優しい地獄(〆)

優しい地獄(〆)

一見さん  2023-12-23 17:33:22 
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  • No.601 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-11 13:53:34 


〈倉木真澄〉

「……そろそろ出るかい?」
(浅い呼吸を繰り返す五条の世話も、彼と同じようにしてやった後─呼吸が整うのを待ってそう問い掛ける。自身は情事の残り香を流し切り、すっきりしたのでバスルームを出ても構わないのだが─さて、問題は二人が許可してくれるかどうか。じっと様子を窺っていると、少しは落ち着いてきた五条が独占するかのように体を密着させて、ぎゅう、と強く抱き着いてきたかと思えば─「…ん。お風呂出たら、一緒にご飯食べようね。」と何処かぼやけたような発音で呟いて笑いながら、猫が甘えるように頬を擦り寄せてきた。水分を含んでぺたりとした白い髪を優しく撫でながら─はいはい、と返事を返し、軽く身体を抱き締め返す。これで恐らく、五条の了承は取れたのだろうが─彼はどうだろうか。彼の様子を窺い、「…傑も一緒に食べるだろう?」返答など問うまでも無く分かり切っていたが、一応は問い掛けてみた。)

──

〈五条悟〉

「…ん、そうしようぜ。」
(五条は彼女の言葉に頷き、椅子を引いて席を立った。彼女が立ち上がる前に手を差し出し、繋げと言わんばかりに軽く揺らす。)

  • No.602 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-11 15:22:53 



夏油傑
「あぁ、勿論一緒に食べるよ。」
(落ち着きを取り戻してきた頃、五条も情事を終え浅い呼吸を繰り返している。五条の呼吸が整ってきた頃出るかと倉木が問い掛けた。返事を返そうとするよりも五条の方が先に抱きつき了承した。倉木から問い掛けられては上記のように返事をしては此方も倉木に抱きつき擦り寄って。)



白雪咲桜
「!…うん、行こっか。」
(五条が頷き立ち上がる様子を見れば此方も立ち上がろうとしたところ、顔を上げると己の前に手を差し出し揺らしている。繋げということだろうかと思えば笑みを浮かべ五条の手に手を乗せ握って立ち上がると会計を済ませてお店を出る。)


  • No.603 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-11 16:35:27 


〈倉木真澄〉

「…分かったよ、じゃあ出ようか。」
(抱き着いて擦り寄ってくる彼らを宥めるように、頭を優しく撫でて─二人の腰を抱き寄せながらバスルームを出た。自身の髪を乾かすついでに彼らの髪も乾かしてやり、仕上げにバスタオルで髪に残った水分を軽く拭き取る。脱衣所に脱ぎ捨ててあった彼らの服を爪先で引き寄せて拾い集め、大きな子供の世話でもするようにその服を着せてやった。─恐らくこういう、他者を放っておけずに世話を焼いてしまう所が人間をダメにし、依存される原因なのだろうが─倉木自身はそれに気付いた様子は微塵も無く、きちんと服を着せた二人の額へと軽く唇を落とす。最後に自分の服を着て─「…じゃあ、行こうか?」と問い掛ければ、五条は返事の代わりに心底蕩けた表情で笑ってぎゅう、と抱き着いてきた。仕方無いなあ、と子供を相手取るように微笑みながらその頭を撫でてやり、彼のことも優しく抱き寄せながら─脱衣所ではあるものの、存分に甘やかす。)

──

〈五条悟〉

「…」
(五条は手を繋がれると─そうだ、と言わんばかりに頷いた。店を出た後暫く歩き、「…この後どうする?」と彼女に問い掛ける。)

  • No.604 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-11 19:24:36 



夏油傑
「真澄、ご飯は何食べたい?」
(擦り寄って倉木と五条と共に脱衣所に向かう。倉木が世話を焼いてくれされるがままじっとしていればあっという間に袈裟を着ていた。こうして世話を焼いて甘やかしてくれる所が依存してしまうのだろうなと思いながらも、これからは自身と五条にだけ世話を焼いてくれれば良い。そのため倉木には何も告げず擦り寄り甘える。そして奥さんらしく上記のように訊ねてみる。何か食べたい物を用意させることも出来るし、何か作りたいというのなら調理スペースもある。倉木の反応を窺って。)



