放課後の密談 -ml-

放課後の密談 -ml-

ヌシ  2014-12-26 21:17:49 
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『---綺麗、だよな』

「ん?何が、空か?それとも...俺、だったり...?」

『---馬ッ鹿。景色もアンタにも然程興味は無いんでね。』

「フフ、相変わらず素直にならない人だね、...まぁ、そんな所も好きだよ。」

『---...ッ直ぐそういう事を言って。アンタ、此処がどこか分かって言ってんのか...?』

「---え、?うん。“学校”だよ。」


     __放課後。其れは、ほろ甘く、ほろ苦い一時。


『堅物先生』×「保険医ゆるゆる先生」



------注意事項--------

・此処は所謂MLです。
・亀レス、置きレス。一切気に致しません。
・主の趣向を詰め込み過ぎた主うはうはのトピです。ご理解頂ける方だけお願い致します。
・ロルは100~でお願い致します。
・参加希望様が複数名いた場合、選考式とさせて頂きます。ご了承ください
・キャラリセは2週間
・募集は『堅物先生』の方で御座います。主は「保険医」の方を取らせて頂きます!!←( げふんげふん  / 黙 )

・pf用テンプレ
『普段云いそうな台詞』
『放課後、二人きりの時言いそうな台詞』

名前 /
年齢 /
担当教科 /
容姿 /
性格 /
備考 /

ロルテ /

---------------------


こんな駄トピでは御座いますが、ヌシの趣向に付き合って下さる方を首を長くしてお待ちしておりますね!! ( きらきら / 手合せ )
>1はヌシのpfを載せますので暫しレス禁で御座います


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  • No.13 by 皇 遥  2014-12-29 15:00:07 


...あ、駄目だ。寝ちゃいけないな、
( 授業の始まりを告げる予鈴にて、びくりと身体を震わせればぱちりと双眸を開け、眠た気に半眼になった双眸を時計に目を遣って。__ふむ、今の時間ならば自販機にでも珈琲を買いに行けるだろうか、なんてゆたりと立ち上げれば今迄の体制からか、やや着崩れている服も気にせず小銭ケースを持って上機嫌に保健室を出ては自販機の在る階段へと足を向けて。__今日の飲み物は何にしようか、珈琲かと考えていたがやはり甘いものも捨てがたい、否、然し渋めに緑茶か...なんて己の頭はもう既にこれからの飲み物の事しかない残念な脳であって。生徒は皆教室に入っているのか普段とは違う顔を見せる廊下を悠々と歩いていれば己以外の足音が聞こえてくるのを聞き取るも対して動揺は見せずにいて。この時間帯なので移動している教員の方々も居るだろう、ただ挨拶すればいい。__そんな考えで軽く鼻歌混じりに二階への階段へと足を掛ければ己の前に現れたのは確か... 英語教員の、そこ迄は頭に浮かんでくるのだが何せ保健室に引き蘢っているこの身、一々教員全員の名前等覚えていられない、何時もの様にへらりとした笑みを浮かべれば挨拶し、通り過ぎようなんて考えていれば己の双眸に入ってきたのは相手の押さえる肘であり。 幾度か瞬きをすれば首をゆったりと右に傾け、「...あれれ、お怪我...なさっているんですか?」なんて問うのもそこそこに、相手の肘へ近づけば“拝見しても?”なんて言いた気に相手へと視線を遣って )



( / 出会わせて頂きました!!いえいえお気になさらずに、長くなっても全然構いませんよ!!些か失礼な出会い方では御座いますが、宜しかったでしょうか...?)

  • No.14 by 比奈夏生  2014-12-29 15:44:07 

(/皇先生のほうからアクションしていただきありがとうございます…!)

ああ、皇先生。ええ、ちょっと…何処かに用事ですか?(階段の踊り場を曲がったところでこれから訪ねようと思っていた人物に鉢合わせ。正面から見たのはかなり久しぶりかもしれない。女子生徒に人気のありそうな緩い雰囲気の若い人だなあ、とこの学校に異動してきた初めの日に挨拶した時の第一印象と同じことを思いながら数段下りて。階段を上がっていくのならば職員室にでも用事があるのかとそう尋ねてみて。それなら自分も一緒に職員室まで行ってじぶんで絆創膏でも貼れば良いだけだ。先刻ばさばさと資料やなんかを被った所為で髪が乱れているのか、前髪が僅かに視界に入っているのが気になり、一旦ハンカチを外して、今朝さらりとしたスプレーワックスを気持ち程度付けて整えただけの髪に手櫛を入れるとふわりと小さな綿埃が落ちてきて、これなら肩口や頭にもまだ埃が付いているかもしれないと思うけれど。人前であまり気を遣わずに払うものでもないと前髪だけ軽く撫でて、どくどくと思い出したように痛む腕にまたハンカチを当てようとし、傷に当てていた部分をちらりと見遣るとじわりと赤茶色が滲んでいて思わず溜め息が出る。痛みには強い方だと思うし、グロ耐性も十分にある。自分の血液くらいでショックを受けたりはしないけれど、この歳になって似合わず派手に怪我してしまったことで普段から上がっても上がりきらない、イーブンの地点が既にマイナスなテンションがそこから更に数ミリ、マイナスへ針を振ったのを感じつつハンカチを反対側に折り直して慎重に傷にあて)

