林檎の園(〆)

林檎の園(〆)

掲示板ファンさん  2023-10-09 19:52:48 
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二人だけの禁断の楽園─

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  • No.141 by 雨梅  2024-01-07 20:00:49 



(/ なんですそのどっちを選んでも好感度下がるイベントみたいな状態…理不尽にも程がある…むしろどうやったら仲良く出来るんですその方…()本当に…お願いしたいですね…仲良しパワーで敵全部倒してもろて…ね…?()その場合真っ直ぐねじれこんにゃくの方に向かっていきそう…統制者めっちゃ驚いてそうですね、顔無いからよく解らないですけど()ン゛ッ!!!(笑いを堪えきれなかった音)ついに主様自身が神に…これはいけない…ッフフ…早くお戻りに…()いいよいいよ!背中に羽根ついてる!プロテイン飲んだシルバニア!って、あれ…?お姉様はボディビルだった…?() )


( 店に入る前、また頭のみならぬ接触を受ける。ショップの時は動揺して固まったが、流石に二度目、多少のゆとりから嬉しさの方が勝った。歩き出すその前、元より笑みを湛えたような頬を更に綻ばせて、彼女の方へ無垢に慕う眼差しを向けた後、歩調を合わせてレストランへ。――店内、一等席。己の顔も映す程磨かれたナイフは弄ぶ度照明を反射して、手元や頬に光が当たる。それが一度目にも注がれて思わずぱちり瞬いたのを切っ掛けに、摘まんでいたそれを元の位置に置き直した次、視界に入り込んだブック状の物を反射的に受け取って、彼女の言葉にそれの意図を知る。いつものように、はい、と一言返事をした後その表紙を捲って、「肉食いたいな~…」誰にともなく言葉を溢しつつメニューを覗き込む。ん~、と少しの間その中身とにらめっこする内、それまで弛みっぱなしだった顔は渋さが加わり、首が傾がれていく。「なあ、ボス、」心做しか髪まで萎んでしまったような眉垂らし顔を彼女の方に向け、開かれているメニュー表をテーブル上に据えて、「これ、肉で合ってるか?」おずおずと、デザインに溶け込む料理の写実絵が添えられている隣、恐らくは料理名であろうその文字を指差し、己には読めぬそれの答えを彼女に求めて )


  • No.142 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-01-07 20:39:23 


(ええ…よく仲良くできたもんですよタケルくん…まあ、彼はライダー界きっての聖人ですからね…()そのタケルくんに「うわっ、来たよ…」とか言われるマコト兄ちゃんはどんな奴なんだ…()あっ、ヒロインと2号くんが正式にライダー化したので恐らく安心…安心…と思いたい…です…()ケンジャキと始の仲良しワールドの為に統制者は早くぶっ飛ばしてもろて…()…ハッ!!私は今何を…!?()キレてるよ!!腹筋6LDK!!ま、まあそれなりに引き締まってはいると思いますよ…多分…())

(先程までの明るい表情とは一変、風船が萎んだような表情をした"忠犬"が指差したメニューにカルミアが目を通せば、そこには恐らくステーキらしい絵の隣に─フランス語らしき料理名が金の筆記体で記されている。実際のところ、彼女もあまりフランス語は日常会話程度しか読み書きできないのだが─読む限り、それは彼の零した要望通りの肉料理だと思われた。「ええ、合ってるわ。雨梅はこれね?…じゃあ、私は…」彼女は"忠犬"の手から受け取ったメニュー表を開き、料理名を指先でなぞる。カルミアの食事はデザートメニューの中にあったイチジクと何らかのタルトに決められたらしく、彼女は手を上げて店員を呼び付けた。注文を取った店員は恭しく頭を下げ、ガラス張りの透けている厨房の奥へと引き下がっていく。豪奢なシャンデリアが照らす瀟洒な店内、モノトーンの服に身を包んだ彼女とカジュアルな服装に身を包んだ"忠犬"の取り合わせは少しばかり不自然ながら─妙に絵になっていた。カルミア自身も彼女の前に置かれている純銀製のカトラリーに手を伸ばし、退屈そうに触り始め)

  • No.143 by 雨梅  2024-01-10 23:39:19 



(/ めちゃくちゃ良い人なんですね…寧ろそんな方に「うわっ…」って言われるなら相当な奴なんでしょうね…多分、なんかこう、面倒くさい方向とかで…()安心…ですよ!!うん!!多分!!()あれが元凶ですからね…倒すついでに見る影も無いくらい粉々に砕いておくよう頼んどきましょ…()良かった正気に戻った…!神とのシンクロ率急激に上げすぎちゃったせいで…その…ッフ、いえ、何でもありません()素晴らしいよ!腹筋ちぎりパン!!()なるほど…健康そう且つ、お強そうで良いですね!お姉様頼もしい!! )


( 彼女の口から紡がれた正解に、しょぼくれた顔は安堵に綻んだ。そのまま問いかけに頷いた後には指を引っ込めて、それこそ“忠犬”宜しく両手を膝に、彼女の注文を待つ。やがて彼女が呼びつけ、それに応じテーブルに近付くウェイターに己も反射的に顔を向けて、己には少々難解な言語のオーダー名が流れ、去っていくその背までをピッと多少緊張を張った目で見送る。――その後、料理が運ばれてくるまでの間。店内を見回す事も、指先ばかりの手慰みも、少しばかり退屈に感じ始めて、最終的にはやはり“女帝”の方へと視線が向く。何をしていても様になる、カトラリーに触れる彼女の頬を滑る、その銀の反射光一つでさえその存在を引き立てる装飾のようで、夢心地半分、すっかり恍と見入っていたが――そこはそれ。短絡、並びに単純思考の頭ゆえ。目の前に運ばれた料理の香りに意識は一瞬で欲求に切り替わる。「うまそ~…!」ソースの掛かった肉の皿を前に、きらきら目を食欲に輝かせて。三度目の主張を始めてしまいそうな食欲虫の居る腹に早く収めんと、いつもの慣れた“牙”とは違って少し不器用に、柄をギュッと握り込むようにしてカトラリーを持てば、それで肉の真ん中真上の辺りを狙って )


