当主 2017-02-08 19:15:16 |
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( >>48/朝倉 )
家出かぁ…そんな年頃もあったものですね。…、私は墓参りですよ、風が吹いて提灯が消えちゃったんです。
(こんな夜更けに家出をしていると聞いてもそれはそれで少しばかり怪しいがそれはこちらも同じ事かと嘘なんてつこうと思えばいくらでも出来るわけで、然しながらのんびりと星があっても見えない夜空を見上げてはぼんやり、と僅かに光が見えるのは月の灯りだろうか昔を思い出しつつ、上記後半答えては地面に転がっている所、というよりは感だがそこら辺を指さしてはお恥ずかしい、なんて一言付けたしながら背中を擦りついた汚れを払うと急に近くまできた明かりに思わず顔を歪めては背け「お化けじゃぁないですよ、ましてや妖怪でもない。ただの“助手”です」片手をひらひらさせると僅かに口元を緩めて)
( >>58/榊 )
…、気を付けると致しましょう。
(吐く息はきっと白いだろうか、青白い月の下ではどんな幻想的な風景を見せてくれるのかほとんど見えなくても想像しただけで自然と寒さも忘れようかしかしきっと相手は寒がっているだろうか、僅かに首元を曲げつつも着いたようで薄暗いその廊下を手探りで進みつつ上記小さく呟いて。「まぁ、気が付かれない方が可笑しいかもしれませんね。夜移動する時は物によくぶつかるのでうるさいですから…、」苦笑を浮かべては羽織りを脱ぎ、相手の背中を見送ると聞こえた言葉にひとつ頭を下げて承諾し今はまだ暫く時間が経てばちょっとは暗闇にも慣れて見えるのもので、薄明かりのあるこのお邸も暫くその闇の中で目を開けていると大体の輪郭はぼんやりと分かるようになっており、台所へ移動すると壁に羽織りを掛けて郎を灯して急須に茶葉を煎れると準備を始めて)
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