずらしく普段着である紺色の袴を軍服のごとくぱりっと着た姿で歩き)
…さて、どうしたものか…
(仕事人間で生真面目な性分のためか、あるいは東奔西走する事が日常となっていたためか休日をゆったりと過ごすということが具体的にどうすることなのか分からずに、西洋色に染まった賑やかな人々の雑踏に紛れて、これといった目的もなく店を見て回り)

(/今更ながら「自分ばかり絡ませて頂くのは如何なものか…」と感じたので、とりあえず絡み文出させていただきました。自分で言うのはあれですが絡みにくいです。申し訳ない…。今週は入試のため忙しく少々お返事遅れますが絡んで頂けたら幸いです。)

  • No.29 by 当主  2017-02-12 17:07:37 

>5
>11
(/申し訳ありませんが、keep期限内にpf提出が無かったためkeep取り消しさせて頂きます。)

  • No.30 by 榊 七瀬  2017-02-12 17:22:46 

>>瀬良
では、その言葉に甘えさせていただきます。
(あまり外に出る事に慣れていないせいか、こんなちょっとした風でも体が悲鳴をあげるのは、日に日に自分の体が病に侵されていることの証明でもあり。相手の言葉を聞くと少し考えてからこくり、と頷き上記を言うと相手の後ろをついて歩いて)

>>一之瀬
久しいな店主。すまないが、少し暖をとらせておくれ…
(カラカラと引き戸を開けながら先月ぶりになる店主の顔を見ては上記を言うと、買い物をすませてすぐに帰ろうと思ったが、急に冷え込んできたためこれは少し体を温めなければ多分帰路の途中で倒れると思い行きつけの店へと入り何時もの角の席へと座ると、司会の隅に見慣れない服装を着こなしたきっと階級は自分のような庶民とは違うだろうと思っては小さく会釈しては窓の外へと視線を移して)

(/絡みありがとうございます。よろしくお願いします。)

  • No.31 by とくめ。  2017-02-12 19:28:44 


( >>29/主様
>>11 の伍のkeepをお願いしていた者です。
>>20 にてpf(期限内)に提出致しまして、承認を今か今かとお待ちしておりましたが、取り消しという事になっているようで大変残念です。不備等があった又は相性が合わなかったのでしょうか。 )


  • No.32 by 匿名さん  2017-02-12 19:44:10 

(/大正という舞台と皆様の織り成す美しい雰囲気に惹かれ、密かに覗かせていただいておりました…ぜひとも肆で参加させていただきたいです!)

  • No.33 by 当主  2017-02-12 20:25:27 

>>31
(/こちらの把握ミスにて大変失礼致しまた。再度pf確認致しました。どうぞ、ご参加下さい。失礼致しました。)

>>32
(/お言葉ありがとうございます。肆のkeep了解です。)

  • No.34 by 高槻 秋声  2017-02-12 21:43:11 

>>all

…寒いですねぇ。無駄に。
(夜も更ける頃、夜な夜な毎日のように世話になっている先生の元を離れて向かう先は今は既に亡き両親の墓。町の少し離れにある墓地に、幼い頃に周りの人が墓を作ってくれて二人はそこで眠っているが毎日のように夜になると墓参りに出ていて。相変わらずの着流しに上から羽織に袖を通して寒い風吹く中を片手にした提灯の頼りない灯で足元を照らしながら歩いていき。暫く歩いて墓地へとたどり着けば、目当ての墓の前へと近寄り、昼間のうちに集めておいた季節の花を手向けてはそっと手を合わせ。上記を独り言かまるで話しかけるように呟いては「また来ます」と一言添えて立ち上がりながら置いていった提灯を取ろうとしたがその前に風が吹き提灯が倒れると火が消えてしまい、一瞬にして真っ暗闇になれば月明かりだけが頼りだが目の病故全く見えない状態に近く、僅かに舌打ちを零すが手探りで進んでいき)



( /主様、参加許可の方ありがとうございます。ブランク故に駄文ではあるかと思いますがよろしくお願いします。 )

  • No.35 by 榊 七瀬  2017-02-13 06:11:39 

>>高槻
君、こんな夜更けに出歩くのは野暮というものだよ。
(誰かが家の戸を開け閉めする音が聞こえたため起き上がるとどうやら助手が出ていったようで。確か夜は目がきないと聞いていたことを思い出して羽織を1枚肩にかけ提灯を手に後を追いかけるとどうやら墓参りをしていたらしく。だが、帰路に立つ時に吹いた風に身を震わせていると先ほどまで見えていはずの灯が無いことに気づきそっと近づくとヒョコヒョコと手探り状態で歩いている相手を見つければ優しく上記を言うと相手に近づいて「裾を掴んでおいで」と相手に自身の着物の裾を掴ませて歩き出し)


(/絡ませて頂きました。よろしくお願いします)

  • No.36 by 匿名さん  2017-02-13 06:58:05 

「乙女の声を聞かずして何がデモクラシーかしら。国民の半分は女、国を生み育ててきたのもまた女でしょう?ほら、あなたも何か言ってやってくださいな!」

『だって、これからは自由恋愛の時代です。恋した殿方と結ばれない命に意味なんて無いわ……それに私、不良と叱られるのは慣れてますもの』

名前/朝倉 明(あさくら はる)
性別/女
年齢/21
容姿/真っ黒な髪を古きよき日本髪ではなく顎の辺りまでしかない断髪(現代のショートボブ)にし、クローシェ帽を被ったハイカラな出で立ち。左に流した前髪の下に覗くは凛とした水平眉に少々の小生意気さを感じさせるくっきりとしたつり目。二十歳過ぎてなお少女という感じのする顔に薄く白粉を叩き、小さな唇を流行りの口紅で飾って気取る表情はしゃんと澄ました猫のよう。普段は華やかなワンピースに外套と洋装を愛し足元もハイヒールで背伸びをしているが、朝倉の娘として表へ出る際は渋々着物。それさえも後の世にアンティーク着物と呼ばれる類の鮮やかなデザインを選ぶお洒落好きのモダンガール。

性格/大和撫子とは程遠い勝ち気な跳ねっ返り娘。教養があり頭も切れるだけに口喧嘩であれば大の男とも対等に渡り合えるため、華やかな出で立ちの甲斐なくほとんどの男性には面食らわれるか煙たがられるかのどちらか。美点を挙げるならばどんな相手でも臆さず会話を続けられることと、結果頑固な心さえこじ開けられる可能性があること。無論常に喧嘩腰な訳ではなく普段は女らしいただのお喋り屋。強かではあるが年相応の未熟さも合わせ持ち、豊かな感情に振り回されがちなのが欠点。理想を愛し、美しいものを愛するロマンチスト。楽しい事も大好きで、夢を追う傍ら漢文や英文を習う塾やらバイオリンの稽古やらに手を出し日々を謳歌する。

備考/"平民政治家"と謳われる有名な政治家の一人娘。上流階級ではないがそこそこ小金持ちの家に生まれたが故に教養とハイカラ西洋文化を思う存分吸収し、また父親の職業故に常日頃より国や民というものに思いを馳せた結果思想家かぶれになってしまった。女学校卒業後は女性政治家という夢のため大学進学を望む己と「女子に学問は不要、一刻も早く婿を取り子を産んで家に尽くせ」という古臭い父とで度々衝突している。日々押し付けられる見合い話に嫌気が差してふっと家出をすることもあり、型破りなファッションもあってご近所からはすっかり"不良娘"のレッテルを貼られているが本人はどこ吹く風。父伝いに存在を知った一之瀬家の「弐」には自らの夢の実現の後ろ盾となってもらうために、始めは他の人間同様コネや人脈目当てで近づこうとする。

