着ぐるみパンダさん 2020-08-02 17:23:34 |
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>200
オズワルド
「…まだ、何か?」
(オズワルドは去ろうとする足を止め、貴方の方を振り向いて、弱々しく…しかし、優しく微笑む。穏やかな瞳が哀しげに揺れる…)
>200
アントワヌ(ありゃ…そいつは失敬、悪いことをした…(そう謝るが聞き返されああ…と言い)ああ…少し見ていたら同じ場所をぐるぐる回っていたからな。)
>199
そのまさかで、求められたのは「華々しい勝利」だ……それは今は無視する。
落とせるなら落としたいという気持ちはよく分かる、戦略上の有用さも。
【作業机の上に置かれていた資料を退かし、そこに巻き物を広げる】
【帝国と王国、両国の領土を描いた地図、そこには国境沿いを流れる巨大な河もしっかりと描かれていた】
【地図上を指して帝国領から王国首都の地点へと、ゆっくりと指を動かし始める】
「帝国領」から「王国の首都」へ至る最短距離が、ダウファール河を突っ切り王国領へ侵入するこのルートだ。
もしもこのルートをこちらの支配下に置くことが出来たなら、実質的に帝国は「敵国の首都にいつでもちょっかいをかけられる」という状態になる。
そうなればこの戦争は当然、帝国側の有利へ大いに傾く……。
【帝国領から王国首都を真っ直ぐに繋いでいた指の動きが、しかし河に差し掛かったところでピタリと止まって、そのまま地図上にバツ印を描いた】
……その間にあるのがダウファール要塞、ルート支配を目指すなら決して避けて通れない。
ついこの前、休暇の日に近くまで絵を描きに行ったんだ……これはまぁ、ボクの個人的趣味という点が大部分を占めてるけど。
直接目にして分かったのは……まず確実に「正面から正攻法でかかって落とせる様な場所じゃない」ということだった。
兵の数を集めれば良いとか、異能力者をより多く揃えれば良いとか、そういう問題じゃない。
【要塞の堅牢さもそうだが、なによりもその立地が王国にとって優位に働いている】
【王国首都への最短ルートということは、つまり王国首都「からの」最短ルートということでもある、補給路の確保や援軍の派遣も容易な筈だ】
【つまりここを正面から落とそうとするというのは、糧食の蓄えも十分で、続々と意気軒昂な援軍が送られてくる王国軍が立て籠もる巨大要塞と相対するということを意味する】
……今のを聞いて、戦わされるであろう兵士としての感想はどう?
【ため息が多分に含まれた声での問いかけだった】
>196、>200
【ウルフがヴァーシーリーに向けた昔話をヴァーシーリーとエドワードが聞いているという無茶な展開なので、無理やり合わせます!】
ーウルフサイドー
「時代のため、双子の風と数百の猿を狼は喰らい、戦争が終わったあと…………何が残ったと思う?」
(これまでにない寂しそうな目を見せながら問う)
「…………戦争が始まったようだ……。兎よ、どうする?この北の地域は恐らく安全だが……。」
ーカデルアサイドー
「私が何故お嬢に仕えるのか……。お嬢の家系『ヴァレンタイン』に、私と兄は助けられました……。百数十年前、私達は『意志をもつ者』の傭兵として、王国に味方しました……。」
(攻撃をしかけながら巨大な手裏剣を作り、空中戦を続行する)
「私は罪作りな『風』で、戦場で味方した王国の兵を、指し違いで殺してしまいました……。戦争が終結向かった頃、私達は1人の狼に出会い、兄は声を奪われ、帝国に捕らわれました……。餓狼はそこで言ったのです、『腐った枝は大木をも揺るがす』と……。」
(エドワードに対して攻撃をしかけつつ、過去を語る。騎士団に対して話すのは彼らしくないことだが、エドワードとカデルア自身を重ね合わせた結果である)
>204
ヴァーシーリー(何が…残ったの…?(寂しそうな目をしたことに気がつくと少し心配そうにしながらそう聞き返して))
ヴァーシーリー(せ、戦争…!?またなのかい…!?もしも…この森が駄目になりそうなら僕はアルミラージ達をつれて逃げるよ、シリウス君はどうするの?)耳をしゅんと項垂れさせて少し悲しそうな目をしながらそう言い
>OSORA
( 炎をその身に宿すゾンビは、敵意を強く感じた先、エドワードの方へと向かう。まるで炎を武器として用いるように、ゾンビは急な走りを見せると同時、さながら人間らしい様子で、手のひらをエドワードに向けると、火炎放射器のような炎が、エドワードを襲う )
「 すごいな。ゾンビなのにもかかわらず、走りながらという機動的な動きで、溜めを要する炎の攻撃か。これは知性を保有しているとしか考えざるをえないな 」
( 思わず感服に近い言葉を漏らしてしまった )
>205
「少し時代を見定めるために戦おう……兎よ、答え合わせは後だ。すぐ戻る……。」
(考えさせる時間にはちょうどいいと感じたようで、今回は何となく帝国側に加勢する)
「我を天狼から人にしてくれたのだ……礼を言おう……。」
>all
エメリア
「…先陣は私が切ろう。…様子見なら得意だ。」
(そう言うなりエメリアは手頃な兵士の影にずぶりと沈み、影を渡り歩いて帝国兵の影から顔だけを出して戦況を観察する。なるほど、告げられた通り敵軍はこちらの誤射に混乱しており、まだ充分な戦力が揃っていない…だが、それも時間の問題だろう。彼女は「敵が混乱しているうちに、可及的速やかに出撃の用意をすべきである」との結論を出して帝国兵の影から消え、ダウファール要塞の上になびく旗の影から姿を見せた。)
オズワルド
「…ああ…戦うしかないのですね。
(なあ、オズワルド!聞いてんのか?暴れさせろって言ってんだよ!もう勝手に出てくぞ!)