  • No.144 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-01-11 16:07:30 


(ですです…タケルくんは幽霊のライダーなんですが、自分が生き返るチャンスを別の人に譲っちゃうくらいには聖人なんです…()死ぬ程面倒くさいですよマコト兄ちゃん…ストーリーの後半なんて、ほとんどお話と関係ない所で自分と戦ってましたからねあの人…()ですね…ハイパームテキにお願いしときましょう!!()神とシンクロしてましたか…危ない危ない…()あっ!!お姉様手振ってくれた!!()お姉様はボディビル大会よりパリコレのランウェイ歩いててください…())

(ぼんやりとカトラリーを弄んでいる内、カルミアと"忠犬"の前に料理─"忠犬"の方には肉、彼女の方にはタルト─が運ばれてくる。途端、ご馳走を前にした子供のようにきらきらと瞳を輝かせる"忠犬"を、カルミアは酷く微笑ましげに眺めていた。彼女自身もカトラリーを手に取ってタルトを一口大に切り分けていたものの、慣れない手付きでカトラリーを扱う彼を見かねたかのように「雨梅、ナイフはこう持つのよ」と声を掛けながら手を伸ばし─柄をきつく握り締める"忠犬"の手を取り、固まった指を一本一本取り外して上から柔らかくその手を握り込み、正しい位置へ導く。そして手を添えたまま器用に肉を切り分けた所で彼女は"忠犬"の手を離し、切り分けたタルトを口に運んだ。甘ったる過ぎない上品な甘さがカルミアの口に広がり、思わず彼女の口元がふわりと緩む。─が、周囲からの何とも言えない視線を感じ取ったらしく、形の良い眉を僅かに顰めた。カルミアに注がれる目線はどれもそれなりに身なりの良い男から、それも彼女に対しての下卑た欲望を剥き出しにした眼差しばかりで─彼女は「……嫌になるわ」と心底疲れ果てたような声で微かに呟き)

  • No.145 by 雨梅  2024-01-14 12:49:15 



(/ 想像の倍以上めっちゃ良い人だった…!!そしてマコト兄ちゃんは何してるんです…?何を拗らせちゃってそうなってるんです…?()よし!ハイパームテキなら安心ですね!!行ってらっしゃい!!()あの神は色々とデンジャラスなので…戻ってこれて良かった……色んな意味で…()キャーッ!!お姉様のファンサ!!生きてて良かった!!()それは確かに!パリコレで誰より注目集めてそう…お姉様の美貌とスタイルたるや、誰しもが見惚れるものでしょうからね…きっと何来ても服が合わせにくるタイプ…() )


( 持ち方そのものが違い、使い方もなってない、そんなカトラリーの扱いでは料理には逃げられてしまう。む、と唇を尖らせていた所に声が掛かって、そちらに気を向け動きを止めた拳状の其処に、“女帝”の白雪の如き手が被さる。「……こうか?」抵抗などしようも無い、解かれるまま指を一本一本、彼女が導く正解に当て嵌めていく。そのまま自分の手、否、重なる彼女の手によって切り分けられていく料理を、感心と学習の頷き混じりの声を漏らしつつ、少しばかり楽しそうに眺める。彼女が離れたその後で、一瞬惜しむ視線を遣りはしたが、開けた大口に運んだ肉の旨さにまた直ぐ様と輝く。そのくるりくるりと表情を変える合間に、“女帝”の微笑みが眼に映れば、それは一層深まって――「……ボス?」“女帝”の纏う空気から、凪いだ泰然さが些か欠けたのを、言葉と表情の色味に読み取る。じ、と彼女を見詰める瞳は、怪我をした彼女を見た時と同じような、狼狽やら心配やらを濃く籠めて、「嫌なもん、“掃除”するか?」先程から、彼女へまた注がれているあの只ならぬ目へは、円さの削がれた鋭い視線をぐるり回して、折角直々と矯正してもらったカトラリーナイフをまた逆手に、静かに握り込んで。“女帝への危害”と見なしたその眼差し達への威嚇を始めながら、不穏に低く這う声で彼女の可否を窺い )


  • No.146 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-01-15 19:12:09 


(ええ、タケルくん良い子なんです…すっごく…歴代でも類を見ないくらいの…()色々こじらせてる人なんですよマコト兄ちゃん…身長高すぎて変身の時には遠近法が仕事してませんし()出来るだけ早めに潰してきてもろて…()良かった…良かった…神に乗っ取られるところだった…()ヴッ!!お姉様笑顔が素敵!!()お姉様ならたまにパリコレにある人類には早いファッションを着せても大丈夫ですね、きっと!!())

("忠犬"に睨まれた男達は途端にカルミアに向けていた目線を逸らし、各々の目前にある料理やら妻やらに目線を移した。その様子を眺め、呆れたように小さな溜息を吐いたカルミアは「いえ…良いの。慣れてるから」と可愛い"忠犬"の問い掛けに─首をゆったりと横に振る。そうして彼が逆手に握り込んだカトラリーに手を伸ばし、指先を解いて、再び正しい持ち方へと矯正した。"忠犬"のカトラリーを整えて満足気に頷いた彼女は手元のタルトへフォークを突き刺し、イチジクの果肉が乗った部分を口の中へ運ぶ。─下品さの一欠片も無い、なんとも控え目な甘さに─知らずカルミアの心で張り詰めていた糸が、ふわりと解けていく気がした。彼女は手を挙げて店員を呼びつけ、「…ねえ、これを貰えるかしら」とデザートメニューの苺のケーキを指差す。恭しくお辞儀をして去っていくウェイターを見送った後、カルミアはすっかり半分程に減ったタルトを─ぼんやりとカトラリーで弄んでいて)