伽羅/肆

(/keepありがとうございました!主様、そして後々お相手になっていただける一之瀬様、我の強い娘になってしまいましたが不備やイメージと違う点など何か問題がありましたらご指摘お願い致します。)

  • No.37 by 当主  2017-02-13 11:31:26 

>>36
(/素敵なpfありがとうございます。不備ありませんのでそのままご参加下さい。絡み文お待ちしてます)

  • No.38 by 一之瀬密  2017-02-13 13:43:47 

>瀬良
すまな...む!?
(普段はあちらから足を運ばせるような一之瀬系列の子会社の支店に野暮用で顔を出した帰り、車を用意させようとしたものの、込み入った通りに車を無理やり通すのは気が引け、仕方が無いので鉄道の駅まで歩こうと雑踏の中を歩き始めたが、如何せんこのような人の流れが早い雑踏を歩くのは久しぶりでなんとか人を避け目的の方向へ進んでいたもののこの国では珍しい自分より大きな姿勢の良い男にぶつかりかけ、ギリギリ止まったところ後ろから駆けてきた子供にぶつかられ、こちらはびくともしないが弾かれた子供が尻餅をついてしまったのを立たせる時にポケットからハンカチを落としたのに気づかないまま立ち去ろうとし)
>榊
...どうも。
(会釈をされれば、相手に聞こえるかどうかぐらいの小さくボソッとした声で挨拶をして会釈しかえし、相手が店主と知り合いのようなので邪魔をしないようにさっさと立ち去ろうと残っていた茶をぐいと飲み干し立ち上がると懐に手を入れて財布を出したがその時に同じ懐に入っていた本を取り落とし、大事そうにしゃがんで拾ったその本の背には題名と作者の名のところに榊の名が書かれており)
(/本の作者名のところですが、pfを読ませていただいたところ、特に書かれていらっしゃらなかったので本名とさせて頂きましたがもしペンネームなどあるようでしたらそちらが書かれていたということでお願い致します。)
>朝倉様
(/ご丁寧にありがとうございます。女性らしいのにこちらの堅物の心をこじ開けてくれそうな行動力のあるとても素敵な娘さんでこれから絡ませていただくのが楽しみです。)

  • No.39 by 朝倉 明  2017-02-13 21:46:19 

(/参加許可ありがとうございます!当方文章を短くまとめるのが苦手でして、ロルも長くなってしまいがちなのですが読みづらければ遠慮なくおっしゃってくださいませ。)


>榊先生

あの――あぁやっぱり、榊先生だわ!ほら、写真とそっくり……いえ、白黒より色のついているほうがずっとお綺麗ですけれど。こんな所でお会いできるなんて光栄ですわ。
(仏語塾の帰り道、下校時間の女学生に紛れて往来を行くこの時だけは小煩い両親や教師を気にせず俗な婦人雑誌を読み耽ることができる。ちくちく刺すような如月の冷気に赤らむ指でめくるページには"新しき女たち""職業婦人"としてバスガールにキネマ女優、そして作家の榊七瀬の写真が載っており。その如何にもシャープな白黒の眼差しに見惚れ、ほぅと白い溜め息を吐いて余韻を胸に雑誌を閉じれば再び見慣れた商店街に視線を戻すが、その中に今し方眺めたばかりの横顔を見つけるともしやと息を呑んで近づきそろりと顔を覗き込み。そうして紛う事なき本人と気付けば無邪気に感嘆の声を上げ、開いた雑誌を掲げてみたりひとしきりはしゃいで「先生もお買い物にいらしたんですか?それともルポルタージュ、と言うんだったかしら……どこかへ取材へ行かれるんですか?」と憧れの上級生に尋ねるように言葉を弾ませて)

>一之瀬様

――ご機嫌よう、これくらい寒いほうがお茶も美味しく頂けますわね。
(一之瀬家の彼がよく通っているという喫茶店を父からそれとなく聞き出し、精一杯めかし込んで向かってみればそこには噂通りの長身を質の良い洋装で固めた男性が表の席に腰掛けていて。険しい表情もわざわざ選んだであろう木枯らしの当たる席も如何にも周囲の人間を拒んでいるようで、ほんの一瞬躊躇するが彼の他に容易く近づける貴族などいない。カツカツとヒールを響かせ、無遠慮に相手の向かいに座れば相席の文句を言われる前にニコリと微笑んで大人びた挨拶を。女給に注文を頼んだ後は下手にあれこれ話しかけることはせず、本を読むふりをしながら相手の顔や投げ出された文書を盗み見て。珈琲と菓子が運ばれてきてようやく顔を上げては「よろしければお一ついかがですか?甘い物は疲れによく効くそうですよ……ほら、何だか辛そうなお顔をなさってますから」満を持して口を開き、トントンと自分の眉間をつつきながらマドレーヌの皿を差し出して)

(/ご確認ありがとうございました!こちらこそ密様本来の優しさに触れさせていただける日が楽しみで仕方がありません。初対面から図々しい娘ですが、何卒よろしくお願い致します。)


>瀬良様

お言葉ですけど、意地を張って後々困るのはあなたがたですからね。殿方が異国へ戦争に行ってしまったらお国を守るのは私たち女の役目になります。その女が未熟であれば国など容易く崩れるでしょう?あなただってろくに経済学も知らない娘に店を任せられますか――ねぇ、そう思いません?
(商店街の一角に軒を構える書店の店先にて。この店は西洋の学問書や英字新聞等も海外から取り寄せており、先進的な知識を求める自分にぴったりな店だが店主は少々頑固者で。貴重な哲学書を売ってほしいと頼んだところ、やれそれは軍人や貴族といった高名な方々の為の書物だの、小娘には持て余すだけだのと散々渋られ気がつけばいつしか互いに引き際を失った口論のようになって。堂々巡りにうんざりしてそっぽを向けばちょうど凛と張り詰めた雰囲気の男性がこちらへやって来ることに気づき、こういう相手には第三者の介入が一番。そう考えては通り過ぎる相手の着物の裾を掴み、強引に話に巻き込んで「この本屋さん、軍人や貴族の皆様にしか本を売ってくださらないんですって。酷い話でしょう?」まさか相手がその軍人とは知らず、険しい表情で同意を求め)

(/早速絡ませていただきました。軍人さん相手に自分勝手な絡みを展開してしまい申し訳ありません…こちらも遅レスが多いかと思われますが、どうぞよろしくお願い致します。)

>高槻さん

――い、いくら女一人の身の上だって、大正の御世に堂々と狼藉を働けるなんて思わないで!
(今宵もまたいい加減結婚するのしないのと、家に帰ってくるなり縁談を持ち出す父と揉めに揉めた挙げ句家を飛び出したのが既に月も高く昇る夜更け頃。これが昼間のことであれば胸を火照らせる苛立ちが失せるまで洒落た喫茶店や古書店にゆったり入り浸るのがセオリーではあるものの、こんな時間に開いている店など不健全なカフェを除いて一つも無く、あてどなくさまよい歩く内に気付けば町からも離れてしまい。この辺りには女学生の間でもお化けが出ると悪名高い墓地があるのではなかったか。いや、それよりこういった人気のない場所には宿無しの浮浪者や悪漢が潜むのではないか。一応周囲はぶら下げた手提げ洋燈が照らしているが、それがかえって闇に潜む誰かに己の存在を知らしめているようで心もとなく、そんな中突然木陰から男性が現れると仰天するあまり咄嗟に寝巻やら何やらが詰まった大きな鞄を振り上げて)

(/初絡みから不躾な態度で申し訳ありません…!絡ませていただきました。身分差もないお相手ということで馴れ馴れしく、もとい仲良くさせていただけると幸いです。よろしくお願い致します!)

