ヌシ 2014-12-26 21:17:49 |
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__ん、?俺はただ飲み物買いに来ただけ、ですよ
( ちゃりん、と子気味の良い音を立てて小銭入れを振れば何処か悪戯気に口角をほんの微か、上に持ち上げて。ふと、視線を相手の肩口に遣ればフフ、なんて小さく笑みを浮かべたりしては片手を軽く挙げ、己よりも数センチ低い其の頭に付いている埃を摘んで払ってやり。ついでに、と言わんばかりに相手の身体も軽く払ってやれば緩い笑みを絶やさずに相手に視線を当てて。何時も常にしっかりとした格好をしている彼が今日は何故か乱れているのは何故だろうか、「...あ、もしかして転んだとか、?」見た目に合わず、結構ドジですね-、なんて失礼極まり無い事をさらりと言ってのければ有無を言わさずに「...はいはい、立ち話も此処迄。怪我してる人は教員であろうが俺の城に直行、行きますよ」己の殆ど自室、と化している保健室を“城”だなんて比喩すればようやく入った仕事に気まぐれか腕が鳴る。ちらと相手の腕に視線を遣れば少しだが血が滲んでいる。__あれは転けて出来たものじゃァないな、...何か鋭利な物で傷付けたか?なんて呑気に考えれば相手を誘導する様に保健室へと案内して。階段から保健室は然程遠く無い為に直ぐ着く。何処と無く落ちている相手の様子を見遣れば自然と口許には小さな笑みが浮かんでしまう、それもその筈、何時もは完璧で毛程も乱れない、硬派な先生。なんて噂されている相手がこんなにもぼろぼろになっているのは相手のほんの少しの不注意で起きてしまった事だと推測するも、何処か“子どもの様だ”なんて考えが己の脳裏を横切ってしまい、__其の思考にやや驚けばぶんぶん、と軽く頭を振り、保健室の扉を開ければ相手を中に促して。「はい、其処の椅子に座って下さいね-、と。あ、机の上散らかってますがお気になさらず、」ぱち、と片目を瞑れば救急セットを取りに行こうと歩みを棚に向けて )
( / いえいえ!!自己中な愚息ですが、夏生くんに嫌われない様、精一杯やっていきますので宜しくお願い致しますね!!)
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