  • No.147 by 雨梅  2024-01-17 00:30:16 



(/ 良い子良い子…そこまで良い子ならばちゃんと幸せになってほしい子ですね、タケルさん……()そっかー…まあ仮面ライダーの主人公以外で拗らせてない人の方が珍しいんですけども…って、そんな身長高いんです…?遠近法狂わす程に…?()ですね……アレさえ無ければ皆平和になれるので……()本当に良かった…いや、乗っ取られてたらそれはそれで面白いんですけども…身体が保てなさそうなので()ン゛ッ!!流し目麗しゅう!ありがとうございます!!()ああ…あの「何の電波受信したんです??」みたいな服ですね…まあお姉様ならちょっとくらいヤバいものでも着こなせますよ!多分!!() )


( まだ牙を剥き出しにはしていなかったが、それでも苛立ちか怒りか視線の持ち主達を睨めば、男連中は“女帝”からその不届きな目を逃がす。それでも収まらない腹立たしさにナイフを握る手に力が籠って、「でも、」“女帝”の答えにも膨れた物言いの声が飛び出す。しかし再び触れられた手元が直されて、それ以上は何も告げられずに口を閉ざした後には、少し不満げな唸りだけを残して身を縮こめた。――少しの沈黙。きゃんきゃんとそれまで騒いでいた“忠犬”が静まったのは、肉を頬張る為だけではなく、ひとえに己の目に何処と無く悄として見える我が“女帝”の様子ゆえ。得意の“掃除”は封じられた今、他に出来る何かを探して、むむ、と眉を下げて首を傾げていく。「……なあ、ボス。」やがて、思い付いた一つの行動から、彼女に呼び掛ける。「これ、食うか?」何の邪気も無い瞳と共に彼女へ向けたのは、小さめにカットした肉を刺すフォークの先。――元気付けたい、笑ってほしい、喜んでほしい。それらを理由に“女帝に従う”以上の何かを懸命に捻り出した結果。“自身がされたら嬉しい事をする”等という短絡稚拙に極まりない考えの下、仄かに輝く期待の内に少々の憂慮を顔に映して彼女の反応を窺い )


  • No.148 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-01-19 20:34:38 


(ですよ…まあ、でも最終回でちゃんと生き返って美味しそうにおにぎり食べてたので…()ホントにアメンボみたいな体型してますよマコト兄ちゃん…腕と脚が長くて…確か演者の山本さんの身長が190近くあるんですよ…()ですね!!頑張ってハイパームテキ!!()ですねえ……()お姉様!!ファンサで人が死んでます!!()ですです…宇宙からの電波ですか?みたいなアレです…())

(俯き加減のまま再びタルトを口に運んだカルミアがふと顔を上げると、目線の先には"忠犬"が差し出す─切り分けられた肉の突き刺さったフォークがあった。自身の様子を伺うように見つめる、彼の大きな丸っこい瞳と視線の噛み合った彼女は思わずいつものように微笑みつつ、「あら、私にくれるの?ありがとう」と首を傾げてみせる。テーブルへ肘をついて身を乗り出しては紅いルージュの引かれた唇を小さく開き、それを口に含んだ。口の中で柔らかな肉の繊維がふわりと解け、今までのタルトの甘味とはまた違った旨味が広がる。ゆっくりと味わうように咀嚼した後、乗り出していた身を元に戻して─ゆったりと脚を組んだ。「…ありがとう、雨梅。美味しかったわ」と"忠犬"に礼を述べた後、いつも通りの微笑みを向けたカルミアは新しく運ばれてきたケーキを切り分け、口に運んで)

  • No.149 by 雨梅  2024-01-22 18:41:24 



(/ あっそれなら良かった…!やっぱりハッピーエンドが一番ですね…!()アメンボ()いやめっちゃデカいですね!!下手したら自販機よりデカいという事…?そりゃ遠近法も仕事放棄しますわね…()頑張れえ!!()常時あの“神”のテンションでいられるのは岩永さんだけですよ…()お姉様ぁ!!三途の川から舞い戻ってきましたのでもう一度ファンサを!!()アレってパリコレの方々解ってるんですかね…その…服の意味合い…()あっところでですね…私が初期の頃キャラ案に出した“睫毛バサバサ顔面宝石美形、中身ろくでなしクズの修羅場メーカー”のキャラ設定出来上がっちゃいましてですね…これがまた想定以上のイカれクズになりました事をご報告しておきますです…() )


( じ、と見詰める瞳が“女帝”の紺碧と絡まる。確認のように問われる声へ一つ大きく頷いた次、緊張なのか、それとも別の何かか――少し速度を上げる鼓動に、知れず自らの胸元を空く手で押さえ、その服の布地を握り締める。やがて彼女の真っ赤な唇が、差し出したフォークの先を浅く飲み込んでいく様がやけにゆっくりと見えたその後、礼を告げた彼女に答えんと息を吸った事で、いつの間にやら呼吸を止めていた事に気付いた。「……ん、そうだろ。」しかし映す“女帝”の微笑みにその程度は些末。相槌を答える此方は、だらしないほど綻んだ頬で、思惑の成功を噛み締めていた。――「あ~美味かった…!」彼女への精一杯の奉仕の後、戻したフォークでまた残りを平らげて、口元に付いたソースも舌先でちろり舐め取った食事の終わり、満ちた腹を一擦り。機嫌上々と言葉を漏らしてからまた“女帝”の方へ顔ごと向いて、「ボスはどうだ?」満足か、と訊ねる本人こそすっかり幸せそうに、髪と同じくふわふわ跳ねて浮わついた笑顔で緩く首を傾げて )