  • No.40 by 一之瀬密  2017-02-13 22:28:39 

>朝倉
ご心配には及ばびません。お嬢さん、お喋りが楽しみたいなら他を当たることをおすすめします。
(高いヒールの音を響かせてこちらの許可などお構い無しに隣に座った相手にちらりと視線を向けたもののすぐ興味なさげに伏せてしまい、挨拶にも「ごきげんよう。どうでしょう。」と薄いテンプレートのような反応だけをして、相手が本を広げて話しかけてくる様子もなかったのでそのまま紅茶を楽しみながら通りを眺めていたが、声をかけられればマドレーヌには目もくれず、どうせ社交的すぎるどこかの家のはねっかえり娘だろうとたかを括り、話す気は無いと伝えれば離れていくだろうと一貫して丁寧だが素っ気ない態度で伝えると「それに女性が体を冷やすのは良くないでしょう。店内までエスコートしましょうか。」と早くこのテーブルから離れてくれないだろうかと眉間のシワを深め)
(/こちらも慇懃無礼な堅物ですが朝倉様の可愛らしい性格でとかしていただけると嬉しいです。改めてこれからよろしくお願い致します。)

  • No.41 by 榊 七瀬  2017-02-13 22:43:07 

>>一之瀬
その本……好きなんですか?
(相手の袖口から落ちた本に視線をやるとそれは自身が書いたもので。初めて本という形で出版することが出来た言わば今の自分の始まりのような本であり。相手には自分の正体が本の著者であることは知らないだろうと思い、ふと問いかけてみて)

(/大丈夫です。作家名もそのまま本名使用ということでいきたいと思います。)


>>朝倉
……君のような若い子が私なんかを知っているなんてね。少し驚きだ。
(突然声を書けられればその自分よりも若い女性が立っており何やら楽しげに会話をするものだから、こんな若い人に自分みたいなまだまだ名もない作家のことを知っていることが驚きで苦笑いというか、少し困ったような小さな笑顔を口元に浮かべて上記を言うと、何をしていたのか、と聞かれれば少し考える素振りをしてから「……買い物と言えば買い物だな……ただ、強いて言うならば私は今“迷子”という所かもしれない」と何時もの淡々としたように前記を言って)

(/絡みありがとうございます。よろしくお願いします)

  • No.42 by 高槻 秋声  2017-02-13 22:59:34 

( >>35/榊 )

…嗚呼、先生。起こしてしまいましたか、すみません。
(月明かりだけでは幾分も頼りなく、街灯というものが導入されるもここまで夜も更けると流石に点いていなくて肩を落としつつ眉間へ深い皺を寄せてほぼ暗闇の中をのそのそ歩いていれば聞き慣れた足音と声に僅かに苦笑を浮かべて。上記、抜け出したことよりも別なことについて先に謝るとひんやりとした手に伝わる相手の体温をしっかりと確かめながら大人しく言われた通りに裾を掴んでは半ば引っ張られるような形でその後ろをついて行き。「でも先生、よく分かりましたねぇ。ここに居るって」人に助けてもらえばもう安心、後は足元の小石などに躓かないように気をつけていれば良いだけで、呑気にさして見えもしないがきっと冬の澄み切っている夜空を見上げながら緩やかに続けて)


( /素敵な小生さん!よろしくお願いしますね )



( >>39/朝倉 )

---?足音…、わ、と…危ない危ない。
(唯一のあるだけマシだった提灯を失っては暗闇にいる感覚に何故か今日だけは恐怖を覚えて。寝るときだって気にしていない、次に目が覚めた時に全ての視力が失われて真っ暗闇に閉ざされようとも覚悟が出来ているから毎日を色んな景色を出来る限り目に焼き付けたくて、今でこそ楽しい人生の筈なのにどうして急にこんな風に思うのか、変に明るい太陽の下で眩しく目の痛みを覚えるよりかはこうやって暗い方が少し落ち着く筈なのに。暗い足元を頭を垂れては見下ろし、小さな溜息と共に眉を下げてはどこか哀しそうな顔をするも何やら聞こえた足音にそちらの方向へと向けば風を切る音共に身の危険を感じると少し後方へと下がっては難を逃れたが墓地の近くにある太い木に背中をぶつけ顔を歪めつつ背中を擦り「痛たた……嗚呼、眩しいですね、その灯り。お嬢さんどうしたんです?」何となく察しはつくが驚けかせてしまったのは申し訳ないと思いつつも、こんな夜更けにこんな墓地に。自分のことも言われればおしまいだが相手は女子でそれだけが疑問で)


( /いえいえ素敵な絡み分をありがとうございますっ。こちらの息子も何やら面倒かとは思いますがよろしくお願いしますねっ。 )

  • No.43 by 瀬良 素遙  2017-02-14 13:44:38 


>榊

(今冬一番の寒さと騒々しい人の群れも突発性のものだったのか少し緩み始めたが、それでも後ろを歩く相手はあまり健やかには見えず、どうもこの女性は寒さや人混みに閉口しているのみではないのではと思い、そして同時に疑問を持ち、失礼であろう事を理解しながらも前を向いたまま口を開き、控えめに相手に尋ね)
…病を患っておいでなのですか?

(/お返事遅れまして大変申し訳ありませんでした。)


>一之瀬

(喧騒の中を半ば流されるように歩いていると、ふと地面に白いものが落ちていることに気付き、人に呑まれないように素早くしゃがんで拾ってみれば、それは由緒正しき家柄の者が持つに値する、丁寧に縫製や刺繍の施されたいかにも高価そうなハンカチで、届けなければと思い立ち持ち主を探してみれば、丁度十字路に差し掛かり人混みが分散され、目の前に貴族らしき男性の姿が見えたため、追い付いて肩を叩きながら声を掛けて)
…お待ち下さい、そこの紳士。

(/お返事遅れまして申し訳ありません。稚拙な文しか書けぬ故ご迷惑やご不便をお掛けすると存じますが、何卒宜しくお願い申し上げます。)


>朝倉

は…、はぁ…?
(休日の散歩がてら妹の代わりに買い物に来てみれば、遠くで見知らぬ西洋風の出で立ちをした女性と書店の店主が何やら軍人だの貴族だのと言い争っており、心の内で軍人だからといって関わられたら面倒だ、と呟いて素通りを試みるが、自分より幾分か若いであろうその女性に裾を掴まれあっさりと捕まってしまい、同意を求められては間の抜けた声を出して、「朴念仁」と一部の人間に囁かれる謂れとなった表情の乏しい石膏像の如き顔に、微かな狼狽と焦燥を滲ませ両者の顔を見比べて)
…あの…私に何か…?

(/素敵な絡み文をありがとうございます。うちの軍人も正真正銘の朴念仁ですが、これからも絡んで頂ければ幸いです。)

  • No.44 by 藤堂 雪枝  2017-02-14 14:20:59 




>all

いらっしゃいませー! 家内安全、学業成就、金運上昇…悪いものを逃がして、良いものを呼び込めるお守りですよー! …ちょーっと趣味は悪いですけど、帯飾りにもなりますよー!
(店の棚に並ぶのは、木でできたお守りで。東の国から仕入れてきたと父が上機嫌が言っていたものの、どこからどう見ても、家族の贔屓目で見ても、趣味が良いと言える物ではなくて。いつもよりも大きめの声で叫んでから、はぁと深い溜息を吐き。「こーんなの、誰か買ってくれるのかな…」お守りを一つ持ち上げてじっと見つめてみるものの、人の顔を模したようなそれはどちらかというと不気味な部類で。再び棚へ戻すと、仕事を放棄するようにしゃがみ込み、お守りを積み重ねて塔を作り始め)


(/大変遅くなりました! >15でPF提出させて頂きました、陸の者です。皆様と遅れての参加という事で、こちらから絡み文を提出致しました。もし、皆様のものにお返事した方が良ければ、すぐさま書いて参りますので、どうぞ一言頂ければと思います。改めて、これからよろしくお願い致します!)