白雪咲桜
「どうしよっか…悟は行きたい所ある?」
(手を繋いだのは合っていたようで頷いた五条に笑みを浮かべた。店を出て暫く歩いていると彼から問い掛けられる。何処かあるかなと思案しながら五条にも訊ねてみて。)


  • No.605 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-11 20:33:08 


〈倉木真澄〉

「…そうだね…あまり食に拘りは無いんだけど、」
(彼からの問い掛けに少し口籠り、首を捻る。実際のところ、自由気ままな"猟犬"として生活している時には─自炊こそしていたが、食事など兎に角腹が満たせれば何でも構わなかった。だが、まあ─今でもそれなりのものは作れるだろう。「…うん。僕が作るよ、座っててくれ。」二人をダイニングの椅子に座らせ、目に入った調理スペースに足を踏み入れた。奥の方にある冷蔵庫を開ければ、それなりに材料もある。─これなら適当に何か作れるだろうと思い、フライパンに材料をぶち込んで炒めた。少しの時間を置いた後─少々我流ではあったが─炒飯と麻婆豆腐、後は適当に汁物を付けた中華を作り、二人の前へ置く。五条は眼の前に置かれた料理に目を見開き、「…これ、真澄が作ったの?」と問い掛けてきた。返事の代わりに頷いてやれば、五条は礼儀正しく手を合わせて箸を取る。口に料理を運んだ途端、表情が一気に明るくなる。美味しい、と笑う五条に釣られて自身の口元も緩み、「…ん、我流だけどね。」と答えながら─彼の反応を伺った。)

──

〈五条悟〉

「…んー……あ、映画観ようぜ。」
(五条は店を出て暫く歩き、ふと目に入った映画館を指差す。ちょうど今話題作を放映しているらしく、取り敢えず見てみるか─と思ってそう言った。)

  • No.606 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-11 22:05:23 



夏油傑
「…真澄、料理上手だね。美味しいよ。」
(倉木が作ると言い座っているように言われる。座って待っていれば良い香りがしてきた。すると出来上がったようでテーブルに料理が並べられた。店で出されていても遜色が無いような出来の料理達に五条と共に驚く。そして手を合わせ箸を手に取れば料理を口に運ぶ。味もとても美味しくて顔を綻ばせた。そして五条に続いて笑みを浮かべ上記のように告げる。そして倉木の傍に寄ると「美味しい料理のお礼に食べさせてあげるよ。」と告げては、箸で料理を掬い「はい、あーん。」と倉木の口元に料理を運んで。)



白雪咲桜
「うん、いいね。そうしようか。」
(五条の提案に指差した映画館に目を向ける。笑みを浮かべ頷き上記のように告げては映画館の中に入って。チケット売り場に並ぶと今公開されている映画が表示されている電光掲示板を眺めて。)


  • No.607 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-11 22:52:10 


〈倉木真澄〉

「……はは、ありがとう。」
(どうやら気に入ってもらえたようで、美味しい、と微笑む彼の笑顔をじっと見つめ返した。頬杖をついて彼らの食べる姿を眺めていたが、ふと─彼から箸で摘んだ料理を口に運ばれる。大人しく口を開いて口に含み、飲み込んでやっていると─その様子を見たらしい五条も対抗するかのように箸で料理を摘み、自身の口元へと持ってきた。それも抵抗せずに食べ、口の中で味付けを確認する。─少々ナンプラーを入れ過ぎた気がするが、まあ久しぶりにしては美味い方だろう。そう評価して自身の料理を飲み込み、自身の分を食べながらも─彼らから口元へ運ばれてくる料理を大人しく飲み込んでいく。暫くそうしている内に料理の乗った皿は空になり、まとめてキッチンの食器洗浄機に叩き込んだ。機械の駆動音を背中で聞き、彼らの待つダイニングに戻ってきては─まだまだ甘え足りないらしい二人を甘やかしつつ、携帯で今の時間を確認する。もう外が暗くなり始める時間帯であり、ここ数日彼らの下ですっかり平和**した身体は─呑気に眠気を告げてきていた。その衝動に任せて小さな欠伸を一つ、気付いたらしい五条が「真澄~、一緒に寝る?」と問い掛けてくる。少し考えた後、にこやかに微笑んで返答を返しておいた。)
「……ん、そうだね。もうそろそろ…寝ようかな。」