  • No.150 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-01-25 08:40:12 


(ですです!!ハッピーエンド最高!!()山本さん、胴体が短くて腕と脚が長いモデル体形なんですよ…()タケルくんの演者さんの西銘くんが170前半~後半くらいなんですが、普通ならちょっと後ろで変身ポーズしてると遠近法でちっちゃく見えるじゃないですか…?でも山本さんのデカさが規格外すぎて、同じサイズに見えるんですよね()ですね…本人もネタにしてますし…()ですってお姉様!!あっ!!今度は投げキッスだ!()どうなんでしょう…ホントに人類が着るやつかこれ?みたいなのもありますしね…()あっそういうのシュキ…外面だけ良いクズ好き…ってあれ…?外面の良いクズってこれ足立さんでは…?())

(カルミアの目前に並ぶ、タルトとケーキの乗っていた皿は空となり─"忠犬"の前に置いてあった肉の皿も綺麗さっぱり中身が無くなっていた。まるで、上機嫌な犬のようにふわふわと緩み切った表情を浮かべる彼から満足したか、と問われた彼女はテーブルに頬杖を付く。その拍子に─露出した肩口を覆うグレーのファーの端がテーブルに乗り、朝に束ね損ねた後れ毛がカルミアの瞳を僅かに覆い隠した。少し物憂げな雰囲気を漂わせるその姿のまま、彼女は普段通りの─いや、それよりも何処か柔らかく優しい印象を受ける笑顔で微笑み、「ええ。私も…こんなに楽しいご飯は久しぶりよ。ここ最近はずうっと、頭の固い爺さん連中との堅苦しい会食ばかりだったから」と"忠犬"の顔を見つめつつ、戯けるように肩を竦めてみせる。カルミアは─お互いにマナーや立ち居振る舞いの隙に目を光らせ合う、表面上は和やかな高級レストランのディナーよりも─今目前に居る"忠犬"やペット達と食べる、マナーも立ち居振る舞いにも気を遣わなくて良い食事の方が心底好きだった。そんな感情を込めた微笑みを向けた後、彼女は"忠犬"を連れてテーブルを立ち、会計へと向かう。支払いは相変わらずブラックカードで済ませ、「行きましょ、雨梅」と声を掛けながら駐車場に停めたコルベットへと歩いていって)

  • No.151 by 雨梅  2024-01-27 03:14:19 



(/ ええ!何であれハッピーエンドで終われば、私達もハッピーで何も言うこと無しですね!()最早どうなってるのレベルのデカさ()そりゃアメンボと言いますか…タカアシガニと言いますか……兎に角ヤバいデカさである事はよくよく伝わりますね()むしろネタにしない手は無い濃さですものね…神…()ヴッ!!(吐血)投げキッスに心臓撃ち抜かれました…我が生涯に一片の悔い無し…()もう服の概念ぶち壊してきてますもんね…モデルさんも困る瞬間ありそう…()それは確かに足立さんですね!猫被ってるとも言いそうですが…()いや今回出来上がった修羅場メーカー君、癖に従い過ぎてド美人のダメ人間な上、享楽主義で、更に私立探偵(という名目の何でも屋)、みたいな設定盛り盛りしちゃって、今自分でも「何だコイツ…」って頭抱えてます() )


( 彼女が頬杖を突いた事で、ほんの僅か互いの距離が縮まる。問いに答えてくれるその表情は、いつも以上に物柔らかで、まるで慈愛や母性、家族愛――何れも知らない筈の己にそれを想起させる美しさがあった。「そうか、楽しかったか。」視線は“女帝”と合わせたままに、今度は何処か擽ったそうにむずむずと唇の端を弛めて、「ボスが楽しいなら、俺すっげぇ嬉しい。」湧き上がって仕方の無い、今にも小躍りしてしまいそうな歓喜を率直ストレートに口にする。それから彼女の起立に合わせ、己も一歩後ろに控える形で付き従い、会計が終わるのを喜び咲く顔のまま待つ。はい、と掛けられた声には直ぐ様返事を、続けて彼女の歩みに合わせて外へと出て車にまた乗り込む。「仕事以外でこんなボス独り占め出来んの、夢みたいだな~…」――服を選んで、食事をして。普段の生活に不満など皆無だが、誰の介入も無いこの時間も至福極まりない。堪らず漏れていく独り言も、すっかり薔薇色に染まっている。「終わっちまうの、もったいないな~…」“女帝”と共に在って何事も起こらない、いっそ嵐の前の静けさか何かしらのフラグにも似た、平和平穏の一時。それに浮かれたまんまの惜しむ声を車中に舞わせては、また流れる景色を眺めて暫し――ふと、気付く。「なあ、ボス。」呼び掛けるその顔は怪訝、もしくは疑問を滲ませ眉を寄せている。「黒い車、ずっと付いてきてる気がすんだけど。」走るコルベットの隣車線、二台分ほど遅れた斜め後ろの車。それへ殆ど直感で感じ取った不審を、少しばかり警戒を張った低さで“女帝”へ伝えて )


  • No.152 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-01-30 09:01:08 


(ですです!!()です…めちゃくちゃデカいんですよ…タケルくんとの身長差がすごくて…()むしろ本人から進んでネタにしてる節がありますね岩永さん…全裸でブゥン!!!って言ってたのはアドリブらしいですし…()あーっ!!消えちゃう!!拳を突き上げて昇天していらっしゃる…ラオウだ…()絶対困ってますよあれ…これどう着るねんみたいな服ありますし…()アッ!!!(昇天)シュキ…シュキ…())