  • No.45 by 瀬良 素遙  2017-02-14 15:07:59 


>藤堂

…何をしているんですか、君は…
(熱を出した妹のため氷嚢を買うべく通いなれた店を訪ねると、そこには何やらしゃがみこみ、何の用途に使うものなのかよく分からない商品で塔を作る店主の女性の姿があり。内心呆気にとられながらも、横に立っていつも通りの無表情で声をかけ、)

(/早速絡ませて頂きました。雪枝さんと絡ませていただくのを密かに楽しみにしておりました…こんな生真面目の一途を辿る仕事人間・瀬良ですが相手にして頂けたら幸いです…!これからどうぞ宜しくお願い致します!)

  • No.46 by 藤堂 雪枝  2017-02-14 17:42:46 




>軍人さん

えっ、…あ!
(聞き覚えのある、それも特別思い入れの強い声が耳に入ってくると、驚き手元を狂わせたせいで、慎重に重ねていたお守りはガシャガシャと音を立てながら崩れていき。「こ、こんにちは! 今日もお務めご苦労様です!」焦りと羞恥で赤くなった頬を隠すように俯いて、棚から落ちてしまったお守りをかき集めながら早口で挨拶をして)


(/温かいお言葉をありがとうございます…! 入試という言葉を見かけました。どうか風邪などひかぬよう、体に気をつけて頑張ってくださいね!)


  • No.47 by 瀬良 素遙  2017-02-14 18:45:25 



>藤堂

おや…失礼。驚かせてしまったか。
(相手の驚きぶりに少し申し訳なくなるも、とにかくこの状況をどうにかしようと考えて、少し離れた所に落ちたお守りを探しだしてきては、他人には滅多に見せない笑顔を密かに心を寄せている相手に向け、ぽつりぽつりと自身の心情をこれまた生真面目に口にしながら、先程拾った商品を相手に差し出し、)
…ああ、元気そうで何よりだ。…軍役に携わっているのだから、当然といえば当然だが…中々休日が取れないものでな。…久々に君に会えて…非常に喜ばしい。

(/こちらこそありがとうございます…!激励のお言葉まで頂いて、もうなんと言ったらよいのか…。ちなみに、今日でようやく前期入試が終わりました…!来週の結果発表まで気は抜けませんが、受かってたらちょくちょく絡みに参りますので、その時は何卒宜しくお願い申し上げます!)


  • No.48 by 朝倉 明  2017-02-14 20:18:05 

>一之瀬様

あら。生憎ですけど私、お菓子を食べながらお喋りができるほど器用ではありませんし、そんなにはしたない女でもありません。ハイカラなお洋服を着てらっしゃるから西洋のお菓子もお好きかと思っただけ。私みたいに。
(古今東西男性というのは静かで気難しいものだが、目の前の殿方は人一倍その気が強いらしく。極力少なくしたはずの言葉さえお喋りと拒絶されるならば後は黙るか開き直って本当のお喋りというものをお披露目するかの二択であり、無論後者を選べばむしろ猫を被るより伸び伸びできて良いわと変に気取らずいつも通りの生意気な笑顔で存分に反論し。こちらを疎む鋭い眼差しは真正面から受け止めれば確かに痛い、しかしどんな眼差しでも自分を見てくれているのだから好機には違わず、目を逸らすどころか見つめ返すように前のめりになって「それに。エスコートしてくださるのは嬉しいけれど、私もこの席が良いんです。だってこんなに寒い日にわざわざ座るくらいなんですもの、何か素敵な理由がおありなんでしょう?」と、相手の言う通り外套越しにも染み入る澄んだ如月の冷気に肩をすくませながら悪戯っぽく答え)


>榊先生

(確かに、まだまだ若い女先生の著作は学生がこぞって読み合い感想を囁き合うほど世俗に馴染んではいないかもしれないが。それでも知っている者はきちんと知っているのだと、控えめな微笑とは対照的に凛と誇らしげな笑みを――二十歳も過ぎた身の上で"若い子"と呼びかけられた喜びもあってにっこり浮かべ。しかし続いた言葉にふむ、といつも思慮に耽る時の癖で腕を組めば「迷子……先生がおっしゃると何だか哲学的。それは先生の心の比喩かもしれませんし、本当に道に迷ってらっしゃるのかもわかりませんものね。でも大丈夫、どちらの迷子も私がきっとお助け致します。さぁ先生?どうか私に帝都をご案内させてくださいな」聡明な人の言葉には2つも3つも意味があるもの。それだけに暫し小難しい顔で悩み抜くものの、結局10の思慮より1の行動と心を決めてはお芝居のように手を差し出し道案内を買って出て「喫茶店も商店も、言ってくだされば何処へでもエスコート致しますわ」憧れの、自立した女性。少しでも彼女の役に立ちたいと頬を上気させ)


>高槻さん

……私のことでしたらお構いなく、ただのしがない家出です。あなたこそどうなさったんですか?こんな時分に。明かりも持たず。お墓をうろうろしているだなんて、誰がどう見たっておかしいじゃありませんか。
(鞄の重みによろけつつ洋燈を向ければ闇の中から浮かび上がるは悪漢にしては華奢に見え、かといって浮浪者というには小綺麗すぎる風貌。どうやら鞄はかわしたらしいが木にでも体をぶつけたようで、痛がる声さえどこかのんびりとしたその調子に拍子抜けするも相手が明かりも持たず、これといった荷も持たず夜更けの墓地をさまよっていた謎多き人物であることに変わりはなく。依然として毅然とした態度を崩さずその違和感を指摘しては、彼は"眩しい"と言うものの電球に比べれば心許ない淡い明かりをその顔に近づけて「――あなたまさか、幽霊だなんておっしゃいませんわよね?」どうやら足はきちんと2つあるようだけれど。ランプの火に浮かび上がるほの白い肌、そして先ほど暗がりの中から照らし出した際にほんの一瞬だけ覗いた悲しげな顔が古典的な薄ら寒い想像を膨らませ、聞きたくないのに声を潜めて問わずにはいられず)


>瀬良様

――不躾とは承知していますけど、どうか少しだけお力を貸してくださいませ。この方、私では何を言っても本を売ってくださらないの。軍人さんのように勇ましい方が物を言ってくだされば何とかなると思って……
(泣き黒子の飾る鋭い眼差しが自分へ、そして店主へと向けられればふてぶてしい態度を決め込んでいたその老人もしかめっ面を僅かに崩すがそれでも相手はまだただの通行人。いくら見上げるほど恰幅が良いとはいえ発した言葉が"はぁ"と"何か"だけでは店主もこちらの味方と見て怯むことなど無いだろう、しかし事の次第やそれにまつわる己の思想を一から説いて相手を味方につけるというのもまどろっこしい。我ながら姑息ではあるがとにかく口裏だけ合わせて欲しいと耳打ちし、「ご心配なく。一言『売ってやれ』とか『客を選ぶな』とか、そうおっしゃってくださるだけで結構ですから」と念を押せば縋るような眼差しで"お礼は必ず致しますから"とこちらは口の動きだけで伝え)