  • No.15 by 皇 遥  2014-12-29 16:13:59 


__ん、?俺はただ飲み物買いに来ただけ、ですよ
( ちゃりん、と子気味の良い音を立てて小銭入れを振れば何処か悪戯気に口角をほんの微か、上に持ち上げて。ふと、視線を相手の肩口に遣ればフフ、なんて小さく笑みを浮かべたりしては片手を軽く挙げ、己よりも数センチ低い其の頭に付いている埃を摘んで払ってやり。ついでに、と言わんばかりに相手の身体も軽く払ってやれば緩い笑みを絶やさずに相手に視線を当てて。何時も常にしっかりとした格好をしている彼が今日は何故か乱れているのは何故だろうか、「...あ、もしかして転んだとか、?」見た目に合わず、結構ドジですね-、なんて失礼極まり無い事をさらりと言ってのければ有無を言わさずに「...はいはい、立ち話も此処迄。怪我してる人は教員であろうが俺の城に直行、行きますよ」己の殆ど自室、と化している保健室を“城”だなんて比喩すればようやく入った仕事に気まぐれか腕が鳴る。ちらと相手の腕に視線を遣れば少しだが血が滲んでいる。__あれは転けて出来たものじゃァないな、...何か鋭利な物で傷付けたか?なんて呑気に考えれば相手を誘導する様に保健室へと案内して。階段から保健室は然程遠く無い為に直ぐ着く。何処と無く落ちている相手の様子を見遣れば自然と口許には小さな笑みが浮かんでしまう、それもその筈、何時もは完璧で毛程も乱れない、硬派な先生。なんて噂されている相手がこんなにもぼろぼろになっているのは相手のほんの少しの不注意で起きてしまった事だと推測するも、何処か“子どもの様だ”なんて考えが己の脳裏を横切ってしまい、__其の思考にやや驚けばぶんぶん、と軽く頭を振り、保健室の扉を開ければ相手を中に促して。「はい、其処の椅子に座って下さいね-、と。あ、机の上散らかってますがお気になさらず、」ぱち、と片目を瞑れば救急セットを取りに行こうと歩みを棚に向けて )


( / いえいえ!!自己中な愚息ですが、夏生くんに嫌われない様、精一杯やっていきますので宜しくお願い致しますね!!)

  • No.16 by 比奈夏生  2014-12-29 17:17:54 

(/此方こそ比奈共々よろしくお願いいたします。)

ああ…、すみません(彼の科白と手の中のコインケースに二階に自販機がある変な学校だもんなあと納得した矢先、此方に伸びてくる彼の手に反射的に僅かに身を硬くし、ごく優しく埃を払われ。ああやっぱりと思うと同時にいとも簡単に年下の、ネクタイの曲がった教師のペースに既に巻き込まれてしまったと感じて困ったように、人には怒っているのだと受け取られてしまうのだが、眉根を顰め、ぺらぺらと捲くし立てるのに割り込むことも叶わず、いえ、とかはあ、とか相槌にもならないような曖昧な返事を挟みつつ、やや強引に話を進める彼の後を大人しくついて行き。もっとふんわりとした人だと勝手にイメージしていた為に、思ったより癖のある人物なのかと内心ギャップを感じ少なからずげんなりしてしまう、傍から見れば魅力的なのかもしれないがだってこういうタイプは得意では無い。大して口も開かずにむすりとして見えるだろう己を彼の“城”だという保健室へと迎え入れながら何故だか妙に楽しそうに顔を綻ばせ一人百面相を繰り広げているのだから、目を合わせないようにするほかないだろう。後ろ手に扉を閉めて、「ああはい」と顔を上げれば白衣の裾を翻す彼が器用にウインクなんて寄越すから、また、針が僅かにマイナス方向へ動く。今時、ウインク、しかも、年上の男に向かって。引くというより、怯むのほうが正しい心境を誤魔化そうと、失礼なのは分っているから相手に悟られないよう慎重に静かに目を閉じて、息を吐いて。目を開いて、言われた通りに椅子に腰を降ろし、傷の様子を見てみるともう血は止まり掛けで。汚れた面を内側に折り直したハンカチをポケットに仕舞い込み)

  • No.17 by 皇 遥  2014-12-29 19:37:06 



__…んー、じゃァ。ほい。
( 何処かムス、と身受けられる相手に軽く苦笑を零せば其の傷付いた、と言う肘を見遣って。…嗚呼、血は出た物の其処まで深い傷では無さそうだ。軽く安堵の息を付けば軽い消毒を施し、ペタリと何の変哲も無い絆創膏を貼り付けてやれば、気の抜けるような声と共に救急箱の蓋を閉じて。__…幾分、久々の大人の患者であり、そして己が暇を持て余していたという事からトップスピードで話し過ぎてしまったか…?なんて思考するも何時もの癖で“まぁ、いいか”で片付けてしまうのが己の悪い所だろう。怒らせてしまったのなら謝ればいい、チラ、と相手に視線を移せば先程のウインクが応えたのか視線は落し気味になっており。__ふむ、生徒なら笑って済ましてくれる所を、その様な冗談が聞かない人間か。等と己の立場を軽く忘れ筒も、救急箱をきちんと元の場所に仕舞えば「…あー、ごめんなさいね、久々の患者さんだったからついつい…」なんて己の椅子に腰掛ければやや眉尻を落としへらり、と笑んで。「…に、しても先生随分とやらかしたんですねぇ、あ。大丈夫ですよ、もう痛くなくなると思いますから」まぁまぁ鋭利な物で引っ掻いたと思われる其の傷は見た目は痛そうだが血も止まりかけていたのでほぼ大丈夫だと踏んでおり。__相手が汚れたハンカチを丁寧に畳んでポケットに入れたのを見遣れば暫し、其の行動を見遣るも「嗚呼、先生。宜しければ其れ、此方で洗いますよ。」なんて、どうせいつまで経っても暇なのだから。相手も何時までも血の着いた物を持っていても乾いて洗濯するのが大変だろう。首をゆったりと傾ければゆるりとした笑みを口許に浮かべて、何時も英語を教えているのだから時間などあまり無いのは分かっている。保健室には石鹸、はたまた洗剤なども完備されているのでそのような事はお手の物。相手が嫌がるようなら無理強いはしないのが己の主義、あくまで提案の一つとして相手に問い掛ければ。)

