当主 2017-02-08 19:15:16 |
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「乙女の声を聞かずして何がデモクラシーかしら。国民の半分は女、国を生み育ててきたのもまた女でしょう?ほら、あなたも何か言ってやってくださいな!」
『だって、これからは自由恋愛の時代です。恋した殿方と結ばれない命に意味なんて無いわ……それに私、不良と叱られるのは慣れてますもの』
名前/朝倉 明(あさくら はる)
性別/女
年齢/21
容姿/真っ黒な髪を古きよき日本髪ではなく顎の辺りまでしかない断髪(現代のショートボブ)にし、クローシェ帽を被ったハイカラな出で立ち。左に流した前髪の下に覗くは凛とした水平眉に少々の小生意気さを感じさせるくっきりとしたつり目。二十歳過ぎてなお少女という感じのする顔に薄く白粉を叩き、小さな唇を流行りの口紅で飾って気取る表情はしゃんと澄ました猫のよう。普段は華やかなワンピースに外套と洋装を愛し足元もハイヒールで背伸びをしているが、朝倉の娘として表へ出る際は渋々着物。それさえも後の世にアンティーク着物と呼ばれる類の鮮やかなデザインを選ぶお洒落好きのモダンガール。
性格/大和撫子とは程遠い勝ち気な跳ねっ返り娘。教養があり頭も切れるだけに口喧嘩であれば大の男とも対等に渡り合えるため、華やかな出で立ちの甲斐なくほとんどの男性には面食らわれるか煙たがられるかのどちらか。美点を挙げるならばどんな相手でも臆さず会話を続けられることと、結果頑固な心さえこじ開けられる可能性があること。無論常に喧嘩腰な訳ではなく普段は女らしいただのお喋り屋。強かではあるが年相応の未熟さも合わせ持ち、豊かな感情に振り回されがちなのが欠点。理想を愛し、美しいものを愛するロマンチスト。楽しい事も大好きで、夢を追う傍ら漢文や英文を習う塾やらバイオリンの稽古やらに手を出し日々を謳歌する。
備考/"平民政治家"と謳われる有名な政治家の一人娘。上流階級ではないがそこそこ小金持ちの家に生まれたが故に教養とハイカラ西洋文化を思う存分吸収し、また父親の職業故に常日頃より国や民というものに思いを馳せた結果思想家かぶれになってしまった。女学校卒業後は女性政治家という夢のため大学進学を望む己と「女子に学問は不要、一刻も早く婿を取り子を産んで家に尽くせ」という古臭い父とで度々衝突している。日々押し付けられる見合い話に嫌気が差してふっと家出をすることもあり、型破りなファッションもあってご近所からはすっかり"不良娘"のレッテルを貼られているが本人はどこ吹く風。父伝いに存在を知った一之瀬家の「弐」には自らの夢の実現の後ろ盾となってもらうために、始めは他の人間同様コネや人脈目当てで近づこうとする。
伽羅/肆
(/keepありがとうございました!主様、そして後々お相手になっていただける一之瀬様、我の強い娘になってしまいましたが不備やイメージと違う点など何か問題がありましたらご指摘お願い致します。)
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