>雪枝さん

これは……組み木かしら。それともパズル、とか言う欧羅巴の玩具?
(習い事へ向かう途中、朝夕と通り掛かる商店にはいつもからりとした晴れ空のような女性の声が響き渡っており何とは無しにこちらの心まで心地良くしてくれるもので。その声が今日は聞こえず、手前の曲がり角から既にしんとした気配が伝わってくれば拍子抜けというか、一丁前に心配性が顔を出して自然と足が店先に向かい、見慣れた三つ編みにどうやら店じまいというわけではないと安堵したのも束の間積み上がった得体の知れぬ品物に独り言の疑問を。そのうちの一つを無遠慮につまみ上げるとおもむろにワンピースの胸元へあてがってみるが、慎重に買い物をする婦人の表情から一変「変な顔!」と吹き出してしまえば「いつかここへ寄らせていただく時にはね、ブローチを買おうと思っていたんですけれど。これはどう?ちょっと面白すぎやしないかしら」と相手が同じ女性ということもあり、お守りをつけたまま親しげにおどけてみせて)

  • No.49 by 藤堂 雪枝  2017-02-14 22:37:24 




>軍人さん

あ、ありがとうございます……っ。
(差し出されたお守りを受け取る際、ふいに指先が触れると慌てて手を引いて。かき集めたお守りを元の位置に戻しながら、結いたところから僅かにほつれてきた髪を耳にかけつつ相手の言葉を聞き。「お忙しい……ですね。滅多に取れないお休みの日に此処へいらしてもらえるなんて、商人冥利に尽きますね!」軍人である相手が忙しいというのは、決して喜ばしいことでは無いのだと思う。怪我はしていないかとか、体は壊していないかなど聞きたいことが沢山あるのをぐっと堪えてそう言うと、顔を上げて笑顔を見せ)

(/そうだったのですね! お疲れさまでした。合格していることをひっそりとお祈りしております。そして、たくさんお話できる時を楽しみにしていますね!)


>明さん

――わわっ! 朝倉家のお嬢さんじゃないですか!
(ふいに横から伸びてきた手を不思議に思い顔を上げると、美しくめかし込んだ女性のしゃんとした立ち姿に見惚れてしまい。それが時折噂に聞く政治家の娘さんであることに気が付き、慌てて立ち上がって着物の裾をはたいて直し。「っぷ……お、お嬢さんにはもっとこう、きらきらっとした物がお似合いです! こんな妙ちくりんなのじゃなくて!」華やかな布に並ぶ木のお守りは、冗談でも似合っているとは言い難く。そのアンバランスさに思わず吹き出してしまった口元を手で押さえてから、急いで店の中へ入り。どんな物が良いか、と飾りの入った箪笥を片っ端から開けてみるが、自分の店に置いてあるような物はとても相手に見合いそうもなく、ううんと困ったように額を押さえて)

  • No.50 by 瀬良 素遙  2017-02-14 22:57:21 



>朝倉

(初対面の女性に、言い争いの内容すらまともに理解できていない状態であるにも関わらず口裏を合わせるよう懇願されてさらに顔を曇らせ、手を貸すべきか、このまま立ち去るべきか考えてみたものの、どんな状況下に於いても困っている相手をみすみす放置する事は即ち正義を重んじる己の意思に背くことを意味するため、了解を前提に少し考えてみればふと思わぬ良案が浮かび、左手で袴の懐に忍ばせた「あるもの」の存在を確認しては、店主に聞こえないように女性に囁いて、)
…分かりました、手を貸しましょう。…ただ、その代わりにこの件の報酬として…貴女が私に話を合わせ、ひと芝居打って欲しい。私も、貴女も、確実かつ早急に解放される策を講じるために。…それでもよろしいか?


  • No.51 by 匿名  2017-02-14 23:33:01 



>藤堂

いえ、そんな。大切な人の元に帰るのは当前の事です。…しかし、明後日にはまた戦の前線で指揮をとることになる。…次はいつ会えるのかは、……ッ!
(お守りを渡す時に一瞬だけ触れ合った手に心臓が跳ね上がるような衝撃を覚え。けれどそれを誤魔化すように謙遜するような口調で、けれど相手の言葉を心から嬉しく思い、さらに朗らかな笑みを浮かべて言葉を紡ぎ。しかし、暫くして先程とは対称的に一抹の哀愁を漂わせ、あたかも独り言のように呟くと、顔を反らし、相手に気づかれないよう戦場で負った傷による喀血を抑え、自分や相手を騙すようにもう一度振り向きざまに微笑んで、)
そんなことより、君はどうなんだ?店の経営、上手くいっているのかい?

(/私も気兼ねなくお話できる日を楽しみにしています!二人が進展するのが待ちきれずに何とももどかしい気持ちですが、今はまだ我慢しなくては…!あと数週間、雪枝さんとの絡みを糧に頑張ります^^)


  • No.52 by 匿名  2017-02-14 23:33:08 



>藤堂

いえ、そんな。大切な人の元に帰るのは当前の事です。…しかし、明後日にはまた戦の前線で指揮をとることになる。…次はいつ会えるのかは、……ッ!
(お守りを渡す時に一瞬だけ触れ合った手に心臓が跳ね上がるような衝撃を覚え。けれどそれを誤魔化すように謙遜するような口調で、けれど相手の言葉を心から嬉しく思い、さらに朗らかな笑みを浮かべて言葉を紡ぎ。しかし、暫くして先程とは対称的に一抹の哀愁を漂わせ、あたかも独り言のように呟くと、顔を反らし、相手に気づかれないよう戦場で負った傷による喀血を抑え、自分や相手を騙すようにもう一度振り向きざまに微笑んで、)
そんなことより、君はどうなんだ?店の経営、上手くいっているのかい?

(/私も気兼ねなくお話できる日を楽しみにしています!二人が進展するのが待ちきれずに何とももどかしい気持ちですが、今はまだ我慢しなくては…!あと数週間、雪枝さんとの絡みを糧に頑張ります^^)


  • No.53 by 匿名  2017-02-14 23:33:59 



>藤堂

いえ、そんな。大切な人の元に帰るのは当前の事です。…しかし、明後日にはまた戦の前線で指揮をとることになる。…次はいつ会えるのかは、……ッ!
(お守りを渡す時に一瞬だけ触れ合った手に心臓が跳ね上がるような衝撃を覚え。けれどそれを誤魔化すように謙遜するような口調で、けれど相手の言葉を心から嬉しく思い、さらに朗らかな笑みを浮かべて言葉を紡ぎ。しかし、暫くして先程とは対称的に一抹の哀愁を漂わせ、あたかも独り言のように呟くと、顔を反らし、相手に気づかれないよう戦場で負った傷による喀血を抑え、自分や相手を騙すようにもう一度振り向きざまに微笑んで、)
そんなことより、君はどうなんだ?店の経営、上手くいっているのかい?

(/私も気兼ねなくお話できる日を楽しみにしています!二人が進展するのが待ちきれずに何とももどかしい気持ちですが、今はまだ我慢しなくては…!あと数週間、雪枝さんとの絡みを糧に頑張ります^^)


  • No.54 by 瀬良 素遙  2017-02-14 23:53:48 



(/携帯が不具合を起こし、同じ文書が何度も投稿されてしまいました…すみません。ちなみに「匿名」となっておりますが瀬良です。皆様にご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。)


  • No.55 by 朝倉 明  2017-02-15 04:34:49 

>雪枝さん

きらきら――ううん、あまりきらきらしてないほうが良いのかもしれない。朝倉の娘は贅沢主義の浪費家なりや、なんて言われてしまったら困りますもの……あ、
(店の人間が笑ったのだ、客の自分だってもう堂々と笑っても良いだろう。店員をして妙ちくりんと評された品物にひとしきり遠慮無く笑い声をあげてからそれを塔の頂にちょんと戻してやり、白粉が落ちないよう笑い涙を拭いながら揺れる三つ編みを追って店の奥へとお邪魔して。たとえ客商売のおべっかだとしても耳に心地好い言葉を真似たかと思えば一丁前にお体裁を気にかけてみたり、開け閉めされる箪笥を覗き込みながら気ままに想像を膨らませ、ふと思い浮かんだ理想像にパチンと手を打ち「そうだわ、軍人さん!このお店にもよくいらっしゃるでしょう?あの方はどうだったか憶えてないけれど……とにかく軍人さんが胸につけてらっしゃる勲章、あんなブローチがあったら勇ましくって素敵だと思いません?」この店は軒先を朝夕通り掛かるだけ。それでも時折ピンと背筋の伸びた軍服のお客様がいるのはよく憶えており、無邪気に彼ら軍人の衣装を例に挙げ)

(/申し訳ありません、先ほどはお返事を急ぐあまりご挨拶が抜けたままになっておりました…!不躾な背後にも関わらずお相手してくださってありがとうございます。楚々とした愛らしいお嬢様相手では娘もついついお喋りが過ぎることも多いかと思われますが、何卒仲良くしてやってくださいませ。本当に失礼致しました…!)