  • No.18 by 比奈夏生  2014-12-30 12:27:28 

ありがとうございます、(薄茶色の何処か懐かしさを覚える感触の絆創膏を上から意味も無くひと撫でして、救急箱を閉じる彼にごく落ち着き払った声色で礼を述べ。正面に腰掛け困ったように柔和に微笑む彼が、何に対してか、大して悪びれてないように聞こえるがそれでも謝罪の言葉を寄越すから、「いや、助かりました」とやや表情を緩めて返し。子供を相手に宥めでもしているかのような口調で、本人があまり気にしていないポイントに念押ししてくるのには漸く少し、はは、乾いた笑いを溢すことができて。簡単に傷を作った経緯を説明してやる。「随分放っておかれていたみたいで。…時間割の入れ替えで五限まで時間あるんで整理に充てます」、ラックの上から落ちて来たものを碌に見もせずにそのままにして出てきてしまった準備室を思うと弱弱しい溜め息が自ずと漏れ出て、奥歯を噛み締めるように苦笑し。と、相手からの申し出にンと一瞬何を指して言ったものか思考が宙に浮いてしまう。アニメや漫画の中でしか中々見ないような変人めいたゆるりふわりとした仕草が、意図してやっているのか天然なのかは判らないが、似合うとこの短い交流の間に知った男の肩越しに、しっかりとした洗面台と、今も使われているのかどうなのか自分には見当のつかない旧型の洗濯機を見つけて、ああ、と納得。汚れるものだと仕方なく使ったハンカチは、落ち着いたグレーベージュ地に青みがかったマットなグリーンの幅の広いタータンチェックの柔らかな麻生地のもので、実は気に入っていたのだ。「気が利きますね…、申し訳ないんですがお願いしても?」と再びそのハンカチを取り出せば控えめに差出して。その為の保健室でも、養護教員が男性だと女子生徒は恥ずかしがるだろうなあとふと思いつつ)

  • No.19 by 皇 遥  2014-12-30 15:32:12 


__いえいえ、
( 礼を述べた相手の言葉に此方も返せば、やや表情を緩める相手に安堵した様に息を付いて。続けられる怪我をした理由を聞けば…嗚呼、なんて気の毒そうに相槌を打って。普段きちっとしてそうな相手には辛い物だろうとふと考えれば、__…勿論ですよ、なんて相手からハンカチを受け取って。…嗚呼、なんてお洒落な物だろう。持ち物一つ一つに気を配っているとしか思いようのない其れを暫し見遣れば、己の持っている物を思い返してみて。__うん、お洒落なものなんて一つも無いな、と思わず小さく笑ってしまえば、其の笑いを隠すかの様に相手に背を向けては洗面台へと歩みを進めて。軽く洗面台を流せば血液は水でしか落ちないので、冷水を張っては其処にお洒落な其れをゆっくりと浸して。水が完全に浸透したら手洗いで汚れを落とそう、と、相手の方へ向き治ればフフ、と小さく笑みを浮かべて。「安心して下さいね、幾ら俺でもあんなオンボロ洗濯機にこんなお洒落なハンカチ入れませんよ。」と洗濯機に近付けば其の上に指を滑らせて。__…嗚呼、掃除しなきゃなァ。なんてのんびりと考えるも指に付いた埃を払えば相手の方戻って。一息付けば思い付いたかのように双眸を開いて「あ、もし俺で良ければ生徒が帰った後にお手伝いに行きましょうか?」丁度ハンカチも乾くと思いますので、と首を傾ければ相手に問い掛けてみて。__相手の事だ。直ぐに掃除を終わらせてしまうかもしれないが、ハンカチを返しに行くのと調度良いと考えて。__俺、生徒が帰ると途端に暇になるので、と肩を竦めれば口角を上げ。厭、会議等もあるのだが直ぐに終わるだろう、明日まで持っていても良いのだが今夜は同期と少し呑む約束をしていて。酔って何処にやったか分らない、なんて御免だ。なるべく今日中に返したいと考えていればそんな事を提案して。)