…!まだ、駄目です…!どうか、落ち着いて…!
(ふん、俺は命令は嫌いなんだ。知らないね。)」
(哀しげな瞳で嘆いていたオズワルドが急に誰かに話しかけているような独り言を呟いたかと思うと、オズワルドの体から白髪に赤い瞳の男…「another」が滲み出た。)
(はっ、匂うぜ…血の匂いだ。…俺は俺の
好きなようにやらせてもらう。いくらオズワルドの命令でも聞きたくないね。)
(「another」はオズワルドの制止する声も聞かず、太刀を構えて要塞の上からひょいと飛び降り、帝国軍に向かって真っ直ぐ突進していく。)
>207
ヴァーシーリー(シリウス君!…行っちゃった…気を付けてね…シリウスくん…(そう言うとアルミラージを呼び出し飛び乗り)アルミラージ、僕の家に連れてっておくれ、そして…戦争が始まったらしいから様子を見に行こう…(アルミラージにそう伝えながら頭を撫でるとアルミラージは少し目を細めてヴァーシーリーの家の方へ向かう))
>209
(/一応そうしようかとは思っていますが、「another」がもう勝手に突進したので帝国領での戦いでも大丈夫です)
>203
「そうだったのですね……」
そのまさかだった。難攻不落の要塞を相手取って完全勝利を収めろなどと言われれば、愚痴の一つや二つも言いたくなるはずだ。
淡い水色の瞳がステラの指を追いかける。白い指が指し示すのは、王国首都へ切り込む最短ルート。首都が頻繁に襲撃されるとあっては、国民の戦意喪失も時間の問題だろう。
故に築かれる――不滅の陣地。王女誘拐を目論む輩を撥ねつける防壁。
「無謀としか言いようがありませんね。要塞が力を失うのは、設計者の想定を遥かに上回るような戦力で攻め入られた時か、内側に敵がいた時だけ。前者は非現実的ですし、後者も一朝一夕で実現出来ることではありません」
首都近郊に陣取ろうものなら、王国の継戦能力を身をもって味わうことになる。帝国領土から離れて戦う以上、一度劣勢に追い込まれてしまえば、伸び切った補給線を断ち切られて前線の兵士達が孤立するのは想像に難くない。
「しかし避けては通れない道であることも確かなようですね。定石では天下は取れないのですから」
何にせよ入念な計画と慎重な行動が必要だ。ダウファールに目を付けていることが明るみに出れば、王国は要衝守護のために更なる強固な陣地を築いてくるかもしれない。
私に出来ることなら何でも致します――静かだが、強い意志を感じさせる声で付け加える。
>208
「待て……『鬼』め、貴様の考えは一考するが、その目は苦しそうだな……天なる狼の名の元に切り離させてもらう!」
(帝国領に向かおうとするanotherを止めるべく、「灼熱の氷」をまとって陣を作る)
「『天狼灼凍陣』!凍土に春を呼ぶのは貴様ではないようだな……。」
>213
(はっ、『天の狼』ごときに『悪魔の王』が
止められるわけねーじゃん!今の俺は、
サイコーにイイ気分なんだからさァ!)