(カルミアはアジトへの帰路を辿り、車内に響く"忠犬"の楽しげな声をBGMにしつつハイウェイを軽快に飛ばしていたが─ふと、"忠犬"が彼女に声を掛けてきた。僅かに顔を窓から出してちらり、と目線を遣れば─確かに、あの黒い車は先程レストランへ向かう際も見た気がする。─アジトを突き止められると─至極面倒臭いことになるだろう。「…そういえば、そうね。」彼女は彼の言葉に頷き、カーナビに手を触れるとワイヤレス通話を開始した。何度かコール音が響いた後─「…おい、カルミア…お前、今何処居るんだよ。」不機嫌さの中にも何処か縋るような色を纏った、低い掠れ声─イアソンの声がコルベットの車内に響く。その咎めるような口振りにはごめんなさいね、とごく軽い謝罪だけで済ませ、カルミアは「イアソン。直ぐに貴方の愛車、出せるかしら。付けられてる気がするの。場所は─」と本題に入った。イアソンは少しの間黙ってその話を聞いた後、「……分かった、秒で向かう。」と答えるが早いか、通話が切れる。彼女は"忠犬"の方に顔を向け、「…持って来てて正解ね。」と微笑みながら─ショルダーバッグから、エディ謹製のコルト・パイソンを取り出して軽く揺らし。)

  • No.153 by 雨梅  2024-01-31 22:59:51 



(/ そこまでデカいと日常生活で頭ぶつける事とか多そう…それはそれとして身長差あるの…なんか良いですね…()アレがアドリブで出来るの、良い意味でどうかしてますよね…もうずっと面白いのいっそ卑怯で……まあそういう所全部引っ括めて好きなんですけど()……ハッ!!いけない!!(蘇生)お姉様のファンサの破壊力すごい…!お姉様愛してますよ!!()ありそう…「え…どうなってるのこの服…あっそう着るの?え?ええ~…?」的な事態…モデルさんお疲れ様です…()良いですよね美人のダメ人間…絶対助手とかお巡りさんとか困らせてるタイプ…コイツの場合、修羅場(自分が十割原因)に巻き込まれた所を回収されて、「え~…これからが面白い所でしたのに。クリフハンガーとか俺好みじゃねぇんですけれどねえ…」とかほざいて怒られてるのに、全然反省とかしてくれないタイプですが…()あ~…その内動かしたいですねこの修羅場メーカー…() )


( “女帝”の同意にその車への不審を確信すれば、至福への無粋極まりないその邪魔立てに思い切り眉を顰め、サイドミラー越しにそれを睨み付けた。黒い車は此方の視認に気付いてはいないのか、変わらず距離を一定に開けて尾けている。ぐる、と苛立ち紛れの警戒に唸りを漏らす最中、彼女の方は普段通りに自若として、“狂犬”と連絡を繋げていた。ナビを通す二人の会話の後、ふと此方を向いた気配に“女帝”の方に目を隣へと戻す。「ん~…それは、そうなんだけどな…」微笑む彼女に相対し、揺らされる銃に合わせて首を傾げたその顔は、遊んでいた所に不意に頭へ水でも引っ被せられたような、いじけた膨れっ面。「……せっかくボスと二人きりだったのに。」表情の理由は明白、極上たる時間が終わってしまう事。もう、だの、むかつく、だのと虫の治まらない言葉をぼろぼろ思うまま溢していくその合間。それでもこの状況下においての役目は果たさんと、羽織る上着の内やポケットを探って、この恵賜された服に少々強引に――それも、普段の中華服よりも随分少ない三つ程しか仕込めなかった唯一の暗器、飛刀を取り出す。「…なんでこんな時に来んだよ、アイツら。」未だ不本意不満顔、苛立ちですっかり唇を曲げながら、今度は首を外へと回して明確な敵意を――この距離と窓硝子を隔てて尚、目視してみせた尾行車の内側、複数人の男連中へと突き刺し飛刀を構えて )


  • No.154 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-02-03 11:30:08 


(ですよね…私の友人にも190cm超えが居るんですが、家のドアにも電車の吊り革にも屈まないと頭がぶつかるそうで…()あんなのですけど有能ですからね、神…面倒臭いからって倒すと後々詰んじゃいますし…()良かった!!生き返った!!ザオリク覚えてて良かった!!お姉様のにこやか傾国スマイル大好き!!()ですです…()ウ゛ン゛ッ゛!!!(心臓を掴まれる音)うーん好き…性癖…私の心覗きました?ってくらい私の性癖にクリティカルヒットですね…()こういうタイプのキャラってうっかり沼るんですよね…()表向きは猫被りでプライドだけはエベレスト級な若手エリート刑事とか、底無しにお人好しで普段からぽやんとしてる助手とかと組み合わせたい…())

