当主 2017-02-08 19:15:16 |
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( >>35/榊 )
…嗚呼、先生。起こしてしまいましたか、すみません。
(月明かりだけでは幾分も頼りなく、街灯というものが導入されるもここまで夜も更けると流石に点いていなくて肩を落としつつ眉間へ深い皺を寄せてほぼ暗闇の中をのそのそ歩いていれば聞き慣れた足音と声に僅かに苦笑を浮かべて。上記、抜け出したことよりも別なことについて先に謝るとひんやりとした手に伝わる相手の体温をしっかりと確かめながら大人しく言われた通りに裾を掴んでは半ば引っ張られるような形でその後ろをついて行き。「でも先生、よく分かりましたねぇ。ここに居るって」人に助けてもらえばもう安心、後は足元の小石などに躓かないように気をつけていれば良いだけで、呑気にさして見えもしないがきっと冬の澄み切っている夜空を見上げながら緩やかに続けて)
( /素敵な小生さん!よろしくお願いしますね )
( >>39/朝倉 )
---?足音…、わ、と…危ない危ない。
(唯一のあるだけマシだった提灯を失っては暗闇にいる感覚に何故か今日だけは恐怖を覚えて。寝るときだって気にしていない、次に目が覚めた時に全ての視力が失われて真っ暗闇に閉ざされようとも覚悟が出来ているから毎日を色んな景色を出来る限り目に焼き付けたくて、今でこそ楽しい人生の筈なのにどうして急にこんな風に思うのか、変に明るい太陽の下で眩しく目の痛みを覚えるよりかはこうやって暗い方が少し落ち着く筈なのに。暗い足元を頭を垂れては見下ろし、小さな溜息と共に眉を下げてはどこか哀しそうな顔をするも何やら聞こえた足音にそちらの方向へと向けば風を切る音共に身の危険を感じると少し後方へと下がっては難を逃れたが墓地の近くにある太い木に背中をぶつけ顔を歪めつつ背中を擦り「痛たた……嗚呼、眩しいですね、その灯り。お嬢さんどうしたんです?」何となく察しはつくが驚けかせてしまったのは申し訳ないと思いつつも、こんな夜更けにこんな墓地に。自分のことも言われればおしまいだが相手は女子でそれだけが疑問で)
( /いえいえ素敵な絡み分をありがとうございますっ。こちらの息子も何やら面倒かとは思いますがよろしくお願いしますねっ。 )
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