(「another」は好戦的な笑みを浮かべて舌なめずりをしたかと思うと、更に速度を上げて貴方の展開した陣の中へと突進していく。)
>212
貴重な意見をありがとう……正面から戦っても勝算は無い、そう、そうなんだ……。
【前髪をゆっくりと弄り始めるのは、物事を考える時にする癖だ】
【何でもやるというゼクシアの言葉に、まるで感情が無さそうなステラの瞳が、書類と彼女の間をゆらゆらと行き来する】
……帝国は自分から一度始めてしまった戦いをそう簡単にはやめられない、かといって王国も今更和睦や降伏なんて考えられない……。
戦いは長期化するばかり……だから何か、何か大きな動きが必要で、その為のダウファールでもあって……。
【独り言か或いはゼクシアにも聞かせようとしているのか、そのどちらかも曖昧な声で呟きながら】
【不意にその視線がゼクシアに向いて止まった、青混じりの灰色が、静かに彼女を見つめている】
君はさっき、要塞の内側に敵を作ることは一朝一夕では不可能だと言った……それは正しい意見だ、だから敵国内に内通者をコツコツと0から作るなんてことはしない……。
……要は相手が、自ら帝国兵を要塞内に招き入れてくれれば良い。
【前髪をくるくると巻き上げながら、表情は何も変わらない】
【変わらないまま言葉を紡ぐ】
例えば「王国の鎧を身につけた負傷した女性兵」が助けを求めて来たりしたら、彼らはきっと助けようとするだろうね。
その兵を助けてからしばらくして、何故か、要塞内の武器庫や食糧庫から「火」の手が上がる。
……そればかりじゃない、火薬類は「水」でも浴びせられたのか湿気で使い物にならなくなるし、無数の投石車も突然の「雷」や「風」に壊され吹き飛ばされて滅茶苦茶になる……。
要塞全てが無力化されなくても、弱体化は免れない。
【そこまで言ってから、ステラは静かに瞼を閉じた】
……そしていつの間にか、助けた筈の女性兵がその姿を消している、それは彼女がどこかに逃げたからか、或いは……その騒ぎの中で死んでしまったからなのか。
(/いきなりですけど、軍属キャラは階級とか設定しておいた方が、上下関係とかも分かりやすくて良いのではないでしょうか!という提案をしてみます!)
>216
(/とても良い案ですね。
では、一応の階級を書いておきます。
アーサー・ヴォルド
守護騎士隊隊長
(守護騎士隊はマチルダ直属の部隊)
ノーマン・フロフィリア
王国第二部隊隊長
(第二部隊は第一部隊の後方支援型分隊)
ルイ・シュヴァルツ
守護騎士隊副隊長兼王国書記長
エメリア・ヴォルド
王国第一部隊隊長
(第一部隊は守護騎士隊の次に権力が高い))
(/あ、すいません私が言った階級は「大将」とか「中将」とか「一等、二等兵」とかのあれです……!主様のそれは階級というより「役職」と言った方が適切かなと!)
>218
(/早とちりしてしまい、申し訳ございません。
では、改めて…
アーサー・ヴォルド…大将
ノーマン・フロフィリア…大佐
ルイ・シュヴァルツ…中尉
エメリア・ヴォルド…中佐
といったところでしょうか。)
(/一応調べた限りですと……
大元帥:王様とかそのレベル、或いは特に功績のある元帥への名誉称号
元帥:軍で一番のお偉いさん、一応は複数人居ても良い(のかもしれない?)
上級大将:大将が率いている「軍」を、更に纏めて率いるくらいの人
大将:軍団を更に複数個纏めた「軍」を率いる
中将:「師団」以上の規模の「軍団」を率いる
少将:兵数が万規模の「師団」を率いる人
准将:大佐以上少将以下、結構曖昧な存在?
大佐:現場の指揮官、大、中隊を纏めた「連隊」長とかを務める
中佐:1000人くらいの「大隊」を率いることが多い
少佐:こっちは大隊より規模が小さい「中隊」を率いることが多い
大尉:「中隊」規模の指揮官で、少佐よりは格下
中尉:「中隊」を率いる時もあり、大尉よりは格下
少尉:100人満たない規模の「小隊」を指揮出来る
准尉:曹長以上少尉以下
曹長:下士官の中では最高位
軍曹:10人とかそのくらいの「分隊」規模を率いることが出来るようになるのがこの辺りから
伍長:もっと少数なら率いることが出来る
兵長:兵隊さんの最高位
上等兵:一等兵以上兵長以下
一等兵:二等兵以上上等兵以下
二等兵:いちばんこき使われる
っていう感じらしいです、あくまで目安程度に見ていただければ……!)
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