>瀬良様

(どうにか説得せんと言葉に言葉を重ねるほど、まるで本当の帝国軍人のように固く張り詰めたその顔が曇っていくのを目にしてようやく己の選択が無茶にも程があるものだったかもしれないと遅い後悔を抱いたのもほんの束の間。石膏のように無骨な手が奇妙な動きを見せた後、今度はこちらへ送られるひそやかな囁きにぱちくりと目を丸め、その間抜け面をすぐさましたたかな笑みに変えては「……こういうのをギブアンドテイク、と言うんだったかしら。私で務まるお芝居でしたらもちろん、喜んでお手伝いさせていただきますわ。本を買った後にゆっくりと」互いが互いの為に一芝居打つ、何とも平等でありながらお伽話のように愉快な取引だとそれこそ芝居めいたウインクと共に快諾しては何食わぬ顔で店主に向き直り「――他のお客様がお見えになって頭も冷えましたから、改めてもう一度お尋ねしますけど。私にその本を売ってくださるおつもりは微塵も無いの?」幾度も繰り返した問いの後にちらり、と相手に合図代わりの目配せを)

(/携帯・サイトの不調で連投はよくあることですのでお気になさらず…!そして入試お疲れ様でした、どうかごゆっくりお休みください。/レス蹴可)

  • No.56 by 一之瀬密  2017-02-15 13:10:17 

>榊
...ええ、この著者の本は全て持っています。
(問いかけられるとその本の落とした面をを優しくはたきながら穏やかに上記を答え「お恥ずかしいことに初めて勉強以外で買った本なのです。」と勉強三昧で本も学問書ばかりだったつまらない本棚を思い出し一瞬懐かしげな表情を浮かべ、付け加えると本を今度は落とさないようにしっかりしまい)
(/ありがとうございます。)
>瀬良
は...なんでしょう?
(やっと人混みから出られ安心して道を曲がりかけたところで先ほどの長身の男に肩を叩かれ、純粋な驚きの表情を浮かべ振り返ると一瞬すりの類かと不安げな表情を見せたが身なりなどを見てみれば、高価ではないもののしっかりとした着物の着こなしに不安を振り払い、笑みとまではいかないまでも比較的明るい表情で訪ね)
(/こちらこそ、あまり早くお返事できませんし文もまだまだ発展途上ですがこれから息子様と仲良くなれるのを楽しみにしております。よろしくお願い致します。)
>朝倉様
素敵な理由...か、快適さと引き換えですが誰も話しかけてこない、静かですよ。
(自分を怖がるどころか生意気に視線を返した女に、口先から生まれたような図太い女だと、菓子を食べながらどころかきっと墓の中でも喋り倒すに違いないと心の中であんまりな評価をつけながら、心中既にうんざりしているがそこは育ちの良さだろうか、露骨に立ち去るのも気が引け、湯気が消えてからだいぶたってしまった冷めた紅茶を眉間のシワを深めて飲み。どういう目的で近づいてきたのかは知らないが、深くかかわらないに限ると表情の一つも変えないまま遠回しに話しかけるなという意思を見せて)
>all
(/皆様に絡みに行きたいのですが、こちらのキャラの身分によりなかなか出没するところも限られ絡み文に絡みに行けずに申し訳ないです。絡みたいという気持ちはあるのでよければこちらの絡み文に絡んでいただけると幸いです。)

  • No.57 by 瀬良 素遙  2017-02-15 17:38:54 



>朝倉

聞いたろう、雪枝。あまり店主を困らせるな。…ああ失敬、うちの「家内」が困らせてしまったようだね。少しばかり強情な娘だが悪気はないんだ、どうか許してくれたまえ。…おや、この書物は…。
(目配せに僅かに頷き、店主が相手の問いに微かに狼狽するが、「何度言っても同じだ、君の様な女に売る女など無い」、と拒絶するのを一瞥し。協力を誓った相手の方を振り向くと、あたかも自分が目の前の女性の亭主という立場にあり、自分の妻をたしなめている、という場面を演じ。疑うように二人を見比べる店主だが、つい感情的になっていたため先程の他人行儀なやりとりを聞いていなかった上に、よく見れば年もさほど離れておらず、確かに夫婦と言われても頷ける、と感じ、これはこれは、旦那様もご一緒とは、と慌てて会釈して。恐らく先程の「話を合わせて欲しい」という要求を今実行させようとしているなど思っていなかったであろう相手の表情は敢えて窺わずに視線を前に戻し、店主の持つこの騒動の引き金となった書物を見やり、少し見せてくれ、と頼み、店主が渋々渡してきた受け取れば、中身を吟味するように頁を繰って。)
ふむ…余談だが、家内は良い書物を選ぶ素質を持っていてな。彼女が選んだものならば、私も興味がある。加えて、見たところ内容も良さそうだ。私が買おう。
(暫く中身を見ては満足そうに頷き、購入を宣言した後に愛想笑いを浮かべて。呆気にとられながらも、本日何度目かの「その書物は一般人には売れない」、という趣旨の言葉を口にしようとした店主に、懐から木箱を取り出して、中身の軍人を示すバッジと少将という階級を表すバッジを見せ、これでよろしいか、と微笑んで。)


  • No.58 by 榊 七瀬  2017-02-15 18:13:56 

>>高槻
君が前から夜な夜なご両親のお墓に行っていたのは気づいていた。ただ、それで君が落ち着くならとずっと知らないフリをした……
(黒い雲が晴れ、青白く光る月光が竹林の間を通り抜けて道を照らす。だが、余計に寒くなった気がして先程から体が小さく震えているがもうすぐ家なのでそこは我慢し、相手の質問に淡々と答えれば見えてきた家に内心安堵しながら門の戸を開け、中庭を通り抜け家の戸を開けて中に入れば、家の中は所々に灯が灯っており「君な目が悪いのだろう…これからは、夜ではなく昼間に行きなさい。人目が気になるなら、早朝でもいい。ただ、暗い刻はお辞め。私とて人であり、君の「先生」である以上心配するのだから……」と部屋へと続く廊下を歩きながら優しく言うと書斎へ入る前に「お茶を入れておくれ」と頼み書斎へと入っていき)


>>瀬良
えぇ、心の臓を少々……
(寒い風が気管に入ったのか小さく咳き込んでは上記を言うと少し乱れた呼吸を整えてはいつの間にか止まっていた自身歩みを再開させて「其方も病にはご注意を」と歩きながら呟いては、ふと気になったのか「そういえば、どちらに?」と問いかけてみて)