  • No.20 by 比奈夏生  2014-12-30 18:19:09 

…助かります(早速慣れた手つきで彼がハンカチを水に浸すのを目で追えば、その指先の行き着いた先は洗濯機で、くすぐったいような小さな笑い声と共に発せられた科白は多分、冗談。面白い返しが出来ないのは自分の短所だと自覚しているものの、だからこそ拭えない苦手意識を噛み潰すかのようにごく僅かに力を入れた表情筋の動きは相手に伝わったろうか、それとミスマッチな神妙な頷きと共に上記の感謝を意味する言葉を述べ。意味も無く尖った両膝を片手で一度ずつ払ってから立ち上がれば、思いがけない申し出に、ええと、と口籠もる。大掃除をする訳じゃ無し、落ちて来た物と埃をどうにかするだけだ、昼休みに入る前にすぐ終わってしまうだろう、「いや、そんな大事にはなってないから。気持ちだけ受け取っておきます」と遠慮し、ハンカチは放課後取りに来るがもし会えなければ保健室に置いておいて構わない旨を伝え、それじゃあ失礼します、と小さく会釈し扉に手を掛けて。さすが養教と言ったところだろうか、やや強引だが気も利くし、何を前にしても怯まずあのテンポで堂々と対処するのだろうと想像できる。矢張り自分には少々あくが強すぎると感じてしまうがそれは自分の問題で。客観的に見れば好感が持てる人物なのだと知り、それが彼の仕事だとは解っていても律儀な性格上お礼をしなければ、と思い出したのは彼が自動販売機に向かっている最中に鉢合わせたことで。職員室には職員のためのコーヒーメイカーが設置してあるが、そこではなく自販機に用があったのなら、生徒向けに甘くカロリーもある飲料ばかりが揃ったそれから選んでいいのだと踏んで、準備室に戻る前に差し入れようと一人頷き)

  • No.21 by 皇 遥  2014-12-30 19:59:42 


( / つかぬ事をお伺い致しますね…遥君の性格、大丈夫でしょうか…(滝汗、)緩いのは緩いのですが、結構我が強いと言いますか…補足不足な此方の責任では御座いますが、もっとふんわりとさせた方が絡みやすいでしょうかね…(おろおろ、/ もちつけ。))


__、?
( 己の冗談に相手の表情が微かに強張ったのは見間違いだろうか、やや首を傾けるも己の勘違いだと脳内で頷いて。相手に丁重に断られれば「嗚呼、そうですよね。首突っ込んですみませんねぇ、」口許をキュ、と結べば首筋を照れ隠しなのか、軽く掻いたりして。…嗚呼、なら放課後にお願いしますね、と相手に声を掛け__ふと、時計に目を遣ると時間も時間。相手の言葉を聞けば数回首を縦に振って、「はいはい、いってらっしゃい。あ、お疲れでしょう、もし良ければ」なんて相手へパタパタと走り寄れば小さな飴玉を掌に乗せて。__教員も大変だなァ、と己の学生時代を振り返れば先生方に迷惑しか掛けていなかった事を思い出したりして。__迷惑と言っても常に寝っぱなしだったので迷惑も何もただ邪魔な存在でしかないのは己は気付いてはいない。扉を開け、出て行くであろう相手を見送ればピンコン、と軽やかに鳴り存在を主張した携帯に手を遣って、送ってきた相手は今夜呑みに行く相手。短く時間と場所のみ書かれた其れに此方も短く返事を返せば電源を落として。__さて、此れからの仕事はと考えれば、まだ来ないが昼休み後となればお昼ごはんでお腹が満たされ、眠気に耐えられなくなった生徒が仮病を使いやってくるピークの時間帯だ、コンコン、と控えめに叩かれる扉を想像してはハァ…と深く溜息を付き。ゆるゆると見ていて腹立たしくなる様なゆっくりとした動作で体温計やら消毒するコットンを机の手前に並べ椅子に敷いてあるクッションの位置を正せば其の椅子に深く凭れて。__コンコン、と叩かれる扉に視線を遣ればどうぞー、なんて間延びした声を相手に掛けて。そうか、体育か、と納得したように頷いては入ってくる生徒の膝に着目し、転んで怪我をしたのか、其処は洗ってあるものの痛々しく。生徒は入ってくるなり、近くにいる比奈先生に視線を当てれば小さく会釈をし、此方へゆっくりと歩いてくる。「…ハハ、痛そうだねぇ、」なんて軽く笑いを零して。痛がる相手を尻目に消毒液を付けた綿をピンセットで持てば「はい、覚悟してね、」と其処へ其れを近付けて。ヒクリ、と引き攣る生徒の顔にフフ、と笑みを零すも容赦無く傷口の周りにポンポンと其れを付けて。__痛い、ボソリと零す相手に“転んだんだから当たり前”と笑えば大きめの絆創膏を貼ってやり。)

  • No.22 by 比奈夏生  2014-12-31 16:22:44 

(/いえ、全然大丈夫ですよ! かなり拒絶的というか失礼な態度で勘違いさせてしまい申し訳ございません…。懐っこい犬や子供に対しても多少怯んでしまう性格の比奈ですが押しに弱いので“慣れる”と“ハマる”がニアリーイコールで、皇先生の素晴らしい口説き(期待しております…!)にころっと落ちてしまうと思います、ご心配なさらずどうか見守ってくださいますよう。自分は皇先生のキャラクターが好きなのですが、もう暫く失礼な描写をしてしまうかもしれません、お許しください。
ここまで書いておいてなんですが、比奈の方から告白してしまってもいいなあと思いついてしまいました…。どちらも美味しいので展開を見つつ後で話し合う方向でしょうか?)