──

〈五条悟〉

「……チケット買うから、着いてこい。」
(五条はチケットを販売する機械の操作が分からないのか、彼女の手を引いてチケット売り場に並ぶ。見たこともない機械に四苦八苦しているようで、心なしか表情も渋かった。)

  • No.608 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-12 00:15:53 



夏油傑
「それじゃあ寝室に向かおうか。」
(倉木の口元に箸で摘んだ料理を運ぶと食べてくれた。その様子に微笑んでいると、対抗した五条が食べさせている。此方もそれに負けじと食べさせる。それを繰り返しながら自身も食べていては全て綺麗に完食して。食休みしていては片付けを終えた倉木が戻ってきた。甘えるように擦り寄れば甘やかしてくれる。甘やかされながらゆっくり過ごしていては倉木が欠伸をした。その様子に気付いた五条は一緒に寝るかと問い掛ける。それに倉木は同意した。その様子に己も一緒に寝るという意味を込めて倉木に擦り寄る。そして、上記のように声を掛けて。)



白雪咲桜
「あ…うん、分かった。」
(五条からの言葉に頷き手を引かれチケット売り場に並ぶ。順番が来て機械を操作する五条だが四苦八苦しており、渋い表情を浮かべている。もしかして初めてなのだろうか。御三家である五条ならその可能性が高い。四苦八苦している姿が可愛くて思わずクスッと笑みを浮かべながらも、五条に近寄ると説明しながら操作して無事にチケットを購入して。購入を終え歩きながら「悟、チケット買うの初めてだったの?」と訊ねてみて。)


  • No.609 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-12 08:13:50 


〈倉木真澄〉

「……勿論。」
(一緒に寝る旨の返事を返し、更に擦り寄ってくる彼の頭を優しく撫でてやりながら、ダイニングから足を踏み出す。部屋の前で─何方に入るか少々迷いはしたものの、眠い、と自覚した途端に襲って来た眠気には逆らえず─手近にあった方、自身の部屋の扉を開けた。そのまま彼らを連れてベッドに飛び込み、普段寝るときのように─上の服をぽい、とその辺りに脱ぎ捨てる。─基本的には白く滑らかな肌なのだが、時折古傷の引っ掛かる"猟犬"の身体。五条はその素肌に頬を擦り寄せ、労るような手付きで古傷を撫でた。それが擽ったいのか、倉木は小さく笑いながら五条の頭を撫で─「…もう痛みは無いから、大丈夫だよ。」と心配への感謝を述べつつ、愚図る子供を寝かしつけるように─彼らの上半身を優しく叩いてやる。ついでに彼らが手を伸ばすより早く、五条の目隠しと彼の髪ゴムを外してやり、手の届く場所へと置いた。─倉木自身も相当眠い筈だが、彼らが眠るのを見届けるかのようにふわり、と優しく微笑んでいる。)

──

〈五条悟〉

「…いっつもチケットだけ渡されてたんだよ。」
(五条は彼女の言葉に不貞腐れたような様子で頷き、そう答える。─昔から、映画を観たいと言えば既に購入されたチケットだけを渡され、お付きの人間やら何やらと観に行かされていた。こうして誰かとチケットを買うことなど初めてらしく、心做しか「だから、買うのはお前とが初めて。」と呟く声は楽しそうである。)