>>朝倉
そうなのか。こんな名もない作家を知っているとは、君も知識深いのだね。
(有名な文豪には流石に表現力も言葉も負けているが、それでも年に1冊くらいは本を出版するとそれなりに古株の客や思考が似ている者からは作品を読んだと手紙も貰う。だが、目の前にいる若い子が見ているとは思ってもいなかったので小さく相手の言動を見てはクスクス笑ってから相手は「迷子」という言葉を素直に受け取ったのかと思うと「そうだね。案内させてもらおうかな。そうすれば、いつか私も迷子ではなくなるかな」と相手の素直な気持ちに頷けばそのうち自分が探している答えも見つかるだろうと思い「では、若き女学生さん。スコートを頼みます」と微笑んで見せて)

>>一之瀬
そうですか。あまり世には知られていない作品なのに、よくご存知ですね。
(西洋文化が入ったことにより、この店でも西洋文化の飲食が入っており初めて飲んだ「紅茶」が気にっているのかそれを飲んではこの鼻の奥にくる素晴らしい香りを楽しんでは上記を言うと、内心やはり誰かに自分の作品を読んでもらっているのは嬉しいもので小さく微笑んで)

  • No.59 by 朝倉 明  2017-02-15 21:08:23 

>一之瀬様

そう、それは素敵。幸福は静寂と生業の中にありやと米国の大統領もおっしゃったそうですし。……でも、本当はお喋りだってお嫌いではないんでしょう。そうでなきゃこんな賑やかな喫茶じゃなく、お家でお茶を飲むことだってできるはずですもの。
(こんな空っ風の中ではせっかくの紅茶もすぐ冷めてしまうだろう。彼が口づける紅茶茶碗の冷たさを想像しては小さく体を震わせて、こちらはまだ温い珈琲を半分ほど飲み干せば深まるばかりである眉間の皺と拒絶の意思にひとまずは月並みな相槌を打ち。しかしこの舶来の冴えた味のする飲み物を口に含んで嚥下する、たった瞬き2つほどの間に一之瀬という人物を紐解く糸口が見つけられないものかと思案し、どうにか見つけ出した次の手を悪戯っぽく吊り上げた唇で紡いで。貴族たる相手ならば西洋の飲み物など自宅でいくらでも堪能できるだろうし、他者や交流を忌避している様子の相手であればなおのこと外より内のほうが都合が良いはず。真冬の寒さに苛まれながらもわざわざ表へ出ているということは、きっと他人が心の底から嫌いというわけではないのだ、と即興の推理に賭けつつ表面上は素知らぬ顔で「あら美味しい」などと呑気にマドレーヌを手に取り)


>瀬良様

(思った通り、壊れたレコードのように三度も四度も聞いた答えを繰り返す店主に今度ばかりはそれで良いと意地悪く含み笑いを浮かべるが、あまりに突然会話に現れた聞き覚えのない女の名に思わず帽子も飛んでいきそうな勢いで傍らの彼を振り仰ぎ。しかし"家内"の一言に雪枝、というのがこの芝居における己の役名なのだと悟れば険しい表情をどうにか和らげていかにも雪枝らしく――というのも妙な話だが、とにかく夫に縋る妻の顔で事の顛末をじっと見守り。そんな拙い芝居も突如眼前に現れた軍人の証を前にすれば「えっ?」と飛び出してしまった声に脆く崩れそうになり、同じく呆気に取られた様子の店主へ慌てて代金を押し付けて右手にようやく手にした本を、左手に相手の手を掴んで早足に店先を去り「――将校様だなんて!わかっていたらこんな無礼を働かずに済みましたのに!」角を曲がれば開口一番、何故言ってくれなかったのかと後悔のあまり無茶なことを口走り「たかが買い物に将校様を引っ張ってくるなんて、父に知れたらどんなに叱られるか……あんな三文芝居で許していただけるかしら」と、いくら気丈な己でも思いもよらぬ正体にうろたえて)


>榊先生

名も無いだなんてとんでもありません!榊先生と言えば大正の御世にきっと名を残される文化人。女に学は必要ないなんて言う父にも見せて差し上げたいわ――そんな大先生をエスコートできるなんて夢のようです。では先生、暫しお付き合いくださいませ。
(物を書くというのは賢くなければできないこと、その賢人に知識深いなどと褒められれば軽やかな洋装のせいだけでなく体がふわふわ踊りそうなほど浮かれて上がって。いけないと思いつつ小娘のようにはしゃいだ後は着物姿の歩幅に合わせてしゃなりしゃなりと、どうしても気取っている風は拭い去れないものの敷き詰められた石畳の上を大人びて上品な歩調で先導し。洋装を売る呉服店はここ、化粧品なら薔薇色の窓枠のあそこ。角のカフェ・巴里では紅茶や菓子の他に洋酒なども嗜めること、そういった街のあれこれを大人の御眼鏡に適うよう説明していって「――今更と言えば今更ですが、先生は何をお探しなんですか?」と、ものによっては車を呼ぶなりして街の外れのほうへ足を運んだほうが良いのかもしれない。そこまでようやく思慮が至ると漠然とあいた問いを向けて)

  • No.60 by 瀬良 素遙  2017-02-15 23:34:26 



>榊
なんと…心の、臓を?…ああ、私としたことが行き先も告げぬまま婦女を連れ回すとは…どうかこのご無礼をお許しください。
(相手の言葉に思わずハッと息を呑み、病を患っているのか、などと軽々しく尋ねたことを深く後悔し、同時に自分の不甲斐なさを痛感して。それでも内情を悟られないように勉めて冷静に謝罪の言葉を口にしては、小さく咳をした相手の肩を軽く支え、少し先の商店を指し示し、)
彼方に商店が見えるでしょう?私の…なんといえば良いのか、知り合いが切り盛りしている店でね、何かと面倒になっているのです。


>一之瀬

(高貴で気高い様相の相手が振り返るのを見ては、突然お声掛けしてしまい申し訳ない、と恭しく礼をし、そっと拾ったハンカチを差し出して)
こちら、落とされましたよ。

(/こちらこそ、仲良くして頂ければ幸いです。宜しくお願いします^^)


>朝倉

たかが将校相手に、大した問題では無いでしょう。それに、私はあくまでも己の為に一芝居打ち、損得勘定の釣り合う相手である貴女と一時の間協力したまで。従って、不条理など一つもありはしない、どうかお気になさらず。…では。
(相手に引かれるようにして外に出ては、酷く困惑した様子で自分の立場を気にかける相手を諌める様に声を掛けて軽く微笑み、不意を突いてか細く綺麗な女性の手をすり抜けて軽く礼をすると、その場を後にしようと歩き出し。)


  • No.61 by 一之瀬密  2017-02-16 16:56:48 

>榊
そういうことですか。
文学の善し悪しは知名度ではないでしょう。
そして善き物は自然に名が知れていくものです。きっと本屋の一番手前に並ぶ日も遠くないと思っているのですよ私は、榊さん。
隠されるなんて意地の悪いお方だ。
(女性であり自分より年もいかない相手に本に対して褒められたような対応をされ、相手の笑顔にも違和感を感じ、頭をかしげた瞬間ピンときたように本を取り出し作者近影が乗る裏表紙を見て納得したように息を吐き、先ほど立ち去りかけたのを忘れたように座り直し、純粋な想いを伝えたあと破顔していたずらに気づいた子供のような声を出して)
>朝倉様
...貴女は動物園へ行ったことはありますか?
私は英国の倫敦の動物園へ行ったことがあります。
珍しい動物が沢山集められてとても興味を惹かれました、ただし檻の外から見る分にであって檻の中に入りたいとは一切思いませんでしたが。
(確かに昔は友人と語らうのが好きで一度熱が入れば若さにまかせて夜が明けるまで語り合ったものだが親しくしていた友人にくるりと態度を変えられた過去は忘れられず、頑なに明に視線も向けないまま頭を振って冷たく瞳を伏せ、小さく震えた相手を見て小さく息を吐き「私になにか用があるなら早く言ってください。あまり体を冷やすと毒ですよ。ないのなら私はもう帰ります。」と飲み干したカップを女給を読んで下げさせ立ち上がり帽子をかぶりながら見下ろし)
>瀬良
ああ、ありがとうございます。こちらこそ貴方のお手を煩わせてしまった。...あいや、失礼。あまり私より大きい人は見たことがなかったものですから。
(ハンカチを受け取ると穏やかに帽子をとって礼をして胸のポケットにハンカチをしまうと相手を上から下へとじっと見てはっとしたように謝り感心したように頷き)