あ、どうも(扉を開く手前で此方にぱたぱたと数歩の距離を駆け寄ってくる白衣の彼を振り返れば手の平にころりと載せられた、透明なフィルムに包まれた鮮やかな球体。空いているほうの手でそれを摘み上げ、目の前でくるりと回転させてその光沢を見詰めてしまうのは、懐かしさを覚えたから。大人になっても飴玉は嬉しいものか、と暫く手に取る機会さえなかった球体を有り難くポケットに滑り込まして。自分を見送ったつもりなのだろう彼は、勤務中にも関わらず堂々と音を鳴らす平べったいフリック入力式の携帯電話をこなれた手つきで素早く操作していて、自分のテトリスさえ入っていない厚みのある旧式の携帯電話とは使い道が大分違うのだろうなと思いつつ、職員室でも教師の携帯電話の使用は過度でなければ黙認されているところがあるが然し「せめてマナーモードで…生徒の前では弄らないようにね」と一言告げずにはいられなくて。彼もそれくらい解っているのだろうから余計なお世話だったなあと薄ら自嘲のような苦笑を浮かべ、失礼しますと今度こそ扉に手を掛けたところでちょうど外側のノックの音、少し身を引いてどうぞと言う声と同時に姿を現す生徒が此方に気付き遠慮がちに会釈してくるのにこんにちはと返し。自分が相手のときもそうだったが余程怪我人が少ないのか、それとも此方の思い違いか、生き生きと生徒の手当てを始める養護教員の声を背に、生徒と入れ替わりで静かに扉を閉めてその白い部屋から出れば。威勢の良い教師の声が時たま僅かに響くだけの人気の無い廊下を早くも遅くも無い、己の脚の長さに合った速度で過ぎ、存在は解っていても確かめるようにパンツの後ろポケットを探り、薄い二つ折りの財布を手に階段を上がる。二台並ぶ自動販売機の前に立ちそれぞれ品揃えを二度確認した末、一台ずつにちょっきりの金額のコインを投下して、ウーロン茶と“甘さ控えめ”と謳われたそれでも十分甘そうなカフェオレを選び。無難な二択、二択と言ってもそれは相手が仮にコーヒーかお茶どちらかを苦手とした場合のみではなから両方差し入れるつもりだ。尻ポケットに財布を戻し、ペットボトルの蓋の部分を指で挟み二本ともを片手に下げて、来た道を引きかえし)

  • No.23 by 皇 遥  2014-12-31 17:45:46 


( /はぁぁ良かったです!!!余りにも説明不足でありましたのでもしかしたら…、なんてずっとそわそわしておりました(/安堵、)素敵な比奈先生を逃さないように!と此方の遥君がややがっつき過ぎたなぁ、と反省しております…。うわぁプレッシャー!!笑 ですが、いえいえ、比奈先生は存分に可愛がりたい感じが致しますので…(/黙、)
ハッ!!そちらの方向も御座いましたか!!やや照れ?ながら告白してくる比奈先生…出血物で御座います!!そうですね、新しい方向を見付けてしまいましたので、出来れば少しお話したいなぁ、なんて考えてしまいました。申し訳ありません!!雰囲気が漂って参りましたらお話してもよろしいでしょうか…??)


フフ、疲れには糖分、です。
( ピシリ、と指を立てれば軽く口角を上げて。次いだ相手からの指摘には最もだと眉尻を下げ、もそもそと謝罪をして。扉を開け出て行く相手を視線の端で捉えるも、未だ椅子に座る生徒に視線を移して__嗚呼、どうやらまだ安静にしておいた方が良さそうだ。どうして転んだの、やら、何のスポーツを?なんて暫し他愛のない話を続ければ生徒の方から立ち上がり、授業に戻ると声を掛けられる。__若いなァ、なんて思ってしまう己も20代ではあるが三十路が着々と近付いて来るのも分かっており。生徒に片手でゆるゆると手を振れば扉の閉まる音を背後に、水に浸しておいたハンカチを洗いに洗面台へと向かって。白衣とシャツを折り、腕を出せば汚れた箇所に石鹸を付け洗っていく、早めに対処したのが幸をなしたのか汚れは綺麗に無くなっていき。満足気に笑みを零せば洗面台の水を抜けばハンカチを優しく絞り、皺にならないよう広げれば普段タオル等を洗い、干してある場所へと其れを持って行き。__懐かしい匂いがする、とふわりと香る匂いにそんな思いが脳裏を掠めて。“よし、”なんて誰に言う訳でも無いが呟いては机に戻り、先程来た生徒の怪我と対処法を紙に書き込んで。何時もは生徒に書いてもらうのだが今回は忘れてしまったのだから仕方ない、チラリ、と横を見遣れば今週中に学校に貼りださなければいけないポスターの山が嫌でも目に入る。「…ハァ、手洗いうがい、なんて最近の子はしないんだろうな」其処に書かれているウイルスの感染を防ぐ為の対処法に目を通せば独り言を呟いて。__あれ、そういえば先程の先生の名前を己は知らない。なんて双眸を微かに開けば思い出そうと必死に無い脳を絞って、…確か、英語を担当されていた先生だ。迄しか思い出せない自分に愕然とし筒、また放課後にハンカチを取りにいらっしゃった時になど聞こう、と1人頷いて。歳は己より若い…嫌、同じ位か、なんて失礼にも思考すれば“随分とストイックそうな先生だ、”と笑みを零して。)

  • No.24 by 比奈夏生  2015-01-02 10:03:23 

(/不安にさせてしまい申し訳ございませんでした。比奈のガードは固いようで実は餅のように突破するのにコツは要りますが案外柔らかいのでがつがつ来てください(笑)。
是非話し合いましょう。楽しみです……!)