(イアソンとの通話を切った暫し後。車の対処は不機嫌な"忠犬"に任せ、カルミアがコルト・パイソンに弾丸を補充していると─車とまたは違うエンジンの低く唸るような駆動音が、ハイウェイ中に響き渡る。漆黒の色彩に一際冴える白のライン、加速性能に特化した安定性が皆無のスマートかつ巨躯の車体─マフラー部分に流麗な筆記体で『G.S』と製造社名が刻印されたそのバイクに跨がっているのは、フルフェイスのヘルメットを目深に被ったイアソンだった。彼はグリップを握り込み、更にエンジンを吹かして男たちの車を追い越し、コルベットと並走しながらヘルメットのシールドを持ち上げつつカルミアに声を掛ける。「…付けてんの、あいつらか?」端的なその問いに彼女は軽く頷き、禄に背後の確認もせず─コルト・パイソンの引き金を引いた。華奢な骨に響く衝撃と共に、青白い炎を纏った弾丸が銃口を飛び出して─黒い車の運転係の頭部を吹き飛ばす。フロントガラスに赤い肉片が飛び散り、運転係のコントロールを失った車はハイウェイのガードレールに衝突し、目下に広がる青い海へと落下していく。途端、何処に隠れていたのか─落下していったものと同じ車種らしい黒い車が何台も姿を現した。イアソンはその様子に舌打ちを一つ、「…面倒臭ぇ」と呟いた後、バイクを腕力だけで反対方向へ切り替えると─正面からその車へと突進していく。衝突の直前でバイクの車体を横にし、ごく僅かな隙間を─アスファルトに擦れたタイヤから火花を散らしつつ、正に神業の如くすり抜ける片手間。こちらもまた何処に隠していたのか─徐ろに一丁のソードオフショットガンを取り出し、銃口を斜めにして射撃した。角度を付けて発射された弾丸は運転席に座る男の頭部を正確に撃ち抜き、バランスを崩した車体は先程の車と同じ末路を辿る。そうしてイアソンは再びバイクの車体を起こし、車から身を乗り出した男達の射撃を器用に避けながらショットガンを乱射し)

  • No.155 by 雨梅  2024-02-04 20:03:30 



(/ うわわ大変そう…まあ、180超くらいでもぶつかるって方も知り合いに居ますし…あまり背が高いのも考えものなんでしょうかね…個人的には好み要素なんですが…()そう…すっごい有能なので…言動や執着心がアレなだけで…()やったあお姉様のスマイル…!国どころか地球全土がガッタガタに傾くお美しさ…!直視出来ない…!!()えっへへ嬉しいですねえ!!そう…私も沼ったが故のこのキャラに御座います…()あっ良いですね!!お人好し助手さんは助手さんで堪りませんが……猫被りの若手エリート刑事さんとの組み合わせ見たいですね!うちのダメ人間探偵、そういう人相手なら絶対面白がって挑発だの煽りだのをかまして遊ぶ様子が目に浮かびます…それも常連客とか友人的な本性バレた相手であれば尚更遠慮無しに…() )


( 尾行車はまだ何か仕掛ける様子も無かったが、その先手を取らんと狙いを定めた所でまた別のエンジン音が響く。それに己も“女帝”と同じ方向、つまり“狂犬”と彼が乗るバイクへ目を向ける。しかしそれも一瞬の事、彼女が引く引き金を切っ掛けに、次々現れた同種の車達への対応へ頭を切り替える。――今回は車中、普段のように身を武器にする事も出来なければ、二人のように銃を扱う事も出来ない。それらに少しもどかしげに唸りながらも、兎に角黒い車らの内、一番手近だったもののタイヤへ飛刀を二本、投げて突き刺す。合口や点穴針に比べれば無論身幅や背は短いそれだが、深々刺されば当たり前にパンクする。そのままコントロール不能になった車が、仲間内の別の車を巻き込んで転倒したのを一瞥する間に、尾行車の殆どはイアソンによって片付いたらしい。その事にも渋っ面の皺を深めていたが、隣の彼女へ向けられた銃口の音を、エンジンや乱闘の間から的確に聞き取れば――間髪無し、躊躇無しにその方向へ最後の飛刀を放つ。風を切り裂く勢いのそれは、“女帝”や“狂犬”、他の障害物も全て針の穴でも通すようにすり抜けて、“敵”の喉を正確に貫いた。それから血を噴き出す様を、明確な殺意に開かれた瞳で見据えた後、ぐるり周りを見回せば、今己が狙った車以外が見当たらない事に気付く。「……終わりか?」物足りない、収まらないと苛立ち混じりの殺意に低め鋭く尖る声と顔付きで、二人のどちらへともつかない問い掛けを溢し )


  • No.156 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-02-04 20:40:27 


(私もです…でも私が低身長なので、その友人と並ぶとどう見ても捕まった宇宙人なんですよね…()ですよね…色々とアレなだけで有能な人ではありますし、あの行動も一応は神なりの善意から来てるみたいですし…()あーっ!!お姉様のスマイルで死人が!!お姉様!!()沼は深い……軽率に潜ると抜け出せなくなっちゃいますからね…()ワ…ワァ…(語彙力喪失)その光景見たい…凄く…見たいです…())

(イアソンはヘルメットのシールドを上げ、"忠犬"の声に「…だろうな、この車と俺のバイク以外のエンジン音は聞こえねえ」周囲へ素早く目線を配った後、そう答える。カルミアはコルト・パイソンをショルダーバッグに戻し、意地悪く細められたイアソンの目元へ手を伸ばし─優しく触れた。「急に頼んでごめんなさいね、イアソン」と微笑んでみせれば、イアソンはふん、と鼻で馬鹿にするように笑いながらヘルメットのシールドを元に戻す。彼はレザーグローブを嵌めた手でグリップを握り込み、エンジンを吹かすと─コルベットを軽々と追い越してハイウェイを突っ走って行った。その姿を見送った彼女は相変わらずね、と何処か楽しげに笑いながらハンドルを握り直し、"忠犬"の方を向いて「ありがとう、雨梅。助かったわ」と労るように微笑みつつ─その後は特に何の障害も無く、運転するコルベットはカルミア達のアジトへと到着する。入口の辺りではイアソンが先程擦れたタイヤを交換しており、その隣にはもう一台、新品の赤いバイクが鎮座していた。彼はカルミアと"忠犬"の帰還を耳聡く捉えて顔を上げ、普段通りの狡猾な笑みを浮かべてみせる。「よお、帰ってきたか…おい、犬ッコロ。このバイク、カルミアからの贈り物だってよ。」イアソンが親指で指し示した赤いそれは─イアソンのものと同じく、マフラー部分に『G.S』と会社名が刻印されているが、彼の乗っているモノよりは何処か安定感のあるどっしりとした車体をしており、乗り心地は比較的快適そうだった。イアソンはそのバイクのシートを撫で、「コイツはな、もう…世界に数えるほどしか残ってねえ『スレイプニルシリーズ』の一台だ。…ホントならオレが欲しいくらいだってのによ。」と笑って。)