  • No.62 by 高槻 秋声  2017-02-16 17:00:43 

( >>48/朝倉 )

家出かぁ…そんな年頃もあったものですね。…、私は墓参りですよ、風が吹いて提灯が消えちゃったんです。
(こんな夜更けに家出をしていると聞いてもそれはそれで少しばかり怪しいがそれはこちらも同じ事かと嘘なんてつこうと思えばいくらでも出来るわけで、然しながらのんびりと星があっても見えない夜空を見上げてはぼんやり、と僅かに光が見えるのは月の灯りだろうか昔を思い出しつつ、上記後半答えては地面に転がっている所、というよりは感だがそこら辺を指さしてはお恥ずかしい、なんて一言付けたしながら背中を擦りついた汚れを払うと急に近くまできた明かりに思わず顔を歪めては背け「お化けじゃぁないですよ、ましてや妖怪でもない。ただの“助手”です」片手をひらひらさせると僅かに口元を緩めて)


( >>58/榊 )

…、気を付けると致しましょう。
(吐く息はきっと白いだろうか、青白い月の下ではどんな幻想的な風景を見せてくれるのかほとんど見えなくても想像しただけで自然と寒さも忘れようかしかしきっと相手は寒がっているだろうか、僅かに首元を曲げつつも着いたようで薄暗いその廊下を手探りで進みつつ上記小さく呟いて。「まぁ、気が付かれない方が可笑しいかもしれませんね。夜移動する時は物によくぶつかるのでうるさいですから…、」苦笑を浮かべては羽織りを脱ぎ、相手の背中を見送ると聞こえた言葉にひとつ頭を下げて承諾し今はまだ暫く時間が経てばちょっとは暗闇にも慣れて見えるのもので、薄明かりのあるこのお邸も暫くその闇の中で目を開けていると大体の輪郭はぼんやりと分かるようになっており、台所へ移動すると壁に羽織りを掛けて郎を灯して急須に茶葉を煎れると準備を始めて)

  • No.63 by 榊 七瀬  2017-02-16 22:11:15 

>>朝倉
君は私よりもこの街を知っているんだね。驚いた。若い者は、新しいものをどんどん吸収していくから…
(様々な場所を見て回っては、正直普段は足を踏み入れない場所や初めて見る西洋文化のモノなど新しい発見をすることも出来て、顔には出してないが内心はウキウキ。色んな所を見て回ったせいか、心の臓が少々痛み胸元をギュッと抑えて相手に背を向けて呼吸を整えていると、背後から聞こえた質問に「あぁ…」と言うと振り向いては空を見上げて「……答え、かな。それとも他の何か……」と曖昧のような確信のような口調で前記を言うと静かに息を吐くと「私は私の人生の果てにある答えを探しているんだ」と少し儚い表情で言えば「今日はありがとう。君のおかげで楽しめたよ」と礼として牡丹の華をガラスで飾りたてた髪飾りを取り出して「礼と言ってはちと安いが……」といつの間に購入したのか相手に差し出して)

>>瀬良
まぁ、幼き頃からの病ゆえ……もう治る見込みはないとのことだ。
(相手の言葉を聞けば今更と言わんばかりに上記をはにかんだ笑を浮かべながら言えば相手が優しく肩を支えてくれると小さく礼を言って。そして、指さされた商店を見ては知人が営んでいる店だと聞いて「へぇ、それはそれは私何かが入っても?」と問いかけて)

>>一之瀬
バレたようだ。
(相手の言葉を聞き、こちらの名前に気づいたことを知れば口元に小さな笑みを浮かべて上記を言うと紅茶を1口飲み込んでから「何も隠していたつもりはないのだがね。私は……自分の名前をゴマすりなどでは広めていきたくないし、私の作品を無理矢理に表にだすのも嫌なだけだ……」と紅茶が揺れるのを見ながら呟くとふと、窓の外へと視線
を移して)
本屋の隅っこにいて、誰にも気づかれなくともたまたま立ち寄って見かけた人が、気になって手に取ってくれる……そのくらいが私には丁度いいのかもしれない。
貴方のようにね。
(ポツリポツリと何かを思い出すかのような口調で言えば最後の言葉と同時に相手の方へ顔を戻して小さく口元に笑みを浮かべては片目を瞑りウィンクを少々子供っぽくしてはそんな仕草をした自分がおかしいのか乾いた笑いをしては「性にあわないものだ」と言って)

>>高槻
体は大事におし。
(部屋へと入る直前に上記をまるで子供に言うかのように一つ言うと書斎へと入り。本棚にはみっちりと本が詰まっているが、他には机と座布団、灯りにずっと使っている西洋から来た万年筆というものだけがあるだけの少し寂しげな部屋だが、他のどの部屋よりもここが1番物に溢れている所であるのであまり気にもならない。座布団へと正座をしては書き途中の原稿用紙に視線を移してペンを取り書き始めるが少し文字をかいては行き詰まり紙をくしゃくしゃに丸めてはポイッと投げ捨てて)

  • No.64 by 一之瀬密  2017-02-17 20:56:35 

>榊
ああ、余計なことを言わなくてよかった。
とはいえ、貴女の本に批評などつけられるほどの知識はないですが。
(相手のウインクと言葉に眉間を緩めてほんの少し笑い、名を明かさなかったことの理由には「大変謙虚であらせられるが」とわざと仰々しく前置きし、その後あっさりとこちらも冗談めかして上記を言えば、離れた席で会話をするのもなんだろうと「お隣よろしいですかな?」と恭しく礼をして見せて)
私は貴女の本に人気が出ればありがたいですよ。
本屋の主人に毎度1冊だけ入荷してもらうのも気が引けますしな。
(相手の何か考えたような口調にはなにか事情があるのだろうと気付かないふりをして、店主に紅茶のお代わりを頼みながらごく一般的な感想を口にして)

  • No.65 by 匿名  2017-02-17 23:20:56 



>榊

(幼い頃から、と聞いて、心臓病など重い病気では無いものの病弱でしばしば床に伏す妹の姿と目の前の女性の姿が重なり。咄嗟に目を伏せて掛ける言葉を探すが、通りすがりの者に同情や憐憫の念などぶつけられるなど煩わしいだけであろう、と考えてそれ以上病気については何も言及しないでおこうと判断し、ゆっくり歩きながら相手の質問に答えるべく口を開いて、)
勿論ですとも。…いや、店主でもない私がこのようなことを言うべきでは無いか…。


>一之瀬

いえ、とんでもない…当然のことをしたまでですので、どうかお気になさらず。
(両手を胸の前に広げ、謙遜するような口調で言葉を紡ぎ、小さく微笑んで。相手の少々日本人離れした自分の体格について一抹の興味を持ったような口振りに、はて、と数回目を瞬かせ、少し気恥ずかしそうに答えて)
そうですか…?あまり気にしないものでしたので、これが普通だとばかり…。


  • No.66 by 匿名  2017-02-19 14:49:09 



(/上げます。)


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