…あ。(独り言とまではいかずとも、意識を思考に集中させているとふと声が出てしまう性質らしい、歳の所為だろうか。“まだ”三十だと思っていたのだけど。二本のペットボトルを左手にぶら提げ廊下を引き返しながら漏れた声は、何にしろ結局職員室に一度行かなければいけないことを思い出したから。英語科準備室の机に今朝から置きっ放しのタンブラーが空になっていて、職員室でコーヒーをリフィルする必要がある、と言っても今すべきことの優先順位は準備室の掃除が上。積極的に無駄の無い合理的な生活を送ろうと努めている訳ではないものの、自分で手当てをしに職員室まで行っていれば一度で色んなことが済んだかもしれないと考えてしまう。否、職員同士の交流は大事だ、そう、思うことにして。先刻退室したばかりの部屋の扉を軽く握った右手でノックノック、「失礼します、…皇先生」扉を潜って奥に居る人物に声を掛けて、「飲み物。買いそびれたでしょう、これで良ければ」と左手を少し上げて軽く振ってみせ。長居するつもりは毛頭無いもののいつまでも入り口に佇んでいるのもどうだろうかと机の傍まで歩を進めれば見慣れた気に入りの色と柄のハンカチが干されているのが目に入って、ああ早速きれいにしてくれたんだなと、生徒の傷の手当ても少しの血の汚れを落とすのもそう時間を掛けてするものでもないけれど自動販売機でジュースを二本購入するのだって長く掛かったとは思えないから。相手の手際の良さ、というか要領の良いタイプなのだろうなあと内心感心しつつ。)

  • No.25 by 皇 遥  2015-01-02 11:05:48 


( / いえいえ(笑、)自重しつつもがつがついかせて頂きますね!!(謎、)
此方も同じ気持ちで御座います、では、今年もよろしくお願い致しますね!!)


...ん、はいはい、どーぞ...ってあれれ、どうさなったんですか?
( 扉が再度叩かれれば部屋の奥から小さく声を掛けるも、いざ入ってきた相手を見遣れば吃驚した様に声をワントーン上げ。此方に歩いてくる相手の手に握られているのは2本のペットボトル、幾度か目を瞬かせきょとり、と相手を見詰めるも「...え、と。俺に、ですか??」なんて不思議そうに首を傾げたり。然し次がれた相手の言葉に納得した様に嗚呼、なんて声を上げれば“別に大丈夫だったのに”と笑みを溢して。相手の手に凭れているペットボトルの内容は2種類、お茶とカフェオレ。1本は相手の分だろうか。__折角相手が買ってきてくれたのだから一本頂こうと「有り難う御座います、俺はどちらでも嬉しいので先生が俺っぽい、と思う方を頂きます」なんて微笑を浮かべ。わざわざ買ってきて下さるなんてなんて気のきく先生だ。と思考するも、あ、そういえば、とふと視線を下げれば「...あの、ですねぇ。実は俺、失礼ながら、先生の...お名前を存じ上げて無くて...、もし宜しければ教えて頂けませんでしょうか?」なんて“名前を此方だけ知らない”という事に恥ずかし気に視線を彷徨わせ筒そう問いかけて。本当は此処で己の無知さに頭を抱えたいのだがぐっと押しとどめて。「英語の先生、という事は有名ですので知っているんですがねぇ...どうにも保健医というのは情報に疎くて...」気まずげにハハ、と乾いた笑みを溢すも此の状況ではさすがに普段の緩い笑みは浮かばなくて。“嗚呼、これは絶対に呆れられる”と、心中深い溜息を付くも視線を上げ相手に当てて。__随分と端正な顔つきの先生だ。...そう云えば此処に来た女子生徒が『英語の先生はかっこいいし教えかたが上手!!』と興奮気味に話していた事を、つ、と思い出したりもして。)

  • No.26 by 比奈夏生  2015-01-02 12:22:40 

(/今年もよろしくお願いいたします。)

ああ、迷惑でなかったら両方貰ってください(ほんの少し口角を上げて半ば押し付けるようにそう言って机にペットボトルを二本並べて置き。と、柔和な笑みを浮かべていた相手が表情を曇らせ居心地悪そうに視線をうろうろと彷徨わせ乍途切れ途切れに思いがけないことを告白してくるのに、ぱちりと目瞬きして。言いづらそうにしながらもおずおずと此方に視線を合わせてくるから、思わずふっと笑ってしまう。自分も人の名前や顔を覚えるのは得意では無いから共感できる。職員の名前だけは、流石にフルネームでは覚えきれずに普段呼ぶのに使う苗字だけだけれども、毎年度最初の一ヶ月で叩き込んでいるが、いつも保健室に居るのでは関わらない教師のほうが多そうだし仕方の無いことか、と特に咎めることもなく思う。「そんなこと。比奈です、比べるに奈良の奈。…去年異動してきたんですけど。もうすっかり名札も付けない派で。」名簿で確認すれば直接訊かなくて済んだのに、と一瞬茶化してやろうと思ったが顔写真無しの担当クラスと名前だけの名簿じゃ役に立たないかと思い直して、昔からからかわれる材料だった嫌いな苗字を名乗る。一応職員用の名札は最初に配付されるけれど、着用は義務づけられてないため付けていない教師が過半数だろう、自分もつけていたのは初めの数ヶ月くらいで今は職員室にある自分に割り当てられた机の上のペン立てに留められている。随分気にしている様子の彼に気にしなくていいのにと笑ってやりつつ、彼の科白の引っ掛かった部分に「…ていうか有名って」と怪訝に眉根を寄せると知らず拗ねたような表情になってしまい。)