  • No.610 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-12 10:09:28 



夏油傑
「おやすみ…真澄。」
(倉木と五条の部屋に入ると、ベッドに向かう。上の服を脱ぎ捨て寝転がった倉木の隣に擦り寄るように寝転がる。古傷を撫でる五条にもう痛みはないと寝かし付けるように上半身を優しく叩かれる。自身も眠い筈なのに寝かし付けようとしている倉木に愛しさを感じては頬を撫で唇に軽く口付けしては微笑み挨拶をして。こんな穏やかな気持ちで眠るのなんて何時ぶりだろうか、と思いながらゆっくりと目を閉じ顔を倉木の身体に擦り寄るようにして倉木の匂いを感じながら眠りについて。)



白雪咲桜
「そっか…嬉しい…。」
(どうやら予想していた通りチケットを買うのは初めてらしい。恋愛に関しては五条は経験があるし初めてでは無いのは他の女性にヤキモチを妬いてしまうくらい複雑な気持ちだったが、こういうちょったしたことではあるが五条の初めてを共に出来て嬉しく思い笑みを浮かべて。そしてポップコーンやドリンクなど販売している一角を見つけると「何か買う?」と訊ねて。)


  • No.611 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-12 10:30:48 


〈倉木真澄〉

「…おやすみ。」
(お返し、と言わんばかりに─彼の額へ軽く唇を落としてやり、彼らが寝入ったのを見届ける。それと同時にくあ、と大きな欠伸が一つ、半ば意識を失うようにして─青灰色の瞳を静かに閉じた。─普段ならば見る悪夢も、心の底に閉じ込められたかのように、その欠片すら見えない─驚く程静かな微睡みに身を任せ、彼らの心地好い体温に包まれながら─意識を手放す。─そして翌朝。「……ん、」倉木の長い睫毛が僅かに震え、ゆっくりと瞳が開く─視界の端に、自身の瞳と同じ色をしたタンザナイトがきらりと光るのが見えた。サイドテーブルの携帯に手を伸ばし、時間を確認する。普段の癖で随分と早朝に起きてしまったらしく、両隣で眠る彼らは─まだ穏やかな寝息を立てていた。ベッドから降りて朝食を作りたいところだが、それで彼らを起こしてしまうのも忍びない─仕方無しに気配を消してベッドから降り、音を立てぬように服を着てキッチンへと向かった。人数分のコーヒーを淹れ、五条の分には水面が茶色くなる程にミルクとシュガーを足しておく。そして次にベーコンと卵、チーズを挟んだハイカロリーなトーストを焼いた。凝り固まった体を伸ばしながら─トーストが焼けるのを待つ。)

──

〈五条悟〉

「……コーラ。」
(五条は何やら嬉しそうな彼女の様子に機嫌を良くしたのか、普段は見せない優しげな笑みを浮かべていた。彼女の問い掛けに答える声も、心做しか弾んでいる。)

  • No.612 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-12 12:36:43 



夏油傑
「ん…。」
(額へ唇を落とされれば満足して擦り寄りながら眠りについた。ぐっすりと眠る事が出来て、カーテンから射す光で目を覚ます。隣を見ると倉木が居なくなっており五条はまだ寝ている。倉木が居ないことに子供のように不安を覚えるも、香ばしい香りに朝食を作っているのかと思えば五条を起こさないように部屋を出てキッチンへ向かう。トーストを焼けるのを待つ倉木の姿に安堵しては甘えるように背後から抱きつくと「…おはよう、真澄。」と肩辺りに擦り寄りながら挨拶して。)



白雪咲桜
「分かった、買ってくるね。」
(心做しか弾んでいる声に笑みを浮かべつつ、上記のように告げると五条に待っててもらい買いに向かう。列に並ぶとすぐに順番が来て注文する。五条の言っていたコーラと自身の飲むりんごジュースを頼む。ふとメニューを見ればポップコーンの新商品としてチョコレート味のポップコーンがあった。五条が気に入りそうだと思えばそれも注文して。五条の元に戻ろうと五条が居た場所を見るがいない。辺りを見回すと見つけた。向かおうと足を踏み出すが、綺麗な女性と居り何やら距離が近い。ナンパされたのだろうか?胸がモヤモヤするのを感じ向かおうとする足を止めて。)