  • No.157 by 雨梅  2024-02-06 01:45:49 



(/ グレイタイプのやつですね…あとあんまり身長差あると、立って話すにはちょっと首が疲れますよね…()ええ…その辺解ってる方も取り敢えずはいらっしゃるようですしね…まあ奇行はどう足掻いても奇行なんですけど…()ヴッザオリクかけなくちゃ…あっでもお姉様はそのまま微笑んでいて下さい!!どうかそのままで!!()ちょっと覗くか~のつもりで頭まで浸かってるなんて事ザラですからね、沼。まあ抜け出すつもりも当面無いんですけど()私も見たいに御座います……!取り敢えず、美人探偵君プロフは出来上がっておりますので、お次辺りに載せさせて頂いても…!?() )


( “牙”は無くともいざとなれば、“女帝”の盾にでも。苛立ちや不満に満ちる頭なれども、第一に考えるは彼女の無事。警戒を走らせる最中、“狂犬”から問いの答えが返ってくれば、「……そうか。」警戒の鋭さはまたいつもの丸こいそれに戻って、乗り出していた身をシートに収め直す。それから其処で眺める二人のやり取りに、更に羨望が上乗せされて、きゅっと目が眇められた。――低い駆動音と共に“狂犬”が去ったその後、ふと彼女の顔が此方を向いた。その微笑みに単純な自己は曲げた臍をあっという間に戻し、機嫌良く、とまではいかなくとも、最低限マイナスに傾いていた感情は拭われ、また外の景色へ津々と興味を流していく。――それから間も無く。アジトに到着した車から降り、女帝の隣に並んで歩いていった先。イアソンの呼び掛けにふっと視線を上げて指された方を見遣ったのは、一台のバイク。素人目に見ても重厚な安定を思わせる赤い車体。それが“狂犬”の言葉により“女帝”からのプレゼントだと解るや否や、みるみると表情を華やがせて、「俺の!?俺のバイク!?」文字通りに跳ね上がる程の勢いで驚喜を示し、その車体の傍へと駆け寄る。イアソンの話によれば相当に希少らしいそれの、周りを彷徨いて、エンジン部からメーターに至るまで隅々と輝く視線で観察し、そろり慎重にハンドルを撫でてみたその後。はっと“女帝”の方へと顔が向いて、「カルミア様~!あんがと~!」高揚しきって調節も利かない、肺活量一杯の礼と同時、抱き締める準備のように両手を広げながら、“女帝”の方へとまた走っていき )


  • No.158 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-02-06 12:46:27 


(分かっていただけて嬉しいです…!確かにちょっと疲れますね…()ええ…奇行なのには変わりありませんから…()エディを!!誰かエディを呼んできてください!!お姉様も面白がってスマイルしないで!!()私も色々な沼に頭まで沈んでますよ…友達から引きずり込まれたやつもありましたね…()勿論です!!私も猫被りでプライドだけはエベレスト級な若手エリートくんのプロフを作成致しますね!!)

(カルミアは飛び込んでくる"忠犬"を軽々と受け止め、その頭を撫でながら微笑んだ。「喜んでもらえて嬉しいわ。前に始末した爺さんがコレクターでね、埃を被ってたの」と言いながら彼女自身もそのバイクに触れ、イアソンに説明を促すような目線を送る。イアソンは自身のバイクの手入れを済ませた後、二人の背後に立ち─「コイツは『スレイプニルシリーズ』の、スレイプニルCR8000。オレの12000に比べりゃまだ言う事聞く方だが…まあ、コイツもとんだ暴れ馬だぜ。見た感じ大分弄られてっから、飼い慣らすのは難しいだろうな」と呟きながらも、そのマフラー部分を優しい手付きで撫でた。刻印された『G.S』の文字に触れては、なんで生産停止しちまったのかなあ、と独り言を漏らし、アジトの中へと一足先に消えていく。カルミアはその背中を見送り、バイクから手を離すと"忠犬"の方に向き直って─「ふふ、大事にしてね」と微笑み、アジトの中へと足を踏み入れた。リビングのソファの側にはミラが控えていたが、二人の姿を認めると美しい姿勢で頭を下げる。「お帰りなさいませ、カルミア様と雨梅様」カルミアはその言葉に軽く手を上げて答え、"忠犬"と共にソファに腰掛けて)

  • No.159 by 雨梅  2024-02-07 00:41:44 



(/ 背が高すぎても良いことは多くなさそうですね…まあ、それはそれとして我が子の身長とかはガンガン盛りますけど()まあ…奇行と功績でギリギリ打ち消しあって…あってますかねえ…()すいませんエディさん!これ何とかなりますかね!?ア゛ッまた死人が!!!()あるあるですね…“勧められたから”で見て思わぬ方向に沼るやつ…でも沼…心地好い…()有り難う御座います!!では載せさせて頂きますね!!性癖に走りまくってだいぶ歪んだ子ですが!!()主様のプライドエベレストな猫被りエリート刑事さんの事、大変楽しみに待たせて頂きますね!!