  • No.27 by 皇 遥  2015-01-02 15:24:56 



両方、ですか。
( 相手の其の申し出に“いいんですか?”なんて双眸を開くも机に置かれた2本のペットボトルに視線を遣れば小さく笑みを浮かべ、「じゃあ…頂きますね、有り難うございます、」なんてフフ、と笑っては相手の名前を聞き「比奈、先生ですか。随分と可愛…」そこでハッ、と口をつぐめば何事も無かったかの様に相手を見詰めて。__これは触れてはいけない分類の苗字だと己の勘が警笛を鳴らして。それは大昔、己の小学校時代、なんせ“遥”と言う名前なので女子の様だ、女々しいとからかわれた記憶が唐突に蘇ってきたのもある。純粋に“可愛らしい”なんて思ってしまった自分に叱咤し筒「嗚呼、そうですよね、俺も名札なんて付けてませんし…」と、机の引き出しの中に入れられた侭の名札を思えば苦笑を零して。己の言葉に、何処か拗ねた洋な表情になる相手をやや驚いて見遣れば、「ええ、教えるのは上手だしかっこいい、とか何とか…」なんて、女子生徒から語られた一部を相手に伝えて。然し、笑みを零せば「先生、そんな表情も出来たんですね。常に真剣そうな顔付きだったので、今の表情は新鮮ですよ」なんて言ってみたりして。__これは失礼にあたるだろうか、後から考えても遅い。己が思ってしまった事は相手に伝えてしまう主義なのか、其の侭相手を見遣れば)

  • No.28 by 比奈夏生  2015-01-04 07:07:52 

いえ、どういたしまして。(当然の事をしたまでだと何でもないように小さく頷いて。はっとしたように途中まで出掛かった言葉をぷつりと切り此方を黙って見詰めてくる彼と目が合えば、自ずと溜め息に似た苦笑が漏れて。今まで幾度と無く揶揄されてきた名前だ、今更いい歳になってそれで恥ずかしがって怒るようなことは無いし、慣れたけれど教師になりたての頃は先生、と後に付けると幼稚園や小学校の女性の先生を子供が呼んでいるようで複雑だったと思い出しながら。「私が女性なら良かったんでしょうけど…これで父なんかはゴツいですから」この科白は。己を先生と自称するのが嫌で且つ生徒や他の教師の相手に因って一人称を使い分けるのも面倒で社会人として身についた自然な一人称の所為で、ギャグに聞こえかねないだろう。次いで彼の口から出る生徒からの評価と、彼自身からの評価、どうしてもこういうことを言われるのは心地が良くない、或る人は自分を卑下しすぎだと言うが自分自身プライドは高い方だ、ただただ素直に消化できずにこそばゆくて仕方が無い、一言でこれを表す日本語は、照れる、だ。あからさまに表情に出すことはしなくとも。相手から目を逸らして、ゆるゆると首を横に振って、「私だって人間ですから……表情くらいあるでしょう。それに。生徒から聞いたのって。他の先生のことじゃないんですか、だって、私の名前、覚えてなかったんだし」と。左手首の、革ベルトのクロノグラフをちらりと確認して、「じゃ、そろそろ。放課後また伺います」とごく控えめに会釈して)

  • No.29 by 皇 遥  2015-01-05 12:59:04 



先生も俺と同じ様な境遇だったんだなァ、と思ってしまいましてね
( 苦笑を溢す相手に両手をぶんぶんと振り、焦った表情を浮かべればへらり、と何時もの笑みを溢して。「...ほら、俺の下の名前“遥”って言うんですよ。小さい頃はまぁ、人よりも幾分か小さくてですね、だからお察しの通り、...色々いじられてましてねぇ。」なんて、ふと遠い目を相手の後ろに向ければ此方も苦笑を溢したりして。勿論今では殆ど名前で呼ばれる事なんて無くなった為と、もうこの歳にもなったので特に思う事もなくなり。「でも比奈、って何かいいですね。ふんわりしてる感じで好きですよ、なんだろう。ひよこみたいで」フフ、と笑いを溢せば内心“比奈チャン、なんてお呼びしたら怒るんだろうなァ、然し一度でもいいから是非、呼んでみたい”なんてふざけた考えが脳内を巡っていて。然し、相手から次がれる言葉に僅か、双眸を開いては「あれれ、“英語の先生”とだけ聞いていたのでね...かっこよくて、というのは比奈先生ぐらいしか見つからないんですがねぇ...」この学校で若くて美丈夫なのは相手ぐらいしかいないのだろう、首を右に傾ければやや難しい表情を浮かべて。__相手の“己の名を覚えていなかった”との言葉には気まずそうに視線を相手からゆっくりと外すも、相手の動作と言葉を見遣れば「嗚呼、そうですね、お引止めしてすみません。飲み物も有り難うございました、また放課後いらっしゃって下さいね。その頃には余裕で乾いていると思いますので、」と椅子から立ち上がれば目礼、出て行くであろう相手の背中を見送って。 )