  • No.613 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-12 13:44:50 


〈倉木真澄〉

「…ああ、ごめん。起こしたかな?」
(一番凝り固まった背筋をぐっ、と伸ばした辺りで─背後から誰かに抱き着かれた。一瞬だけ身体が硬直して身構えるが、次いで聞こえてきた声に警戒を解く。─どうやら、不安にさせてしまったらしい。甘ったれた様子で抱き着いてくる彼の頭を撫でてやり、優しく微笑んだ所で─パンが焼けたのを知らせる軽快な音、そして─親を見つけた子供のように、自身の方へと勢い良く走り寄ってくる五条の足音が同時に響いた。トーストを取り出そうとした手首を強く掴まれたかと思えば、横から抱き着いてきた五条に─「真澄、僕のこと…一人にしないで…」と、潤んだ瞳と半泣きの声で強請られる。─この男達のこんな姿を見られるのは自分だけだ、と思うと─悪い気はしない。今にも泣き出しそうな五条の額へ唇を落として宥めてやり、焼けたトーストの乗った皿とコーヒーをダイニングテーブルに置いた。「…少し、早く起きすぎてね…起こすのもどうかと思ったから、先に朝ご飯を作ってたんだよ。」拗ねた表情の五条にそう弁明し、コーヒーを一口啜る。それで納得してくれたのか、小さく頷いた五条もコーヒーを啜った。)

──

〈五条悟〉

「……しつけえって。」
(柱に凭れ掛かって彼女を待っていると、急に知らない女が話しかけてきた。適当にあしらっていたが、どうにも鬱陶しくて眉を顰める。)

  • No.614 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-12 16:03:54 



夏油傑
「真澄のことになると、少しでもそばにいないと不安になるみたいだ。」
(甘えるように背後から抱きついて声を掛けると、頭を撫でてくれ微笑んでくれる様子に笑みを返し上記のように告げる。そうしているとパンが焼けた音と五条が足音が響いてきた。五条も不安になったようで抱きついている。倉木が弁明すると五条も納得したようでコーヒーを啜っている。その様子に己もコーヒーを啜って落ち着いた後、トーストを口に運ぶ。美味しさに顔を綻ばせれば「真澄、美味しいよ。」と感想を伝えて。)



白雪咲桜
「…悟。」
(足を止めてしまったが五条を助けないとと背後から近寄る。すると、女性が無理矢理五条の腕を組んでいる様子で五条は嫌がっている。胸がモヤモヤとするが五条を助けないとという一心で勇気を出して背後から五条の背中の制服を摘み声を掛けた。すると五条が返事するよりも早く女性が此方を向けば“私が目付けた男なんだから横取りすんな!”と五条の背中の制服を摘んでいた手を叩かれる。其の痛みに「…痛っ…。」とパッと手を離すと目に涙を浮かべて。)


  • No.615 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-12 16:54:45 


〈倉木真澄〉

「…はは、それなら良かった。」
(彼らの食べる姿を静かに眺め、顔を綻ばせる彼に釣られて微笑みながら─その頭を優しく撫でてやった。兎に角カロリーを摂ることを優先したトーストを齧り、再びコーヒーをずっ、と啜る。良く見れば、彼の髪は解けたままで─少し前まで使っていた黒い髪ゴムをポケットから取り出し、自席を立って彼の後ろへ回り、艷やかな黒髪を一塊掬い上げ─軽く団子に纏めた。残りの髪は適当にアレンジしてハーフアップにしてやり、玲の髪を時々弄る程度にしては思ったより上手い出来栄えに─我ながら頷いて感心する。少しの間自身が整えた彼の髪を見ていたが─再び自席に戻り、少し冷めてしまったトーストを一口齧った。「…ん、確かに…」と小さく呟きながら、彼らと自身の食べ終わった皿を手早く片付ける。濡れた手をタオルで拭き、彼らの元に戻れば─先程抱き着けなかったらしい五条がぎゅう、と抱き着いてきた。「真澄…今日、お仕事無いよね?」一緒に居たい、と拗ねたような声で零す五条の頭を撫でてやり、携帯で新着メールを確認する。"狩り"の指示を受ける用の捨てアドには一件だけ『重要』と銘打ったメールが来ていた。内容を見ると、老害共が自身を処分する為の"掃除屋"─まあ、その掃除屋は玲なので心配はないだろうが─を送り込んだらしい。一応玲にメールを送ると、『安心しろ、馬鹿。大好きな弟のこと絞め殺す姉ちゃんが何処に居るんだよ。代わりに、んな事命令した爺さんのこと絞め殺してやるから安心しな』と─玲らしい内容の返信が返ってきた。軽く笑って携帯を閉じ、大人しく待ってくれていた彼らを甘やかしてやる。)
「…"狩り"の予定は無いよ。─傍に居るから、安心して?」

