ヌシ 2014-12-26 21:17:49 |
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フフ、そうですか?どうも。
( 相手の言葉にやや眉尻を下げ笑みを溢すも、響きが似合うと言われるのは初めてなのか照れくさそうに口許を僅かに結んで。__相手の乾いた笑いにははっと、双眸を開くも「え、と。嗚呼、またやっちゃったかな...ごめんなさい、俺ひよこ好きなので、思わず...」なんて取り繕う様に緩い笑みを浮かべるも、決して嫌味等では無く。「なっちゃん...では、なつ。とかそこら辺なんでしょうねぇ、」暫し、考えるかの様に視線を斜め上に持っていくもそんな事をぽそり、呟いてみては普段の相手からは想像も出来ない其の渾名に僅か、口許は無意識のうちに緩んでしまい。__何処か急いだ様な様子の相手を見送れば己は先程干したハンカチの様子を見に行こうと席を立って。...うん、もう少しかな、なんて触って確かめれば一人頷き。_アイロン、なんてあったかな、なんてふと思い出せば首を傾げて、保健室には生憎置いて居ないが、家庭科室になら置いてあるのだろう、家庭科の先生を訪ねて貸して頂けるか交渉してみよう、なんて思いつけば善は急げ、ハンカチが乾いたら早速先生を探しに行こう、と一人予定を立てて。...一人暮らしの為に家事全般はまぁ得意な方でもある。学生時代から制服のシャツは自分でアイロンを当てていたぐらいだし、焦がすなんて事はまずないだろう。皺皺のハンカチよりも渡す時には綺麗な物の方が確実に良いだろう、机へと帰れば早速相手に頂いたカフェオレのキャップを開けに掛かって。飲み口に口を付ければ中の液体を少し、喉に流し込む。_初めて此れは飲むが、うん、美味しい。なんて自然と小さく微笑を溢していたりもして。まじまじと其の本体を見遣れば“甘さ控えめ”なんて文字が目に留まる。__嗚呼、比奈先生らしいチョイスだ、と相手の選ぶ姿を想像してはフフ、なんて思わず笑みが零れてしまう、そんな己に驚き筒もデスクワークに取り掛かろうとペンを取り出して )
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