Name…アシュリー・ハニーウェル

Old/Height …25歳/183センチ

Looks…筋肉はそこそこ、どちらかと言えば細身で、抜けるような色白。細く柔く、ふんわり緩くウェーブの掛かったプラチナブロンドの癖毛で、胸元と目元を毛先が擽っている。大体は襟足をざっくり三つ編みかハーフアップにして、前髪を掛けた左の耳元に、細いヘアピンを装飾代わりで複数付けている事が多い。長い睫毛に隙間無く覆われた細い垂れ目に、光加減や見る角度により、紫、青、緑と表情を変えるフローライトの瞳。左目の下には泣き黒子が一つ。全体としては儚げで神秘的、それでいて甘い毒のような色香を纏う容貌の持ち主。首筋の左に赤い月下美人、右手首に蝶のタトゥー。両耳にインダストリアル、ロブ、トラガスのホールを開けて気分で付け替えている。服に拘りは無く、余程奇抜でなければ何でも着る。

Personality…気怠そうに見えて案外ノリが軽く、いつでもニコヘラ大変愛想が良い。多少芝居がかってはいるが言葉遣いも丁寧で、新規客にはきちんと“誠意ある外面”を被る。しかしその本質は、兎に角楽しい事、面白い事、気持ちいい事が最優先の享楽主義、且つ今が良ければそれで良いという刹那主義。それ故、私生活は自由奔放、気紛れの二言に尽きる。戯れに人を誑かして遊ぶし、人の誘いにも簡単に乗るが、それで他者がどうなろうと責任を取る気は更々無い、人倫をぶっ飛ばしたクズ。気を許した相手には諸々のオブラートが消え、面白半分に煽り散らかしたり、享楽明けのだらしないダメ人間ぶりを見せる事も屡々。

Others…名目上は私立探偵。蓋を開ければ何でも屋を兼ねた情報売り。容姿の良さを自覚しており、振り撒く愛想と甘さで金銭にも“情報”にも困った事は無い代わり、監禁、刃傷沙汰、ストーカー、喧嘩と修羅場にも事欠かない。ついでにそういった洒落にならないトラブルを“エンタメ”と楽しむイカれ……もとい、強メンタル具合。尚、足首やら手首やらの関節を自在に外せるし、簡単な鍵なら解錠出来る器用さもある為、閉じ込められて枷を付けられようと、余程強固な幽閉でなければ抜け出し逃げる事も可能。どうにもならない場合は、助手や“常連客”の手を借りる。あまりにも修羅場関連で警察の世話になる為、近場の警察署員らには、身元を引き取りに来る助手共々顔と名前を覚えられている。

台詞サンプル
「ようこそ、我が探偵事務所へ。ご依頼は何でしょうか、お客様。」
「一夜の花を、泡沫の蝶を、ただ一時追いかけ愛でる事の、浪漫たるや――嗚呼、此れほどの愉楽がありましょうか。」
「お~やおやまあまあ!ダーリンのようなご立派なお方が、俺みてぇな“クズ”のお手を借りたいと?それはそれはご光栄ですねえ!」
「あ゛~…うっさ………今二日酔いなんでお静かにしやがれ下さぁい……助手君、お水ぅ…」 )


( 正しく尻尾を振る犬の如し、殆ど飛びかかる形で“女帝”に抱き着いたかと思えば、撫でてくるその手に自ら頭を押し付ける。それに一旦満足した所で、彼女の指が伸びていく先を追い、自然とバイクの方へと視線が映る。同時に、イアソンから受ける説明を理解出来ているのかどうか、兎も角へえ、と一つ相槌を打ちながら、当の目線は“暴れ馬”を撫でる彼のいやに優しい手元へ物珍しげに向かっている。やがては離れていく“狂犬”を見送った次、戻った目は“女帝”と向き合う。「おう!もちろんだ!」微笑む彼女に向日葵の如く晴々とした笑顔を、胸を張って返す。それからまた上機嫌に二人アジト内に入り、「ただいま!」とミラの出迎えに明朗はきはき答えた後、“女帝”のその隣で今日一日の記憶に浸るように、賜り物の服の襟や裾を指先で弄ぶ。そのまま暫しはまったりとした時間を過ごしていたが、不意に大きな欠伸を隠しもせずに一つ。釣られて出てくる涙を瞬きで均して直ぐ、既にくらりくらりと舟を漕ぎ始めて数秒後、一際大きく“女帝”の方へと眠気を纏う頭を大きく揺らして )


  • No.160 by カルミア・フィッツジェラルド  2024-02-09 12:53:57 


(ですです!!我が子はどんどん高身長に…2m超えてる子とか余裕でいますからね…()合ってるんでしょうか…?ネタキャラっぷりで何とか…?()頑張れエディ!!何とかするんだ!!(無茶振り)死者が!!死者が出てますお姉様!!()です…浸かってしまえばもう、ね…?(圧)()ウ゛ッ゛!!!(心臓に直撃する音)好゛き゛!!!(クソデカボイス)()刑事くんのプロフィールはもう少しお待ちを…())

(カルミアはソファに腰掛け、服の裾やら襟やらを弄り回す"忠犬"を微笑ましそうに眺めていたが、ふと─彼が船を漕ぎ始めていることに気付いたらしく、「…あら、眠いの?」と声を掛ける。返答を待つ前に肩に乗って来た頭にふふ、と小さく笑みを溢した彼女は、先程から全く変わらない姿勢と表情でソファの側に控えるミラに「ごめんなさい、ミラ。毛布を持ってきて貰えるかしら。」と軽く呼び掛けた。返答の代わりに恭しくお辞儀を返したミラはその場を立ち去って暫くした後、一枚の毛布を手にソファの側へと戻ってくる。カルミアはありがとう、と微笑みつつ礼を言ってそれを受け取り、"忠犬"の上半身に掛けてやった。その後近くを通りがかったニコラは「相変わらずだねえ」と苦笑したが、打って変わってエディは─表情にこそ出さないものの、"忠犬"の頭をわしわしと乱暴に撫でて立ち去っていき)

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