──

〈五条悟〉

「……おい、」
(空気が冷え切り、五条の額に青筋が浮かぶ。彼女の手を叩いた女の腕を掴み、低くドスの利いた声で威嚇した。「…今お前、何した?」と嫌悪感を剥き出しにした声で─唸るように問い掛ける。)

  • No.616 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-12 18:32:42 



夏油傑
「ずっと傍に居て甘やかしてくれ。」
(トーストを食べ進めていれば倉木が髪を結ってくれる。そのままされるがままでいると出来上がったようで席に戻っていった。鏡がないため分からないが、髪に触れてみる。いつもと違うアレンジになっている。倉木に「上手いね、毎日して貰おうかな。」と告げて。今までなら菜々子と美々子がやりたいとかって出てくれていたが、これからは倉木にお願いしようと思い。食べ終わった食器を片付け戻ってきた倉木に五条は抱きつきながら一緒に居たいと言っている。倉木は仕事がないか確認しているようで携帯を操作している。大人しく待っていては特に予定は無いようで傍に居ると言った。その様子に微笑めば上記のように告げて倉木に擦り寄って。)



白雪咲桜
「悟…。」
(白雪は五条の背中の制服を摘み名前を呼びながら、不安げに成り行きを見守っていて。女性は五条の雰囲気が変わり威嚇してくる様子に怯むも“あ、あの女が悪いのよ!私が狙ってた男横取りしようとするから!”と自身が横取りしようとしているのにその様なことを言っており。)


  • No.617 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-12 19:40:55 


〈倉木真澄〉

「…ん、いいよ…君が望むなら、何でもしてあげる。」
(甘やかせ、やら毎日髪を結え、やらと様々に強請っては自身に擦り寄ってくる彼の我儘を全て肯定し、子供を相手にするかのように優しく微笑み─底無しに甘く蕩かすような声色で答えてやった。艷やかな髪の指通りを楽しむように手櫛で彼の髪を梳き、暫しの間ダイニングで寛いでいたが─ふと、今日彼の仕事は無いのかと思い至る。「…傑。仕事は良いのかい?」と声を掛け、ズルい、と呟いて抱き着く力を強くする五条の頭を撫でてやりつつ─小さく首を傾げてみせた。彼の様子を見た五条は「真澄~、もっと撫でてよ。」と甘えるように腕に縋り付き、撫でろと言わんばかりに頭をぐり、と腕に擦り付けてくる。人懐こい犬のような五条をはいはい、と軽くあしらいながら─強請られるがままにその頭を撫でつつ、彼から返ってくるであろう回答を静かに待った。)

──

〈五条悟〉

「……とっとと行けよ。さもないと、」
(五条は低い声と不機嫌な表情のまま─「…容赦しねえぞ」と威嚇した後に女の腕を勢い良く離し、苛立ったような様子で彼女の方を振り向いた。「…大丈夫かよ?」と問い掛け、手を握る。)

  • No.618 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-12 21:06:38 



夏油傑
「新婚だからね。休暇だよ。」
(倉木に強請ると全て受け入れてくれ甘やかしてくれた。髪を梳かされては心地好くされるがまま寛いでいては倉木から仕事は良いのかと問い掛けられた。一応暫く休む事は伝えている。再開する時は連絡すると菅田には伝えていた。大義のために始めた事ではあるが、今の想い人の倉木が居て親友である五条が居るこの2人と過ごすことがとても幸せで、あの不味いだけの呪霊玉を毎日のように飲み込む必要があるのかと思い始めている。その答えを見付けるためにも今は休みたい。微笑めば上記のように告げる。)