  • No.30 by 比奈夏生  2015-01-05 15:41:53 

ああ…、女性に多い名前ですもんね。でも。ハルカ、って響き似合いますね、何となくですけど(少なからず共感を示す相手を目を細めて見遣り、儚げにも活発そうにもどちらとも取れる音の響きが、今まで話した中での彼への印象と何となく合っていると思いついて、それがすっと口をついて出て。次いで彼の何のフォローにもなっていない、人を食ったような科白に、はは、と乾いた苦笑を洩らし、「雛鳥のヒナってことですよねそれ。…友達からはひなっちとかなっちゃんとか呼ばれるんですけど。似合わないでしょ」と。前者は某ベーシスト、後者は某ペットボトル飲料と同じなのだからあだ名さえも救いようが無い上にとてもじゃないが柄じゃない。相手に己のファーストネームは告げてないが、なっちゃんというあだ名から系統の想像は付くだろう。某アイドルと同じ、なっち、と呼ばれることが無かったことだけは幸いだ、と未だに思っている訳だが。彼が自分を格好良いと、本心かどうかは判らないが、認めたうえでの発言には口を噤む、だって、英語科なのに体育科の教師みたいなガタイの良い沖縄出身だという濃い顔の教師は自分からすれば十分ハンサムだと思うけれど、そう言って反論すると日本人が大好きなお世辞と否定の応酬にしかならなさそうだと思ってしまう、そういうのは好きじゃないから。逃げるように扉を開けて、いえ、とかええ、とか相槌を打ち、漸く、じゃあ後で、と再度小さく頭を下げて保健室を後にし。ふう、とひとつ息を吐いては仕事の待っている英語科準備室へと歩き出し)

  • No.31 by 皇 遥  2015-01-05 16:38:27 



フフ、そうですか?どうも。
( 相手の言葉にやや眉尻を下げ笑みを溢すも、響きが似合うと言われるのは初めてなのか照れくさそうに口許を僅かに結んで。__相手の乾いた笑いにははっと、双眸を開くも「え、と。嗚呼、またやっちゃったかな...ごめんなさい、俺ひよこ好きなので、思わず...」なんて取り繕う様に緩い笑みを浮かべるも、決して嫌味等では無く。「なっちゃん...では、なつ。とかそこら辺なんでしょうねぇ、」暫し、考えるかの様に視線を斜め上に持っていくもそんな事をぽそり、呟いてみては普段の相手からは想像も出来ない其の渾名に僅か、口許は無意識のうちに緩んでしまい。__何処か急いだ様な様子の相手を見送れば己は先程干したハンカチの様子を見に行こうと席を立って。...うん、もう少しかな、なんて触って確かめれば一人頷き。_アイロン、なんてあったかな、なんてふと思い出せば首を傾げて、保健室には生憎置いて居ないが、家庭科室になら置いてあるのだろう、家庭科の先生を訪ねて貸して頂けるか交渉してみよう、なんて思いつけば善は急げ、ハンカチが乾いたら早速先生を探しに行こう、と一人予定を立てて。...一人暮らしの為に家事全般はまぁ得意な方でもある。学生時代から制服のシャツは自分でアイロンを当てていたぐらいだし、焦がすなんて事はまずないだろう。皺皺のハンカチよりも渡す時には綺麗な物の方が確実に良いだろう、机へと帰れば早速相手に頂いたカフェオレのキャップを開けに掛かって。飲み口に口を付ければ中の液体を少し、喉に流し込む。_初めて此れは飲むが、うん、美味しい。なんて自然と小さく微笑を溢していたりもして。まじまじと其の本体を見遣れば“甘さ控えめ”なんて文字が目に留まる。__嗚呼、比奈先生らしいチョイスだ、と相手の選ぶ姿を想像してはフフ、なんて思わず笑みが零れてしまう、そんな己に驚き筒もデスクワークに取り掛かろうとペンを取り出して )

  • No.32 by 比奈夏生  2015-01-07 16:55:34 

いや、謝らなくても。個人の感想ですから。(ひよこが好きだと言い取り繕うように笑う彼に、肩竦めてそう言いつつ、性格や周りの友人達のお陰でイジメと呼ばれるような大事が起こったことは無いにしろ今まで自分の名前が原因でからかわれた経験は決して前向きなメモリーとして残っているわけではなくて、平凡な苗字を羨んだり自分が女だったならばと考えてしまう、女なら結婚すれば苗字は変わるし旧姓比奈なんてかわいらしいものだ、一方目の前の相手の苗字なんかは初見で正しく読める人は少ないのではないかと思ったり。なにやら口許でにやにやしている彼の推測はアタリに近くて、それもそうだ、かなり分り易い名前なのだから。ご想像にお任せ、と言わんばかりに敢えて名前は告げずにおいて。夏生まれではないのに夏生、この名前の由来は昔両親に聞いた気がするけれど、もう忘れてしまって思い出せない。英語科準備室に戻れば、散らかった所に屈んで、埃を払い落としながら落ちた物の分別から取り掛かる。大半は過去の生徒のプレゼンに使ったフリップやら模造紙やらを丸めたり束ねたりしたもので、そういえば落ちた時に派手な音がしたなと思えば確かにクッキーか何かの金属製の箱が上下逆さまになっていて。開けてみるとおそらく子供向けの、絵と単語がそれぞれ裏表に書かれたカードがぎっしり入っていて、高校の授業ではまず使わないから何処で使う機会があったのか二年目の自分には想像がつかない。暫く放って置かれていたにしても随分きれいに纏められた生徒の作品は自分の判断で処分する訳にいかず、別の棚の空いたところに避難させ、クッキーの箱も一緒に仕舞って。軽く箒で辺りを掃いて、案外あっさり終了。さて、と空のタンブラーを手に部屋を出て)

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