白雪咲桜
「うん、少し赤くなっただけだから大丈夫だよ。」
(女性は五条の圧に怯み怖がれば腕を離されれば逃げて行った。女性が居なくなったことに安堵していると五条から手を握られ問い掛けられる。それにこくりと頷けば、五条に握られている手の甲が赤くなっているのをちらと見ては心配されないように笑みを見せて大丈夫だと答える。)


  • No.619 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-12 22:02:17 


〈倉木真澄〉

「そう…なら良いんだけど。」
(彼の返答を聞き、折角セットした髪を崩さないように気を遣いながら─優しく彼の頭を撫でてやる。仕事の邪魔はしたくないからね、と続け、二人を抱き締めながら天井を見上げた。─昔から好かれる人種と何も変わらない筈なのに、彼らと居ると玲と居る時のように心穏やかで─それどころか、幸せですらある。自身とは無縁だと思っていた"平凡な幸せ"というのは、これなのかもしれない─とそんなことをぼんやり考えつつ、彼らの左手薬指に輝く指輪に目を落とした。「…はは、参ったな…君達が可愛すぎて、何でも許してしまいそうだよ。」と彼らに言い聞かせるように呟けば、五条は一層機嫌を良くして擦り寄ってくる。じっ、と空色の瞳で見上げてきた後─「僕も。…殺されてもいいくらいには─真澄のこと、ホントに大好きだよ。」五条は冗談めかしてはいるものの、何処か真実味を帯びた声色で微笑んでみせた。素直に感情を口に出したご褒美、と言う訳では無いが─片手でその顎を掴み、甘やかすように唇を重ねてやる。唇の隙間から従順に差し出される舌と自身の舌を絡め、時折歯で軽く噛み付いたりしてやれば─五条の表情はあっという間に蕩け、唇を離すと続きを強請るように手を伸ばしてきた。─先程から─新着メールの通知が、携帯から延々と鳴り響いている。十中八九、老害共からのお怒りのメールが届いているのだろうが─老害共からの気が滅入る様なメールを見るよりも、目前の愛しい妻達と過ごす時間の方が大切に決まっている。しつこく振動する携帯の電源を片手で落とし、すっかり放置してしまった彼を手招くように─指先を軽く動かした。おいで、と口の動きだけで告げ、見せ付けるように自身の唇を舐める。)

──

〈五条悟〉

「…ホントに大丈夫かよ…」
(五条は先程とは打って変わり、彼女の手を軽く擦りながら心配そうな声を上げる。「…帰ったら硝子に見てもらえよな。」と声を掛けたところで上映時間が近付いてきたらしく、出来るだけ力を込めないように彼女の手を握りながら─スクリーンへと向かった。)

  • No.620 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-12 23:40:49 



夏油傑
「真澄、愛してるよ。」
(休暇だと伝えると頭を撫で仕事の邪魔はしたくないと言い抱き締められた。仕事の事も理解してくれている。本当に良い旦那だ。倉木は可愛すぎて何でも許してしまいそうだと言う。その言葉に嬉しく思っていては五条が殺されても良いくらいには大好きだと言うと2人は唇を重ねている。その様子に己にもして欲しいと思っていてはメールの着信が鳴り響く携帯の電源を落とした倉木から手招かれおいでと口の動きだけで告げ唇を舐めている。それを見ては倉木に抱きつき上記のように想いを告げ、続けて「私にもキスしてくれ…」と強請るように述べて。)



白雪咲桜
「ありがとう。うん、そうする。」
(心配させないようにと思っていたが心配させてしまった。少し手に痛みはあるが家入に見せたらきっと大丈夫だと思いお礼を告げそうすることを言う。どうやら上映時間が近づいてきていたようで手を引かれスクリーンに向かう。席に向かい座ると、痛みを誤魔化すようにいつもの様子で「悟が好きそうなのあったから買ってきたよ。チョコ味のポップコーンだって。」と笑みを浮かべポップコーンを見せて。)


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